JPH11261695A - 電気通信設備の役務提供条件設定装置、電気通信設備の役務提供条件設定方法、および電気通信設備の役務提供条件設定プログラム記録媒体 - Google Patents

電気通信設備の役務提供条件設定装置、電気通信設備の役務提供条件設定方法、および電気通信設備の役務提供条件設定プログラム記録媒体

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JPH11261695A
JPH11261695A JP10059711A JP5971198A JPH11261695A JP H11261695 A JPH11261695 A JP H11261695A JP 10059711 A JP10059711 A JP 10059711A JP 5971198 A JP5971198 A JP 5971198A JP H11261695 A JPH11261695 A JP H11261695A
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JP
Japan
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telecommunications
setting
facility
protocol
specifying
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JP10059711A
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English (en)
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Yuichi Negishi
裕一 根岸
Mikiro Ando
幹郎 安藤
Kazuhiko Moutou
和彦 毛藤
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NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Communicationware Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気通信設備に依存せずに容易に契約者に
対する役務提供条件を設定できるようにする。 【解決手段】 各電気通信設備A、B、C、D…と端末
2との間に緩衝装置1を設けている。オペレータは、端
末2を用いて、緩衝装置1のプロトコルP1に従って、
役務提供条件を設定すべき契約者の契約者番号および役
務提供条件を設定すればよい。緩衝装置1は、入力され
た契約者番号および役務提供条件から役務設定条件を設
定すべき電気通信設備を特定する。そして、特定された
電気通信設備に特有のプロトコルに変換して、特定され
た電気通信設備の特性に応じた最適な処理条件で契約者
番号および役務提供条件の設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気通信事業の
契約者に対する役務提供条件設定を、電気通信設備に依
存せずに設定可能な電気通信設備の役務提供条件設定装
置、電気通信設備の役務提供条件設定方法、および電気
通信設備の役務提供条件設定プログラム記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気通信事業においては、各契約者に対
して各種役務を個別に提供するため、契約者固有の役務
提供条件に関する情報を電気通信設備に収容している。
そして契約者に対する役務提供条件を電気通信設備に設
定する場合は、オペレータが電気通信設備に接続されて
いる端末から所定の指示命令を入力することにより行わ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電気通信事業
においては、同種、あるいは種類の異なる複数の電気通
信設備が用いられている場合がある。特定の契約者の役
務提供条件は複数の電気通信設備の中のいずれかの電気
通信設備に収容されているので、ある契約者について役
務提供条件を設定しようとするときは、その契約者の情
報が収容されている電気通信設備に対して処理を行わな
くてはならない。このような場合に、まず当該役務設定
条件を設定すべき電気通信設備をオペレータの判断によ
って特定しなければならなかった。また、一人の契約者
に関する役務提供条件が、必ずしも一つの電気通信設備
に収容されているとは限らない。例えば、固定網、移動
網それぞれに電気通信設備を有し、それぞれに同一の契
約者が収容されている場合は、どちらの電気通信設備に
対しても役務提供条件を設定しなくてはならない。さら
