JPH1125745A - 埋込型照明器具 - Google Patents
埋込型照明器具Info
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- JPH1125745A JPH1125745A JP17436697A JP17436697A JPH1125745A JP H1125745 A JPH1125745 A JP H1125745A JP 17436697 A JP17436697 A JP 17436697A JP 17436697 A JP17436697 A JP 17436697A JP H1125745 A JPH1125745 A JP H1125745A
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- Japan
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- ceiling
- panel
- mounting frame
- translucent panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 器具本体に着脱自在な枠体を用いることなく
透光パネルを装着させると共に、器具本体の下端を透光
パネルで覆って見栄えを良くする。 【解決手段】 下方に開口すると共にその開口1a側に
環状の取付枠1cが設けられ、天井7に設けられた埋込
孔7aに挿入されて取付枠1cを埋込孔7a周縁の天井
下面に当接させて埋め込み取り付けされる器具本体1
と、この器具本体1の開口を略塞ぐように配設される透
光パネル3とを備えてなる埋込型照明器具において、透
光パネル3を取付枠1cを覆う大きさに形成し、その一
端側の上面に上方に突出する係合突部3aを設けると共
に、取付枠1cの一端側に係合突部3aが係合する係合
部1kを設けて、透光パネル3を一端側を中心として回
動自在に、取付枠1cに支持させた。
透光パネルを装着させると共に、器具本体の下端を透光
パネルで覆って見栄えを良くする。 【解決手段】 下方に開口すると共にその開口1a側に
環状の取付枠1cが設けられ、天井7に設けられた埋込
孔7aに挿入されて取付枠1cを埋込孔7a周縁の天井
下面に当接させて埋め込み取り付けされる器具本体1
と、この器具本体1の開口を略塞ぐように配設される透
光パネル3とを備えてなる埋込型照明器具において、透
光パネル3を取付枠1cを覆う大きさに形成し、その一
端側の上面に上方に突出する係合突部3aを設けると共
に、取付枠1cの一端側に係合突部3aが係合する係合
部1kを設けて、透光パネル3を一端側を中心として回
動自在に、取付枠1cに支持させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋込型照明器具に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の埋込型照明器具を示す
ものであり、この埋込型照明器具は、器具本体1と、枠
体2、及び透光パネル3とを有して構成されている。
ものであり、この埋込型照明器具は、器具本体1と、枠
体2、及び透光パネル3とを有して構成されている。
【0003】器具本体1は、下方に開口1aを備えて略
円筒状に形成され、内部にソケット(図示せず)が配設
されてランプ(図示せず)が収容されると共に、その側
壁1bの下端であって開口1aの周端には外鍔状に取付
枠1cが形成されている。また、側壁1bの内側には、
枠体2を器具本体1に保持させる一対の支持ばね係合部
1dが内面側に突設され、側壁1bには、ばね状の取付
具(図示せず)が上下方向に摺動する一対のスリット1
eが設けられている。そして、天井に設けられた埋込穴
に取付枠1cが天井下面に当接するように挿入され、取
付枠1cと取付具とで天井を挟むようにして取り付けら
れるようにされている。
円筒状に形成され、内部にソケット(図示せず)が配設
されてランプ(図示せず)が収容されると共に、その側
壁1bの下端であって開口1aの周端には外鍔状に取付
枠1cが形成されている。また、側壁1bの内側には、
枠体2を器具本体1に保持させる一対の支持ばね係合部
1dが内面側に突設され、側壁1bには、ばね状の取付
具(図示せず)が上下方向に摺動する一対のスリット1
eが設けられている。そして、天井に設けられた埋込穴
に取付枠1cが天井下面に当接するように挿入され、取
付枠1cと取付具とで天井を挟むようにして取り付けら
れるようにされている。
【0004】枠体2は、略環状に形成されると共に、そ
の両端に中心を挟んで対向するように一対の支持ばね4
が設けられてなり、その環状の内側に略円板状の透光パ
ネル3が保持可能に構成されている。そして、器具本体
1の支持ばね係合部1dに支持ばね4を係合させて押し
上げることにより、器具本体1の開口1aを透光パネル
3で略塞ぐように器具本体1に装着される。また、この
枠体2は、器具本体1の内部に収容されたランプの交換
時等には器具本体1から取り外す必要があるため、枠体
2を引き下げて器具本体1の取付枠1cと枠体2との間
に手を入れ、支持ばね4を両側から押し縮めることによ
り、支持ばね係合部1dから取り外すことができるよう
にされている。
の両端に中心を挟んで対向するように一対の支持ばね4
が設けられてなり、その環状の内側に略円板状の透光パ
ネル3が保持可能に構成されている。そして、器具本体
1の支持ばね係合部1dに支持ばね4を係合させて押し
上げることにより、器具本体1の開口1aを透光パネル
3で略塞ぐように器具本体1に装着される。また、この
枠体2は、器具本体1の内部に収容されたランプの交換
時等には器具本体1から取り外す必要があるため、枠体
2を引き下げて器具本体1の取付枠1cと枠体2との間
に手を入れ、支持ばね4を両側から押し縮めることによ
り、支持ばね係合部1dから取り外すことができるよう
にされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の埋込型照明器具においては、器具
本体1の内部に収容されたランプを交換するには、枠体
2を透光パネル3と共に器具本体1から取り外す必要が
あり、このため、器具本体1の側壁1bには、器具本体
1を天井に取り付けるための取付具装着用の2つのスリ
ット1eの他に、枠体2を取り付けるための2つの支持
ばね係合部1dを設ける必要があって、それらを形成す
るために器具本体1の周方向に必要とする面積が広くな
って、器具本体1の強度を考慮すると器具本体1が略筒
状とならざるを得ないという問題点があった。また、透
光パネル3を装着させるためには、枠体2やその支持ば
ね4等が必要であって、この支持ばね4は器具本体1の
取付枠1cと枠体2との間に手を入れて操作する必要が
あるために操作性が悪く、その取り付けをする部品をも
含めて部品点数が多くなるほか、枠体2が天井下面に露
出して天井との一体感を損ない見栄えが良くないという
問題点があった。
うに構成された従来の埋込型照明器具においては、器具
本体1の内部に収容されたランプを交換するには、枠体
2を透光パネル3と共に器具本体1から取り外す必要が
あり、このため、器具本体1の側壁1bには、器具本体
1を天井に取り付けるための取付具装着用の2つのスリ
ット1eの他に、枠体2を取り付けるための2つの支持
ばね係合部1dを設ける必要があって、それらを形成す
るために器具本体1の周方向に必要とする面積が広くな
って、器具本体1の強度を考慮すると器具本体1が略筒
状とならざるを得ないという問題点があった。また、透
光パネル3を装着させるためには、枠体2やその支持ば
ね4等が必要であって、この支持ばね4は器具本体1の
取付枠1cと枠体2との間に手を入れて操作する必要が
あるために操作性が悪く、その取り付けをする部品をも
含めて部品点数が多くなるほか、枠体2が天井下面に露
出して天井との一体感を損ない見栄えが良くないという
問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、器具本体に着脱自在な枠
体を用いることなく透光パネルを装着させると共に、器
具本体の下端を透光パネルで覆って見栄えを良くした埋
込型照明器具を提供することにある。
で、その目的とするところは、器具本体に着脱自在な枠
体を用いることなく透光パネルを装着させると共に、器
具本体の下端を透光パネルで覆って見栄えを良くした埋
込型照明器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、下方に
開口すると共にその開口側に環状の取付枠が設けられ、
天井に設けられた埋込孔に挿入されて前記取付枠を前記
埋込孔周縁の天井下面に当接させて埋め込み取り付けさ
れる器具本体と、この器具本体の開口を略塞ぐように配
設される透光パネルとを備えてなる埋込型照明器具にお
いて、前記透光パネルを前記取付枠を覆う大きさに形成
し、その一端側の上面に上方に突出する係合突部を設け
ると共に、前記取付枠の一端側に前記係合突部が係合す
る係合部を設けて、前記透光パネルを一端側を中心とし
て回動自在に、前記取付枠に支持させたことを特徴とす
る。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、下方に
開口すると共にその開口側に環状の取付枠が設けられ、
天井に設けられた埋込孔に挿入されて前記取付枠を前記
埋込孔周縁の天井下面に当接させて埋め込み取り付けさ
れる器具本体と、この器具本体の開口を略塞ぐように配
設される透光パネルとを備えてなる埋込型照明器具にお
いて、前記透光パネルを前記取付枠を覆う大きさに形成
し、その一端側の上面に上方に突出する係合突部を設け
ると共に、前記取付枠の一端側に前記係合突部が係合す
る係合部を設けて、前記透光パネルを一端側を中心とし
て回動自在に、前記取付枠に支持させたことを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の埋込型照明器具において、前記係合突部の上端
に、前記天井下面と略平行をなし、前記透光パネルが前
記天井下面と垂直方向に回動する中心となる水平軸を設
けたことを特徴とする。
記載の埋込型照明器具において、前記係合突部の上端
に、前記天井下面と略平行をなし、前記透光パネルが前
記天井下面と垂直方向に回動する中心となる水平軸を設
けたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載の埋込型照明器具において、前記係合突部と前記係
合部の少なくとも一方を、前記透光パネルに設けた前記
係合突部の基部が、前記器具本体の開口の径方向外方に
移動可能に形成したことを特徴とする。
記載の埋込型照明器具において、前記係合突部と前記係
合部の少なくとも一方を、前記透光パネルに設けた前記
係合突部の基部が、前記器具本体の開口の径方向外方に
移動可能に形成したことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明にあっては、請求項2
記載の埋込型照明器具において、前記係合突部と前記係
合部の少なくとも一方を、前記透光パネルに設けた前記
係合突部の基部が、前記天井下面から遠ざかる方向に下
方に移動可能に形成したことを特徴とする。
記載の埋込型照明器具において、前記係合突部と前記係
合部の少なくとも一方を、前記透光パネルに設けた前記
係合突部の基部が、前記天井下面から遠ざかる方向に下
方に移動可能に形成したことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
記載の埋込型照明器具において、前記透光パネルを、前
記係合突部を中心として前記天井下面と略平行な面内方
向に回動自在に形成したことを特徴とする。
