JPH11261915A - 複数台のav機器を連結するためのif回路に特徴を有するav機器 - Google Patents

複数台のav機器を連結するためのif回路に特徴を有するav機器

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JPH11261915A
JPH11261915A JP6365098A JP6365098A JPH11261915A JP H11261915 A JPH11261915 A JP H11261915A JP 6365098 A JP6365098 A JP 6365098A JP 6365098 A JP6365098 A JP 6365098A JP H11261915 A JPH11261915 A JP H11261915A
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sin
uin
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイやスピーカ等の機器を共用する
形態で、AV機器の増設・撤去・配置換え等を画一的で
簡単な接続規則に従って自由に行えるようにする。 【解決手段】 各AV機器に、装置制御部12、映像合
成回路13および論理判断プロセッサ15からなるIF
回路11を設ける。映像合成回路13には上流側に連結
するAV機器からのAV信号と当該AV機器によって生
成される映像信号が入力される。映像合成回路13は論
理判断プロセッサ15により制御される。論理判断プロ
セッサ15は上流側および下流側に連結するAV機器か
らのステータス信号と当該AV機器が生成するステータ
ス信号に応じて映像合成回路13から出力するAV信号
を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数台のAV
(Audio Visual)機器を連結するためのIF(InterFac
e )回路に特徴を有するAV機器に関し、特に複数台の
AV機器で同一のディスプレイ、スピーカ等を共用する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客ニーズの多様化に伴って、最近のカ
ラオケ店におけるカラオケルームにはカラオケ装置だけ
でなく、ビデオゲーム装置やCSディジタル多チャンネ
ル放送用のIRD装置(Integrated Receiver Decorde
r)といったカラオケ装置以外の娯楽を提供するAV機
器が設置されることが多くなってきている。
【0003】ところで、これらのAV機器は狭いカラオ
ケルーム等のスペースを有効に利用できるように、AV
セレクタ等の切換装置を介して複数台のAV機器で同じ
ディスプレイ装置やスピーカ装置を共用する構成になっ
ていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、AVセ
レクタ等の切換装置は、性質の異なるAV機器をスムー
ズに制御する必要があるため一般に複雑なセッティング
作業をしなくてはならず、特にAV機器の増設・撤去・
配置換え時においてはこのセッティングに多くの手間が
かかっていた。また、切換装置に予め用意されている接
続ポート数を超える台数のAV機器を設置する場合に
は、新たに切換装置を増設する必要があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ディスプレイやスピーカ等
の機器を共用する形態で、AV機器の増設・撤去・配置
換え等を画一的で簡単な接続規則に従って自由に行える
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明における請求項1に係る発明は、複数台のA
V(Audio Visual)機器を連結するためのIF(InterF
ace )回路に特徴を有するAV機器であって、次の
(1)〜(7)の各要件を備えることとする。
【0007】(1)IF回路は装置制御部、論理判断プ
ロセッサ、AV信号制御回路からなる。
【0008】(2)装置制御部は当該AV機器の動作を
制御する機能と、利用者が当該AV機器に設けられた操
作パネル等の入力装置に対して所定の操作を行うことに
より発生する利用リクエスト信号を検知する機能とを備
える。AV信号制御回路は論理判断プロセッサにより制
御され、入力される2つのAV信号を適宜切り換えて一
方のAV信号を出力する機能を備える。
【0009】(3)AV信号制御回路には上流からのA
V信号AVin、当該AV機器が生成するAV信号AVs
が入力され、AV信号AVout を下流へ出力する。論理
判断プロセッサには上流側ステータス信号Uin、下流側
ステータス信号Din、装置制御部からのステータス信号
Sinが入力され、装置制御部へ向けたステータス信号S
out 、上流へ向けたステータス信号Uout 、下流へ向け
たステータス信号Doutを出力する。
【0010】(4)各AV機器は稼働状態、休止状態の
いずれかの状態をとり、Uin、Din、Uout 、Dout に
は稼動状態にあるAV機器の存在有無を示す稼動状態信
号[P]が含まれる。稼動状態信号[P]は、《有》も
しくは《無》の状態をとる。
【0011】(5)論理判断プロセッサは、Uin、Di
n、Sinの[P]に応じて以下の(イ)〜(ハ)の処理
