JPH11260205A - 柱上開閉器の放圧装置 - Google Patents
柱上開閉器の放圧装置Info
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- JPH11260205A JPH11260205A JP8264498A JP8264498A JPH11260205A JP H11260205 A JPH11260205 A JP H11260205A JP 8264498 A JP8264498 A JP 8264498A JP 8264498 A JP8264498 A JP 8264498A JP H11260205 A JPH11260205 A JP H11260205A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/53—Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
- H01H33/56—Gas reservoirs
- H01H2033/568—Gas reservoirs with overpressure release, e.g. rupture membranes
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部圧力を安全に外部に放出し、放圧開始圧
力を簡単な構成により容易に変更でき、カバーの飛散を
防止する。 【解決手段】 ケース１０の下端から外方への環状の取
付板１５と、ケース１０の開口を覆い，上面が開口した
箱状のカバー２０と、カバー２０の上端から外方への環
状の押圧板２１と、取付板１５と押圧板２１との間に設
けられたＯリング１８と、Ｏリング１８の外方の取付板
１５に挿通された複数個のボルト１９と、ボルト１９に
支持され，押圧板２１を介してＯリング１８を押圧する
気密保持手段と、ケース１０内の圧力上昇により気密保
持手段が変形し，下降したカバー２０を支持する支持手
段とを備える。
力を簡単な構成により容易に変更でき、カバーの飛散を
防止する。 【解決手段】 ケース１０の下端から外方への環状の取
付板１５と、ケース１０の開口を覆い，上面が開口した
箱状のカバー２０と、カバー２０の上端から外方への環
状の押圧板２１と、取付板１５と押圧板２１との間に設
けられたＯリング１８と、Ｏリング１８の外方の取付板
１５に挿通された複数個のボルト１９と、ボルト１９に
支持され，押圧板２１を介してＯリング１８を押圧する
気密保持手段と、ケース１０内の圧力上昇により気密保
持手段が変形し，下降したカバー２０を支持する支持手
段とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、三相の遮断部の充
電部及びその充電部を動かす操作機構を取り付けた柱上
開閉器において、使用中、開閉器の性能以上の雷サージ
等が加わり、内部で絶縁破壊し、短絡事故に進展する場
合があり、この時の上昇した内部圧力を安全に外部に放
出する柱上開閉器の放圧装置に関する。
電部及びその充電部を動かす操作機構を取り付けた柱上
開閉器において、使用中、開閉器の性能以上の雷サージ
等が加わり、内部で絶縁破壊し、短絡事故に進展する場
合があり、この時の上昇した内部圧力を安全に外部に放
出する柱上開閉器の放圧装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の放圧装置を、図９及び図
１０について説明する。１は下面が開口した柱上開閉器
のケースであり、充電部及び操作機構を取り付けてい
る。２は断面が逆Ｕ字状の環状の取付体であり、ケース
１の下端に固着されている。３は取付体２の周面に固着
された複数個のスタッドである。
１０について説明する。１は下面が開口した柱上開閉器
のケースであり、充電部及び操作機構を取り付けてい
る。２は断面が逆Ｕ字状の環状の取付体であり、ケース
１の下端に固着されている。３は取付体２の周面に固着
された複数個のスタッドである。
【０００３】４はケース１の開口を覆ったカバー、５は
カバー４の周縁から上方へ折曲された環状の折曲片、６
はＯリングであり、取付体２とカバー４，折曲片５によ