記載の埋込型照明器具において、前記透光パネルを、前
記係合突部を中心として前記天井下面と略平行な面内方
向に回動自在に形成したことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明にあっては、請求項5
記載の埋込型照明器具において、前記透光パネルの他端
側上面に、上方に突出する係止突部を設けると共に、前
記取付枠の他端側に、前記透光パネルが前記器具本体の
開口を略塞いだ状態で前記係止突部が挿入係止される係
止部を設けたことを特徴とする。
記載の埋込型照明器具において、前記透光パネルの他端
側上面に、上方に突出する係止突部を設けると共に、前
記取付枠の他端側に、前記透光パネルが前記器具本体の
開口を略塞いだ状態で前記係止突部が挿入係止される係
止部を設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の埋込型
照明器具の第1の実施の形態の要部を示すものであり、
この埋込型照明器具は、器具本体1と、透光パネル3、
取付具5、及び反射板6とを備えて構成されている。
照明器具の第1の実施の形態の要部を示すものであり、
この埋込型照明器具は、器具本体1と、透光パネル3、
取付具5、及び反射板6とを備えて構成されている。
【0014】器具本体1は、略平板状の天板の両端に対
向して形成される側壁1bを備えて正面視が略コ字状を
なし下面に開口したアングル状に形成されてなり、側壁
1bの下端である略コ字状の開口1a側の端部には、略
環状をなす取付枠1cが固着されて構成されている。ま
た、器具本体1の内部であって天板側には、ソケット
(図示せず)が取り付けられてランプ(図示せず)が装
着可能に構成され、側壁1bには、上下方向に長尺のス
リット(図示せず)が設けられて、そのスリットには弾
性を有してなるばね状の取付具5が取り付けられるよう
にされており、器具本体1は、取付枠1cと取付具5と
で天井7を挟持するようにして、天井7に取り付けられ
る。
向して形成される側壁1bを備えて正面視が略コ字状を
なし下面に開口したアングル状に形成されてなり、側壁
1bの下端である略コ字状の開口1a側の端部には、略
環状をなす取付枠1cが固着されて構成されている。ま
た、器具本体1の内部であって天板側には、ソケット
(図示せず)が取り付けられてランプ(図示せず)が装
着可能に構成され、側壁1bには、上下方向に長尺のス
リット(図示せず)が設けられて、そのスリットには弾
性を有してなるばね状の取付具5が取り付けられるよう
にされており、器具本体1は、取付枠1cと取付具5と
で天井7を挟持するようにして、天井7に取り付けられ
る。
【0015】取付枠1cは、器具本体1の側壁1bに固
着される筒状部1fと、その下端から外鍔状に曲げられ
ると共に、その外鍔状の上面側に凹部1gが周方向に沿
って形成されてなる周枠部1hとにより構成されてな
り、取付枠1cの先端である周枠部1hの外側上端が、
天井7に設けた埋込孔7a周縁の天井下面に当接するよ
うにされている。したがって、取付枠1cの周枠部1h
には、天井下面側で環状の溝が形成されるようにされ
る。また、この取付枠1cの一端側である周枠部1hの
凹部1gの底側には、係合部1kを構成する環状の周方
向に沿った円弧状孔1mが設けられ、凹部1gの内部で
あって円弧状孔1mの上方には、周方向に沿って一方側
が他方側よりも天井7側に突出するようにされた針金状
の支持部1nが周枠部1hに取り付けられて設けられ
て、円弧状孔1mと共に係合部1kを構成するようにさ
れている。さらに、取付枠1cの周枠部1hの中心を挟
んで係合部1kと反対側の凹部1gの底側には、その環
状の周方向に沿って一方側が他方側よりも幅狭とされた
スリット状孔である係止部1pが設けられている。
着される筒状部1fと、その下端から外鍔状に曲げられ
ると共に、その外鍔状の上面側に凹部1gが周方向に沿
って形成されてなる周枠部1hとにより構成されてな
り、取付枠1cの先端である周枠部1hの外側上端が、
天井7に設けた埋込孔7a周縁の天井下面に当接するよ
うにされている。したがって、取付枠1cの周枠部1h
には、天井下面側で環状の溝が形成されるようにされ
る。また、この取付枠1cの一端側である周枠部1hの
凹部1gの底側には、係合部1kを構成する環状の周方
向に沿った円弧状孔1mが設けられ、凹部1gの内部で
あって円弧状孔1mの上方には、周方向に沿って一方側
が他方側よりも天井7側に突出するようにされた針金状
の支持部1nが周枠部1hに取り付けられて設けられ
て、円弧状孔1mと共に係合部1kを構成するようにさ
れている。さらに、取付枠1cの周枠部1hの中心を挟
んで係合部1kと反対側の凹部1gの底側には、その環
状の周方向に沿って一方側が他方側よりも幅狭とされた
スリット状孔である係止部1pが設けられている。
【0016】透光パネル3は、透光性部材で形成され取
付枠1c含めて器具本体1の開口1aを下面側から覆う
大きさであって、上面側の中央側が凹んだ形状に形成さ
れている。また、その上面側であって一端側近傍には、
上面側に向かって突設されて係合部1kの円弧状孔1m
に挿入され、円弧状孔1mよりも細幅の係合突部3aが
設けられ、この先端側には取付枠1cの支持部1nが挿
入される小孔3bが形成されて、この小孔3bが、支持
部1nが挿入されることにより、透光パネル3が天井7
と垂直方向に回動する、つまり、器具本体1の開口1a
と垂直方向に回動する中心となる水平軸3cとされてい
る。また、透光パネル3の他端側である中心を挟んで係
合突部3aと反対側には、上面側に突出して先端に係止
爪3dを備えて係止部1pに係止される係止突部3eが
形成され、その係止突部3eは、係合突部3aよりも突
出代が小さく、係止爪3dが周枠部1hに係合すれば上
下方向には、周枠部1hとの関係が装着完了状態と略同
じ関係となるような寸法とされている。
付枠1c含めて器具本体1の開口1aを下面側から覆う