を行う。 (イ)Uin、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はDout の[P]を《有》とし、Uin、Sinのいずれの
[P]も《無》の場合にはDout の[P]を《無》とす
る。 (ロ)Din、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はUout の[P]を《有》とし、Din、Sinのいずれの
[P]も《無》の場合にはUout の[P]を《無》とす
る。 (ハ)Uin、Dinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はSout の[P]を《有》とし、Uin、Dinのいずれの
[P]も《無》の場合にはSout の[P]を《無》にす
る。
【0012】(6)論理判断プロセッサはAV信号制御
回路に対し以下の(ニ)〜(ホ)の制御を行う。 (ニ)Uinの[P]が《有》の場合にはAVinをAVou
t として出力する。 (ホ)Sinの[P]が《有》の場合にはAVs をAVou
t として出力する。
【0013】(7)装置制御部は利用リクエストを検知
した場合、以下の(ヘ)〜(ト)の処理を行う。 (へ)Sout の[P]が《無》であれば利用リクエスト
を受け付けて当該AV機器を稼働状態とし、Sinの
[P]を《有》とする。 (ト)当該AV機器が休止状態になった場合にはSinの
[P]を《無》にする。
【0014】また、本発明の請求項2に係る発明は、複
数台のAV機器を連結するためのIF(InterFace )回
路に特徴を有するAV機器であって、次の(1)〜
(8)の各要件を備えることとする。
【0015】(1)IF回路は装置制御部、論理判断プ
ロセッサ、映像合成回路からなる。
【0016】(2)装置制御部は当該AV機器の動作を
制御する機能と、利用者が当該AV機器に設けられた操
作パネル等の入力装置に対して所定の操作を行うことに
より発生する利用リクエスト信号を検知する機能とを備
える。映像合成回路は論理判断プロセッサにより制御さ
れる。
【0017】(3)映像合成回路には上流からのAV信
号AVin、当該AV機器が生成するAV信号AVs が入
力され、AV信号AVout を下流へ出力する。論理判断
プロセッサには上流側ステータス信号Uin、下流側ステ
ータス信号Din、装置制御部からのステータス信号Sin
が入力され、装置制御部へ向けたステータス信号Sou
t、上流へ向けたステータス信号Uout 、下流へ向けた
ステータス信号Dout を出力する。
【0018】(4)映像合成回路はAVinとAVs とを
合成しその信号をAVout として出力する。合成に際し
2つのAV信号はそれぞれメインチャンネルとサブチャ
ンネルに割り振られる。
【0019】(5)各AV機器は稼働状態、待機状態、
休止状態のいずれかの状態をとり、Uin、Din、Uout
、Dout 、Sin、Sout には待機状態にあるAV機器
の存在有無を示す待機状態信号[S]と、稼動状態にあ
るAV機器の存在有無を示す稼動状態信号[P]とが含
まれる。待機状態信号[S]および稼動状態信号[P]
は、《有》もしくは《無》の状態をとる。
【0020】(6)論理判断プロセッサは、Uin、Di
n、Sinの待機状態信号[S]および稼動状態信号
[P]に応じて以下の(イ)〜(へ)の処理を行う。 (イ)Uin、Sinのいずれかの[S]が《有》の場合に
はDout の[S]を《有》とする。 (ロ)Din、Sinのいずれかの[S]が《有》の場合に
はUout の[S]を《有》とする。 (ハ)Uin、Dinのいずれかの[S]が《有》の場合に
はSout の[S]を《有》とする。 (ニ)Uin、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はDout の[P]を《有》とする。 (ホ)Din、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はUout の[P]を《有》とする。 (へ)Uin、Dinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はSout の[P]を《有》とする。
【0021】(7)論理判断プロセッサは映像合成回路
を以下の(ト)〜(ル)のように制御する。 (ト)Sinの[S]および[P]が共に《無》であり、
かつ、Uinの[S]もしくは[P]が《有》であればA
VinをAVout とする。 (チ)Sinの[S]が《有》であり、かつ、Uinの
[P]が《無》の場合にはAVs をAVout とする。 (リ)Sinの[S]が《有》であり、かつ、Uinの
[P]が《有》の場合には、AVinをメインチャンネ
ル、AVs をサブチャンネルとして合成し、これをAV
out とする。 (ヌ)Sinの[P]が《有》であり、かつ、Uinの
[S]が《無》の場合にはAVs をAVout とする。 (ル)Sinの[P]が《有》であり、かつ、Uinの
[S]が《有》の場合には、AVs をメインチャンネ
ル、AVinをサブチャンネルとして合成し、これをAV
out とする。
【0022】(8)装置制御部は利用リクエスト信号を
検知した際に以下の(ヲ)〜(ヨ)の処理を行う。 (ヲ)当該AV機器が待機状態(Sinの[S]が
《有》)または稼動状態(Sinの[P]が《有》)であ
れば利用リクエストを受け付けない。 (ワ)Sout の[S]が《無》、かつ、Sout の[P]
