JPH112577A - 複合センサー - Google Patents

複合センサー

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JPH112577A
JPH112577A JP15625397A JP15625397A JPH112577A JP H112577 A JPH112577 A JP H112577A JP 15625397 A JP15625397 A JP 15625397A JP 15625397 A JP15625397 A JP 15625397A JP H112577 A JPH112577 A JP H112577A
Authority
JP
Japan
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temperature
sensor
detected
pressure
sensor element
Prior art date
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Pending
Application number
JP15625397A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Goto
清治 後藤
Koujirou Okano
弘二朗 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH112577A publication Critical patent/JPH112577A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数および組付工数の削減を図るととも
に、検出データの正確性を確保する。 【解決手段】 センサーボディ1内に、被検出流体Xの
圧力を検出するための圧力センサー素子3を備えたセン
サー基板2を配設するとともに、前記センサーボディ1
内における余剰空間Sには、前記被検出流体Xの温度を
検出するための温度センサー素子4を配設して、部品点
数および組付工数が低減するとともに、被検出流体Xか
らの検出データ(即ち、圧力および温度)の関連性を確
保するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、圧力検出用と温
度検出用との両方に使用できる複合センサーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、例えば大型空気調和機の制御にお
いて、冷媒の温度と圧力のセンシングは欠かせないもの
となっており、前記センシングのために圧力センサーと
温度センサーが必要である。
【0003】従来の圧力センサーおよび温度センサー
は、それぞれ圧力センサー素子(例えば、圧電素子等)
および温度センサー素子(例えば、サーミスタ等)を備
えた別体構成とされているため、圧力センサーと温度セ
ンサーとは、例えば冷媒配管において別々の個所に設置
されることとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに圧力センサーと温度センサーとを別々に設置した場
合、二つのセンサーを個別に設置する作業が必要となる
とともに、それぞれからのリード線の配索も必要となる
というように部品点数および組付工数の増大につながる
という問題がある。空気調和機のコストダウンを図る上
で、部品点数および組付工数の削減は極めて重要であ
る。
【0005】また、個別に設置されているため、圧力セ
ンサーと温度センサーとにより検出されるデータが必ず
しも冷媒の同一状態を検出したものにならないおそれが
あり、検出誤差や応答性のズレを発生させるという危惧
がある。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
のであり、部品点数および組付工数の削減を図るととも
に、検出データの正確性を確保することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、センサーボディ1内に、被検出流体Xの圧力を検
出するための圧力センサー素子3を備えたセンサー基板
2を配設するとともに、前記センサーボディ1内におけ
る余剰空間Sには、前記被検出流体Xの温度を検出する
ための温度センサー素子4を配設している。
【0008】上記のように構成したことにより、圧力セ
ンサーと温度センサーとが一体化されることとなるた
め、部品点数および組付工数が低減するとともに、被検
出流体Xからの検出データ(即ち、圧力および温度)が
ほぼ同一状態のものから検出されることとなり、両者の
関連性を確保することができる。
【0009】請求項2の発明におけるように、本願発明
の基本構成において、前記温度センサー素子4を、前記
被検出流体Xの流路7近傍に配設した場合、ほとんど同
一個所における被検出流体Xからの検出データ(即ち、
圧力および温度)が得られることとなり、両者の関連性
をより一層確保できる。
【0010】また、請求項3の発明におけるように、前
記温度センサー素子4を、前記圧力センサー素子3の温
度補償用として使用した場合、圧力センサー素子3の温
度補償用センサーが不要となり、構造の簡略化を図るこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0012】この複合センサーは、センサーボディ1
と、該センサーボディ1内に配設され、被検出流体Xの
圧力を検出するための圧力センサー素子3を備えたセン
サー基板2と、前記センサーボディ1内に配設され、前
記被検出流体Xの温度を検出する温度センサー素子4と
によって構成されている。
【0013】前記センサーボディ1は、例えば冷媒配管
(図示省略)に接続される配管接続部5と、前記センサ
ー基板2および温度センサー素子4を配設するための上
方が開放されたセンサー収納部6とからなっており、前
記センサー基板2は、前記センサー収納部6を上下に区
画するように配設されている。符号7は前記配管接続部
5から前記圧力センサー素子3の下面に至る流体流路で
あり、該流体流路7を介して冷媒配管からの冷媒圧力が
圧力センサー素子3に作用することとなっている。符号
8は前記流体流路7を形成するための筒体である。
【0014】前記センサー収納部6においてセンサー基
板2の下方部分は、余剰空間Sとされており、該余剰空
間Sにおいて前記筒体8の外周部には、温度センサー素
子4が合成樹脂9によりモールドされた状態で配設され
ている。このようにすると、従来無駄とされていた余剰
空間Sの有効利用が可能となる。
【0015】ここで、圧力センサー素子3としては圧電
素子等が採用され、温度センサー素子4としてはサーミ
スタ等が採用される。
【0016】前記圧力センサー素子3のリード線10お
よび温度センサー素子4のリード線11は、キャブタイ
ヤケーブル12(もしくはビニールチューブ)により1
本にまとめられている。このようにすれば、リード線の
引き回しが1本でよいこととなり、配線作業が容易とな
る。
【0017】さらに、本実施の形態の場合、圧力センサ
ー素子3の温度補償を行うためのセンサーは省略されて
おり、温度センサー素子4からの温度情報により温度補
償を行うこととなっている。
【0018】上記のように構成したことにより、圧力セ
ンサーと温度センサーとが一体化されることとなるた
め、1回の取付作業で済むこととなり、部品点数および
組付工数が低減する。また、圧力センサー素子3および
温度センサー素子4により検出されるデータは、ほとん
ど状態が同一の被検出流体Xから検出できることとなっ
ているので、検出データ(即ち、圧力および温度)の関
連性を確保することができる。しかも、ほとんど同一個
所で圧力と温度を検出することができるので、圧力セン
サー素子3の出力と温度センサー素子4の出力とを比較
することで圧力センサー素子3の異常を検知することも
できる。
【0019】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
センサーボディ1内に、被検出流体Xの圧力を検出する
ための圧力センサー素子3を備えたセンサー基板2を配
設するとともに、前記センサーボディ1内における余剰
空間Sには、前記被検出流体Xの温度を検出するための
温度センサー素子4を配設して、圧力センサーと温度セ
ンサーとを一体化するようにしたので、部品点数および
組付工数が低減するとともに、圧力センサー素子3およ
び温度センサー素子4により検出されるデータはほとん
ど状態が同一の被検出流体Xから検出できるところか
ら、被検出流体Xからの検出データ(即ち、圧力および
温度)の関連性を確保することができることとなり、コ
ストダウンに大きく寄与するとともに、誤検知あるいは
応答性不良を起こすおそれがなくなるという優れた効果
がある。
【0020】請求項2の発明におけるように、前記温度
センサー素子4を、前記被検出流体Xの流路7近傍に配
設した場合、ほとんど同一個所における被検出流体Xか
らの検出データ(即ち、圧力および温度)が得られるこ
ととなり、両者の関連性をより一層確保できる。
【0021】また、請求項3の発明におけるように、前
記温度センサー素子4を、前記圧力センサー素子3の温
度補償用として使用した場合、圧力センサー素子3の温
度補償用センサーが不要となり、構造の簡略化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる複合センサーの
縦断面図である。
【符号の説明】
1はセンサーボディ、2はセンサー基板、3は圧力セン
サー素子、4は温度センサー素子、7は流路、Sは余剰
空間、Xは被検出流体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーボディ(1)内に、被検出流体
    (X)の圧力を検出するための圧力センサー素子(3)
    を備えたセンサー基板(2)を配設するとともに、前記
    センサーボディ(1)内における余剰空間(S)には、
    前記被検出流体(X)の温度を検出するための温度セン
    サー素子(4)を配設したことを特徴とする複合センサ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記温度センサー素子(4)を、前記被
    検出流体(X)の流路(7)近傍に配設したことを特徴
    とする前記請求項1記載の複合センサー。
  3. 【請求項3】 前記温度センサー素子(4)を、前記圧
    力センサー素子(3)の温度補償用として使用したこと
    を特徴とする前記請求項1および請求項2のいずれか一
    項記載の複合センサー。
JP15625397A 1997-06-13 1997-06-13 複合センサー Pending JPH112577A (ja)

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