大きさであって、上面側の中央側が凹んだ形状に形成さ
れている。また、その上面側であって一端側近傍には、
上面側に向かって突設されて係合部1kの円弧状孔1m
に挿入され、円弧状孔1mよりも細幅の係合突部3aが
設けられ、この先端側には取付枠1cの支持部1nが挿
入される小孔3bが形成されて、この小孔3bが、支持
部1nが挿入されることにより、透光パネル3が天井7
と垂直方向に回動する、つまり、器具本体1の開口1a
と垂直方向に回動する中心となる水平軸3cとされてい
る。また、透光パネル3の他端側である中心を挟んで係
合突部3aと反対側には、上面側に突出して先端に係止
爪3dを備えて係止部1pに係止される係止突部3eが
形成され、その係止突部3eは、係合突部3aよりも突
出代が小さく、係止爪3dが周枠部1hに係合すれば上
下方向には、周枠部1hとの関係が装着完了状態と略同
じ関係となるような寸法とされている。
【0017】反射板6は、ソケットに装着されるランプ
の周を略覆い、配光を制御するものであって下方に開口
した略椀状をなし、器具本体1の開口1a側に装着され
るようにされている。
の周を略覆い、配光を制御するものであって下方に開口
した略椀状をなし、器具本体1の開口1a側に装着され
るようにされている。
【0018】このような照明器具では、取付枠1cと取
付具で天井7を挟み込むことによって荷重が支えられ、
透光パネル3で取付枠1cの下面側を覆うことによっ
て、取付枠1cを外観上目立たないようにさせている。
また、図1においては、取付枠1cと透光パネル3の寸
法は、周枠部1hの凹部1gの底面と天井7への当接部
間の寸法をa、係合突部3aの透光パネル3の内面から
の突出代をbとすると、a≧bとされている。このよう
に構成しておくと、透光パネル3が回動して天井7に緊
切したとき、透光パネル3の内壁に周枠部1hが略当接
して、がたつきなく装着されるように他の寸法を設定す
ることも可能となる。また、透光パネル3の回動角度
は、θ1≧θ2の関係を満たすようにされており、透光
パネル3の回動は、係合突部3aを設けた側の端部が天
井7に当たることによって、それ以上は回動しないよう
にされ、係合突部3aが円弧状孔1mの端部に先に当接
して、そこに大きな力がかかり、係合突部3aが破損す
るのを抑制するようにされている。
付具で天井7を挟み込むことによって荷重が支えられ、
透光パネル3で取付枠1cの下面側を覆うことによっ
て、取付枠1cを外観上目立たないようにさせている。
また、図1においては、取付枠1cと透光パネル3の寸
法は、周枠部1hの凹部1gの底面と天井7への当接部
間の寸法をa、係合突部3aの透光パネル3の内面から
の突出代をbとすると、a≧bとされている。このよう
に構成しておくと、透光パネル3が回動して天井7に緊
切したとき、透光パネル3の内壁に周枠部1hが略当接
して、がたつきなく装着されるように他の寸法を設定す
ることも可能となる。また、透光パネル3の回動角度
は、θ1≧θ2の関係を満たすようにされており、透光
パネル3の回動は、係合突部3aを設けた側の端部が天
井7に当たることによって、それ以上は回動しないよう
にされ、係合突部3aが円弧状孔1mの端部に先に当接
して、そこに大きな力がかかり、係合突部3aが破損す
るのを抑制するようにされている。
【0019】なお、同図では、ランプ等の交換のために
透光パネル3と天井7との間に隙間をあけて透光パネル
3が回動可能な状態となった状態を示している。つま
り、透光パネル3を水平方向に回動させて、係止突部3
eを係止部1pから外すと共に、係合突部3aの小孔3
bが係合部1kである支持部1nに沿って天井7から遠
ざかるようにし、この状態で透光パネル3を、支持部1
nが挿通された小孔3bである水平軸3cを中心として
回動させ、開口1aの前面側をあけるようにされている
のである。このように天井7と垂直方向に透光パネル3
の基部を移動させるようにするのは、透光パネル3の取
付枠1cよりも外方に突出した部分の先端が、透光パネ
ル3を開口1aと垂直方向に回動させる際に、天井7に
当りにくくするために、透光パネル3を下方にずらして
取付枠1cとの間に隙間を設けるためになされる。
透光パネル3と天井7との間に隙間をあけて透光パネル
3が回動可能な状態となった状態を示している。つま
り、透光パネル3を水平方向に回動させて、係止突部3
eを係止部1pから外すと共に、係合突部3aの小孔3
bが係合部1kである支持部1nに沿って天井7から遠
ざかるようにし、この状態で透光パネル3を、支持部1
nが挿通された小孔3bである水平軸3cを中心として
回動させ、開口1aの前面側をあけるようにされている
のである。このように天井7と垂直方向に透光パネル3
の基部を移動させるようにするのは、透光パネル3の取
付枠1cよりも外方に突出した部分の先端が、透光パネ
ル3を開口1aと垂直方向に回動させる際に、天井7に
当りにくくするために、透光パネル3を下方にずらして
取付枠1cとの間に隙間を設けるためになされる。
【0020】このように構成されているため、本実施の
形態における埋込型照明器具においては、透光パネル3
が取付枠1cを覆う大きさを有しているため、取付枠1
cが天井7の下面に露出せず天井7との一体感を損うこ
ともなく見栄えを良くできる。また、透光パネル3に設
けた係合突部3aを取付枠1cの係合部1kに回動自在
に係合させているため、透光パネル3を係合突部3aに
設けた小孔3bである水平軸3cを中心として天井7と
垂直方向に、つまり、開口1aと垂直方向に回動させれ
ば、透光パネル3を器具本体1から取り外すことなく、
器具本体1の開口1aをあけて内部空間に手を入れるこ
とができるようになり、その操作性もよい。このため、
器具本体1の側壁1bには取付具のためのスリット1e
のみを設ければよく、器具本体1に着脱自在な枠体2も
必要なくなって、器具本体1の形状を筒状とする必要は