が《無》であれば利用リクエストを受け付けて当該AV
機器を待機状態とし、Sinの[S]を《有》にする。続
いて当該AV機器を稼動状態とし、Sinの[P]を
《有》にし、Sinの[S]を《無》にする。 (カ)Sout の[S]が《無》、かつ、Sout の[P]
が《有》であれば利用リクエストを受け付けて当該AV
機器を待機状態とし、Sinの[S]を《有》にする。S
out の[P]が《無》に変わった段階で当該AV機器を
稼動状態とし、Sinの[P]を《有》にし、Sinの
[S]を《無》にする。 (ヨ)当該AV機器が休止状態になった場合にはSinの
[P]を《無》にする。
【0023】ここで、前記映像合成回路によるAV信号
の合成は、例えばPinP(Picture in Picture)回路
を用いて行うこととする(請求項3)。
【0024】また、前記各ステータス信号の入出力イン
タフェースとしては、例えば、RS−232C規格を用
いる(請求項4)。
【0025】さらにまた、前記AV機器が課金装置を備
える場合には、この課金装置に貨幣やプリペイドカー
ド、ICカード等が投入されることによって前記利用リ
クエスト信号が発生するようにしてもよい(請求項
5)。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき詳
細に説明する。図1に示すように、ディスプレイ&スピ
ーカシステム3にカラオケ装置5、ビデオゲーム装置
7、DVD装置8、IRD装置9の4つのAV機器を連
結している。各AV機器は、ディスプレイ&スピーカシ
ステム3を共用する。尚、以下の説明では上流側および
下流側という表現を用いるが、上流側とはある特定のA
V機器に着目した場合に前述したディスプレイ&スピー
カシステム3から遠い側のことを指すものとし、下流側
とはディスプレイ&スピーカシステム3に近い側を指す
ものとする。例えば、この実施例において、ビデオゲー
ム装置7に着目してこの表現を用いると、カラオケ装置
5はビデオゲーム装置7の下流側に接続しているという
ことになり、また、DVD装置8やIRD装置9はビデ
オゲーム装置7の上流側に接続しているということにな
る。
【0027】===各機器の概略構成=== 次に各機器の概略構成について述べる。
【0028】<ディスプレイ&スピーカシステム>ディ
スプレイ&スピーカシステム3は、AV信号の入力端子
を備え、AV端子に入力される映像信号を映像再生回路
によりブラウン管上に写し出すディスプレイと、AV端
子に入力される音声信号をオーディオアンプ回路を介し
て出力するスピーカとによって基本構成される。ディス
プレイ&スピーカシステム3は外部から入力されるAV
信号を再生する。
【0029】<カラオケ装置>カラオケ装置5は、装置
全体を統括制御するCPU・RAM・ROM・ハードデ
ィスク装置等を中心とするコンピュータと、カラオケ演
奏に用いる背景映像等を再生するレーザディスク装置等
による背景映像再生部と、楽曲データを再生する音声再
生部と、利用者による指示を受け付ける操作パネルによ
り基本構成される。カラオケ装置5は、背景映像再生部
と音声再生部により再生されたAV信号を外部に出力す
る。
【0030】<ビデオゲーム装置>ビデオゲーム装置7
は、装置全体を統括制御するCPU・ROM・RAM・
ビデオRAM等を中心とするコンピュータと、効果音・
ゲーム音楽等を生成するサウンドジェネレータと、ゲー
ムコントローラ等の操作入力部と、操作入力部を制御す
る操作制御部等によって基本構成される。ビデオゲーム
装置7は、ゲームの進行に伴って生成されるゲーム映像
と音声とをAV信号として外部に出力する。
【0031】<DVD装置>DVD装置8は着脱可能な
DVD−ROM装着部を備えるDVD−ROMの再生装
置であって、DVD−ROMに記録されているAV信号
を再生して外部に出力する。
【0032】<IRD装置>IRD装置9はパラボラア
ンテナがとらえたディジタル放送番組を受信・再生して
そのAV信号を外部に出力する。
【0033】===各機器における信号の入出力=== 各機器の入出力端子には次のような信号が入出力する。
【0034】<ディスプレイ&スピーカシステム>ディ
スプレイ&スピーカシステム3にはカラオケ装置5のA
V出力信号が入力する。
【0035】<カラオケ装置>カラオケ装置5には、ビ
デオゲーム装置7のAV出力信号および上流側ステータ
ス信号が入力する。
【0036】<ビデオゲーム装置>ビデオゲーム装置7
には、カラオケ装置5の下流側ステータス信号と、DV
D装置8のAV出力信号および上流側ステータス信号が
入力する。
【0037】<DVD装置>DVD装置8には、ビデオ
ゲーム装置7の下流側ステータス信号と、IRD装置9
のAV出力信号および上流側ステータス信号が入力す
る。
【0038】<IRD装置>IRD装置9にはDVD装
置8の下流側ステータス信号が入力する。
【0039】===各AV機器の動作=== <稼動状態、待機状態、休止状態>各AV機器は稼働状
態、待機状態、休止状態の3つの状態をとる。 稼動状態…AV機器が実際に演奏や再生、ゲームプレイ
等を進行させている状態である。 待機状態…AV機器が稼働状態に備えて待機している状
態であり、稼動状態にある機器の演奏が終了する等、所
定の条件が整うと待機状態にあるAV機器は稼働状態へ
と移行する。 休止状態…装置が待機状態でも稼動状態でもない状態で
ある。
【0040】<動作例>図2はこの構成による各AV機