に、複数の電気通信設備の種類がそれぞれ異なる場合
は、電気通信設備によって役務条件設定のために必要な
パラメータを入力する順番等の設定作業の手順であるプ
ロトコルが異なるので、オペレータは電気通信設備毎の
プロトコルに精通する必要があった。また、応答速度や
最大多重度等の特性が電気通信設備の種類に応じて異な
るため、効率的に設定作業を行うためには、オペレータ
は各電気通信設備の特性を勘案して作業を行う必要があ
った。
【0004】このように、従来は、契約者に対する役務
提供条件を設定するためには、オペレータには高度な知
識が必要とされた。また、電気通信設備に対する役務条
件設定方法は、電気通信設備の設備構成やその他の営業
上の秘密事項と密接に関係している場合が多い。一の電
気通信事業者が、他の電気通信事業者に電気通信設備を
利活用してもらう場合は、電気通信設備の設備構成やそ
の他の営業上の秘密事項を情報開示する必要があるた
め、異なる電気通信事業者間の電気通信設備利用が促進
されず、通信産業界において重複設備の投資を招いてい
た。
【0005】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであり、電気通信設備に依存せずに容易に
契約者に対する役務提供条件を設定でき、電気通信設備
の有効利用を図ることができる電気通信設備の役務提供
条件設定装置、電気通信設備の役務提供条件設定方法、
および電気通信設備の役務提供条件設定プログラム記録
媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、契約者端末に対して電
気通信役務を提供する複数の電気通信設備に対して、そ
れぞれ役務提供条件を設定することができる電気通信設
備の役務提供条件設定装置において、契約者を特定する
契約者番号と設定すべき電気通信設備との対応、および
各電気通信設備の特有のプロトコルを示す情報を記憶す
る記憶手段と、前記契約者番号および役務提供条件を示
す設定情報を入力する設定情報入力手段と、前記設定情
報入力手段によって入力された契約者番号と前記記憶手
段に記憶された情報とに基づいて、前記役務提供条件を
設定すべき電気通信設備および特有のプロトコルを特定
する電気通信設備特定手段と、前記設定情報入力手段に
よって入力された設定情報を、前記電気通信設備特定手
段によって特定された電気通信設備の特有のプロトコル
に変換するプロトコル変換手段と、前記プロトコル変換
手段によって変換されたプロトコルに従って、前記電気
通信設備特定手段によって特定された電気通信設備に対
して設定処理を行う設定手段とを具備することを特徴と
する。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記記憶手段は、各電気通信設備の
特性をさらに記憶し、前記電気通信設備特定手段は、前
記役務提供条件を設定すべき電気通信設備の特性を特定
し、前記設定手段は、前記特定された電気通信設備の特
性に応じて最適な条件で設定することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、契約者端末
に対して電気通信役務を提供する複数の電気通信設備に
対して役務提供条件を設定することができる電気通信設
備の役務提供条件設定方法において、契約者を特定する
契約者番号および役務提供条件を示す設定情報を入力す
る設定情報入力段階と、前記設定情報力段階において入
力された契約者番号と、契約者番号と設定すべき電気通
信設備との対応を示す予め記憶された情報とに基づい
て、前記役務提供条件を設定すべき電気通信設備を特定
する電気通信設備特定段階と、前記電気通信設備特定段
階によって特定された電気通信設備の特有のプロトコル
を、各電気通信設備の特有のプロトコルを示す予め記憶
された情報に基づいて特定するプロトコル特定段階と、
前記設定情報入力段階において入力された設定情報を、
前記プロトコル特定段階において特定された電気通信設
備の特有のプロトコルに変換するプロトコル変換段階
と、前記プロトコル変換段階において変換されたプロト
コルに従って、前記電気通信設備特定段階において特定
された電気通信設備に対して設定処理を行う設定段階と
を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記電気通信設備特定段階によって
特定された電気通信設備の特性を、各電気通信設備の特
性を示す予め記憶された情報に基づいて特定する特性特
定段階をさらに有し、前記設定段階は、前記特定された
電気通信設備の特性に応じて最適な条件で設定すること
を特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明は、コンピュー
タを用いて、契約者端末に対して電気通信役務を提供す