なく、その自由度が高まると共に、透光パネル3を取り
付けるための別部品としての枠体を必要とせず、枠体及
びそれに付随した部品が削減できて部品点数が少なくな
るほか、透光パネル3を回動させて開口1aをあける際
の操作性がよくなる。
形態における埋込型照明器具においては、透光パネル3
が取付枠1cを覆う大きさを有しているため、取付枠1
cが天井7の下面に露出せず天井7との一体感を損うこ
ともなく見栄えを良くできる。また、透光パネル3に設
けた係合突部3aを取付枠1cの係合部1kに回動自在
に係合させているため、透光パネル3を係合突部3aに
設けた小孔3bである水平軸3cを中心として天井7と
垂直方向に、つまり、開口1aと垂直方向に回動させれ
ば、透光パネル3を器具本体1から取り外すことなく、
器具本体1の開口1aをあけて内部空間に手を入れるこ
とができるようになり、その操作性もよい。このため、
器具本体1の側壁1bには取付具のためのスリット1e
のみを設ければよく、器具本体1に着脱自在な枠体2も
必要なくなって、器具本体1の形状を筒状とする必要は
なく、その自由度が高まると共に、透光パネル3を取り
付けるための別部品としての枠体を必要とせず、枠体及
びそれに付随した部品が削減できて部品点数が少なくな
るほか、透光パネル3を回動させて開口1aをあける際
の操作性がよくなる。
【0021】図3は、本実施の形態の変形例を示すもの
で、本実施の形態と異なる点は、係合部と係合突部3a
であって、係合部1kを構成する円弧状孔1mの両側に
は、支持部1nに代えて一方側が他方側よりも天井側に
近接するようなスロープ部1qが形成され、また、係合
突部3aは、係合部1kの円弧状孔1mよりも小径の略
円柱状をなす先端である上端に、円弧状孔1mの幅より
も大径の球状部3fが形成されてなるもので、この球状
部3fを中心として透光パネル3は回動自在であって、
透光パネル3の装着時には、球状部3fがスロープ部1
qを天井7に近接する側にスライドすることによって、
透光パネル3の端部と天井7との間の隙間が少なくなる
ようにされたものである。このように構成しても、本実
施の形態と同様の効果を奏する。
で、本実施の形態と異なる点は、係合部と係合突部3a
であって、係合部1kを構成する円弧状孔1mの両側に
は、支持部1nに代えて一方側が他方側よりも天井側に
近接するようなスロープ部1qが形成され、また、係合
突部3aは、係合部1kの円弧状孔1mよりも小径の略
円柱状をなす先端である上端に、円弧状孔1mの幅より
も大径の球状部3fが形成されてなるもので、この球状
部3fを中心として透光パネル3は回動自在であって、
透光パネル3の装着時には、球状部3fがスロープ部1
qを天井7に近接する側にスライドすることによって、
透光パネル3の端部と天井7との間の隙間が少なくなる
ようにされたものである。このように構成しても、本実
施の形態と同様の効果を奏する。
【0022】図4は、本発明の埋込型照明器具の第2の
実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態と異な
る点は、係合部1kであって、他は前記第1の実施の形
態と略同様に構成されている。
実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態と異な
る点は、係合部1kであって、他は前記第1の実施の形
態と略同様に構成されている。
【0023】係合部1kは、円弧状孔1mが周枠部1h
の凹部1gの底側であって、一端側が他端側よりも環状
の径方向の外側に位置するように平面視が略へ字状をな
すように曲がって形成されており、また、その円弧状孔
1mの上側に配設される支持部1nも、この円弧状孔1
mに沿った形状であって、第1の実施の形態と同様に、
一端側が他端側よりも天井7に近接するようにされてい
る。なお、ここでは、係止突部3eも弾性を有するよう
に形成されている。
の凹部1gの底側であって、一端側が他端側よりも環状
の径方向の外側に位置するように平面視が略へ字状をな
すように曲がって形成されており、また、その円弧状孔
1mの上側に配設される支持部1nも、この円弧状孔1
mに沿った形状であって、第1の実施の形態と同様に、
一端側が他端側よりも天井7に近接するようにされてい
る。なお、ここでは、係止突部3eも弾性を有するよう
に形成されている。
【0024】このように構成されているため、本実施の
形態における照明器具においては、前記第1の実施の形
態の効果に加えて、透光パネル3が天井7に垂直方向に
回動される前に、透光パネル3の一端側に設けられた係
合突部3aが、水平方向に、つまり、取付枠1cの環状
の径方向外方に移動するため、透光パネル3の端部が回
動によって取付枠1cの周枠部1hの外側側面に当たり
にくくできて、透光パネル3をより大きく回動させて、
開口1aを大きく開くことができ、ランプ交換等の作業
がし易くなる。
形態における照明器具においては、前記第1の実施の形
態の効果に加えて、透光パネル3が天井7に垂直方向に
回動される前に、透光パネル3の一端側に設けられた係
合突部3aが、水平方向に、つまり、取付枠1cの環状
の径方向外方に移動するため、透光パネル3の端部が回
動によって取付枠1cの周枠部1hの外側側面に当たり
にくくできて、透光パネル3をより大きく回動させて、
開口1aを大きく開くことができ、ランプ交換等の作業
がし易くなる。
【0025】図5及び図6は、本発明の埋込型照明器具
の第3の実施の形態を示すものであり、前記第1の実施
の形態と異なる点は、係合部1kと係合突部3a、係止
部1p及び係止突部3eであって、他は前記第1の実施
の形態と略同様に構成されている。
の第3の実施の形態を示すものであり、前記第1の実施
の形態と異なる点は、係合部1kと係合突部3a、係止
部1p及び係止突部3eであって、他は前記第1の実施
の形態と略同様に構成されている。
【0026】係合部1kは、周枠部1hの凹部1gの底
