JPH1125671A - Sdram及びデータ処理装置 - Google Patents

Sdram及びデータ処理装置

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JPH1125671A
JPH1125671A JP9173390A JP17339097A JPH1125671A JP H1125671 A JPH1125671 A JP H1125671A JP 9173390 A JP9173390 A JP 9173390A JP 17339097 A JP17339097 A JP 17339097A JP H1125671 A JPH1125671 A JP H1125671A
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JP
Japan
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delay circuit
row
output
circuit
nand gate
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Withdrawn
Application number
JP9173390A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Miyauchi
秀敏 宮内
Hiroki Fujisawa
宏樹 藤澤
Hitoshi Endo
均 遠藤
Masayuki Nakamura
正行 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスの温度依存性や、電源電圧依存性、
プロセスばらつき等を十分に低減するための技術を提供
することにある。 【解決手段】 第1遅延回路列600において単位遅延
回路の出力ノードに負荷素子が結合されるとき、第2遅
延回路列800においても単位遅延回路の出力ノードに
負荷素子を結合させ、各単位遅延回路の負荷条件を等し
くすることにより、第1遅延回路列600と第2遅延回
路列800とで、波形立ち上がり、立ち下がり特性(t
r/tf)と、遅延時間を等しくして、低周波数側及び
高周波数側での誤差の中心軸のずれ量の低減化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部クロックに同
期動作可能なシンクロナス・ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ(SDRAMと略記する)に関し、例
えばコンピュータシステム等のデータ処理装置に適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の一例とされるDRAM
は、昭和59年11月30日に株式会社オーム社から発
行された「LSIハンドブック(第486頁〜)」にも
記載されているように、アドレスバッファ、デコーダ、
センス増幅器などの周辺回路にはクロックに同期して動
作するダイナミック型の回路が用いられ、消費電力の低
下が図られている。DRAMでは、1〜3相の外部クロ
ックが必要とされ、これらのクロックに基づいて内部回
路クロックを発生させて周辺回路を制御、あるいは駆動
するようにしている。そのようなDRAMにおいては、
ランダムアクセスが主体であり、アクセス毎にロウアド
レス、カラムアドレスの読み込みを順次行うことによ
り、メモリセルが選択される。周辺回路の各部は、メモ
リセルの情報破壊を防ぐため、行選択、メモリセル情報
の検出、列選択の手順に従うように内部クロックによっ
て制御される。通常のDRAMはシステムに搭載された
状態で、システムクロックに非同期で、リードライト動
作が行われるが、それに対して、システムクロックに同
期して動作される半導体記憶装置として、SDRAMが
ある。このSDRAMは、クロックに同期してデータ、
アドレス、制御信号を入出力できるため、DRAMと同
様の大容量メモリをSRAMに匹敵する高速動作させる
ことが可能であり、また、選択された1本のワード線に
対して幾つのデータをアクセスするかをバーストレング
スによって指定することによって、内蔵カラムアドレス
カウンタで順次カラム系の選択状態を切換えていって複
数個のデータを連続的にリード又はライトできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】SDRAMには、外部
から入力されたクロック信号の遅延時間を安定化するた
めのシンクロナス・ミラー・ディレイ(「SMD」と略
記する)回路が搭載される。このSMD回路は、メモり
セルデータを外部出力する出力回路の同期動作用クロッ
ク信号を形成するのに使用される。SMD回路を設ける
ことにより、デバイスの温度依存性や、電源電圧依存
性、プロセスばらつき等が低減されるため、スペックを
決める際に、アクセス時間tACや、データ出力ホール
ド時間tOHとも、デバイスの温度依存性、電源電圧依
存性、プロせずばらつきのワースト条件を考えなくて良
い利点がある。アクセス時間tACのワースト条件は、
遅延時間が最大となる時間として、温度が高く、電源電
圧が低く、プロセスばらつきが大きくなることである。
