JPH11260307A - 集束イオンビーム装置 - Google Patents

集束イオンビーム装置

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JPH11260307A
JPH11260307A JP6084198A JP6084198A JPH11260307A JP H11260307 A JPH11260307 A JP H11260307A JP 6084198 A JP6084198 A JP 6084198A JP 6084198 A JP6084198 A JP 6084198A JP H11260307 A JPH11260307 A JP H11260307A
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ion beam
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fib
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Takahide Sakata
隆英 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料上のイオンビームの走査範囲(倍率)に
応じて最適な電流のイオンビームを照射することができ
る集束イオンビーム装置を実現する。 【解決手段】 FIBカラム1中の集束レンズ4、対物
レンズ5、偏向器6を制御するFIB制御部8は、ホス
トコンピュータ14によってコントロールされる条件設
定手段25により制御される。条件設定手段25は、ソ
フトモード条件ユニット26、ノーマルモード条件ユニ
ット27、ハードモード条件ユニット28を備えてい
る。各条件ユニット26,27,28は、それぞれ倍率
に応じた単位面積当たりの照射電流dI/dSの可変範
囲がテーブルの形で記憶されている。試料の種類と加工
倍率が設定されると、いずれかの条件ユニットに記憶さ
れている電流値が読み出され、それによってFIB制御
部8が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料に集束イオン
ビームを照射して加工し、その加工断面を走査電子顕微
鏡機能で観察するようにした集束イオンビーム装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】集束イオンビーム(FIB−Focused Io
n Beam)装置は、イオン源からのイオンビームを細く集
束し、加工試料に照射して試料をエッチング等により加
工する装置である。このFIB装置の応用分野の中で
も、特にFIBによるエッチング技術は、かなりポビュ
ラーなものとなってきている。
【0003】この技術を用いたFIB装置は、マイクロ
マシン加工はもとより、半導体デバイスの不良解析や透
過電子顕微鏡試料の作成に広く利用されている。特に最
も注目されている半導体デバイスの3次元解析として
は、もはや不可欠の装置となりつつある。また、現在で
は、従来のインライン型走査電子顕微鏡(SEM)装置
にFIB機能を付加したデュアルビーム(Dual Beam −
DB)装置も徐々にではあるが普及しつつある。
【0004】DB装置(FIB−SEM装置)は、半導
体の不良解析装置として対応すべく、従来までのFIB
装置としてエッチング加工した後、SEM装置へ試料を
移して観察するといった工程を一台で行える複合装置で
ある。
【0005】これは、通常のFIB単能機と同様に、試
料上面にイオンビームを照射して、任意の場所をエッチ
ング加工し、加工終了後、試料の移動なしにすぐにその
エッチング加工された断面をSEM像で観察できるとい
う利点を有している。その結果、不良解析に絶大な威力
とその工程の時間の短縮、それに伴う歩留まり管理とそ
の速度、また、複合装置ゆえの床面積の縮小、価格のダ
ウン等が期待されており、今後ますます普及が進むと予
想される。
【0006】上記したFIB−SEM装置の構成は、大
きく分けてFIB制御部、SEM制御部、試料を載せた
ステージの制御部からなり、それぞれをホストコンピュ
ータにより制御している。この装置では、通常、試料の
垂直方向の上からイオンビームを当ててエッチングし、
その穴の断面に試料面から30°の角度で電子ビームを
当てて、その断面の構造を観察している。イオンビーム
で加工されたサンプルは、試料面に垂直な断面を作り、
その断面は、イオンビームの電流量、プローブ径に依存
するが、ほとんど試料面に垂直に切り出される。
【0007】図1に上記したFIB−SEM装置の一例
を示す。図中1はFIBのカラム、2はSEMのカラム
である。FIBカラム1の中には、イオン銃3と、イオ
ン銃3から発生し加速されたイオンビームを集束する集
束レンズ4、対物レンズ5、イオンビームを2次元的に
走査するための偏向器6が設けられている。なお、イオ
ンビーム用の集束レンズ4、対物レンズ5は静電レンズ
が使用される。
【0008】イオン銃3から発生したイオンビームは、
集束レンズ4、対物レンズ5によって試料7上に細く集
束されると共に、試料7に照射されるイオンビームの照
射位置は、偏向器6によって走査できるように構成され
ている。これら集束レンズ4、対物レンズ5、偏向器6
はFIB制御部8によって制御される。
【0009】例えば、試料7に照射されるイオンビーム
の電流量を変化させる場合には、FIB制御部8によっ
て集束レンズ4、対物レンズ5を制御し、各レンズの強
度を制御してイオンビームの集束度合いを変化させ、イ
オンビームの光路中に設けられた絞り(図示せず)を通
過するイオンビームの量を制御する。また、イオンビー
ムを試料上で2次元的あるいはライン状に走査する場合
には、FIB制御部8から偏向器6に走査信号が供給さ
れる。
【0010】SEMカラム2の中には、電子銃9と、電
子銃9から発生した電子ビームを集束する集束レンズ1
0、対物レンズ11、電子ビームを2次元的に走査する
ための偏向器12が設けられている。なお、電子ビーム
用の集束レンズ10、対物レンズ11は電磁レンズが使
用される。
【0011】電子銃9から発生した電子ビームは、集束
レンズ10、対物レンズ11によって試料7上に細く集
束されると共に、試料7に照射される電子ビームの照射
位置は、偏向器12によって走査できるように構成され
ている。これら集束レンズ10、対物レンズ11、偏向
器12はSEM制御部13によって制御される。
【0012】例えば、試料7に照射される電子ビームの
電流量を変化させる場合には、SEM制御部13によっ
て集束レンズ10、対物レンズ11を制御し、各レンズ
の強度を制御して電子ビームの集束度合いを変化させ、
電子ビームの光路中に設けられた絞り(図示せず)を通
過する電子ビームの量を制御する。また、電子ビームを
試料上で2次元的あるいはライン状に走査する場合に
は、SEM制御部13から偏向器12に走査信号が供給
される。なお、SEM制御部13とFIB制御部8は、
ホストコンピュータ14によってコントロールされる。
【0013】試料7への電子ビームあるいはイオンビー
ムの照射によって試料から発生した2次電子は、2次電
子検出器15によって検出される。検出器15によって
検出された信号は、AD変換器16によってディジタル
信号に変化された後、画像メモリー17に供給されて記
憶される。画像メモリー17に記憶された信号は読み出
されてDA変換器18に供給され、DA変換器18によ
ってアナログ信号に変換された信号は陰極線管19に供
給される。
【0014】試料7はステージ20上に載せられてい
る。ステージ20はステージ制御部21により、水平方
向の2次元移動、回転、傾斜ができるように構成されて
いる。ステージ制御部21は、ホストコンピュータ14
によってコントロールされる。このような構成の動作を
次に説明する。
【0015】まず、FIBによる試料7の加工が行われ
る。この試料の加工は、FIBカラム1内のイオン銃2
からイオンビームを発生させ、このイオンビームを集束
レンズ4、対物レンズ5によって試料7上に細く集束す
ると共に、イオンビームを偏向器6によってライン状に
走査する。この際、試料ステージ18をイオンビームの
ライン状の走査の方向と垂直な方向に移動させる。
【0016】図2はこの様子を示しており、試料7は矢
印Sの逆の方向にゆっくりと移動させられ、その間、イ
オンビームIBは紙面に垂直の方向にライン状に走査さ
れる。この時、イオンビームIBの電流量は、大きな加
工レートを保つために、例えば、1000pA程度とさ
れている。この結果、試料7には矩形状の開口23が穿
たれる。この開口23の深さは、イオンビームの電流
量、イオンビームの走査速度、試料の移動速度による。
【0017】通常のFIB−SEM装置においては、試
料7に対する開口23の形成後、断面部分Dに対してS
EMカラム2から電子ビームEBを照射すると共に、断
面部分Dで電子ビームを2次元的に走査する。この走査
に基づいて断面部分Dから発生した2次電子は、2次電
子検出器15によって検出される。この検出信号は、陰
極線管19に供給されることから、陰極線管19には断
面部分Dの走査電子顕微鏡像が得られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記した装置で試料の
加工を行なう場合、イオン源3からのイオンビームは、
対物レンズ5で細く絞られ、試料の加工領域を走査する
べく偏向器6で制御される。そして、試料上での集束イ
オンビームの走査を十分な深さとなるまで繰り返し、加
工が終了すると加工断面の観察を行なう。
【0019】このような従来の集束イオンビーム装置で
は、一度イオンビームの電流を設定すると、後はオペレ
ータが電流を再設定することをしない限り、倍率(イオ
ンビームの2次元走査領域)を低倍にしても高倍にして
も電流はそのままである。すなわち、試料の単位面積当
たりの照射電流は倍率を変えるごとに変化することにな
る。
【0020】従来の装置では、オペレータが倍率を変え
て、例えば、高い倍率にして精度良く微細加工を行なお
うとした場合、照射電流をより小さな電流になるように
再設定していた。この方式では、同じ電流でも倍率を上
げ、単位面積当たりの照射電流を大きくした場合、試料
を精度よく加工するという観点から、再度小さな照射電
流(イオンビームをより細く絞ることを意味する)にマ
ニュアルで設定し直さなければならないという問題があ
った。
【0021】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、試料上のイオンビームの走査範囲
(倍率)に応じて最適な電流のイオンビームを照射する
ことができる集束イオンビーム装置を実現するにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明に基づく集束
イオンビーム装置は、イオン源からのイオンビームを試
料上に細く集束すると共に、試料上でイオンビームの照
射位置を2次元的に走査し、試料を加工するようにした
集束イオンビーム装置において、試料に照射される電流
量をイオンビームの2次元走査範囲に応じて変化させる
ように構成したことを特徴としている。
【0023】第1の発明では、試料に照射されるイオン
ビームの電流量を倍率(イオンビームの2次元走査範
囲)に応じて変化させる。第2の発明に基づく集束イオ
ンビーム装置は、第1の発明において、試料に照射され
る電流量範囲を複数種類用意し、この電流量範囲を選択
できる手段を備えたことを特徴としている。
【0024】第2の発明では、試料に照射されるイオン
ビームの電流量を、試料の種類と倍率(イオンビームの
2次元走査範囲)に応じて変化させる。第3の発明に基
づく集束イオンビーム装置は、第1の発明において、集
束イオンビームによって加工された試料断面に電子ビー
ムを照射して走査電子顕微鏡像を観察することができる
SEM機能とを備えたことを特徴としている。
【0025】第3の発明では、試料に照射されるイオン
ビームの電流量を倍率(イオンビームの2次元走査範
囲)に応じて変化させて試料を加工し、加工断面をSE
M機能によって観察する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図2は、本発明に基づくF
IB−SEM装置を示しており、図1に示した従来装置
と同一ないしは類似の構成要素には同一番号を付しその
詳細な説明は省略する。
【0027】この図2に示した実施の形態では、FIB
カラム1中の集束レンズ4、対物レンズ5、偏向器6を
制御するFIB制御部8は、ホストコンピュータ14に
よってコントロールされる条件設定手段25により制御
される。条件設定手段25は、ソフトモード条件ユニッ
ト26、ノーマルモード条件ユニット27、ハードモー
ド条件ユニット28を備えている。各条件ユニット2
6,27,28は、それぞれ倍率に応じた単位面積当た
りの照射電流dI/dSの可変範囲がテーブルの形で記
憶されている。
【0028】ソフトモード条件ユニット26は、イオン
ビームに対してエッチングされやすい試料の場合に選択
されるユニット、ノーマルモード条件ユニット27は、
イオンビームに対して標準的にエッチングされる試料の
場合に選択されるユニット、ハードモード条件ユニット
28は、イオンビームに対してエッチングされにくい試
料の場合に選択されるユニットである。
【0029】例えば、ソフトモード条件ユニット26で
は、エッチングされやすい試料に適用される最小電流V
Sminと最大電流VSmaxに対して、 VSmin≦dI/dS≦VSmax の電流範囲が記憶されている。
【0030】また、ノーマルモード条件ユニット27で
は、標準的にエッチングされる試料に適用される最小電
流VNminと最大電流VNmaxに対して、 VNmin≦dI/dS≦VNmax の電流範囲が記憶されている。
【0031】更に、ハードモード条件ユニット28で
は、エッチングされにくい試料に適用される最小電流V
Hminと最大電流VHmaxに対して、 VHmin≦dI/dS≦VHmax の電流範囲が記憶されている。なお、上記した各可変範
囲はオペレータが任意に変更できるものである。
【0032】ここで、試料7がイオンビームに対してエ
ッチングされやすい試料の場合、ホストコンピュータ1
4により条件設定手段25内のソフトモード条件ユニッ
ト26が選択される。次にトラックボール22等を用い
て倍率を設定すると、ホストコンピュータ14、条件設
定手段25、FIB制御部8を介して、偏向器6が設定
倍率に応じた範囲を2次元走査するように動作する。
【0033】更にその際、ソフトモード条件ユニット2
6内で倍率に応じた電流値が読み出され、この電流値と
なるようにFIB制御部8を介して集束レンズ4、対物
レンズ5を制御する。
【0034】次に、試料7がイオンビームに対して標準
的にエッチングされる試料の場合、ホストコンピュータ
14により条件設定手段25内のノーマルモード条件ユ
ニット27が選択される。次にトラックボール22等を
用いて倍率を設定すると、ホストコンピュータ14、条
件設定手段25、FIB制御部8を介して、偏向器6が
設定倍率に応じた範囲を2次元走査するように動作す
る。
【0035】更にその際、ノーマルモード条件ユニット
27内で倍率に応じた電流値が読み出され、この電流値
となるようにFIB制御部8を介して集束レンズ4、対
物レンズ5を制御する。
【0036】更に、試料7がイオンビームに対してエッ
チングされにくい試料の場合、ホストコンピュータ14
により条件設定手段25内のハードモード条件ユニット
28が選択される。次にトラックボール22等を用いて
倍率を設定すると、ホストコンピュータ14、条件設定
手段25、FIB制御部8を介して、偏向器6が設定倍
率に応じた範囲を2次元走査するように動作する。
【0037】更にその際、ハードモード条件ユニット2
8内で倍率に応じた電流値が読み出され、この電流値と
なるようにFIB制御部8を介して集束レンズ4、対物
レンズ5を制御する。
【0038】このように図3の構成により、試料の種
類、倍率に応じて最適なイオンビームの電流値が選択で
きるので、どのような試料でも、どのような倍率であっ
ても、常に自動的に精度良くイオンビームによる加工を
行なうことができる。
【0039】図4は図3の構成による動作の一例のフロ
ーチャートであり、動作をスタートさせた場合、まず、
観察モードか加工モードかの設定を行なう。観察モード
が設定された場合、試料7に照射されるイオンビームの
電流は倍率に連動せず、一定とされる。なお、このモー
ドでは、イオンビームを試料7に照射した結果、試料か
ら発生した2次電子を検出器7により検出し、試料の走
査像を得る。
【0040】加工モードが選択された場合、加工する試
料のタイプの設定が行なわれる。すなわち、ソフトモー
ド条件ユニット26、ノーマルモード条件ユニット2
7、ハードモード条件ユニット28のいずれかの選択が
行なわれる。ソフトモード条件ユニット26が選択され
た場合、上記したようにイオンビームの電流dI/dS
は、倍率に応じて、 VSmin≦dI/dS≦VSmax の範囲で変えられる。ノーマルモード条件ユニット27
が選択された場合、上記したようにイオンビームの電流
dI/dSは、倍率に応じて、 VNmin≦dI/dS≦VNmax の範囲で変えられる。ハードモード条件ユニット28が
選択された場合、上記したようにイオンビームの電流d
I/dSは、倍率に応じて、 VHmin≦dI/dS≦VHmax の範囲で変えられる。
【0041】以上本発明の実施の形態を詳述したが、本
発明はこの形態に限定されない。例えば、試料の種類に
よって電流可変範囲を3種類用意し、そのいずれかを選
択できるように構成したが、装置の使用目的に応じ、イ
オンビームの電流可変範囲は1種類でも良く、また、2
種類あるいは4種類以上であっても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
試料に照射されるイオンビームの電流量を倍率(イオン
ビームの2次元走査範囲)に応じて変化させるように構
成したので、常に倍率に応じて自動的に最適な電流量で
試料の加工を行なうことができる。
【0043】第2の発明では、試料に照射されるイオン
ビームの電流量を、試料の種類と倍率(イオンビームの
2次元走査範囲)に応じて変化させるように構成したの
で、常に試料の種類と倍率に応じて自動的に最適な電流
量で試料の加工を行なうことができる。
【0044】第3の発明では、試料に照射されるイオン
ビームの電流量を倍率(イオンビームの2次元走査範
囲)に応じて変化させて試料を加工し、加工断面をSE
M機能によって観察するように構成したので、常に倍率
に応じて自動的に最適な電流量で試料の加工を行ない、
その加工断面をSEM機能により観察することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFIB−SEM装置を示す図である。
【図2】試料のイオンビームによる加工と加工断面の走
査電子顕微鏡像観察の様子を示す図である。
【図3】本発明に基づく集束イオンビーム装置を示す図
である。
【図4】図3の装置の動作のフローチャートを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 FIBカラム 2 SEMカラム 3 イオン銃 4,10 集束レンズ 5,11 対物レンズ 6,12 偏向器 7 試料 8 FIB制御部 9 電子銃 13 SEM制御部 14 ホストコンピュータ 15 2次電子検出器 16 AD変換器 17 画像メモリー 18 DA変換器 19 陰極線管 25 条件設定手段 26 ソフトモード条件ユニット 27 ノーマルモード条件ユニット 28 ハードモード条件ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン源からのイオンビームを試料上に
    細く集束すると共に、試料上でイオンビームの照射位置
    を2次元的に走査し、試料を加工するようにした集束イ
    オンビーム装置において、試料に照射される電流量をイ
    オンビームの2次元走査範囲に応じて変化させるように
    構成した集束イオンビーム装置。
  2. 【請求項2】 試料に照射される電流量範囲を複数種類
    用意し、この電流量範囲を選択できる手段を備えた請求
    項1記載の集束イオンビーム装置。
  3. 【請求項3】 集束イオンビームによって加工された試
    料断面に電子ビームを照射して走査電子顕微鏡像を観察
    することができるSEM機能とを備えた請求項1記載の
    集束イオンビーム装置。
JP6084198A 1998-03-12 1998-03-12 集束イオンビーム装置 Pending JPH11260307A (ja)

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