JPH11251155A - 計器用変成器 - Google Patents

計器用変成器

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JPH11251155A
JPH11251155A JP10048326A JP4832698A JPH11251155A JP H11251155 A JPH11251155 A JP H11251155A JP 10048326 A JP10048326 A JP 10048326A JP 4832698 A JP4832698 A JP 4832698A JP H11251155 A JPH11251155 A JP H11251155A
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Koji Takahashi
浩二 高橋
Kazuo Yoshida
和雄 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計器用変成器の外箱の内部において、短絡事
故などによる内部爆発が発生しても、外箱内部の圧力を
速やかに外部へ放圧させて爆発の威力を低減させる計器
用変成器を得ることを目的とする。 【解決手段】 変成器の外箱1の上面に被せるように形
成された蓋体2と、この蓋体2の周縁2aに固着された
複数個の蓋押え金具7と、この蓋押え金具7の位置に対
応して外箱1の側壁に固着された蓋止め金具8と、蓋押
え金具7の貫通孔7aを通して蓋止め金具8のねじ部に
ねじ込むことにより蓋体2を外箱1に締付ける締付けボ
ルト9とを備えた計器用変成器において、蓋体2の周縁
2aに、所定値を超える内部圧力を受けたとき外箱1の
開口部と蓋体2の間に隙間A1 ,A2 ができるように蓋
体2を所定方向に変形させるための切り欠き部2b,2
cを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部に計器用変
圧器と変流器を収納した計器用変成器において、特に、
その外箱部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22は、例えば実公平3−47315
号公報に示された従来の三相3線式計器用変成器の内部
素子の取付状態を示す斜視図である。図23は、この種
の従来の計器用変成器の外観を示す斜視図であり、腕木
に懸垂取付けされた状態を示す。図24は、図23に示
す計器用変成器において、故障などにより内部爆発が発
生して外箱が破損した状態の要部を示す斜視図である。
【0003】図22において、100は三相3線式の計
器用変成器であり、内部に計器用変圧器101と変流器
102が各々2個収納されている。1は鋼板製の外箱本
体であり、四方の側板と底板を気密に溶接して箱形に形
成されている。2は鋼板製の蓋体であり、外箱本体1の
上面の開口部(図示せず)に被せるように形成されてい
る。図23において、3は外箱本体1の側面に溶接等に
より固着された二次端子箱、4は二次端子箱3を覆う二
次端子蓋、5は電柱等に懸垂取付けする場合の腕木を示
すものである。6は腕木5の下端面を受ける受座であ
り、蓋体2の上面に設けられている。7は蓋体2の周縁
2aに溶接等により固着された蓋押え金具であり、一般
に、複数対のものを向かい合わせに配置されている。8
は蓋止め金具であり、蓋押え金具7の位置に対応して上
記外箱1の側壁に固着されている。9は締付けボルトで
あり、蓋押え金具7と蓋止め金具8に形成された貫通孔
(図示せず)に通し、下側をナット(図示せず)で締付
けることにより、外箱本体1に蓋体2を締付け固定して
いる。
【0004】この種の計器用変成器は取引き用電力量計
と組み合わせて使用するために、外箱本体1と蓋体2の
間には封印装置が設けてある。即ち、10は蓋体2の周
縁に固着された封印板、11は外箱本体1の側壁に固着
された封印管、12は封印ボルトである。封印ボルト1
2は、封印板10に形成された貫通孔(図示せず)に通
して封印管11の内部に形成された雌ねじ部(図示せ
ず)にねじ込まれ、先端が雌ねじ部から突出するように
螺着されている。そして、封印ボルト12の先端に穿設
された封印孔(図示せず)に封印線(図示せず)を通し
て封印される。13は外箱本体1の側壁に固着された複
数の吊りボルト止め金具である。14は吊り板であり、
吊りボルト止め金具13の下方から吊りボルト15を通