データ出力ホールド時間tOHのワースト条件は、遅延
時間が最小となる時間として、温度が低く、電源電圧が
高く、プロセスばらつきが大きくなることである。SM
D回路を介在させることにより、このようなワースト条
件を考慮しなくてもよいため、アクセス時間tACを短
くすることができ、データ出力ホールド時間tOHを長
くすることができる。
【0004】SMD回路は、入力クロック信号を遅延す
るための第1遅延回路列FADと、この第1遅延回路列
の出力信号を遅延するための第2遅延回路列BDAとを
含む。本願発明者の検討によれば、この第1遅延回路列
FADを形成する遅延段と、第2遅延回路列BDAを形
成する遅延段との間に差があると、周波数によって誤差
の中心軸が大きくなって周波数依存性が顕著になるた
め、スペックを決める際に、アクセス時間tAC、デー
タ出力ホールド時間を考慮しなければならないことが見
いだされた。
【0005】本発明の目的は、周波数依存性を十分に低
減するための技術を提供することにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、複数の単位遅延回路が直列列接
続されると共に、各単位遅延回路毎に信号出力ノードが
形成された第1遅延回路列(600)と、この第1遅延
回路列における各信号出力ノードに対応して配置された
複数のフリップフロップと、互いに隣接するフリップフ
ロップの出力信号を論理演算する論理ゲートとを含む制
御回路(700)と、第1遅延回路における各単位単位
遅延回路と等しい論理構成による複数の単位遅延回路が
直列接続され、各単位遅延回路の出力ノード毎に負荷素
子が設けられるとともに、上記制御回路における論理ゲ
ートの出力信号を取り込むための信号入力ノードが形成
された第2遅延回路列(800)とを含んで、SMD回
路(300)を構成する。
【0009】上記した手段によれば、第1遅延回路にお
ける各遅延回路と等しい論理構成による複数の遅延回路
が直列接続され、各遅延回路の出力ノード毎に負荷素子
が設けられることから、入力波形と出力波形との周波数
によるずれを抑制することができ、このことが、デバイ
スの温度依存性や、電源電圧依存性、プロセスばらつき
等の低減化を達成する。
【0010】さらに、具体的な態様では、上記第1遅延
回路列及び上記第2遅延回路列のそれぞれに含まれる単
位遅延回路は、高電位側電源に結合された入力端子と、
前段回路から伝達された信号を取り込むための入力端子
を備えた第1ナンドゲートと、上記第1ナンドゲートの
出力端子に結合された入力端子を備えた第2ナンドゲー
トとを含み、上記第1遅延回路列と上記第2遅延回路列
との間で、第1ナンドゲート同士、及び第2ナンドゲー
ト同士を、それぞれ同一の定数に設定する。
【0011】上記第1遅延回路列及び上記第2遅延回路
列のそれぞれに含まれる遅延回路は、前段回路から伝達
された信号を取り込むための入力端子を備えた第1ノア
ゲートと、上記第1ノアゲートの出力端子に結合された
入力端子を備えた第2ナンドゲートとを含み、上記第1
遅延回路列と上記第2遅延回路列との間で、第1ノアゲ
ート同士、及び第2ノアゲート同士を、それぞれ同一定
数に設定する。
【0012】上記第1遅延回路列及び上記第2遅延回路
列のそれぞれに含まれる遅延回路は、前段回路から伝達
された信号を取り込むための入力端子を備えたインバー
タと、上記インバータの出力端子に結合された第2入力
端子を備えたナンドゲートと、上記第1遅延回路列と上
記第2遅延回路列とにおいて、インバータ同士、及びナ
ンドゲート同士を、それぞれ互いに等しい定数とする。
【0013】さらに、第1遅延回路列及び上記第2遅延
回路列のそれぞれに含まれる遅延回路は、前段回路から
伝達された信号を取り込むための第2入力端子とを備え
たノアゲートと、上記ノアゲートの出力端子に結合され
た入力端子を備えたインバータとを含み、上記第1遅延
回路列と上記第2遅延回路列との間で、ノアゲート同
士、及びインバータ同士を、それぞれ互いに同一定数と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】図13には、本発明にかかるデー
タ処理装置の一実施形態であるコンピュータシステムが
示される。
【0015】このコンピュータシステムは、システムバ
スBUSを介して、CPU(中央処理装置)310、R
AM(ランダム・アクセス・メモリ)320、ROM
(リード・オンリ・メモリ)340、周辺装置制御部3
50、表示制御部360などが、互いに信号のやり取り
可能に結合され、予め定められたプログラムに従って所
定のデータ処理を行うコンピュータシステムとして構成
される。上記CPU310は、本システムの論理的中核
とされ、主として、アドレス指定、情報の読出しと書込
み、データの演算、命令のシーケンス、割り込の受付
け、記憶装置と入出力装置との情報交換の起動等の機能
を有し、演算制御部や、バス制御部、メモリアクセス制
御部などから構成される。上記RAM320や、ROM
340は内部記憶装置として位置付けられている。RA
M320はメインメモリとされ、CPU310での計算
や制御に必要なプログラムやデータが格納される。周辺
装置制御部350によって、外部憶装置380の動作制
御や、キーボード390などからの情報入力制御が行わ
