JPH11259209A - 周辺装置 - Google Patents

周辺装置

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JPH11259209A
JPH11259209A JP6165898A JP6165898A JPH11259209A JP H11259209 A JPH11259209 A JP H11259209A JP 6165898 A JP6165898 A JP 6165898A JP 6165898 A JP6165898 A JP 6165898A JP H11259209 A JPH11259209 A JP H11259209A
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JP
Japan
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keyboard
monitor
units
input
peripheral device
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JP6165898A
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English (en)
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Ryozo Yanagisawa
亮三 柳沢
Atsushi Tanaka
淳 田中
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Hajime Sato
肇 佐藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードとペン入力等の座標入力を操作性
良く併用でき端末を十二分に使いこなすことができる周
辺装置を提供する。 【解決手段】 キーボードは、左キーボードユニット2
a、右キーボードユニット2bに分離および接合可能な
着脱手段と、左キーボードユニット2a、右キーボード
ユニット2bを電気的に接続する赤外線送信部10a、
赤外線受信部10bを備え、モニタ1は、設置面に対し
所望の角度で支持可能な角度可変手段と、当該モニタ1
の画面と積層して設けられるディジタイザ7と、左キー
ボードユニット2a、右キーボードユニット2bそれぞ
れと電気的に接続する赤外線受信部8a、赤外線送信部
8bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末に電気的に接
続される少なくともキーボード及びモニタを含む周辺装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)の周辺装置であるモニタおよびキーボードは以下の
ように構成されている。
【0003】フラットパネルディスプレイ、特にLCD
を表示デバイスとしたモニタは、小さい設置面積、ある
いは省電力、あるいは電磁波の影響が小さい等の理由に
より、近年いわゆる携帯型のノートパソコン以外にも、
デスクトップ用として注目され始めている。
【0004】また、LCD等にペンあるいは指による入
力が可能な座標入力手段を積層し、入力と表示が一体的
に構成された一体型装置も登場している。このような一
体型装置は、キーボードあるいはマウスを用いず、ペン
あるいは指による簡単な入力方法でパソコンを操作す
る、あるいはキーボード、マウスでは困難な描画作業を
簡便に行うことを目的としている。この一体型装置は、
例えば、図13(模式概観図)、図14(図13のA−
A断面の模式断面図)に示すように、本体101内に
は、座標入力手段と表示手段が重ねあわされて一体的に
設けられる。本体101の一面には、座標入力手段の入
力面である入力板1aが設けられる。入力板1aの背面
には、LCD3が設けられる。入力板1aは、座標入力
手段の方式に応じ、様々な構成を有する。例えば、座標
入力手段が、いわゆる抵抗膜方式(感圧方式)の場合に
は、透明抵抗体を有するガラス板あるいは樹脂フィルム
を2枚以上重ね合わせた構成をとる。また、入力板1a
中を伝播する振動を検出することによりペンの位置座標
を導出するいわゆる超音波利用方式の場合には、入力板
1aは単なるガラスあるいは樹脂からなる板である。ま
た、静電容量結合方式あるいは電磁誘導方式の場合に
は、X方向およびY方向にライン状あるいはループコイ
ル状の透明電極パターンを有する1枚あるいは2枚以上
のガラスあるいは樹脂からなる板である。