る複数の電気通信設備に対して役務提供条件を設定する
ことができる電気通信設備の役務提供条件設定プログラ
ムを記録した記録媒体において、契約者を特定する契約
者番号および役務提供条件を示す設定情報を入力する設
定情報入力段階と、前記設定情報入力段階において入力
された契約者番号と、契約者番号と設定すべき電気通信
設備との対応を示す予め記憶された情報とに基づいて、
前記役務提供条件を設定すべき電気通信設備を特定する
電気通信設備特定段階と、前記電気通信設備特定段階に
よって特定された電気通信設備の特有のプロトコルを、
各電気通信設備の特有のプロトコルを示す予め記憶され
た情報に基づいて特定するプロトコル特定段階と、前記
設定情報入力段階において入力された設定情報を、前記
プロトコル特定段階において特定された電気通信設備の
特有のプロトコルに変換するプロトコル変換段階と、前
記プロトコル変換段階において変換されたプロトコルに
従って、前記電気通信設備特定段階において特定された
電気通信設備に対して設定処理を行う設定段階とを有す
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記電気通信設備特定段階によって
特定された電気通信設備の特性を、各電気通信設備の特
性を示す予め記憶された情報に基づいて特定する特性特
定段階をさらに有し、前記設定段階は、前記特定された
電気通信設備の特性に応じて最適な条件で設定すること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。 <1.実施形態の構成> (1)実施形態の概略 図1は、この発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。この実施形態は、本発明に係る電気通信設備の
役務提供条件設定装置である緩衝装置1に、電気通信設
備A、B、C、D…および端末2が接続されたものであ
る。電気通信設備A、B、C、D…は、例えば電子交換
機であり、契約者端末に対して電話交換サービス等の電
気通信役務を提供する。各契約者端末に対して提供する
役務に関する情報は、役務提供条件としてそれぞれの電
気通信設備に設定されている。役務には、例えば、基本
的な電話交換サービスの他に付加的なサービスが複数あ
り、役務提供条件とは、これらの役務のうちどの役務を
提供するかを契約者毎に特定した情報である。個々の契
約者に対する役務提供条件は、電気通信設備A、B、
C、D…のいずれかに収容されている。契約者によって
は、役務提供条件が一の電気通信設備のみに収容されて
いる場合もあれば、複数の電気通信設備に収容されてい
る場合もある。
【0013】また、電気通信設備A、B、C、D…は、
それぞれ種類が異なっており、役務提供条件を設定する
ためには、それぞれの特有のプロトコルおよび特性に従
って行わなければならない。従来オペレータは、まず役
務提供条件を設定する各電気通信設備を特定して、その
電気通信設備に直接接続された端末を用いて、その電気
通信設備の特有のプロトコルに従って役務提供条件を設
定していた。
【0014】しかし、本発明では、各電気通信設備A、
B、C、D…と端末2との間に緩衝装置1を設けてい
る。オペレータは、端末2を用いて、役務提供条件を設
定すべき契約者の契約者番号nおよび役務提供条件jを
緩衝装置1のプロトコル(P1とする)に従って入力す
ればよい。緩衝装置1は、入力された契約者番号nおよ
び役務提供条件jから役務設定条件を設定すべき電気通
信設備を特定する。そして、緩衝装置1は、入力された
契約者番号nおよび役務提供条件jを、特定された電気
通信設備に特有のプロトコルに従って、特定された電気
通信設備に対して役務提供条件の設定を行う。
【0015】これにより、オペレータは、いずれの電気
通信設備に役務提供条件を設定するかを特定する必要が
なくなり、また、一のプロトコルに従って役務提供条件
を設定することができる。
【0016】(2)緩衝装置1の構成 次に、緩衝装置1の構成について説明する。緩衝装置1
は、入力部11、電気通信設備特定部12、データベー
ス記憶部13、および設定部14を具備している。ここ
で、図2を参照して、データベース記憶部13について
説明する。データベース記憶部13には、図2(a)に
示すデータベースDBが記憶されている。データベース
DBは、電気通信設備と契約者番号とを対応つけるテー
ブルTB1と、電気通信設備と設定可能な役務提供条件
とを対応つけるテーブルTB2と、電気通信設備と特有
のプロトコルおよび電気通信設備の特性とを対応つける
テーブルTB3とから構成される。
【0017】図2(a)に例示したテーブルTB1は、
契約者番号が03-0000-0000〜03-0000-9999であれば電気
通信設備Aに、03-0001-0000〜03-0001-9999であれば電
