JPH11261202A - フレキシブル配線基板の製造方法 - Google Patents

フレキシブル配線基板の製造方法

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JPH11261202A
JPH11261202A JP6146598A JP6146598A JPH11261202A JP H11261202 A JPH11261202 A JP H11261202A JP 6146598 A JP6146598 A JP 6146598A JP 6146598 A JP6146598 A JP 6146598A JP H11261202 A JPH11261202 A JP H11261202A
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JP
Japan
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wiring board
hot plates
flexible wiring
hot
insulating film
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JP6146598A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kyoi
正之 京井
Yasuhito Owaki
泰人 大脇
Fuyuki Eriguchi
冬樹 江里口
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Hitachi Ltd
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイドを含まないフレキシブル配線基板を効
率的に製造する。 【解決手段】(a)ベース基板30の配線面と絶縁フィル
ム31の接着面とを重ね合わせて、積層体Aを形成して
おく。(b)所定温度に加熱された上下熱板19a,19
b間に積層体Aを配置する。(c)上熱板19bを下降さ
せて、下熱板19aの合わせ面上の弾性シーリング材2
0に、上熱板19bの合わせ面を接触させた後、上下熱
板19b,19a間の気密空間から真空吸引し、気密空
間内外の差圧ΔPで上熱板19bを下降させ、積層体A
を加熱圧縮する。また、ロッキングブロック11a,1
1bで上下熱板19a,19bをロックする。(d)真空
ポンプ16による真空吸引を停止し、気密空間の内部圧
力を一気に大気圧に戻してから、絶縁接着剤が硬化する
まで、気密空間に圧縮空気を導入し続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の小型化
等に有効なフレキシブル配線基板の製造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図8により、一般的な片面フレキ
シブル配線基板の製造方法について説明する。
【0003】まず、(a)に示すように、ベース基板10
2の配線面(導体パターン102aの形成面)と絶縁フィ
ルム103の接着面(絶縁接着剤の塗布面)とを重ね合わ
せた状態で、ホットプレスの上下熱板100a,100
b間に配置する。尚、加熱・加圧サイクル中に絶縁フィ
ルム103が導体パターン102aの凹凸形状にに倣っ
て変形するように、上下熱板100a,100bの合わ
せ面には、それぞれ、ゴム、紙その他の耐熱性に優れた
クッション材101a,101bが貼り付けられてい
る。
【0004】そして、(b)に示すように、上下熱板10
0a,100bを接近させることによって、ベース基板
102と絶縁フィルム103とを熱圧着させる。即ち、
加熱・加圧サイクル中に、絶縁フィルム103の接着面
に塗布されている絶縁接着剤が溶融して、導体パターン
102aとベース基板102とに濡れ広がり、その後、
硬化する。
【0005】そして、(c)に示すように、十分に絶縁接
着剤が硬化した段階で上下熱板100a,100bを開
く。これにより、導体パターン102aを絶縁保護する
カバーレイ103を有する片面フレキシブル配線基板1
04が完成する。
【0006】尚、フレキシブル配線基板には、ここで説
明した片面フレキシブル配線基板の他、両面に回路パタ
ーンが形成されたベース基板を用いた両面フレキシブル