り覆われている。７はカバー４の周縁部に固着された複
数個の耳であり、耳７の先端部の透孔にスタッド３が挿
通され、スタッド３に螺合したナット８により、カバー
４がケース１に取り付けられ、Ｏリング６が押圧され、
ケース１内が外部の影響を受けなく、長期間の性能を維
持するよう、気密が保持されている。
カバー４の周縁から上方へ折曲された環状の折曲片、６
はＯリングであり、取付体２とカバー４，折曲片５によ
り覆われている。７はカバー４の周縁部に固着された複
数個の耳であり、耳７の先端部の透孔にスタッド３が挿
通され、スタッド３に螺合したナット８により、カバー
４がケース１に取り付けられ、Ｏリング６が押圧され、
ケース１内が外部の影響を受けなく、長期間の性能を維
持するよう、気密が保持されている。
【０００４】そして、事故によりケース１の内部圧力が
上昇し、放圧開始圧力になると、カバー４及び耳７が図
１０に示すように変形し、開口部９から高圧ガスが放出
する。
上昇し、放圧開始圧力になると、カバー４及び耳７が図
１０に示すように変形し、開口部９から高圧ガスが放出
する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の放圧装置の場
合、カバー４の折曲片５の長さ，即ちカバー４の深さが
大きくなると、カバー４の変形で前記開口部９に充分の
深さを確保するのが困難である。
合、カバー４の折曲片５の長さ，即ちカバー４の深さが
大きくなると、カバー４の変形で前記開口部９に充分の
深さを確保するのが困難である。
【０００６】一方、開口部９に充分の深さを確保しよう
とすると、放圧開始圧力を高く設定する必要があり、ケ
ース１，カバー４等の容器そのものの強度を上げねばな
らず、コスト高になり、かつ、放圧の際のケース１内か
らの飛散物が増大し、災害を招く恐れがある。
とすると、放圧開始圧力を高く設定する必要があり、ケ
ース１，カバー４等の容器そのものの強度を上げねばな
らず、コスト高になり、かつ、放圧の際のケース１内か
らの飛散物が増大し、災害を招く恐れがある。
【０００７】さらに、カバー４の深さが大きくなると、
カバー４自体の重量が増し、放圧が開始してカバー４が
変形した時の衝撃力も大きくなり、スタッド３からナッ
ト８，耳７が抜け、カバー４自体が飛散するという問題
点がある。
カバー４自体の重量が増し、放圧が開始してカバー４が
変形した時の衝撃力も大きくなり、スタッド３からナッ
ト８，耳７が抜け、カバー４自体が飛散するという問題
点がある。
【０００８】本発明は、前記の点に留意し、ケース内の
圧力上昇時、内部圧力を安全に外部に放出し、かつ、放
圧開始圧力を簡単な構成により容易に変更することがで
き、カバーの飛散を防止する柱上開閉器の放圧装置を提
供することを目的とする。
圧力上昇時、内部圧力を安全に外部に放出し、かつ、放
圧開始圧力を簡単な構成により容易に変更することがで
き、カバーの飛散を防止する柱上開閉器の放圧装置を提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の柱上開閉器の放圧装置は、充電部及び操作
機構を取り付け，下面が開口したケースと、前記ケース
の下端から外方へ形成された環状の取付板と、前記開口
を覆い，上面が開口した箱状のカバーと、前記カバーの
上端から外方へ形成された環状の押圧板と、前記取付板
と前記押圧板との間に設けられたＯリングと、前記Ｏリ
ングの外方の前記取付板に挿通された複数個のボルト
と、前記ボルトに支持され，前記押圧板を介して前記Ｏ
リングを押圧する気密保持手段と、前記ケース内の圧力
上昇により前記気密保持手段が変形し，下降した前記カ
バーを支持する支持手段とを備えたものである。
に、本発明の柱上開閉器の放圧装置は、充電部及び操作
機構を取り付け，下面が開口したケースと、前記ケース
の下端から外方へ形成された環状の取付板と、前記開口
を覆い，上面が開口した箱状のカバーと、前記カバーの
上端から外方へ形成された環状の押圧板と、前記取付板
と前記押圧板との間に設けられたＯリングと、前記Ｏリ
ングの外方の前記取付板に挿通された複数個のボルト
と、前記ボルトに支持され，前記押圧板を介して前記Ｏ
リングを押圧する気密保持手段と、前記ケース内の圧力