気通信設備BおよびCに、03-0002-0000〜03-0002-9999
であれば電気通信設備BおよびDに収容されていること
を示している。また、テーブルTB2は、電気通信設備
Aに設定可能な役務提供条件は基本条件と付加条件、電
気通信設備Bに設定可能な役務提供条件は基本条件の
み、電気通信設備CおよびDに設定可能な役務提供条件
は付加条件のみであることを示している。また、テーブ
ルTB3は、電気通信設備Aの特有のプロトコルがPa
で特性はx、電気通信設備Bの特有のプロトコルがPb
で特性はy、電気通信設備Cの特有のプロトコルがPc
で特性はx、電気通信設備Dの特有のプロトコルがPd
で特性はyであることを示している。
【0018】図2(b)は、契約者番号で特定した契約
者に対して役務提供条件を設定する際に必要な情報を示
したものである。(b)において〜は、各契約者番
号について「基本+付加α」を内容とする役務提供条件
を設定する場合に必要な情報を示している。契約者に対
する役務提供条件を設定するためには、一の契約者番号
に対して、どのような役務提供条件を設定するか、その
契約者番号はどの電気通信設備に収容されているか、収
容されている電気通信設備にはどのような役務提供条件
が設定可能であり、電気通信設備の特有のプロトコルお
よび特性はどのようになっているかを把握する必要があ
る。
【0019】従来は、図2(b)に示したような情報の
すべてをオペレータが把握する必要があった。例えば、
契約者番号03-0000-9999について設定を行う場合は、契
約者番号03-0000-9999は電気通信設備Aに収容されてい
ることを把握し、電気通信設備Aに設定可能な役務提供
条件は基本条件と付加条件であり、特有のプロトコルは
Paで特性はxであることを把握できなくてはならない
(参照)。また、契約者番号03-0001-9999について設
定を行う場合は、契約者番号03-0001-9999は電気通信設
備BおよびCに収容されていることを把握できなくては
ならない。そして、電気通信設備Bの特有のプロトコル
はPbで特性はyであって、設定可能な役務提供条件は
基本条件のみであること、および、電気通信設備Cの特
有のプロトコルはPcで特性はxであって、設定可能な
役務提供条件は付加条件のみであることを把握できなく
てはならない。すなわち、契約者番号03-0001-9999につ
いて「基本+付加α」を内容とする役務提供条件を設定
するためには、電気通信設備Bには基本条件のみを(
参照)、電気通信設備Cには付加条件のみを(参
照)、それぞれの電気通信設備の特有のプロトコルおよ
び特性に従って設定するということを把握できなくては
ならない。
【0020】しかし本発明では、オペレータがすべての
情報を把握する必要はない。すなわち、オペレータが契
約者番号nおよび役務提供条件jを入力すれば、緩衝装
置1は、テーブルTB1から収容電気通信設備を特定で
き、また、電気通信設備が特定されればテーブルTB2
からその電気通信設備に設定可能な役務提供条件を、T
B3からその電気通信設備の特有のプロトコルおよび特
性を特定することができる。
【0021】再び図1を参照して、緩衝装置1について
説明する。プロトコルP1に従って端末2から供給され
る契約者番号nおよび役務提供条件jは、設定情報とし
て入力部11から入力される。電気通信設備特定部12
は、データベース記憶部13に記憶されたデータベース
DBを参照して、契約者番号nおよび役務提供条件jか
らその契約者番号が収容されている電気通信設備、およ
びその電気通信設備の特有のプロトコルと特性を特定す
るものである。設定部14は、電気通信設備特定部12
において特定された電気通信設備の特有のプロトコルを
示す情報に基づき、プロトコルP1に従って端末2から
供給された契約者番号nおよび役務提供条件jを、特定
された電気通信設備の特有のプロトコルに変換して設定
処理を行うものである。また、電気通信設備特定部12
において特定された電気通信設備の特性に応じて最適処
理条件を設定する。このように、緩衝装置1全体を制御
するプログラムや、プロトコル変換および最適処理条件
設定に用いられるプログラムは、予めメモり15に格納
されており、これらのプログラムに従って、実施形態は
以下説明するように動作する。
【0022】<2.実施形態の動作>次に、上記構成を
有する実施形態の動作について説明する。図3は、緩衝
装置1の動作を示すフローチャートである。まず、端末
2から設定情報、すなわちプロトコルP1に従って契約
者番号nおよび役務提供条件jが入力部11に入力され
る(S1)。入力部11は、契約者番号nおよび役務提
供条件jを電気通信設備特定部12に供給する。次に、
電気通信設備特定部12は、データベース記憶部13を
