JPH1125813A - 開閉装置用操作機構 - Google Patents

開閉装置用操作機構

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JPH1125813A
JPH1125813A JP19205797A JP19205797A JPH1125813A JP H1125813 A JPH1125813 A JP H1125813A JP 19205797 A JP19205797 A JP 19205797A JP 19205797 A JP19205797 A JP 19205797A JP H1125813 A JPH1125813 A JP H1125813A
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JP
Japan
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side stopper
operating shaft
fixed
stopper
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP19205797A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Hori
辰雄 堀
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Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作軸の回転角規制用のストッパに作用する
荷重を最小限に抑え、小形軽量の開閉装置用操作機構を
提供する。 【解決手段】 複数回往復回転することにより、開閉装
置を開閉する操作軸1と、操作軸1に固着された小歯車
2と、副軸4に固着されるとともに、小歯車2に噛合す
る中歯車3と、副軸4に固着された小歯車5と、操作軸
1に回転可能に取り付けられるとともに、小歯車5に噛
合する自由歯車6と、回転可能に配設されたゼネバカム
7と、自由歯車6に固着されるとともに、ゼネバカム7
に係合するピン8と、操作軸1に固着された円板11に
固着された可動側ストッパ12と、回転可能に配設され
るとともに、ゼネバカム7にリンク機構9を介して連結
され、操作軸1の開閉操作完了位置でのみ可動側ストッ
パ12がそれぞれ当接する開路側ストッパ10aおよび
閉路側ストッパ10bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉装置用操作機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、断路器などの開閉装置の操作機
構においては、操作軸を開閉装置に連結し、この操作軸
が1回転以下あるいは複数回回転することにより、開閉
装置の開閉操作が行われ、開閉操作の完了位置では操作
軸の回転角がストッパにより規制される。操作軸の回転
が一回転以下の場合には、回転角規制用の可動側ストッ
パを操作軸に固定された大歯車に取り付け、この可動側
ストッパをフレームに固定された固定側ストッパに当接
させて、操作軸の回転角を規制すればよい。
【0003】ところが、操作軸が複数回回転する場合に
は、回転角規制用の可動側ストッパを取り付ける歯車の
回転を一回転以下に減速しなければならないため、別の
歯車との噛み合わせを設けて、その減速した歯車に可動
側ストッパを設けている。
【0004】図2はかかる操作軸が複数回回転する従来
の開閉装置用操作機構の一例を示すもので、開閉装置に
連結されるとともに、フレームに回転可能に支持された
操作軸1には、小歯車2が固定される。小歯車2はフレ
ームに回転可能に支持された副軸4に固定された中歯車
3に噛合する。また、副軸4には小歯車5が固定されて
おり、小歯車5はフレームに回転可能に支持されたスト
ッパ軸22に固定された大歯車21に噛合する。なお、
小歯車2、中歯車3、小歯車5および大歯車21の減速
比は、大歯車21が1回転以下になるように設定され
る。
【0005】大歯車21には回転角規制用の可動側スト
ッパ24が取り付けられ、可動側ストッパ24がフレー
ムに固定された固定側ストッパ23に当接することによ
り、操作軸1の回転角規制が行われる。一方、操作軸1
には別の大歯車15が固定され、入力歯車14と噛み合
って、電動機などの駆動源13の回転力を操作軸1に伝
達している。
【0006】上記操作機構において、開閉装置の開閉操
作を行う場合には、駆動源13の回転力が入力歯車14
を介して、大歯車15に増力伝達され、操作軸1が複数
回回転することにより、開閉装置が開閉される。一方、
操作軸1の回転は小歯車2、中歯車3、副軸4および小
歯車5を介して、大歯車21に伝達され、操作軸1が複
数回回転して動作の最終には、可動側ストッパ24が固
定側ストッパ23に当接して、操作軸1の回転角度が規
制され、動作が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の開閉装
置用操作機構においては、操作軸1の出力が高出力の場
合、固定側および可動側ストッパ23,24に作用する
荷重が歯車比により増力となるため、非常に大きくな
る。例えば、操作軸1が10回転すると、ストッパ軸2
2は一回転以下にしなければならないため、10倍の荷
重となり、固定側および可動側ストッパ23,24の強
度を確保するために、操作機構全体が大形化し、且つ重
量も大きくなるので、取り扱いが悪く、据付スペースも
大きくなる。
【0008】そこで本発明は、操作軸の回転角規制用の
ストッパに作用する荷重を最小限に抑え、小形軽量の開
閉装置用操作機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、複数回往復回転することにより、開閉装
置を開閉する操作軸と、この操作軸に固着された小歯車
と、前記操作軸の近傍に配設された副軸に固着されると
ともに、前記小歯車に噛合する中歯車と、前記副軸に固
着された小歯車と、前記操作軸に回転可能に取り付けら
れるとともに、前記小歯車に噛合する自由歯車と、この
自由歯車の近傍に回転可能に配設されたゼネバカムと、
前記自由歯車に固着されるとともに、前記ゼネバカムに
係合するピンと、前記操作軸に固着された円板に固着さ
れた可動側ストッパと、この可動側ストッパの近傍に回
転可能に配設されるとともに、前記ゼネバカムにリンク
機構を介して連結され、前記操作軸の開閉操作完了位置
でのみ前記可動側ストッパがそれぞれ当接する開路側ス
トッパおよび閉路側ストッパとを備える。
【0010】上記開閉装置用操作機構においては、回転
角規制用の可動側ストッパが固着された円板を操作軸に
固着したことにより、可動側ストッパから開路側あるい
は閉路側ストッパに作用する荷重が操作軸の出力と同一
となり、増力とならないので、小形軽量となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1に基づいて説明する。なお、図1(A)は操作軸
の反時計方向最終位置、図1(B)は中間位置、図1
(C)は時計方向最終位置をそれぞれ示す。図1におい
て、副軸4に固着された小歯車5に噛合する自由歯車6
は、操作軸1に回転可能に取り付けられており、小歯車
5と自由歯車6の減速比は、開閉装置の開閉操作時に、
自由歯車6がほぼ1回転するように設定される。また、
自由歯車6にはピン8が固着される。自由歯車6の近傍
には、ゼネバカム7がフレームに回転可能に取り付けら
れており、開閉動作の初期時および最終直前時に、ピン
8がゼネバカム7の溝に係合するように配設される。
【0012】自由歯車6の下方には、円板11が操作軸
1に固着され、円板11には可動側ストッパ12が固着
される。開路側ストッパ10aおよび閉路側ストッパ1
0bは、その基端部がフレームにそれぞれ回転可能に取
り付けられるとともに、その中央部がゼネバカム7にリ
ンク機構9によって連結される。リンク機構9はフレー
ムに回転可能に取り付けられた軸9aと、軸9aにそれ
ぞれ固着された上レバー9bおよび下レバー9cと、上
レバー9bおよびゼネバカム7間を連結するロッド9d
と、開路側ストッパ10aおよび下レバー9c間を連結
する連結レバー9eと、閉路側ストッパ10bおよび下
レバー9c間を連結する連結レバー9fとから構成され
る。なお、上記した部分以外については、従来の操作機
構と全く同様に構成される。
【0013】次に、上述した本発明の実施の形態である
操作機構の動作を説明する。図1(A)は開閉装置の開
路状態を示しており、閉路操作を行う場合には、駆動源
13によって入力歯車14を反時計方向に回転させる
と、大歯車15を介して、操作軸1は時計方向に回転す
る。操作軸1の回転は小歯車2、中歯車3および副軸4
を介して、小歯車5に伝達され、自由歯車6は操作軸1
の回転とは無関係に、ゆっくりと時計方向に回転する。
【0014】ピン8はゼネバカム7の溝内に係合してい
るので、自由歯車6の回転に伴って、ピン8はゼネバカ
ム7を反時計方向に回転させるとともに、ゼネバカム7
の溝から離脱する。ゼネバカム7の回転により、ロッド
9d、上レバー9bおよび軸9aを介して、下レバー9
cは回転し、さらに連結レバー9eを介して、開路側ス
トッパ10aが反時計方向に回転する。
【0015】また、下レバー9cの回転により、閉路側
ストッパ10bも連結レバー9fを介して反時計方向に
回転するが、可動側ストッパ12が当接する位置までは
回転しない。なお、自由歯車6が一定角度回転すると、
上記の如く、ピン8がゼネバカム7の溝から離脱するの
で、ゼネバカム7は停止し、開路側ストッパ10aおよ
び閉路側ストッパ10bも図1(B)に示す状態で停止
する。この状態では、円板11は可動側ストッパ12が
開路側ストッパ10aおよび閉路側ストッパ10bに当
接することなく、自由に回転できるので、操作軸1は自
由に複数回回転して、開閉装置の閉路操作が行われる。
【0016】自由歯車6がほぼ1回転する直前、すなわ
ち閉路操作の最終動作の直前になると、ピン8がゼネバ
カム7の溝に係合し、ゼネバカム7は反時計方向に、さ
らに回転する。ゼネバカム7の回転により、上記動作と
全く同様に、リンク機構9を介して、開路側ストッパ1
0aおよび閉路側ストッパ10bが反時計方向に、さら
に回転する。これにより、開路側ストッパ10aは円板
11からさらに離れる方向に移動するとともに、閉路側
ストッパ10bは可動側ストッパ12が当接可能な位置
に移動する。そして、操作軸1が閉路操作完了位置まで
回転すると、開閉装置が閉路状態になるとともに、可動
側ストッパ12が閉路側ストッパ10bに当接して、操
作軸1の回転角が規制され、閉路操作が完了する。この
状態を図1(C)に示す。
【0017】この場合、可動側ストッパ12は、操作軸
1に固着された円板11に固着されているので、可動側
ストッパ12および閉路側ストッパ10bに作用する荷
重は、操作軸1の出力と同一であり、増力となることは
ない。なお、開閉装置の開路操作については、図1
(C)に示す閉路状態で、駆動源13によって入力歯車
14を時計方向に回転すれば、上記閉路操作と全く逆の
動作をして、可動側ストッパ12が開路側ストッパ10
aに当接し、操作軸1の回転角が規制されるので、その
詳細は省略する。
【0018】
【発明の効果】本発明の開閉装置用操作機構によれば、
回転角規制用の可動側ストッパが固着された円板を操作
軸に固着したことにより、可動側ストッパから開路側あ
るいは閉路側ストッパに作用する荷重が操作軸の出力と
同一となり、増力とならないので、小形軽量となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作機構の実施の形態の一例を示すも
ので、(A)は操作軸の反時計方向最終位置、(B)は
中間位置、(C)は時計方向最終位置をそれぞれ示す図
である。
【図2】従来の開閉装置用操作機構の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 操作軸 2 小歯車 3 中歯車 4 副軸 5 小歯車 6 自由歯車 7 ゼネバカム 8 ピン 9 リンク機構 10a 開路側ストッパ 10b 閉路側ストッパ 11 円板 12 可動側ストッパ 13 駆動源 14 入力歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数回往復回転することにより、開閉装置
    を開閉する操作軸(1)と、 この操作軸(1)に固着された小歯車(2)と、 前記操作軸(1)の近傍に配設された副軸(4)に固着
    されるとともに、前記小歯車(2)に噛合する中歯車
    (3)と、 前記副軸(4)に固着された小歯車(5)と、 前記操作軸(1)に回転可能に取り付けられるととも
    に、前記小歯車(5)に噛合する自由歯車(6)と、 この自由歯車(6)の近傍に回転可能に配設されたゼネ
    バカム(7)と、 前記自由歯車(6)に固着されるとともに、前記ゼネバ
    カム(7)に係合するピン(8)と、 前記操作軸(1)に固着された円板(11)に固着され
    た可動側ストッパ(12)と、 この可動側ストッパ(12)の近傍に回転可能に配設さ
    れるとともに、前記ゼネバカム(7)にリンク機構
    (9)を介して連結され、前記操作軸(1)の開閉操作
    完了位置でのみ前記可動側ストッパ(12)がそれぞれ
    当接する開路側ストッパ(10a)および閉路側ストッ
    パ(10b)と、 を備えたことを特徴とする開閉装置用操作機構。
JP19205797A 1997-07-03 1997-07-03 開閉装置用操作機構 Pending JPH1125813A (ja)

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JP19205797A JPH1125813A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 開閉装置用操作機構

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JP19205797A JPH1125813A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 開閉装置用操作機構

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JPH1125813A true JPH1125813A (ja) 1999-01-29

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ID=16284908

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JP19205797A Pending JPH1125813A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 開閉装置用操作機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103688329A (zh) * 2011-07-25 2014-03-26 Abb技术有限公司 用于操纵开关设备的开关器所用的驱动单元的锁止装置
US9646778B2 (en) 2014-01-21 2017-05-09 Mitsubishi Electric Corporation Gas insulated switching apparatus and switch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103688329A (zh) * 2011-07-25 2014-03-26 Abb技术有限公司 用于操纵开关设备的开关器所用的驱动单元的锁止装置
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