れる。また、上記表示制御部360によって、CRTデ
ィスプレイ370への情報表示制御が行われる。
【0016】尚、特に制限されないが、上記RAM32
0には、外部クロックに同期動作可能なシンクロナス・
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRA
M)が複数個結合されて成るメモリモジュールが適用さ
れる。
【0017】図8には上記メモリモジュールを形成する
複数のSDRAMのうちの一つの構成例が代表的に示さ
れる。
【0018】図8に示されるSDRAM15は、特に制
限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によって
単結晶シリコン基板のような一つの半導体基板に形成さ
れ、メモリバンクAを構成するメモリセルアレイ200
AとメモリバンクBを構成するメモリセルアレイ200
Bを備える。それぞれのメモリセルアレイ200A,2
00Bは、マトリクス配置されたダイナミック型のメモ
リセルを備え、図に従えば、同一列に配置されたメモリ
セルの選択端子は列毎のワード線(図示せず)に結合さ
れ、同一行に配置されたメモリセルのデータ入出力端子
は行毎に相補データ線(図示せず)に結合される。
【0019】上記メモリセルアレイ200Aの図示しな
いワード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス
信号のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動さ
れる。メモリセルアレイ200Aの図示しない相補デー
タ線はセンスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合
される。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにお
けるセンスアンプは、メモリセルからのデータ読出しに
よってそれぞれの相補データ線に現れる微小電位差を検
出して増幅する増幅回路である。それにおけるカラムス
イッチ回路は、相補データ線を各別に選択して相補共通
データ線に導通させるためのスイッチ回路である。カラ
ムスイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカラム
アドレス信号のデコード結果に従って選択動作される。
メモリセルアレイ200B側にも同様にロウデコーダ2
01B,センスアンプ及びカラム選択回路202B,カ
ラムデコーダ203Bが設けられる。上記相補共通デー
タ線204は、入出力部210を介してデータ入出力端
子I/O0〜I/O15に接続される。入出力部210
は、データ入出力端子I/O0〜I/O15を介して外
部から入力された書き込み用データを取り込むための入
力回路210Aと、メモリセルアレイ200A,200
Bからの読み出しデータを外部に出力するための出力回
路210Bとを含む。特に、このSDRAM15におい
ては、内部クロック信号CLK_SMDに同期してメモ
リセルアレイ200A,200Bからの読み出しデータ
の外部出力が行われるようになっている。
【0020】アドレス入力端子A0〜A11から供給さ
れるロウアドレス信号とカラムアドレス信号はカラムア
ドレスバッファ205とロウアドレスバッファ及びラッ
チ回路206にアドレスマルチプレクス形式で取り込ま
れる。供給されたアドレス信号はそれぞれのバッファが
保持する。ロウアドレスバッファ及びラッチ回路206
は、リフレッシュ動作モードにおいて、リフレッシュカ
ウンタ208から出力されるリフレッシュアドレス信号
をロウアドレス信号として取り込む。カラムアドレスバ
ッファ205の出力はカラムアドレスカウンタ及びラッ
チ回路207のプリセットデータとして供給され、カラ
ムアドレスカウンタ及びラッチ回路207は、動作モー
ドに応じて、上記プリセットデータとしてのカラムアド
レス信号、又はそのカラムアドレス信号を順次インクリ
メントした値を、カラムデコーダ203A,203Bに
向けて出力する。
【0021】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号CS*(記号*はローイネーブ
ル又は信号反転を意味する)、カラムアドレスストロー
ブ信号CAS*、ロウアドレスストローブ信号RAS
*、及びライトイネーブル信号WE*などの外部制御信
号と、アドレス入力端子A0〜A11からの制御データ
などが供給され、それら信号のレベルや変化のタイミン
グなどに基づいてSDRAMの動作モード及び上記回路
ブロックの動作を制御するための内部タイミング信号を
形成するもので、そのためのクロック生成回路とモード
レジスタを備える。上記クロック信号CLK、クロック
イネーブル信号CKEや、チップセレクト信号CS*な
どの各種制御信号は、CPU31からシステムバスBU
Sを介して伝達される。
【0022】クロック信号CLKはSDRAM15のマ
スタクロックとされる。チップセレクト信号CS*はそ
のローレベルによってコマンド入力サイクルの開始を指
示する。チップセレクト信号CS*がハイレベルのとき
(チップ非選択状態)、その他の信号入力は意味を持た
ない。ただし、メモリバンクの選択状態やバースト動作
