JPH11259220A - 座標検出装置およびそのデータ転送方法 - Google Patents
座標検出装置およびそのデータ転送方法Info
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- JPH11259220A JPH11259220A JP6167998A JP6167998A JPH11259220A JP H11259220 A JPH11259220 A JP H11259220A JP 6167998 A JP6167998 A JP 6167998A JP 6167998 A JP6167998 A JP 6167998A JP H11259220 A JPH11259220 A JP H11259220A
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Abstract
標検出装置およびデータ転送方法を提供する。 【解決手段】 ペンアップ時のパケット構成は、設定用
スイッチ113の設定または主制御部130のコマンド
信号線122からの指令に応じて設定される。例えば、
ペンアップ時の座標データパケット220は、ヘッダー
部のみによって構成される。これにより、X座標格納部
およびY座標格納部に格納される無駄なデータの転送を
抑制でき、よって、データ転送効率を向上させ得る。
Description
タを効率的に転送し得る座標検出装置およびデータ転送
方法に関する。
タ転送の一例を示す。図において、110は座標検出装
置で、センサー部111、座標信号処理部112および
ペンアップ検出部113を含む。センサー部111は、
ユーザがペンまたは指等で指示した位置を座標値として
検出し、これを座標信号処理部112に送る。座標信号
処理部112では、かかる座標値に補正やノイズ除去を
施した後、所定のフォーマットのパケット121にデー
タを加工し、これを信号線120を介して主制御部13
0に転送する。
部112おける座標データに基づき、ペンアップ状態を
検出する。かかるペンアップの検出は、例えば、センサ
ー部111からのX軸、Y軸データが、所定時間の間、
座標信号処理部112に出力されないことを判別するこ
とにより行われる。図5に、座標データパケット121
のフォーマット構成の一例を示す。
は、大きく分けて、ヘッダー510、X軸座標格納部5
20およびY軸座標格納部530よりなる。パケットは
通常バイト単位で区分されており、ヘッダー510、X
座標格納部520およびY座標格納部530それぞれ2
バイトで構成されている。ヘッダー510には、その先
頭に、ビット値が1のフェイズビット311が配されて
おり、これによりパケットの先頭が判別される。また、
1バイト目の最後尾にはペンダウンビット512が配さ
れており、これが1であればペンダウン状態であり、0
であればペンアップ状態である。
座標格納部520およびY座標格納部530の各バイト
の先頭ビットは、上記フェイズビット311によってパ
ケットの先頭が検出できるように、何れも0に設定され
ている。
ンダウン、ペンアップの何れの場合にも、ホスト側へ送
る座標データのフォーマット構成は同一であるから、ペ
ンダウン時とペンアップ時とでホスト側の処理系を切り
替える必要がなく、ホスト側の演算処理系は一系統で済
む。しかし、その反面、ペンアップ時にも、X軸座標格
納部およびY軸座標格納部に無意味なデータが格納され
て転送されるため、データの通信効率の悪いものとなっ
ている。
1に係る座標検出装置は、座標を検出しその結果をパケ
ットとしてコード化し、ホストシステムに転送する座標
検出装置において、前記パケットのデータ長を設定する
ためのパケット長設定手段とペンアップを検出するペン
アップ検出手段を配し、ペンアップ検出時には、前記パ
ケット長を座標データ転送時に比べて短くすることを特
徴とする。
標を検出しその結果をパケットとしてコード化し、ホス
トシステムに転送する座標検出装置において、座標入力
手段に対するペンアップを検出するペンアップ検出手段
と、このペンアップ検出手段によるペンアップ検出に基
づいて前記パケットのデータ長を変更するパケット長変
更手段とを配したことを特徴とする。
記請求項2において、ペンアップ検出時には、座標検出
時に比べパケット長を短くすることを特徴とする。ま
た、請求項4に係る座標検出装置は、上記請求項1〜3
において、ペンアップ検出に応じて前記パケット長を短
くしたことにより生じる空き領域に副データを付加する
ことを特徴とする。
標を検出しその結果をパケットとしてコード化し、ホス
トシステムに転送する座標検出装置において、ペンアッ
プを検出するペンアップ検出手段と、ペンアップ時のパ
ケット長をペンダウン時と同一とするか、ペンダウン時
よりも短くするかを選択できるパケット長選択手段とを
有することを特徴とする。
求項5において、ペンダウン時よりも短く設定する際に
選択できるパケット長を複数種類準備したことを特徴と
する。さらに、本発明の請求項7に係るデータ転送方法
は、座標を検出しその結果をパケットとしてコード化
し、ホストシステムに転送するデータ転送方法であっ
て、座標入力手段に対するペンアップの検出に応じて前
記パケットのデータ長を変更することを特徴とする。
す。なお、従来例として用いた図4と同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。図において、114は設
定用スイッチで、ペンアップ時に主制御部130に転送
するパケットの構成を、適宜選択的に設定するためのも
のである。ここで、選択可能なパケット構成は、座標信
号処理部112内のROM(Read-Only-Memory)に記憶
されている。なお、選択可能なパケット構成としては、
図5に示すペンダウン時と同様のパケット構成の他、図
5にてX座標格納部520およびY座標格納部530を
削除したもの(すなわち、ヘッダー部510のみのも
の)、Y座標格納部530のみを削除したもの、および
2バイトのヘッダー部510の内、最初の1バイトのみ
からなるもの等がある。
内、設計者の所望するパケット構成に対応するよう、処
理プログラムが設計される。システム設計者は、この主
制御部130の処理プログラムに応じて、設定用スイッ
チ114をもって、所望のパケット構成を座標信号処理
部112にセットする。これにより、座標信号処理部1
12は、ペンアップ検出部113からのペンアップ検出
信号に応じて、当該選択されたパケット構成にてペンア
ップデータを主制御部130に転送する。
は、上記のように設定スイッチ114でもって設定する
ようにしても良いが、これに代えて、主制御部130の
信号線122を介して、主制御部130の処理プログラ
ムに相応するパケット構成を示すデータを座標信号処理
部112に転送し、これによりペンアップ時のパケット
構成を設定するようにしても良い。
ップ時の種々のパケット例を以下に説明する。図2は、
ペンダウン時のパケットよりもペンアップ時のパケット
を小さく設定した例である。本パケット例においては、
ペンアップ時の座標データパケット220は、ヘッダー
のみによって構成される。かかるパケット構成によれ
ば、従来ペンアップ時においてX座標格納部およびY座
標格納部に格納されていた意味のないデータの転送が抑
制され、よって上記従来システムに比べデータ転送効率
を引き上げることができるといった効果を奏し得る。
更例を示す。かかるヘッダー構成は、上記図2のパケッ
ト構成において、ヘッダーの空きビット領域に、ボタン
スイッチデータを重畳するものである。ここで、ボタン
スイッチデータとは、例えば、座標入力用のペンに配さ
れた各種ボタンのオン、オフを示すデータである。当該
ボタンスイッチのオン、オフ動作は、ペンアップ時にも
実行され得る。かかるパケット例によれば、上記図2の
パケット例に比べ、ヘッダー310の無駄を更に抑制で
き、よって、データの転送効率を更に引き上げることが
できる。
ては、上記のようにパケットをヘッダーのみで構成する
場合に、ヘッダーを2バイトで構成するに代えて、先頭
の1バイトのみで構成する例があり得る。なお、かかる
構成例においては、上記ボタンスイッチデータは、かか
る1バイトの中の空きビットを利用して格納することも
できる。かかるパケット例によれば、上記2つのパケッ
ト例に比べ、更にデータ転送効率を引き上げることがで
きる。
ータがボタンスイッチデータ以外にも種々存在するよう
な場合には、例えば、上述のヘッダーに加えて、当該種
々の副次データ転送を転送するためのバイト領域(例え
ば、図5のX軸座標格納部)を付加するようにしても良
い。ところで、以上の種々のパケット例では、上述のよ
うに、従来例に比べペンアップ時のデータ転送効率を引
き上げることができるが、その反面、ペンアップ時とペ
ンダウン時とでパケット構成が相違していることから、
ペンアップ時とペンダウン時のデータ転送に対応して2
系統の処理プログラムが主制御部130に必要となって
しまう。従って、システム設計者がこれを嫌う場合に
は、システム設定者は、座標信号処理部112に対し、
例えば設定用スイッチ114でもって、パンダウン時の
パケット構成と同様となるように、ペンアップ時のパケ
ット構成を設定すれば良い。
ペンアップ時のデータ転送効率を改善できるといった効
果を奏することができるが、その一方で、座標処理部1
12と設定用スイッチ114によって、パケットの短小
化を数段階において設定可能とし、更には、ペンダウン
時と同様のパケット構成をも場合によって選択できるよ
うにしたことから、主制御部130の処理プログラムの
設計思想に微細に対応したパケット構成を設定でき、シ
ステム設計者のニーズに高度に満たし得る座標検出装置
を提供できる。
るものではなく、他に種々変更が可能であることは言う
までもない。
す図。
す図。
す図。
Claims (7)
- 【請求項1】 座標を検出しその結果をパケットとして
コード化し、ホストシステムに転送する座標検出装置に
おいて、 前記パケットのデータ長を設定するためのパケット長設
定手段とペンアップを検出するペンアップ検出手段を配
し、ペンアップ検出時には、前記パケット長を座標デー
タ転送時に比べて短くすることを特徴とする座標検出装
置。 - 【請求項2】 座標を検出しその結果をパケットとして
コード化し、ホストシステムに転送する座標検出装置に
おいて、 座標入力手段に対するペンアップを検出するペンアップ
検出手段と、このペンアップ検出手段によるペンアップ
検出に基づいて前記パケットのデータ長を変更するパケ
ット長変更手段とを配したことを特徴とする座標検出装
置。 - 【請求項3】 請求項2において、ペンアップ検出時に
は、座標検出時に比べパケット長を短くすることを特徴
とする座標検出装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3において、ペンアップ検出
に応じて前記パケット長を短くしたことにより生じる空
き領域に副データを付加することを特徴とする座標検出
装置。 - 【請求項5】 座標を検出しその結果をパケットとして
コード化し、ホストシステムに転送する座標検出装置に
おいて、 ペンアップを検出するペンアップ検出手段と、ペンアッ
プ時のパケット長をペンダウン時と同一とするか、ペン
ダウン時よりも短くするかを選択できるパケット長選択
手段とを有することを特徴とする座標検出装置。 - 【請求項6】 ペンダウン時よりも短く設定する際に選
択できるパケット長を複数種類準備したことを特徴とす
る請求項5に記載の座標検出装置。 - 【請求項7】 座標を検出しその結果をパケットとして
コード化し、ホストシステムに転送するデータ転送方法
であって、 座標入力手段に対するペンアップの検出に応じて前記パ
ケットのデータ長を変更することを特徴とするデータ転
送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167998A JP3905974B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 座標検出装置およびそのデータ転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11259220A true JPH11259220A (ja) | 1999-09-24 |
JP3905974B2 JP3905974B2 (ja) | 2007-04-18 |
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JP6167998A Expired - Fee Related JP3905974B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 座標検出装置およびそのデータ転送方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3905974B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150109263A1 (en) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Synaptics Incorporated | Active pen with improved interference performance |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP6167998A patent/JP3905974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20150109263A1 (en) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Synaptics Incorporated | Active pen with improved interference performance |
US9395824B2 (en) * | 2013-10-18 | 2016-07-19 | Synaptics Incorporated | Active pen with improved interference performance |
CN105814520A (zh) * | 2013-10-18 | 2016-07-27 | 辛纳普蒂克斯公司 | 具有改进的干扰性能的激活笔 |
CN111538424A (zh) * | 2013-10-18 | 2020-08-14 | 株式会社和冠 | 具有改进的干扰性能的激活笔 |
CN111538424B (zh) * | 2013-10-18 | 2024-04-30 | 株式会社和冠 | 具有改进的干扰性能的激活笔 |
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JP3905974B2 (ja) | 2007-04-18 |
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