【0005】次に、図13、図14に示す一体型装置の
動作について説明する。
【0006】操作者がペン6を入力板1aに近づける、
あるいは当接することで、ペン6の位置座標、即ち、入
力点が座標入力手段により検出され、座標入力手段から
不図示のパソコンに出力される。もちろん、本体101
内にパソコンに相当するCPUを有するいわゆるペン入
力コンピュータの構成でもよい。その入力点の位置座標
の出力結果に基づいて、パソコンにより所定の機能、例
えば、メニューコマンドの実行等が行われる。また、本
体101内のLCD駆動回路により、ペン6の入力点を
LCD3に表示することもできる。また、ペン6による
入力が連続的になされる場合には、所定のサンプリング
レートで検出した入力点群を線で結ぶことで、ペン6の
操作の軌跡をLCD3に表示することができる。更に、
この軌跡を識別判断することで、文字あるいは図形の認
識、あるいはジェスチャーコマンドの実行等を行うこと
ができる。
【0007】一方、デスクトップパソコン用のキーボー
ドは、複数の文字キー、機能キー、テンキー、カーソル
キー、およびスペースキー等からなる、いわゆるフルキ
ーボードが、操作性の観点から通常使用される。このフ
ルキーボードのサイズは、概ね長手方向である幅が40
0〜500mm程度、短手方向である奥行きが150〜
200mm程度である。上記操作性については、A4サ
イズ(298×210mm)程度以下のノートパソコン
等の携帯型パソコンでは上記フルキーボードが収納でき
ない。そこで、例えば、特開平6−149416号公報
等に開示されるように、キーボードを分割あるいは折り
畳み等の構成とし、使用時にはフルキーボードとする工
夫がなされていることからも、フルキーボードの操作性
の良さが分かる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記図13、図14に
示した一体型装置は、上記の如くキーボードを用いずペ
ン6あるいは指による入力でパソコンを操作しようとい
うものである。この操作は、メニュー、アイコン等の選
択、あるいは描画作業においては好適であるが、それだ
けではパソコンを十分に操作しているとは言い難い。例
えば、大量の文字の入力作業は、画面上に表示した文字
ボタンの選択あるいは手書き文字認識によるペン6のみ
の操作では長時間かかってしまい極めて効率が悪い。ま
た、キーボードに慣れている操作者は、ちょっとした文
字入力においても、効率の観点面からキーボードを使用
したくなるものである。また、描画時においても文字入
力は少なからず必要である(例えば、フローチャート作
成時あるいは手書きの地図作成時等)。即ち、操作性が
良い簡単な選択等の操作には好適、および描画作業が容
易というペン入力のみでなく、文字入力に好適なキーボ
ードを併用することで、パソコンを十二分に使いこなす
ことができるものである。
【0009】しかしながら、上記一体型装置とキーボー
ドを併用しようとすると以下の問題がある。
【0010】キーボードを使用する場合は、図15に示
すように、机103面上において、手前側にキーボード
102を配置し、奥側にモニタを兼ねる一体型装置本体
101を画面を略垂直にし配置するのが好適である。し
かしながら、このような配置では、ペン入力時には、手
をほとんど伸ばしきった状態で略垂直の画面に入力しな
ければならず、極めて操作性が悪い。
【0011】また、ペン入力の観点では、手前側に本体
101を配置するのが好適であるが、キーボード102
も使用するためには、図16あるいは図17に示すよう
な配置となる。即ち、手前に配置したキーボード102
の直奥に、本体101をペン入力に好適な角度にチルト
させ配置する(図16)、あるいは手前側に本体101
を上記同様チルトさせ配置し、該本体101の左右いず
れかにキーボード102を配置する(図17)。しかし
ながら、図16においては、キーボード102が上記奥
行きを有するため、ペン入力の際に腕あるいは肘によ
り、キーボード102のキーを誤入力する恐れがあり、
操作性が極めて悪い。また、図17においては、片手で
しかキーボード102を操作できず、更には、キーボー
ド102が上記幅を有するため、端部のキーは手を伸ば
してしか操作できず、操作性が極めて悪い。
【0012】即ち、デスクトップで使用する、座標入力
手段を有するモニタである一体型装置とキーボードと
は、操作性良く併用できないという問題がある。
【0013】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、キーボードとペン入力等の座標入力を操作性
良く併用でき端末を十二分に使いこなすことができる周
辺装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による周辺装置は以下の構成を備える。即
ち、端末に電気的に接続される少なくともキーボード及
びモニタを含む周辺装置であって、前記キーボードは、
複数のユニットに分離および接合可能な着脱手段と、前
記複数のユニットを電気的に接続する第1接続手段と、
を備え、前記モニタは、設置面に対し所望の角度で支持
可能な角度可変手段と、当該モニタの画面と積層して設
けられる座標入力手段と、前記複数のユニットそれぞれ
と電気的に接続する第2接続手段とを備える。
【0015】また、好ましくは、前記着脱手段は、前記
キーボードを幅方向へ左右ユニットに分離及び接続可能
とする。
【0016】また、好ましくは、前記着脱手段が前記キ
ーボードを幅方向へ左右ユニットに分離及び接続可能と
する場合、前記第2接続手段は、前記左右ユニットを前
記モニタの画面を含む筐体の左右の端部で電気的に接続
する。
【0017】また、好ましくは、前記左右ユニットの一
方のユニットのキー入力信号は、前記第1および第2接
続手段を介して他方のユニットに伝達される。
【0018】また、好ましくは、前記第1および第2接
続手段は、コードレスの送受信手段を有する。
【0019】また、好ましくは、前記送受信手段は、赤
外線を用いてデータの送受信を行う。
【0020】また、好ましくは、前記第2接続手段は、
前記モニタの画面を含む筐体の下端近傍に設けられる。
【0021】また、好ましくは、前記送受信手段は、前
記モニタと前記左右ユニットとが相対的に回動可能なカ
ン合部に設けられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。
【0023】本発明を適用したモニタとキーボードを図
3〜12に示す。モニタの表示手段および座標入力手段
は、図13および図14に示す従来技術と同様であり、
重複する説明は省略する。
【0024】図3において、一面に略長方形の入力板1
aを有し、略直方体状の外形を有するモニタ本体1内に
は、入力板1aの下面に積層配置されたLCD3と、L
CD3の下部に配置されたディジタイザ制御回路7a、
LCD駆動回路3a、インバータ、各種コネクタ等の各
種回路および回路素子を搭載したプリント基板4とが設
けられる。尚、プリント基板4は必要に応じ複数枚から
なる。本実施形態の座標入力手段(ディジタイザ7)
は、いわゆる抵抗膜方式あるいは感圧方式であり、入力
板1aはガラスあるいは樹脂からなるベース板と樹脂フ
ィルムが所定のギャップを有し積層した構成となってい
る。
【0025】ベース板と樹脂フィルムの対向する面に
は、各々抵抗膜が設けられ、各々に電圧あるいは電流を
印加し、ペン6で加圧された入力点に対して、電圧ある
いは電流の比等を測定して入力点の位置座標を検出す
る。位置座標の検出は、所定の時間間隔で行われる。ま
た、LCD3と入力板1aとの間には、ペン6による入
力時にLCD3と入力板1aとが接触しないように、入
力面全域に略一定間隔の隙間が設けられている。モニタ
本体1の下側の左右両側面には後述するキーボード2の
左右キーボードユニットとカン合するための軸9a,9
bが設けられており、軸9a,9b内に赤外線受信部8
aと赤外線送信部8bが設けられている。
【0026】モニタ本体1の背面には、図6〜9に示す
ように、スライダ30、回転アーム51A,51B、レ
バー53A,53B、レバー54A,54Bからなる4
節リンク機構を有するスタンド20が設けられている。
モニタ本体1背面には、気体バネ36が設けられたスラ
イダ30、ローラベース40A,40B、およびピン4
3A,43B、ピン44A,44Bが設けられている。
ピン43A,43B、ピン44A,44Bとローラベー
ス40A,40Bに植立されたローラ41A,B、ロー
ラ42A,42Bにより規制され、スライダ30は上下
方向のみに所定の範囲でスムーズにスライドする。気体
バネ36は、高さ調整機構付き椅子などによく使われる
ロック機構を内蔵したもので、ロッド先端部の突起部を
押し込むことにより、内部の流体の流路を切り換えるこ
とで、ロックを解除してバネ力を発揮させるものであ
る。本実施形態においては、ロック解除ユニット70の
レバー71を押すことでロックの解除が行える。
【0027】スライダ30には左右対称に回転アーム5
1A,51Bが軸62A,62Bにより回転可能に取り
付けられており、回転アーム51A,51Bの他端は軸
61A,61Bにより台座部のシャーシ21の突起部2
3に回転可能に取り付けられている。回転アーム51
A,51Bとローラベース40A,40Bを連結するレ
バー52A,52Bの作用により、スライダ30の移動
に同期して回転アーム51A,51Bは軸62A,62
Bの周りを回転する。更に、この回転は、上記4節リン
ク機構の作用により、レバー53A,53Bに植立され
たローラ65A,65Bと軸61A,61Bとの位置関
係を変化させる。
【0028】ローラ65A,65Bはシャーシ21に設
けられたカム25A,25Bに規制されており、このた
めスライダ30の位置により、モニタ本体1に対する回
転アーム51A,51Bの位相と、シャーシ21に対す
る回転アーム51A,51Bの位相が所定の関係に規制
されることになる。また、スタンド20のシャーシ21
内には、電源ユニット、各種コネクタあるいはモニタ本
体1とパソコン106との接続を中継する中継ユニット
等が設置されている。シャーシ21とモニタ本体1との
接続配線は、回転アーム51A,51Bに沿わせて軸6
1A,61Bおよび軸62A,62Bでねじれるように
し、スライダ30の動きは、たわみで吸収できるように
引き回せばよい。スタンド20とパソコン106とはケ
ーブル104等で接続される。
【0029】キーボード2は、図10に示すように、複
数の文字キー2c、機能キー2d、テンキー2e、カー
ソルキー2f、およびスペースキー2g等からなる、い
わゆるフルキーボードである。本実施形態のキーボード
2は、図中のB−Bラインに沿って左右キーボードユニ
ット2a,2bに分離可能な構成となっている。キーボ
ード2は、図11に示すように解除ボタン12を押し込
むことにより、係止レバー13が解除され左右キーボー
ドユニット2a,2bに分離されるものである。解除ボ
タン12は不図示のバネにより外部方向に付勢されてい
る。ガイド部14は左右キーボードユニット2a,2b
の接合を円滑に導くものである。
【0030】また、図12に示すように、左右キーボー
ドユニット2a,2bが接合したときに対向する位置
に、左キーボードユニット2aには赤外線送信部10a
が、右キーボードユニット2bには赤外線受信部10b
が設けられている。赤外線送信部10aと赤外線受信部
10bにより、左キーボードユニット2aのキー入力信
号が右キーボードユニット2bに送信され、右キーボー
ドユニット2bからケーブル105等を介しパソコン1
06に入力される。赤外線送信部10aおよび赤外線受
信部10bはモニタ本体1の軸9a,9bにカン合する
穴部11a,11bの底部に設けられている。また、左
右キーボードユニット2a,2bの底辺部にはキー面に
所定の角度を付ける開閉式の足が設けられている。
【0031】上記構成における動作および操作について
説明する。
【0032】まず、モニタ本体1の画面を見ながらキー
ボード2による入力のみを行う場合は、図2に示すよう
に、机103面上において手前側にキーボード2を左右
ユニット2a,2bを接合して配置し、奥側にモニタ本
体1を画面を略垂直にし配置する。キーボード2のキー
入力信号において、左キーボードユニット2aで発生し
たキー入力信号は赤外線送信部10aから赤外線受信部
10bに送信され、右キーボードユニット2bで発生し
たキー入力信号と共にケーブル105を介してパソコン
106に入力される。この場合は、通常のモニタとキー
ボード2の使い方であり、キーボード2がフルキーボー
ドであるため、操作性良く入力できる。当然であるが、
不図示のマウス等を併用できることは言うまでもない。
また、この時、例えば、メニュー、アイコンの数回の選
択、あるいはアンダーライン等の簡単な描画作業等の時
は、ペン6により以下のようになされる。
【0033】入力板1a上にペン6により入力された点
あるいは軌跡は、前記座標入力手段により一定時間毎、
例えば、1秒間に100回検出され、ディジタイザ制御
回路7aからケーブル104を介してパソコン106に
出力される。この出力形態は、特に限定されるものでな
く、例えば、RS232Cに準拠して行われる。その
後、ペン6により入力された点あるいは軌跡は、LCD
駆動回路3a等によりリアルタイムでLCD3に表示さ
れる。これにより、ペン6で各種の情報を入出力でき
る。但し、この場合は座標入力手段に対して腕を伸ばし
てペン入力操作を行うため、ごく短時間のペン入力作業
が好ましい。
【0034】次に、ペン入力とキーボード2を併用する
場合について説明する。この場合は、まず、図7〜9に
示すようにモニタ本体1を所望の角度でチルトさせる。
図7〜9は正面から見ての右側面図であり、左右対称な
動作を行う一方のみが示されている。図7はほぼ画面が
垂直の状態を示しており、図8、図9は画面が各々約4
5°、約20°の状態を示している。図7の状態から、
ロッド37が縮むと、スライダ30が移動して回転アー
ム51Aが連結レバー52Aにより回転させられ、これ
によりスライダ30、回転アーム51A、レバー53
A,54Aからなる4節リンク機構が動作して、レバー
53Aの先端のローラ65Aがカム25A内を移動す
る。
【0035】図8では、カム25Aの他端まで移動して
いる。更に、図9ではわずかに戻る方向に動いている。
このようにして、操作者が所望の角度にチルトしたモニ
タ本体1は、図1に示すように机103面上の手前側に
設置される。次に、解除ボタン12を押すことにより、
キーボード2を左右ユニット2a,2bに分離し、モニ
タ本体1の左側の軸9aに左キーボードユニット2aの
穴部11aをカン合し、また、モニタ本体1の右側の軸
9bに右キーボードユニット2bの穴部11bをカン合
する。これにより、モニタ本体1の手前側の左右に左右
キーボードユニット2a,2bを設置する。
【0036】この状態において、左キーボードユニット
2aのキー入力信号は赤外線送信部10aからモニタ本
体1の赤外線受信部8aに送信される。次に、赤外線受
信部8aから不図示の接続手段を介して赤外線送信部8
bに送信される。次に、赤外線送信部8bから右キーボ
ードユニット2bに送信される。次に、右キーボードユ
ニット2bの信号と共にケーブル105を介してパソコ
ン106に入力される(図5にモニタ本体1と右キーボ
ードユニット2bとの接続状態を示す。モニタ本体1と
左キーボードユニット2aとの接続も同等)。分離され
た左右キーボードユニット2a,2b間には接続用のケ
ーブル等が不要であり、下記の操作が極めて快適に実施
できるものである。
【0037】また、モニタ本体1と左右キーボードユニ
ット2a,2bとが接続した状態においても、軸9a,
9bと穴部11a,11bとのカン合により、モニタ本
体1と左右キーボードユニット2a,2bとが相対的に
回転可能である。これにより、左右キーボードユニット
2a,2bが回転することなく、モニタ本体1のみを所
望のチルト角度に回転できる。この状態において、例え
ば、操作者は右手でペン6を持ちペン入力とキーボード
2の右キーボードユニット2bの操作を、左手で左キー
ボードユニット2aの操作を行うことができる。例え
ば、キーボード2をいわゆる両手で操作する場合のキー
の割り振りのラインで分離しておけば、モニタ本体1の
左右に配置した左右キーボードユニット2a,2bを違
和感なく操作できる。また、ペン入力は、入力板1aお
よびモニタ本外1を手元に配置でき、腕あるいは肘の下
にキーボード2がないので、特別な注意を払うことなく
簡便に入力操作を行える。この操作は極めて自然であ
り、長時間のペン入力が無理なく行える。
【0038】更に、図1の状態より図2の状態に戻すと
きは、モニタ本体1から左右キーボードユニット2a,
2bを外し、モニタ本体1のチルト角度を垂直状態と
し、机103面上の奥側に設置し、左右キーボードユニ
ット2a,2bを係止レバー13およびガイド部14に
より接合し机103面上の手前側に設置すればよい。ま
た、モニタ本体1を机103面上で移動を容易にするた
めに、モニタ本体1あるいはスタンド20の底部にロー
ラ等の手段を設けてもよい。
【0039】以上説明したように、本実施形態では、キ
ーボード2のみの使用時にはモニタ本体1を机103面
上の奥側に、キーボード2を手前側に設置し、また、ペ
ン入力あるいはペン入力とキーボード2の併用時にはモ
ニタ本体1を手前側に、モニタ本体1の左右に左右キー
ボードユニット2a,2bを分離して設置することで、
ペン入力とキーボード2を同時に操作性良く使用でき
る。また、キーボード2の左右キーボードユニット2
a,2bを各々モニタ本体1の左右に電気的に接続した
際に、その伝達を赤外線を用いたコードレスの送受信手
段を利用することで、上記ペン入力とキーボード2の併
用時に、モニタ本体1と左右キーボードユニット2a,
2b間の配線が極めて簡便に行え、快適な操作が実現で
きる。また、上記電気的な接続が、上記モニタ本体1の
筐体の下端近傍に設けられること、更には、上記送受信
手段が、モニタ本体1と左右キーボードユニット2a,
2bとが相対的に回動可能なカン合部に設けられること
で、キーボード2の机面に対する角度を変えることな
く、モニタの角度を調整することができ、さらに快適な
ペン入力が実現できる。
【0040】また、本発明は、上記実施形態の構成に限
定されるものでなく、以下の如く種々構成において適用
しうる。
【0041】(表示手段)液晶ディスプレイ以外のプラ
ズマディスプレイ(PDP)等の他のフラットパネルデ
ィスプレイ(FPD)にも本発明は好適に適用できるも
のである。また、FPD以外のCRT等においても適用
可能なものである。また、画面サイズは特に限定される
ものでなく、デスクトップにて使用されるサイズであれ
ばいずれでもよい。
【0042】(座標入力手段)抵抗膜方式に限定される
ものでなく、電磁誘導方式、静電結合方式、あるいは超
音波利用方式でも本発明が適用できる。また、上記実施
形態では、ペン入力で説明したが、タッチパネル、即
ち、指入力においても本発明が適用できることは言うま
でもない。
【0043】(画面の角度可変手段)モニタ本体1背面
上部の左右2ヶ所に、機械的摩擦部を有するヒンジ部を
設け、該ヒンジ部各々に設け、該アームの端部をステー
によりつないだ、いわゆるコの字上のスタンド手段とし
てもよい。この時、モニタ本体1下側側面と該スタンド
手段により机103面上に設置されるものである。そし
て、上記スタンド手段が上記ヒンジ部により所望の角度
に回転することにより画面の角度を可変としてもよい。
また、上記アームが複数のスライド部を有し、該スライ
ド部をスライドさせることによりアームの長さを変化さ
せることで画面の角度を可変する構成としてもよい。こ
れらの場合には,上記実施形態においてはスタンド20
に内蔵されていた電源ユニット、各種コネクタ等をモニ
タ本体に設置する構成としてもよい。即ち、本発明は、
上記実施形態あるいは上記の構成に限らず、いかなる画
面の角度可変手段にも適用可能なものである。
【0044】(キーボード)キーボードはフルキーボー
ドに限定されるものでなく、あらゆる形態のキーボード
に適用できるものである。キーボードを分離する位置
は、上記実施形態に限定されるものでなく、テンキー部
のみ、あるいは寸法的に左右同寸法等どこでも構わな
い。また、分離に際し、長手方向の配置に凹凸があるキ
ーボードを、その凹凸に沿って分離してもよい。また、
キーボードの分離、接合を磁石あるいはネジ等で行って
もよいことは言うまでもない。
【0045】また、ペン入力と併用時に、モニタ本体1
の画面上にキーボード2に似せた文字ボタンを表示し、
その文字ボタンとキーボード2とを併用してもよい。例
えば、分離された左キーボードユニット2aのシフトキ
ーを押しつつ文字ボタンをペン6で入力すると、通常の
シフト+キーの入力内容になるように構成するものであ
る。
【0046】(接続手段)上記実施形態において、モニ
タ本体1と左右キーボードユニット2a,2bの接続時
に軸9a,9bおよび穴部11a,11bによるカン合
は必ずしも必要でない。例えば、左右キーボードユニッ
ト2a,2bの赤外線送信部10a,赤外線受信部10
bを分離部端面に設け、モニタ本体1の左右近傍に左右
キーボードユニット2a,2bを設置するだけで、左キ
ーボードユニット10aのキー信号を右キーボードユニ
ット2bに伝達する構成としてもよい。この場合は、機
械的な着脱がなくより使いやすい装置が実現できる。ま
た、キーボード2とパソコン本体106との接続は、左
右キーボードユニット2a,2bのいずれでもよい。ま
た、接続はケーブルでなく赤外線等いずれの手段でもよ
い。
【0047】また、電気的接続手段は接触式のいわゆる
コネクタを使用した構成でもよい。この場合は、モニタ
本体1側のコネクタの外周を回転可能な軸受け等で支持
し、そのコネクタと内部の例えばプリント基板との接続
を、回転方向に変形可能なフレキシブルプリント基板、
あるいはたるませたコード等により接続することで、モ
ニタ本体1と左右キーボードユニット2a,2bを接続
した状態で相対的に回転可能に構成でき、左右キーボー
ドユニット2a,2bが回転することなく、モニタ本体
1のみを所望のチルト角度に回転できる。
【0048】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーボードとペン入力等の座標入力を操作性良く併用で
き端末を十二分に使いこなすことができる周辺装置を提
供できる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のキーボード分離時の操作説
明図である。
【図2】本発明の実施形態のキーボード接合時の操作説
明図である。
【図3】本発明の太尾実施形態の平面図および側面断面
図である。
【図4】本発明の実施形態のブロック図である。
【図5】本発明の実施形態のモニタ本体と分離したキー
ボードユニットの接続状態の説明図である。
【図6】本発明の実施形態のスタンドの斜視図である。
【図7】本発明の実施形態のスタンドの動作説明図であ
る。
【図8】本発明の実施形態のスタンドの動作説明図であ
る。
【図9】本発明の実施形態のスタンドの動作説明図であ
る。
【図10】本発明の実施形態のキーボードの平面図であ
る。
【図11】本発明の実施形態のキーボードの接合部の断
面説明図である。
【図12】本発明の実施形態のキーボードの電気的接合
部の断面説明図である。
【図13】従来の一体型装置の斜視図である。
【図14】従来の一体型装置の断面図である。
【図15】従来のキーボード使用時の操作説明図であ
る。
【図16】従来のペン入力時の操作説明図である。
【図17】従来のペン入力時の操作説明図である。
【符号の説明】
1 モニタ本体 1a 入力板 2 キーボード 2a,2b 左右キーボードユニット 3 LCD 6 ペン 8b,10a 赤外線送信部 8a,10b 赤外線受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/10 10/22 (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 肇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末に電気的に接続される少なくともキ
    ーボード及びモニタを含む周辺装置であって、 前記キーボードは、 複数のユニットに分離および接合可能な着脱手段と、 前記複数のユニットを電気的に接続する第1接続手段
    と、 を備え、 前記モニタは、 設置面に対し所望の角度で支持可能な角度可変手段と、 当該モニタの画面と積層して設けられる座標入力手段
    と、 前記複数のユニットそれぞれと電気的に接続する第2接
    続手段とを備えることを特徴とする周辺装置。
  2. 【請求項2】 前記着脱手段は、前記キーボードを幅方
    向へ左右ユニットに分離及び接続可能とすることを特徴
    とする請求項1に記載の周辺装置。
  3. 【請求項3】 前記着脱手段が前記キーボードを幅方向
    へ左右ユニットに分離及び接続可能とする場合、前記第
    2接続手段は、前記左右ユニットを前記モニタの画面を
    含む筐体の左右の端部で電気的に接続することを特徴と
    する請求項2に記載の周辺装置。
  4. 【請求項4】 前記左右ユニットの一方のユニットのキ
    ー入力信号は、前記第1および第2接続手段を介して他
    方のユニットに伝達されることを特徴とする請求項3に
    記載の周辺装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2接続手段は、コード
    レスの送受信手段を有することを特徴とする請求項4に
    記載の周辺装置。
  6. 【請求項6】 前記送受信手段は、赤外線を用いてデー
    タの送受信を行うことを特徴とする請求項5に記載の周
    辺装置。
  7. 【請求項7】 前記第2接続手段は、前記モニタの画面
    を含む筐体の下端近傍に設けられることを特徴とする請
    求項1に記載の周辺装置。
  8. 【請求項8】 前記送受信手段は、前記モニタと前記左
    右ユニットとが相対的に回動可能なカン合部に設けられ
    ることを特徴とする請求項5に記載の周辺装置。
JP6165898A 1998-03-12 1998-03-12 周辺装置 Withdrawn JPH11259209A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230734A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Katsuaki Sudo バタフライ型モバイル用入力デバイス
JP2010073208A (ja) 2008-09-19 2010-04-02 Qinghua Univ デスクトップ・コンピューター
KR101359616B1 (ko) * 2012-02-22 2014-02-10 이필름 주식회사 틸팅 가능한 개인휴대단말기

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JP2010073208A (ja) 2008-09-19 2010-04-02 Qinghua Univ デスクトップ・コンピューター
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