器の動作例(s1〜s9)を示したものである。尚、図
2において特にAV機器の状態が記載されていない場合
は、そのAV機器が休止状態であることを意味する。
【0041】s1、s2 s1はカラオケ装置5が待機状態で、他の機器が休止状
態である場合である。ディスプレイにはカラオケ装置5
の曲名やアーティスト名等が記載されたカラオケタイト
ル画面が表示されている。利用者によって演奏開始のリ
クエスト操作が行われるとカラオケ装置5は稼動状態と
なり(s2)、ディスプレイにはカラオケ装置5から送
られてくる歌詞テロップや背景映像など映像が表示さ
れ、スピーカからはカラオケ装置5から送られてくる伴
奏音楽が流れる。演奏が終了するとカラオケ装置5は休
止状態に移行する。
【0042】s3、s4 s3においてはカラオケ装置5が稼動状態、ビデオゲー
ム装置7が待機状態となっている。ディスプレイにはカ
ラオケ装置5から送られてくる歌詞テロップや背景映像
など映像を親画面、ビデオゲーム装置7から送られてく
るゲームタイトル画面を子画面として合成した映像が表
示される。スピーカからはカラオケ装置5から送られて
くる伴奏音楽が流れる。ビデオゲーム装置7はカラオケ
装置5の演奏が終了すれば稼動状態s4に移行する。ゲ
ームプレイが終了すればビデオゲーム装置7は休止状態
に移行する。
【0043】s5、s6 s5においては、ビデオゲーム装置7が稼動状態、カラ
オケ装置5が待機状態となっている。ディスプレイには
ビデオゲーム装置7から送られてくるゲーム映像を親画
面、カラオケ装置5から送られてくるカラオケタイトル
画面を子画面とした映像が表示される。スピーカからは
ビデオゲーム装置7から送られてくるゲーム効果音やゲ
ーム音楽が流れる。ゲームプレイが終了すればビデオゲ
ーム装置7は休止状態へと移行し(s6)、カラオケタ
イトル画面が親画面として表示された状態になる。利用
者によって演奏開始のリクエスト操作が行われるとカラ
オケ装置5は稼動状態に移行する。
【0044】s7、s8 s7においては、カラオケ装置5が稼動状態、DVD装
置8が待機状態となっている。ディスプレイにはカラオ
ケ装置5から送られてくる歌詞テロップや背景映像など
映像を親画面、DVD装置8から送られてくるプロモー
ションビデオなどのタイトル画面を子画面とした映像が
表示され、カラオケ装置5から送られてくる伴奏音楽が
流れる。カラオケ装置5の演奏が終了するとカラオケ装
置5は休止状態になり、DVD装置8は直ちに稼動状態
に移行する(s8)。
【0045】s9 s9においては、IRD装置9のみが稼動状態となって
いる。ディスプレイおよびスピーカはIRD装置9から
送られてくる映像および音声を再生する。
【0046】===IF回路の構成=== 以上に説明した各AV機器の動作は各AV機器に内蔵さ
れているIF(InterFace )回路11によって実現され
る。図3はIF回路の概略ブロック構成図である。図3
に示すように、IF回路は、装置制御部12、PinP
(Picture in Picture)回路13および論理判断プロセ
ッサ15からなる。
【0047】<装置制御部>装置制御部12は当該AV
機器の動作制御を行う。また、利用者が当該AV機器に
設けられた操作パネル等の入力装置に対して所定の操作
を行うことにより発生するリクエスト信号を検知する。
装置制御部12には次の信号が入出力する。 Sin…論理判断プロセッサへ向けたステータス信号 Sout …論理判断プロセッサからのステータス信号 <論理判断プロセッサ>論理判断プロセッサ15には次
のステータス信号が入出力する。 Sout …装置制御部に向けたステータス信号 Sin…装置制御部からのステータス信号 Uin…上流側AV機器からのステータス信号 Uout …上流側AV機器に向けたステータス信号 Din…下流側AV機器からのステータス信号 Dout …下流側AV機器に向けたステータス信号 ここで、これらのステータス信号には待機中のAV機器
の存在有無を示す待機状態信号[S]と、稼動中の機器
の存在有無を示す稼動状態信号[P]とが含まれてい
る。待機状態信号[S]および稼動状態信号[P]は、
《有》もしくは《無》の状態をとる。
【0048】<PinP回路>PinP回路13には次
のAV信号が入出力する。 AVs …当該AV機器が生成するAV信号 AVin…上流側AV機器からのAV信号 AVout …下流側AV機器もしくはディスプレイ&スピ
ーカシステムへ向けたAV信号 PinP回路13はAVinとAVs とを合成しその信号
をAVout として出力する。PinP回路13は合成に
際し、2つのAV信号をそれぞれメインチャンネルとサ
ブチャンネルに割り振る。メインチャンネルのAV信号
は前述した親画面の映像信号となり、サブチャンネルの
AV信号は前述した子画面の映像信号となる。PinP
回路13はAVout の音声信号としてメインチャンネル
のAV信号に含まれる音声信号を採用する。PinP回
路13は制御バスを介して論理判断プロセッサ15によ
って制御される。
【0049】===IF回路の動作=== ここでは、IF回路の動作につき説明する。表1に以下
に説明する(イ)〜(ル)のIF回路の動作をまとめて
ある。但し、この表では前述した《有》の状態を
「1」、《無》の状態を「0」と表記している。
【0050】
【表1】
【0051】<論理判断プロセッサ>論理判断プロセッ
サ15は、Uin、Din、Sinの[S]および[P]の状