などの内部動作はチップ非選択状態への変化によって影
響されない。RAS*,CAS*,WE*の各信号は、
コマンドサイクルを定義するときに有意の信号とされ
る。クロックイネーブル信号CKEは次のクロック信号
の有効性を指示する信号であり、当該信号CKEがハイ
レベルであれば次のクロック信号CLKの立ち上がりエ
ッジが有効とされ、ローレベルのときは無効とされる。
上記ロウアドレス信号は、クロック信号CLKの立ち上
がりエッジに同期するロウアドレスストローブ・バンク
アクティブコマンドサイクルにおける端子A0〜A11
のレベルによって定義される。
【0023】端子A11からの入力は、上記ロウアドレ
スストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにお
いてバンク選択信号とみなされる。すなわち、A11の
入力がローレベルのときはメモリバンクAが選択され、
ハイレベルのときはメモリバンクBが選択される。メモ
リバンクの選択制御は、特に制限されないが、選択メモ
リバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリ
バンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリ
バンク側のみの入出力部210への接続などの処理によ
って行うことができる。
【0024】上記コントローラ212は、外部から入力
されたクロック信号CLKに基づいて内部クロック信号
CLK_SMDを生成するためのSMD(シンクロナス
・ミラー・ディレイ)回路300を含む。SMD回路3
00は、それを構成するデバイスの温度依存性、電源電
圧依存性、プロセスばらつきをキャンセルする機能を有
し、このSMD回路300から出力された内部クロック
信号CLK_SMDに同期して出力回路210Bからデ
ータ出力が行われることにより、外部回路例えばCPU
310側におけるデータ取り込み可能時間を長くするこ
とができる。例えば、図10に示されるように、内部ク
ロック信号CLK_SMDに同期して出力回路210B
からデータ出力(OUT)が行われるものとして、内部
クロック信号CLK_SMDの立ち上がり波形エッジか
らのアクセス時間をtACで示し、データ出力ホールド
時間をtOHで示すとき、外部回路例えばCPU310
側におけるデータ取り込み可能時間を長くするには、ア
クセス時間tACを短くし、データ出力ホールド時間t
OHを長くするのが望ましい。そこで、SMD回路30
0が設けられ、このSMD回路300において、それを
構成するデバイスの温度依存性、電源電圧依存性、プロ
セスばらつきをキャンセルすることにより、外部回路例
えばCPU310側におけるデータ取り込み可能時間を
長くするようにしている。
【0025】プリチャージコマンドサイクルにおける端
子A11の入力は相補データ線などに対するプリチャー
ジ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャージ
の対象が双方のメモリバンクであることを指示し、その
ローレベルは、A11で指示されている一方のメモリバ
ンクがプリチャージ対象であることを指示する。上記カ
ラムアドレス信号は、クロック信号CLKの立ち上がり
エッジに同期するリード又はライトコマンドサイクルに
おける端子A0〜A7のレベルによって定義される。そ
して、このようにして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
【0026】図9には、DRAM15の動作タイミング
が示される。外部クロック信号CLKに基づいて内部ク
ロック信号CLK_SMDが生成され、読み出しモード
(RED)においてメモリセルアレイから読み出された
データ(0,1,2,3)が上記内部クロック信号CL
K_SMDに同期して連続的に外部出力(out0,o
ut1,out2,out3)される。
【0027】尚、CASレイテンシを「3」とし、バー
ストレングスを「4」とする。
【0028】図2には上記SMD回路300の基本構成
例が示される。
【0029】図2に示されるように、SMD回路300
は、外部クロック信号CLKを取り込むための入力バッ
ファ400と、この入力バッファ400の出力信号を遅
延させるためのダミー遅延回路500と、複数の遅延回
路が直列列接続されると共に各遅延回路毎に信号出力ノ
ードが形成された第1遅延回路列(FDA)600と、
複数の遅延回路が直列列接続されると共に各遅延回路毎
に信号出力ノードが形成された第2遅延制御回路(BD
A)800と、上記第1遅延回路列における各信号出力
ノードに対応して配置された複数のフリップフロップ
や、互いに隣接するフリップフロップの出力信号を論理
演算する論理ゲートとを含むミラー制御回路(MCC)
700とを含む。
【0030】図1には、SMD回路300の具体的な構
成例が示される。
【0031】入力バッファ400は6個のインバータが
直列接続されて成る。ダミー遅延回路500は、入力バ
ッファ13とクロックドライバ14とを含む。入力バッ
ファ13は6個のインバータが直列接続されて成り、ク
ロックドライバ14は、5個のインバータと1個のナン
ドゲートとが直列接続されて成る。ナンドゲートの一方