上昇により前記気密保持手段が変形し，下降した前記カ
バーを支持する支持手段とを備えたものである。
【００１０】従って、気密保持手段によりケース内の気
密が保持されるとともに、放圧開始圧力の変更が容易で
あり、ケース内の圧力上昇時は、気密保持手段が変形し
て充分に放圧し、支持手段によりケース内の圧力上昇に
より下降したカバーが支持されるため、カバー自体が飛
散することがなく、安全である。
密が保持されるとともに、放圧開始圧力の変更が容易で
あり、ケース内の圧力上昇時は、気密保持手段が変形し
て充分に放圧し、支持手段によりケース内の圧力上昇に
より下降したカバーが支持されるため、カバー自体が飛
散することがなく、安全である。
【００１１】また、気密保持手段を、上端部がボルトに
支持された押え板の中間部で、押圧板を押圧するように
することにより、押圧板の強度を変更するのみで所定の
放圧開始圧力を得ることが容易である。その上、支持手
段を、押え板の下部の長孔に、カバーに固着されたピン
挿入するようにすることにより、圧力上昇により下降し
たカバーを支持することができ、カバーの飛散が防止さ
れる。
支持された押え板の中間部で、押圧板を押圧するように
することにより、押圧板の強度を変更するのみで所定の
放圧開始圧力を得ることが容易である。その上、支持手
段を、押え板の下部の長孔に、カバーに固着されたピン
挿入するようにすることにより、圧力上昇により下降し
たカバーを支持することができ、カバーの飛散が防止さ
れる。
【００１２】さらに、気密保持手段を、気密ボルトに支
持された押え体の押え片により押圧し、支持手段を、支
持ボルトの下端部のカバー受け体により、下降したカバ
ーを支持するようにすることにより、気密保持手段と支
持手段とが別の部品により構成され、それぞれの構成が
簡単である。
持された押え体の押え片により押圧し、支持手段を、支
持ボルトの下端部のカバー受け体により、下降したカバ
ーを支持するようにすることにより、気密保持手段と支
持手段とが別の部品により構成され、それぞれの構成が
簡単である。
【００１３】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図１ないし図
８を参照して説明する。それらの図において同一符号は
同一もしくは相当するものを示す。 （形態１）正面図の図１，左側面図の図２，一部の切断
正面図の図３及び一部の斜視図の図４Ａ，他の一部の左
側面図の図４Ｂにおいて、１０は下面が開口した柱上開
閉器のケースであり、三相の遮断部の充電部及びその充
電部を動かす操作機構を取り付けている。１１はケース
１０の上面に固着された２個の吊下板であり、上側の凹
部１２が柱上の横木に当てがわれて吊り下げられる。１
３はケース１０から導出された操作軸、１４は操作軸１
３に固着された操作ハンドルであり、操作ハンドル１４
によりケース１０内の操作機構が操作される。
８を参照して説明する。それらの図において同一符号は
同一もしくは相当するものを示す。 （形態１）正面図の図１，左側面図の図２，一部の切断
正面図の図３及び一部の斜視図の図４Ａ，他の一部の左
側面図の図４Ｂにおいて、１０は下面が開口した柱上開
閉器のケースであり、三相の遮断部の充電部及びその充
電部を動かす操作機構を取り付けている。１１はケース
１０の上面に固着された２個の吊下板であり、上側の凹
部１２が柱上の横木に当てがわれて吊り下げられる。１
３はケース１０から導出された操作軸、１４は操作軸１
３に固着された操作ハンドルであり、操作ハンドル１４
によりケース１０内の操作機構が操作される。
【００１４】１５はケース１０の下端から外方へ折曲し
て形成された環状の水平方向の取付板、１６は取付板１
５の周縁から下方へ折曲して形成された覆蔽を兼ねた補
強板、１７はケース１０内面の下端部に固着された環状
のガイド板、１８はガイド板１７の外側の取付板１５に
当てがわれたＯリング、１９はＯリング１８の外方の取
付板に挿通された複数個のボルトである。
て形成された環状の水平方向の取付板、１６は取付板１
５の周縁から下方へ折曲して形成された覆蔽を兼ねた補
強板、１７はケース１０内面の下端部に固着された環状
のガイド板、１８はガイド板１７の外側の取付板１５に
