JPH11258061A - 試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置 - Google Patents

試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置

Info

Publication number
JPH11258061A
JPH11258061A JP10065795A JP6579598A JPH11258061A JP H11258061 A JPH11258061 A JP H11258061A JP 10065795 A JP10065795 A JP 10065795A JP 6579598 A JP6579598 A JP 6579598A JP H11258061 A JPH11258061 A JP H11258061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermocouple
cartridge
sample
outer cylinder
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10065795A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Nakamura
憲和 中村
Kazumasa Nishio
一政 西尾
Toshiyuki Ishibashi
利幸 石橋
Kazuyuki Tono
和幸 東野
Kiyoshi Fukazawa
潔 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADVANCED SPACE TECHNOLOGY KK
ASO WATARU
IHI Corp
Original Assignee
ADVANCED SPACE TECHNOLOGY KK
ASO WATARU
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ADVANCED SPACE TECHNOLOGY KK, ASO WATARU, IHI Corp filed Critical ADVANCED SPACE TECHNOLOGY KK
Priority to JP10065795A priority Critical patent/JPH11258061A/ja
Publication of JPH11258061A publication Critical patent/JPH11258061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 試料カートリッジの内部に熱電対を挿入する
ことができ、温度の測定精度を向上することができる試
料カートリッジの熱電対取付方法及び装置を提供する。 【解決手段】 試料カートリッジの熱電対挿着方法は、
熱電対4を真っ直ぐに通すための貫通孔5,5を両フラ
ンジ部3a,3bに設ける第一工程と、カートリッジ外
筒側フランジ部3bの試料カートリッジの周壁を形成す
る表面に、箔状のロー材6を添付する第二工程と、その
上に、熱電対4を通す貫通孔7aを有し、少なくとも二
分割された押さえ板7を、カートリッジ外筒1側フラン
ジ部3bの貫通孔5と一致させて取り付ける第三工程
と、熱電対4をカートリッジボス内から各貫通孔5,7
a,5に通す第四工程と、ロー材6を加熱・溶融して熱
電対4の貫通部を密封する第五工程と、からなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気抵抗加熱炉に
設置して金属材料の加熱実験を行う試料カートリッジの
熱電対取付方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料の物性等を知るために地球上で
実験した場合、重力により発生する対流等の影響によ
り、正確に測定できないものもある。そこで、最近で
は、有人宇宙実験棟等での微小重力下における金属材料
実験が盛んに行われるようになってきている。かかる金
属材料実験では、図5に示すような試料カートリッジが
使用されている。この試料カートリッジは、試料となる
金属材料を封入するルツボ1rを収容するカートリッジ
外筒1と、電気抵抗加熱炉内に固定されるカートリッジ
ボス2と、それらを連結する両端にフランジ部3a,3
bを有するカートリッジサポート3と、を備えたもので
ある。そして、試料カートリッジ内部の温度分布を測定
するために複数の熱電対4が設けられている。この熱電
対4には、タンタルやインコネル等からなる熱電対4の
保護管の中にマグネシアやアルミナを入れて固めた、い
わゆるシース熱電対が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに、従来の試料カートリッジでは、試料カートリッジ
の内部に熱電対を挿入し密封する手段がなく、試料カー
トリッジの外側から試料カートリッジ内部の温度分布を
測定していた。そのため、測定精度が悪く、微小重力下
で実験を行う利益を損ねていた。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
創案されたものである。すなわち、試料カートリッジの