側であって、環状をなす径方向に形成されたスリット状
の孔1rであり、径方向の外端には、その孔1rに連通
する窪み1sが形成されている。また、係合突部3a
は、透光パネル3から突出した部分の上端近傍に略水平
方向に向き水平軸3cとされる凸部3gが設けられ、こ
の凸部3gが係合部1kである孔1rの上側を摺動する
ことにより、透光パネル3が環状の径方向に水平方向に
移動し、この凸部3gが窪み1sに入ることにより、透
光パネル3の係合突部3a側が天井7と垂直方向に下方
に移動するようにされたものである。また、係止部1p
は、係合突部3aが器具本体1の内側に移動したとき
に、透光パネル3に設けられた係止突部3eに略対向す
る位置に設けられた孔であって、弾性を有するように形
成された係止突部3eが係脱可能となるように構成され
ている。
側であって、環状をなす径方向に形成されたスリット状
の孔1rであり、径方向の外端には、その孔1rに連通
する窪み1sが形成されている。また、係合突部3a
は、透光パネル3から突出した部分の上端近傍に略水平
方向に向き水平軸3cとされる凸部3gが設けられ、こ
の凸部3gが係合部1kである孔1rの上側を摺動する
ことにより、透光パネル3が環状の径方向に水平方向に
移動し、この凸部3gが窪み1sに入ることにより、透
光パネル3の係合突部3a側が天井7と垂直方向に下方
に移動するようにされたものである。また、係止部1p
は、係合突部3aが器具本体1の内側に移動したとき
に、透光パネル3に設けられた係止突部3eに略対向す
る位置に設けられた孔であって、弾性を有するように形
成された係止突部3eが係脱可能となるように構成され
ている。
【0027】このように構成されているため、本実施の
形態における照明器具においては、前記第1の実施の形
態の効果に加えて、透光パネル3が天井7に垂直方向に
回動される前に、透光パネル3の一端側に設けられた係
合突部3aが、水平方向に、つまり、取付枠1cの環状
の径方向外方に移動して透光パネル3の端部と取付枠1
cの周枠部1hの外側側面との距離が確保でき、さらに
は、係合突部3aに設けた水平軸3cである凸部3gが
窪み1sに入ることにより、透光パネル3と天井7との
距離も確保できて、透光パネル3が取付枠1cや天井7
に当たりにくくでき、これにより器具本体1の、開口1
aをより大きく開くことができて、ランプ交換等の作業
がし易くなる。
形態における照明器具においては、前記第1の実施の形
態の効果に加えて、透光パネル3が天井7に垂直方向に
回動される前に、透光パネル3の一端側に設けられた係
合突部3aが、水平方向に、つまり、取付枠1cの環状
の径方向外方に移動して透光パネル3の端部と取付枠1
cの周枠部1hの外側側面との距離が確保でき、さらに
は、係合突部3aに設けた水平軸3cである凸部3gが
窪み1sに入ることにより、透光パネル3と天井7との
距離も確保できて、透光パネル3が取付枠1cや天井7
に当たりにくくでき、これにより器具本体1の、開口1
aをより大きく開くことができて、ランプ交換等の作業
がし易くなる。
【0028】図7及び図8は、本発明の埋込型照明器具
の第4の実施の形態を示すものであり、前記第3の実施
の形態と異なる点は、係合突部3aの途中にひんじ部3
hを設け、係合部1kを周枠部1hの外側角部に設け
て、透光パネル3の装着時には、係合突部3aのひんじ
部3hよりも上側が、周枠部1hの凹部1g内に収納で
きるように形成させ、ランプ交換時には、主としてひん
じ部3hを中心として透光パネル3を回動させることに
より、ひんじ部3hが水平軸3cとなるようにさせた点
であり、他は前記第3の実施の形態と略同様に構成され
ている。このように構成しても、前記第3の実施の形態
と同様の効果を奏すると共に、透光パネル3の回動中心
となる水平軸3cであるひんじ部3hを、天井7から離
すことができて、透光パネル3が、その回動時にさらに
天井7に当たりにくくできる。
の第4の実施の形態を示すものであり、前記第3の実施
の形態と異なる点は、係合突部3aの途中にひんじ部3
hを設け、係合部1kを周枠部1hの外側角部に設け
て、透光パネル3の装着時には、係合突部3aのひんじ
部3hよりも上側が、周枠部1hの凹部1g内に収納で
きるように形成させ、ランプ交換時には、主としてひん
じ部3hを中心として透光パネル3を回動させることに
より、ひんじ部3hが水平軸3cとなるようにさせた点
であり、他は前記第3の実施の形態と略同様に構成され
ている。このように構成しても、前記第3の実施の形態
と同様の効果を奏すると共に、透光パネル3の回動中心
となる水平軸3cであるひんじ部3hを、天井7から離
すことができて、透光パネル3が、その回動時にさらに
天井7に当たりにくくできる。
【0029】図9乃至図11は、本発明の埋込型照明器
具の第5の実施の形態を示すものであり、前記第1の実
施の形態と異なる点は、透光パネル3の一端側に設けた
係合突部3aを係合部1kに係合させて透光パネル3
を、係合突部3aを中心として天井7と平行な面内方向
に、つまり、開口1aと平行な面内方向に回動させるよ
うにさせた点と、取付枠1cの他端側に係止部1pを構
成する切り溝1tを設け、その奥側に、透光パネル3の
他端側に設けた係止突部3eが係止される係止ばね1u
を設けた点であり、他は前記第1の実施の形態と略同様
に構成されている。
具の第5の実施の形態を示すものであり、前記第1の実
施の形態と異なる点は、透光パネル3の一端側に設けた
係合突部3aを係合部1kに係合させて透光パネル3
を、係合突部3aを中心として天井7と平行な面内方向
に、つまり、開口1aと平行な面内方向に回動させるよ
うにさせた点と、取付枠1cの他端側に係止部1pを構
成する切り溝1tを設け、その奥側に、透光パネル3の
他端側に設けた係止突部3eが係止される係止ばね1u
を設けた点であり、他は前記第1の実施の形態と略同様
に構成されている。