態に応じて次の(イ)〜(へ)の処理を行う。 (イ)Uin、Sinのいずれかの[S]が《有》の場合に
はDout の[S]を《有》にする(a,d,h,j,
k,l,n)。 (ロ)Din、Sinのいずれかの[S]が《有》の場合に
はUout の[S]を《有》にする(e,f,i,j,
k,l,o)。 (ハ)Uin、Dinのいずれかの[S]が《有》の場合に
はSout の[S]を《有》にする(b,d,e,f,
h,i,n、o)。 (ニ)Uin、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はDout の[P]を《有》にする(c,d,f,k,
m,n,o)。 (ホ)Din、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はUout の[P]を《有》にする(g,h,i,l,
m,n,o)。 (へ)Uin、Dinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はSout の[P]を《有》にする(c,d,f,g,
h,i,k,l)。
【0052】<論理判断プロセッサによるPinP回路
の制御>論理判断プロセッサはPinP回路を制御して
次の(ト)〜(ル)の処理を行う。 (ト)Sinの[S]および[P]が共に《無》であり、
かつ、Uinの[S]もしくは[P]が《有》であればA
VinをAVout とする(b,c,d,f,h)。
【0053】(チ)Sinの[S]が《有》であり、か
つ、Uinの[P]が《無》の場合にはAVs をAVout
とする(j,l)。 (リ)Sinの[S]が《有》であり、かつ、Uinの
[P]が《有》の場合には、AVinをメインチャンネ
ル、AVs をサブチャンネルとして合成し、これをAV
out とする(k)。 (ヌ)Sinの[P]が《有》であり、かつ、Uinの
[S]が《無》の場合にはAVs をAVout とする
(m,o)。 (ル)Sinの[P]が《有》であり、かつ、Uinの
[S]が《有》の場合には、AVs をメインチャンネ
ル、AVinをサブチャンネルとして合成し、これをAV
out とする(n)。
【0054】<利用リクエスト信号を検知した場合の装
置制御部の処理>利用リクエスト信号を検知した場合、
装置制御部は以下の(ヲ)〜(ヨ)の処理を行う。 (ヲ)当該AV機器が待機状態(Sinの[S]が
《有》)または稼動状態(Sinの[P]が《有》)であ
れば利用リクエストを受け付けない。 (ワ)Sout の[S]が《無》、かつ、Sout の[P]
が《無》であれば(a)利用リクエストを受け付けて当
該AV機器を待機状態とし、Sinの[S]を《有》にす
る(j)。タイトル表示のための所定の時間が経過した
後、またはカラオケ演奏スタート操作など利用者による
稼動開始操作に応じて当該AV機器を稼動状態とし、S
inの[P]を《有》にし、Sinの[S]を《無》にする
(m)。 (カ)Sout の[S]が《無》、かつ、Sout の[P]
が《有》であれば(c,g)利用リクエストを受け付け
て当該AV機器を待機状態とし、Sinの[S]を《有》
にする(k,l)。Sout の[P]が《無》に変わった
段階(j)で当該AV機器を稼動状態とし、Sinの
[P]を《有》にし、Sinの[S]を《無》にする
(m)。 (ヨ)当該AV機器が休止状態になった場合にはSinの
[P]を《無》にする。
【0055】===論理判断プロセッサの回路例=== 図4は、前述した論理判断プロセッサによる待機状態信
号[S]および稼働状態信号[P]の入出力制御を行う
回路の一例である。この例では待機状態信号[S]の入
出力制御を行う回路と稼働状態信号[P]の入出力制御
を行う回路とがOR回路を用いた2ビットパラレルで構
成されている。また、図5は各AV機器が連結された状
態におけるこの回路の1ビット分の接続状態を示してい
る。
【0056】===AV機器の増設=== ところで、新たにAV機器を増設する場合には、最上流
に位置するAV機器、すなわち本実施例においてはIR
D装置9に、新たに増設しようとするAV機器のAV出
力を入力し、また、IRD装置9に、新たに増設しよう
とするAV機器の下流側ステータス信号出力端子を入力
すればよく、この手順により何台でもAV機器を接続す
ることができる。
【0057】===その他の応用=== <PinP回路を用いない構成>待機状態を用意する必
要がない場合には、入力される2つのAV信号を適宜切
り換えて一方のAV信号を出力することができるAV信
号制御回路を前述したPinP回路の代わりに用いても
よい。この場合には、例えば次の(1)〜(7)の要件
を備えた構成とする。
【0058】(1)IF回路は装置制御部、論理判断プ
ロセッサ、AV信号制御回路により構成される。
【0059】(2)装置制御部は当該AV機器の動作を
制御し、利用者が当該AV機器に設けられた操作パネル
等の入力装置に対して所定の操作を行うことにより発生
する利用リクエスト信号を検知する。AV信号制御回路
は論理判断プロセッサにより制御される。
【0060】(3)AV信号制御回路には上流からのA
V信号AVinおよび当該AV機器が生成するAV信号A
Vs を入力され、下流へAVout を出力する。論理判断
プロセッサには上流側ステータス信号Uin、下流側ステ
ータス信号Din、装置制御部からのステータス信号Sin
が入力され、装置制御部へ向けたステータス信号Sou
