[関連出願への相互参照]
この出願は、2017年12月28日付で中国専利局に出願された"アイコン管理方法及び装置"と題する中国特許出願番号第201711463283.3号に基づく優先権を主張し、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
この出願は、端末技術の分野に関し、特に、アイコン管理方法及び装置に関する。
端末の普及に伴って、特に、ユーザによる要求の高まりに伴って、供給業者は、ユーザが自身の多様化する要求を満足させるために、多様なアプリケーションを開発している。携帯電話の場合は、例えば、さまざまなアプリケーションプログラムのアイコンは、その携帯電話のホームスクリーンの中に規則的に配置される。携帯電話のホームスクリーンの中のアイコンの数が増加するのに伴って、ユーザは、通常、定期的にホームスクリーンの中のアイコンを管理して、検索及び使用を容易にする。
現時点では、ユーザは、ホームスクリーンの中のある位置から他の位置へとある1つのアイコンを手作業で移動させるか、又は、一括して、複数の選択されたアイコンを移動させることが可能である。上記の方式によって効果的に複数のアイコンを管理することが可能であるが、アイコンの数が増加するのに伴って、ホームスクリーンには比較的大きな数のページが存在する。この場合には、ユーザが、数多くのスクリーンによって分けられている2つのページの間である1つのアイコンを移動することを試みる場合に、そのユーザは、アイコンを保持し、そして、そのユーザがアイコンを配置しようと考えるスクリーンまでページをめくる必要がある。
この出願は、アイコン管理方法及び装置を提供して、ホームスクリーンのページの数が比較的大きいことによるアイコン管理プロセスにおける退屈なユーザによる操作の問題を解決する。
第1の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理方法を提供する。その方法は、ユーザからのアイコン管理操作を端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示するステップと、前記ユーザからのアイコン移動操作を前記端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン移動操作に応答して、第2の位置に選択されたアイコンを表示するステップと、を含む。前記アイコン管理インターフェイスは、少なくとも2つの表示ウィンドウを含み、第1の表示ウィンドウは、端末のホームスクリーンを表示するのに使用され、第2の表示ウィンドウは、新たに追加されたスクリーンを表示するのに使用される。本発明のこの実施形態において、前記アイコン移動操作は、第1の位置から前記第2の位置へと前記選択されたアイコンを移動させることを指示するのに使用され、前記第1の位置は、前記第1の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第2の位置は、前記第1の表示ウィンドウ又は前記第2の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第1の位置は、前記第2の位置とは異なる。ユーザは、第1の表示ウィンドウの中又は第2の表示ウィンドウの中で個別に操作を実行することが可能である。例えば、ユーザは、第1の表示ウィンドウの中で左右にフリックして、ホームスクリーンをブラウズすることが可能である。同様に、ユーザは、第2の表示ウィンドウの中で左右にフリックして、第2の編集領域をブラウズすることが可能である。上記のことから、ユーザからのアイコン管理操作を受信した後に、端末は、ユーザに、少なくとも2つの表示ウィンドウを含むアイコン管理インターフェイスを提示することが可能であり、それによって、そのユーザは、端末のホームスクリーンの中のアイコン管理インターフェイスにおいて、アプリケーションプログラムアイコン又はフォルダ等を管理することが可能であるということを理解することが可能である。例えば、ユーザがアイコン移動操作を入力した後に、アイコン管理インターフェイスの中で第1の位置から第2の位置へと、選択されたアイコンを移動させることが可能である。また、端末のホームスクリーンが比較的大きな数のページを含んでいるときに、ユーザは、さらに、1つの表示ウィンドウ、すなわち、アイコン管理インターフェイスの中でのアイコン移動操作によって、便利に且つ迅速にアイコンを移動させることが可能であり、それにより、ホームスクリーンのページの数が比較的大きいことによるアイコン管理プロセスにおける退屈なユーザによる操作の問題を解決することが可能である。
ある1つの可能な実装において、フォルダは、第2の位置に存在する。前記第2の位置に前記選択されたアイコンを表示する前記ステップは、端末によって、前記第2の位置に前記フォルダを表示するステップとして実装されてもよく、前記フォルダは、前記選択されたアイコンを含む。ユーザによって、フォルダが存在する位置へと、アイコンを移動させるステップは、フォルダにそのアイコンを追加するステップと同等である。したがって、本発明のこの実施形態において、アイコンを移動させた後に、そのアイコンは、フォルダの中に位置している。言い換えると、アイコンを移動させるプロセスは、既存のフォルダの中にアイコンを移動させるステップとして実装される。同様に、第1の位置及び第2の位置の双方は、1つの表示スクリーンの中、すなわち、アイコン管理インターフェイスの中に表示される。したがって、ユーザは、便利に且つ迅速にアイコンを移動させることが可能である。特に、ホームスクリーンに比較的大きな数のページが存在するときに、ユーザは、長い時間的な期間にわたってアイコン等をドラッグすることなく、そのアイコンを移動させることが可能である。
ある1つの可能な実装において、アイコンは、第2の位置に存在し、選択されたアイコンは、フォルダである。端末がユーザからのアイコン移動操作を受信した後に、その端末は、アイコン移動操作に応答し、第2の位置は、第1の位置から変化しない。ユーザが選択するアイコンがフォルダである場合に、アプリケーションプログラムアイコン又はフォルダ等のアイコンが、第2の位置にすでに存在しているということを考慮すると、ユーザの現在のアイコン移動操作を誤操作と考えてもよい。この場合には、その端末は、第2の位置へと、ユーザが選択するアイコンを移動させないが、アイコン移動操作が現時点で生起しないと考える。選択的に、端末は、音声を使用することによって又はダイアログボックスをポップアップすることによって、現在のアイコン移動操作が正しくないということをユーザに促してもよく、或いは、アイコン移動操作を再入力するようにユーザに促す等してもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
ある1つの可能な実装において、アイコンは、第2の位置に存在する。端末がユーザからのアイコン移動操作を受信した後に、その端末は、ユーザからのフォルダ作成操作を受信し、前記アイコン移動操作に応答して、前記第2の位置に前記選択されたアイコンを表示する前記ステップは、前記端末によって、前記アイコン移動操作及び前記フォルダ作成操作に応答して、作成したフォルダを前記第2の位置に表示するステップとして実装されてもよく、前記作成したフォルダは、前記第2の位置に存在する前記アイコン及び前記選択されたアイコンを含む。本発明のこの実施形態において、アイコンが第2の位置に存在するとともに、ユーザがアイコン移動操作を入力する場合に、その端末は、ユーザが、アイコンを移動させながらフォルダを作成し、第2の位置に既に存在するアイコン及びユーザが現在移動させているアイコンを収容したいと考えていると考えてもよい。この場合には、ユーザのアイコン移動操作は、アイコンを移動させ、そして、フォルダを作成することと同等である。したがって、ユーザは、1つの移動操作を使用することによって、アイコンを移動させるとともに、フォルダを作成することが可能である。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン追加操作を受信し、そして、そのスクリーン追加操作に応答して、第2の表示ウィンドウに新たなスクリーンを追加する。このようにして、ユーザ端末は、ユーザに、そのユーザのためのより多くの新たなスクリーン提供して、例えば、その新たなスクリーンの中でのアイコンの移動又はフォルダの作成等の操作等のアイコン管理を実装することが可能である。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、第2の表示ウィンドウの中のブランクスクリーンの中に削除キーを表示する。その次に、その端末は、ユーザからのスクリーン削除操作を受信し、そして、そのスクリーン削除操作に応答して、第2の表示ウィンドウからブランクスクリーンを削除し、ブランクスクリーンの中にはアイコンは存在せず、スクリーン削除操作は、削除キーによって動作する。ユーザが大きすぎる数の新たなスクリーンを追加してしまう場合があり、そして、そのユーザが、現時点では、新たな追加したスクリーンのすべてを保持したいとは考えていないということを考慮して、そのユーザは、ブランクスクリーンを選択的に削除してもよい、すなわち、アイコンが存在するスクリーンのみを保持してもよい。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン削除操作を受信する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在する場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、スクリーンが削除された後に、削除されたスクリーンの中のアイコンに対応するアプリケーションプログラムがアンインストールされるように、ユーザを促す。その次に、その端末は、ユーザからの削除確認操作を受信し、そして、削除確認操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在しない場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。アイコン管理プロセスにおいて、ユーザは、一般的には使用されない複数のアイコンのうちのいくつかに対応するアプリケーションプログラムを見つけてもよい。そのユーザは、アイコン管理プロセスにおいてこれらのアプリケーションプログラムを削除することが可能である。言い換えると、これらの複数のアプリケーションプログラムの複数のアイコンを1つ又は複数の新たなスクリーンへと移動させ、その次に、それらの1つ又は複数の新たなスクリーンを削除する。すなわち、スクリーンの中に存在するアイコンに対応するアプリケーションプログラムは、インターフェイスを削除することにより削除され、それにより、効果的なアイコン管理を実装する。加えて、ユーザがスクリーン削除操作の予期しない入力により1つ又は複数のアプリケーションプログラムを誤って削除するのを防止するために、本発明のこの実施形態において、ユーザからのスクリーン削除操作を受信した後に、その端末は、代替的に、現時点で選択されているインターフェイスを削除する必要があるか否かをユーザに尋ね、そして、ユーザからの許可を得た後に、削除操作を完了してもよい。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン移動操作を受信し、そして、その次に、その端末は、スクリーン移動操作に応答して、そのスクリーン移動操作が示す位置へと、選択したスクリーンを移動させる。ホームスクリーンが複数のページを含んでいる場合に、ユーザは、そのユーザの嗜好に基づいて、それらのホームスクリーンの順序を調整してもよい。もちろん、ユーザは、代替的に、2つの既存のホームスクリーンの間に、そのユーザが新たに作成するスクリーンを挿入してもよい。その新たに作成されるスクリーンは、ユーザが移動させるアイコン等を含んでもよく、また、もちろん、ブランクインターフェイス等であってもよい。このことは、本明細書においては限定されない。このようにして、ユーザは、アイコン管理インターフェイスにおいて、アイコン管理の実装に基づいて、スクリーン管理を実装することが可能である。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのアイコン管理終了操作を受信し、そして、そのアイコン管理終了操作に応答して、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンを表示し、端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つである。
ある1つの可能な実装において、端末の複数の現在のホームスクリーンは、端末のアイコン管理を受けるホームスクリーンが表示される前に、アイコン管理インターフェイスの中に存在する第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウの中のインターフェイスを含む。
ある1つの可能な実装において、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中の個別のペインの中に表示される。本発明のこの実施形態において、前記アイコン管理インターフェイスのスクリーン分割方式は、左右スクリーン分割又は上下スクリーン分割を含む。前記端末が縦長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記上下スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの上又は下に位置するか、或いは、前記端末が横長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記左右スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの左又は右に位置している。
第2の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理方法を提供する。その方法は、ユーザからのアイコン管理操作を端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示するステップと、前記ユーザからのアイコン移動操作を前記端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン移動操作に応答して、前記第2の位置に、選択されたアイコンを表示するステップと、を含み、前記アイコン管理インターフェイスは、個別のペインの中に表示される少なくとも2つの表示ウィンドウを含み、第1の表示ウィンドウは、前記端末のホームスクリーンを表示するのに使用され、第2の表示ウィンドウは、新たに追加されたスクリーンを表示するのに使用される。本発明のこの実施形態において、スクリーン分割方式は、左右スクリーン分割又は上下スクリーン分割を含む。前記端末が縦長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記上下スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの上又は下に位置するか、或いは、前記端末が横長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記左右スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの左又は右に位置する。前記アイコン移動操作は、第1の位置から第2の位置へと前記選択されたアイコンを移動させることを指示するのに使用され、前記第1の位置は、前記第1の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第2の位置は、前記第1の表示ウィンドウ又は前記第2の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第1の位置は、前記第2の位置とは異なる。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン追加操作を受信し、そして、その次に、スクリーン追加操作に応答して、第2の表示ウィンドウに新たなスクリーンを追加する。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン削除操作を受信する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在する場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、スクリーンが削除された後に、その削除されたスクリーンの中のアイコンに対応するアプリケーションプログラムがアンインストールされるように、ユーザを促す。その端末は、ユーザからの削除確認操作を受信し、そして、削除確認操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在しない場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。
ある1つの可能な実装において、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、端末は、ユーザからのスクリーン移動操作を受信し、そして、その次に、その端末は、スクリーン移動操作に応答して、スクリーン移動操作が示す位置へと、選択したスクリーンを移動させる。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのアイコン管理終了操作を受信し、そして、その次に、その端末は、アイコン管理終了操作に応答して、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンを表示し、端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つであり、端末の複数の現在のホームスクリーンは、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンが表示される前に、アイコン管理インターフェイスの中に存在する第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウの中のスクリーンを含む。
第3の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理装置を提供する。その装置は、第1の態様及び複数の可能な実装における複数の方法の実施形態によって実装される機能を実装することが可能である。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、ハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。そのハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第4の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理装置を提供する。その装置は、第2の態様及び複数の可能な実装における複数の方法の実施形態によって実装される機能を実装することが可能である。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、ハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。そのハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第5の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、端末を提供する。その端末の構成は、ディスプレイ、メモリ、1つ又は複数のプロセッサ、複数のアプリケーションプログラム、及び1つ又は複数のプログラムを含む。それらの1つ又は複数のプログラムは、そのメモリの中に格納される。1つ又は複数のプロセッサが1つ又は複数のプログラムを実行するときに、端末が、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第6の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、端末を提供する。その端末の構成は、ディスプレイ、メモリ、1つ又は複数のプロセッサ、複数のアプリケーションプログラム、及び1つ又は複数のプログラムを含む。それらの1つ又は複数のプログラムは、そのメモリの中に格納される。1つ又は複数のプロセッサが1つ又は複数のプログラムを実行するときに、端末が、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第7の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、命令を含む読み取り可能な記憶媒体を提供する。その命令が端末によって実行されるときに、その端末が、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第8の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、命令を含む読み取り可能な記憶媒体を提供する。その命令が端末によって実行されるときに、その端末が、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第9の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコードを含み、そのソフトウェアコードは、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
第10の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコードを含み、そのソフトウェアコードは、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
第11の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、グラフィカルユーザインターフェイスを提供し、そのグラフィカルユーザインターフェイスは、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
第12の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、グラフィカルユーザインターフェイスを提供し、そのグラフィカルユーザインターフェイスは、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第1の端末の概略的な構成図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第1の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第2の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第3の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第4の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第5の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第6の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第7の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第8の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第9の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第10の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第11の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第12の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第13の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第14の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第15の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第16の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第17の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第18の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第19の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第20の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第21の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがったアイコン管理装置の概略的な構成図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第2の端末の概略的な構成図である。
201: 基本情報;
202: 表示スクリーン;
203: スクリーンページングマーク;
204: ファンクションキー;
205: リターンキー;
206: フォルダ;
207: 第1の編集領域;
208: 第2の編集領域;
209: スクリーン追加キー;
210: スクリーン削除キー;
以下の記載は、本発明の複数の実施形態における複数の添付の図面を参照して、本発明のそれらの複数の実施形態における複数の技術的解決方法を説明する。
本発明の複数の実施形態は、端末に適用されてもよい。端末は、デスクトップデバイス又はラップトップデバイス等であってよく、具体的には、タブレットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality, VR)デバイス、拡張現実技術(Augmented Reality, AR)、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又は携帯電話等のデバイスであってもよい。少なくとも、カメラ、ディスプレイ、入力デバイス、及びプロセッサが、その端末の中に配置される。端末100は、ある1つの例として使用される。図1に示されているように、端末100は、プロセッサ101、メモリ102、カメラ103、RF回路104、オーディオ回路105、ラウドスピーカ106、マイクロホン107、入力デバイス108、他の入力デバイス109、ディスプレイ110、タッチパネル111、ディスプレイパネル112、出力デバイス113、及び電源114等の構成要素を含む。ディスプレイ110は、少なくとも、入力デバイスとして使用されるタッチパネル111及び出力デバイスとして使用されるディスプレイパネル112を含む。カメラ103は、前方カメラ及び後方カメラを含んでもよい。図1に示されている端末の構成は、端末に対するいずれかの限定を構成するものではなく、その端末は、その図の中に示されている構成要素よりもより多くの構成要素又はより少ない構成要素を含んでいてもよく、或いは、それらの構成要素のうちのいくつかを組み合わせてもよく、或いは、それらの構成要素のうちのいくつかを分割してもよく、或いは、それらの構成要素が異なって配置されていてもよいということに留意すべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
以下の記載は、図1を参照して、端末100の各々の構成要素を詳細に説明する。
無線周波数(Radio Frequency, RF)回路104は、情報の受信/送信プロセス又は呼プロセスにおいて信号を受信し及び送信するように構成されてもよい。例えば、端末100が携帯電話である場合には、その端末100は、RF回路104を使用することによって、基地局が送信するダウンリンク情報を受信し、処理のためにプロセッサ101にダウンリンク情報を送信し、そして、基地局にアップリンク関連データを送信してもよい。RF回路は、これらには限定されないが、通常は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバー、結合器、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier, LNA)、及びデュープレクサを含む。加えて、RF回路104は、また、ネットワーク及び他のデバイスとの無線通信を実行してもよい。これらには限定されないが、無線通信のために、汎欧州ディジタル移動体通信システム(Global System of Mobile Communication, GSM)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)、電子メール、及びショートメッセージサービス(Short Messaging Service, SMS)を含むいずれかの通信規格又はプロトコルを使用してもよい。
メモリ102は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するように構成されてもよい。プロセッサ101は、メモリ102の中に格納されているソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することによって、端末100のさまざまな機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ102は、主として、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム及び(例えば、音声再生機能及び画像再生機能等の)少なくとも1つの機能が必要とするアプリケーションプログラム等を格納してもよい。データ記憶領域は、端末100の使用に基づいて生成される(例えば、オーディオデータ及び画像データ等の)データ等を格納してもよい。加えて、メモリ102は、高速のランダムアクセスメモリを含んでもよく、代替的に、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス等の不揮発性メモリ又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスを含んでもよい。
他の入力デバイス109は、入力数字情報又は文字情報を受信し、そして、端末100のユーザ設定及び機能制御に関連するキー信号入力を生成する、ように構成されてもよい。具体的には、他の入力デバイス109は、これらには限定されないが、物理的なキーボード、(音量制御キー又はオン/オフキー等の)ファンクションキー、トラックボール、マウス、ジョイスティック、及び、光学マウス(その光学マウスは、視覚出力を表示しない接触感知表面、又はタッチスクリーンによって形成される接触感知表面の拡張である)等のうちの1つ又は複数を含んでもよい。他の入力デバイス109は、代替的に、例えば、重力センサ又は加速度センサ等の端末100の中に内蔵されているセンサを含んでもよい。端末100は、さらに、入力データとして、センサが検出するパラメータを使用してもよい。
ディスプレイ110は、ユーザが入力する情報又はユーザのために提供される情報及び端末100のさまざまなメニューを表示するように構成されてもよく、さらに、ユーザ入力を受け入れてもよい。加えて、表示パネル112は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display, LCD)又は有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode, OLED)等の形態で構成されてもよい。また、タッチスクリーン又は接触感知スクリーン等と称されるタッチパネル111は、(例えば、指又はスタイラス等のいずれかの適切な物体又はアクセサリを使用することによって、タッチパネル111において又はその近傍においてユーザが実行する操作であり、或いは、動き感知操作を含んでもよく、その操作は、単一点制御操作及び多点制御操作等の操作タイプを含む)タッチパネル111において又はその近傍においてユーザが実行するタッチ操作又は非タッチ操作を収集し、そして、あらかじめ設定されているプログラムにしたがって、対応する接続装置を駆動してもよい。タッチパネル111は、代替的に、タッチ検出装置及びタッチコントローラの2つの部分を含んでもよいということに留意すべきである。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置及びタッチ姿勢を検出し、タッチ操作が生成する信号を検出し、そして、タッチコントローラにその信号を送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、プロセッサ101が処理することが可能である情報へとそのタッチ情報を変換し、そして、プロセッサ101にその情報を送信し、また、プロセッサ101が送信するコマンドを受信し及び実行することが可能である。加えて、タッチパネル111は、抵抗性タイプ、容量性タイプ、赤外線タイプ、及び表面弾性波タイプ等の複数のタイプを使用することによって実装されてもよく、タッチパネル111は、代替的に、将来的に開発されるいずれかの技術を使用することによって実装されてもよい。一般的に、タッチパネル111は、表示パネル112を覆ってもよい。ユーザは、表示パネル112が表示するコンテンツに基づいて(その表示されるコンテンツは、これらには限定されないが、ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、及びアイコンを含む)、表示パネル112を覆うタッチパネル111において又はその近傍において操作を実行してもよい。タッチパネル111において又はその近傍において操作を検出した後に、タッチパネル111は、プロセッサ101にその操作に関する情報を送信して、ユーザ入力を決定し、その次に、プロセッサ101は、そのユーザ入力に基づいて、ディスプレイパネル112に、対応する視覚出力を提供する。図1において、タッチパネル111及び表示パネル112は、2つの独立した構成要素として使用されて、端末100の入力機能及び出力機能を実装する。しかしながら、複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、タッチパネル111及び表示パネル112は、一体化されて、端末100の入力機能及び出力機能を実装してもよい。
RF回路104、ラウドスピーカ106、及びマイクロホン107は、ユーザと端末100との間のオーディオインターフェイスを提供することが可能である。オーディオ回路105は、ラウドスピーカ106に、受信したオーディオデータの変換の後に得られる信号を送信してもよく、ラウドスピーカ106は、音声信号へとその信号を変換し、そして、その音声信号を出力する。加えて、マイクロホン107は、収集した音声信号を信号へと変換してもよく、オーディオ回路105は、その信号を受信し、オーディオデータへとその信号を変換し、そして、RF回路104にそのオーディオデータを出力し、その次に、そのオーディオデータは、例えば、他の端末デバイスに送信されるか、又は、そのオーディオデータは、メモリ102に出力され、それによって、プロセッサ101は、メモリ102の中に格納されているコンテンツと組み合わせて、さらなる処理を実行する。加えて、カメラ103は、リアルタイムで画像フレームを取り込み、そして、処理のためにプロセッサ101にその画像フレームを送信してもよい。処理結果は、メモリ102の中に格納され、及び/又は、処理結果は、表示パネル112を使用することによってユーザに提示される。
プロセッサ101は、端末100の制御中心であり、さまざまなインターフェイス及び配線を使用することによって、端末100の全体の複数の部分のすべてに接続され、そして、メモリ102の中に格納されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動させ又は実行することによって、及び、メモリ102の中に格納されているデータを呼び出すことによって、端末100のさまざまな機能及びデータ処理を実行して、端末100において全体的なモニタリングを実行する。プロセッサ101は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、さらに、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサを一体化して、プロセッサ101としてもよく、アプリケーションプロセッサは、主として、オペレーティングシステム、ユーザインターフェイス(User Interface, UI)、及びアプリケーションプログラム等を処理し、モデムプロセッサは、主として、無線通信を処理するということに留意すべきである。代替的に、上記のモデムプロセッサを一体化して、プロセッサ101としなくてもよいということを理解することが可能である。
端末100は、さらに、複数の構成要素のすべてに電力を供給する(例えば、バッテリ等の)電源114をさらに含んでもよい。本発明のそれらの複数の実施形態において、電力管理システムを使用することによって、プロセッサ101に電源114を論理的に接続してもよく、それによって、その電力管理システムを使用することによって、充放電管理及び電力消費管理等の機能を実装する。
加えて、端末100は、例えば、ブルートゥースモジュール等の図1に示されていない複数の構成要素をさらに含んでもよい。本明細書においては、詳細は説明されない。
以下の記載は、ある1つの例として携帯電話を使用して、本発明のある1つの実施形態によって提供されるアイコン管理方法を説明する。図2(a)乃至図2(c)は、携帯電話の表示スクリーンの概略的な図である。
図2(a)は、ある1つの例として使用される。携帯電話のスクリーンの下側部分に、複数のファンクションキーを設けて、ユーザが複数の一般的に使用されている機能のうちのいくつかを実行するのを容易にする。例えば、左端に"矢印"のパターンのタッチキー、すなわち、リターンキーを配置する。例えば、ユーザは、そのリターンキーにタッチすることによって、表示スクリーンをロールバックすることが可能である。例えば、ユーザは、電子メールと名前が付けられているアイコンにタッチすることによって、電子メールのホームスクリーンに入り、そして、その次に、ユーザがそのリターンキーにタッチする場合に、電子メールのホームスクリーンから図2(a)に示されている表示スクリーンへと現在の表示ウィンドウをロールバックさせる。他の例では、右端に"3本の平行線"のパターンのタッチキーを配置する。ユーザは、そのタッチキーをタッチすることによって、携帯電話の前景及び背景の双方において実行されているスクリーンのすべてを拡大して表示し、そして、その次に、そのインターフェイスを押し続けて上側にフリックすることによって、実行中のインターフェイスに対応するアプリケーションプログラムをシャットダウンすることが可能であり、それにより、複数の並列のアプリケーションプログラムの管理を実装する。他の例では、中央に"家"のパターンのタッチキーを配置する。ユーザは、そのタッチキーをタッチすることによって、携帯電話のホームスクリーンに直接的に戻ることが可能である。例えば、ユーザは、現在、ショートメッセージをチェックしており、そして、ユーザがそのタッチキーをタッチしている限り、その携帯電話は、その携帯電話のホームスクリーンを直接的に示す。
本発明のこの実施形態において、説明のためにある1つの例として上記の形態の携帯電話を使用するが、一方で、上記の形態は、本発明の複数の実施形態における携帯電話の形態に対する限定を構成するものではないということに留意すべきである。
以下の記載は、さらに、それらの添付の図面を参照して、本発明のこの実施形態を説明する。図2(a)乃至図2(c)は、携帯電話のホームスクリーンの概略的な図である。ある1つの例として図2(b)を使用する。携帯電話のスクリーンの現在の表示スクリーン202は、基本情報201、スクリーンページングマーク203、及びフォルダ206を含む。基本情報201は、これらには限定されないが、携帯電話の現在のバッテリーレベル、現在の時刻、及び携帯電話の現在のネットワーク接続状態を含む。スクリーンページングマーク203は、現時点で表示されているホームスクリーンのページ番号を識別するのに使用される。例えば、図2(c)に示されている現在の表示スクリーンは、携帯電話のホームスクリーンの2番目のページである。フォルダ206は、少なくとも2つのアプリケーションプログラムのアイコンを含んでいる。図2(c)に示されているように、ファンクションキー204は、さらに、携帯電話のスクリーンの下側部分に配置されている。ファンクションキー204は、これらには限定されないが、リターンキー205を含んでいる。
加えて、複数のホームスクリーンが携帯電話の中に存在してもよい。例えば、図2(a)において、携帯電話は、3つのホームスクリーンを有する。図2(a)の中のインターフェイスページングマークに基づいて、白く塗りつぶされた円は、現時点で携帯電話がユーザに提示しているホームスクリーン、すなわち、3つのホームスクリーンのうちの1番目のページであるということを理解することが可能である。同様に、黒く塗りつぶされた円は、現時点で携帯電話がユーザに提示していないホームスクリーン、すなわち、3つのホームスクリーンのうちの2番目のページ及び3番目のページと考えられてもよい。ユーザは、表示スクリーンの中の空白領域にタッチし、そして、ホームスクリーンを左又は右にフリックして、3つのホームスクリーンを切り替えてもよい。本明細書においては、詳細は説明されない。
図2(c)は、ユーザがアイコン管理操作に入った後に得られる表示スクリーンの概略的な図である。アイコン管理操作は、例えば、図2(c)に示されている表示スクリーンから図4(a)に示されているアイコン管理インターフェイスへの切り替えといったように、インターフェイスの切り替えを実装するように携帯電話をトリガする、すなわち、アイコン管理機能を起動し、そして、アイコン管理インターフェイスを表示するように携帯電話をトリガするのに使用される。図2(c)に示されているように、ユーザは、スクリーンにおいて、つまんでズームアウトする操作を実行することによって、アイコン管理インターフェイスに入ってもよい。つまんでズームアウトする操作は、以下のように実行される。すなわち、ユーザは、2本の指を使用して、スクリーンにおける2つの異なる位置を押し、フリック操作の方向として2つの異なる位置の中心点を使用して、その中心点に向かってそれらの2つの押さえた指をフリックして、つまんでズームアウトする操作を実装する。その操作の動きの軌跡は、図2(c)に示されている矢印の方向であってもよい。アイコン管理インターフェイスは、ユーザが、タッチ又はフリック等の操作を実行することによって、携帯電話のホームスクリーンの中のアイコンに対して移動又は削除等の操作を実行することを可能とするインターフェイスである。タッチ操作は、これらには限定されないが、タッチ操作、ダブルタッチ操作、及び、タッチ及び保持操作を含む。タッチ及び保持操作は、ユーザの指が、ある時間期間の間、スクリーンにタッチすることを意味する。その時間期間の長さは、ユーザが経験値に基づいて前もって設定してもよく、又は、工場において指定されてもよい。時間期間及びその時間期間を設定する時点等を設定する方式は、本明細書においては限定されない。
ある1つの例として、ユーザの携帯電話に対するつまんでズームアウトする操作を使用する。図1に示されている概略的な構成図を参照すると、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、そのつまんでズームアウトする操作を認識することが可能である。例えば、携帯電話は、その携帯電話の中に配置されているセンサを使用することによって、そのスクリーンに対するユーザのタッチ操作及びそのスクリーンに対するユーザの指のその後のフリック操作を認識することが可能である。認識の具体的な方式については、画像ズームイン及び画像ズームアウト等に関連する従来技術の認識プロセスを参照すべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。その次に、入力デバイスは、アイコン管理インターフェイスに入るように、プロセッサ101に、つまんでズームアウトする操作に対応する指示を送信する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその指示を送信する。オペレーティングシステムが、表示スクリーンが携帯電話のホームスクリーンとなっているときに、ユーザがつまんでズームアウトする操作を実行しているということを認識した後に、そのオペレーティングシステムは、メモリに、携帯電話のホームスクリーンの現在の提示状態を保存する。それらの提示状態は、複数の隣接するホームスクリーンの順序及び単一のホームスクリーンの中のアイコンのレイアウトを示すのに使用される。本発明のこの実施形態において、それらの提示状態は、これらには限定されないが、ホームスクリーンのページの数、ホームスクリーンの配置順序、単一ホームスクリーンの中のアイコンの位置、及び単一スクリーンの中のアイコンの提示結果を含む。このことは、本明細書においては限定されない。その次に、オペレーティングシステムは、アイコン管理インターフェイスを表示するように出力デバイス113に指示する。オペレーティングシステムが、アイコン管理インターフェイスを表示するように出力デバイス113に指示しているときに、オペレーティングシステムは、また、出力デバイス113に携帯電話のホームスクリーンの提示状態を送信する必要があり、それによって、出力デバイス113は、アイコン管理インターフェイスを出力するときの複数の隣接するホームスクリーンの順序及び単一のホームスクリーンの中のアイコンのレイアウトを正確に復元することが可能である。その次に、携帯電話が縦長モードにあるときに、出力デバイス113は、例えば、図4(a)に示されているスクリーンのように上側表示ウィンドウ及び下側表示ウィンドウを表示する方式によって、個別のペインの中にアイコン管理インターフェイスを表示する。そのことは、また、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウが、アイコン管理インターフェイスの個別のペインの中に表示されているということを意味する。本発明のこの実施形態において、アイコン管理インターフェイスのスクリーン分割方式は、これらには限定されないが、左右スクリーン分割又は上下スクリーン分割を含む。例えば、携帯電話が縦長モードにあるときに、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で上下スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの上又は下に位置する。携帯電話が横長モードにあるときは、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で左右スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの左又は右に位置する。
ユーザによるアイコン管理のプロセスは、携帯電話のホームスクリーンの中のアイコンに対する編成操作及び削除操作を実行することであるということに留意すべきである。したがって、携帯電話の表示スクリーンがホームスクリーンであるときにのみ、ユーザは、通常、その操作をトリガしてもよい。アイコン管理インターフェイスを誤ってトリガする発生の回数を減少させるために、本発明のこの実施形態においては、オペレーティングシステムが、携帯電話のホームスクリーンにおいてユーザのアイコン管理操作を実行しているということを認識するときにのみ、アイコン管理インターフェイスは、表示される。加えて、ホームスクリーンの配置順序及びホームスクリーンの中のアイコンの分布を変更する場合に、携帯電話は、メモリの中に保存されているホームスクリーンの提示状態にしたがって、ホームスクリーンの複数の以前の提示状態及びホームスクリーンの以前の配置順序を復元することが可能である。
アイコン管理インターフェイスをトリガする方式は、つまんでズームアウトする動作等の上記のアイコン管理操作には限定されないということに留意すべきである。アイコン管理操作は、代替的に、つまんでズームインする操作として実装されてもよい。言い換えると、ユーザは、2本の指によってスクリーンの2つの異なる位置を押し、フリック操作の反対方向としてそれらの2つの異なる位置の中心点を使用して、その中心点から離れている位置に向かってそれらの2つの押さえている指をフリックして、つまんでズームインする操作を実装する。ズームアウト操作及びズームイン操作は、2本の指を使用することによって実装されてもよいのみならず、3本の指を使用すること等によって実装されてもよい。このことは、本明細書においては限定されない。もちろん、ユーザは、代替的に、現在の表示スクリーンの中の空白領域をダブルタッチすることによって、デスクトップ管理状態に入ってもよい。この場合には、ユーザが現在の表示スクリーンの中の空白領域において実行するダブルタッチ操作は、アイコン管理操作である。代替的に、ユーザは、複数回にわたって既存のハードウェアキーを押し下げるか又は既存のハードウェアキーを押すことによって、デスクトップ管理状態に入ってもよい。この場合には、複数回にわたって既存のハードウェアキーを押し下げるか又は既存のハードウェアキーを押す操作は、アイコン管理操作である。このことは、本明細書においては限定されない。空白領域は、例えば、アプリケーションプログラムアイコンが存在しない位置等の、デスクトップ管理状態に入ること以外の他の操作がトリガされないダブルタッチによる表示ウィンドウの中の位置である。
上記の可能な場合に加えて、代替的に、携帯電話のホームスクリーンにおいて、ユーザに、アイコン管理を実装するために構成されるアイコン又はキーを提示して、ユーザによる操作の実行を容易にしてもよい。図3に示されているように、ある1つの例としてアイコンを使用する。ユーザは、アイコンにタッチすることによって、アイコン管理インターフェイスに入って、携帯電話のホームスクリーンの中でアイコン管理を実装してもよい。アイコン管理を実装するために構成されるアイコンの位置、アイコンの提示形態、及びアイコンに対応する名称等は、工場出荷時に設定されてもよく、或いは、個人の嗜好に基づいてユーザによって設定され又は調整されてもよいということに留意すべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
以下の記載は、複数の例として図4(a)乃至図4(e)を使用して、ユーザがアイコン管理インターフェイスにおいてアイコン管理を実装するプロセスを説明する。アイコン管理は、これらには限定されないが、既存のアプリケーションプログラムのアイコン及び既存のフォルダのアイコンの管理を含む。もちろん、管理プロセスにおいては、フォルダを作成するためのセットとして複数のアイコンを使用してもよく、或いは、既存のフォルダに1つ又は複数のアイコンを追加してもよい。代替的に、既存のフォルダと1つ又は複数のフォルダとを合併してもよい。この場合には、一括して、1つ又は複数のフォルダの中の複数のアイコンを合併して、既存のフォルダとしてもよい。
例えば、図4(a)に示されているように、携帯電話の表示スクリーンは、上側部分及び下側部分、すなわち、上側の表示ウィンドウ及び下側の表示ウィンドウに分割される。上側部分に位置している表示ウィンドウ、すなわち、第1の編集領域207は、携帯電話のホームスクリーンを提示するのに使用される。下側部分に位置している表示ウィンドウ、すなわち、第2の編集領域208は、生成される新たなスクリーンを提示するのに使用される。アイコン管理操作は、携帯電話の表示スクリーンがアイコン管理インターフェイスに切り替わることを可能とすることができる。加えて、ユーザは、アイコン管理インターフェイスにおけるアイコンに対する移動及び削除等の操作を実行することを許可される。
本発明のこの実施形態において、ユーザは、第1の編集領域又は第2の編集領域において個別に操作を実行してもよい。例えば、ユーザは、第1の編集領域の中で左及び右にフリックして、ホームスクリーンをブラウズすることが可能である。同様に、ユーザは、第2の編集領域において左及び右にフリックして、第2の編集領域をブラウズすることが可能である。
携帯電話が横長モードにある場合に、出力デバイス113は、左の表示ウィンドウ及び右の表示ウィンドウを表示することによって、複数の個別のペインの中にアイコン管理インターフェイスを表示してもよいということに留意すべきである。この場合には、ユーザは、2つの編集領域において同様に個別に操作を実行することが可能である。例えば、ユーザは、第1の編集領域において上及び下にフリックして、ホームスクリーンをブラウズすることが可能である。同様に、ユーザは、第2の編集領域において上及び下にフリックして、その第2の編集領域をブラウズすることが可能である。
本発明のこの実施形態において、第1の編集領域及び第2の編集領域を分割する方式は限定されない。加えて、表示スクリーンの中の第1の編集領域及び第2の編集領域の割合は限定されない。デフォルトで、第1の編集領域及び第2の編集領域は、各々、表示スクリーンの半分を占有する。もちろん、ユーザは、ユーザの嗜好に基づいて、手動で調整を実行してもよい。例えば、ユーザは、図4(a)に示されているように、上又は下の方向に破線を移動させ、そして、スクリーンから指を持ち上げて、第1の編集領域及び第2の編集領域を割り当てるのに使用される破線をタッチし及び保持することによって、第1の編集領域及び第2の編集領域の割り当てを調整することが可能である。この場合には、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、押し操作が、破線が位置している領域の中に存在し、その押し操作が、変位が生じた後に終了するということを認識することが可能である。その次に、携帯電話は、プロセッサ101に認識された操作を送信してもよい。プロセッサ101は、決定および処理を実行し、そして、その次に、表示スクリーンの中の第1の編集領域及び第2の編集領域の比率を調整するように出力デバイス113に指示する。
アイコン管理インターフェイスを入力した後に、ユーザは、アイコン移動操作を入力して、複数の異なるスクリーンの間でアイコンの移動を実装することが可能である。ある1つの例として、図4(a)に示されている表示スクリーンを使用する。第2の編集領域の中に位置している新たなスクリーンは、ユーザがホームスクリーンの中に存在する複数のアイコンを編成するのに使用されてもよい。図4(b)に示されているように、ユーザは、アイコンにタッチして保持することによって、"ライブラリ"と名前が付けられているアプリケーションプログラムのアイコンを選択し、図4(c)に示されている位置に達するまで、図4(c)の中の破線矢印が示す軌跡をたどることによって、そのアイコンをフリックし、指を持ち上げ、そして、指がスクリーンをタッチしないようにしてもよい。この場合には、そのアイコンは、第1の編集領域の中のホームスクリーンの3番目のページから第2の編集領域の新たなスクリーンへと、ユーザによって移動させられる。
図4(c)に示されているように、ユーザがアイコンを移動させているときに、携帯電話は、アイコンを移動させるプロセスの動画を提示する、すなわち、リアルタイムでアイコンの動くプロセスを提示し、それによって、ユーザは、より直感的な視覚体験を持つということに留意すべきである。もちろん、ユーザによるアイコンの移動の方式は、代替的に、ユーザによって、タッチすることによって、移動する必要があるアイコンを選択し、その次に、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中のある特定の位置にタッチして、その特定の位置へのアイコンの移動を実装する、こととして実装されてもよい。この移動プロセスにおいては、アイコンを移動させるプロセスの動画は、ユーザに選択的に提示される。
図1に示されている概略的な構成図を参照すると、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、ユーザがアイコンにタッチし及び保持し、そして、スクリーンにアイコンをフリックする操作を、アイコン移動操作として考えることが可能である。アイコン移動操作を受信した後に、携帯電話は、プロセッサ101に、アイコン移動操作に対応する指示を転送する。その次に、プロセッサ101は、処理のためにオペレーティングシステムにその指示を送信する。その次に、オペレーティングシステムは、出力デバイス113に処理の結果を送信する。言い換えると、出力デバイス113は、アイコン移動プロセスの動画を選択的に提示し、ユーザがアイコン移動操作を終了する位置にその移動したアイコンを提示する。
アイコンを移動させる上記の可能な方式は、ある1つの例としてのみ使用され、本発明のこの実施形態に対する限定を構成しないということに留意すべきである。もちろん、ユーザは、一度に1つのアイコンを移動させるのみならず、複数のアイコンを一緒に選択して移動することによって、それらの複数のアイコンの位置を調整してもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
ユーザによるアイコンの管理をさらに容易にするために、ユーザは、アイコン移動プロセスにおいてアイコンのためのフォルダを作成することを許可される。例えば、図4(d)に示されているように、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンが新たなスクリーンの中に既に存在するときに、ユーザは、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンの上に、ホームスクリーンの2番目のページの中の"読書"と名前が付けられているアイコンを移動させ、スクリーンから指を持ち上げる。この場合には、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、ユーザによる"読書"と名前が付けられているアイコンを移動させる操作を認識し、そして、ユーザの指がスクリーンから離れるときに、"読書"と名前が付けられているアイコンが、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンが位置している領域の中に存在しているということを認識する。入力デバイス108は、プロセッサ101にその認識されたアイコン移動操作を送信してもよい。加えて、アイコンが最終的に移動される位置に既存のアイコンが存在するので、入力デバイス108は、アイコン移動操作が終了する位置に既存のアイコンが存在するため、ユーザが、アイコン移動操作を入力するのみならず、その位置におけるフォルダ作成操作を入力すると考えてもよい。この場合に、入力デバイス108は、その次に、プロセッサ101にそのフォルダ作成操作を送信する。この場合には、プロセッサ101は、アイコン移動操作のみならず、フォルダ作成操作も処理する必要がある。ユーザのための視覚的効果を改善するために、アイコンを移動させてフォルダを作成する効果を出力するように出力デバイス113に指示するプロセスにおいて、プロセッサ101は、2つの操作に対応する2つの効果を同時に提示するように出力デバイス113を促す。言い換えると、出力デバイス113は、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンが位置している位置に新たなフォルダを作成し、新たなフォルダの中に"ライブラリ"と名前が付けられているアイコン及び"読書"と名前が付けられているアイコンを配置する。
ユーザが上記の方式によって単一のアイコンの代わりにフォルダを移動させる場合に、図4(e)に示されているように、ユーザの指がスクリーンから離れるときに、ユーザが移動させようと試みるフォルダは、図4(f)に示されているように、フォルダが位置している位置に戻るということに留意すべきである。言い換えると、入力デバイス108は、ユーザが入力するアイコン移動操作を認識する。一方で、アイコン移動操作が処理のためにプロセッサ101に送信されるときに、そのプロセッサ101は、アイコン移動操作が実際にフォルダを移動させることを意図しているということ、及び、既存のフォルダがそのアイコン移動操作に対応する宛先位置に存在しているということを発見する。この場合には、プロセッサ101は、ユーザによるある1つのフォルダを他のフォルダに移動する操作が誤操作であると考え、その次に、その操作によってはアイコン又はフォルダが移動しないということを出力デバイス113に通知する。この場合には、出力デバイス113が提示するコンテンツは、アイコン移動操作を実行する前に存在するコンテンツと同じである。
一方で、ユーザは、2つ又は複数のフォルダを合併する必要がある。本発明のこの実施形態において、ユーザが2度目に上記の操作を反復する場合、すなわち、もう一度、同じフォルダを他のフォルダに移動する場合に、携帯電話は、2つのフォルダを合併する、すなわち、他のフォルダにその移動したフォルダの中のアプリケーションを追加してもよい。この場合には、他のフォルダは、元の命名方式を保持し、携帯電話は、ユーザが他のフォルダの名称を変更することが可能であること等をユーザに選択的に促してもよい。その携帯電話の中に、カウンタが、さらに、入力デバイス108が正確に同じである操作を受信する回数を計数するために配置されてもよい。例えば、記録されたアイコン移動操作が、実際に、同じフォルダに対して実行される反復操作である場合に、携帯電話は、プロセッサ101に、カウンタが記録する"2"をフィードバックする。その次に、プロセッサ101は、出力デバイス113に、アイコン移動操作の処理結果を転送してもよい。その次に、出力デバイス113は、2つのフォルダを合併した結果を提示する。
ユーザによる複数のフォルダの合併をさらに容易にするために、本発明のこの実施形態において、ユーザは、代替的に、前もって携帯電話を構成してもよい、すなわち、アイコン管理規則の中のフォルダ合併に関する機能をオンにしてもよい。この機能をオンにするときに、ユーザは、1回目に他のフォルダにある1つのフォルダを移動するときに、2つのフォルダを合併する操作を完了させることが可能である。その機能は、携帯電話の設定インターフェイスによって構成されてもよい。構成の方式については、従来技術における無線ネットワーク機能をオンにするか否かを構成する方式を参照すべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。
もちろん、誤操作によってフォルダの合併が生起するのを防止する機能は、本発明のこの実施形態における選択的な機能であるにすぎず、代替的に、工場において構成されてもよい。携帯電話がフォルダの合併を可能にするか否か及びフォルダの合併を可能にする場合にフォルダの合併をトリガする条件は、本明細書においては限定されない。
アイコン又はフォルダの移動プロセスにおいて、ユーザの押す操作及びフリックする操作が、最終的に、ホームスクリーン及び表示スクリーンの中の新たなスクリーン以外の空白領域にアイコン又はフォルダを移動させる場合に、入力デバイス108が認識する上記の操作を処理するときに、プロセッサ101は、ユーザの現在の操作が誤操作であるということ、或いは、ユーザが現時点でアイコン又はフォルダの現在の移動を取り消したいと考えているということを考えるということに留意すべきである。この場合には、プロセッサ101は、成功した移動の効果を提示するようには出力デバイス113に指示しない。言い換えると、プロセッサ101は、アイコン移動操作を実行する前に存在する提示結果を提示するように出力デバイス113に指示する。すなわち、アイコン又はフォルダの移動は成功せず、移動される前にアイコン又はフォルダが位置している位置にとどまる。
加えて、アイコン又はフォルダの移動は、ユーザによって、第2の編集領域の中に位置している新たなスクリーンへと、第1の編集領域の中のホームスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させること、ユーザによって、第1の編集領域の中に位置している複数のホームスクリーンの間に、第1の編集領域の中のホームスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させること、ユーザによって、第1の編集領域の中に位置しているホームスクリーンへと、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させること、或いは、ユーザによって、第2の編集領域の中に位置している複数の新たなスクリーンの間に、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させることであってもよい。言い換えると、アイコン及びフォルダの双方は、単一の編集領域の中の複数のスクリーンの間のみならず、2つの編集領域の中の複数のスクリーンの間にも移動することが可能である。このことは、本明細書においては限定されない。
図4(a)乃至図4(f)に示されているアイコン移動操作の実行中に、或いは、実行の前又は後に、ユーザは、アイコン編成プロセスにおいて、編成目的のためにより多くの新たなスクリーンを必要とする場合がある。この場合には、ユーザは、図5(a)に示されているように、スクリーン追加キー209をタッチして、第2の編集領域に新たなスクリーンを追加してもよい。言い換えると、入力デバイス108は、ユーザが入力するスクリーン追加操作を認識する。入力デバイス108が認識するスクリーン追加操作を受信した後に、プロセッサ101は、その操作を処理し、追加された新たなスクリーンを提示するように出力デバイス113に指示する。スクリーン追加操作の目的は、ユーザが新たに追加したスクリーンの中でアイコン管理プロセス等を実行するように、第2の編集領域にスクリーンを追加することである。
スクリーン追加操作は、ユーザによって、新たなスクリーンを追加するのに使用されるキーに対するタッチ又はフリック等の操作を実行することとして実装されてもよい。もちろん、そのキーは、代替的に、他の形態で実装されてもよく、そのキーの設定位置は、上記の場合に限定されない。キーの位置は、代替的に、第1の編集領域又は第2の編集領域の中に存在するとともに、ユーザの操作を妨げない、すなわち、ユーザに誤って他の操作をトリガさせないいずれかの位置であってもよい。キーが第1の編集領域の中に設定されている場合に、テキスト注釈等の形態で、キーが第2の編集領域での操作を実行するのに使用されているということをユーザに通知してもよい。加えて、第2の編集領域への新たなスクリーンの追加をトリガする方式は、これらには限定されないが、キーを設定する上記の方式を含む。ユーザは、代替的に、第2の編集領域の中のスクリーン以外の空白エリアをダブルタッチし又はタッチし、そして、保持する等の方式によって、第2の編集領域に新たなスクリーンを追加してもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
図5(b)に示されているように、スクリーン削除キー210は、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中の右上の角に配置されている。ユーザは、キーにタッチして、そのキーが位置しているスクリーンを削除することが可能である。入力デバイス108は、ユーザが入力するスクリーン削除操作として、ユーザがキーにタッチする操作を認識することが可能である。その次に、入力デバイス108は、処理のために、プロセッサ101にスクリーン削除操作を送信する。処理を完了した後に、プロセッサ101は、スクリーンが削除された後に存在する提示効果を提示するように出力デバイス113に指示する。空白の新たなスクリーンについては、ユーザは、上記の方式によって直接的にスクリーンを削除してもよいということに留意すべきである。一方で、アイコン又はフォルダを含む新たなスクリーンについては、スクリーンを削除すると、アプリケーションプログラム又はフォルダの削除につながることがよくある。したがって、アプリケーションプログラム又はフォルダの削除が引き起こすユーザへの損失を回避するために、本発明のこの実施形態においては、ユーザが非ブランクスクリーンを削除しようと試みる場合に、ユーザが削除を試みているスクリーンが非ブランクスクリーンであるということを認識した後に、プロセッサ101は、ダイアログボックスをポップアップして、"スクリーンを削除する場合にそのスクリーンの中のアプリケーションもまた削除される"ということをユーザに促し、ユーザがスクリーンの削除を継続する必要があるか否かをユーザに尋ね、そして、ユーザのタッチ操作に基づいて、スクリーンの中に位置しているアプリケーションプログラム及びフォルダとスクリーンとを削除するべきであるか否かを決定する、ように出力デバイス113にするように指示してもよい。本発明のこの実施形態において、アプリケーションの削除は、これらには限定されないが、アプリケーションのアンインストールを含む。削除したアプリケーションは、携帯電話のホームスクリーンの中に表示されない。言い換えると、ユーザは、もはや、削除されたアプリケーションを呼び出すことはできない。
スクリーン追加キーと同様に、スクリーン削除キーの形態及び位置は、本明細書においては限定されないということに留意すべきである。加えて、代替的に、他のショートカットを使用することによって、スクリーン削除操作をトリガしてもよい。ユーザが入力する入力スクリーン追加操作及びスクリーン削除操作は、これらには限定されないが、上記の例示的な操作を含む。加えて、携帯電話がユーザを促す方式は、また、これらには限定されないが、ダイアログボックスをポップアップする上記の方式に限定されるものではなく、代替的に、音声プロンプト又は振動によってユーザを促すことが可能である方式であってもよい。
誤ったアプリケーションの削除の発生を回避するために、本発明のこの実施形態においては、スクリーンの中にアイコンが存在しないときにのみ、ユーザに、スクリーン削除操作を入力することが可能であるキーを提示してもよい。そのことは、また、非ブランクインターフェイスについては、ユーザは、インターフェイスによってスクリーン削除操作を実行することが不可能であるということを意味する。もちろん、このことは、ある1つの可能な実装であるにすぎず、本発明のこの実施形態に対する制限を構成しない。
ユーザにとって、第2の編集領域の中に生成される新たなスクリーンは、ユーザがアイコン及びフォルダを編成するための領域を提供するのみならず、新たに追加されたホームスクリーンとして使用することも可能である。図6(a)に示されているように、ユーザは、新たなスクリーンの中の空白領域を保持し及びドラッグすることによって、第2の編集領域から第1の編集領域へとその新たなスクリーンを移動させることが可能である。例えば、ユーザは、2つの元の隣接するホームスクリーンの間に新たなスクリーンを挿入し、又は、元の1番目のホームスクリーンの前又は最後のホームスクリーンの後に新たなスクリーンを挿入してもよい。図6(b)は、ユーザが第1のホームスクリーンと第2のホームスクリーンとの間に第1の新たなスクリーンを挿入する効果の概略的な図である。加えて、スクリーン移動プロセスにおいて、ユーザのための視覚的効果を改善するために、ユーザに、スクリーンをドラッグする表示動画を選択的に提示する。
本発明のこの実施形態において、第2の編集領域の中のスクリーンを第1の編集領域へと移動させてもよい。加えて、また、単一の編集領域の中のスクリーンの順序を調整してもよい。もちろん、また、第1の編集領域の中のスクリーンを第2の編集領域へと移動させてもよい。移動の方式については、上記の実装プロセスを参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図4(a)乃至図4(f)に示されているプロセス、及び、図5(a)及び図5(b)に示されているプロセスにおいて、ユーザは、例えば、図6(a)及び図6(b)に示されているプロセスによって、いつでも、第2の編集領域の中のスクリーンを第1の編集領域へと移動させることが可能である。
入力デバイス108は、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中にある空白領域を保持し及びドラッグする操作を認識し、スクリーン移動操作としてその操作を考え、そして、プロセッサ101にその操作に対応する指示を送信する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその指示を送信する。オペレーティングシステムは、その指示に対応する動作がアイコン管理インターフェイスによって生成されるということを決定し、オペレーティングシステムは、スクリーン移動操作が示す新たなスクリーンの移動プロセスを表示するように出力デバイス113に指示する。この場合には、出力デバイス113は、新たなスクリーンがユーザの指に沿って移動する動画を選択的に表示する。入力デバイス108が、ユーザが指を解放して操作を終了させたことを認識した後に、入力デバイス108は、プロセッサ101に、スクリーンから離れるユーザの指の操作に対応する指示を送信する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその受信した指示を送信する。オペレーティングシステムは、移動したスクリーンの中でのアイコンの分布を格納し、ユーザの指がスクリーンから離れる位置を計算する。その次に、オペレーティングシステムは、入力デバイス108が認識するとともに、ユーザの指がスクリーンから離れる位置にスクリーンを作成し、出力デバイス113は、新たに作成されたスクリーンにアイコンの格納された分布を表示する。加えて、オペレーティングシステムは、新たなスクリーンを表示し、そして、表示スクリーンの中の元の位置から、移動したスクリーンを削除するように出力デバイス113に指示する。続いて、出力デバイス113は、オペレーティングシステムの操作結果を表示する。
図6(a)に示されているある1つの実装によって実装されることに加えて、スクリーン移動プロセスは、代替的に、図7(a)及び図7(b)に示されているある1つの実装によって実装されてもよい。言い換えると、ユーザは、代替的に、タッチ及び保持又はダブルタッチすることによって、移動する必要があるスクリーンに対して操作を実行してもよい。その次に、携帯電話は、メニューをポップアップすることによって、ユーザにオプションを提供してもよい。たとえば、移動等のキーワードを持つオプションは、ポップアップメニューに存在するか、そのオプションは、"移動"になっている。その次に、ユーザは、そのオプションをタッチして、現時点でスクリーンを移動する必要があるということを示してもよく、その次に、タッチ又はフリック等によって、現時点でスクリーンを移動することが予想される位置を入力デバイス108に直接的に通知してもよい。入力デバイス108がプロセッサ101にスクリーン移動操作を送信した後に、プロセッサ101は、スクリーン移動操作を処理する上記の方式と同様の方式によってその操作を処理し、そして、表示を実行するように出力デバイス113に指示する。具体的な実装については、前の段落における説明を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ユーザがアイコン管理プロセスを完了した後に、ユーザは、図6(b)に示されているように、リターンキーにタッチし、ダブルタッチし、又はタッチして保持することによって、アイコン管理終了操作を入力して、アイコン管理プロセスを終了してもよい。アイコン管理プロセスを終了する上記の実装は、ある1つの可能な実装であるにすぎず、ユーザは、代替的に、他の操作を実行することによって、アイコン管理プロセスを終了させてもよいということに留意すべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
例えば、ユーザは、リターンキーをタッチすることによって、アイコン管理操作を終了する。リターンキーをタッチする操作を認識した後に、入力デバイス108は、プロセッサ101に、タッチ操作に対応する指示を送信する。その次に、プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその指示を送信する。オペレーティングシステムが、その指示に対応する操作がアイコン管理インターフェイスにおいて生成されたということを決定した後に、オペレーティングシステムは、第1の編集領域及び第2の編集領域の中のスクリーンの順序と各々のスクリーンの中のアイコンの分布とを格納する。その次に、オペレーティングシステムは、アイコンの編成を完了した後に存在するホームスクリーンを表示するように出力デバイス113に指示して、出力デバイス113が、アイコン管理インターフェイスを終了し、そして、アイコンの編成を完了した後に存在するホームスクリーンを表示することを可能とする。
本発明のこの実施形態において、ユーザがアイコンの編成を完了した後に、ホームスクリーンの中のコンテンツは、第1の編集領域の中の各々のスクリーンの提示コンテンツを含む。スクリーンが第2の編集領域の中に存在する場合に、代替的に、携帯電話のホームスクリーンの一部として、第2の編集領域の中に位置しているスクリーンを使用してもよい。例えば、図6(b)は、ユーザがアイコンの編成を完了した後に、デスクトップ管理インターフェイスが提示するコンテンツを示している。アイコン管理インターフェイスを終了した後に、携帯電話は、デフォルトで、ユーザに、図8(a)に示されているスクリーン、すなわち、携帯電話のホームスクリーンの1番目のページを提示する。
アイコン管理インターフェイスを終了するときに、携帯電話は、アイコン管理インターフェイスを起動するホームスクリーンに直接的に戻ってもよいということに留意すべきである。例えば、ユーザが図2(b)に示されているホームスクリーンにおいてアイコン管理をトリガする場合に、携帯電話がアイコン管理インターフェイスを終了するときは、ユーザに、図8(c)に示されているホームスクリーンを提示してもよい。もちろん、表示スクリーンは、代替的に、他の規則にしたがって、携帯電話のいずれかのホームスクリーンに切り替わってもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
図8(a)乃至図8(e)は、アイコン管理を実行した後に存在するホームスクリーンを示している。図8(a)乃至図8(d)は、デスクトップ管理インターフェイスにおける第1の編集領域の中に位置しているコンテンツを示している。図8(e)は、デスクトップ管理インターフェイスにおける第2の編集領域の中に位置しているコンテンツを示している。
入力デバイス108は、携帯電話の中のセンサが収集するコンテンツを参照して、ユーザの入力操作を認識することが可能であるということに留意すべきである。センサは、これらには限定されないが、圧力センサ及び赤外線センサを含む。表示パネル112として出力デバイス113を実装して、複数のインターフェイスの提示を実装してもよい。
結論として、アイコンを管理するときに、ユーザは、複数のホームスクリーンのうちのすべての中で提示される複数のアイコン及び複数のフォルダを一緒に管理することが可能である。加えて、複数のアイコンについて分類された管理を実装するために、ユーザは、管理プロセスにおいてフォルダを作成してもよく、アイコン移動プロセスによって、フォルダを作成するプロセスを実装してもよい。さらに、ユーザは、既存のホームスクリーンの配置順序を調整するのみならず、ホームスクリーンを手動で作成するか又は元のホームスクリーンを削除することが可能である。管理プロセスは、リアルタイムでユーザに、調整後のプレビューインターフェイスをより直感的に提示することが可能である。言い換えると、ユーザは、アイコン管理を完了した後に、携帯電話がユーザに提示するホームスクリーンの状態を、デスクトップ管理インターフェイスから知ることが可能である。
アイコン管理装置は、上記の端末の中に配置されてもよい。上記の機能を実行するために、アイコン管理装置は、複数の機能を実行する対応するハードウェア構成及び/又は対応するソフトウェアモジュールを含む。当業者は、本明細書において開示されている複数の実施形態において説明されている複数の例と関連して、ハードウェアによって又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムのステップを実施することが可能であるということを容易に理解するはずである。ある機能がハードウェアによって実行されるか又はコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、それらの技術的解決方法の特定の用途及び設計上の制約によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、各々の特定の用途について、説明されている複数の機能を実装してもよいが、その実装が本発明の範囲を超えるものであると解釈されるべきではない。
本発明のこの実施形態において、機能モジュールの分割は、上記の複数の方法の例に基づいて、アイコン管理装置において実行されてもよい。例えば、機能モジュールの分割は、機能に対応して実行されてもよく、又は、少なくとも2つの機能を一体化して、1つの処理モジュールとしてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、又は、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本発明のこの実施形態において、モジュールの分割は、ある1つの例であり、論理的な機能の分割であるにすぎないということに留意すべきである。実際の実装においては、他の分割方式を使用してもよい。
図9は、上記の複数の実施形態におけるアイコン管理装置のある1つの可能な構成の概略的な図である。アイコン管理装置30は、受信モジュール31及び表示モジュール32を含む。受信モジュール31は、アイコン管理装置30が、アイコン管理操作、アイコン移動操作、フォルダ作成操作、スクリーン追加操作、スクリーン削除操作、削除確認操作、スクリーン移動操作、及びアイコン管理終了操作等の操作をユーザから受信するのを支援するように構成される。表示モジュール32は、アイコン管理装置30が、受信モジュール31が受信する操作に基づいて、例えば、アイコン管理インターフェイス、アイコン移動プロセスの動画、及び端末のホームスクリーン等の操作に対応するコンテンツを表示するのを支援するように構成される。本発明のこの実施形態において、アイコン管理装置30は、通信モジュール33、処理モジュール34、及び記憶モジュール35をさらに含んでもよい。通信モジュール33は、アイコン管理装置30が、端末の中のモジュールとのデータ交換を実行するのを支援し、及び/又は、端末が、サーバ等の他のデバイスと通信するのを支援する、ように構成される。処理モジュール34は、アイコン管理装置30が、本明細書において説明されている技術の他のプロセスを実行するのを支援するように構成される。記憶モジュール35は、アイコン管理装置30が、端末のプログラムコード及びデータを格納するのを支援するように構成される。
処理モジュール34は、中央処理ユニット(Central Processing Unit, CPU)、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing, DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array, FPGA)又は他のプログラム可能な論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、又は、それらのいずれかの組み合わせ等のプロセッサ又はコントローラであってもよい。コントローラ/プロセッサは、本発明によって開示されている内容に関して説明されているさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路を実装し又は実行してもよい。プロセッサは、例えば、1つ又は複数のマイクロプロセッサの組み合わせ又はDSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ等の計算機能を実装するプロセッサの組み合わせであってもよい。通信モジュール33は、トランシーバー、トランシーバー回路、又は通信インターフェイス等として実装されてもよい。記憶モジュール35は、メモリとして実装されてもよい。
受信モジュール31が入力デバイスとして実装され、表示モジュール32が出力デバイスとして実装され、処理モジュール34がプロセッサとして実装され、通信モジュール33がトランシーバーとして実装され、記憶モジュール35がメモリとして実装される場合に、図10に示されているように、端末40は、入力デバイス41、出力デバイス42、プロセッサ43、トランシーバー44、メモリ45、及びバス46を含む。入力デバイス41、出力デバイス42、プロセッサ43、トランシーバー44、及びメモリ45は、バス46を使用することによって互いに接続される。バス46は、周辺機器構成要素相互接続(Peripheral Component Interconnect, PCI)バス又は拡張産業標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture, EISA)バス等であってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、及び制御バス等に分類されてもよい。表現を容易にするために、図10のバスを表すのに1つのみの太線を使用するが、このことは、1つのみのバスが存在する又は1つのタイプのバスのみが存在するということを意味するものではない。
本発明によって開示されている内容と関連して説明されている方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、ソフトウェア命令を実行することによってプロセッサによって実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(Read Only Memory, ROM)、消去可能且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable Programmable ROM, EPROM)、電気的に消去可能且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically EPROM, EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、又はこの技術分野においてよく知られているいずれかの他の形態の記憶媒体の中に格納されてもよい。例えば、記憶媒体は、プロセッサに結合され、それによって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すか又は記憶媒体に情報を書き込むことが可能となる。もちろん、記憶媒体は、プロセッサの構成要素となっていてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、1つのデバイスの中に配置されてもよく、又は、プロセッサ及び記憶媒体は、複数の異なるデバイスの中の別個の構成要素として配置されてもよい。
本発明のある1つの実施形態は、グラフィカルユーザインターフェイス(Graphical User Interface, GUI)を提供する。グラフィカルユーザインターフェイスは、端末40等の端末の中に格納される。端末は、ディスプレイ、メモリ、及び1つ又は複数のプロセッサを含む。1つ又は複数のプロセッサは、メモリの中に格納されている1つ又は複数のコンピュータプログラムを実行するように構成される。
グラフィカルユーザインターフェイスは、ディスプレイに表示される第1のGUI、及び、第1のGUIに対するユーザからの入力に応答してディスプレイに表示される第2のGUIを含む。第2のGUIは、アイコン管理インターフェイスであり、アイコン管理インターフェイスは、少なくとも2つの表示ウィンドウを含み、第1の表示ウィンドウは、端末のホームスクリーンを表示するのに使用され、第2の表示ウィンドウは、新たに追加されたスクリーンを表示するのに使用される。
ある1つの可能な実装において、表示される第2のGUIのほかに、グラフィカルユーザインターフェイスは、第2のGUIに対するユーザからの入力に応答してディスプレイに表示される第3のGUIをさらに含む。第3のGUIは、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンであり、端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つである。
端末が縦長モードにあるときは、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で上下スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの上又は下に位置するか、或いは、端末が横長モードにあるときは、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で左右スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの左又は右に位置するということに留意すべきである。端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つであり、端末の複数の現在のホームスクリーンは、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンが表示される前に、アイコン管理インターフェイスの中に存在する第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウの中のスクリーンを含む。
本発明のある1つの実施形態は、読み取り可能な記憶媒体を提供する。その読み取り可能な記憶媒体は、命令を格納し、その命令が端末によって実行されるときに、その端末が、上記の複数の方法の実施形態のうちのいずれか1つを実行することを可能とする。
本発明のある1つの実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコードを含み、そのソフトウェアコードは、上記の複数の方法の実施形態のうちのいずれか1つを実行するのに使用される。
当業者は、上記の1つ又は複数の例において、本発明のそれらの複数の実施形態において説明されている複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらのいずれかの組み合わせによって実装されてもよいということを認識するはずである。本発明がソフトウェアによって実装されるときに、上記の複数の機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体の中に格納されてもよく、又は、コンピュータ読み取り可能な媒体の中で1つ又は複数の命令又はコードとして送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムをある1つの場所から他の場所へと送信することを可能とするいずれかの媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータにアクセス可能ないずれかの利用可能な媒体であってもよい。
本発明の目的、技術的解決方法、及び利点は、上記の複数の特定の実施形態においてさらに詳細に説明される。上記の説明は、本発明の特定の実施形態であるにすぎないが、本発明の保護の範囲を限定することを意図してはいないということを理解すべきである。本発明の趣旨及び原理の範囲の中で行われるいずれかの修正、等価な置換、又は改良は、本発明の保護の範囲に属するものとする。
[関連出願への相互参照]
この出願は、2017年12月28日付で中国専利局に出願された"アイコン管理方法及び装置"と題する中国特許出願番号第201711463283.3号に基づく優先権を主張し、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
この出願は、端末技術の分野に関し、特に、アイコン管理方法及び装置に関する。
端末の普及に伴って、特に、ユーザによる要求の高まりに伴って、供給業者は、ユーザが自身の多様化する要求を満足させるために、多様なアプリケーションを開発している。携帯電話の場合は、例えば、さまざまなアプリケーションプログラムのアイコンは、その携帯電話のホームスクリーンの中に規則的に配置される。携帯電話のホームスクリーンの中のアイコンの数が増加するのに伴って、ユーザは、通常、定期的にホームスクリーンの中のアイコンを管理して、検索及び使用を容易にする。
現時点では、ユーザは、ホームスクリーンの中のある位置から他の位置へとある1つのアイコンを手作業で移動させるか、又は、一括して、複数の選択されたアイコンを移動させることが可能である。上記の方式によって効果的に複数のアイコンを管理することが可能であるが、アイコンの数が増加するのに伴って、ホームスクリーンには比較的大きな数のページが存在する。この場合には、ユーザが、数多くのスクリーンによって分けられている2つのページの間である1つのアイコンを移動することを試みる場合に、そのユーザは、アイコンを保持し、そして、そのユーザがアイコンを配置しようと考えるスクリーンまでページをめくる必要がある。
この出願は、アイコン管理方法及び装置を提供して、ホームスクリーンのページの数が比較的大きいことによるアイコン管理プロセスにおける退屈なユーザによる操作の問題を解決する。
第1の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理方法を提供する。その方法は、ユーザからのアイコン管理操作を端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示するステップと、前記ユーザからのアイコン移動操作を前記端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン移動操作に応答して、第2の位置に選択されたアイコンを表示するステップと、を含む。前記アイコン管理インターフェイスは、少なくとも2つの表示ウィンドウを含み、第1の表示ウィンドウは、端末のホームスクリーンを表示するのに使用され、第2の表示ウィンドウは、新たに追加されたスクリーンを表示するのに使用される。本発明のこの実施形態において、前記アイコン移動操作は、第1の位置から前記第2の位置へと前記選択されたアイコンを移動させることを指示するのに使用され、前記第1の位置は、前記第1の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第2の位置は、前記第1の表示ウィンドウ又は前記第2の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第1の位置は、前記第2の位置とは異なる。ユーザは、第1の表示ウィンドウの中又は第2の表示ウィンドウの中で個別に操作を実行することが可能である。例えば、ユーザは、第1の表示ウィンドウの中で左右にフリックして、ホームスクリーンをブラウズすることが可能である。同様に、ユーザは、第2の表示ウィンドウの中で左右にフリックして、第2の編集領域をブラウズすることが可能である。上記のことから、ユーザからのアイコン管理操作を受信した後に、端末は、ユーザに、少なくとも2つの表示ウィンドウを含むアイコン管理インターフェイスを提示することが可能であり、それによって、そのユーザは、端末のホームスクリーンの中のアイコン管理インターフェイスにおいて、アプリケーションプログラムアイコン又はフォルダ等を管理することが可能であるということを理解することが可能である。例えば、ユーザがアイコン移動操作を入力した後に、アイコン管理インターフェイスの中で第1の位置から第2の位置へと、選択されたアイコンを移動させることが可能である。また、端末のホームスクリーンが比較的大きな数のページを含んでいるときに、ユーザは、さらに、1つの表示ウィンドウ、すなわち、アイコン管理インターフェイスの中でのアイコン移動操作によって、便利に且つ迅速にアイコンを移動させることが可能であり、それにより、ホームスクリーンのページの数が比較的大きいことによるアイコン管理プロセスにおける退屈なユーザによる操作の問題を解決することが可能である。
ある1つの可能な実装において、フォルダは、第2の位置に存在する。前記第2の位置に前記選択されたアイコンを表示する前記ステップは、端末によって、前記第2の位置に前記フォルダを表示するステップとして実装されてもよく、前記フォルダは、前記選択されたアイコンを含む。ユーザによって、フォルダが存在する位置へと、アイコンを移動させるステップは、フォルダにそのアイコンを追加するステップと同等である。したがって、本発明のこの実施形態において、アイコンを移動させた後に、そのアイコンは、フォルダの中に位置している。言い換えると、アイコンを移動させるプロセスは、既存のフォルダの中にアイコンを移動させるステップとして実装される。同様に、第1の位置及び第2の位置の双方は、1つの表示スクリーンの中、すなわち、アイコン管理インターフェイスの中に表示される。したがって、ユーザは、便利に且つ迅速にアイコンを移動させることが可能である。特に、ホームスクリーンに比較的大きな数のページが存在するときに、ユーザは、長い時間的な期間にわたってアイコン等をドラッグすることなく、そのアイコンを移動させることが可能である。
ある1つの可能な実装において、アイコンは、第2の位置に存在し、選択されたアイコンは、フォルダである。端末がユーザからのアイコン移動操作を受信した後に、その端末は、アイコン移動操作に応答し、第2の位置は、第1の位置から変化しない。ユーザが選択するアイコンがフォルダである場合に、アプリケーションプログラムアイコン又はフォルダ等のアイコンが、第2の位置にすでに存在しているということを考慮すると、ユーザの現在のアイコン移動操作を誤操作と考えてもよい。この場合には、その端末は、第2の位置へと、ユーザが選択するアイコンを移動させないが、アイコン移動操作が現時点で生起しないと考える。選択的に、端末は、音声を使用することによって又はダイアログボックスをポップアップすることによって、現在のアイコン移動操作が正しくないということをユーザに促してもよく、或いは、アイコン移動操作を再入力するようにユーザに促す等してもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
ある1つの可能な実装において、アイコンは、第2の位置に存在する。端末がユーザからのアイコン移動操作を受信した後に、その端末は、ユーザからのフォルダ作成操作を受信し、前記アイコン移動操作に応答して、前記第2の位置に前記選択されたアイコンを表示する前記ステップは、前記端末によって、前記アイコン移動操作及び前記フォルダ作成操作に応答して、作成したフォルダを前記第2の位置に表示するステップとして実装されてもよく、前記作成したフォルダは、前記第2の位置に存在する前記アイコン及び前記選択されたアイコンを含む。本発明のこの実施形態において、アイコンが第2の位置に存在するとともに、ユーザがアイコン移動操作を入力する場合に、その端末は、ユーザが、アイコンを移動させながらフォルダを作成し、第2の位置に既に存在するアイコン及びユーザが現在移動させているアイコンを収容したいと考えていると考えてもよい。この場合には、ユーザのアイコン移動操作は、アイコンを移動させ、そして、フォルダを作成することと同等である。したがって、ユーザは、1つの移動操作を使用することによって、アイコンを移動させるとともに、フォルダを作成することが可能である。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン追加操作を受信し、そして、そのスクリーン追加操作に応答して、第2の表示ウィンドウに新たなスクリーンを追加する。このようにして、ユーザ端末は、ユーザに、そのユーザのためのより多くの新たなスクリーン提供して、例えば、その新たなスクリーンの中でのアイコンの移動又はフォルダの作成等の操作等のアイコン管理を実装することが可能である。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、第2の表示ウィンドウの中のブランクスクリーンの中に削除キーを表示する。その次に、その端末は、ユーザからのスクリーン削除操作を受信し、そして、そのスクリーン削除操作に応答して、第2の表示ウィンドウからブランクスクリーンを削除し、ブランクスクリーンの中にはアイコンは存在せず、スクリーン削除操作は、削除キーによって動作する。ユーザが大きすぎる数の新たなスクリーンを追加してしまう場合があり、そして、そのユーザが、現時点では、新たな追加したスクリーンのすべてを保持したいとは考えていないということを考慮して、そのユーザは、ブランクスクリーンを選択的に削除してもよい、すなわち、アイコンが存在するスクリーンのみを保持してもよい。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン削除操作を受信する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在する場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、スクリーンが削除された後に、削除されたスクリーンの中のアイコンに対応するアプリケーションプログラムがアンインストールされるように、ユーザを促す。その次に、その端末は、ユーザからの削除確認操作を受信し、そして、削除確認操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在しない場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。アイコン管理プロセスにおいて、ユーザは、一般的には使用されない複数のアイコンのうちのいくつかに対応するアプリケーションプログラムを見つけてもよい。そのユーザは、アイコン管理プロセスにおいてこれらのアプリケーションプログラムを削除することが可能である。言い換えると、これらの複数のアプリケーションプログラムの複数のアイコンを1つ又は複数の新たなスクリーンへと移動させ、その次に、それらの1つ又は複数の新たなスクリーンを削除する。すなわち、スクリーンの中に存在するアイコンに対応するアプリケーションプログラムは、インターフェイスを削除することにより削除され、それにより、効果的なアイコン管理を実装する。加えて、ユーザがスクリーン削除操作の予期しない入力により1つ又は複数のアプリケーションプログラムを誤って削除するのを防止するために、本発明のこの実施形態において、ユーザからのスクリーン削除操作を受信した後に、その端末は、代替的に、現時点で選択されているインターフェイスを削除する必要があるか否かをユーザに尋ね、そして、ユーザからの許可を得た後に、削除操作を完了してもよい。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン移動操作を受信し、そして、その次に、その端末は、スクリーン移動操作に応答して、そのスクリーン移動操作が示す位置へと、選択したスクリーンを移動させる。ホームスクリーンが複数のページを含んでいる場合に、ユーザは、そのユーザの嗜好に基づいて、それらのホームスクリーンの順序を調整してもよい。もちろん、ユーザは、代替的に、2つの既存のホームスクリーンの間に、そのユーザが新たに作成するスクリーンを挿入してもよい。その新たに作成されるスクリーンは、ユーザが移動させるアイコン等を含んでもよく、また、もちろん、ブランクインターフェイス等であってもよい。このことは、本明細書においては限定されない。このようにして、ユーザは、アイコン管理インターフェイスにおいて、アイコン管理の実装に基づいて、スクリーン管理を実装することが可能である。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのアイコン管理終了操作を受信し、そして、そのアイコン管理終了操作に応答して、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンを表示し、端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つである。
ある1つの可能な実装において、端末の複数の現在のホームスクリーンは、端末のアイコン管理を受けるホームスクリーンが表示される前に、アイコン管理インターフェイスの中に存在する第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウの中のインターフェイスを含む。
ある1つの可能な実装において、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中の個別のペインの中に表示される。本発明のこの実施形態において、前記アイコン管理インターフェイスのスクリーン分割方式は、左右スクリーン分割又は上下スクリーン分割を含む。前記端末が縦長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記上下スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの上又は下に位置するか、或いは、前記端末が横長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記左右スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの左又は右に位置している。
第2の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理方法を提供する。その方法は、ユーザからのアイコン管理操作を端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示するステップと、前記ユーザからのアイコン移動操作を前記端末によって受信するステップと、前記端末によって、前記アイコン移動操作に応答して、前記第2の位置に、選択されたアイコンを表示するステップと、を含み、前記アイコン管理インターフェイスは、個別のペインの中に表示される少なくとも2つの表示ウィンドウを含み、第1の表示ウィンドウは、前記端末のホームスクリーンを表示するのに使用され、第2の表示ウィンドウは、新たに追加されたスクリーンを表示するのに使用される。本発明のこの実施形態において、スクリーン分割方式は、左右スクリーン分割又は上下スクリーン分割を含む。前記端末が縦長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記上下スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの上又は下に位置するか、或いは、前記端末が横長モードにあるときは、前記第1の表示ウィンドウ及び前記第2の表示ウィンドウは、前記アイコン管理インターフェイスの中で前記左右スクリーン分割方式によって表示され、前記第1の表示ウィンドウは、前記第2の表示ウィンドウの左又は右に位置する。前記アイコン移動操作は、第1の位置から第2の位置へと前記選択されたアイコンを移動させることを指示するのに使用され、前記第1の位置は、前記第1の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第2の位置は、前記第1の表示ウィンドウ又は前記第2の表示ウィンドウの中のスクリーンの中に存在し、前記第1の位置は、前記第2の位置とは異なる。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン追加操作を受信し、そして、その次に、スクリーン追加操作に応答して、第2の表示ウィンドウに新たなスクリーンを追加する。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのスクリーン削除操作を受信する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在する場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、スクリーンが削除された後に、その削除されたスクリーンの中のアイコンに対応するアプリケーションプログラムがアンインストールされるように、ユーザを促す。その端末は、ユーザからの削除確認操作を受信し、そして、削除確認操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。アイコンが、スクリーン削除操作が示すスクリーンの中に存在しない場合に、その端末は、スクリーン削除操作に応答して、第2の表示ウィンドウから、スクリーン削除操作が示すスクリーンを削除する。
ある1つの可能な実装において、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、端末は、ユーザからのスクリーン移動操作を受信し、そして、その次に、その端末は、スクリーン移動操作に応答して、スクリーン移動操作が示す位置へと、選択したスクリーンを移動させる。
ある1つの可能な実装において、端末が、アイコン管理操作に応答して、アイコン管理インターフェイスを表示した後に、その端末は、ユーザからのアイコン管理終了操作を受信し、そして、その次に、その端末は、アイコン管理終了操作に応答して、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンを表示し、端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つであり、端末の複数の現在のホームスクリーンは、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンが表示される前に、アイコン管理インターフェイスの中に存在する第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウの中のスクリーンを含む。
第3の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理装置を提供する。その装置は、第1の態様及び複数の可能な実装における複数の方法の実施形態によって実装される機能を実装することが可能である。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、ハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。そのハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第4の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、アイコン管理装置を提供する。その装置は、第2の態様及び複数の可能な実装における複数の方法の実施形態によって実装される機能を実装することが可能である。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、ハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することによって実装されてもよい。そのハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第5の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、端末を提供する。その端末の構成は、ディスプレイ、メモリ、1つ又は複数のプロセッサ、複数のアプリケーションプログラム、及び1つ又は複数のプログラムを含む。それらの1つ又は複数のプログラムは、そのメモリの中に格納される。1つ又は複数のプロセッサが1つ又は複数のプログラムを実行するときに、端末が、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第6の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、端末を提供する。その端末の構成は、ディスプレイ、メモリ、1つ又は複数のプロセッサ、複数のアプリケーションプログラム、及び1つ又は複数のプログラムを含む。それらの1つ又は複数のプログラムは、そのメモリの中に格納される。1つ又は複数のプロセッサが1つ又は複数のプログラムを実行するときに、端末が、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第7の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、命令を含む読み取り可能な記憶媒体を提供する。その命令が端末によって実行されるときに、その端末が、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第8の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、命令を含む読み取り可能な記憶媒体を提供する。その命令が端末によって実行されるときに、その端末が、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行することを可能とする。
第9の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコードを含み、そのソフトウェアコードは、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
第10の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコードを含み、そのソフトウェアコードは、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
第11の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、グラフィカルユーザインターフェイスを提供し、そのグラフィカルユーザインターフェイスは、第1の態様又は第1の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
第12の態様によれば、本発明のある1つの実施形態は、グラフィカルユーザインターフェイスを提供し、そのグラフィカルユーザインターフェイスは、第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行するのに使用される。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第1の端末の概略的な構成図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第1の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第2の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第3の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第4の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第5の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第6の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第7の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第8の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第9の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第10の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第11の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第12の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第13の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第14の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第15の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第16の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第17の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第18の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第19の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第20の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第21の表示スクリーンの概略的な図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがったアイコン管理装置の概略的な構成図である。
本発明のある1つの実施形態にしたがった第2の端末の概略的な構成図である。
201: 基本情報;
202: 表示スクリーン;
203: スクリーンページングマーク;
204: ファンクションキー;
205: リターンキー;
206: フォルダ;
207: 第1の編集領域;
208: 第2の編集領域;
209: スクリーン追加キー;
210: スクリーン削除キー;
以下の記載は、本発明の複数の実施形態における複数の添付の図面を参照して、本発明のそれらの複数の実施形態における複数の技術的解決方法を説明する。
本発明の複数の実施形態は、端末に適用されてもよい。端末は、デスクトップデバイス又はラップトップデバイス等であってよく、具体的には、タブレットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality, VR)デバイス、拡張現実(Augmented Reality, AR)デバイス、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又は携帯電話等のデバイスであってもよい。少なくとも、カメラ、ディスプレイ、入力デバイス、及びプロセッサが、その端末の中に配置される。端末100は、ある1つの例として使用される。図1に示されているように、端末100は、プロセッサ101、メモリ102、カメラ103、RF回路104、オーディオ回路105、ラウドスピーカ106、マイクロホン107、入力デバイス108、他の入力デバイス109、ディスプレイ110、タッチパネル111、ディスプレイパネル112、出力デバイス113、及び電源114等の構成要素を含む。ディスプレイ110は、少なくとも、入力デバイスとして使用されるタッチパネル111及び出力デバイスとして使用されるディスプレイパネル112を含む。カメラ103は、前方カメラ及び後方カメラを含んでもよい。図1に示されている端末の構成は、端末に対するいずれかの限定を構成するものではなく、その端末は、その図の中に示されている構成要素よりもより多くの構成要素又はより少ない構成要素を含んでいてもよく、或いは、それらの構成要素のうちのいくつかを組み合わせてもよく、或いは、それらの構成要素のうちのいくつかを分割してもよく、或いは、それらの構成要素が異なって配置されていてもよいということに留意すべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
以下の記載は、図1を参照して、端末100の各々の構成要素を詳細に説明する。
無線周波数(Radio Frequency, RF)回路104は、情報の受信/送信プロセス又は呼プロセスにおいて信号を受信し及び送信するように構成されてもよい。例えば、端末100が携帯電話である場合には、その端末100は、RF回路104を使用することによって、基地局が送信するダウンリンク情報を受信し、処理のためにプロセッサ101にダウンリンク情報を送信し、そして、基地局にアップリンク関連データを送信してもよい。RF回路は、これらには限定されないが、通常は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバー、結合器、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier, LNA)、及びデュープレクサを含む。加えて、RF回路104は、また、ネットワーク及び他のデバイスとの無線通信を実行してもよい。これらには限定されないが、無線通信のために、汎欧州ディジタル移動体通信システム(Global System of Mobile Communication, GSM)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)、電子メール、及びショートメッセージサービス(Short Messaging Service, SMS)を含むいずれかの通信規格又はプロトコルを使用してもよい。
メモリ102は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するように構成されてもよい。プロセッサ101は、メモリ102の中に格納されているソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することによって、端末100のさまざまな機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ102は、主として、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム及び(例えば、音声再生機能及び画像再生機能等の)少なくとも1つの機能が必要とするアプリケーションプログラム等を格納してもよい。データ記憶領域は、端末100の使用に基づいて生成される(例えば、オーディオデータ及び画像データ等の)データ等を格納してもよい。加えて、メモリ102は、高速のランダムアクセスメモリを含んでもよく、代替的に、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス等の不揮発性メモリ又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスを含んでもよい。
他の入力デバイス109は、入力数字情報又は文字情報を受信し、そして、端末100のユーザ設定及び機能制御に関連するキー信号入力を生成する、ように構成されてもよい。具体的には、他の入力デバイス109は、これらには限定されないが、物理的なキーボード、(音量制御キー又はオン/オフキー等の)ファンクションキー、トラックボール、マウス、ジョイスティック、及び、光学マウス(その光学マウスは、視覚出力を表示しない接触感知表面、又はタッチスクリーンによって形成される接触感知表面の拡張である)等のうちの1つ又は複数を含んでもよい。他の入力デバイス109は、代替的に、例えば、重力センサ又は加速度センサ等の端末100の中に内蔵されているセンサを含んでもよい。端末100は、さらに、入力データとして、センサが検出するパラメータを使用してもよい。
ディスプレイ110は、ユーザが入力する情報又はユーザのために提供される情報及び端末100のさまざまなメニューを表示するように構成されてもよく、さらに、ユーザ入力を受け入れてもよい。加えて、表示パネル112は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display, LCD)又は有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode, OLED)等の形態で構成されてもよい。また、タッチスクリーン又は接触感知スクリーン等と称されるタッチパネル111は、(例えば、指又はスタイラス等のいずれかの適切な物体又はアクセサリを使用することによって、タッチパネル111において又はその近傍においてユーザが実行する操作であり、或いは、動き感知操作を含んでもよく、その操作は、単一点制御操作及び多点制御操作等の操作タイプを含む)タッチパネル111において又はその近傍においてユーザが実行するタッチ操作又は非タッチ操作を収集し、そして、あらかじめ設定されているプログラムにしたがって、対応する接続装置を駆動してもよい。タッチパネル111は、代替的に、タッチ検出装置及びタッチコントローラの2つの部分を含んでもよいということに留意すべきである。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置及びタッチ姿勢を検出し、タッチ操作が生成する信号を検出し、そして、タッチコントローラにその信号を送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、プロセッサ101が処理することが可能である情報へとそのタッチ情報を変換し、そして、プロセッサ101にその情報を送信し、また、プロセッサ101が送信するコマンドを受信し及び実行することが可能である。加えて、タッチパネル111は、抵抗性タイプ、容量性タイプ、赤外線タイプ、及び表面弾性波タイプ等の複数のタイプを使用することによって実装されてもよく、タッチパネル111は、代替的に、将来的に開発されるいずれかの技術を使用することによって実装されてもよい。一般的に、タッチパネル111は、表示パネル112を覆ってもよい。ユーザは、表示パネル112が表示するコンテンツに基づいて(その表示されるコンテンツは、これらには限定されないが、ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、及びアイコンを含む)、表示パネル112を覆うタッチパネル111において又はその近傍において操作を実行してもよい。タッチパネル111において又はその近傍において操作を検出した後に、タッチパネル111は、プロセッサ101にその操作に関する情報を送信して、ユーザ入力を決定し、その次に、プロセッサ101は、そのユーザ入力に基づいて、ディスプレイパネル112に、対応する視覚出力を提供する。図1において、タッチパネル111及び表示パネル112は、2つの独立した構成要素として使用されて、端末100の入力機能及び出力機能を実装する。しかしながら、複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、タッチパネル111及び表示パネル112は、一体化されて、端末100の入力機能及び出力機能を実装してもよい。
RF回路104、ラウドスピーカ106、及びマイクロホン107は、ユーザと端末100との間のオーディオインターフェイスを提供することが可能である。オーディオ回路105は、ラウドスピーカ106に、受信したオーディオデータの変換の後に得られる信号を送信してもよく、ラウドスピーカ106は、音声信号へとその信号を変換し、そして、その音声信号を出力する。加えて、マイクロホン107は、収集した音声信号を信号へと変換してもよく、オーディオ回路105は、その信号を受信し、オーディオデータへとその信号を変換し、そして、RF回路104にそのオーディオデータを出力し、その次に、そのオーディオデータは、例えば、他の端末デバイスに送信されるか、又は、そのオーディオデータは、メモリ102に出力され、それによって、プロセッサ101は、メモリ102の中に格納されているコンテンツと組み合わせて、さらなる処理を実行する。加えて、カメラ103は、リアルタイムで画像フレームを取り込み、そして、処理のためにプロセッサ101にその画像フレームを送信してもよい。処理結果は、メモリ102の中に格納され、及び/又は、処理結果は、表示パネル112を使用することによってユーザに提示される。
プロセッサ101は、端末100の制御中心であり、さまざまなインターフェイス及び配線を使用することによって、端末100の全体の複数の部分のすべてに接続され、そして、メモリ102の中に格納されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動させ又は実行することによって、及び、メモリ102の中に格納されているデータを呼び出すことによって、端末100のさまざまな機能及びデータ処理を実行して、端末100において全体的なモニタリングを実行する。プロセッサ101は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、さらに、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサを一体化して、プロセッサ101としてもよく、アプリケーションプロセッサは、主として、オペレーティングシステム、ユーザインターフェイス(User Interface, UI)、及びアプリケーションプログラム等を処理し、モデムプロセッサは、主として、無線通信を処理するということに留意すべきである。代替的に、上記のモデムプロセッサを一体化して、プロセッサ101としなくてもよいということを理解することが可能である。
端末100は、さらに、複数の構成要素のすべてに電力を供給する(例えば、バッテリ等の)電源114をさらに含んでもよい。本発明のそれらの複数の実施形態において、電力管理システムを使用することによって、プロセッサ101に電源114を論理的に接続してもよく、それによって、その電力管理システムを使用することによって、充放電管理及び電力消費管理等の機能を実装する。
加えて、端末100は、例えば、ブルートゥースモジュール等の図1に示されていない複数の構成要素をさらに含んでもよい。本明細書においては、詳細は説明されない。
以下の記載は、ある1つの例として携帯電話を使用して、本発明のある1つの実施形態によって提供されるアイコン管理方法を説明する。図2(a)乃至図2(c)は、携帯電話の表示スクリーンの概略的な図である。
図2(a)は、ある1つの例として使用される。携帯電話のスクリーンの下側部分に、複数のファンクションキーを設けて、ユーザが複数の一般的に使用されている機能のうちのいくつかを実行するのを容易にする。例えば、左端に"矢印"のパターンのタッチキー、すなわち、リターンキーを配置する。例えば、ユーザは、そのリターンキーにタッチすることによって、表示スクリーンをロールバックすることが可能である。例えば、ユーザは、電子メールと名前が付けられているアイコンにタッチすることによって、電子メールのホームスクリーンに入り、そして、その次に、ユーザがそのリターンキーにタッチする場合に、電子メールのホームスクリーンから図2(a)に示されている表示スクリーンへと現在の表示ウィンドウをロールバックさせる。他の例では、右端に"3本の平行線"のパターンのタッチキーを配置する。ユーザは、そのタッチキーをタッチすることによって、携帯電話の前景及び背景の双方において実行されているスクリーンのすべてを拡大して表示し、そして、その次に、そのインターフェイスを押し続けて上側にフリックすることによって、実行中のインターフェイスに対応するアプリケーションプログラムをシャットダウンすることが可能であり、それにより、複数の並列のアプリケーションプログラムの管理を実装する。他の例では、中央に"家"のパターンのタッチキーを配置する。ユーザは、そのタッチキーをタッチすることによって、携帯電話のホームスクリーンに直接的に戻ることが可能である。例えば、ユーザは、現在、ショートメッセージをチェックしており、そして、ユーザがそのタッチキーをタッチしている限り、その携帯電話は、その携帯電話のホームスクリーンを直接的に示す。
本発明のこの実施形態において、説明のためにある1つの例として上記の形態の携帯電話を使用するが、一方で、上記の形態は、本発明の複数の実施形態における携帯電話の形態に対する限定を構成するものではないということに留意すべきである。
以下の記載は、さらに、それらの添付の図面を参照して、本発明のこの実施形態を説明する。図2(a)乃至図2(c)は、携帯電話のホームスクリーンの概略的な図である。ある1つの例として図2(b)を使用する。携帯電話のスクリーンの現在の表示スクリーン202は、基本情報201、スクリーンページングマーク203、及びフォルダ206を含む。基本情報201は、これらには限定されないが、携帯電話の現在のバッテリーレベル、現在の時刻、及び携帯電話の現在のネットワーク接続状態を含む。スクリーンページングマーク203は、現時点で表示されているホームスクリーンのページ番号を識別するのに使用される。例えば、図2(b)に示されている現在の表示スクリーンは、携帯電話のホームスクリーンの2番目のページである。フォルダ206は、少なくとも2つのアプリケーションプログラムのアイコンを含んでいる。図2(c)に示されているように、ファンクションキー204は、さらに、携帯電話のスクリーンの下側部分に配置されている。ファンクションキー204は、これらには限定されないが、リターンキー205を含んでいる。
加えて、複数のホームスクリーンが携帯電話の中に存在してもよい。例えば、図2(a)において、携帯電話は、3つのホームスクリーンを有する。図2(a)の中のインターフェイスページングマークに基づいて、白く塗りつぶされた円は、現時点で携帯電話がユーザに提示しているホームスクリーン、すなわち、3つのホームスクリーンのうちの1番目のページであるということを理解することが可能である。同様に、黒く塗りつぶされた円は、現時点で携帯電話がユーザに提示していないホームスクリーン、すなわち、3つのホームスクリーンのうちの2番目のページ及び3番目のページと考えられてもよい。ユーザは、表示スクリーンの中の空白領域にタッチし、そして、ホームスクリーンを左又は右にフリックして、3つのホームスクリーンを切り替えてもよい。本明細書においては、詳細は説明されない。
図2(c)は、ユーザがアイコン管理操作に入った後に得られる表示スクリーンの概略的な図である。アイコン管理操作は、例えば、図2(c)に示されている表示スクリーンから図4(a)に示されているアイコン管理インターフェイスへの切り替えといったように、インターフェイスの切り替えを実装するように携帯電話をトリガする、すなわち、アイコン管理機能を起動し、そして、アイコン管理インターフェイスを表示するように携帯電話をトリガするのに使用される。図2(c)に示されているように、ユーザは、スクリーンにおいて、つまんでズームアウトする操作を実行することによって、アイコン管理インターフェイスに入ってもよい。つまんでズームアウトする操作は、以下のように実行される。すなわち、ユーザは、2本の指を使用して、スクリーンにおける2つの異なる位置を押し、フリック操作の方向として2つの異なる位置の中心点を使用して、その中心点に向かってそれらの2つの押さえた指をフリックして、つまんでズームアウトする操作を実装する。その操作の動きの軌跡は、図2(c)に示されている矢印の方向であってもよい。アイコン管理インターフェイスは、ユーザが、タッチ又はフリック等の操作を実行することによって、携帯電話のホームスクリーンの中のアイコンに対して移動又は削除等の操作を実行することを可能とするインターフェイスである。タッチ操作は、これらには限定されないが、タッチ操作、ダブルタッチ操作、及び、タッチ及び保持操作を含む。タッチ及び保持操作は、ユーザの指が、ある時間期間の間、スクリーンにタッチすることを意味する。その時間期間の長さは、ユーザが経験値に基づいて前もって設定してもよく、又は、工場において指定されてもよい。時間期間及びその時間期間を設定する時点等を設定する方式は、本明細書においては限定されない。
ある1つの例として、ユーザの携帯電話に対するつまんでズームアウトする操作を使用する。図1に示されている概略的な構成図を参照すると、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、そのつまんでズームアウトする操作を認識することが可能である。例えば、携帯電話は、その携帯電話の中に配置されているセンサを使用することによって、そのスクリーンに対するユーザのタッチ操作及びそのスクリーンに対するユーザの指のその後のフリック操作を認識することが可能である。認識の具体的な方式については、画像ズームイン及び画像ズームアウト等に関連する従来技術の認識プロセスを参照すべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。その次に、入力デバイスは、アイコン管理インターフェイスに入るように、プロセッサ101に、つまんでズームアウトする操作に対応する指示を送信する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその指示を送信する。オペレーティングシステムが、表示スクリーンが携帯電話のホームスクリーンとなっているときに、ユーザがつまんでズームアウトする操作を実行しているということを認識した後に、そのオペレーティングシステムは、メモリに、携帯電話のホームスクリーンの現在の提示状態を保存する。それらの提示状態は、複数の隣接するホームスクリーンの順序及び単一のホームスクリーンの中のアイコンのレイアウトを示すのに使用される。本発明のこの実施形態において、それらの提示状態は、これらには限定されないが、ホームスクリーンのページの数、ホームスクリーンの配置順序、単一ホームスクリーンの中のアイコンの位置、及び単一スクリーンの中のアイコンの提示結果を含む。このことは、本明細書においては限定されない。その次に、オペレーティングシステムは、アイコン管理インターフェイスを表示するように出力デバイス113に指示する。オペレーティングシステムが、アイコン管理インターフェイスを表示するように出力デバイス113に指示しているときに、オペレーティングシステムは、また、出力デバイス113に携帯電話のホームスクリーンの提示状態を送信する必要があり、それによって、出力デバイス113は、アイコン管理インターフェイスを出力するときの複数の隣接するホームスクリーンの順序及び単一のホームスクリーンの中のアイコンのレイアウトを正確に復元することが可能である。その次に、携帯電話が縦長モードにあるときに、出力デバイス113は、例えば、図4(a)に示されているスクリーンのように上側表示ウィンドウ及び下側表示ウィンドウを表示する方式によって、個別のペインの中にアイコン管理インターフェイスを表示する。そのことは、また、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウが、アイコン管理インターフェイスの個別のペインの中に表示されているということを意味する。本発明のこの実施形態において、アイコン管理インターフェイスのスクリーン分割方式は、これらには限定されないが、左右スクリーン分割又は上下スクリーン分割を含む。例えば、携帯電話が縦長モードにあるときに、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で上下スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの上又は下に位置する。携帯電話が横長モードにあるときは、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で左右スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの左又は右に位置する。
ユーザによるアイコン管理のプロセスは、携帯電話のホームスクリーンの中のアイコンに対する編成操作及び削除操作を実行することであるということに留意すべきである。したがって、携帯電話の表示スクリーンがホームスクリーンであるときにのみ、ユーザは、通常、その操作をトリガしてもよい。アイコン管理インターフェイスを誤ってトリガする発生の回数を減少させるために、本発明のこの実施形態においては、オペレーティングシステムが、携帯電話のホームスクリーンにおいてユーザのアイコン管理操作を実行しているということを認識するときにのみ、アイコン管理インターフェイスは、表示される。加えて、ホームスクリーンの配置順序及びホームスクリーンの中のアイコンの分布を変更する場合に、携帯電話は、メモリの中に保存されているホームスクリーンの提示状態にしたがって、ホームスクリーンの複数の以前の提示状態及びホームスクリーンの以前の配置順序を復元することが可能である。
アイコン管理インターフェイスをトリガする方式は、つまんでズームアウトする動作等の上記のアイコン管理操作には限定されないということに留意すべきである。アイコン管理操作は、代替的に、つまんでズームインする操作として実装されてもよい。言い換えると、ユーザは、2本の指によってスクリーンの2つの異なる位置を押し、フリック操作の反対方向としてそれらの2つの異なる位置の中心点を使用して、その中心点から離れている位置に向かってそれらの2つの押さえている指をフリックして、つまんでズームインする操作を実装する。ズームアウト操作及びズームイン操作は、2本の指を使用することによって実装されてもよいのみならず、3本の指を使用すること等によって実装されてもよい。このことは、本明細書においては限定されない。もちろん、ユーザは、代替的に、現在の表示スクリーンの中の空白領域をダブルタッチすることによって、デスクトップ管理状態に入ってもよい。この場合には、ユーザが現在の表示スクリーンの中の空白領域において実行するダブルタッチ操作は、アイコン管理操作である。代替的に、ユーザは、複数回にわたって既存のハードウェアキーを押し下げるか又は既存のハードウェアキーを押すことによって、デスクトップ管理状態に入ってもよい。この場合には、複数回にわたって既存のハードウェアキーを押し下げるか又は既存のハードウェアキーを押す操作は、アイコン管理操作である。このことは、本明細書においては限定されない。空白領域は、例えば、アプリケーションプログラムアイコンが存在しない位置等の、デスクトップ管理状態に入ること以外の他の操作がトリガされないダブルタッチによる表示ウィンドウの中の位置である。
上記の可能な場合に加えて、代替的に、携帯電話のホームスクリーンにおいて、ユーザに、アイコン管理を実装するために構成されるアイコン又はキーを提示して、ユーザによる操作の実行を容易にしてもよい。図3に示されているように、ある1つの例としてアイコンを使用する。ユーザは、アイコンにタッチすることによって、アイコン管理インターフェイスに入って、携帯電話のホームスクリーンの中でアイコン管理を実装してもよい。アイコン管理を実装するために構成されるアイコンの位置、アイコンの提示形態、及びアイコンに対応する名称等は、工場出荷時に設定されてもよく、或いは、個人の嗜好に基づいてユーザによって設定され又は調整されてもよいということに留意すべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
以下の記載は、複数の例として図4(a)乃至図4(e)を使用して、ユーザがアイコン管理インターフェイスにおいてアイコン管理を実装するプロセスを説明する。アイコン管理は、これらには限定されないが、既存のアプリケーションプログラムのアイコン及び既存のフォルダのアイコンの管理を含む。もちろん、管理プロセスにおいては、フォルダを作成するためのセットとして複数のアイコンを使用してもよく、或いは、既存のフォルダに1つ又は複数のアイコンを追加してもよい。代替的に、既存のフォルダと1つ又は複数のフォルダとを合併してもよい。この場合には、一括して、1つ又は複数のフォルダの中の複数のアイコンを合併して、既存のフォルダとしてもよい。
例えば、図4(a)に示されているように、携帯電話の表示スクリーンは、上側部分及び下側部分、すなわち、上側の表示ウィンドウ及び下側の表示ウィンドウに分割される。上側部分に位置している表示ウィンドウ、すなわち、第1の編集領域207は、携帯電話のホームスクリーンを提示するのに使用される。下側部分に位置している表示ウィンドウ、すなわち、第2の編集領域208は、生成される新たなスクリーンを提示するのに使用される。アイコン管理操作は、携帯電話の表示スクリーンがアイコン管理インターフェイスに切り替わることを可能とすることができる。加えて、ユーザは、アイコン管理インターフェイスにおけるアイコンに対する移動及び削除等の操作を実行することを許可される。
本発明のこの実施形態において、ユーザは、第1の編集領域又は第2の編集領域において個別に操作を実行してもよい。例えば、ユーザは、第1の編集領域の中で左及び右にフリックして、ホームスクリーンをブラウズすることが可能である。同様に、ユーザは、第2の編集領域において左及び右にフリックして、第2の編集領域をブラウズすることが可能である。
携帯電話が横長モードにある場合に、出力デバイス113は、左の表示ウィンドウ及び右の表示ウィンドウを表示することによって、複数の個別のペインの中にアイコン管理インターフェイスを表示してもよいということに留意すべきである。この場合には、ユーザは、2つの編集領域において同様に個別に操作を実行することが可能である。例えば、ユーザは、第1の編集領域において上及び下にフリックして、ホームスクリーンをブラウズすることが可能である。同様に、ユーザは、第2の編集領域において上及び下にフリックして、その第2の編集領域をブラウズすることが可能である。
本発明のこの実施形態において、第1の編集領域及び第2の編集領域を分割する方式は限定されない。加えて、表示スクリーンの中の第1の編集領域及び第2の編集領域の割合は限定されない。デフォルトで、第1の編集領域及び第2の編集領域は、各々、表示スクリーンの半分を占有する。もちろん、ユーザは、ユーザの嗜好に基づいて、手動で調整を実行してもよい。例えば、ユーザは、図4(a)に示されているように、上又は下の方向に破線を移動させ、そして、スクリーンから指を持ち上げて、第1の編集領域及び第2の編集領域を割り当てるのに使用される破線をタッチし及び保持することによって、第1の編集領域及び第2の編集領域の割り当てを調整することが可能である。この場合には、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、押し操作が、破線が位置している領域の中に存在し、その押し操作が、変位が生じた後に終了するということを認識することが可能である。その次に、携帯電話は、プロセッサ101に認識された操作を送信してもよい。プロセッサ101は、決定および処理を実行し、そして、その次に、表示スクリーンの中の第1の編集領域及び第2の編集領域の比率を調整するように出力デバイス113に指示する。
アイコン管理インターフェイスを入力した後に、ユーザは、アイコン移動操作を入力して、複数の異なるスクリーンの間でアイコンの移動を実装することが可能である。ある1つの例として、図4(a)に示されている表示スクリーンを使用する。第2の編集領域の中に位置している新たなスクリーンは、ユーザがホームスクリーンの中に存在する複数のアイコンを編成するのに使用されてもよい。図4(b)に示されているように、ユーザは、アイコンにタッチして保持することによって、"ライブラリ"と名前が付けられているアプリケーションプログラムのアイコンを選択し、図4(c)に示されている位置に達するまで、図4(c)の中の破線矢印が示す軌跡をたどることによって、そのアイコンをフリックし、指を持ち上げ、そして、指がスクリーンをタッチしないようにしてもよい。この場合には、そのアイコンは、第1の編集領域の中のホームスクリーンの3番目のページから第2の編集領域の新たなスクリーンへと、ユーザによって移動させられる。
図4(c)に示されているように、ユーザがアイコンを移動させているときに、携帯電話は、アイコンを移動させるプロセスの動画を提示する、すなわち、リアルタイムでアイコンの動くプロセスを提示し、それによって、ユーザは、より直感的な視覚体験を持つということに留意すべきである。もちろん、ユーザによるアイコンの移動の方式は、代替的に、ユーザによって、タッチすることによって、移動する必要があるアイコンを選択し、その次に、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中のある特定の位置にタッチして、その特定の位置へのアイコンの移動を実装する、こととして実装されてもよい。この移動プロセスにおいては、アイコンを移動させるプロセスの動画は、ユーザに選択的に提示される。
図1に示されている概略的な構成図を参照すると、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、ユーザがアイコンにタッチし及び保持し、そして、スクリーンにアイコンをフリックする操作を、アイコン移動操作として考えることが可能である。アイコン移動操作を受信した後に、携帯電話は、プロセッサ101に、アイコン移動操作に対応する指示を転送する。その次に、プロセッサ101は、処理のためにオペレーティングシステムにその指示を送信する。その次に、オペレーティングシステムは、出力デバイス113に処理の結果を送信する。言い換えると、出力デバイス113は、アイコン移動プロセスの動画を選択的に提示し、ユーザがアイコン移動操作を終了する位置にその移動したアイコンを提示する。
アイコンを移動させる上記の可能な方式は、ある1つの例としてのみ使用され、本発明のこの実施形態に対する限定を構成しないということに留意すべきである。もちろん、ユーザは、一度に1つのアイコンを移動させるのみならず、複数のアイコンを一緒に選択して移動することによって、それらの複数のアイコンの位置を調整してもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
ユーザによるアイコンの管理をさらに容易にするために、ユーザは、アイコン移動プロセスにおいてアイコンのためのフォルダを作成することを許可される。例えば、図4(d)に示されているように、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンが新たなスクリーンの中に既に存在するときに、ユーザは、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンの上に、ホームスクリーンの2番目のページの中の"読書"と名前が付けられているアイコンを移動させ、スクリーンから指を持ち上げる。この場合には、携帯電話は、入力デバイス108を使用することによって、ユーザによる"読書"と名前が付けられているアイコンを移動させる操作を認識し、そして、ユーザの指がスクリーンから離れるときに、"読書"と名前が付けられているアイコンが、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンが位置している領域の中に存在しているということを認識する。入力デバイス108は、プロセッサ101にその認識されたアイコン移動操作を送信してもよい。加えて、アイコンが最終的に移動される位置に既存のアイコンが存在するので、入力デバイス108は、アイコン移動操作が終了する位置に既存のアイコンが存在するため、ユーザが、アイコン移動操作を入力するのみならず、その位置におけるフォルダ作成操作を入力すると考えてもよい。この場合に、入力デバイス108は、その次に、プロセッサ101にそのフォルダ作成操作を送信する。この場合には、プロセッサ101は、アイコン移動操作のみならず、フォルダ作成操作も処理する必要がある。ユーザのための視覚的効果を改善するために、アイコンを移動させてフォルダを作成する効果を出力するように出力デバイス113に指示するプロセスにおいて、プロセッサ101は、2つの操作に対応する2つの効果を同時に提示するように出力デバイス113を促す。言い換えると、出力デバイス113は、"ライブラリ"と名前が付けられているアイコンが位置している位置に新たなフォルダを作成し、新たなフォルダの中に"ライブラリ"と名前が付けられているアイコン及び"読書"と名前が付けられているアイコンを配置する。
ユーザが上記の方式によって単一のアイコンの代わりにフォルダを移動させる場合に、図4(e)に示されているように、ユーザの指がスクリーンから離れるときに、ユーザが移動させようと試みるフォルダは、図4(f)に示されているように、フォルダが位置している位置に戻るということに留意すべきである。言い換えると、入力デバイス108は、ユーザが入力するアイコン移動操作を認識する。一方で、アイコン移動操作が処理のためにプロセッサ101に送信されるときに、そのプロセッサ101は、アイコン移動操作が実際にフォルダを移動させることを意図しているということ、及び、既存のフォルダがそのアイコン移動操作に対応する宛先位置に存在しているということを発見する。この場合には、プロセッサ101は、ユーザによるある1つのフォルダを他のフォルダに移動する操作が誤操作であると考え、その次に、その操作によってはアイコン又はフォルダが移動しないということを出力デバイス113に通知する。この場合には、出力デバイス113が提示するコンテンツは、アイコン移動操作を実行する前に存在するコンテンツと同じである。
一方で、ユーザは、2つ又は複数のフォルダを合併する必要がある。本発明のこの実施形態において、ユーザが2度目に上記の操作を反復する場合、すなわち、もう一度、同じフォルダを他のフォルダに移動する場合に、携帯電話は、2つのフォルダを合併する、すなわち、他のフォルダにその移動したフォルダの中のアプリケーションを追加してもよい。この場合には、他のフォルダは、元の命名方式を保持し、携帯電話は、ユーザが他のフォルダの名称を変更することが可能であること等をユーザに選択的に促してもよい。その携帯電話の中に、カウンタが、さらに、入力デバイス108が正確に同じである操作を受信する回数を計数するために配置されてもよい。例えば、記録されたアイコン移動操作が、実際に、同じフォルダに対して実行される反復操作である場合に、携帯電話は、プロセッサ101に、カウンタが記録する"2"をフィードバックする。その次に、プロセッサ101は、出力デバイス113に、アイコン移動操作の処理結果を転送してもよい。その次に、出力デバイス113は、2つのフォルダを合併した結果を提示する。
ユーザによる複数のフォルダの合併をさらに容易にするために、本発明のこの実施形態において、ユーザは、代替的に、前もって携帯電話を構成してもよい、すなわち、アイコン管理規則の中のフォルダ合併に関する機能をオンにしてもよい。この機能をオンにするときに、ユーザは、1回目に他のフォルダにある1つのフォルダを移動するときに、2つのフォルダを合併する操作を完了させることが可能である。その機能は、携帯電話の設定インターフェイスによって構成されてもよい。構成の方式については、従来技術における無線ネットワーク機能をオンにするか否かを構成する方式を参照すべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。
もちろん、誤操作によってフォルダの合併が生起するのを防止する機能は、本発明のこの実施形態における選択的な機能であるにすぎず、代替的に、工場において構成されてもよい。携帯電話がフォルダの合併を可能にするか否か及びフォルダの合併を可能にする場合にフォルダの合併をトリガする条件は、本明細書においては限定されない。
アイコン又はフォルダの移動プロセスにおいて、ユーザの押す操作及びフリックする操作が、最終的に、ホームスクリーン及び表示スクリーンの中の新たなスクリーン以外の空白領域にアイコン又はフォルダを移動させる場合に、入力デバイス108が認識する上記の操作を処理するときに、プロセッサ101は、ユーザの現在の操作が誤操作であるということ、或いは、ユーザが現時点でアイコン又はフォルダの現在の移動を取り消したいと考えているということを考えるということに留意すべきである。この場合には、プロセッサ101は、成功した移動の効果を提示するようには出力デバイス113に指示しない。言い換えると、プロセッサ101は、アイコン移動操作を実行する前に存在する提示結果を提示するように出力デバイス113に指示する。すなわち、アイコン又はフォルダの移動は成功せず、移動される前にアイコン又はフォルダが位置している位置にとどまる。
加えて、アイコン又はフォルダの移動は、ユーザによって、第2の編集領域の中に位置している新たなスクリーンへと、第1の編集領域の中のホームスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させること、ユーザによって、第1の編集領域の中に位置している複数のホームスクリーンの間に、第1の編集領域の中のホームスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させること、ユーザによって、第1の編集領域の中に位置しているホームスクリーンへと、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させること、或いは、ユーザによって、第2の編集領域の中に位置している複数の新たなスクリーンの間に、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中に位置しているアイコン又はフォルダを移動させることであってもよい。言い換えると、アイコン及びフォルダの双方は、単一の編集領域の中の複数のスクリーンの間のみならず、2つの編集領域の中の複数のスクリーンの間にも移動することが可能である。このことは、本明細書においては限定されない。
図4(a)乃至図4(f)に示されているアイコン移動操作の実行中に、或いは、実行の前又は後に、ユーザは、アイコン編成プロセスにおいて、編成目的のためにより多くの新たなスクリーンを必要とする場合がある。この場合には、ユーザは、図5(a)に示されているように、スクリーン追加キー209をタッチして、第2の編集領域に新たなスクリーンを追加してもよい。言い換えると、入力デバイス108は、ユーザが入力するスクリーン追加操作を認識する。入力デバイス108が認識するスクリーン追加操作を受信した後に、プロセッサ101は、その操作を処理し、追加された新たなスクリーンを提示するように出力デバイス113に指示する。スクリーン追加操作の目的は、ユーザが新たに追加したスクリーンの中でアイコン管理プロセス等を実行するように、第2の編集領域にスクリーンを追加することである。
スクリーン追加操作は、ユーザによって、新たなスクリーンを追加するのに使用されるキーに対するタッチ又はフリック等の操作を実行することとして実装されてもよい。もちろん、そのキーは、代替的に、他の形態で実装されてもよく、そのキーの設定位置は、上記の場合に限定されない。キーの位置は、代替的に、第1の編集領域又は第2の編集領域の中に存在するとともに、ユーザの操作を妨げない、すなわち、ユーザに誤って他の操作をトリガさせないいずれかの位置であってもよい。キーが第1の編集領域の中に設定されている場合に、テキスト注釈等の形態で、キーが第2の編集領域での操作を実行するのに使用されているということをユーザに通知してもよい。加えて、第2の編集領域への新たなスクリーンの追加をトリガする方式は、これらには限定されないが、キーを設定する上記の方式を含む。ユーザは、代替的に、第2の編集領域の中のスクリーン以外の空白エリアをダブルタッチし又はタッチし、そして、保持する等の方式によって、第2の編集領域に新たなスクリーンを追加してもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
図5(b)に示されているように、スクリーン削除キー210は、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中の右上の角に配置されている。ユーザは、キーにタッチして、そのキーが位置しているスクリーンを削除することが可能である。入力デバイス108は、ユーザが入力するスクリーン削除操作として、ユーザがキーにタッチする操作を認識することが可能である。その次に、入力デバイス108は、処理のために、プロセッサ101にスクリーン削除操作を送信する。処理を完了した後に、プロセッサ101は、スクリーンが削除された後に存在する提示効果を提示するように出力デバイス113に指示する。空白の新たなスクリーンについては、ユーザは、上記の方式によって直接的にスクリーンを削除してもよいということに留意すべきである。一方で、アイコン又はフォルダを含む新たなスクリーンについては、スクリーンを削除すると、アプリケーションプログラム又はフォルダの削除につながることがよくある。したがって、アプリケーションプログラム又はフォルダの削除が引き起こすユーザへの損失を回避するために、本発明のこの実施形態においては、ユーザが非ブランクスクリーンを削除しようと試みる場合に、ユーザが削除を試みているスクリーンが非ブランクスクリーンであるということを認識した後に、プロセッサ101は、ダイアログボックスをポップアップして、"スクリーンを削除する場合にそのスクリーンの中のアプリケーションもまた削除される"ということをユーザに促し、ユーザがスクリーンの削除を継続する必要があるか否かをユーザに尋ね、そして、ユーザのタッチ操作に基づいて、スクリーンの中に位置しているアプリケーションプログラム及びフォルダとスクリーンとを削除するべきであるか否かを決定する、ように出力デバイス113にするように指示してもよい。本発明のこの実施形態において、アプリケーションの削除は、これらには限定されないが、アプリケーションのアンインストールを含む。削除したアプリケーションは、携帯電話のホームスクリーンの中に表示されない。言い換えると、ユーザは、もはや、削除されたアプリケーションを呼び出すことはできない。
スクリーン追加キーと同様に、スクリーン削除キーの形態及び位置は、本明細書においては限定されないということに留意すべきである。加えて、代替的に、他のショートカットを使用することによって、スクリーン削除操作をトリガしてもよい。ユーザが入力する入力スクリーン追加操作及びスクリーン削除操作は、これらには限定されないが、上記の例示的な操作を含む。加えて、携帯電話がユーザを促す方式は、また、これらには限定されないが、ダイアログボックスをポップアップする上記の方式に限定されるものではなく、代替的に、音声プロンプト又は振動によってユーザを促すことが可能である方式であってもよい。
誤ったアプリケーションの削除の発生を回避するために、本発明のこの実施形態においては、スクリーンの中にアイコンが存在しないときにのみ、ユーザに、スクリーン削除操作を入力することが可能であるキーを提示してもよい。そのことは、また、非ブランクインターフェイスについては、ユーザは、インターフェイスによってスクリーン削除操作を実行することが不可能であるということを意味する。もちろん、このことは、ある1つの可能な実装であるにすぎず、本発明のこの実施形態に対する制限を構成しない。
ユーザにとって、第2の編集領域の中に生成される新たなスクリーンは、ユーザがアイコン及びフォルダを編成するための領域を提供するのみならず、新たに追加されたホームスクリーンとして使用することも可能である。図6(a)に示されているように、ユーザは、新たなスクリーンの中の空白領域を保持し及びドラッグすることによって、第2の編集領域から第1の編集領域へとその新たなスクリーンを移動させることが可能である。例えば、ユーザは、2つの元の隣接するホームスクリーンの間に新たなスクリーンを挿入し、又は、元の1番目のホームスクリーンの前又は最後のホームスクリーンの後に新たなスクリーンを挿入してもよい。図6(b)は、ユーザが第1のホームスクリーンと第2のホームスクリーンとの間に第1の新たなスクリーンを挿入する効果の概略的な図である。加えて、スクリーン移動プロセスにおいて、ユーザのための視覚的効果を改善するために、ユーザに、スクリーンをドラッグする表示動画を選択的に提示する。
本発明のこの実施形態において、第2の編集領域の中のスクリーンを第1の編集領域へと移動させてもよい。加えて、また、単一の編集領域の中のスクリーンの順序を調整してもよい。もちろん、また、第1の編集領域の中のスクリーンを第2の編集領域へと移動させてもよい。移動の方式については、上記の実装プロセスを参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図4(a)乃至図4(f)に示されているプロセス、及び、図5(a)及び図5(b)に示されているプロセスにおいて、ユーザは、例えば、図6(a)及び図6(b)に示されているプロセスによって、いつでも、第2の編集領域の中のスクリーンを第1の編集領域へと移動させることが可能である。
入力デバイス108は、第2の編集領域の中の新たなスクリーンの中にある空白領域を保持し及びドラッグする操作を認識し、スクリーン移動操作としてその操作を考え、そして、プロセッサ101にその操作に対応する指示を送信する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその指示を送信する。オペレーティングシステムは、その指示に対応する動作がアイコン管理インターフェイスによって生成されるということを決定し、オペレーティングシステムは、スクリーン移動操作が示す新たなスクリーンの移動プロセスを表示するように出力デバイス113に指示する。この場合には、出力デバイス113は、新たなスクリーンがユーザの指に沿って移動する動画を選択的に表示する。入力デバイス108が、ユーザが指を解放して操作を終了させたことを認識した後に、入力デバイス108は、プロセッサ101に、スクリーンから離れるユーザの指の操作に対応する指示を送信する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその受信した指示を送信する。オペレーティングシステムは、移動したスクリーンの中でのアイコンの分布を格納し、ユーザの指がスクリーンから離れる位置を計算する。その次に、オペレーティングシステムは、入力デバイス108が認識するとともに、ユーザの指がスクリーンから離れる位置にスクリーンを作成し、出力デバイス113は、新たに作成されたスクリーンにアイコンの格納された分布を表示する。加えて、オペレーティングシステムは、新たなスクリーンを表示し、そして、表示スクリーンの中の元の位置から、移動したスクリーンを削除するように出力デバイス113に指示する。続いて、出力デバイス113は、オペレーティングシステムの操作結果を表示する。
図6(a)に示されているある1つの実装によって実装されることに加えて、スクリーン移動プロセスは、代替的に、図7(a)及び図7(b)に示されているある1つの実装によって実装されてもよい。言い換えると、ユーザは、代替的に、タッチ及び保持又はダブルタッチすることによって、移動する必要があるスクリーンに対して操作を実行してもよい。その次に、携帯電話は、メニューをポップアップすることによって、ユーザにオプションを提供してもよい。たとえば、移動等のキーワードを持つオプションは、ポップアップメニューに存在するか、そのオプションは、"移動"になっている。その次に、ユーザは、そのオプションをタッチして、現時点でスクリーンを移動する必要があるということを示してもよく、その次に、タッチ又はフリック等によって、現時点でスクリーンを移動することが予想される位置を入力デバイス108に直接的に通知してもよい。入力デバイス108がプロセッサ101にスクリーン移動操作を送信した後に、プロセッサ101は、スクリーン移動操作を処理する上記の方式と同様の方式によってその操作を処理し、そして、表示を実行するように出力デバイス113に指示する。具体的な実装については、前の段落における説明を参照すべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ユーザがアイコン管理プロセスを完了した後に、ユーザは、図6(b)に示されているように、リターンキーにタッチし、ダブルタッチし、又はタッチして保持することによって、アイコン管理終了操作を入力して、アイコン管理プロセスを終了してもよい。アイコン管理プロセスを終了する上記の実装は、ある1つの可能な実装であるにすぎず、ユーザは、代替的に、他の操作を実行することによって、アイコン管理プロセスを終了させてもよいということに留意すべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
例えば、ユーザは、リターンキーをタッチすることによって、アイコン管理操作を終了する。リターンキーをタッチする操作を認識した後に、入力デバイス108は、プロセッサ101に、タッチ操作に対応する指示を送信する。その次に、プロセッサ101は、オペレーティングシステムにその指示を送信する。オペレーティングシステムが、その指示に対応する操作がアイコン管理インターフェイスにおいて生成されたということを決定した後に、オペレーティングシステムは、第1の編集領域及び第2の編集領域の中のスクリーンの順序と各々のスクリーンの中のアイコンの分布とを格納する。その次に、オペレーティングシステムは、アイコンの編成を完了した後に存在するホームスクリーンを表示するように出力デバイス113に指示して、出力デバイス113が、アイコン管理インターフェイスを終了し、そして、アイコンの編成を完了した後に存在するホームスクリーンを表示することを可能とする。
本発明のこの実施形態において、ユーザがアイコンの編成を完了した後に、ホームスクリーンの中のコンテンツは、第1の編集領域の中の各々のスクリーンの提示コンテンツを含む。スクリーンが第2の編集領域の中に存在する場合に、代替的に、携帯電話のホームスクリーンの一部として、第2の編集領域の中に位置しているスクリーンを使用してもよい。例えば、図6(b)は、ユーザがアイコンの編成を完了した後に、デスクトップ管理インターフェイスが提示するコンテンツを示している。アイコン管理インターフェイスを終了した後に、携帯電話は、デフォルトで、ユーザに、図8(a)に示されているスクリーン、すなわち、携帯電話のホームスクリーンの1番目のページを提示する。
アイコン管理インターフェイスを終了するときに、携帯電話は、アイコン管理インターフェイスを起動するホームスクリーンに直接的に戻ってもよいということに留意すべきである。例えば、ユーザが図2(b)に示されているホームスクリーンにおいてアイコン管理をトリガする場合に、携帯電話がアイコン管理インターフェイスを終了するときは、ユーザに、図8(c)に示されているホームスクリーンを提示してもよい。もちろん、表示スクリーンは、代替的に、他の規則にしたがって、携帯電話のいずれかのホームスクリーンに切り替わってもよい。このことは、本明細書においては限定されない。
図8(a)乃至図8(e)は、アイコン管理を実行した後に存在するホームスクリーンを示している。図8(a)乃至図8(d)は、デスクトップ管理インターフェイスにおける第1の編集領域の中に位置しているコンテンツを示している。図8(e)は、デスクトップ管理インターフェイスにおける第2の編集領域の中に位置しているコンテンツを示している。
入力デバイス108は、携帯電話の中のセンサが収集するコンテンツを参照して、ユーザの入力操作を認識することが可能であるということに留意すべきである。センサは、これらには限定されないが、圧力センサ及び赤外線センサを含む。表示パネル112として出力デバイス113を実装して、複数のインターフェイスの提示を実装してもよい。
結論として、アイコンを管理するときに、ユーザは、複数のホームスクリーンのうちのすべての中で提示される複数のアイコン及び複数のフォルダを一緒に管理することが可能である。加えて、複数のアイコンについて分類された管理を実装するために、ユーザは、管理プロセスにおいてフォルダを作成してもよく、アイコン移動プロセスによって、フォルダを作成するプロセスを実装してもよい。さらに、ユーザは、既存のホームスクリーンの配置順序を調整するのみならず、ホームスクリーンを手動で作成するか又は元のホームスクリーンを削除することが可能である。管理プロセスは、リアルタイムでユーザに、調整後のプレビューインターフェイスをより直感的に提示することが可能である。言い換えると、ユーザは、アイコン管理を完了した後に、携帯電話がユーザに提示するホームスクリーンの状態を、デスクトップ管理インターフェイスから知ることが可能である。
アイコン管理装置は、上記の端末の中に配置されてもよい。上記の機能を実行するために、アイコン管理装置は、複数の機能を実行する対応するハードウェア構成及び/又は対応するソフトウェアモジュールを含む。当業者は、本明細書において開示されている複数の実施形態において説明されている複数の例と関連して、ハードウェアによって又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムのステップを実施することが可能であるということを容易に理解するはずである。ある機能がハードウェアによって実行されるか又はコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、それらの技術的解決方法の特定の用途及び設計上の制約によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、各々の特定の用途について、説明されている複数の機能を実装してもよいが、その実装が本発明の範囲を超えるものであると解釈されるべきではない。
本発明のこの実施形態において、機能モジュールの分割は、上記の複数の方法の例に基づいて、アイコン管理装置において実行されてもよい。例えば、機能モジュールの分割は、機能に対応して実行されてもよく、又は、少なくとも2つの機能を一体化して、1つの処理モジュールとしてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、又は、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本発明のこの実施形態において、モジュールの分割は、ある1つの例であり、論理的な機能の分割であるにすぎないということに留意すべきである。実際の実装においては、他の分割方式を使用してもよい。
図9は、上記の複数の実施形態におけるアイコン管理装置のある1つの可能な構成の概略的な図である。アイコン管理装置30は、受信モジュール31及び表示モジュール32を含む。受信モジュール31は、アイコン管理装置30が、アイコン管理操作、アイコン移動操作、フォルダ作成操作、スクリーン追加操作、スクリーン削除操作、削除確認操作、スクリーン移動操作、及びアイコン管理終了操作等の操作をユーザから受信するのを支援するように構成される。表示モジュール32は、アイコン管理装置30が、受信モジュール31が受信する操作に基づいて、例えば、アイコン管理インターフェイス、アイコン移動プロセスの動画、及び端末のホームスクリーン等の操作に対応するコンテンツを表示するのを支援するように構成される。本発明のこの実施形態において、アイコン管理装置30は、通信モジュール33、処理モジュール34、及び記憶モジュール35をさらに含んでもよい。通信モジュール33は、アイコン管理装置30が、端末の中のモジュールとのデータ交換を実行するのを支援し、及び/又は、端末が、サーバ等の他のデバイスと通信するのを支援する、ように構成される。処理モジュール34は、アイコン管理装置30が、本明細書において説明されている技術の他のプロセスを実行するのを支援するように構成される。記憶モジュール35は、アイコン管理装置30が、端末のプログラムコード及びデータを格納するのを支援するように構成される。
処理モジュール34は、中央処理ユニット(Central Processing Unit, CPU)、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing, DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array, FPGA)又は他のプログラム可能な論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、又は、それらのいずれかの組み合わせ等のプロセッサ又はコントローラであってもよい。コントローラ/プロセッサは、本発明によって開示されている内容に関して説明されているさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路を実装し又は実行してもよい。プロセッサは、例えば、1つ又は複数のマイクロプロセッサの組み合わせ又はDSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ等の計算機能を実装するプロセッサの組み合わせであってもよい。通信モジュール33は、トランシーバー、トランシーバー回路、又は通信インターフェイス等として実装されてもよい。記憶モジュール35は、メモリとして実装されてもよい。
受信モジュール31が入力デバイスとして実装され、表示モジュール32が出力デバイスとして実装され、処理モジュール34がプロセッサとして実装され、通信モジュール33がトランシーバーとして実装され、記憶モジュール35がメモリとして実装される場合に、図10に示されているように、端末40は、入力デバイス41、出力デバイス42、プロセッサ43、トランシーバー44、メモリ45、及びバス46を含む。入力デバイス41、出力デバイス42、プロセッサ43、トランシーバー44、及びメモリ45は、バス46を使用することによって互いに接続される。バス46は、周辺機器構成要素相互接続(Peripheral Component Interconnect, PCI)バス又は拡張産業標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture, EISA)バス等であってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、及び制御バス等に分類されてもよい。表現を容易にするために、図10のバスを表すのに1つのみの太線を使用するが、このことは、1つのみのバスが存在する又は1つのタイプのバスのみが存在するということを意味するものではない。
本発明によって開示されている内容と関連して説明されている方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、ソフトウェア命令を実行することによってプロセッサによって実装されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェアモジュールを含んでもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(Read Only Memory, ROM)、消去可能且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable Programmable ROM, EPROM)、電気的に消去可能且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically EPROM, EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、又はこの技術分野においてよく知られているいずれかの他の形態の記憶媒体の中に格納されてもよい。例えば、記憶媒体は、プロセッサに結合され、それによって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すか又は記憶媒体に情報を書き込むことが可能となる。もちろん、記憶媒体は、プロセッサの構成要素となっていてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、1つのデバイスの中に配置されてもよく、又は、プロセッサ及び記憶媒体は、複数の異なるデバイスの中の別個の構成要素として配置されてもよい。
本発明のある1つの実施形態は、グラフィカルユーザインターフェイス(Graphical User Interface, GUI)を提供する。グラフィカルユーザインターフェイスは、端末40等の端末の中に格納される。端末は、ディスプレイ、メモリ、及び1つ又は複数のプロセッサを含む。1つ又は複数のプロセッサは、メモリの中に格納されている1つ又は複数のコンピュータプログラムを実行するように構成される。
グラフィカルユーザインターフェイスは、ディスプレイに表示される第1のGUI、及び、第1のGUIに対するユーザからの入力に応答してディスプレイに表示される第2のGUIを含む。第2のGUIは、アイコン管理インターフェイスであり、アイコン管理インターフェイスは、少なくとも2つの表示ウィンドウを含み、第1の表示ウィンドウは、端末のホームスクリーンを表示するのに使用され、第2の表示ウィンドウは、新たに追加されたスクリーンを表示するのに使用される。
ある1つの可能な実装において、表示される第2のGUIのほかに、グラフィカルユーザインターフェイスは、第2のGUIに対するユーザからの入力に応答してディスプレイに表示される第3のGUIをさらに含む。第3のGUIは、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンであり、端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つである。
端末が縦長モードにあるときは、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で上下スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの上又は下に位置するか、或いは、端末が横長モードにあるときは、第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウは、アイコン管理インターフェイスの中で左右スクリーン分割方式によって表示され、第1の表示ウィンドウは、第2の表示ウィンドウの左又は右に位置するということに留意すべきである。端末のホームスクリーンは、端末の複数の現在のホームスクリーンのうちのいずれか1つであり、端末の複数の現在のホームスクリーンは、アイコン管理の結果として生じる端末のホームスクリーンが表示される前に、アイコン管理インターフェイスの中に存在する第1の表示ウィンドウ及び第2の表示ウィンドウの中のスクリーンを含む。
本発明のある1つの実施形態は、読み取り可能な記憶媒体を提供する。その読み取り可能な記憶媒体は、命令を格納し、その命令が端末によって実行されるときに、その端末が、上記の複数の方法の実施形態のうちのいずれか1つを実行することを可能とする。
本発明のある1つの実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品は、ソフトウェアコードを含み、そのソフトウェアコードは、上記の複数の方法の実施形態のうちのいずれか1つを実行するのに使用される。
当業者は、上記の1つ又は複数の例において、本発明のそれらの複数の実施形態において説明されている複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらのいずれかの組み合わせによって実装されてもよいということを認識するはずである。本発明がソフトウェアによって実装されるときに、上記の複数の機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体の中に格納されてもよく、又は、コンピュータ読み取り可能な媒体の中で1つ又は複数の命令又はコードとして送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムをある1つの場所から他の場所へと送信することを可能とするいずれかの媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータにアクセス可能ないずれかの利用可能な媒体であってもよい。
本発明の目的、技術的解決方法、及び利点は、上記の複数の特定の実施形態においてさらに詳細に説明される。上記の説明は、本発明の特定の実施形態であるにすぎないが、本発明の保護の範囲を限定することを意図してはいないということを理解すべきである。本発明の原理の範囲の中で行われるいずれかの修正、等価な置換、又は改良は、本発明の保護の範囲に属するものとする。