【0030】なお、図10において8は、飾り枠であ
り、透光パネル3と天井7との間に生ずる隙間cを下方
から目立たなくさせるために設けられたものである。こ
のため、隙間cが小さく目立ちにくい場合には、飾り枠
を設けないようにしたものであってもよい。
り、透光パネル3と天井7との間に生ずる隙間cを下方
から目立たなくさせるために設けられたものである。こ
のため、隙間cが小さく目立ちにくい場合には、飾り枠
を設けないようにしたものであってもよい。
【0031】このように構成しても、前記第1の実施の
形態と同様の効果を奏すると共に、透光パネル3が天井
7と略平行に水平方向に回動されるため、透光パネル3
は取付枠1cや天井7に当たることもなく、器具本体1
の開口1aを大きくあけることができて、ランプ交換等
の作業がし易くなる。さらには、係止突部3aが係止部
1pに係止されることにより、透光パネル3のがたつき
が抑制できる。
形態と同様の効果を奏すると共に、透光パネル3が天井
7と略平行に水平方向に回動されるため、透光パネル3
は取付枠1cや天井7に当たることもなく、器具本体1
の開口1aを大きくあけることができて、ランプ交換等
の作業がし易くなる。さらには、係止突部3aが係止部
1pに係止されることにより、透光パネル3のがたつき
が抑制できる。
【0032】
【発明の効果】このように構成されているため本発明
は、請求項1、及び請求項2記載の発明にあっては、透
光パネルが取付枠を覆う大きさを有しているため、取付
枠が天井の下面側に露出せず天井との一体感を損うこと
もなく見栄えを良くできる。また、透光パネルに設けた
係合突部を取付枠の係合部に回動自在に係合させている
ため、透光パネルを係合突部を中心として回動させれ
ば、透光パネルを器具本体から取り外すことなく、器具
本体の開口をあけて内部空間に手を入れることができる
ようになり、その操作性もよい。このため、器具本体に
着脱自在な枠体を装着させる必要はなくなって、器具本
体の形状を筒状とする必要はなく、その自由度が高まる
と共に、透光パネルを取り付けるための別部品としての
枠体を必要とせず、枠体及びそれに付随した部品が削減
できて部品点数が少なくなるほか、透光パネルを回動さ
せて開口をあける際の操作性がよくなる。
は、請求項1、及び請求項2記載の発明にあっては、透
光パネルが取付枠を覆う大きさを有しているため、取付
枠が天井の下面側に露出せず天井との一体感を損うこと
もなく見栄えを良くできる。また、透光パネルに設けた
係合突部を取付枠の係合部に回動自在に係合させている
ため、透光パネルを係合突部を中心として回動させれ
ば、透光パネルを器具本体から取り外すことなく、器具
本体の開口をあけて内部空間に手を入れることができる
ようになり、その操作性もよい。このため、器具本体に
着脱自在な枠体を装着させる必要はなくなって、器具本
体の形状を筒状とする必要はなく、その自由度が高まる
と共に、透光パネルを取り付けるための別部品としての
枠体を必要とせず、枠体及びそれに付随した部品が削減
できて部品点数が少なくなるほか、透光パネルを回動さ
せて開口をあける際の操作性がよくなる。
【0033】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載の発明の効果に加えて、透光パネルが天井と垂直方
向に回動される前に、透光パネルの一端側に設けられた
係合突部が、水平方向に、つまり、取付枠の環状の径方
向外方に移動するため、透光パネルの端部が回動によっ
て取付枠の周枠部の外側側面に当たりにくくできて、透
光パネルをより大きく回動させて、開口を大きく開くこ
とができ、ランプ交換等の作業がさらにし易くなる。
記載の発明の効果に加えて、透光パネルが天井と垂直方
向に回動される前に、透光パネルの一端側に設けられた
係合突部が、水平方向に、つまり、取付枠の環状の径方
向外方に移動するため、透光パネルの端部が回動によっ
て取付枠の周枠部の外側側面に当たりにくくできて、透
光パネルをより大きく回動させて、開口を大きく開くこ
とができ、ランプ交換等の作業がさらにし易くなる。
【0034】請求項4記載の発明にあっては、請求項2
記載の発明の効果に加えて、透光パネルが天井と垂直方
向に回動される前に、透光パネルの一端側に設けられた
係合突部の基部が、天井下面から遠ざかる方向に移動す
るため、透光パネルと天井との距離も確保できて、透光
パネルが回動時に取付枠や天井に当たりにくくでき、こ
れにより器具本体の、開口をより大きく開くことができ
て、ランプ交換等の作業がさらにし易くなる。
記載の発明の効果に加えて、透光パネルが天井と垂直方
向に回動される前に、透光パネルの一端側に設けられた
係合突部の基部が、天井下面から遠ざかる方向に移動す
るため、透光パネルと天井との距離も確保できて、透光
パネルが回動時に取付枠や天井に当たりにくくでき、こ
れにより器具本体の、開口をより大きく開くことができ
て、ランプ交換等の作業がさらにし易くなる。
【0035】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、透光パネルが天井と略平行
に水平方向に回動されるため、透光パネルは取付枠や天
井に当たることもなく、開口をより大きく開くことがで
きて、ランプ交換等の作業がさらにし易くなる。
記載の発明の効果に加えて、透光パネルが天井と略平行
に水平方向に回動されるため、透光パネルは取付枠や天
井に当たることもなく、開口をより大きく開くことがで
きて、ランプ交換等の作業がさらにし易くなる。
【0036】請求項6記載の発明にあっては、請求項5
記載の発明の効果に加えて、係止突部を係止部に係止さ
せることによって、透光パネルの装着後のがたつきを抑
制できる。
記載の発明の効果に加えて、係止突部を係止部に係止さ
せることによって、透光パネルの装着後のがたつきを抑
制できる。
【図1】本発明の埋込型照明器具の第1の実施の形態を
示す要部の断面図である。