t、上流へ向けたステータス信号Uout 、下流へ向けた
ステータス信号Dout を出力する。
【0061】(4)Uin、Din、Uout 、Dout には稼
動状態信号[P]が含まれる。稼動状態信号[P]は、
《有》もしくは《無》の状態をとる。
【0062】(5)論理判断プロセッサは、Uin、Di
n、Sinの[P]に応じて以下の(イ)〜(ハ)の処理
を行う。 (イ)Uin、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はDout の[P]を《有》とし(b,d)、Uin、Sin
のいずれの[P]も《無》の場合にはDoutの[P]を
《無》とする(a,c)。 (ロ)Din、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はUout の[P]を《有》とし(c,d)、Din、Sin
のいずれの[P]も《無》の場合にはUoutの[P]を
《無》とする(a,b)。 (ハ)Uin、Dinのいずれかの[P]が《有》の場合に
はSout の[P]を《有》とし(b,c)、Uin、Din
のいずれの[P]も《無》の場合にはSoutの[P]を
《無》にする(a,d)。
【0063】(6)論理判断プロセッサはAV信号制御
回路に対し以下の(ニ)〜(ホ)の制御を行う。 (ニ)Uinの[P]が《有》の場合には、AVinをAV
out として出力する(b)。(ホ)Sinの[P]が
《有》の場合にはAVs をAVout として出力する
(d)。
【0064】(7)装置制御部は利用リクエストを検知
した場合、以下の(ヘ)〜(ト)の処理を行う。 (へ)Sout の[P]が《無》であれば(a)利用リク
エストを受け付けて当該AV機器を稼働状態とし、Sin
の[P]を《有》とする(d)。 (ト)当該AV機器が休止状態になった場合にはSinの
[P]を《無》にする。
【0065】表2は以上に説明した(イ)〜(ト)の処
理をまとめたものである。ただし、この表では前述した
《有》の状態を「1」、《無》の状態を「0」と表記し
ている。
【0066】
【表2】
【0067】<BGV(BackGround Video)機能>とこ
ろで、IRD装置のように一旦稼動状態にするとAV信
号を連続的に出力し続けるタイプのAV機器では、他の
AV機器が一台も稼動していない場合にディスプレイ&
スピーカシステムにAV信号を出力するBGV(BackGr
ound Video)提供機器として活用することができる。な
お、この場合には例えばIRD装置のIF回路に、Sou
t の稼動状態信号[P]および待機状態信号[S]を常
に監視し、[P]と[S]がいずれも《無》であれば休
止状態から一気に稼動状態に切り換え、Sout の待機状
態信号[S]をさらに監視し続け、他のAV機器のいず
れかが待機状態になれば直ちに休止状態に切り換えるよ
うにする機能を設ければよい。
【0068】<複数のAV機器に対して同時に利用リク
エストがあった場合の処置>ところで、例えば待機中の
AV機器が存在しないときに、2台のAV機器が同時に
利用リクエストを検知したとする。この場合には、2台
とも待機状態に切り換わってしまう恐れがある。これを
回避する方法として例えば、待機状態へ移行するプロセ
スにおいて、IF回路は、まずステータス信号を待機状
態に切り換え、適度な時間差をあけて下流側のステータ
ス信号であるDinの待機状態信号[S]を調べる。この
時点で下流側に同時に待機状態になったAV機器がない
ことを確認した上で装置制御部は当該AV機器への利用
リクエストを受け付け、待機状態に移行する。もしも下
流側に待機状態のAV機器があれば、当該AV機器に対
する利用リクエストは受け付けない。これで、下流側を
優先にした回避処置がとれる。
【0069】<複数台のAV機器が同時に待機状態にな
れるようにする方法>待機状態信号[S]の数を[S
1]、[S2]…のように複数個に拡張すれば、2台以
上のAV機器が同時に待機状態になれるようにすること
ができる。この場合、利用リクエストがある度に[S
1]、[S2]…の状態を順に《有》にしていき、[S
1]の機器が稼働状態に移行した段階で、[S2]−>
[S1]、[S3]−>[S2]のように各待機状態信
号の状態を順にシフトするようにする。尚、この場合、
ディスプレイには稼働状態[P]にあるAV機器による
映像と、待機状態にある全てのAV機器の映像を同時に
表示してもよいが、これでは画面が見にくくなるので同
時に表示する映像を限定し、表示パネル等に待機状態に
あるAV機器の台数や待機順等を表示するようにしても
よい。
【0070】<課金装置による利用リクエスト>課金装
置を備えるAV機器であれば、この課金装置に対して利
用料金の支払いがあった場合に前述した利用リクエスト
信号が発生するようにしてもよい。但し、前述した実施
例のように稼働状態および待機状態にあるAV機器が1
台しか存在できない場合には、課金装置に貨幣の不当飲
み込みなどの不具合が生じないように各AV機器の稼動
状態および待機状態に応じて貨幣の投入を許可したり禁
止したりする機構を設ける必要がある。
【0071】<ステータス信号の入出力インタフェース
>前述した実施例におけるステータス信号の入出力イン
タフェースはRS−232Cのようなシリアル伝送によ
るものであってもよいし、また、セントロニクス規格の
ようなパラレル規格のものであってもよく、各AV機器
