JPH1126113A - 回転嵌合型コネクタ - Google Patents

回転嵌合型コネクタ

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JPH1126113A
JPH1126113A JP9175978A JP17597897A JPH1126113A JP H1126113 A JPH1126113 A JP H1126113A JP 9175978 A JP9175978 A JP 9175978A JP 17597897 A JP17597897 A JP 17597897A JP H1126113 A JPH1126113 A JP H1126113A
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JP
Japan
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connector
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contacts
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plug connector
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JP9175978A
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Yu Takebe
祐 建部
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの嵌合後の基板の実装高さを低く
し、また、操作性を良好にし、更に、プラグコネクタの
回転止めを不要にする。 【解決手段】 図(a)の状態から図(b)の状態にプ
ラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ1に垂直に挿入
する。この際、一対のコンタクト3の間隔Aは、プラグ
コネクタ4の厚みBよりも大きいから、プラグコネクタ
4の挿入力はゼロである。この状態では、コネクタはま
だ嵌合していない。次に、プラグコネクタ4を図(c)
のように支点を中心として90度右回転させる。この
際、一対のコンタクト3の間隔Aは、コンタクト6とコ
ンタクト7との間隔Cよりも小さいので、一対のコンタ
クト3と一対のコンタクト6,7が接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグコネクタを
レセプタクルコネクタに挿入後に回転させて嵌合させる
回転嵌合型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1のコネクタについて図2
(a)と(b)を参照して説明する。
【0003】レセプタクルコネクタ11のインシュレー
タ12には、一対のコンタクト13が対向して組み込ま
れている。また、プラグコネクタ14のインシュレータ
15には、一対のコンタクト16が対向して組み込まれ
ている。
【0004】コネクタの嵌合は、次のように行う。ま
ず、図2(a)に示されるように、プリント配線基板1
7に取り付けられたプラグコネクタ14をレセプタクル
コネクタ11に垂直に挿入する。この際、一対のコンタ
クト13の間隔は一対のコンタクト16の間隔よりも大
きいから、プラグコネクタ14の挿入力はゼロである。
この状態では、コネクタはまだ嵌合していない。
【0005】次に、プラグコネクタ14を図2(b)に
示されるように、右方向に回転させる。この際、一対の
コンタクト13と一対のコンタクト16が接触する。
【0006】続いて、インシュレータ12に設けられて
いる回転止め12Aを紙面の手前に引き出すことによ
り、一対のコンタクト13の反力によるプラグコネクタ
14の復元を阻止する。この状態で、コネクタの嵌合が
維持される。
【0007】従来の第2のコネクタについて図3(a)
と(b)を参照して説明する。
【0008】傾斜して配置されたレセプタクルコネクタ
21のインシュレータ22には、一対のコンタクト23
が対向して組み込まれている。また、プラグコネクタ2
4のインシュレータ25には、一対のコンタクト26が
対向して組み込まれている。
【0009】なお、インシュレータ22には、回転止め
22Aが設けられ、また、プラグコネクタ24はプリン
ト配線基板27に取り付けられている。
【0010】従来の第2のコネクタの操作は、前述した
従来の第1のコネクタの操作と同様である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1と第2の各
コネクタでは、プラグコネクタの一対のコンタクトの接
点がコネクタの厚み方向に対向して配置されていた。し
たがって、コネクタを嵌合する際のプラグコネクタの回
転角度を大きくすることができなかった。
【0012】図2に示される従来の第1のコネクタで
は、プラグコネクタをレセプタクルコネクタに垂直に挿
入するから、挿入しやすい反面、コネクタの嵌合後のプ
リント配線基板の実装高さが高くなってしまった。
【0013】図3に示される従来の第2のコネクタで
は、コネクタの嵌合後のプリント配線基板の実装高さを
低くすることができる反面、プラグコネクタをレセプタ
クルコネクタに挿入する角度を正確に知り難く、作業性
が低下していた。
【0014】また、従来の第1と第2の各コネクタとも
に、コネクタの嵌合時に、レセプタクルコネクタの一対
のコンタクトの反力によりプラグコネクタが回転力を受
けるために、回転止めを必要としていた。
【0015】そこで、本発明は、従来の第1と第2の各
コネクタの欠点を改良し、コネクタの嵌合後の基板の実
装高さを低くし、また、操作性を良好にし、更に、プラ
グコネクタの回転止めを不要にしようとするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0017】(1)インシュレータ及び前記インシュレ
ータに組み込まれた一対のコンタクトを有するレセプタ
クルコネクタと、穴が開けられたインシュレータ、前記
インシュレータの端面に組み込まれた第1のコンタクト
及び前記穴の内壁に組み込まれた第2のコンタクトを有
するプラグコネクタとから構成され、前記プラグコネク
タの前記第1のコンタクトの接点と前記第2のコンタク
トの接点との間隔が、前記レセプタクルコネクタの前記
一対のコンタクトの間隔よりも大きいことを特徴とする
回転嵌合型コネクタ。
【0018】(2)前記プラグコネクタの第1のコンタ
クトと第2のコンタクトとが、円弧面の形状に湾曲して
いる前記(1)記載の回転嵌合型コネクタ。
【0019】(3)前記プラグコネクタを前記レセプタ
クルコネクタに対して垂直方向に挿入した後に90度回
転することができる前記(1)記載の回転嵌合型コネク
タ。
【0020】(4)多芯のZIF構造とした前記(1)
記載の回転嵌合型コネクタ。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1の(a)〜(c)を参照して説明する。
【0022】図1(a)において、レセプタクルコネク
タ1のインシュレータ2には、一対のコンタクト3が対
向して組み込まれている。また、プラグコネクタ4のイ
ンシュレータ5には、穴5Aが開けられ、インシュレー
タ5の端面に接点を有するコンタクト6が組み込まれて
いる。更に、インシュレータ5には、コンタクト6に対
向して、穴5Aの内壁に接点を有するコンタクト7が組
み込まれている。プラグコネクタ4のコンタクト6とコ
ンタクト7とは、円弧面の形状に湾曲して形成すること
が望ましい。
【0023】プラグコネクタ4の厚みBは、レセプタク
ルコネクタ1の対向した一対のコンタクト3の間隔Aよ
りも小さい。また、コンタクト6とコンタクト7との間
隔Cは、レセプタクルコネクタ1の対向した一対のコン
タクト3の間隔Aよりも大きい。
【0024】コネクタの嵌合は、次のように行う。ま
ず、図1(b)に示されるように、プリント配線基板8
に取り付けられたプラグコネクタ4をレセプタクルコネ
クタ1に垂直に挿入する。この際、A>Bの関係から、
プラグコネクタ4の挿入力はゼロである。この状態で
は、コネクタはまだ嵌合していない。
【0025】次に、プラグコネクタ4を図1(c)に示
されるように、支点を中心として90度右回転させる。
この際、A<Cの関係から、レセプタクルコネクタ1の
対向した一対のコンタクト3とプラグコネクタ4のコン
タクト6,7が接触する。
【0026】コネクタの操作をする際に、支点と力点と
作用点の位置関係を(支点と作用点との間隔)<(支点
と力点との間隔)に設定すると、てこの倍力作用によ
り、コネクタを容易に嵌合することができる。
【0027】本実施の形態例では、レセプタクルコネク
タ1の一対のコンタクト3とプラグコネクタ4の一対の
コンタクト6,7について述べたが、本発明の原理及び
構造を顧慮すると、本発明は多芯のZIF(ZERO
INSERTION FORCE 無挿抜力)構造のコ
ネクタにも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0029】(1)挿入方向が操作しやすい垂直方向で
ありながら、コネクタの嵌合後は基板を水平に配置する
ことができるため、基板の実装高さを低くすることがで
きる。
【0030】したがって、良好な操作性を有し、実装寸
法が小さい回転嵌合型コネクタを提供することができ
る。
【0031】(2)コネクタの嵌合の際、力のバランス
がとれているために、プラグコネクタの回転止めのよう
な余分な手段を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の回転嵌合型コネクタ
の断面図であり、(a)は挿入前の状態、(b)は挿入
後ではあるが、嵌合前の状態、(c)は嵌合後の状態
を、それぞれ示す。
【図2】従来の第1のコネクタの断面図であり、(a)
は挿入前の状態、(b)は嵌合後の状態を、それぞれ示
す。
【図3】従来の第2のコネクタの断面図であり、(a)
は挿入前の状態、(b)は嵌合後の状態を、それぞれ示
す。
【符号の説明】
1 レセプタクルコネクタ 2 インシュレータ 3 コンタクト 4 プラグコネクタ 5 インシュレータ 5A 穴 6 コンタクト 7 コンタクト 8 プリント配線基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータ及び前記インシュレータ
    に組み込まれた一対のコンタクトを有するレセプタクル
    コネクタと、穴が開けられたインシュレータ、前記イン
    シュレータの端面に組み込まれた第1のコンタクト及び
    前記穴の内壁に組み込まれた第2のコンタクトを有する
    プラグコネクタとから構成され、前記プラグコネクタの
    前記第1のコンタクトの接点と前記第2のコンタクトの
    接点との間隔が、前記レセプタクルコネクタの前記一対
    のコンタクトの間隔よりも大きいことを特徴とする回転
    嵌合型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記プラグコネクタの第1のコンタクト
    と第2のコンタクトとが、円弧面の形状に湾曲している
    ことを特徴とする請求項1記載の回転嵌合型コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記プラグコネクタを前記レセプタクル
    コネクタに対して垂直方向に挿入した後に90度回転す
    ることができることを特徴とする請求項1記載の回転嵌
    合型コネクタ。
  4. 【請求項4】 多芯のZIF構造としたことを特徴とす
    る請求項1記載の回転嵌合型コネクタ。
JP09175978A 1997-07-01 1997-07-01 回転嵌合型コネクタ Expired - Fee Related JP3114116B2 (ja)

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JPH1126113A true JPH1126113A (ja) 1999-01-29
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ID=16005571

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014241199A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 矢崎総業株式会社 雌端子及びコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014241199A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 矢崎総業株式会社 雌端子及びコネクタ

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