配線基板等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
製造方法には、信頼性の高いフレキシブル配線基板を効
率的に生産することが困難であるという欠点がある。即
ち、熱伝導の良くないクッション材が上下熱板の合わせ
面に貼り付けられているため、十分に加熱時間を確保し
なければ、加熱サイクル中に絶縁性接着剤が十分に流動
せず、カバーレイと導体パターンとの間に、フレキシブ
ル配線基板の信頼性を低下させるボイドが残存すること
がある。また、加熱・加圧サイクル中に繰り返し与えら
れる熱負荷及び機械的負荷によってクッション材の弾力
性が失われると、上下熱板の加圧によって導体パターン
間等からボイドを追い出すことが困難となる。
【0008】そこで、本発明は、より信頼性の高いフレ
キシブル配線基板を効率的に製造することができるフレ
キシブル配線基板の製造方法を提供することを第一の目
的とする。また、このフレキシブル配線基板の製造方法
の実施に適したホットプレスを提供することを第二の目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ベース基板と絶縁フィルムとを重ね合わ
せた積層体を、互いに対向する熱板間に挟み込んで加熱
圧縮し、前記ベース基板上の配線を前記絶縁フィルムで
被覆したフレキシブル配線基板を製造するフレキシブル
配線基板の製造方法であって、前記熱板による加熱圧縮
後、当該積層体の絶縁フィルム面に作用する気体圧を導
入することを特徴とするフレキシブル配線基板の製造方
法を提供する。
【0010】本発明に係るフレキシブル配線基板の製造
方法によれば、熱板による加熱圧縮後、更に、積層体の
絶縁フィルム面が気体圧によって均一に加圧され、配線
の凹凸形状に倣って絶縁フィルムを変形させることがで
きるため、クッション材を熱板に貼り付けておく必要が
ない。
【0011】従って、(1)熱板からの直接の加熱によっ
て、適切な温度にまで積層体が速やかに昇温し、且つ、
(2)気体圧によって、絶縁フィルム面が均一に加圧され
るため、ベース基板上の配線の凹凸形状に倣って絶縁フ
ィルムが変形して、配線間等に残存しているボイドを完
全に追い出す若しくは押し潰すことができる。即ち、本
発明に係るフレキシブル配線基板の製造方法によれば、
より信頼性の高いフレキシブル配線基板を効率的に製造
することができる。
【0012】また、気体圧の導入に先立つ積層体の加熱
圧縮を負圧雰囲気内で行うようにすれば、ボイドの巻き
込みを防止することができる。
【0013】また、この製造方法の実施に適したホット
プレスとして、互いに対向する1対の熱板の間に加工物
を挟み込んで、当該加工物を加熱圧縮するホットプレス
であって、前記熱板間を外気から遮蔽する弾性シーリン
グ材と、前記弾性シーリング材で遮蔽された熱板間に気
体圧を導入する気体圧導入手段とを備えることを特徴と
するホットプレスを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0015】最初に、図1により、本実施の形態に係る
ホットプレスの基本構成及びその周辺装置について説明
する。
【0016】互いに対向する1対の上下熱板19a,1
9bの内の一方の熱板19a(以下、固定側熱板19a
と呼ぶ)は、ベース22上に固定され、他方の熱板19
b(以下、可動側熱板19bと呼ぶ)は、空気圧シリンダ
10の出力軸の前進及び後退によって上下方向に移動す
る。そして、これら固定側熱板19a及び可動側熱板1
9bは、温度制御装置18の制御によって、それぞれ、
電気ヒータ(不図示)で一定温度に加熱される。
【0017】そして、固定側熱板19aの合わせ面に
は、加工物である後述の積層体Aが配置されるべき領域
を囲むように溝が形成されている。そして、この溝の内
部には、耐熱性に優れたシリコンゴム等の弾性シーリン
グ材20が詰め込まれている。従って、コンプレッサ1
7からの圧縮空気の供給によって、空気圧シリンダ10
の出力軸が前進し、可動側熱板19bが所定の位置まで
下降すると、可動側熱板19bの合わせ面と固定側熱板
19aの合わせ面との間隙が、弾性シーリング材20に
よって外気から遮蔽される(以下、この遮蔽された空間
を気密空間と呼ぶ)。尚、空気圧シリンダ10へとコン
プレッサ17からの圧縮空気を導く通気管に設けられて
いるバルブは、シリンダ制御装置14によって制御され
ている。
【0018】また、固定側熱板19aには、この気密空