の性質等を考慮して最適なものを選択すればよい。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、従来のようにAVセレ
クタ等を用意して複雑なセッティング作業をすることな
く同一のディスプレイ&スピーカシステムを共用する形
態で複数台のAV機器を連結することができる。しか
も、IF回路により接続規則が画一化されるのでAV機
器の増設、撤去、配置換え等における作業は従来に比べ
て格段に省力化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による各機器を連結した状態
を説明する図である。
【図2】本発明の一実施例による各機器の動作例を説明
する図である。
【図3】本発明の一実施例によるIF回路の概略ブロッ
ク構成図である。
【図4】本発明の一実施例による論理判断プロセッサに
よる待機状態信号[S]および稼働状態信号[P]の入
出力制御を行う回路の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による各AV機器が連結され
た状態における図5に示す回路の1ビット分の接続状態
を示す図である。
【符号の説明】
3 ディスプレイ&スピーカシステム 5 カラオケ装置 7 ビデオゲーム装置 8 DVD装置 9 IRD装置 11 IF回路 12 装置制御部 13 映像合成回路 15 論理判断プロセッサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のAV(Audio Visual)機器を連
    結するためのIF(InterFace )回路に特徴を有するA
    V機器であって、次の(1)〜(7)の各要件を備え
    る。 (1)IF回路は装置制御部、論理判断プロセッサ、A
    V信号制御回路からなる。 (2)装置制御部は当該AV機器の動作を制御する機能
    と、利用者が当該AV機器に設けられた操作パネル等の
    入力装置に対して所定の操作を行うことにより発生する
    利用リクエスト信号を検知する機能とを備える。AV信
    号制御回路は論理判断プロセッサにより制御され、入力
    される2つのAV信号を適宜切り換えて一方のAV信号
    を出力する機能を備える。 (3)AV信号制御回路には上流からのAV信号AVi
    n、当該AV機器が生成するAV信号AVs が入力さ
    れ、AV信号AVout を下流へ出力する。論理判断プロ
    セッサには上流側ステータス信号Uin、下流側ステータ
    ス信号Din、装置制御部からのステータス信号Sinが入
    力され、装置制御部へ向けたステータス信号Sout 、上
    流へ向けたステータス信号Uout 、下流へ向けたステー
    タス信号Doutを出力する。 (4)各AV機器は稼働状態、休止状態のいずれかの状
    態をとり、Uin、Din、Uout 、Dout には稼動状態に
    あるAV機器の存在有無を示す稼動状態信号[P]が含
    まれる。稼動状態信号[P]は、《有》もしくは《無》
    の状態をとる。 (5)論理判断プロセッサは、Uin、Din、Sinの
    [P]に応じて以下の(イ)〜(ハ)の処理を行う。 (イ)Uin、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
    はDout の[P]を《有》とし、Uin、Sinのいずれの
    [P]も《無》の場合にはDout の[P]を《無》とす
    る。 (ロ)Din、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
    はUout の[P]を《有》とし、Din、Sinのいずれの
    [P]も《無》の場合にはUout の[P]を《無》とす
    る。 (ハ)Uin、Dinのいずれかの[P]が《有》の場合に
    はSout の[P]を《有》とし、Uin、Dinのいずれの
    [P]も《無》の場合にはSout の[P]を《無》にす
    る。 (6)論理判断プロセッサはAV信号制御回路に対し以
    下の(ニ)〜(ホ)の制御を行う。 (ニ)Uinの[P]が《有》の場合にはAVinをAVou
    t として出力する。 (ホ)Sinの[P]が《有》の場合にはAVs をAVou
    t として出力する。 (7)装置制御部は利用リクエストを検知した場合、以
    下の(ヘ)〜(ト)の処理を行う。 (へ)Sout の[P]が《無》であれば利用リクエスト
    を受け付けて当該AV機器を稼働状態とし、Sinの
    [P]を《有》とする。 (ト)当該AV機器が休止状態になった場合にはSinの
    [P]を《無》にする。
  2. 【請求項2】 複数台のAV機器を連結するためのIF
    (InterFace )回路に特徴を有するAV機器であって、
    次の(1)〜(8)の各要件を備える。 (1)IF回路は装置制御部、論理判断プロセッサ、映
    像合成回路からなる。 (2)装置制御部は当該AV機器の動作を制御する機能
    と、利用者が当該AV機器に設けられた操作パネル等の
    入力装置に対して所定の操作を行うことにより発生する
    利用リクエスト信号を検知する機能とを備える。映像合
    成回路は論理判断プロセッサにより制御される。 (3)映像合成回路には上流からのAV信号AVin、当