内部に熱電対を挿入することができ、温度の測定精度を
向上することができる試料カートリッジの熱電対取付方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明によれば、試料となる金属材料を封入するルツボを収
容するカートリッジ外筒と、電気抵抗加熱炉内に固定さ
れるカートリッジボスと、それらを連結する両端にフラ
ンジ部を有するカートリッジサポートと、を備えた試料
カートリッジの熱電対取付方法であって、熱電対を通す
ための貫通孔を上記両フランジ部に設ける第一工程と、
カートリッジ外筒側フランジ部の試料カートリッジの周
壁を形成する表面に、箔状のロー材を添付する第二工程
と、その上に、熱電対を通す貫通孔を有し、少なくとも
二分割された押さえ板を、カートリッジ外筒側フランジ
部の貫通孔と一致させて取り付ける第三工程と、熱電対
をカートリッジボス内から各貫通孔に通す第四工程と、
ロー材を加熱・溶融して熱電対の貫通部を密封する第五
工程と、を有することを特徴とする試料カートリッジの
熱電対取付方法が提供される。
【0006】上述した本発明は、熱電対をカートリッジ
サポートに貫通させ、その隙間をロー材で密封すること
により、試料カートリッジの内部に熱電対を気密に挿入
できるようにしたものである。すなわち、試料カートリ
ッジの熱電対貫通部において、ロー材と押さえ板を用意
してから熱電対を貫通させ、その熱電対貫通部を加熱す
ることによりロー材を溶融し、熱電対と貫通孔の隙間を
ロー材で充填するとともに、熱電対,カートリッジサポ
ート及び押さえ板の各間を拡散接合させるようにしたも
のである。かかる方法により、試料カートリッジの内部
に熱電対を気密に挿入することができ、温度の測定精度
を向上することができる。
【0007】請求項2に記載した本発明によれば、試料
となる金属材料を封入するルツボを収容するカートリッ
ジ外筒と、電気抵抗加熱炉内に固定されるカートリッジ
ボスと、それらを連結する両端にフランジ部を有するカ
ートリッジサポートと、を備えた試料カートリッジの熱
電対取付装置であって、カートリッジ外筒側フランジ部
の試料カートリッジの周壁を形成する表面に、箔状のロ
ー材及び押さえ板が取り付けられ、両フランジ部に熱電
対が貫通されたカートリッジサポートの、カートリッジ
ボス側フランジ部を支持する支持ジャケットと、カート
リッジ外筒側フランジ部に接触してカートリッジサポー
トの位置決めをする固定ジャケットと、カートリッジ外
筒側フランジ部の熱電対貫通部の周囲を囲むように設け
られた加熱コイルと、支持ジャケットの上に設けられ、
熱電対のスリーブを冷却するための冷却ジャケットと、
これらを内包する真空炉と、を備え、カートリッジ外筒
側フランジ部の熱電対貫通部を加熱する一方で熱電対の
スリーブを冷却し、スリーブを保護しつつロー材を溶融
し、熱電対貫通部を密封することを特徴とする試料カー
トリッジの熱電対取付装置が提供される。
【0008】上述した本発明は、カートリッジサポート
に取り付けられたロー材を加熱・溶融するための装置で
ある。この試料カートリッジの熱電対取付装置は、ロー
材を加熱・溶融するときに、熱電対のスリーブに影響を
与えないように構成されている。すなわち、ロー材を局
所的に加熱・溶融する加熱コイルと、熱電対のスリーブ
を冷却する冷却ジャケットを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図4を参照して説明する。図1は本発明の
試料カートリッジの熱電対取付方法の第一工程から第四
工程を示す図であり、図2は本発明の第五工程を示す図
である。また、図3は熱電対取付部の拡大図であり、図
4は本発明の試料カートリッジの熱電対取付方法により
熱電対を取り付けた試料カートリッジを示す全体図であ
る。
【0010】本発明による試料カートリッジの熱電対取
付方法は、図1に示すように、熱電対4を真っ直ぐに通
すための貫通孔5,5を両フランジ部3a,3bに設け
る第一工程と、カートリッジ外筒1側フランジ部3bの
試料カートリッジの周壁を形成する表面に、箔状のロー
材6を添付する第二工程と、その上に、熱電対4を通す
貫通孔7aを有し、少なくとも二分割された押さえ板7
を、カートリッジ外筒1側フランジ部3bの貫通孔5と
一致させて取り付ける第三工程と、熱電対4をカートリ
ッジボス2内から各貫通孔5,7a,5に通す第四工程
と、図2に示すように、ロー材6を加熱・溶融して熱電
対4の貫通部を密封する第五工程と、からなるものであ
る。なお、図1は第四工程の終了時を示し、図2は第五
工程の開始時を示している。
【0011】図1に示すように、カートリッジサポート
3のフランジ部3a,3bには、熱電対4と所定の隙間
をなすように貫通孔5,5が穿孔され、熱電対4は、カ
ートリッジボス2内からカートリッジボス2側フランジ
部3aの貫通孔5を通され、一端試料カートリッジの外
に出され、カートリッジ外筒1側フランジ部3bの貫通
孔5を通され、試料カートリッジの内部に挿入される。
本発明は、このカートリッジ外筒1側フランジ部3bの
貫通孔5、すなわち熱電対貫通部を完全に密封しようと
するものである。そこで、まず、カートリッジ外筒1側
フランジ部3bの試料カートリッジの周壁を形成する表
面に箔状のロー材6を添付し、その上に押さえ板7を取
り付けている。このロー材6を加熱・溶融することによ
り、熱電対貫通部を充填し密封し、さらに、押さえ板7
とフランジ部3bとの間、熱電対4と押さえ板7との間
及び熱電対4とフランジ部3bとの間において拡散接合
を促すようにしている。拡散接合とは、隣接する部材の
表面の組織を拡散させることにより、隣接する部材の金
属的性質を融合させる接合をいう。したがって、上述し
た各部材間で拡散接合することができれば、強度的に優
れた接合をすることができ、カートリッジサポート3内
部の圧力に対して十分に耐えることができるように熱電
対貫通部を密封することができる。かかる拡散接合を促
進させるために、例えば、タンタルのシース熱電対4
と、タングステンカーバイトのカートリッジサポート3
及び押さえ板7と、ニッケル基のロー材6を使用するこ
とが好ましい。なお、ロー材6や押さえ板7は、周方向
に複数に分割されており、フランジ部3b上に置くだけ
で取り付けられるようになっている。
【0012】上述の第一工程から第四工程が終了した
ら、ロー材6を加熱・溶融する第五工程へと移る。ここ
で、図2に示すような試料カートリッジの熱電対取付装
置を使用する。この装置は、カートリッジ外筒1側フラ
ンジ部3bの試料カートリッジの周壁を形成する表面
に、箔状のロー材6及び押さえ板7が取り付けられ、両
フランジ部3a,3bに熱電対4が貫通されたカートリ
ッジサポート3の、カートリッジボス2側フランジ部3
aを支持する支持ジャケット8と、カートリッジ外筒1
側フランジ部3bに接触してカートリッジサポート3の
位置決めをする固定ジャケット9と、カートリッジ外筒
1側フランジ部3bの熱電対貫通部の周囲を囲むように
設けられた加熱コイル10と、支持ジャケット8の上に
設けられ、熱電対4のスリーブ4sを冷却するための冷
却ジャケット11と、これらを内包する真空炉(図示せ
ず)と、を備えたものであり、支持ジャケット8,固定
ジャケット9,加熱コイル10及び冷却ジャケット11
は、それぞれ二分割されており、図の紙面の表裏方向に
アクチュエータ等によりスライドできるようになってい
る。
【0013】上述の第一工程から第四工程を終えたカー
トリッジサポート3は、炉内に運ばれ、支持ジャケット
8により両側から挟まれるようにして支持される。ここ
では、支持ジャケット8と冷却ジャケット11が一体化
されているため、同時に冷却ジャケット11も熱電対4
を覆うようにセットされる。次に固定ジャケット9をス
ライドさせ、カートリッジサポート3が水平になるよう
に位置決めを行う。カートリッジサポート3が傾いてい
ると、貫通孔5における熱電対4のクリアランスを一定
に維持することができず、ロー材6を一様に充填するこ
とができなくなってしまうからである。また、この固定
ジャケット9とフランジ部3bとの接触により、真空炉
の気密性を維持できるようにしている。この真空炉で
は、炉床12に貫通孔12aが形成され、熱電対4が鉛
直に垂れるようにして貫通孔5における熱電対4のクリ
アランスを一定に維持するようにしているからである。
また、支持ジャケット8,固定ジャケット9及び冷却ジ
ャケット11には、それぞれ冷却水流路8r,9r,1
1rが形成されており、カートリッジサポート3及び熱
電対4を冷却するようにしている。ロー材6を溶融する
ためには、加熱コイル10により、熱電対貫通部を10
00℃以上に加熱しなければならないが、熱電対4のス
リーブ4sは200℃程度までしか耐えられないからで
ある。なお、このスリーブ4sは、外部のコネクタと熱
電対4とを結合するための補助導線等が挿入され、絶縁
樹脂により充填されているものである。
【0014】上述した熱電対取付装置によれば、スリー
ブ4sを冷却しつつ、熱電対貫通部を局所的に加熱する
ことができ、スリーブ4sを破損することなく熱電対貫
通部を密封することができる。ここで、図3は熱電対貫
通部の拡大図であり、(A)は加熱前、(B)は加熱後
を示している。図3(A)に示すように、フランジ部3
b上には、ロー材6及び押さえ板7が取り付けられてお
り、その貫通孔7a,5には熱電対4が貫通している。
この熱電対4のクリアランスdは、熱電対4のシース,
カートリッジサポート3,ロー材6及び押さえ板7の材
質や貫通孔5,7aの寸法等により異なるが、図2に示
す固定ジャケット9により一定に維持されている。ロー
材6の溶融時の濡れ性を一様に保ち、熱電対貫通部に均
一に充填するためである。そして、上述した熱電対取付
装置をセットし、炉内を真空引きした後、図2に示す加
熱コイル10により熱電対貫通部を所定の温度まで加熱
し、ロー材6を溶融させる。このときの加熱温度や加熱
時間等の条件は、熱電対4のシース,カートリッジサポ
ート3,ロー材6及び押さえ板7の材質やクリアランス
d等により異なるが、各部材間において拡散接合が促進
され、十分な強度を得ることができるように設定され
る。例えば、図3(B)に示す密封された熱電対貫通部
は、直径1mmのタンタルシース熱電対4と、クリアラ
ンスdが0.05mmとなるように穿孔された貫通孔
5,7aを有するタングステンカーバイト性のカートリ
ッジサポート3及び押さえ板7で略同厚のものと、直径
1mmの孔を開けたニッケル基ロー材6を使用し、11
00℃で30分間加熱したものである。かかる条件の下
では、熱電対貫通部におけるロー材6の濡れ状態が全体
に渡って良好であり、各部材も十分に拡散しており、熱
電対貫通部が完全に密封され、強度にも優れている。な
お、一般に、拡散接合は加熱時間の増加とともに進行す
るため、加熱時間を延長すれば強度を高めることが容易
にできる。
【0015】図4は第一工程から第二工程を終えたカー
トリッジサポート3が組み込まれた試料カートリッジで
ある。上述の工程により熱電対4が取付されたカートリ
ッジサポート3には、図4に示すように、試料を封入す
るルツボ1r,ルツボ1rの位置決めを行うスペーサ1
s,ルツボ1r内の圧力を一定に保持するグラファイト
スプリング1g,蓋1c等を備えたカートリッジ外筒
1、及び、熱電対4のスリーブ4sを固定しコネクタ
(図示せず)に接続されるカートリッジボス2が螺合さ
れて接続される。このとき、熱電対4の先端は、カート
リッジ外筒1を通り、ルツボ1rの表面に固着される。
したがって、試料に近接した試料カートリッジ内の温度
分布を正確に測定することができ、温度制御を正確に行
うことができ、目的とする温度条件による金属材料実験
を行うことができる。
【0016】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更でき
ることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】上述した本発明の試料カートリッジの熱
電対取付方法及び装置によれば、試料カートリッジの内
部に熱電対を気密に挿入することができ、温度の測定精
度を向上することができ、目的とする温度条件による金
属材料実験を行うことができ、微小重力下で実験を行う
利益を十分に享受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試料カートリッジの熱電対取付方法の
第一工程から第四工程を示す図である。
【図2】本発明の第五工程を示す図である。
【図3】熱電対取付部の拡大図であり、(A)は加熱
前、(B)は加熱後を示している。
【図4】本発明の試料カートリッジの熱電対取付方法に
より熱電対を取り付けた試料カートリッジを示す全体図
である。
【図5】従来の試料カートリッジの構成図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ外筒 1r ルツボ 1s スペーサ 1g グラファイトスプリング 1c 蓋 2 カートリッジボス 3 カートリッジサポート 3a カートリッジボス側フランジ部 3b カートリッジ外筒側フランジ部 4 熱電対 5,7a 貫通孔 6 ロー材 7 押さえ板 8 支持ジャケット 8a,9a,11a 冷却水流路 9 固定ジャケット 10 加熱コイル 11 冷却ジャケット 12 炉床 12a 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000000099 石川島播磨重工業株式会社 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 (72)発明者 中村 憲和 福岡県中間市大字上底井野176番地の94 (72)発明者 西尾 一政 福岡県北九州市八幡西区鷹の巣2丁目4− 38−703 (72)発明者 石橋 利幸 福岡県北九州市戸畑区中原新町2番1号 北九州テクノセンタービル702号 アドバ ンストスペーステクノロジー株式会社内 (72)発明者 東野 和幸 東京都西多摩郡瑞穂町殿ケ谷229 石川島 播磨重工業株式会社瑞穂工場内 (72)発明者 深澤 潔 東京都西多摩郡瑞穂町殿ケ谷229 石川島 播磨重工業株式会社瑞穂工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料となる金属材料を封入するルツボを
    収容するカートリッジ外筒と、電気抵抗加熱炉内に固定
    されるカートリッジボスと、それらを連結する両端にフ
    ランジ部を有するカートリッジサポートと、を備えた試
    料カートリッジの熱電対取付方法であって、 熱電対を通すための貫通孔を上記両フランジ部に設ける
    第一工程と、 カートリッジ外筒側フランジ部の試料カートリッジの周
    壁を形成する表面に、箔状のロー材を添付する第二工程
    と、 その上に、熱電対を通す貫通孔を有し、少なくとも二分
    割された押さえ板を、カートリッジ外筒側フランジ部の
    貫通孔と一致させて取り付ける第三工程と、 熱電対をカートリッジボス内から各貫通孔に通す第四工
    程と、 ロー材を加熱・溶融して熱電対の貫通部を密封する第五
    工程と、を有することを特徴とする試料カートリッジの
    熱電対取付方法。
  2. 【請求項2】 試料となる金属材料を封入するルツボを
    収容するカートリッジ外筒と、電気抵抗加熱炉内に固定
    されるカートリッジボスと、それらを連結する両端にフ
    ランジ部を有するカートリッジサポートと、を備えた試
    料カートリッジの熱電対取付装置であって、 カートリッジ外筒側フランジ部の試料カートリッジの周
    壁を形成する表面に、箔状のロー材及び押さえ板が取り
    付けられ、両フランジ部に熱電対が貫通されたカートリ
    ッジサポートの、カートリッジボス側フランジ部を支持
    する支持ジャケットと、 カートリッジ外筒側フランジ部に接触してカートリッジ
    サポートの位置決めをする固定ジャケットと、 カートリッジ外筒側フランジ部の熱電対貫通部の周囲を
    囲むように設けられた加熱コイルと、 支持ジャケットの上に設けられ、熱電対のスリーブを冷
    却するための冷却ジャケットと、 これらを内包する真空炉と、 を備え、カートリッジ外筒側フランジ部の熱電対貫通部
    を加熱する一方で熱電対のスリーブを冷却し、スリーブ
    を保護しつつロー材を溶融し、熱電対貫通部を密封する
    ことを特徴とする試料カートリッジの熱電対取付装置。
JP10065795A 1998-03-16 1998-03-16 試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置 Pending JPH11258061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065795A JPH11258061A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065795A JPH11258061A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11258061A true JPH11258061A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13297335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10065795A Pending JPH11258061A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11258061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528291A (ja) * 2007-05-24 2010-08-19 エーエスエム アメリカ インコーポレイテッド 熱電温度計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528291A (ja) * 2007-05-24 2010-08-19 エーエスエム アメリカ インコーポレイテッド 熱電温度計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1104725A (en) Tube skin thermocouples and method of making same
US8935843B2 (en) Temperature sensor and method for its manufacture
JP4991390B2 (ja) マイクロサンプル加熱用試料台
JP2009091660A (ja) 被加熱型基板支持構造体
US9291537B2 (en) Liquid salt environment stress-rupture testing
US20070181537A9 (en) Heating sleeve for shrinking on of shrink tube connections
JP2009145050A (ja) 試料断面作製装置の試料遮蔽機構
US4787551A (en) Method of welding thermocouples to silicon wafers for temperature monitoring in rapid thermal processing
JPH11258061A (ja) 試料カートリッジの熱電対取付方法及び装置
JP5057904B2 (ja) 温調プレートおよびその製造方法
KR20010078218A (ko) 판형 가열기
CN102554444A (zh) 一种组合式焊管的制备方法及其应用
JP2005257855A (ja) 光ファイバ補強部材の加熱処理装置及び加熱処理方法並びに光ファイバ融着接続装置
EP2184574B1 (en) Silicon heating furnace
Yamada et al. High‐Temperature Furnace Systems for Realizing Metal‐Carbon Eutectic Fixed Points
CN112756723A (zh) 一种双套管的内施压钎焊方法以及双套管焊接组件
JPH11281498A (ja) 金属体の温度を測定するシース熱電対の取付け方法
JPH0628123B2 (ja) 光ファイバ複合碍子及びその製造方法
KR20200047107A (ko) 단결정 용액성장 장치 및 단결정 용액성장 방법
JPH11281497A (ja) 金属体内部の温度を測定するシース熱電対の取付け方法
JP3202666B2 (ja) 真空処理装置
CN208223174U (zh) 一种金属熔化炉测温装置
JPH01233332A (ja) 熱電対
GB2554353A (en) Sealing device for sealing a mineral-insulated cable, mineral-insulated cable and method for sealing the cable
GB2287898A (en) Producing gastight conductor seals