間の通気口となるべき貫通穴21が開けられている。そ
して、気密空間の内部圧力を調節することができるよう
に、貫通穴21には、通気管(不図示)を介して、コンプ
レッサ17と真空ポンプ16とに接続されている。尚、
この通気管に設けられているバルブ(不図示)の開閉は、
圧力制御装置によって制御されている。
【0019】また、加圧サイクル中における気密空間の
気密性を維持するため、固定側熱板19a及び可動側熱
板19bの左右には、それぞれ、可動側熱板19bの戻
り方向への運動を適当な遊びをもって阻止する嵌め込み
式のロッキングブロック11a,11bが配置されてい
る。尚、これらロッキングブロック11a,11bを移
動させる空気圧シリンダ12a,12bへとコンプレッ
サ17からの圧縮空気を導く通気管に設けられているバ
ルブは、シリンダ制御装置14によって制御されてい
る。
【0020】そして、プロセス制御装置15は、図2に
示した一連の加熱圧縮処理を実行させるべく、既定の加
圧スケジュール(図4参照)に従って、温度制御装置1
8、圧力制御装置13及びシリンダ制御装置14をシー
ケンス制御している。以下、図3及び図4を交えて、そ
の詳細について説明する。但し、ここでは、説明の便宜
上、片面フレキシブル配線基板の製造工程を一例に挙げ
ることとする。
【0021】予め、図3(a)に示すように、ベース基板
30の配線面(導体パターン32が形成されている面)
と、絶縁フィルム31の接着面(絶縁接着剤が塗布され
ている面)とを重ね合わせることによって、積層体Aを
形成しておく。尚、このとき用いるベース配線基板に
は、電流容量及び屈曲耐久性の観点より、絶縁フィルム
32と同程度の厚さの導体パターン32が形成されてい
ることが望ましい。
【0022】まず、S200において、温度制御装置1
8は、プロセス制御装置15からの制御指令に従い、電
気ヒータにより、固定側熱板19a及び可動用熱板19
bを、それぞれ、絶縁フィルム31の接着面に塗布され
ている絶縁接着剤に適した温度にまで昇温させる。尚、
このときの温度は、絶縁接着剤の種類によってまちまち
であるが、約120℃程度が一般的である。
【0023】その後、図3(b)に示すように、積層体A
が、可動側熱板19bの合わせ面に絶縁フィルム側を向
けて、固定側熱板19aの合わせ面の所定の領域に載置
されたら、S201において(図4の既定時刻t1に相
当)、シリンダ制御装置14は、プロセス制御装置15
からの制御指令に従い、空気圧シリンダ10の出力軸を
前進させて、可動側熱板19bを所定の位置まで下降さ
せる。これにより、可動側熱板19bの合わせ面が弾性
シーリング材20に接触し、可動側熱板19bの合わせ
面と固定用熱板19aの合わせ面との間隙に前述の気密
空間が形成される。
【0024】その後、S202(図4の既定時刻t2に相
当)において、圧力制御装置13は、プロセス制御装置
15からの制御指令に従い、真空ポンプ16による気密
空間内からの真空吸引を開始する。これにより気密空間
内が負圧になると、図3(c)に示すように、気密空間
内外の差圧ΔPによって可動側熱板19bが更に下降
し、固定側熱板19a及び可動側熱板19bの合わせ面
によって積層体Aが直接加熱圧縮される。この間、負圧
雰囲気空内で積層体Aが適切な温度にまで速やかに加熱
されるため、絶縁接着剤は、ボイドを巻き込むことなく
速やか且つ十分に流動する。尚、このときの気密空間内
の真空度は約10Torr程度であればよい。
【0025】その後、S203において(図4の既定時
刻t3に相当)において、シリンダ制御装置14は、プロ
セス制御装置15からの制御指令に従い、空気圧シリン
ダ11a,11bの出力軸を前進させて、固定側熱板1
9a及び可動側熱板19bの外縁にロッキングブロック
11a,11bを嵌め込む。
【0026】その後、S204において(図4の既定時
刻t4,t5に相当)において、圧力制御装置13は、プロ
セス制御装置15からの制御指令に従い、真空ポンプ1
6による真空吸引を停止させて、気密空間の内部圧力を
一気に大気圧に戻し、更に、コンプレッサ17から気密
空間への圧縮空気の導入を開始する。これにより気密空
間の内部圧力が大気圧以上(約5〜7気圧程度)に上昇す
ると、図3(d)に示すように、気密空間の気密性を損わ
ない所定の位置まで可動側熱板19bが押し戻され、可
動側熱板19bと積層体Aの絶縁フィルム面との間に僅
かな隙間が形成される。そして、絶縁接着剤の種類に応
じた硬化時間(図4の既定時刻t6に相当)が経過するま
で、気密空間に圧縮空気を導入し続ける。これにより、
絶縁接着剤が硬化するまで、積層体Aの絶縁フィルム面
内に、気体圧、即ち、均一な圧力が作用するため、ベー
ス基板30上の導体パターン32の凹凸形状に倣って絶
縁フィルム31が変形し、導体パターン32間等に残存
しているボイドを完全に押し潰す若しくは追い出すこと
ができる。
【0027】最終的に、シリンダ制御装置14は、プロ
セス制御装置15からの制御指令に従い、S205(図
4の時刻t7に相当)において、空気圧シリンダ11a,
11bの出力軸を後退させ、ロッキングブロック11
a,11bを初期位置に復帰させてから、S206(図4
の時刻t8に相当)において、空気圧シリンダ10の出力
軸を後退させ、可動側熱板19bを初期位置に復帰させ
る。これにより、導体パターンを絶縁保護するためのカ
バーレイを有するフレキシブル配線基板を取り出すこと
ができる。
【0028】このように、本製造方法によれば、熱板1
9a,19bから積層体Aが直接熱を受け取るため、絶
縁接着剤を十分且つ速やかに溶融流動させることができ
る。従って、従来よりも加熱時間が短縮化されるため、
全行程を10以内で終了させることが可能となる。ま
た、負圧雰囲気内で積層体Aの加熱が行われるため、加
熱により流動した絶縁接着剤がボイドを巻き込むことも
ない。しかも、絶縁接着剤が硬化する迄の間、絶縁フィ
ルム面が気体圧により均一に加圧され、ベース基板30
上の導体パターン32の凹凸形状に倣って絶縁フィルム
31が変形するため、導体パターン32間等に残存して
いたボイドを完全に押し潰す若しくは追い出すことがで
きる。
【0029】即ち、本製造方法によれば、より信頼性の
高いフレキシブル配線基板を効率的に製造することがで
きる。
【0030】尚、本実施の形態では、気密空間からの真
空吸引後、気密空間に気体圧を導入しているが、気密空
間からの真空吸引後、気密空間を外気に開放するのみで
も、残存ボイドの追い出し及び押し潰しには効果的であ
る。また、気密空間からの真空吸引を行わず、シリンダ
出力によって熱板間に加圧力を発生させて、その後に、
気密空間に気体圧を導入するようにしても、残存ボイド
の追い出し及び押し潰しには有効である。
【0031】ところで、このホットプレスは、長尺なフ
レキシブル配線基板の製造工程にも適用可能である。そ
の場合には、図5に示すように、ロール状に巻かれたテ
ープ状の絶縁フィルム50を熱板19a,19b間に供
給する送り機構50A、ロール状に巻かれたテープ状の
ベース基板51を熱板19a,19b間に供給する送り
機構51A、及び、完成したフレキシブル配線基板52
を順次巻き取る巻取り機構52Aを新たに設ける必要が
ある。そして、(A)に示すように、送り機構50A,5
1A及び巻き取り機構52Aを駆動し、絶縁フィルム5
0及びベース基板51を熱板19a,19b間に供給し
た後、前述と同様に、(B)に示すように、可動側熱板1
9bの下降、気密空間からの真空吸引を実行してから、
(C)に示すように、ロッキングブロック11a,11b
の嵌め込み、気密空間への気体圧導入等を実行するとい
うように、絶縁フィルム50及びベース基板51の送り
に同期させて、前述の加熱圧縮処理を繰返し実行させる
ようにすればよい。
【0032】但し、(B)において可動側熱板19bが下
降した際に、図6に示すように、固定側熱板19a上の
弾性シーリング材20に、ベース基板50及び絶縁フィ
ルム51の外縁部が押し当てられるため、フレキシブル
配線基板52のシワ等の発生防止上、図7に示すよう
に、ベース基板50及び絶縁フィル51が2枚の金属フ
ィルム70a,70b間に挟み込み込まれた状態で熱板
19a,19bに供給されるようにすることが望まし
い。即ち、熱板間への2枚の金属フィルム70a,70
bの送り機構、及び、熱板間通過後の2枚の金属フィル
ム70a,70bの巻き取り機構を更に設けることが望
ましい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、より信頼性の高いフレ
キシブル配線基板を効率的に製造することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施の一形態に係るホットプ
レスと周辺装置とのシステム構成を示した図であり、
(b)は、本発明の実施の一形態に係るホットプレスの熱
板付近分の部分断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るフレキシブル配線
基板の製造方法の流れを示したフローチャート図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態に係るフレキシブル配線
基板の製造方法を説明するための図である。
【図4】(a)は、プロセス制御装置の制御指令の発信タ
イミングを示した図であり、(b)は、加圧サイクル中に
おける気密空間の内部圧力の時間変化を示した図であ
る。
【図5】長尺なフレキシブル配線基板の製造工程におけ
る、本発明の実施の一形態に係るホットプレスの一連の
動作を示した図である。
【図6】テープ状の絶縁フィルム及びテープ状のベース
基板が供給された際の固定側熱板の合わせ面上の状態を
示した図である。
【図7】テープ状の金属フィルムの間にテープ状のベー
ス基板及びテープ状の絶縁フィルムを挟んだ状態の断面
図である。
【図8】従来のフレキシブル配線基板の製造方法を説明
するための図である。
【符号の説明】
10…空気圧シリンダ 11a,11b…ロッキングブロック 12a,12b…空気圧シリンダ 13…圧力制御装置 14…シリンダ制御装置 15…プロセス制御装置 16…真空ポンプ 17…コンプレッサ 18…温度制御装置 19a…固定側熱板 19b…可動側熱板 20…弾性シーリング材 21…貫通穴 22…ベース 50…テープ状の絶縁フィルム 50A…絶縁フィルムの送り機構 51…テープ状のベース基板 51A…ベース基板の送り機構 52…長尺のフレキシブル配線基板 52A…フレキシブル配線基板の巻取り機構 70a,70b…金属フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江里口 冬樹 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース基板と絶縁フィルムとを重ね合わせ
    た積層体を、互いに対向する熱板間に挟み込んで加熱圧
    縮し、前記ベース基板上の配線を前記絶縁フィルムで被
    覆したフレキシブル配線基板を製造するフレキシブル配
    線基板の製造方法であって、 前記熱板による加熱圧縮後、当該積層体の絶縁フィルム
    面に作用する気体圧を導入することを特徴とするフレキ
    シブル配線基板の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフレキシブル配線基板の製
    造方法であって、 前記熱板間に負圧を導入すると共に、前記積層体を加熱
    圧縮することを特徴とするフレキシブル配線基板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】互いに対向する1対の熱板の間に加工物を
    挟み込んで、当該加工物を加熱圧縮するホットプレスで
    あって、 前記熱板間を外気から遮蔽する弾性シーリング材と、 前記弾性シーリング材で遮蔽された熱板間に気体圧を導
    入する気体圧導入手段とを備えることを特徴とするホッ
    トプレス。
  4. 【請求項4】請求項3記載のホットプレスであって、 前記弾性シーリング材で遮蔽された熱板間から真空吸引
    する真空吸引手段を備え、 前記気体圧供給手段は、 前記弾性シーリング材で遮蔽された熱板間に気体を供給
    する気体供給手段、及び、前記弾性シーリング材で遮蔽
    された熱板間よりも低圧の外気に当該熱板間を開放する
    開放手段の内の何れか一方を備えることを特徴とするホ
    ットプレス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305817A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Shin Etsu Chem Co Ltd Fpc製造用クッションシート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008305817A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Shin Etsu Chem Co Ltd Fpc製造用クッションシート

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