    該AV機器が生成するAV信号AVs が入力され、AV
    信号AVout を下流へ出力する。論理判断プロセッサに
    は上流側ステータス信号Uin、下流側ステータス信号D
    in、装置制御部からのステータス信号Sinが入力され、
    装置制御部へ向けたステータス信号Sout、上流へ向け
    たステータス信号Uout 、下流へ向けたステータス信号
    Dout を出力する。 (4)映像合成回路はAVinとAVs とを合成しその信
    号をAVout として出力する。合成に際し2つのAV信
    号はそれぞれメインチャンネルとサブチャンネルに割り
    振られる。 (5)各AV機器は稼働状態、待機状態、休止状態のい
    ずれかの状態をとり、Uin、Din、Uout 、Dout 、S
    in、Sout には待機状態にあるAV機器の存在有無を示
    す待機状態信号[S]と、稼動状態にあるAV機器の存
    在有無を示す稼動状態信号[P]とが含まれる。待機状
    態信号[S]および稼動状態信号[P]は、《有》もし
    くは《無》の状態をとる。 (6)論理判断プロセッサは、Uin、Din、Sinの待機
    状態信号[S]および稼動状態信号[P]に応じて以下
    の(イ)〜(へ)の処理を行う。 (イ)Uin、Sinのいずれかの[S]が《有》の場合に
    はDout の[S]を《有》とする。 (ロ)Din、Sinのいずれかの[S]が《有》の場合に
    はUout の[S]を《有》とする。 (ハ)Uin、Dinのいずれかの[S]が《有》の場合に
    はSout の[S]を《有》とする。 (ニ)Uin、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
    はDout の[P]を《有》とする。 (ホ)Din、Sinのいずれかの[P]が《有》の場合に
    はUout の[P]を《有》とする。 (へ)Uin、Dinのいずれかの[P]が《有》の場合に
    はSout の[P]を《有》とする。 (7)論理判断プロセッサは映像合成回路を以下の
    (ト)〜(ル)のように制御する。 (ト)Sinの[S]および[P]が共に《無》であり、
    かつ、Uinの[S]もしくは[P]が《有》であればA
    VinをAVout とする。 (チ)Sinの[S]が《有》であり、かつ、Uinの
    [P]が《無》の場合にはAVs をAVout とする。 (リ)Sinの[S]が《有》であり、かつ、Uinの
    [P]が《有》の場合には、AVinをメインチャンネ
    ル、AVs をサブチャンネルとして合成し、これをAV
    out とする。 (ヌ)Sinの[P]が《有》であり、かつ、Uinの
    [S]が《無》の場合にはAVs をAVout とする。 (ル)Sinの[P]が《有》であり、かつ、Uinの
    [S]が《有》の場合には、AVs をメインチャンネ
    ル、AVinをサブチャンネルとして合成し、これをAV
    out とする。 (8)装置制御部は利用リクエスト信号を検知した際に
    以下の(ヲ)〜(ヨ)の処理を行う。 (ヲ)当該AV機器が待機状態(Sinの[S]が
    《有》)または稼動状態(Sinの[P]が《有》)であ
    れば利用リクエストを受け付けない。 (ワ)Sout の[S]が《無》、かつ、Sout の[P]
    が《無》であれば利用リクエストを受け付けて当該AV
    機器を待機状態とし、Sinの[S]を《有》にする。続
    いて当該AV機器を稼動状態とし、Sinの[P]を
    《有》にし、Sinの[S]を《無》にする。 (カ)Sout の[S]が《無》、かつ、Sout の[P]
    が《有》であれば利用リクエストを受け付けて当該AV
    機器を待機状態とし、Sinの[S]を《有》にする。S
    out の[P]が《無》に変わった段階で当該AV機器を
    稼動状態とし、Sinの[P]を《有》にし、Sinの
    [S]を《無》にする。 (ヨ)当該AV機器が休止状態になった場合にはSinの
    [P]を《無》にする。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記映像合成回路に
    よるAV信号の合成がPinP(Picture in Picture)
    回路を用いて行われることを特徴とする複数台のAV機
    器を連結するためのIF回路に特徴を有するAV機器。
  4. 【請求項4】 前記各ステータス信号の入出力インタフ
    ェースがRS−232C規格であることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載の複数台のAV機器を連
    結するためのIF回路に特徴を有するAV機器。
  5. 【請求項5】 前記AV機器が課金装置を備える場合で
    あって、前記利用リクエスト信号が、この課金装置に対
    して貨幣やプリペイドカード、ICカード等が投入され
    た場合に発生するようにしてなることを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の複数台のAV機器を連結
    するためのIF回路に特徴を有するAV機器。
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