JPH1125861A - フラットディスプレイパネルの組立部品及びその製造方法 - Google Patents

フラットディスプレイパネルの組立部品及びその製造方法

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JPH1125861A
JPH1125861A JP9171651A JP17165197A JPH1125861A JP H1125861 A JPH1125861 A JP H1125861A JP 9171651 A JP9171651 A JP 9171651A JP 17165197 A JP17165197 A JP 17165197A JP H1125861 A JPH1125861 A JP H1125861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
exhaust pipe
chamber
display panel
flat display
Prior art date
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Pending
Application number
JP9171651A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuai Steve
ツァイ スティーブ
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AU Optronics Corp
Original Assignee
Acer Display Technology Inc
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Publication date
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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】改良された排気管構造を備えたフラットディス
プレイパネル組立部品の製造。 【解決手段】フラットディスプレイパネル組立部品は、
前面ガラス板5と、背面ガラス板6と、排気管7とを備
える。前面ガラス板は、所定の間隔をおいて背面ガラス
板と平行に配置されている。背面ガラス板及び前面ガラ
ス板は、水平開口部8を備えたチャンバ3を形成するた
めに、シール材料35により互いに連結されている。排
気管は、ほぼ水平開口部の位置にて、前面ガラス板及び
背面ガラス板と水平に連結されている。排気管は、水平
開口部に対向する長手スリットを有する。次いで、ガス
排気工程は、排気管を介してチャンバ内のガスを除去す
るために実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラットディスプレ
イパネルの組立部品及び改良された排気管構造を備えた
フラットディスプレイパネルの組立部品を組み立てる方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、従来のプラズマディ
スプレイパネル(PDP)組立部品は、前面ガラス板9
0と、排気孔を備えた背面ガラス板92と、排気管94
とを含む。背面ガラス板92は、前面ガラス板90と一
定の距離をおいて平行に配置され、かつチャンバ93を
形成するために、シール部材96、即ちフリットにより
連結されている。フラットディスプレイパネルの組立部
品の製造における最終工程にて、チャンバ93は排気管
94を介して発光ガス、即ちXe−Neガスが注入され
る。発光ガスの注入後、排気管94は、切断され、所定
の位置にて封入される(図面における×印)。しかしな
がら、チャンバ93におけるガスあるいは水蒸気はXe
−Neガスが注入される前に、予め排気される必要があ
る。即ち、排気管94は、最初にチャンバ93内のガス
あるいは水蒸気を排出し、次いで所望のガスを注入する
ために使用される。
【0003】従来技術において、排気管94は、排気孔
の周りの位置にて背面ガラス板92に対して垂直に配置
され、かつ連結されている。ガス排気工程は、チャンバ
93内のガスの温度が炉における加熱工程により所望の
温度まで上昇した後に開始される。次いで、チャンバ9
3は不純物あるいは水蒸気を含む残留ガスを除去するた
めに排気される。周知のように、ガスの排気工程が高温
にて実施された際、熱による粒子のランダム運動に支配
される。即ち、排気速度は排気管94の断面積に依存す
ることが知られている。この依存性は高温及び低圧にて
より高くなる。従って、上述の排気工程は、排気孔の直
径に起因して時間のかかる操作となる。故に、従来技術
により残留ガスあるいは水蒸気を所定の程度まで排気す
るためには、かなりの時間、即ち約3〜5時間が必要と
される。それに加えて、従来技術に設けられているよう
な排気孔を形成するためには、時間と費用をも要する。
【0004】ガスの排気工程時には、1つのフラットデ
ィスプレイパネル組立部品は、排気管94が垂直構造を
有することから、かなり大きな垂直方向の寸法を有する
ことが図1から認められる。従って、排気工程におい
て、高温の排気炉内の垂直方向に配置されるフラットデ
ィスプレイパネルの数は制限されることになる。大量生
産における処理量は、従来技術では制限される。従って
改良された排気管構造によって、ガスの排気速度と大量
生産における処理量の双方を改善することが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、フ
ラットディスプレイパネルの組立部品及び同部品を製造
する方法を提供することにある。本発明は、チャンバ内
のガスを排気する時間を短縮し、かつ大量生産における
処理量を増大する。
【0006】
【課題を解決するための手段】改良された方法は、新し
い排気管構造を備えたフラットディスプレイパネルの組
立部品を組み立てる方法を提供する。フラットディスプ
レイパネルの組立部品は、前面ガラス板と、背面ガラス
板と、シールされた排気管とを含む。背面ガラス板は、
所定の間隔をおいて前面ガラス板と平行に配置され、水
平開口部を備えたチャンバを形成するために、シール部
材によって前面ガラス板に連結される。シールされた排
気管は、ほぼ水平開口部の位置にて前面ガラス板及び背
面ガラス板と水平に配置され、かつ連結される。シール
された排気管は、水平開口部に対向する長手スリットを
有する。その結果、フラットディスプレイパネル組立部
品のチャンバは、チャンバ中にある残留ガスあるいは不
純物を除去するために改良された排気管を介して排気さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態は、従
来のフラットディスプレイパネル組立部品に見られる低
い排気速度及び大量生産における低い処理量の両方の欠
点を解決する。
【0008】図2(A)〜2(D)及び図3に示される
ように、本発明のフラットディスプレイパネルの組立部
品10は、前面ガラス板5と、背面ガラス板6と、排気
管7とを含む。前面ガラス板5は、一定の距離をおいて
背面ガラス板6と平行に配置される。次いで、フラット
ディスプレイパネルの組立部品10は、図3に示すよう
に、シール材料30にて背面ガラス板6と前面ガラス板
5とをシールするために、オーブン中にて加熱される。
その結果、水平開口部8を備えたチャンバ3が形成され
る。排気管7は、水平開口部8に対応する長手開口部9
を有する。次いで排気管7は水平開口部9の周りに適用
されるシール材料35により前面ガラス板5及び背面ガ
ラス板6と水平に連結される。連結工程後、図2(B)
及び2(C)に示すように、水平開口部9は、チャンバ
3の水平開口部8と対向する。フラットディスプレイパ
ネルの組立部品10のチャンバ3は、最初に300℃〜
400℃の範囲の熱処理にさらされ、次いで、Xe−N
eガスが注入される前に、排気管7を介して、チャンバ
3中の残渣ガスあるいは不純物を除去するために排気さ
れる。Xe−Neガスが注入された後、排気管7は従来
技術と同様に、切断され、シールされる。
【0009】即ち、チャンバ中の空気を排気する方法は
以下の工程を含む: (1)ほぼ水平開口部の位置にて、排気管を前面及び背
面ガラス板と水平に連結する工程。排気管は、水平開口
部に対向する長手開口部を有する。
【0010】(2)排気管を介して、チャンバ中のガス
を排気する工程。本発明に関連する排気速度は、排気管
構造により改善されている。その理由は、水平開口部8
に対向する長手開口部9の面積が従来のものより広いか
らである。排気工程に係る時間が効果的に低減される。
長手開口部9の面積は、排気速度が従来技術のそれより
実質的に大きくなるように設計され得る。長手開口部9
の面積を変更することにより、排気管の排気速度も柔軟
かつ容易に調節できる。
【0011】更に、従来技術に設けられているような排
気孔の形成が省略されることを明記しておきたい。即
ち、排気孔の形成に要する時間が節約される。加えて、
改良された排気管構造を備えた1つのフラットディスプ
レイパネルの組立部品によって占められる垂直方向の寸
法が低減されることが認められる。従って、高温炉の垂
直方向に配置されるフラットディスプレイパネルの数の
増加が達成される。その結果、フラットディスプレイパ
ネルの組立部品10の製造において、大量生産における
より高い処理量が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフラットディスプレイパネル組立部品の
断面図であり、排気管が背面ガラス板に対して垂直に配
置され、連結されている。
【図2】(A)は本発明の好ましい実施形態に従うフラ
ットディスプレイパネルの断面図を示し、(B)は図2
(A)のフラットディスプレイパネル組立部品の平面図
を示し、シール材料30の位置が明示されており、
(C)は図2(A)のフラットディスプレイパネル組立
部品の平面図を示し、別のシール35の位置が明示され
ている。
【図3】好ましい実施形態のフラットディスプレイパネ
ル組立部品の斜視図/分解図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面ガラス板と、同背面ガラス板と所定の
    距離をおいて平行に配置される前面ガラス板とにより形
    成されるチャンバ中の空気を排気する方法であって、前
    記背面及び前面ガラス板は水平開口部を備えるチャンバ
    を形成するためにシール材料により互いに連結されてお
    り、同方法は以下の工程を含む: (1)ほぼ水平開口部の位置にて、排気管を前記前面及
    び背面ガラス板と水平に連結する工程、前記排気管は前
    記水平開口部と対向する長手開口部を有する; (2)前記排気管を介してチャンバ中のガスを排気する
    工程。
  2. 【請求項2】前記長手開口部が長手スリットである請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記長手開口部が複数の孔を含む請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記排気管がガラス製である請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】前記工程(2)が300℃〜400℃の温
    度にて実施される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記シール材料がフリットである請求項1
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】前面ガラス板と、 前記前面ガラス板と所定の距離をおいて平行に配置さ
    れ、かつ水平開口部を備えるチャンバを形成するために
    シール材料により前記前面ガラス板と連結される背面ガ
    ラス板と、 ほぼ水平開口部の位置にて、前記前面ガラス板及び背面
    ガラス板と水平に配置され、かつ連結される排気管と、
    前記排気管は前記水平開口部に対向する長手開口部を有
    することとを備えるフラットディスプレイパネルの組立
    部品。
  8. 【請求項8】前記長手開口部が長手スリットである請求
    項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記長手開口部が複数の孔を有する請求項
    6に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記シール材料がフリットである請求項
    6に記載のフラットディスプレイパネル組立部品。
JP9171651A 1997-06-20 1997-06-27 フラットディスプレイパネルの組立部品及びその製造方法 Pending JPH1125861A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW86108622 1997-06-20
TW086108622A TW385469B (en) 1997-06-20 1997-06-20 Assembly for flat panel display and its making method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125861A true JPH1125861A (ja) 1999-01-29

Family

ID=21626717

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9171651A Pending JPH1125861A (ja) 1997-06-20 1997-06-27 フラットディスプレイパネルの組立部品及びその製造方法

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