の入力端子は、高電位側電源Vddに結合される。ま
た、クロックドライバ900は、4個のインバータが直
列接続されて成る。
【0032】第1遅延回路列600は、代表的に示され
る複数のナンドゲート601〜612を含む。一つの遅
延回路(単位遅延回路)は、2個のナンドゲートが結合
されて成る。例えば、ナンドゲート601,602が結
合されて単位遅延回路が形成され、ナンドゲート60
3,604が形成されて単位遅延回路が形成される。ナ
ンドゲート601〜610の一方の入力端子は高電位側
電源Vddに結合される。ナンドゲート601の他方の
入力端子には上記ダミー遅延回路500の出力信号が伝
達される。ナンドゲート601の出力信号は後段のナン
ドゲート602の他方の入力端子に伝達され、このナン
ドゲート602の出力信号は、後段のナンドゲート60
3の他方の入力端子に伝達される。ナンドゲート604
の出力信号は後段のナンドゲート605の他方の入力端
子に伝達され、このナンドゲート605の出力信号は後
段のナンドゲート606の他方の入力端子607に伝達
される。ナンドゲート607の出力信号は後段のナンド
ゲート608の入力端子に伝達され、このナンドゲート
608の出力信号は後段のナンドゲート609の他方の
入力端子に伝達される。ナンドゲート609の出力信号
は、後段のナンドゲート610の他方の入力端子に伝達
され、このナンドゲート610の出力信号は後段のナン
ドゲート611の入力端子に伝達される。ナンドゲート
611の出力信号は後段のナンドゲート612の入力端
子に伝達され、そのようにして最終段のナンドゲートま
で信号伝達が行われる。
【0033】ミラー制御回路700は、代表的に示され
るナンドゲート701〜712、インバータ721〜7
25、ナンドゲート731〜735を含む。それぞれ互
いに隣接するナンドゲート701,702、703,7
04、705,706、707,708、709,71
0、711,712が結合されることにより、フリップ
フロップが形成される。このフリップフロップ群はアー
ビタと称される。ナンドゲート701,703,70
5,707,709,711の一方の入力端子はノード
NODE_Aに結合され、ここに、上記入力バッファ4
00の出力信号が伝達される。また、ナンドゲート70
2,704,706,708,710,712の一方の
入力端子には、上記第1遅延回路列600における対応
するナンドゲート602,604,606,608,6
10,612の出力信号が伝達される。ナンドゲート7
01の出力信号はナンドゲート731の一方の入力端子
に伝達される。ナンドゲート703の出力信号はインバ
ータ721を介してナンドゲート731の他方の入力端
子に伝達されるとともに、隣接するナンドゲート732
の一方の入力端子に伝達される。ナンドゲート705の
出力信号はインバータ722を介してナンドゲート73
2の他方の入力端子に伝達されるとともに、隣接するナ
ンドゲート733の一方の入力端子に伝達される。ナン
ドゲート707の出力信号はインバータ723を介して
ナンドゲート733の他方の入力端子に伝達されるとと
もに、隣接するナンドゲート734の一方の入力端子に
伝達される。ナンドゲート709の出力信号はインバー
タ724を介してナンドゲート734の他方の入力端子
に伝達されるとともに、隣接するナンドゲート735の
一方の入力端子に伝達される。ナンドゲート711の出
力信号はインバータ725を介してナンドゲート735
の他方の入力端子に伝達されるとともに、隣接するナン
ドゲートの一方の入力端子に伝達される。
【0034】また、第2遅延回路800は、代表的に示
されるナンドゲート801〜810,821〜825を
含む。一つの遅延回路(単位遅延回路という)は、2個
のナンドゲートが結合されて成る。例えば、ナンドゲー
ト810,809が結合されて単位遅延回路が形成さ
れ、ナンドゲート808,807が形成されて単位遅延
回路が形成される。各単位遅延回路の出力ノードには、
上記第1遅延回路列における各単位遅延回路の出力ノー
ドの負荷に対応する負荷として、ナンドゲート821〜
825がそれぞれ結合されている。すなわち、上記第1
遅延回路列におけるナンドゲート621の出力ノードに
結合されたナンドゲート712は、ナンドゲート612
の負荷として機能し、このナンドゲート12に対応する
負荷として、ナンドゲート809の出力ノードにナンド
ゲート825が結合される。同様に、ナンドゲート80
7の出力ノードにはナンドゲート824が結合され、ナ
ンドゲート805の出力ノードにはナンドゲート823
が結合され、ナンドゲート803の出力ノードにはナン
ドゲート822が結合され、ナンドゲート801の出力
ノードにはナンドゲート821が結合される。ナンドゲ
ート802,804,806,808,810の他方の
入力端子は高電位側電源Vddに結合される。ナンドゲ
ート801の出力信号は第2遅延回路列800の出力信
号としてクロックドライバ900に入力される。
【0035】上記構成の動作を説明する。
【0036】図11にはSMD回路300の主要部が代
表的に示され、図12にはその動作タイミングが示され
る。
【0037】入力クロックは、入力バッファ400から
ダミー遅延回路500を介して第1遅延回路列600に
入力され、この第1の遅延回路列600内の単位遅延回