当てがわれたＯリング、１９はＯリング１８の外方の取
付板に挿通された複数個のボルトである。
【００１５】２０は上面が開口した箱状のカバー、２１
はカバー２０の上端から外方へ折曲して形成された環状
の水平方向の押圧板、２２は押圧板２１の周縁から上方
へ折曲して形成された補強板であり、押圧板２１がＯリ
ング１８に当てがわれ、ケース１０の下面の開口をカバ
ー２０が覆っている。
はカバー２０の上端から外方へ折曲して形成された環状
の水平方向の押圧板、２２は押圧板２１の周縁から上方
へ折曲して形成された補強板であり、押圧板２１がＯリ
ング１８に当てがわれ、ケース１０の下面の開口をカバ
ー２０が覆っている。
【００１６】２３はカバー２０の周面に固着された複数
個の基板、２４は基部が基板２３に固着されたピン、２
５はピン２４の先端に形成された水平方向の抜け止め部
であり、上下方向の幅がピン２４の径と同じになってい
る。
個の基板、２４は基部が基板２３に固着されたピン、２
５はピン２４の先端に形成された水平方向の抜け止め部
であり、上下方向の幅がピン２４の径と同じになってい
る。
【００１７】２６はボルト１９に下方から挿通されたカ
ラー、２７はほぼ逆Ｌ字状の押え板であり、押え板２７
の水平方向の上端部がボルト１９に挿通され、ボルト１
９に螺合したナット２８により押え板２７がカラー２６
を介して取付板１５に取り付けられている。２９は押え
板２７のテーパ面を形成した中間部であり、中間部２９
の上部が押圧板２１の下面を押圧し、Ｏリング１８を取
付板１５と押圧板２１との間に挟圧し、ケース１０内の
気密を保持し、気密保持手段が形成されている。
ラー、２７はほぼ逆Ｌ字状の押え板であり、押え板２７
の水平方向の上端部がボルト１９に挿通され、ボルト１
９に螺合したナット２８により押え板２７がカラー２６
を介して取付板１５に取り付けられている。２９は押え
板２７のテーパ面を形成した中間部であり、中間部２９
の上部が押圧板２１の下面を押圧し、Ｏリング１８を取
付板１５と押圧板２１との間に挟圧し、ケース１０内の
気密を保持し、気密保持手段が形成されている。
【００１８】３０は押え板２７の下端部に形成された上
下方向の長孔であり、ピン２４が挿入され、図３Ａに示
すように、ピン２４が長孔３０の上部に位置し、内部圧
力上昇により下降したカバー２０を、図３Ｂに示すよう
に、ピン２４が長孔３０の下部に当接することにより支
持し、支持手段を形成している。
下方向の長孔であり、ピン２４が挿入され、図３Ａに示
すように、ピン２４が長孔３０の上部に位置し、内部圧
力上昇により下降したカバー２０を、図３Ｂに示すよう
に、ピン２４が長孔３０の下部に当接することにより支
持し、支持手段を形成している。
【００１９】なお、押え板２７の取り付けは、押え板２
７を水平方向に位置させ、長孔３０に水平方向の抜け止
め部２５を挿通したのち、押え板２７を上下方向に位置
させ、押え板２７の上端部にボルト１９を挿通する。
７を水平方向に位置させ、長孔３０に水平方向の抜け止
め部２５を挿通したのち、押え板２７を上下方向に位置
させ、押え板２７の上端部にボルト１９を挿通する。
【００２０】そして、事故によりケース１０の内部圧力
が上昇し、所定の圧力を超えて放圧開始圧力になると、
押圧板２１が変形するとともに押え板２７が変形し、押
圧板２１と押え板２７の係合が外れ、押圧板２１の周縁
部がテーパ面の中間部２９をこじれながら下方へ摺動
し、カバー２０が下降し、ケース１０とカバー２０の間
の開口部から高圧ガスが放出し、カバー２０のピン２４
が押え板２７の長孔３０の下部に当接し、カバー２０が
押え板２７により支持される。
が上昇し、所定の圧力を超えて放圧開始圧力になると、
押圧板２１が変形するとともに押え板２７が変形し、押
圧板２１と押え板２７の係合が外れ、押圧板２１の周縁
部がテーパ面の中間部２９をこじれながら下方へ摺動
し、カバー２０が下降し、ケース１０とカバー２０の間
の開口部から高圧ガスが放出し、カバー２０のピン２４
が押え板２７の長孔３０の下部に当接し、カバー２０が
押え板２７により支持される。
【００２１】前記カバー２０の下降時、押圧板２１の周
縁部が押え板２７の中間部をこじれながら下降するた
め、放出のための開口部の形成が徐々に行われ、ボルト