参照して、契約者番号nの収容された電気通信設備およ
び、その電気通信設備の特有のプロトコルと特性を特定
する(S2)。例えば、契約者番号nが03-0000-9999で
あれば、テーブルTB1を参照して、収容電気通信設備
が電気通信設備Aであると特定する。そして、テーブル
TB2を参照して、電気通信設備Aに設定可能な役務提
供条件は基本条件および付加条件であると特定し、テー
ブルTB3を参照して、電気通信設備Aの特有のプロト
コルはPaであり、特性はxであると特定する。
【0023】次に、電気通信設備特定部12で特定され
た電気通信設備に関する情報、および、プロトコルP1
に従って入力された契約者番号nと役務提供条件jを示
す設定情報が、設定部14に供給される。設定部14
は、電気通信設備特定部12から供給される情報に基づ
いて、プロトコルの変換を行い(S3)、各電気通信設
備の特性に応じて最適処理条件を設定する(S4)。そ
して、設定部14は、変換されたプロトコルに従って、
特定された電気通信設備に対して役務提供条件jを設定
処理を行う(S5)。
【0024】ここで、図1、図2、および図4を参照し
て、最適処理条件について説明する。最適処理条件を選
択するためのプログラムはメモリ15に格納されてお
り、設定部14は、最適処理条件選択プログラムに従っ
て、電気通信設備特定部12によって特定された電気通
信設備の特性に応じた設定が行えるようにする。ここ
で、電気通信設備AおよびCの特性xは、一度に複数の
契約者について設定できる。また、電気通信設備Bおよ
びDの特性yは、一度に一の契約者についてのみ設定で
き、応答速度はv2秒である。図2(b)に示す全ての
設定を行う場合は、電気通信設備Aに対しては、電気
通信設備Bに対してはと、電気通信設備Cに対して
は、電気通信設備Dに対してはの設定を行わなくて
はならない。電気通信設備AおよびCには、一度に複数
の契約者について設定することができる。しかし、電気
通信設備BおよびDには、一度に一の契約者についての
みしか設定できず、応答速度がv2秒であるので、電気
通信設備Bに対してを設定した後はv2秒待たなけれ
ばの設定ができない。従来のオペレータは、作業効率
を上げるために、このような各電気通信設備の特性を勘
案して設定を行わなければならなかったが、本発明で
は、緩衝装置1が最適処理条件を選択して実行する。
【0025】設定部14は、電気通信設備特定部12に
よって特定された電気通信設備の特性が、特性xであれ
ば設定処理を行い、特性yであれば入力される役務提供
条件を各電気通信設備に対する設定処理の待ち行列に分
配する。例えば、図2(b)に示す全ての設定を行うた
めに、オペレータが入力した契約者番号および役務提供
条件を示す設定条件に基づいて、電気通信設備特定部1
2から設定部14にに示す情報が入力された
場合は、図4に示したような処理が行われる。まずが
入力されると、電気通信設備Aの特性はxであるので、
待ち行列には分配せず電気通信設備Aに設定処理を行う
(S41)。次に、が入力されると、電気通信設備B
の特性はyであるので、待ち行列Bに分配し(S4
2)、電気通信設備Bが処理可能な状態であれば設定処
理を行う(S43)。次に、が入力されると、電気通
信設備Cの特性はxであるので、待ち行列には分配せず
電気通信設備Cに設定処理を行う(S44)。次に、
が入力されると待ち行列Bに分配するが(S45)、電
気通信設備Bは、先に設定処理を行ったの設定が終了
していないので、は設定処理待機状態になる。次に、
が入力されると、電気通信設備Dの特性はyであるの
で、待ち行列Dに分配し(S46)、電気通信設備Dが
処理可能な状態であれば設定処理を行う(S47)。そ
の後電気通信設備Bからの設定が終了した旨の応答が
なされると(S48)、電気通信設備Bに対しての設
定処理を行う(S49)。このように、プログラムされ
た一定の規則に従って設定部14が設定処理を行うの
で、オペレータは各電気通信設備の特性を勘案すること
なく役務提供条件を入力することができる。
【0026】以上説明したように、オペレータが端末2
を用いて、プロトコルP1に従って契約者番号nおよび
役務提供条件jを示す設定情報を入力すれば、緩衝装置
1が、契約者番号nおよび役務提供条件jから収容電気
通信設備を特定し、収容電気通信設備の特有のプロトコ
ルに変換し、最適な処理条件を選択して、収容電気通信
設備に対して役務提供条件jを設定するので、オペレー
タは電気通信設備を特定する必要も、各電気通信設備の
特有のプロトコルや電気通信設備の特性に精通する必要
もなくなる。
【0027】<3.変形例>なお、本出願に係る発明の
技術的範囲は上記の実施の形態に限定されるものではな
く、上記実施形態に種々の変更を加えて、特許請求の範
囲に記載の発明を実施することができる。そのような発
明が本出願に係る発明の技術的範囲に属することは、特
許請求の範囲の記載から明らかである。
【0028】上記実施形態では、オペレータが使用する
端末2を一つとして説明しているが、複数の端末が緩衝
装置1に接続されていてもよい。複数の端末から入力可
能な場合に、各端末毎に入力するプロトコルが異なって
いてもよく、緩衝装置1に各端末のプロトコルを各電気
通信設備の特有のプロトコルに変換するプログラムを記
憶しておけばよい。このように、複数のプロトコルに従
って入力できるようにすれば、オペレータの習熟度に応
じて使用するプロトコルを選択できるようにもなる。
【0029】また、端末を他の電気通信事業者に使用さ
せることもでき、この場は、緩衝装置1を有する電気通
信事業者は、他の電気通信事業者に対してプロトコルP
1のみを公開すればよく、電気通信設備A、B、C、D
…の設備構成や営業上の秘密事項に関する情報を開示す
る必要はない。そのため、異なる電気通信事業者間の電
気通信設備利用が促進され、通信産業界において重複設
備の投資を防止でき電気通信設備の有効利用を図ること
ができる。
【0030】また上記実施形態では、緩衝装置1全体を
制御するプログラムや、プロトコル変換および最適処理
条件設定に用いられるプログラムは、メモリ15に予め
格納しておくものとして説明したが、データベース記憶
部13に大容量ハードディスクを用いて、ハードディス
クにプログラムを格納しておき、処理に応じてメモリ1
5に読み出してから実行するようにしてもよい。また、
図1に100として示した記録媒体にプログラムを格納
してもよく、処理に先立って予めメモリ15にプログラ
ムを転送しておいてもよいし、ハードディスクにインス
トールしておいてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、契約者
番号と役務提供条件が収容されている電気通信設備との
対応を示す情報を記憶しておき、契約者番号および役務
提供条件を示す設定情報を入力すれば、契約者番号およ
び役務提供条件をから役務提供条件を設定すべき電気通
信設備を特定し、特定された電気通信設備の特有のプロ
トコルに設定情報を変換して、その電気通信設備の特性
に応じた設定を行うことを可能としたので、電気通信設
備に依存せずに容易に契約者に対する役務提供条件を設
定でき、電気通信設備の有効利用を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の構成を示す図である。
【図2】 データベースを示す図である。
【図3】 実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 最適処理条件を説明する図である。
【符号の説明】 1…緩衝装置 11…入力部(契約者番号入力手段、設定情報入力手
段) 12…電気通信設備特定部(電気通信設備特定手段) 13…データベース記憶部(記憶手段) 14…設定部(プロトコル変換手段、設定手段) 15…メモリ 100…記録媒体 2…端末 A、B、C、D…電気通信設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛藤 和彦 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 契約者端末に対して電気通信役務を提供
    する複数の電気通信設備に対して、それぞれ役務提供条
    件を設定することができる電気通信設備の役務提供条件
    設定装置において、 契約者を特定する契約者番号と設定すべき電気通信設備
    との対応、および各電気通信設備の特有のプロトコルを
    示す情報を記憶する記憶手段と、 前記契約者番号および役務提供条件を示す設定情報を入
    力する設定情報入力手段と、 前記設定情報入力手段によって入力された契約者番号と
    前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記役務
    提供条件を設定すべき電気通信設備および特有のプロト
    コルを特定する電気通信設備特定手段と、 前記設定情報入力手段によって入力された設定情報を、
    前記電気通信設備特定手段によって特定された電気通信
    設備の特有のプロトコルに変換するプロトコル変換手段
    と、 前記プロトコル変換手段によって変換されたプロトコル
    に従って、前記電気通信設備特定手段によって特定され
    た電気通信設備に対して設定処理を行う設定手段とを具
    備することを特徴とする電気通信設備の役務提供条件設
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、各電気通信設備の特性
    をさらに記憶し、 前記電気通信設備特定手段は、前記役務提供条件を設定
    すべき電気通信設備の特性を特定し、 前記設定手段は、前記特定された電気通信設備の特性に
    応じて最適な条件で設定することを特徴とする請求項1
    記載の電気通信設備の役務提供条件設定装置。
  3. 【請求項3】 契約者端末に対して電気通信役務を提供
    する複数の電気通信設備に対して役務提供条件を設定す
    ることができる電気通信設備の役務提供条件設定方法に
    おいて、 契約者を特定する契約者番号および役務提供条件を示す
    設定情報を入力する設定情報入力段階と、 前記設定情報力段階において入力された契約者番号と、
    契約者番号と設定すべき電気通信設備との対応を示す予
    め記憶された情報とに基づいて、前記役務提供条件を設
    定すべき電気通信設備を特定する電気通信設備特定段階
    と、 前記電気通信設備特定段階によって特定された電気通信
    設備の特有のプロトコルを、各電気通信設備の特有のプ
    ロトコルを示す予め記憶された情報に基づいて特定する
    プロトコル特定段階と、 前記設定情報入力段階において入力された設定情報を、
    前記プロトコル特定段階において特定された電気通信設
    備の特有のプロトコルに変換するプロトコル変換段階
    と、 前記プロトコル変換段階において変換されたプロトコル
    に従って、前記電気通信設備特定段階において特定され
    た電気通信設備に対して設定処理を行う設定段階とを有
    することを特徴とする電気通信設備の役務提供条件設定
    方法。
  4. 【請求項4】 前記電気通信設備特定段階によって特定
    された電気通信設備の特性を、各電気通信設備の特性を
    示す予め記憶された情報に基づいて特定する特性特定段
    階をさらに有し、 前記設定段階は、前記特定された電気通信設備の特性に
    応じて最適な条件で設定することを特徴とする請求項3
    記載の電気通信設備の役務提供条件設定方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを用いて、契約者端末に対
    して電気通信役務を提供する複数の電気通信設備に対し
    て役務提供条件を設定することができる電気通信設備の
    役務提供条件設定プログラムを記録した記録媒体におい
    て、 契約者を特定する契約者番号および役務提供条件を示す
    設定情報を入力する設定情報入力段階と、 前記設定情報入力段階において入力された契約者番号
    と、契約者番号と設定すべき電気通信設備との対応を示
    す予め記憶された情報とに基づいて、前記役務提供条件
    を設定すべき電気通信設備を特定する電気通信設備特定
    段階と、 前記電気通信設備特定段階によって特定された電気通信
    設備の特有のプロトコルを、各電気通信設備の特有のプ
    ロトコルを示す予め記憶された情報に基づいて特定する
    プロトコル特定段階と、 前記設定情報入力段階において入力された設定情報を、
    前記プロトコル特定段階において特定された電気通信設
    備の特有のプロトコルに変換するプロトコル変換段階
    と、 前記プロトコル変換段階において変換されたプロトコル
    に従って、前記電気通信設備特定段階において特定され
    た電気通信設備に対して設定処理を行う設定段階とを有
    することを特徴とする電気通信設備の役務提供条件設定
    プログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記電気通信設備特定段階によって特定
    された電気通信設備の特性を、各電気通信設備の特性を
    示す予め記憶された情報に基づいて特定する特性特定段
    階をさらに有し、 前記設定段階は、前記特定された電気通信設備の特性に
    応じて最適な条件で設定することを特徴とする請求項5
    記載の電気通信設備の役務提供条件設定プログラムを記
    録した記録媒体。
JP10059711A 1998-03-11 1998-03-11 電気通信設備の役務提供条件設定装置、電気通信設備の役務提供条件設定方法、および電気通信設備の役務提供条件設定プログラム記録媒体 Pending JPH11261695A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014053682A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Oki Electric Ind Co Ltd データ変換装置及びデータ変換プログラム

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