JPH11258523A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JPH11258523A
JPH11258523A JP10082616A JP8261698A JPH11258523A JP H11258523 A JPH11258523 A JP H11258523A JP 10082616 A JP10082616 A JP 10082616A JP 8261698 A JP8261698 A JP 8261698A JP H11258523 A JPH11258523 A JP H11258523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
light source
light
voltage
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP10082616A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Higuchi
充 樋口
Shinji Takeuchi
信次 竹内
Kazuhiro Yamanaka
一浩 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプの経年変化、経時変化があった場合で
も、ランプの光出力を一定に維持することができ、また
ランプの寿命を延ばすようにする。 【解決手段】 ランプ21と絞り20の間に、このラン
プ21の光出力の状態を検出する光センサ24を配置す
ると共に、上記ランプ21にはランプ電圧制御回路23
を設け、マイコン18により、上記光センサ24の検出
に基づき、上記光出力が一定となるように上記ランプ電
圧制御回路23を介してランプ21のランプ電圧を制御
する。これによれば、ランプ21の寿命等により光出力
が低下した場合でも、その低下に応じた通常よりも高い
ランプ電圧がランプ21に与えられることになり、ラン
プ21の光出力が常に一定に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡用光源装置、
特に光照射により被観察体を撮像する電子内視鏡に用い
られ、光源ランプの光出力を一定に維持するのための構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置では、プロセッサ装置と
一体又は別体となった光源装置に光源を有しており、こ
の光源からの光をライトガイドを介して内視鏡先端部へ
導き、この先端部からの光照射に基づき、固体撮像素子
であるCCD(Charge CoupledDevice)等により、被観
察体内が撮像される。上記の光源としては、ハロゲンラ
ンプやキセノンランプが用いられ、これらのランプには
一般に一定の点灯電圧が与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の内視鏡用光源装置では、ランプの使用がある程度の
期間になると、寿命により光出力が低下し、遠方の部位
等の観察において光量不足が生じるという問題があっ
た。また、電源の環境が突発的に悪化し、予期できない
時間間隔でランプ電圧が低下する場合もあり、この場合
にも上記の光量不足が起こる。
【0004】更に、上記ランプは、限界に近い高い点灯
電圧で酷使すればする程、寿命が短くなるため、余裕の
ある点灯電圧を与えることが好ましい。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ランプの経年変化、経時変化があ
った場合でも、ランプの光出力を一定に維持することが
でき、またランプの寿命を延ばすことにもつながる内視
鏡用光源装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被観察体へ照射する光を出力する光源
と、この光源の点灯電圧を可変制御する光源電圧制御回
路と、上記光源からの光出力の状態を検出する光センサ
と、この光センサの検出に基づき、光出力が所定値とな
るように上記光源電圧制御回路を介して点灯電圧を制御
する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】上記の構成によれば、光センサにより光源
ランプの光出力状態が監視されており、この光出力の低
下を検出したときには、この低下を補う電圧制御信号が
光源電圧制御回路へ供給される。この光源電圧制御回路
では、上記電圧制御信号に対応して高い点灯電圧を光源
に与えてその光出力を増加させることになり、これによ
って光源の光出力が常に一定に維持される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態例としての光
源装置を適用した電子内視鏡装置の構成が示されてお
り、この電子内視鏡装置はスコープ(電子内視鏡)10
を、画像処理回路を有するプロセッサ装置や光源装置
(光源部)に接続する構成となる。このスコープ10に
は、その先端部に撮像素子であるCCD12が設けられ
ると共に、光源光を先端部まで導くためのライトガイド
14が配設される。また、スコープ10の操作部には、
静止画表示のためのフリーズスイッチ15が設けられ
る。
【0009】上記CCD12には、ここで撮像された画
像信号を読み出すためのCCD駆動回路16が接続さ
れ、この駆動回路16にはタイミングジュネレータ1
7、後述する絞り制御、ランプ電圧制御を含めた各種の
制御をするマイコン(マイクロコンピュータ)18が接
続され、このマイコン18には上記フリーズスイッチ1
5の動作信号が入力される。上記CCD駆動回路16
は、マイコン18の制御に基づきタイミング信号を入力
し、動画又は静止画のために例えば画素混合読出しの駆
動制御を行う。即ち、CCD12の上下の水平ライン
(2ライン)の画素を混合しながら読み出し、この混合
読出しのラインの位置をずらすことにより、奇数フィー
ルドと偶数フィールドの画像信号が順次得られるように
なっている。
【0010】一方、上記ライトガイド14には、光源部
において集光レンズ等を介して絞り(可動絞り)20及
びハロゲンランプ、キセノンランプ等のランプ21が設
けられ、この光源部では、上記絞り20を駆動する絞り
駆動回路22と、上記ランプ21を点灯制御するランプ
電圧制御回路23が配置される。そして、上記の絞り2
0とランプ21の間に光センサ(フォトトランジスタ
等)24が配置されており、この光センサ24の検出出
力はマイコン18に供給される。
【0011】即ち、上記の光センサ24はランプ21か
ら出力される光量(出力状態)を検出しており、マイコ
ン18ではこの検出電圧が基準値よりも低くなったと
き、ランプ出力が低下したと判定し、この低下量に対応
してランプ(点灯)電圧を上げる制御信号をランプ電圧
制御回路23へ供給する。このランプ電圧制御回路23
では、通常はV1 [例えば13ボルト(V)]の一定電
圧をランプ21へ与えるが、上記の電圧上昇の制御信号
を入力したときには、この制御信号で設定される上記V
1 よりも大きい電圧Va[例えば、13V<Va≦15
V]をランプ21へ供給する。これにより、ランプ出力
の低下を補うことができる。
【0012】上記の光センサ24によるランプ出力光の
検出及びランプ電圧の制御は、常に行うようにしてもよ
いが、電源の立上げ時等に自動的に実行してもよいし、
開始スイッチ等を用いて或いは自動的に、ある程度の期
間(予想寿命期間等)が経過した後に実行することもで
きる。
【0013】上記CCD12の後段には、A/D変換器
26を介して、画像信号処理回路としてのDVP(デジ
タルビデオプロセッサ)27が接続されており、このD
VP27には、赤(R),緑(G),青(B)マトリク
ス回路、RGBゲイン回路、色差マトリクス回路、ガン
マ補正回路等を設けることができ、ここで、輝度信号
(Y)と色差信号(C)を形成することになる。そし
て、この輝度信号はマイコン18へ入力され、このマイ
コン18から輝度の制御信号が上記絞り駆動回路22へ
供給されており、この絞り駆動回路22ではこの輝度制
御信号を受けて絞り20の開口量を可変制御することに
なる。
【0014】上記のDVP27の後段には、奇数フィー
ルド及び偶数フィールドのデータを記憶する第1メモリ
28及び第2メモリ29、この第1メモリ28側端子と
第2メモリ29側端子を切り替える切替え回路30、D
/A変換器31が設けられる。
【0015】当該例は以上の構成からなり、図1のラン
プ21には、通常、ランプ電圧制御回路23から例えば
13Vのランプ電圧が与えられており、このランプ21
からの出力光は絞り20、ライトガイド14を介して先
端部から被観察体内へ照射される。この光照射により、
先端部のCCD12では被観察体内の画像が捉えられ、
この像光に対応した電荷が蓄積される。この蓄積電荷
は、CCD駆動回路16からの駆動パルスにより上下ラ
イン間の画素が加算されて読み出され、1/60秒の期間毎
に奇数フィールドと偶数フィールドの画素混合信号が出
力される。
【0016】この画像信号は、A/D変換器26からD
VP27へ供給され、ここで輝度信号と色差信号が形成
される。このDVP27の出力は、第1及び第2メモリ
28,29、そして切替え回路30及びD/A変換器3
1を介してモニタへ供給されることになり、奇数フィー
ルド信号と偶数フィールド信号に基づいてインターレー
ス走査される。このようにして、モニタには被観察体内
の画像が表示されることになる。
【0017】一方、上記DVP27で形成された輝度信
号は、マイコン18へ出力されており、このマイコン1
8から輝度調整の制御信号が絞り駆動回路22へ供給さ
れる。この絞り駆動回路22では、制御信号に基づき絞
り20の開口量を可変駆動することになり、これによっ
て画像の明るさが一定となるように調整される。
【0018】そして、光センサ24では、上記ランプ2
1の出力光量を検出し、この検出出力(電圧)をマイコ
ン18へ供給しており、このマイコン18では上記検出
出力と基準値との差を検出し、その差を埋めるためのラ
ンプ電圧制御信号をランプ電圧制御回路23へ供給す
る。従って、上記検出が基準値よりも低くなったとき、
このランプ電圧制御回路23から、上記の電圧制御信号
に応じた13Vよりも高いランプ電圧をランプ21に与
える。
【0019】図2には、上記の制御動作の状態が示され
ており、上記ランプ21が新しい場合は、図2(A)に
示されるように、光センサ24の出力が例えば5V程度
に安定しているが、ある期間の使用により光出力が低下
すると、ta時から光センサ24の検出出力も徐々に低
下する。そうすると、図2(B)に示されるように、ラ
ンプ21の点灯電圧(Va)が13V(V1 )から徐々
に上げられることになる。この結果、図2(C)に示さ
れるように、ランプ21の光出力が図のP(cd)に一
定に維持される。
【0020】このようにして、上記ランプ21の光出力
が寿命等の原因により低下した場合でも、その低下分の
光量がランプ電圧の上昇によって補填されることにな
り、常に一定の光出力を維持することができる。従っ
て、遠方に存在する被観察体等も十分な光照射により良
好な画像を得ることが可能となる。
【0021】なお、上記では光検出出力は基準値よりも
低い場合のみを説明したが、これが基準値よりも高くな
ることもあり得るが、この場合には、それに応じた低い
ランプ電圧を供給するようにしてもよいし、ランプ電圧
を変えないように制御してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光源からの光出力の状態を検出する光センサを設け、こ
の光センサの検出に基づき上記光出力が一定になるよう
に上記光源電圧制御回路を介して点灯電圧を制御するよ
うにしたので、ランプの経年変化、経時変化があった場
合でも、ランプの光出力を一定に維持することができる
という利点がある。
【0023】しかも、通常はランプを酷使しない余裕の
ある電圧で点灯させ、かつ出力が低下した場合でも、点
灯電圧の調整でランプを使用するので、ランプの寿命が
延びるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る光源装置を適用した
電子内視鏡装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
12 … CCD、 16 … CCD駆動回路、 18 … マイコン(制御手段)、 20 … 絞り、 21 … ランプ、 23 … ランプ電圧制御回路、 24 … 光センサ、 27 … DVP(デジタルシグナルプロセッサ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体へ照射する光を出力する光源
    と、 この光源の点灯電圧を可変制御する光源電圧制御回路
    と、 上記光源からの光出力の状態を検出する光センサと、 この光センサの検出に基づき、上記光出力が所定値とな
    るように上記光源電圧制御回路を介して点灯電圧を制御
    する制御手段と、を備えた内視鏡用光源装置。
JP10082616A 1998-03-13 1998-03-13 内視鏡用光源装置 Pending JPH11258523A (ja)

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JP10082616A JPH11258523A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 内視鏡用光源装置

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JP (1) JPH11258523A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003195179A (ja) * 2001-10-11 2003-07-09 Leica Microsystems (Schweiz) Ag 光学観察装置内の照明用光源装置及び光源のランプの交換方法
WO2022185514A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 光源装置

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JP2003195179A (ja) * 2001-10-11 2003-07-09 Leica Microsystems (Schweiz) Ag 光学観察装置内の照明用光源装置及び光源のランプの交換方法
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