JPH11260193A - 切り替えスイッチ - Google Patents

切り替えスイッチ

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JPH11260193A
JPH11260193A JP8029898A JP8029898A JPH11260193A JP H11260193 A JPH11260193 A JP H11260193A JP 8029898 A JP8029898 A JP 8029898A JP 8029898 A JP8029898 A JP 8029898A JP H11260193 A JPH11260193 A JP H11260193A
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JP
Japan
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movable contact
fixed
movable
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JP8029898A
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English (en)
Inventor
Daisuke Tanioka
大輔 谷岡
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U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動接点の消耗箇所を分散して耐久性を向上
し、長期間の使用に耐えられる切り替えスイッチを得
る。 【解決手段】 同一の可動接点21に接触する複数個の
固定接点15,16の各接触部15a,16bがそれぞ
れ可動接点の異なる位置に接触するように位置をずらせ
て固定接点を配置した。これにより、可動接点の同じ箇
所が複数個の固定接点に接触せず、消耗箇所が分散され
るために可動接点の耐久性が向上し、切り替えスイッチ
全体の寿命が長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切り替えスイッ
チにおける接点配置の改良に関するものである。
【0002】スライドスイッチやロータリースイッチな
どの切り替えスイッチには、可動接点が移動しながら複
数個の固定接点に順次接触して接続の状態が切り替えら
れるような接点構造を備えたものがある。この場合、例
えばロータリースイッチにおいては同一の可動接点に接
触する複数個の固定接点は同じ円周上に配置されてお
り、可動接点に対する固定接点の相対的な移動軌跡が重
なっているため、各固定接点の接触部は可動接点の同じ
箇所に順次接触することになる。従って、可動接点は固
定接点よりも消耗が激しく、可動接点の消耗のために比
較的短時間で切り替えスイッチ自体が使用不能となるこ
とが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、可動接点の消耗箇所を分散して耐久性を向上
し、長期間の使用に耐えられる切り替えスイッチを得る
ことを課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この発明の切り替えスイッチでは、同一の可動接
点に接触する複数個の固定接点の各接触部がそれぞれ上
記可動接点の異なる位置に接触するように位置をずらせ
て配置されている。このような構成により、可動接点の
同じ箇所が複数個の固定接点に接触することがなくなっ
て消耗箇所が分散され、可動接点の耐久性が向上して切
り替えスイッチ自体の寿命を伸ばすことが可能となるの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を自
動車のイグニッションスイッチに用いられるロータリー
スイッチの場合について説明する。図1は固定接点部と
可動接点板の分解正面図、図2は可動接点と固定接点の
位置関係を示す図、図3は可動接点板を固定接点部に組
み込んだ状態の正面図、図4乃至図9は動作説明図であ
る。
【0006】図1において、1はイグニッションスイッ
チ用のロータリースイッチの本体であり、カバー部材や
可動接点などを除いて固定接点部分を露出させた状態を
示している。11乃至16は固定接点であり、11及び
12はアース回路用のB1接点及びB2接点、13はア
クセサリ回路用のACC接点、14及び15はイグニッ
ション回路用のIG1接点及びIG2接点、16はスタ
ータ回路用のST接点である。2は第1可動接点板、3
は第2可動接点板であって、それぞれ板材を打ち抜いて
接点部を打ち出しによって形成してあり、21乃至23
は可動接点板2の接点部、31及び32は可動接点板3
の接点部である。以下、特に他の部材や他の部分と区別
する必要のない場合はこれらの可動接点板3の各接点部
を単に可動接点と称する。なお、各固定接点の上面は例
えば半球状になっており、各可動接点は打ち出しの始端
と終端が丸みのある形状となっている。
【0007】可動接点板2及び3は、図1に示した姿勢
で接点板2を接点板3の上に重ねた状態で図3のように
本体1に組み込まれるのであり、回転軸4の操作に応じ
て回動し、固定接点方向に所定の寸法だけ打ち出されて
いる各可動接点が選択的に各固定接点に接触して目的と
する回路のオンオフを行うように構成されている。図3
はスイッチがロック位置にある時の図であり、B1接点
11及びB2接点12にはこれに対応する位置にある可
動接点23及び32が接触していないので、すべての回
路はオフとなっている。
【0008】次に動作を説明する。図4以下は動作説明
のため各固定接点11乃至16には2重斜線を、第1可
動接点板2の可動接点21、22及び23には右下がり
の斜線を、第2可動接点板3の可動接点31及び32に
は右上がりの斜線をそれぞれ付してあり、実際には重な
っていて見えないものもすべて実線で示してある。図4
は図3と同じロック位置の状態であり、各可動接点板2
及び3はこの位置からキー操作に応じて時計方向に回動
し、下記の説明で例示した回動角度で所定の回路のオン
やオフが行われることになる。
【0009】図5はロック位置から約50°回動して固
定接点11及び13に可動接点32及び31がそれぞれ
接触し、アクセサリ回路がオンとなっているACC位置
である。図6はロック位置から約65°の位置まで更に
回動し、固定接点12に可動接点23が接触していると
共に固定接点15に可動接点21が接触し始め、初めて
イグニッション回路がオンとなるオン開始位置の状態で
あり、図7はロック位置から約90°の位置まで更に回
動し、固定接点14にも可動接点22が接触している通
常のオン位置を示している。
【0010】図8はロック位置から約111°の位置ま
で回動した状態であり、固定接点16に可動接点21が
接触してスタータ回路がオンとなるスタータ開始位置の
