JPH11261350A - 差動増幅回路 - Google Patents
差動増幅回路Info
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- JPH11261350A JPH11261350A JP10360371A JP36037198A JPH11261350A JP H11261350 A JPH11261350 A JP H11261350A JP 10360371 A JP10360371 A JP 10360371A JP 36037198 A JP36037198 A JP 36037198A JP H11261350 A JPH11261350 A JP H11261350A
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Abstract
号間のタイミング情報(各状態遷移間の時間)のずれを
補償する機能を有する。該機能は、各電流経路における
電圧レベルを修正する(例えば、各電流経路におけるイ
ンピーダンスRか電流iを変化させる)ことにより出力
信号に適切なオフセット電圧が加わり、各トランジスタ
の出力信号の交点が時間軸上で移動することによって実
現される。この動作は、入出力信号のタイミング特性が
一致するまで行われる。これによって、デバイスの製造
時における公差に起因する差動増幅回路の非対称性の影
響を補償することができる。
Description
増幅回路及びそのタイミング挙動に関するものである。
バイナリ・モードで動作する。すなわち、定常状態にお
いて各入力及び出力は2つの条件の一方にある。これら
の条件(状態)はそれぞれ、真または偽状態、高(V
h)または低(Vl)レベル、もしくは、「1」または
「0」状態と呼ばれる場合も多い。回路出力は、一般に
電圧であるため、これら2つの状態は、高電圧Vihと低
電圧Vilに基づく2つの電圧範囲を特徴とする。ここ
で、Vih>Vil。電圧Vih及びVilは、高論理しきい値
及び低論理しきい値とも呼ばれる。図1に示すように、
ノード電圧Vが不等式V>Vihを満たす場合、ノードは
高状態にあり、V<Vilの場合、ノードは低状態にある
のは明らかである。
十分な場合もあることが立証されており、代わりに、差
動論理が用いられる。差動論理を用いるデジタル回路
(今後は、デジタル差動増幅回路、あるいはただ単に差
動増幅回路とも呼ばれる)において、信号電圧は、2つ
のノード電圧の差V=Vp−Vnと定義される。定常状態
において、差動論理の2つのノード電圧Vp及びVnは必
ず逆の状態である、すなわち、Vp>Vnの場合には、V
n<Vilとなり、逆も同じである。とりわけ有利なの
は、差動論理を適用する回路は一般に電源電流が一定し
ており、同程度に低い電圧の揺れを示すので、高速で、
ノイズに影響されにくく、発生するノイズが同程度に低
いという点である。
は、正式にはECL(エミッタ結合論理)回路のような
バイポーラ・テクノロジで実施されてきた。ECLは、
高速度を必要とするコンピュータにおいて用いられる場
合が多い。こうした高速度を実現するため、ECLは、
大量の電力を消費するので、コストのかかる冷却手段を
必要とする。現在、電子産業では集積度を高くし、シス
テムを小型化しようとする傾向にあるため、MOS(金
属酸化物半導体)テクノロジによる差動増幅回路の適用
が押し進められている。差動増幅回路の実施に利用され
るバイポーラ・トランジスタとMOSトランジスタの主
たる相違点は、下記の通りである。ECLの場合、MO
Sトランジスタの場合と同じ数のトランジスタを単一I
Cチップにパックすることができない。ECLチップに
実装するトランジスタが多すぎると、過度の熱によって
損傷を被ることになる。信号が極めて高い周波数で変化
しなければ、MOSチップの消費電力は極めて少ない。
従って、MOSの場合は単一チップに多数のトランジス
タをパックすることが可能である。さらに、MOSトラ
ンジスタは、同程度の速度及び電源電流で、しきい値電
圧がより高くなり、相互コンダクタンスがより低くな
る。
回路のためのインバータ回路が示されている。電流源1
0は、第1の電流路20及び第2の電流路30に給電す
る。第1の電流路20には、第1の電流スイッチ40及
び第1の負荷50が含まれており、第2の電流路30に
は、第2の電流スイッチ60及び第2の負荷70が含ま
れている。第1の電流スイッチ40と第2の電流スイッ