示す要部の断面図である。
【図2】同上の要部を示すもので、(a) は、係止部と係
止突部を示す斜視図、(b) は係合部と係合突部を示す斜
視図である。
止突部を示す斜視図、(b) は係合部と係合突部を示す斜
視図である。
【図3】同上の変形例の要部を示すもので係合部と係合
突部の斜視図である。
突部の斜視図である。
【図4】本発明の埋込型照明器具の第2の実施の形態の
要部を示すもので、(a) は、係止部と係止突部を示す斜
視図、(b) は係合部と係合突部を示す斜視図である。
要部を示すもので、(a) は、係止部と係止突部を示す斜
視図、(b) は係合部と係合突部を示す斜視図である。
【図5】本発明の埋込型照明器具の第3の実施の形態の
要部を示す断面図である。
要部を示す断面図である。
【図6】同上の要部の斜視図である。
【図7】本発明の埋込型照明器具の第4の実施の形態の
要部を示す断面図である。
要部を示す断面図である。
【図8】同上の要部を示すもので、(a) は、係止部と係
止突部を示す斜視図、(b) は係合部と係合突部を示す斜
視図である。
止突部を示す斜視図、(b) は係合部と係合突部を示す斜
視図である。
【図9】本発明の埋込型照明器具の第5の実施の形態の
要部を示す斜視図である。
要部を示す斜視図である。
【図10】同上の要部の断面図である。
【図11】同上の異なる要部の平面図である。
【図12】従来の埋込型照明器具を示す一部分解斜視図
である。
である。
1 器具本体 1a 開口 1c 取付枠 1k 係合部 1p 係止部 3 透光パネル 3a 係合突部 3c 水平軸 3e 係止突部 7 天井 7a 埋込孔
Claims (6)
- 【請求項1】 下方に開口すると共にその開口側に環状
の取付枠が設けられ、天井に設けられた埋込孔に挿入さ
れて前記取付枠を前記埋込孔周縁の天井下面に当接させ
て埋め込み取り付けされる器具本体と、この器具本体の
開口を略塞ぐように配設される透光パネルとを備えてな
る埋込型照明器具において、前記透光パネルを前記取付
枠を覆う大きさに形成し、その一端側の上面に上方に突
出する係合突部を設けると共に、前記取付枠の一端側に
前記係合突部が係合する係合部を設けて、前記透光パネ
ルを一端側を中心として回動自在に前記取付枠に支持さ
せたことを特徴とする埋込型照明器具。 - 【請求項2】 前記係合突部の上端に、前記天井下面と
略平行をなし、前記透光パネルが前記天井下面と垂直方
向に回動する中心となる水平軸を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の埋込型照明器具。 - 【請求項3】 前記係合突部と前記係合部の少なくとも
一方を、前記透光パネルに設けた前記係合突部の基部
が、前記器具本体の開口の径方向外方に移動可能に形成
したことを特徴とする請求項2記載の埋込型照明器具。 - 【請求項4】 前記係合突部と前記係合部の少なくとも
一方を、前記透光パネルに設けた前記係合突部の基部
が、前記天井下面から遠ざかる方向に下方に移動可能に
形成したことを特徴とする請求項2記載の埋込型照明器
具。 - 【請求項5】 前記透光パネルを、前記係合突部を中心
として前記天井下面と略平行な面内方向に回動自在に形
成したことを特徴とする請求項1記載の埋込型照明器
具。 - 【請求項6】 前記透光パネルの他端側上面に、上方に
突出する係止突部を設けると共に、前記取付枠の他端側
に、前記透光パネルが前記器具本体の開口を略塞いだ状
態で前記係止突部が挿入係止される係止部を設けたこと
を特徴とする請求項5記載の埋込型照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17436697A JPH1125745A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 埋込型照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17436697A JPH1125745A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 埋込型照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125745A true JPH1125745A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15977370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17436697A Withdrawn JPH1125745A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 埋込型照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125745A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009122899A1 (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | シャープ株式会社 | カバー及び該カバーを備える照明装置 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17436697A patent/JPH1125745A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009122899A1 (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | シャープ株式会社 | カバー及び該カバーを備える照明装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |