JPH11260241A - 含浸型陰極構体およびその製造方法 - Google Patents

含浸型陰極構体およびその製造方法

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JPH11260241A
JPH11260241A JP6358398A JP6358398A JPH11260241A JP H11260241 A JPH11260241 A JP H11260241A JP 6358398 A JP6358398 A JP 6358398A JP 6358398 A JP6358398 A JP 6358398A JP H11260241 A JPH11260241 A JP H11260241A
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porous substrate
point metal
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high melting
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Joji Karasawa
穣司 柄澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陰極温度の経時変化に伴うカットオフ電圧の
変動が少なく、製造時の溶接不良が発生しない含浸型陰
極構体およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 高融点金属の粉末を焼結してなる多孔質
基体10と、多孔質基体10の少なくとも一面側に配置
され、多孔質基体10に焼結されている高融点金属基板
20と、多孔質基体10に配置されている高融点金属基
板20の表面部20aと当接する面30aを有し、多孔
質基体10を、少なくとも一の他面側を露出させた状態
で保持可能な保持体30とを有し、電子放射物質が含浸
された後の多孔質基体10が、保持体30に、高融点金
属基板20と保持体30との当接面を介して保持されて
いる含浸型陰極構体1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管の電子銃
等に使用される含浸型陰極構体およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】含浸型陰極構体は、一般に高電流密度で
動作しかつ長寿命であるため、高品位映像システム用ブ
ラウン管や撮像管、あるいは衛星等に搭載される進行波
管等の電子銃のカソード基体として頻繁に使用されてい
る。含浸型陰極構体は、例えば空孔率20%程度の例え
ばタングステンペレット体等の多孔性基体に熱電子放出
物質を含浸させ、その多孔性基体を高融点金属板からな
るカップ体に収容して固定し、さらにそのカップ体に陰
極スリーブを接合することによって作製されている。
【0003】一般に、陰極スリーブ内には電子放射物質
が含浸された多孔性基体を加熱するヒータが装着されて
おり、そのヒータが加熱されるとそれに伴って多孔性基
体も加熱されるようになっている。多孔性基体が加熱さ
れ所定温度に達すると、多孔性基体に含浸された電子放
射物質から熱電子が放出される。放出された熱電子は、
電子銃のグリッドによって加速かつ収束されて蛍光体を
発光させ、その結果、何らかの画像が表示されることに
なる。
【0004】上述した含浸型陰極構体100の製造方法
としては、例えば図4に示すように、タングステンペレ
ット110、タングステンカップ130およびタングス
テン陰極スリーブ140を全周にわたって、矢印A方向
にかしめながら抵抗溶接し、タングステンペレット11
0とタングステンカップ130、および、タングステン
カップ130とタングステン陰極スリーブ140とをそ
れぞれ固定する方法がある。 図4は、含浸型陰極構体
を作製するときのタングステンペレット、タングステン
カップおよびタングステン陰極スリーブの抵抗溶接位置
を示す断面図である。
【0005】また上述した製造方法とは別に、タングス
テンペレットの底面のいずれか一側に、その底面より面
積の小さい円盤状のモリブデン等の高融点金属板をレー
ザ光を照射してレーザ溶接を行い、さらにその円盤状の
高融点金属板とカップとを抵抗溶接若しくはレーザ溶接
にて溶融、固着させる方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した前
者の製造方法では、タングステンペレットとカップとが
十分強固に固定されているとはいえず、そのため、陰極
温度が経時的に大きく変動する場合が多い。したがっ
て、その経時的変動によってカットオフ電圧も大きく変
化することになり、熱電子の放出量が安定しない等の問
題が多々発生していた。
【0007】後者の製造方法は、タングステンペレット
とカップとの固定強度が高く、陰極温度の経時的変動は
少ないが、円盤状の高融点金属板をタングステンペレッ
トに固着させるときに、高融点金属板をレーザ光を照射
して一部溶融させて取り付けるので、高融点金属板が溶
接時の熱により熱変形してしまい、高融点金属板表面の
平坦度が著しく低下する傾向にある。この状態でタング
ステンペレットをカップに収容してカップ内側底面と高
融点金属板表面とをレーザ溶接しても、隙間や空孔が発
生したままであり、その結果、溶接不良が多発し、含浸
型陰極構体を製造する上で大きな問題となっていた。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、陰極温度の経時変化に伴うカッ
トオフ電圧の変動が少なく、製造時の溶接不良が発生し
ない含浸型陰極構体およびその製造方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の含浸型陰極構体は、高融点金属の粉末
を焼結してなる多孔質基体と、前記多孔質基体の少なく
とも一面側に配置され、前記多孔質基体に焼結されてい
る高融点金属基板と、前記多孔質基体に配置されている
高融点金属基板表面と当接する面を有し、前記多孔質基
体を、少なくとも一の他面側を露出させた状態で保持可
能な保持体とを有し、電子放射物質が含浸された後の多
孔質基体が、前記保持体に、前記高融点金属基板と保持
体との当接面を介して保持されている。
【0010】本発明の含浸型陰極構体の製造方法は、高
融点金属の粉末を焼結してなる多孔質基体と、前記多孔
質基体の少なくとも一面側に配置され、前記多孔質基体
に焼結されている高融点金属基板と、前記多孔質基体に
配置されている高融点金属基板表面と当接する面を有
し、前記多孔質基体を、少なくとも一の他面側を露出さ
せた状態で保持可能な保持体とを有する含浸型陰極構体
の製造方法であって、前記多孔質基体を形成するとき
に、前記多孔質基体の少なくとも一面側に前記高融点金
属基板が配置されるように、前記高融点金属粉末と高融
点金属基板とを焼結する工程と、前記高融点金属基板が
配置された多孔質基体に対して電子放射物質を含浸する
工程と、前記多孔質基体に電子放射性物質が含浸させた
後、前記高融点金属基板と保持体との当接面を溶接し
て、前記多孔質基体を、前記多孔質基体の少なくとも一
の他面側を露出させた状態で保持する工程とを有する。
【0011】本発明の含浸型陰極構体によれば、高融点
金属基板は多孔質基体の一面側に配置され、焼結されて
いる。多孔質基体を保持体内に収容したときに、保持体
の底面部と高融点金属基板の表面部は当接状態にあり、
多孔質基体に電子放射物質を含浸させた後、その当接面
を例えばレーザ溶接することによって、多孔質基体は、
少なくとも一の他面側を露出させた状態で保持される。
【0012】本発明の含浸型陰極構体の製造方法によれ
ば、多孔質基体を形成するときに、多孔質基体の少なく
とも一面側に高融点金属基板が配置されるように、高融
点金属粉末と高融点金属基板とが焼結される。焼結後、
高融点金属基板が配置された多孔質基体に対して電子放
射物質が含浸され、その多孔質基体に電子放射性物質が
含浸させた後、高融点金属基板と保持体との当接面が溶
接されて、多孔質基体が、多孔質基体の少なくとも一の
他面側を露出させた状態で保持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る含浸型陰極構
体およびその製造方法の実施の形態について、図面に基
づいて説明する。図1(a)は、本発明に係る含浸型陰
極構体を正面側からみたときの断面図、図1(b)は、
本発明に係る含浸型陰極構体の上面図、図2は、タング
ステンペレットを作製する工程を説明するため図、図3
は、タングステンペレットから含浸型陰極構体を作製す
る工程を説明するための図である。
【0014】本含浸型陰極構体1は、タングステン金属
の粉末を焼結してなる多孔質基体としてのタングステン
ペレット10と、タングステンペレット10と焼結され
ている高融点金属基板としてのモリブデン基板20と、
モリブデン基板20が配置されたタングステンペレット
10を保持する保持体としてのカップ30と、モリブデ
ン基板20およびカップ30を発熱させるための電流を
供給する陰極スリーブ40とで構成されている。
【0015】タングステンペレット10は、タングステ
ン金属の粉末を円筒形をしたペレット形状になるように
所定の寸法に圧縮成形し、それを空孔率20〜25%に
なるように還元雰囲気中または真空中にて十分長い時間
焼結したものである。タングステンペレット10の空孔
には、酸化バリウム、酸化カルシウムまたは酸化アルミ
ニウム等からなる電子放射物質が、還元雰囲気中あるい
は真空中で含浸されている。
【0016】モリブデン基板20は、厚さ約10〜20
0μm程度の薄板であり、図1に示すように、タングス
テンペレット10の下面部10aの中央部近傍に埋設し
た状態で配置され、タングステンペレット10の圧縮成
形および焼結時に、タングステンペレット10内部に焼
結される。モリブデン基板20は、その材質をモリブデ
ンに換えて、同様な高融点金属であるタングステンやタ
ンタル等も使用することができる。
【0017】カップ30は、図1に示すように、タング
ステンペレット10を、タングステンの上面部10bの
みを露出させた状態で保持するように形成されている。
またカップ30の内側底面部30aは、タングステンペ
レット10に配置されているモリブデン基板20の表面
部20aと隙間なく当接するように形成されている。
【0018】カップ30の内側底面部30aとモリブデ
ン基板20の表面部20aとは、図3に示すようにレー
ザ溶接により溶着されており、これにより、タングステ
ンペレット10はカップ30に収容され、保持されるこ
とになる。カップ30は、タンタル等の高融点金属でで
きているが、その材質を、タンタルに換えてタングステ
ンやモリブデン等にしてもよい。
【0019】陰極スリーブ40は、図1および図3に示
すようにカップ30の側面部にレーザ溶接により固定さ
れている。陰極スリーブ40の内部には、電子放射物質
が含浸されたタングステンペレット10を加熱する図示
しないヒータが内蔵されており、このヒータからの熱に
よりタングステンペレット10から熱電子が放出される
ことになる。なお、陰極スリーブ40の内部ばかりでな
くカップ30にもヒータを内蔵させて、タングステンペ
レット10の加熱効率が一層高まるように構成してもよ
い。また陰極スリーブ40もカップ30と同様にタンタ
ルでできているが、その材質を、タンタルに換えてタン
グステンやモリブデン等にしてもよい。
【0020】次に、本含浸型陰極構体1が電子を放出す
る時の動作について説明する。陰極スリーブ40に内蔵
された図示しないヒータが陰極スリーブ40に供給され
る電流によって加熱されると、その熱は、陰極スリーブ
40を伝わって陰極スリーブ40と互いにレーザ溶接さ
れたカップ30に伝導される。
【0021】カップ30に伝導された図示しないヒータ
からの熱は、カップ30の内側底面部30aと隙間なく
当接しているモリブデン基板20の表面部20aを介し
て、タングステンペレット10内に侵入する。タングス
テンペレット10内に侵入した熱によりタングステンペ
レット10自体が加熱され、タングステンペレット10
が所定の温度に達すると、タングステンペレット10に
含浸された電子放射物質が励起状態になり、カップ30
によって覆われていない面部、つまりタングステンペレ
ット10の上面部10bが電子放射面となって、電子が
放出される。タングステンペレット10が連続的に加熱
されている間においては、電子もまた連続的に放射され
ることになる。
【0022】次に、本含浸型陰極構体1の製造方法につ
いて図面に基づいて説明する。図2に示すように、プレ
ス装置50のメス金型51の内側底面部の中央部近傍に
モリブデン基板20を配置し、タングステン金属の粉末
を入れ(STEP1)、オス金型52にて所定の圧力で
圧縮してペレット状に成型する(STEP2)。圧縮成
型した後、還元雰囲気中あるいは真空中にて、所定の温
度および十分に長い所定時間だけ焼結し、空孔率20〜
25%程度のタングステンペレット10を得る(STE
P3)。
【0023】焼結が完了したタングステンペレット10
に対して、酸化バリウム、酸化カルシウムおよび酸化ア
ルミニウムからなる電子放射物質を、真空中で例えば約
1800度、3分間にわたり含浸させる(STEP
4)。このときの酸化バリウム、酸化カルシウムおよび
酸化アルミニウムのモル比は、4:1:1が好ましい。
なお、タングステンペレット10を含浸させる雰囲気と
しては、真空中以外にも還元雰囲気中でもよい。
【0024】上述した方法により含浸を完了させた後、
タングステンペレット10の周囲に付着している余分な
電子放射物質を除去するために、水中で5分間、またア
セトン中で5分間超音波洗浄を行い、さらに約1800
度、5分間にわたり真空中において乾燥アニールを実施
する。
【0025】その後、タングステンペレット10の上面
部10bから電子を放出し易くするため、例えばイリジ
ウム、オスミウム、ルテニウムまたはイリジウム・タン
グステン等の白金元素またはそれらの元素を含む合金を
仕事関数低下材として、タングステンペレット10の上
面部10bに成膜する。
【0026】上述した工程を経た後、タングステンペレ
ット10をモリブデン基板20の表面部20aを上側に
向けて載置し、その上方からカップ30をかぶせる。こ
のとき、タングステンペレット10の周縁部とカップ3
0の内面側とが接触しないようにし、また、モリブデン
基板20の表面部20aとカップ30の内面部30aと
の間に隙間や空孔が生じないように位置決めを行う。
【0027】位置決め終了後、カップ30の上方からレ
ーザ光を照射してカップ30とモリブデン基板20とを
溶接し接合する(STEP5)。このときのレーザ溶接
によるスポット点数は、モリブデン基板20の大きさに
応じて適宜変更される。なお、レーザ溶接を行うときに
は、モリブデンおよびタンタルの酸化防止のために、ア
ルゴンガスまたは窒素ガス等の不活性ガスを吹き付けな
がら溶接を行うと良い。
【0028】タングステンペレット10とカップ30と
の接合完了後、陰極スリーブ40をカップ30の外周面
の所定の位置に立設した状態で位置決めする。位置決め
終了後、カップ30の側面側からレーザ光を照射して陰
極スリーブ40とカップ30とを接合する(STEP
6)。このレーザ溶接においても上述したように不活性
ガスを吹き付けながら溶接を行うと良い。以上の製造過
程を経過することにより、含浸型陰極構体1が製造され
る。
【0029】本実施の形態の含浸型陰極構体1の製造方
法では、タングステンペレット10に電子放射物質を含
浸させる工程はモリブデン基板20とカップ30とを接
合する工程の前に存在するが、モリブデン基板20とカ
ップ30とを接合した後に含浸工程を配置してもよい。
【0030】以上説明したように、本発明の含浸型陰極
構体1によれば、タングステンペレット10の底面部1
0aに、タングステンペレット10の焼結と同時に焼結
され、平坦かつ突起のない表面部20aが形成されたモ
リブデン基板20を設けたので、モリブデン基板20の
表面部20aとカップ30の内側底面部30aとを隙間
無く完全に密着することができる。これにより、タング
ステンペレット10とカップ30とを強固に固定するこ
とができる。またモリブデン基板20の表面部20aと
カップ30の内側底面部30aとの間に隙間がないた
め、モリブデン基板20とカップ30とを溶接したとき
の未溶接部分や溶接不良の発生を防止できる。さらにタ
ングステンペレット10に含浸された電子放射物質はレ
ーザ溶接による熱の影響を直接受けないので、電子放射
物質の蒸発が防止できる。
【0031】また本発明の含浸型陰極構体1の製造方法
によれば、タングステンペレット10に固定され、か
つ、平坦で突起のない表面部20aが形成されたモリブ
デン基板20を備え、タングステンペレット10とカッ
プ30とが強固に固定された含浸型陰極構体1を製造で
きる。
【0032】
【発明の効果】本発明の含浸型陰極構体およびその製造
方法によれば、多孔質基体と保持体とを強固に固定で
き、多孔質基体と保持体との溶接時に発生する未溶接部
分や溶接不良の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明に係る含浸型陰極構体を
正面側からみたときの断面図、図1(b)は、本発明に
係る含浸型陰極構体の上面図である。
【図2】タングステンペレットを作製する工程を説明す
るため図である。
【図3】タングステンペレットから含浸型陰極構体を作
製する工程を説明するための図である。
【図4】含浸型陰極構体を作製するときのタングステン
ペレット、タングステンカップおよびタングステン陰極
スリーブの抵抗溶接位置を示す断面図である。
【符号の説明】
1,100…含浸型陰極構体、10,110…タングス
テンペレット、20…モリブデン基板、30,130…
カップ、40,140…陰極スリーブ、50…プレス装

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高融点金属の粉末を焼結してなる多孔質基
    体と、 前記多孔質基体の少なくとも一面側に配置され、前記多
    孔質基体に焼結されている高融点金属基板と、 前記多孔質基体に配置されている高融点金属基板表面と
    当接する面を有し、前記多孔質基体を、少なくとも一の
    他面側を露出させた状態で保持可能な保持体とを有し、 電子放射物質が含浸された後の多孔質基体が、前記保持
    体に、前記高融点金属基板と保持体との当接面を介して
    保持されている含浸型陰極構体。
  2. 【請求項2】前記高融点金属基板と保持体とは、溶接さ
    れている請求項1記載の含浸型陰極構体。
  3. 【請求項3】前記保持体は、前記高融点金属基板と同質
    の高融点金属で形成されている請求項2記載の含浸型陰
    極構体。
  4. 【請求項4】高融点金属の粉末を焼結してなる多孔質基
    体と、前記多孔質基体の少なくとも一面側に配置され、
    前記多孔質基体に焼結されている高融点金属基板と、前
    記多孔質基体に配置されている高融点金属基板表面と当
    接する面を有し、前記多孔質基体を、少なくとも一の他
    面側を露出させた状態で保持可能な保持体とを有する含
    浸型陰極構体の製造方法であって、 前記多孔質基体を形成するときに、前記多孔質基体の少
    なくとも一面側に前記高融点金属基板が配置されるよう
    に、前記高融点金属粉末と高融点金属基板とを焼結する
    工程と、 前記高融点金属基板が配置された多孔質基体に対して電
    子放射物質を含浸する工程と、 前記多孔質基体に電子放射性物質が含浸させた後、前記
    高融点金属基板と保持体との当接面を溶接して、前記多
    孔質基体を、前記多孔質基体の少なくとも一の他面側を
    露出させた状態で保持する工程とを有する含浸型陰極構
    体の製造方法。
JP6358398A 1998-03-13 1998-03-13 含浸型陰極構体およびその製造方法 Pending JPH11260241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054434A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-11 Sony Corporation Structure de cathode impregnee et procede d'elaboration
JP2004514239A (ja) * 1999-12-22 2004-05-13 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 陰極線管用の陰極を組立てる方法

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