し、受座6の上面に腕木5が当接するように吊り板14
で挟み、ナット16で締付けることにより、計器用変成
器100を腕木5に吊り下げて固定するように構成され
ている。
【0005】このような従来の計器用変成器において
は、一般に、外箱本体1と蓋体2とは締付けボルト9と
ナット(図示せず)による4個所止めで締付けて固定さ
れ、吊り板14及び吊りボルト15などにより腕木5に
固定されていてる。この使用状態において、例えば、外
箱本体1の内部に装着された計器用変圧器101の一次
側に短絡事故が生じると内部爆発が発生することがあ
る。内部爆発が発生すると、外箱本体1の内部の圧力が
異常に上昇し、この圧力により外箱1あるいは蓋体2の
弱い箇所が変形して内部圧力が外部に放圧される。即
ち、この内部爆発の発生は、電力会社から供給される電
力エネルギーが大きいために、一次側短絡時に発生した
アークにより相間短絡に移行して継続することがある。
従って、このアークにケーブルや内部の絶縁物が晒され
ると、絶縁物が焼損して分解ガス等が発生し、外箱本体
1の内部の圧力が急激に上昇する。この圧力は急激に高
圧になるために、外箱本体1や蓋体2を変形させて、外
箱本体1と蓋体2との合わせ部にできた隙間から放圧さ
れされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の計
器用変成器では、例えば、外箱本体1の内部に装着され
た計器用変圧器101の一次側の短絡による内部爆発時
の内部圧力の上昇が急激なときには、図24に示すよう
に、蓋体2の一部分が上部方向に変形し、外箱本体1の
強度によっては蓋体2の変形と同時に、外箱本体1の上
端部が外方向に変形して隙間A1 あるいはA2 ができ
る。この隙間A1 あるいはA2 から内部圧力が外部に放
圧されることになる。
【0007】このとき、蓋押え金具7と蓋止め金具8の
強度、あるいは、外箱本体1や蓋体2の強度が強すぎる
と、内部爆発が発生してから外部へ放圧するまでの時間
が長くなる。放圧するまでの時間が長くなることは、内
部での圧力の上昇を誘発し、外箱本体1や蓋体2の強度
がこの圧力に耐えられなくなると、外箱本体1や蓋体2
を破壊して一気に外部へ放圧されることになる。これに
より爆発の威力が大きくなり、隙間A1あるいはA2か
ら絶縁物の分解ガスや粉塵等が多量に外部に噴出して、
周辺は勿論のこと、遠くまで飛散する恐れがあるという
問題点があった。
【0008】また、蓋体2の周縁2aに固着された封印
板10は、通常、封印を守るために変形し難いように考
慮されているので機械的強度が強い。このため、内部爆
発時に蓋体2の変形に従動し、従動の方向によっては、
封印ボルト12の頭部12aに大きな機械力が加わり、
封印ボルト12の頭部12aが破断して周辺へ飛散する
恐れがあるという問題点もあった。
【0009】この発明は上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、計器用変成器の外箱の内部に装
着された計器用変圧器の一次側での短絡のような事故が
発生し、内部爆発が発生しても、外箱内部の圧力を速や
かに外部へ放圧させて爆発の威力を低減させ、外箱本体
の内部から外部へ飛散する分解ガスや粉塵等の飛散物の
量を減少させると共に、飛散範囲を狭くできる計器用変
成器を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る計器用変成器は、計器用変圧器と変流器が収納された
外箱と、この外箱の上面の開口部に被せるように形成さ
れた蓋体と、蓋体の周縁に固着された複数個の蓋押え金
具と、蓋押え金具の位置に対応して上記外箱の側壁に固
着された蓋止め金具と、蓋押え金具と蓋止め金具とにま
たがって装着され、蓋体を外箱に締付ける締付けボルト
とを備えた計器用変成器において、複数個の蓋押え金具
の中間位置における上記蓋体の周縁に、所定値を超える
内部圧力を受けたとき外箱の開口部と蓋体の間に隙間が
できるように蓋体を所定方向に変形させるための切り欠
き部を設けたものである。
【0011】この発明の請求項2に係る計器用変成器
は、蓋押え金具に締付けボルト用の貫通孔を設けると共
に、この貫通孔を、蓋体の変形によって生じる蓋体の傾
斜方向に長くした長孔にしたものである。
【0012】この発明の請求項3に係る計器用変成器
は、蓋押え金具の固着部の近傍、または、蓋止め金具の
固着部の近傍に、蓋体の変形によって生じる外力を受け
たとき上記蓋押え金具及び蓋止め金具を所定方向に変形
させるための脆弱部を設けることにより、蓋押え金具及
び蓋止め金具が蓋体の変形の妨げにならないようにした
ものである。
【0013】この発明の請求項4に係る計器用変成器
は、蓋体が所定方向に変形したとき外箱との間にできる
隙間に対面するように、蓋体の裏側または外箱の開口部
内側近傍に遮蔽板を設けたものである。
【0014】この発明の請求項5に係る計器用変成器
は,遮蔽板に複数個の貫通孔をあけて、内部圧力の放圧
を容易にしたものである。
【0015】この発明の請求項6に係る計器用変成器
は、蓋体の周縁に設けた切り欠き部と同様に作用する切
り欠き部を遮蔽板に設けたものである。
【0016】この発明の請求項7に係る計器用変成器
は、外箱の側壁に設けられた二次端子箱内に、外箱の内
外に通じる放圧孔と、この放圧孔を塞ぐ放圧板を設け、
外箱の内部の圧力が所定値を超えたとき、放圧板が剥離
して内部圧力が放圧されるようにしたものである。
【0017】この発明の請求項8に係る計器用変成器
は、計器用変成器を懸垂取付けする腕木を受けるための
受座を外箱の側壁を介して設置し、かつ、腕木に懸垂取
付けしたとき蓋体と腕木の間に、所定寸法の空間部を形
成することにより、内部圧力を急速に外部へ放出するこ
とができるようにしたものである。
【0018】この発明の請求項9に係る計器用変成器
は、蓋体の周縁に固着された封印板と、この封印板に対
応して外箱の側壁に固着された封印管と、封印板のボル
ト貫通孔を通して封印管の内部にねじ込むことにより封
印するようになされた封印ボルトを備えるものにおい
て、封印板のボルト貫通孔を、蓋体の変形によって生じ
る蓋体の傾斜方向に長くした長孔にすることにより、封
印ボルトの頭部に加わる力を緩和して、封印ボルトの頭
部が破断して周辺へ飛散するのを防止するようにしたも
のである。
【0019】この発明の請求項10に係る計器用変成器
は、封印板の固着部の近傍に、蓋体の変形によって生じ
る外力を受けたとき封印板を所定方向に変形させるため
の脆弱部を設けることにより、封印板が蓋体の変形の妨
げにならないようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1の計器用変成器を示す斜視図である。図
2は、図1の計器用変成器の外箱の要部を示す斜視図で
ある。図3は、図1の計器用変成器の外箱の内部で計器
用変圧器の一次側が短絡し、内部爆発が発生した状態を
示す斜視図である。
【0021】図において、100は三相3線式の計器用
変成器であり、内部に計器用変圧器と変流器が各々2個
収納されている。1は鋼板製の外箱本体、2は鋼板製の
蓋体であり、外箱本体1の上面の開口部(図示せず)に
被せるように形成されている。この蓋体2の周縁2aに
は、後述のように切り欠き部2b及び2cが設けてあ
る。3は外箱本体1の側面に固着された二次端子箱、4
は二次端子蓋、5は電柱等に懸垂取付けする場合の腕木
を示すものである。6は腕木5の下端面を受ける受座で
あり、蓋体2の上面に設けられている。7は蓋体2の周
縁2aに溶接等により固着された蓋押え金具であり、一
般に、複数対のものが向かい合わせに配置されている。
この蓋押え金具7の貫通孔7aは後述のように長孔に形
成されている。8は蓋止め金具であり、蓋押え金具7の
位置に対応して上記外箱1の側壁に固着されている。9
は締付けボルトであり、蓋押え金具7と蓋止め金具8に
形成された貫通孔(図示せず)に通し、下側をナット
(図示せず)で締付けることにより、外箱本体1に蓋体
2を締付け固定している。
【0022】この種の計器用変成器は取引き用電力量計
と組み合わせて使用するために、外箱本体1と蓋体2の
間には封印装置が設けてある。即ち、10は蓋体2の周
縁2aに固着された封印板、11は外箱本体1の側壁に
固着された封印管、12は封印ボルトである。封印ボル
ト12は、封印板10に形成された貫通孔(図示せず)
に通して封印管11の内部に形成された雌ねじ部(図示
せず)にねじ込まれ、先端が雌ねじ部から突出するよう
に螺着されている。そして、封印ボルト12の先端に穿
設された封印孔(図示せず)に封印線(図示せず)を通
して封印されている。13は外箱本体1の側壁に固着さ
れた複数個の吊りボルト止め金具である。14は吊り板
であり、吊りボルト止め金具13の下方から吊りボルト
15を通し、受座6の上面に腕木5が当接するように吊
り板14で挟み、ナット16で締付けることにより、計
器用変成器100を腕木5に固定するように構成されて
いる。この封印装置の各部分は前記の従来装置と同様の
ものである。
【0023】このように構成された計器用変成器におい
て、例えば、短絡事故による内部爆発が発生した場合の
爆発力は計算値あるいは実験結果などにより想定でき
る。従って、この発明による計器用変成器においては、
外箱本体1、蓋体2並びに蓋押え金具7、蓋止め金具8
などはある程度の爆発力には耐えるように形成されてい
る。そして、極めて大きい内部爆発が発生した場合には
外箱本体1及び蓋体2の一部分が破壊されて安全弁的な
作用を行うように構成されている。
【0024】即ち、蓋体2の蓋押え金具7が配置されて
いない周縁2aの部分に切り欠き部2bを設け、隣接し
て配置された蓋押え金具7と蓋押え金具7の中間部分
(蓋押え金具7が配置されている周縁2aの部分)に切
り欠き部2cが設けてある。この切り欠き部2b及び2
cにより、大きい内部爆発が発生した場合には、内部圧
力が上昇する過程で蓋体2が、図3に示すようにあらか
じめ想定したように変形する。この変形により、外箱本
体1との間に隙間A1 あるいはA2 ができるので、この
隙間A1 あるいはA2 から内部圧力が急速に放出され
る。従って、爆発による大きな破壊が防止され、危険な
分解ガスや粉塵等の飛散物の量が少なくなると共に、飛
散範囲も狭くできる。
【0025】実施の形態2.実施の形態1における蓋体
2の変形に際し、蓋押え金具7及び締付けボルト9が強
固な場合には、特に、蓋押え金具7の貫通孔7aが丸孔
のときは、蓋体2の変形を阻害することがある。この場
合、図3に示すように、貫通孔7aを長孔にすれば蓋体
2の変形の妨げを軽減できる。即ち、蓋体2の変形は、
切り欠き部2b及び2cの位置によりほぼ定まった状態
に変形する。この変形は、蓋押え金具7の部分では図3
に示すように傾斜した状態になる。従って、蓋体2の傾
斜方向に長くした貫通孔7aにすれば、締付けボルト9
が図示のように移動して蓋体2の変形の妨げを軽減でき
る。
【0026】実施の形態3.蓋押え金具7による蓋体2
の変形の妨げは、図4に示すように、蓋押え金具7また
は蓋止め金具8に脆弱部を設けることによっても軽減で
きる。即ち、図4において、蓋押え金具7には切り欠き
部7cを設けることにより、外箱本体1に対する固着部
7dの近傍に脆弱部7eが設けられている。また、同様
に、蓋止め金具8に脆弱部8eを設けてもよい。8cは
切り欠き部、8dは固着部である。このように脆弱部7
eまたは8eを設けることにより蓋体2の変形の妨げを
軽減できる。なお、切り欠き部7c,8cを設けること
により、蓋押え金具7と蓋体2及び蓋止め金具8と外箱
本体1との溶接距離が短くなり、溶接作業時間を短縮で
きると共に溶接部に発生する隙間腐食を減少することが
できる。
【0027】実施の形態4.蓋体2の変形により、隙間
A1 あるいはA2 から内部圧力が急速に放出され、危険
な分解ガスや粉塵等の飛散物の量が少なくなるが、完全
に無くすことは困難である。この問題点に対しては、隙
間A1 あるいはA2 の部分に遮蔽板を設けることにより
分解ガスや粉塵等の噴出を抑制することができる。即
ち、図5において、18は金属の薄板を折り曲げて形成
された遮蔽板であり、前記の隙間A1 あるいはA2 がで
きる部分に対面するように、蓋体2の裏側に溶接もしく
はリベットにより設置されている。図6に示す遮蔽板1
9は外箱1の開口部内側近傍に設けた実施例を示す。
【0028】このように構成された計器用変成器におい
ては、遮蔽板18,19を設けるようにしたので、図7
に示すように、内部爆発時において、外箱本体1および
蓋体2の変形で開いた隙間A1 ,A2 を、遮蔽板18ま
たは19(図示せず)で塞ぐようにして、内部圧力の放
圧時に外部に飛散する分解ガスや粉塵等の量を減少させ
ることができる。なお、この遮蔽板18,19は、蓋体
2の裏側あるいは外箱本体1の内側のどちらか一方に装
着しても同様の効果が得られる。
【0029】実施の形態5.実施の形態4では、遮蔽板
18,19を鉄板等の平板を単に折り曲げ、蓋体2,外
箱本体1に固着するように構成したが、図8、図9に示
すように、遮蔽板18に複数個の貫通孔18aを設けた
ものを蓋体2に取付け、遮蔽板19に複数個の貫通孔1
9aを設けたものを外箱本体1に取付けるようにしても
よい。
【0030】このように遮蔽板18,19に複数個の貫
通孔18a,19aを設けることにより、内部爆発時に
おいて、内部圧力の放出時に、外部に飛散する分解ガス
や粉塵等の飛散物の量を減少させるとともに、複数個の
貫通孔18a,19aから外部へ内部圧力を放圧できる
ため、実施の形態4よりも放圧効果を向上することがで
きる。
【0031】実施の形態6.また、図10、図11に示
すように、遮蔽板18,19に複数の切り欠き部18
b,19bを設けたものを、実施の形態1の蓋体2,外
箱本体1に固着するようにしてもよい。この場合、切り
欠き部18b,19bは、蓋体2に形成された複数の切
り欠き部2bまたは2cと同じ位置に形成されている。
【0032】このように構成された遮蔽板18,19で
は、外箱本体1及び蓋体2の変形が生じ易い位置と同じ
位置に切り欠き部18b,19bを設けることにより、
遮蔽板18,19はその切り欠き部18b,19bを基
点に変形し、外箱本体1と蓋体2の変形とほぼ同じよう
に変形するため、外箱本体1と蓋体2との間に大きな放
圧口ができ難くなり、実施の形態5よりも外部に飛散す
る分解ガスや粉塵等の飛散物の量を減少できる。
【0033】実施の形態7.上記の実施の形態1ないし
6のものは、蓋体2の変形による隙間A1 あるいはA2
から内部圧力が急速に放出されるものであるが、外箱1
に装着された二次端子箱3の内部から放出するようにし
てもよい。即ち、図12は計器用変成器の外箱に装着さ
れた二次端子箱の内部を示す正面図である。図13は、
図12に示された二次端子箱の分解斜視図である。図1
4は、図12の計器用変成器の外箱の内部で計器用変圧
器の一次側が短絡し、内部爆発が発生した時の、二次端
子箱の内部を示す斜視図である。なお、図13及び図1
4は端子装置は省略して図示したものである。図におい
て、24は二次端子箱3内に形成された放圧孔であり、
外箱1の内部に通じる。25はこの放圧孔24を覆う放
圧板であり、図13に示すように、2個の取付け用貫通
孔25aと、2個の剥離用貫通溝25bとを有してい
る。二次端子箱3の底面3aと放圧板25との間には、
ゴムパッキン(図示せず)を介在させて気密を保ち、取
付けねじ26で螺着している。27は二次端子パイプで
あり、電力量計に接続する引出し線を通すものである。
【0034】このように構成された計器用変成器におい
ては、外箱本体1の内部で内部爆発が発生した場合に
は、内部圧力により二次端子箱3の内部に設けた放圧板
25の貫通溝25b側が、取付けねじ26から剥離し
て、内部圧力は二次端子パイプ27を通って外部へ放圧
される。このとき、放圧板25は2本の取付けねじ26
で止まり、二次端子箱3は二次端子蓋4(図1に示す)
で覆っているため、内部爆発により発生した分解ガスや
粉塵等の飛散物は、二次端子パイプ27から下方向に向
けて放出され飛散範囲が限定される。
【0035】実施の形態8.図15、図16は、この発
明の実施の形態8を示す計器用変成器の外箱の要部を示
すもので、図15は正面図、図16は斜視図である。図
において、32は腕木5の下端面5aを受ける受座であ
り、外箱本体1の側面に固着されている。腕木5を受座
32と吊り板14との間に挟み、吊りボルト止め金具1
3の下方から通した吊りボルト15とナット16で締付
け固定することにより、腕木5に計器用変成器が吊り下
げられる。この場合、蓋体2と腕木5の間に空間Gがで
きるように受座32が形成されている。
【0036】このように構成された計器用変成器におい
ては、外箱本体1の内部で内部爆発が発生した場合に、
蓋体2と腕木5の間に空間Gが設けられているので、蓋
体2が腕木5の下端面5aに当たる位置まで変形して蓋
体2と外箱本体1との間が開口する。従って、内部圧力
を急速に外部へ放圧することができると共に、外箱本体
1や蓋体2の変形が制限されて危険な破壊が防止され
る。
【0037】なお、受座32は、図17、図18に示す
ように、吊りボルト止め金具13に固着してもよい。
【0038】また、図19に示すように、受座35を平
板で形成し、吊りボルト止め金具13と受座35との間
にスペーサ36を介在させて蓋体2と腕木5との間に空
間Gを設けてもよい。
【0039】実施の形態9.図20は、この発明の実施
の形態9の計器用変成器の外箱の要部を示す斜視図であ
る。図において、40は蓋体2の周縁2aに固着された
封印板であり、封印ボルト12を通す貫通孔40aは、
蓋体2の変形によって生じる蓋体2の傾斜方向に長くし
た長孔に形成されている。
【0040】この実施の形態9によれば、外箱本体1の
内部で内部爆発が発生し蓋体が変形した場合に、蓋体2
の変形と共に封印板40も変形するので、封印ボルト1
2の頭12aの位置が長孔に形成された貫通孔40aに
沿って移動し、蓋体の変形の妨げにならない。また、頭
部12aに加わる力が緩和されるので、頭部12aが破
断して周辺へ飛散するのを防止することができる。
【0041】実施の形態10.図21は、この発明の実
施の形態10の計器用変成器の外箱の要部を示す斜視図
である。図において、43は蓋体2の周縁2aに固着さ
れた封印板であり、封印ボルト12を通すボルト支持部
43aの蓋体2の側面2aとの接合部近傍に、先端部よ
り幅寸法を狭くした脆弱部43bが設けられている。
【0042】この実施の形態10によれば、外箱本体1
の内部で内部爆発が発生して蓋体2が変形しても、封印
板43の脆弱部43aが先に変形するので、蓋体の変形
の妨げにならず、封印ボルト12の頭部12aが破断し
て周辺へ飛散するのを防止することができる。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
りれているので、以下に示すような効果を奏する。
【0044】例えば、計器用変成器の内部に装着された
計器用変圧器の一次側の短絡による内部爆発が発生した
ときに、蓋体、蓋押え金具、蓋止め金具、封印板などが
変形し易く内部圧力をすばやく放圧することができる。
【0045】従って、爆発の威力を低減でき、放圧時間
が短くなり、絶縁物の分解ガスや粉塵等の飛散物の量を
少なくできる。また、飛散物が飛散する範囲を狭くする
ことができる。
【0046】さらに、封印ボルトの頭部が破断して周辺
へ飛散するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の計器用変成器を示
す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1及び2による外箱及
び蓋体の要部を示す斜視図である。
【図3】 図1の計器用変成器の内部爆発の状態を示す
斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の蓋押え金具,蓋止
め金具を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の外箱,蓋体及び遮
蔽板の要部を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態4の外箱及び遮蔽板の
要部を示す斜視図である。
【図7】 図5の計器用変成器の内部爆発の状態を示す
斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態5の遮蔽板を示す斜視
図である。
【図9】 この発明の実施の形態5の遮蔽板を示す斜視
図である。
【図10】 この発明の実施の形態6の遮蔽板を示す斜
視図である。
【図11】 この発明の実施の形態6の遮蔽板を示す斜
視図である。
【図12】 この発明の実施の形態7の計器用変成器の
外箱に装着された二次端子箱の内部を示す正面図であ
る。
【図13】 図12に示された二次端子箱の分解斜視図
である。
【図14】 図12の計器用変成器の内部爆発が発生し
たときの、二次端子箱の内部を示す斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態8を示す計器用変成
器の外箱の要部を示す正面図である。
【図16】 この発明の実施の形態8を示す計器用変成
器の外箱の要部を示す斜視図である。
【図17】 この発明の実施の形態8を示す計器用変成
器の外箱の要部を示す正面図である。
【図18】 この発明の実施の形態8を示す計器用変成
器の外箱の要部を示す斜視図である。
【図19】 この発明の実施の形態8を示す計器用変成
器の外箱の要部を示す正面図である。
【図20】 この発明の実施の形態9の計器用変成器の
外箱の要部を示す斜視図である。
【図21】 この発明の実施の形態10の計器用変成器
の外箱の要部を示す斜視図である。
【図22】 従来の計器用変成器を示す斜視図である。
【図23】 従来の計器用変成器を示す斜視図である。
【図24】 図23の計器用変成器の外箱の内部に装着
された計器用変圧器の内部爆発が発生した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 外箱本体、2 蓋体、2a 周縁、2b,2c 切