路を順次伝搬する。伝搬しているn番目のクロック信号
の立ち上がりと、図1に示されるノードNODE_Aに
ある(n+1)番目のクロック信号とがアービタで比較
され、n番目のクロック信号の位相を1周期抑えるため
に必要な遅延時間(単位遅延回路の段数)が予め決定さ
れている。その結果、あるブロックのミラー制御回路7
00から外部クロック信号CLKにほぼ等しい信号が出
力されて、第1遅延回路列600における単位遅延回路
の段数に等しい第2遅延回路列800を伝搬すること
で、2サイクル後に内部クロックがクロックドライバ9
00から出力される。
【0038】次に、アービタの動作を説明する。
【0039】第1遅延回路列600内のノードnode
i−1が立ち上がってからノードiが立ち上がるまでの
間に、ノードNODE_Aで(n+1)番目のクロック
信号が立ち上がるものとする。(i+1)番目の以降の
アービタ出力Qi,Qi+1,…は、(n+1)番目の
クロック信号が立ち上がるのと同時にローレベルにな
る。従って、隣接し合うブロックのアービタ出力を比較
してi段目のブロックのミラー制御回路700だけがハ
イレベルになるように、第1遅延回路列600及び第2
遅延回路列800へのパスを生成することができる。
【0040】ここで、SMD回路300としては、クロ
ック信号の精度の面から、入力波形と出力波形(2周期
目以降)との誤差はより小さくすべきである。本願発明
者の検討によれば、このSMD回路300で第1遅延回
路列600における単位比較回路と、第2遅延回路列8
00における単位遅延回路とを論理的に等しく設計しな
いと、周波数によって出力波形が大幅にずれてしまうこ
とが見いだされた。
【0041】図3には単位遅延回路1段についての改良
前と改良後の構成例が示される。
【0042】改良前と改良後とを比較してみると、負荷
素子としてのナンドゲートが接続されるノードの位置が
異なる。つまり、改良前の第1遅延回路列(FDA)に
おいては、単位遅延回路(34,35、37,38)の
出力ノードに負荷素子としてのナンドゲート36,39
が結合されているにもかかわらず、第2遅延回路(BD
A)では、単位遅延回路(44,45、47,48)の
中間ノードに負荷素子としてのナンドゲート46,49
が結合されている。また、ナンドゲート34とナンドゲ
ート44との定数が等しくされ、ナンドゲート35とナ
ンドゲート45との定数が等しくされ、ナンドゲート3
7とナンドゲート47との定数が等しくされ、インバー
タ38とインバータ48との定数が等しくされる。
【0043】単位遅延回路は基本的に論理ゲートの2段
構成とされるから、単位遅延回路の出力ノードに負荷素
子が設けられた場合と、中間ノードに負荷素子が設けら
れた場合とでは、波形立ち上がり、立ち下がり特性(t
r/tf)が異なってしまう。従ってそのような単位遅
延回路がSMD回路300に適用された場合には、第1
遅延回路列と第2遅延回路列との間で遅延時間が等しく
ならなくなり、図4に示されるように、周波数によって
遅延時間の誤差が大きく異なってしまう。すなわち、図
2に示されるように、第1遅延回路600からミラー制
御回路700を介して第2遅延回路800に至る信号経
路において、ダミー遅延回路500やクロックドライバ
900に近い高周波数側と、ダミー遅延回路500やク
ロックドライバ900から遠くなる低周波数側とを比べ
た場合に、低周波数側では遅延段数が多くなってしまう
ため、高周波数側に比べてどうしても誤差の中心軸のず
れ量が多くなる。
【0044】そのため、図3に示される改良後の構成で
は、第1遅延回路列600と第2遅延回路列800と
で、波形立ち上がり、立ち下がり特性(tr/tf)を
等しくするため、負荷素子とその結合ノードを整合させ
ている。すなわち、第1遅延回路列600において単位
遅延回路の出力ノードに負荷素子が結合されるとき、第
2遅延回路列800においても単位遅延回路の出力ノー
ドに負荷素子を結合する。それにより、例えば負荷素子
であるナンドゲート33に立ち上がり波形が伝達される
とき、同様に負荷素子であるナンドゲート43にも立ち
上がり波形が伝達される。誤差の中心軸を零に合わせる
には、図7に示されるように、入力バッファ400での
遅延時間をt1とし、ダミー遅延回路500での遅延時
間t2とし、ミラー制御回路700での遅延時間をt4
とし、クロックドライバ900での遅延時間をt3とす
るとき、t2=t1+t3+t4が成立するように設計
されるが、その際に、各単位遅延回路の負荷条件を等し
くすることにより、第1遅延回路列600と第2遅延回
路列800とで、波形立ち上がり、立ち下がり特性(t
r/tf)が等しくされて、低周波数側及び高周波数側
での誤差の中心軸のずれ量が低減される。
【0045】さらに、図3に示される構成では、ナンド
ゲート31とナンドゲート42とが同一定数とされ、ナ
ンドゲート32とナンドゲート41とが同一定数とされ
る。つまり、単位遅延回路を形成する二つのゲートを信
号伝達方向に沿って前段及び後段とするとき、第1遅延
回路列600における単位遅延回路内の前段ゲートの定
数と、第2遅延回路列800における単位遅延回路列内
の前段ゲートの定数とは同一とされ、また、第1遅延回
路列600における単位遅延回路内の後段ゲートの定数