チ60は、通常、バイポーラ・トランジスタまたはMO
Sトランジスタのようなトランジスタ素子によって実施
され、それぞれ、その制御電極において差動入力信号I
Np及びINnを受信する。第1の負荷50及び第2の負
荷70は、MOSトランジスタのようなトランジスタ素
子によって、あるいは、当該技術において既知の他の抵
抗手段によって実施することも可能である。電流路20
及び30は、それぞれ、電流スイッチと負荷の間のノー
ドにおいて、それぞれ、差動出力信号OUTp及びOU
Tnを送り出す。
いほうの信号によって、電流スイッチ40と60のいず
れか一方がオンになり、該電流路における出力信号(O
UTpまたはOUTn)の電位が高電位から低電位に引き
下げられる。従って、差動信号INp及びINnの低いほ
うの信号によって、電流スイッチ40及び60のもう一
方がオフになり、該電流路における出力信号の電位が低
電位から高電位に引き上げられる。こうして、図2の回
路によって、差動入力信号INp及びINnが反転され
る。
よって、非反転バッファが得られるように、図2の回路
の機能に修正を加えることができるのは明らかである。
状態から第2の状態への変化であり、デジタル回路の場
合、状態遷移は、通常、2つの規定の状態の間で生じ
る。図3には、こうした状態遷移の一例が示されてい
る。電圧がしきい値電圧VihとVilの範囲内にある時間
は、遷移時間ttrと呼ばれる。物理的理由のため、遷移
時間は、非ゼロ、ttr>0でなければならない。
点は、一般に、遷移のタイミング・マーク(timing mar
k)と呼ばれる。差動信号の場合、タイミング・マーク
は差動信号が等しくなる時点である。図3において、遷
移は、時間t1に開始されて、時間t3に終了し、時間t
2において、2つの差動信号が等しくなり、電圧(Vih
+Vil)/2に達する。遷移時間は、ttr=t3−t1と
定義される。該遷移のタイミング・マークはt2にな
る。
の状態に変化する際に、送り出されるか、または処理さ
れ、一般に、タイミング・マークに関する情報を含んで
いる。タイミング情報を処理するか、または、送り出し
ているデジタル回路は、一連の入力状態遷移の結果とし
て、一連の出力状態遷移を発生する。出力状態遷移は、
図4aに示すように、時間ti(1)、ti(2)..t
i(N)に生じる入力状態遷移によってto(1)、to
(2)..to(N)に生じる。
ステムの出力において反映されなければならない。さら
に、入力状態の変化間において経過する時間が、それぞ
れの入力状態の変化によって生じる出力状態の変化間に
おいても経過するのが望ましい。さもなければ、システ
ムは、タイミング情報を変化させてしまうことになる
が、これは、ほとんどの用途において回避すべきことで
ある。従って、遷移時間に関する下記の方程式が満たさ
れる場合には、デジタル回路によって、正確なタイミン
グ情報が生じる。
タイミング・マークti(k)とそれに対応する出力遷
移のタイミング・マークto(k)との間の時間差は、
伝搬遅延tpd(k)と呼ばれる、すなわち、tpd(k)
=to(k)−ti(k)である。理想のデジタル回路の
場合、伝搬遅延は、一定の値、tpd(k)=tpd(k+
n)である(ここで、nは整数)。しかし、実際のデジ
タル回路では、伝搬遅延tpd(k)は、実際の入力状
態、入力における状態変化の頻度等によって異なる可能
性がある。
集積回路(IC)または他の電子装置をテストするため
のテスト用途において、例えば、時間測定に利用される
場合、その回路によって正確なタイミングが得られるこ
とは、動作にとって重大である。すなわち、伝搬遅延t
pd(k)の変動は、測定されるか、送信されるか、また
は、別様に処理される信号の遷移時間に対して小さいこ
とが望ましい。
4bに示すように、一般に、対応する時間マーク間、す
なわち、Vi=0またはVip=Vinの時点とVo=0また
はVop=Vonの時点の間の経過時間と定義される。これ
は、上述の遷移タイミング間における経過時間に一致す
る。
とができるだけでなく、特徴サイズが小さくなるため、
より高い周波数を用いることも可能になるので、電気的
回路の小型化がもくろまれている。しかし、集積度が増
し、差動増幅回路が小型化されると、伝搬遅延tpd
(k)のようなタイミング挙動が、同一の差動増幅回路
間においてさえ大きく変動し始めることが明らかになっ
た。さらに、例えば、伝搬遅延tpd(k)が、結局相違
を生じ、特定の回路について一定の値ではなくなり、タ
イミング情報が回路によって変わってくることが分かっ
た。この結果、ほとんどの用途にとって、とりわけ、テ
スト用途のようなタイミングに影響されやすい用途にと
って全く許容できない、タイミングの欠陥を生じること
になる。
度な用途に用いられるので、予測不能なタイミング挙動
の影響は、該テクノロジにとって非常な欠点になること
が分かった。しかし、当該技術において、そのタイミン
グ挙動の変動理由を十分に明らかにすることができなか
ったので、回路設計者は、ある程度の集積化及び小型化
だけしか許容しないようにするか、あるいは、別のテク
ノロジを用いるようにしなければならなかった。
化及び小型化のさらなる強化を可能にする差動増幅回路
を提供することにある。
た場合に変動するタイミング挙動の問題を分析すること
によって、差動増幅回路の動作、つまりタイミング挙動
は、差動増幅回路の対称性によって大きく左右されるの
で、差動増幅回路内の個別デバイスのパラメータが変動
すると、回路全体の挙動に変動を生じることが分かっ
た。集積度の低い回路の場合、製造プロセス時における
構成要素の統計的ばらつきは、一般に、構成要素の通常
の公差間内に含まれるので、対称性はほぼ均衡がとれる
が、集積度が高くなると、構成要素の統計的ばらつきに
よって、差動増幅回路の大幅な非対称性を生じることに
なり、これが、統計的に、集積化及び小型化の進展と共
に増大するということが明らかになった。例えば、集積
度の高い回路におけるゲート長が1.2μmから0.6
μmに短縮され、製造プロセスによって生じる典型的な
ばらつきが20nmの場合、相対的な公差は、1.5%
から3.0%に増大する。しかし、所定の用途に必要な
速度を得るには、特徴サイズ(ゲート長のような)を縮
小しなければならない。
場合、MOSトランジスタのしきい値電圧の変動によっ
て、入力オフセット電圧が生じ、一方、MOSトランジ
スタの相互コンダクタンスの変動によって出力オフセッ
ト電圧が生じる。ある程度単純化すると、第1の電流路
20と第2の電流路30の間の非対称性の影響は、第1
の電流路20と第2の電流路30の間における対応する
構成要素の非対称性を相殺するオフセット電圧Voffsに
よって表すことが可能である。図5には、第1の電流路
20と第2の電流路30との非対称性に起因するオフセ
ット電圧Voffsを有する図2のインバータが示されてお
り、それによれば、オフセット電圧Voffsは、例えば、
入力オフセット電圧、出力オフセット電圧、または、そ
の組み合わせから生じる可能性がある。
対するオフセット電圧Voffsの影響が示されている。2
つの入力信号の一方が、例えば、トランジスタのしきい
値電圧の変動に起因するオフセット電圧Voffsだけシフ
トされる(点線で示すように)。第1の遷移Aのタイミ
ング・マーク(Vonに関する立ち上がりエッジ)が、タ
イミングマークt1(オフセット電圧Voffsを生じな
い)からタイミングマークt1'(オフセット電圧Voffs
を生じる)にシフトされる。従って、第1の遷移Aに対
して逆方向の第2の遷移B(Voffsに関する立ち下がり
エッジ)が、タイミングマークt2(オフセット電圧Vo
ffsを生じない)からタイミングマークt2'(オフセッ
ト電圧Voffsを生じる)にシフトされる。しかし、図6
から明らかなように、タイミング・マークt1'は、タイ
ミング・マークt2'として逆方向にシフトされたので
(その「もとの信号」に対して)、時間差△t=t2−
t1が、時間差△t’=t2'−t1'に変化したことにな
る。以上から、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの
タイミング・マークが逆方向にシフトされるので、オフ
セット電圧Voffsによって、それぞれの電流経路におけ
る電圧レベルの相対的シフト、従って、タイミング情報
の変化が生じることが明らかになる。
ット電圧Voffsの影響が示されている。(a)には、初
期タイミング情報が示されている。(b)には、一方の
電流路においてオフセット電圧Voffsが生じる差動増幅
回路に通された後の、ただし、伝搬遅延のない理想化さ
れたタイミング図による、タイミング情報が示されてい
る。(c)には、最終的に、伝搬遅延を伴うオフセット
電圧Voffsの影響が示されている。各立ち上がりエッジ
は、ほぼ一定した伝搬遅延tpd(r)だけ遅延し、一
方、各立ち下がりエッジは、ほぼ一定した伝搬遅延tpd
(f)だけ遅延する。(c)におけるタイミング情報
は、一定の遅延時間tdだけ遅延するが、伝搬遅延tpd
(r)とtpd(f)が等しくないのは明らかである。
fsを生じることのない他の影響によって、やはり、入力
情報のタイミング情報に変化を生じる可能性のあること
も分かった。例えば、出力ノードOUTp及びOUTnに
おける出力容量が異なると、やはり、異なるタイミング
・エッジに関して伝搬遅延の変動を生じる可能性があ
る。
Voffsに起因するタイミング情報の変化の影響は、少な
くとも一方の電流路における電圧レベル、例えば、Vip
及び/またはVinのレベルを修正することによって補償
される。電圧レベルは、出力信号のタイミング情報が少
なくとも入力信号のタイミング情報とほぼ同等になるま
で修正される。これによって、製造プロセス時における
装置の公差に起因する差動増幅回路の非対称性の影響を
補償することが可能になるので、差動増幅回路は、印加
される信号のタイミング情報を変えることなく、より集
積密度の高い回路にも適用可能になる。
力において既知のタイミング特性を備えた規定の入力信
号を加えることによって実行可能である。結果生じる出
力信号のタイミング特性は、入力信号のタイミング特性
と比較され、電流路の少なくとも一方における少なくと
も1つの電圧レベルが、出力信号と入力信号のタイミン
グ特性が一致するまで修正される。タイミング特性は、
立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの伝搬遅延を比較
することによって調整するのが望ましい。望ましい実施
態様の場合、加えられる入力信号は、デューティ・サイ
クルが約50%の信号である、すなわち、立ち上がりエ
ッジと立ち下がりエッジとの間の時間がほぼ等しい。出
力信号のデューティ・サイクルが測定されて、入力信号
と比較される。次に、電流路の少なくとも一方における
少なくとも1つの電圧レベルが、出力信号のデューティ
・サイクルが約50%になるまで修正される。
に、所定の程度まで修正を施すことになる可能性があ
る。すなわち、少なくとも対をなす一方のコンポーネン
トに修正を加えることによって、各対をなす対応するコ
ンポーネント毎に補償を行うことになる可能性がある。
に関する2つの原理に基づく方法で補償することが可能
である。オームの法則に従って、第1の原理に基づく方
法として、インピーダンスRを変化させるか、あるい
は、第2の原理に基づく方法として、それぞれの電流I
を変化させることによって電圧レベルVを修正すること
が可能である。
く方法の後、電流路の少なくとも一方における少なくと
も1つのインピーダンスRが修正される。インピーダン
スR(例えば、抵抗器または負荷デバイス)の修正は、
例えば、必要に応じて、並列または直列をなす多くのデ
バイスをスイッチして、タイミング・エラーを調整する
か、トランジスタの制御電圧を調整して、インピーダン
スを修正するか、並列をなす少なくとも1つの(例え
ば、FET)トランジスタをスイッチして、その制御電
圧を調整し、インピーダンスを修正するか、あるは、当
該技術において既知の他の手段によって実施することが
可能である。
おける一方の電流路において少なくとも1つのインピー
ダンスR’に調整を加えるための原理が示されており、
その効果が図8bに示されている。図8bにおける出力
電圧OUTnの点線(Von')から明らかなように、イン
ピーダンスR’が変動すると、Vlにオフセット電圧Vo
ffs'が生じ(Vhは影響を受けない状態を保ち)、連続
線Vonで示されたR’=Rである対称な状況と比べて、
遷移中の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに異なる
角度が生じる。従って、遷移のタイム・マークは、イン
ピーダンスR’を変化させると変動するというわけであ
る。従って、インピーダンスR’の値を変化させること
によって、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに関す
る伝搬遅延がほぼ等しくなるように調整を加え、その結
果、出力信号のタイミング情報が入力信号のタイミング
情報と同等になるようにすることが可能である。
償される回路内における追加電力が不要という利点があ
る。電力消費は、いずれにしても、セルを駆動する差動
電流によって決まる。
く方法の後、電流路の少なくとも1つの電流Iが修正さ
れる、すなわち、少なくとも1つの調整電流iが、電流
路の少なくとも一方に追加される。電流の修正は、例え
ば、一方の電流路とアースのような低電位との間の少な
くとも1つの(例えば、FET)トランジスタをスイッ
チし、その制御電圧に調整を加えて、電流iの値を調整
するか、または、当該技術において既知の他の電流手段
によって実施可能である。一定の(調整)電流の非対称
な追加は、ノードOUTp及びOUTnから大地電位にト
ランジスタをスイッチすることによって実施するのが望
ましい。
ける、1つの調整電流を追加することによって、電流路
の一方における少なくとも1つの電流I’に調整を加え
るための原理が示されており、その効果が図9bに示さ
れている。図9bにおける出力電圧OUTnの点線(Vo
n'')から明らかなように、電流I’が変動すると、
(連続した)線Vonで示されたR’=Rである対称状況
に対するオフセット電圧Voffs''が生じる。しかし、図
8bにおけるオフセット電圧Voffs'と比較すると、オ
フセット電圧Voffs''は、出力電圧OUTnの全範囲に
わたって重畳されている。従って、立ち上がりエッジ及
び立ち下がりエッジに関する伝搬遅延がほぼ等しくなる
ように調整可能である。
ピーダンス修正に関する電力を必要とするが、負荷キャ
パシタンスが低くなる。もう1つの利点は、電流源とし
てNFETを用いることができるということである。N
FETはこの場合、より小さくすることが可能であり、
そのドーパント濃度のため、出力ノードに追加される容
量負荷も少ない。
の調整は、電流路の一方における出力信号の電圧レベル
をより低いレベルに引き下げることによって実施され
る。従って、回路は各電流路毎に調整手段を含んでお
り、出力信号のうち電圧レベルが高いほうの電流路だけ
がより低いレベルに引き下げられる。もう1つの実施態
様の場合、両方の出力信号の電圧レベルがより低いレベ
ルに引き下げられる。従って、「アップ・サイド・ダウ
ン構成」の場合、例えば、PFETをスイッチとして利
用し、NFETを負荷として利用すると、電圧レベルを
より高いレベルに引き上げることが可能になる。例え
ば、各側から引き出される電流の量は、調整がつくま
で、各電流路においてそれぞれある数のトランジスタを
オンにすることによって調整可能である。両方の実施態
様とも、能動素子を必要としないので、より調整しやす
い実施態様が可能になる。
すことが可能であること、あるいは、一方の電流路にお
いて、インピーダンス調整を実施し、もう一方の電流路
において、電流の調整を施すことも可能であるのは明白
である。
に関する原理の一例が示されている。入力信号Vip及び
Vinが実線で示されている。(調整済みの)出力信号V
op及びVonのタイミング挙動が点線で示されている。言
うまでもなく、単純化のため、入力信号Vip及びVinに
対する出力信号Vop及びVonの内部遅延が省略されてい
るので、入力信号と出力信号のタイミング・マークt1
及びt2は一致する。すなわち、入力信号と出力信号
が、同じタイミング情報、従って、立ち上がりエッジと
立ち下がりエッジに関する同じ伝搬遅延を示す。
わせることによって図9cから明らかなように、電流路
20における出力ノードOUTpの電圧レベルVopは、
電流I(図9a)を変化させることによって、例えば、
出力ノードOUTpと大地電位の間に電流源iを加える
ことによって調整された。それとは対照的に、電流路3
0における出力ノードOUTnの電圧レベルは、インピ
ーダンス70(図9a)の値を変化させることによっ
て、例えば、さらに1つ以上のインピーダンスを並列に
接続することによって調整された。電流路20及び30
の調整は、出力信号のタイミング情報が、入力信号のタ
イミング情報と同等になるまで、すなわち、換言すれ
ば、タイミング・マーク間における対応する時間差△t
=△t’(=t2−t1)が、入力情報と出力情報の両方
について同じになるまで実行される(図6と比較された
い)。しかし、図9cから明らかなように、補償結果と
して、調整された出力信号VopとVonは、必ずしも対称
になる必要はない。
ることが可能である。例えば、信号VopをVop'=Vop
+Vomodpに変化させると、タイミングについて関連し
たVop'=Vonの時点も変化する。VonをVon'=Von+
Vomodnに変化させると、Vop=Von'の時点も変化す
る。従って、同様に信号VopをVop'=Vop+Vomodpに
変化させ、VonをVon'=Von+Vomodnに変化させる
と、Vop'=Von'の時点が修正される。
は、次のように表すことができる。
定常状態の高レベルVhに達するまで、時間の経過とと
もに線形に上昇する(図6と比較されたい)。立ち下が
り遷移は、次のように表すことができる。
グ・マークt1で、Vop'が式2に従い、Von'が式3に
従う場合、交差点としてのタイミング・マークt1'(こ
こで、Vop'=Von')は、次のように計算することがで
きる。
マークであり(図6と比較されたい)、t2は、遷移B
の初期タイミング・マークである場合、遷移Bの結果生
じるタイミング・マークt2'は、下記のように計算する
ことができる。
は、オームの法則を用いることによって実施可能であ
る。
化させることが可能である。この結果、上述のようなト
リミング回路を実施する、下記による2つの方法が得ら
れる。1.図8a及び8bに示す負荷デバイスの非対称
的修正すなわち上述の式におけるR’=R+dR2.図
9a及び9bにおける調整電流のような定電流dIの非
対称的追加。
フセット電圧Voffsを補償するだけではなく、差動増幅
回路によって、加えられる入力信号のタイミング情報が
変化しないようにするため、差動増幅回路のタイミング
挙動を調整するためのツールも提供する。本発明による
補償の結果、既存のオフセット電圧Voffsが上昇するこ
とさえあるし、あるいは、以前は存在しなかったオフセ
ット電圧Voffsが生じることになる場合さえある(図9
c参照)。しかし、本発明の補償によれば、入力信号の
タイミング情報の変化に起因するタイミングの欠陥が軽
減されるか、あるいは、解消されさえする。
び小型化を押し進めたとしても、改善されたタイミング
挙動、あるいは、理想に近いタイミング挙動さえ示す差
動増幅回路を提供することが可能になる。この結果、速
度及びタイミング精度に対する妥協を強いられることな
く、高集積度の回路を用いることが可能になる。
フリップ・フロップ等のような任意の種類の差動増幅回
路または論理ゲートに適用することが可能であり、分か
りやすくするためだけに用いられた図2に示すインバー
タ回路に制限されるわけではない。
するための実施態様が、図2のインバータ回路の例に関
して示される。調整には、差動増幅回路の動作点を修正
し、伝搬遅延の差を取り除くことができるようにする必
要がある。実施態様は、MOSテクノロジに関して示さ
れるが、もちろん、本発明はそれに制限されるものでは
なく、任意のテクノロジで実施される任意の差動増幅回
路をそれ相応に調整することが可能である。
おける少なくとも1つのインピーダンスが修正される、
トリミング回路に関する第1の原理に基づく方法に従っ
た、図2のインバータ回路を調整するための一例が示さ
れている。第1の電流路20の第1の負荷50及び第2
の電流路30の第2の負荷70はトランジスタとして実
施され、そのインピーダンスはそれぞれ、ゲート電極に
印加される制御電圧によって設定される。インピーダン
ス手段100(及び110)は、第1の負荷50と第2
の負荷70の少なくとも一方(できれば、両方)に対し
て並列に接続される。インピーダンス手段100及び1
10は、トランジスタとして実施するのが望ましく、そ
のインピーダンスは、それぞれ、その制御(ゲート)電
極に印加される制御電圧V1及びV2によって設定するこ
とが可能である。制御電圧V1及びV2は、アナログ電圧
源または当該技術において既知の他の電圧供給手段によ
って実施することが可能である。
及び110の実施例が示されている。インピーダンス手
段100及び110はそれぞれ、並列接続をなすように
構成された複数のトランジスタ100.1,...,1
00.n及び110.1,...,110nとして実施
される。ある実施態様の場合、大地電位(0V)または
高電位の(VDD)の電圧(レール電圧)は、制御電極
に関する制御電圧として印加される。
手段100及び110は、複数の並列トランジスタ10
0.1,...,100.n及び110.1,...,
110nとして実施されるので、インピーダンス手段1
00及び110のデジタル制御が可能になる。複数のト
ランジスタ100.1,...,100.nの制御(ゲ
ート)電極は制御バス120に結合され、複数のトラン
ジスタ110.1,...,110nの制御(ゲート)
電極は制御バス130に結合される。制御バス120及
び130によってデジタル信号が複数のトランジスタ1
00.1,...,100.n及び110.
1,...,110nに供給され、これによって、次に
トランジスタがオンまたはオフになり、その結果、イン
ピーダンス手段100及び110のインピーダンスが修
正される。
おける少なくとも1つの電流Iが修正される、トリミン
グ回路に関する第2の原理に基づく方法に従った、図2
のインバータ回路を調整するための一例が示されてい
る。第1の電流源150は、出力ノードOUTpとOU
Tnの一方に結合される。第2の電流源160は、出力
ノードOUTpとOUTnのもう一方に結合するのが望ま
しい。第1の電流源150及び第2の電流源160は、
トランジスタとして実施されるのが望ましく、それぞれ
の出力ノードOUTpまたはOUTnに加えられる電流値
は、それぞれ、その制御(ゲート)電極に印加される制
御電圧V1及びV2によって設定することが可能である。
制御電圧V1及びV2は、アナログ電圧源によって、また
は、当該技術において既知の他の電圧供給手段によって
実施することが可能である。
ように構成された複数のトランジスタ150.
1,...,150n及び160.1,...,160
nとして実施された、第1の電流源150及び第2の電
流源160の実施例が示されている。第1の電流源15
0及び第2の電流源160によって供給される電流値
は、複数のトランジスタ150.1,...,150n
及び160.1,...,160nの制御(ゲート)電
極に制御電圧を印加することによって設定可能である。
50及び第2の電流源160は、可制御電流出力デジタ
ル・アナログ変換器(CCO−DAC)150及び16
0として実施され、複数のトランジスタ150.
1,...,150nの制御(ゲート)電極は、制御バ
ス170に結合され、複数のトランジスタ160.
1,...,160nの制御(ゲート)電極は、制御バ
ス180に結合される。制御バス170及び180によ
って、デジタル信号が複数のトランジスタ150.
1,...,150.n及び160.1,...,16
0nに供給され、これによって、次に、トランジスタが
オンまたはオフになり、その結果、第1の電流源150
及び第2の電流源160によって供給される電流値が修
正される。
0は、出力ノードOUTpまたはOUTnと大地電位のよ
うな低電位との間に接続するのが望ましい。その場合、
電流iは、差動増幅回路のそれぞれの電流路から「引き
出される」だけであるため、より容易に実施することが
可能になる。
(例えば6)の2値重み付けを施された電流源によって
実施するのが望ましい。個別にオン/オフして、電流の
量を調整することが可能なこれらの電流源は、これらの
FETのソース・コネクタが低(大地)電位に接続され
る場合、NMOS FETとして実施するのが望まし
い。一方、これらのトランジスタのドレイン・コネクタ
が高電位に接続される場合、電流源はPMOS FET
として実施するのが望ましい。ゲート・コネクタは、ト
ランジスタを通る電流を制御するk(例えば6)のデジ
タル信号によって駆動するのが望ましい。デジタル信号
によって、電流をオン/オフすることが可能である。出
力ノードOUTpまたはOUTnに供給される電流負荷
は、kの個別電流の和である。
1の電流源150及び第2の電流源160は、それに従
って構成することが可能であり、その接点の1つが、出
力ノードOUTpまたはOUTnに結合されるのが望まし
い。差動増幅回路による伝搬遅延を変化させるため、2
つの出力ノードOUTpまたはOUTnは、別様に負荷を
加えるのが望ましい。プログラム可能なインピーダンス
手段100.1,...,100nまたは110.
1,...,110nまたはCCD−DAC150及び
160は、それぞれの側におけるデジタル入力信号が反
転されるようにプログラム可能であることが望ましい。
を以下に示す。
成された2つの電流路(20、30)において、差動入
力信号を受信し、出力信号を送り出すための回路であっ
て、2つの電流路(20、30)の少なくとも一方に、
入力信号のタイミング情報と出力信号のタイミング情報
とを合わせるように調整するための調整手段が含まれて
いることを特徴とする回路。
I’)に、出力信号のタイミング情報が、少なくともほ
ぼ入力信号のタイミング情報を表すようになるまで、そ
れぞれの電流路における電圧レベルに修正を加えるため
の手段が含まれていることを特徴とする、実施態様1に
記載の回路。
I’)に、それぞれの電流路におけるインピーダンス
(R’)に修正を加えるための手段が含まれていること
を特徴とする、実施態様1または実施態様2に記載の回
路。
I’)に、それぞれの電流路における電流(I’)に修
正を加えるための手段が含まれていることを特徴とす
る、実施態様1または実施態様2のいずれか一項に記載
の回路。
I’)に、それぞれの電流路におけるインピーダンス
(R’)に修正を加えるための手段と、電流(I’)に
修正を加えるための手段が含まれていることを特徴とす
る、実施態様1または実施態様2に記載の回路。
(R’)に修正を加えるための手段に、並列及び/また
は直列に接続されたトランジスタ素子が望ましい、複数
のインピーダンス素子が含まれることを特徴とする、実
施態様3に記載の回路。
を加えるための手段に、少なくとも1つのトランジスタ
素子が望ましい、少なくとも1つの調整電流源(i)を
追加するための手段が含まれることを特徴とする、実施
態様4に記載の回路。
整電流源(i)が、それぞれの電流路と低または高電位
の間に接続されることを特徴とする、実施態様7に記載
の回路。
様2に記載の回路を利用して、出力信号のタイミング情
報と入力信号のタイミング情報とを合わせるように調整
する方法。
形成された2つの電流路(20、30)を備える差動増
幅回路からの出力信号のタイミング情報と、差動増幅回
路に加えられた入力信号のタイミング情報とを合わせる
ように調整するための方法であって、(a)既知のタイ
ミング情報を備えた規定の入力信号を加えるステップ
と、(b)結果生じる出力信号のタイミング情報と入力
信号のタイミング情報を比較するステップと、(c)出
力信号と入力信号のタイミング情報が、少なくともほぼ
一致するまで、電流路の少なくとも一方における少なく
とも1つの電圧レベルに修正を加えるステップとを設け
て成る方法。
おいて、加えられる入力信号が、好ましくは約50%で
規定されたデューティ・サイクル信号を備えることと、
前記ステップ(b)において、出力信号のデューティ・
サイクルが測定され、入力信号のデューティ・サイクル
と比較されることと、前記ステップ(c)において、入
力信号と出力信号のデューティ・サイクルが少なくとも
ほぼ一致するまで、電流路の少なくとも一方における少
なくとも1つの電圧レベルが修正されることを特徴とす
る、実施態様10に記載の方法。
遷移を示す図である。
図である。
である。
る。
る。
じる図2のインバータを示す図である。
の影響を示す図である。
の影響を示す図である。
流路の一方における少なくとも1つのインピーダンス
R’を調整する機能を有する回路を示す図である
流路の一方における少なくとも1つのインピーダンス
R’を調整するための原理及び効果を示した図である。
流路の一方における少なくとも1つの電流I’を調整す
る機能を有する回路を示す図である。
流路の一方における少なくとも1つの電流I’を調整す
るための原理及び効果を示す図である。
示す図である。
一例を示す図である。
一例を示す図である。
一例を示す図である。
一例を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ほぼ対称をなすように形成された2つの
電流路において、差動入力信号を受信し、出力信号を送
り出すための回路であって、2つの電流路の少なくとも
一方に、入力信号のタイミング情報と出力信号のタイミ
ング情報とを合わせるように調整するための調整手段が
含まれていることを特徴とする回路。
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