状態であり、可動接点21は固定接点15から離れる
が、固定接点14に可動接点22が接触しているのでオ
ン状態は維持されている。図9はロック位置から最も遠
い約130°の位置まで回動し、スタータが駆動されて
いる通常のスタータ位置であり、この状態でもイグニッ
ション回路はオンされているが、アクセサリ回路は図8
と図9では可動接点31が固定接点13から離れてオフ
となっている。
【0011】上述のように、この例では可動接点21が
複数個、すなわちここでは2個の固定接点15と16に
順次接触するが、固定接点15と16の位置がずれてい
るため、可動接点21が固定接点15に接触する箇所と
固定接点16に接触する箇所とが異なっている。すなわ
ち、図2に示すように固定接点15及び16は可動接点
21が移動する円軌道上に配置されているが、固定接点
15は内側の円軌跡A上にあり、固定接点16は外側の
円軌跡B上にある。このため、固定接点15の接触部1
5aは可動接点21の内側の接触部21aに接触し、固
定接点16の接触部16bは可動接点21の外側の接触
部21bに接触する。
【0012】従って、可動接点21は消耗箇所が分散さ
れて実質的には1個の可動接点で1個の固定接点に接触
するのと同じことになり、可動接点21の寿命、つまり
はロータリースイッチ全体の寿命を伸ばすことができる
のである。
【0013】上記の例はイグニッションスイッチ用のロ
ータリースイッチに関するものであるが、この発明は他
の形式のスイッチや切り替え対象の回路が異なるスイッ
チにも適用でき、また同じ可動接点が3個以上の固定接
点に接触する場合にも実施できることはもちろんであ
る。このように、接触する固定接点が多い場合には各接
触部の位置を少しずつずらせ、各接触部が可動接点の異
なる位置にそれぞれ接触するように配置すればよい。
【0014】なお図2に示すように、上記の例では固定
接点15及び16の軌跡が全く重ならないようになって
いる。しかし接触部の消耗は接触の開始時や終了時に発
生するアークが主たる原因となるので、接触開始点と接
触終了点の両方あるいは少なくともいずれか一方が可動
接点の異なる箇所に生ずるような構成とするだけでも大
きな効果がある。このような構成は、例えば固定接点側
の接触部が可動接点の移動方向に対して斜めになるよう
に固定接点の形状や配置を選び、複数個の固定接点の各
接触部の始端や終端の位置を互いにずらすことによって
実現することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、1個の可動接点が複数個の固定接点に順次接触し
て接続が切り替えられるような接点構造を備えた切り替
えスイッチにおいて、同一の可動接点に接触する複数個
の固定接点の各接触部がそれぞれ上記可動接点の異なる
位置に接触するように位置をずらせて配置したものであ
る。
【0016】従って、可動接点の同じ箇所が複数個の固
定接点に接触せず、消耗箇所が分散されるために可動接
点の耐久性が向上するのであり、可動接点の早期の消耗
によって切り替えスイッチ自体が使用できなくなるよう
な不都合をなくし、長期間の使用に耐えられる切り替え
スイッチを得ることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態における固定接点部と
可動接点板の分解正面図である。
【図2】同上における可動接点と固定接点の位置関係を
説明する図である。
【図3】同上において可動接点板を固定接点部に組み込
んだ状態の正面図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同じく同上の動作説明図である。
【図6】同じく同上の動作説明図である。
【図7】同じく同上の動作説明図である。
【図8】同じく同上の動作説明図である。
【図9】同じく同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ロータリースイッチ本体 2 第1の可動接点板 3 第2の可動接点板 11〜16 固定接点 21〜23、31、32 可動接点(可動接点板の接点
部) 15a、16b 固定接点の接触部 21a、21b 可動接点の接触部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の可動接点が複数個の固定接点に順
    次接触して接続が切り替えられるような接点構造を備え
    た切り替えスイッチにおいて、同一の可動接点に接触す
    る複数個の固定接点の各接触部がそれぞれ上記可動接点
    の異なる位置に接触するように位置をずらせて配置され
    ていることを特徴とする切り替えスイッチ。
JP8029898A 1998-03-11 1998-03-11 切り替えスイッチ Pending JPH11260193A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8029898A JPH11260193A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 切り替えスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8029898A JPH11260193A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 切り替えスイッチ

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JPH11260193A true JPH11260193A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13714377

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JP8029898A Pending JPH11260193A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 切り替えスイッチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015163430A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 株式会社アルファ ロータリースイッチ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015163430A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 株式会社アルファ ロータリースイッチ装置
US9972452B2 (en) 2014-04-25 2018-05-15 Alpha Corporation Rotary switch device

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