と、第2遅延回路列800における単位遅延回路列内の
後段ゲートの定数とは同一とされる。
【0046】そのようにすることで、低周波数側及び高
周波数側での誤差の中心軸のずれ量がさらに低減され
る。
【0047】上記した例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。
【0048】(1)第1遅延回路列600と第2遅延回
路列800とで、波形立ち上がり、立ち下がり特性(t
r/tf)を等しくするため、負荷素子とその結合ノー
ドを整合させている。すなわち、第1遅延回路列600
において単位遅延回路の出力ノードに負荷素子が結合さ
れるとき、第2遅延回路列800においても単位遅延回
路の出力ノードに負荷素子が結合されるので、例えば負
荷素子であるナンドゲート33に立ち上がり波形が伝達
されるとき、同様に負荷素子であるナンドゲート43に
も立ち上がり波形が伝達される。このように、第1遅延
回路列600と第2遅延回路列800とにおいて、各単
位遅延回路の負荷条件を等しくすることにより、第1遅
延回路列600と第2遅延回路列800とで、波形立ち
上がり、立ち下がり特性(tr/tf)を等しくして、
低周波数側及び高周波数側での誤差の中心軸のずれ量を
低減している。
【0049】(2)上記(1)の作用効果を有するSD
RAM300を含むSDRAM15においては、SMD
回路を採用することによってデバイスの温度依存性や電
源電圧依存性、プロセスばらつきを十分に低減すること
ができ、さらに周波数依存性を十分に低減することがで
きるので、DRAMのスペックを決定する際に、アクセ
ス時間tACを十分に短く、また、データ出力ホールド
時間tOHを十分に長くすることができる。
【0050】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0051】単位遅延回路は種々の論理ゲートを組み合
わせて形成することができる。例えば、図5に示される
ように、ノアゲート51,52、及びノアゲート61,
62を使用してそれぞれ単位遅延回路を形成することが
できる。
【0052】また、図6に示されるように、単位遅延回
路をインバータ71とナンドゲート72、インバータ8
1とナンドゲート82を使用してそれぞれ単位遅延回路
を構成しても良いし、ノアゲート91とインバータ9
2、ノアゲート102とインバータ101を使用してそ
れぞれ単位遅延回路を構成しても良い。
【0053】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるコンピ
ュータシステムに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、各種データ処理
装置に広く適用することができる。
【0054】本発明は、少なくとも単位遅延回路が複数
結合されることを条件に適用することができる。
【0055】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0056】すなわち、第1遅延回路列において単位遅
延回路の出力ノードに負荷素子が結合されるとき、第2
遅延回路列においても単位遅延回路の出力ノードに負荷
素子が結合されるので、第1遅延回路列と第2遅延回路
列とで、波形立ち上がり、立ち下がり特性と遅延時間を
等しくして、低周波数側及び高周波数側での誤差の中心
軸のずれ量を低減することができる。
【0057】そのような作用効果を有するSDRAMを
含むSDRAMにおいては、デバイスの温度依存性や電
源電圧依存性、プロセスばらつきを十分に低減すること
だけでなく、周波数依存性も十分に低減することがで
き、DRAMのスペックを決定する際に、アクセス時間
tACを十分に短く、データ出力ホールド時間tOHを
十分に長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るSDRAMに含まれるSMD回路
の構成例回路図である。
【図2】上記SMD回路の全体的な構成例ブロック図で
ある。
【図3】上記SMD回路に含まれる単位遅延回路を改良
前の構成と比較するための回路図である。
【図4】誤差の中心軸のずれを示す特性図である。
【図5】上記単位遅延回路の別の構成例回路図である。
【図6】上記単位遅延回路の別の構成例回路図である。
【図7】誤差の中心軸を零に合わせるための原理説明図
である。
【図8】上記SMD回路を含むSDRAMの構成例ブロ
ック図である。
【図9】上記SDRAMにおける主要部の動作タイミン
グ図である。
【図10】アクセス時間tAC、データ出力ホールド時
間tOHの説明図である。
【図11】上記SMD回路の動作説明のための回路図で
ある。
【図12】上記SMD回路の動作説明のための動作タイ
ミング図である。
【図13】上記SDRAMを含むコンピュータシステム
の構成例ブロック図である。
【符号の説明】
15 DRAM 201A,201B メモリセルアレイ 202A,202B センスアンプ及びカラム選択回路 203A,203B カラムデコーダ 205 カラムアドレスバッファ 206 ロウアドレスバッファ及びラッチ回路 207 カラムアドレスカウンタ及びラッチ回路 208 リフレッシュカウンタ 210 入出力部 210A 入力回路 210B 出力回路 300 SMD回路 310 CPU 320 RAM 340 ROM 350 周辺装置制御部 360 表示制御部 370 CRTディスプレイ 380 外部記憶装置 390 キーボード 400 入力バッファ 500 ダミー遅延回路 600 第1遅延回路列 700 ミラー制御回路 800 第2遅延回路列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤澤 宏樹 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 遠藤 均 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 中村 正行 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のダイナミック型メモリセルが配列
    されて成るメモリセルアレイと、入力されたクロック信
    号に基づいて内部クロック信号を生成するためのSMD
    回路と、上記内部クロックに同期動作され、上記メモリ
    セルアレイから読み出されたデータを外部出力するため
    の出力回路とを含むSDRAMにおいて、上記SMD回
    路は、複数の単位遅延回路が直列列接続されると共に、
    各単位遅延回路毎に信号出力ノードが形成された第1遅
    延回路列と、 上記第1遅延回路列における各信号出力ノードに対応し
    て配置された複数のフリップフロップと、互いに隣接す
    るフリップフロップの出力信号を論理演算する論理ゲー
    トとを含む制御回路と、 上記第1遅延回路列における各単位遅延回路と等しい論
    理構成による複数の単位遅延回路が直列接続され、各単
    位遅延回路の出力ノード毎に負荷素子が設けられるとと
    もに、上記制御回路における論理ゲートの出力信号を取
    り込むための信号入力ノードが形成された第2遅延回路
    列とを含んで成ることを特徴とするSDRAM。
  2. 【請求項2】 上記第1遅延回路列及び上記第2遅延回
    路列のそれぞれに含まれる単位遅延回路は、 前段回路から伝達された信号を取り込むための入力端子
    を備えた第1ナンドゲートと、 上記第1ナンドゲートの出力端子に結合された入力端子
    を備えた第2ナンドゲートと、 を含み、上記第1遅延回路列と上記第2遅延回路列との
    間で、第1ナンドゲート同士、及び第2ナンドゲート同
    士は、それぞれ同一定数に設定されて成る請求項1記載
    のSDRAM。
  3. 【請求項3】 上記第1遅延回路列及び上記第2遅延回
    路列のそれぞれに含まれる遅延回路は、 前段回路から伝達された信号を取り込むための入力端子
    を備えた第1ノアゲートと、 上記第1ノアゲートの出力端子に結合された入力端子を
    備えた第2ナンドゲートと、 高電位側電源に結合された第1入力端子と、を含み、上
    記第1遅延回路列と上記第2遅延回路列との間で、第1
    ノアゲート同士、及び第2ノアゲート同士は、それぞれ
    互いに同一定数に設定されて成る請求項1記載のSDR
    AM。
  4. 【請求項4】 上記第1遅延回路列及び上記第2遅延回
    路列のそれぞれに含まれる遅延回路は、 前段回路から伝達された信号を取り込むための入力端子
    を備えたインバータと、 上記インバータの出力端子に結合された入力端子を備え
    たナンドゲートと、 を含み、上記第1遅延回路列と上記第2遅延回路列との
    間で、ノアゲート同士は、それぞれ同一定数に設定され
    て成る請求項1記載のSDRAM。
  5. 【請求項5】 記第1遅延回路列及び上記第2遅延回路
    列のそれぞれに含まれる遅延回路は、 前段回路から伝達された信号を取り込むための入力端子
    を備えたノアゲートと、 上記ノアゲートの出力端子に結合された入力端子を備え
    たインバータと、 を含み、上記第1遅延回路列と上記第2遅延回路列との
    間で、ノアゲート同士、及びインバータ同士は、それぞ
    れ同一定数に設定されて成る請求項1記載のSDRA
    M。
  6. 【請求項6】 請求項1又は5記載のSDRAMと、そ
    れをアクセス可能な中央処理装置とを含んで成るデータ
    処理装置。
JP9173390A 1997-06-30 1997-06-30 Sdram及びデータ処理装置 Withdrawn JPH1125671A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008311989A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Toshiba Corp Dll回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008311989A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Toshiba Corp Dll回路

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Effective date: 20040907