１９に加わる力は、１個のみでなく各ボルト１９にほぼ
均等に作用し、カバー２０の落下時の衝撃を吸収するこ
とができ、各部の強度を軽減することができる。
縁部が押え板２７の中間部をこじれながら下降するた
め、放出のための開口部の形成が徐々に行われ、ボルト
１９に加わる力は、１個のみでなく各ボルト１９にほぼ
均等に作用し、カバー２０の落下時の衝撃を吸収するこ
とができ、各部の強度を軽減することができる。
【００２２】さらに、放圧開始圧力は、押え板２７及び
カバー２０の変形開始によるため、ナット２８の締付力
のばらつきの影響を受けなく、安定した所定の放出開始
圧力を得ることができる。
カバー２０の変形開始によるため、ナット２８の締付力
のばらつきの影響を受けなく、安定した所定の放出開始
圧力を得ることができる。
【００２３】また、ケース１０，カバー２０の容積や強
度等が異なった場合、通常放圧開始圧力及び放圧開始後
の圧力上昇も変化するが、形態１を適用することによ
り、押え板２７の強度を変更するのみで圧力上昇をコン
トロールすることができる。
度等が異なった場合、通常放圧開始圧力及び放圧開始後
の圧力上昇も変化するが、形態１を適用することによ
り、押え板２７の強度を変更するのみで圧力上昇をコン
トロールすることができる。
【００２４】（形態２）左側面図の図５，その下面図の
図６，それぞれ異なる部分の切断正面図の図７及び図８
において、形態１と異なる点は、気密保持手段及び支持
手段をそれぞれ別の部品により構成した点である。
図６，それぞれ異なる部分の切断正面図の図７及び図８
において、形態１と異なる点は、気密保持手段及び支持
手段をそれぞれ別の部品により構成した点である。
【００２５】即ち、気密保持手段は、図７に示すよう
に、Ｏリング１８の外側のケース１０の取付板１５に複
数個の気密ボルト３１を挿通し、気密ボルト３１をブロ
ック状の押え体３２に螺合して取付板１５の下面に押え
体３２を取り付け、押え体３２から水平方向に延設され
た押え片３３を、カバー２０の押圧板２１の下面に当て
がい、Ｏリング１８を押圧している。
に、Ｏリング１８の外側のケース１０の取付板１５に複
数個の気密ボルト３１を挿通し、気密ボルト３１をブロ
ック状の押え体３２に螺合して取付板１５の下面に押え
体３２を取り付け、押え体３２から水平方向に延設され
た押え片３３を、カバー２０の押圧板２１の下面に当て
がい、Ｏリング１８を押圧している。
【００２６】また、支持手段は、図８に示すように、Ｏ
リング１８の外側の取付板１５に複数個の支持ボルト３
４を挿通し、押圧板２１の下方の支持ボルト３４の下端
部に、２重ナットからなるカバー受け体３５を固着して
いる。
リング１８の外側の取付板１５に複数個の支持ボルト３
４を挿通し、押圧板２１の下方の支持ボルト３４の下端
部に、２重ナットからなるカバー受け体３５を固着して
いる。
【００２７】そして、ケース１０の内部圧力が放圧開始
圧力になると、図７の１点鎖線に示すように、押え片３
３が変形し、押え片３３と押圧板２１の係合が外れ、カ
バー２０が下降し、下降したカバー２０の押圧板２１
が、図８の１点鎖線に示すように、カバー受け体３５に
当接して支持される。
圧力になると、図７の１点鎖線に示すように、押え片３
３が変形し、押え片３３と押圧板２１の係合が外れ、カ
バー２０が下降し、下降したカバー２０の押圧板２１
が、図８の１点鎖線に示すように、カバー受け体３５に
当接して支持される。
【００２８】従って、形態１に比し、気密保持手段と支
持手段とが別の部品により構成されているため、それぞ
れの構成がきわめて容易である。
持手段とが別の部品により構成されているため、それぞ
れの構成がきわめて容易である。
【００２９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。ケース１０
の下端から外方への取付板１５と、カバー２０の上端か
ら外方への押圧板２１との間のＯリング１８が、取付板
１５に挿通されたボルト１９に支持された気密保持手段
により押圧されるため、ケース１０内の気密が保持さ
れ、放圧開始圧力の変更が容易であり、ケース１０内の
圧力上昇により気密保持手段が変形し、下降したカバー
２０が支持手段により支持されるため、カバー２０が飛