り欠き部、3 二次端子箱、5 腕木、6 受座、7
蓋押え金具、7a 貫通孔、7e 脆弱部、8 蓋止め
金具、8e 脆弱部、9 締付けボルト、10 封印
板、11 封印管、12 封印ボルト、18,19 遮
蔽板、18a,19a 貫通孔、18b,19b 切り
欠き部、24 放圧孔、25 放圧板、A1,A2 隙
間。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器用変圧器と変流器が収納された外箱
    と、この外箱の上面の開口部に被せるように形成された
    蓋体と、上記蓋体の周縁に固着された複数個の蓋押え金
    具と、上記蓋押え金具の位置に対応して上記外箱の側壁
    に固着された蓋止め金具と、上記蓋押え金具と上記蓋止
    め金具とにまたがって装着され、上記蓋体を上記外箱に
    締付ける締付けボルトとを備えた計器用変成器におい
    て、上記複数個の蓋押え金具の中間位置における上記蓋
    体の周縁に、所定値を超える内部圧力を受けたとき上記
    外箱の開口部と上記蓋体の間に隙間ができるように上記
    蓋体を所定方向に変形させるための切り欠き部を設けた
    ことを特徴とする計器用変成器。
  2. 【請求項2】 蓋押え金具に締付けボルト用の貫通孔を
    設けると共に、この貫通孔を、蓋体の変形によって生じ
    る蓋体の傾斜方向に長くした長孔にしたことを特徴とす
    る請求項1記載の計器用変成器。
  3. 【請求項3】 蓋押え金具の固着部の近傍、または、蓋
    止め金具の固着部の近傍に、蓋体の変形によって生じる
    外力を受けたとき上記蓋押え金具または蓋止め金具を所
    定方向に変形させるための脆弱部を設けたことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の計器用変成器。
  4. 【請求項4】 蓋体が所定方向に変形したとき外箱との
    間にできる隙間に対面するように、上記蓋体の裏側また
    は外箱の開口部内側近傍に遮蔽板を設けたことを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の計器用変
    成器。
  5. 【請求項5】 遮蔽板に複数個の貫通孔を設けたことを
    特徴する請求項4記載の計器用変成器。
  6. 【請求項6】 遮蔽板において、蓋体の周縁に設けた切
    り欠き部と対向する位置に、上記切り欠き部と同様に作
    用する切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項4ま
    たは請求項5記載の計器用変成器。
  7. 【請求項7】 外箱の側壁に二次端子箱を設けると共
    に、上記二次端子箱内に、上記外箱の内外に通じる放圧
    孔と、この放圧孔を塞ぐ放圧板を設け、上記外箱の内部
    の圧力が所定値を超えたとき、上記放圧板が剥離するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれ
    か一項記載の計器用変成器。
  8. 【請求項8】 計器用変成器を懸垂取付けする腕木を受
    けるための受座を外箱の側壁を介して設置し、かつ、上
    記腕木に懸垂取付けしたとき蓋体と上記腕木の間に、上
    記蓋体が変形できる所定寸法の空間部を形成したことを
    特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項記載の計
    器用変成器。
  9. 【請求項9】 蓋体の周縁に固着された封印板と、上記
    封印板に対応して上記外箱の側壁に固着された封印管
    と、上記封印板のボルト貫通孔を通して上記封印管の内
    部にねじ込むことにより封印するようになされた封印ボ
    ルトを備えるものにおいて、上記封印板のボルト貫通孔
    を、上記蓋体の変形によって生じる蓋体の傾斜方向に長
    くした長孔にしたことを特徴とする請求項1〜請求項8
    のいずれか一項記載の計器用変成器。
  10. 【請求項10】 封印板の固着部の近傍に、蓋体の変形
    によって生じる外力を受けたとき上記封印板を所定方向
    に変形させるための脆弱部を設けたことを特徴とする請
    求項9記載の計器用変成器。
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