散することがなく、安全である。
ているため、以下に記載する効果を奏する。ケース１０
の下端から外方への取付板１５と、カバー２０の上端か
ら外方への押圧板２１との間のＯリング１８が、取付板
１５に挿通されたボルト１９に支持された気密保持手段
により押圧されるため、ケース１０内の気密が保持さ
れ、放圧開始圧力の変更が容易であり、ケース１０内の
圧力上昇により気密保持手段が変形し、下降したカバー
２０が支持手段により支持されるため、カバー２０が飛
散することがなく、安全である。
【００３０】また、気密保持手段を、上端部がボルト１
９に支持された押え板２７の中間部２９で、押圧板２１
を押圧するようにすることにより、押圧板２１の強度を
変更するのみで所定の放圧開始圧力を得ることが容易で
ある。その上、支持手段を、押え板２７の下部の長孔３
０に、カバー２０に固着されたピン２４を挿入するよう
にすることにより、圧力上昇により下降したカバー２０
を支持することができ、カバー２０の飛散を防止するこ
とができる。
９に支持された押え板２７の中間部２９で、押圧板２１
を押圧するようにすることにより、押圧板２１の強度を
変更するのみで所定の放圧開始圧力を得ることが容易で
ある。その上、支持手段を、押え板２７の下部の長孔３
０に、カバー２０に固着されたピン２４を挿入するよう
にすることにより、圧力上昇により下降したカバー２０
を支持することができ、カバー２０の飛散を防止するこ
とができる。
【００３１】さらに、気密保持手段を、押え体３２の押
え片３３により押圧し、支持手段を、支持ボルト３４の
下端部のカバー受け体３５により、下降したカバー２０
を支持するようにすることにより、気密保持手段と支持
手段とが別の部品により構成され、それぞれの構成を簡
単にすることができる。
え片３３により押圧し、支持手段を、支持ボルト３４の
下端部のカバー受け体３５により、下降したカバー２０
を支持するようにすることにより、気密保持手段と支持
手段とが別の部品により構成され、それぞれの構成を簡
単にすることができる。
【図１】本発明の実施の形態１の正面図である。
【図２】図１の左側面図である。
【図３】Ａは図１の一部の切断正面図、ＢはＡの他の状
態の切断正面図である。
態の切断正面図である。
【図４】Ａは図３Ａの一部の斜視図、Ｂは他の一部の左
側面図である。
側面図である。
【図５】本発明の実施の形態２の左側面図である。
【図６】図５の下面図である。
【図７】図５の一部の切断正面図である。
【図８】図５の他の一部の切断正面図である。
【図９】従来例の切断正面図である。
【図１０】図９の他の状態の切断正面図である。
１０ ケース １８ Ｏリング １９ ボルト ２０ カバー ２１ 押圧板 ２４ ピン ２５ 抜け止め部 ２７ 押え板 ２８ ナット ２９ 中間部 ３０ 長孔 ３１ 気密ボルト ３２ 押え体 ３３ 押え片 ３４ 支持ボルト ３５ カバー受け体
Claims (3)
- 【請求項１】 充電部及び操作機構を取り付け，下面が
開口したケースと、 前記ケースの下端から外方へ形成された環状の取付板
と、 前記開口を覆い，上面が開口した箱状のカバーと、 前記カバーの上端から外方へ形成された環状の押圧板
と、 前記取付板と前記押圧板との間に設けられたＯリング
と、 前記Ｏリングの外方の前記取付板に挿通された複数個の
ボルトと、 前記ボルトに支持され，前記押圧板を介して前記Ｏリン
グを押圧する気密保持手段と、 前記ケース内の圧力上昇により前記気密保持手段が変形
し，下降した前記カバーを支持する支持手段とを備えた
ことを特徴とする柱上開閉器の放圧装置。 - 【請求項２】 気密保持手段が、上端部がボルトに支持
され、中間部が押圧板を押圧した押え板からなり、 支持手段が、基部がカバーに固着され，先端に抜け止め
部を有するピンと、前記押え板の下部に形成され，前記
ピンが挿入され，前記ピンが下降する長孔とからなる請
求項１記載の柱上開閉器の放圧装置。 - 【請求項３】 気密保持手段が、Ｏリングの外方の取付
板に挿通された気密ボルトに支持され，押圧板を押圧す
る押え片を有する押え体からなり、 支持手段が、前記Ｏリングの外方の取付板及び押圧板に
挿通された複数個の支持ボルトと、前記押圧板の下方の
前記支持ボルトの下端部に固着され、下降した押圧板を
支持するカバー受け体とからなる請求項１記載の柱上開
閉器の放圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8264498A JPH11260205A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 柱上開閉器の放圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8264498A JPH11260205A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 柱上開閉器の放圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11260205A true JPH11260205A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13780148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8264498A Pending JPH11260205A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 柱上開閉器の放圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11260205A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010272500A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-12-02 | Fuji Electric Systems Co Ltd | ガス絶縁開閉装置の気密保持構造 |
| JP2011250543A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Fuji Electric Co Ltd | ガス絶縁開閉装置 |
| EP2688163A1 (fr) * | 2012-07-17 | 2014-01-22 | Schneider Electric Industries SAS | Enveloppe de protection électrique comportant un volet mobile d'évacuation de gaz |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP8264498A patent/JPH11260205A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010272500A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-12-02 | Fuji Electric Systems Co Ltd | ガス絶縁開閉装置の気密保持構造 |
| JP2011250543A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Fuji Electric Co Ltd | ガス絶縁開閉装置 |
| EP2688163A1 (fr) * | 2012-07-17 | 2014-01-22 | Schneider Electric Industries SAS | Enveloppe de protection électrique comportant un volet mobile d'évacuation de gaz |
| CN103547094A (zh) * | 2012-07-17 | 2014-01-29 | 施耐德电器工业公司 | 包括可移动除气盖板的电气保护外壳 |
| CN103547094B (zh) * | 2012-07-17 | 2017-08-18 | 施耐德电器工业公司 | 包括可移动除气盖板的电气保护外壳 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |