JPH11256511A - アスファルト乳剤散布機械 - Google Patents

アスファルト乳剤散布機械

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JPH11256511A
JPH11256511A JP6364298A JP6364298A JPH11256511A JP H11256511 A JPH11256511 A JP H11256511A JP 6364298 A JP6364298 A JP 6364298A JP 6364298 A JP6364298 A JP 6364298A JP H11256511 A JPH11256511 A JP H11256511A
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Yasuo Mogi
康保 茂木
Fumio Goto
文夫 後藤
Kazuyoshi Sato
和良 佐藤
Manabu Wada
学 和田
Takayoshi Hayama
高義 羽山
Toru Saito
徹 斉藤
Tomohiko Tanaka
智彦 田中
Hitoshi Nakano
等 中野
Ichiro Miyazaki
一郎 宮崎
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アスファルト乳剤を噴射するノズルの目詰ま
りを確実に防止でき、目詰まりによる作業の中断時間等
の無駄な時間を無くすことができるアスファルト乳剤散
布機械を提供する。 【解決手段】 ノズル40,41に接続した洗浄エア回
路51から、ノズル40,41に圧縮空気を送り込ん
で、ノズル40,41内の乳剤を吹き飛ばして除去する
ことで、ノズル40,41内での乳剤の固着を防止で
き、目詰まり等の不都合を生じることなく乳剤を散布す
ることができ、目詰まり復旧作業による無駄な時間を解
消して、舗装時間の短縮、舗装品質の向上を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルト乳剤
を下層路面上に散布する乳剤散布専用のアスファルト乳
剤散布機械、およびアスファルト乳剤散布にアスファル
ト合材の敷均し等の他の機能を複合させたアスファルト
乳剤散布機械に関する。
【0002】
【従来の技術】乳剤散布装置を備えたアスファルトフィ
ニッシャとしては、アスファルト乳剤を乳剤散布装置に
より、未舗装の路盤やアスファルト舗装体、あるいは、
コンクリート舗装体などの下層路面上に散布しながら、
ホッパ内に蓄積されたアスファルト合材を送出し装置に
より、路盤上や下層路面上に散布された乳剤の上に送り
出してスクリードで敷き均すものが知られている(特開
平4−203006号公報、米国特許第5,069,5
78号)。また、走行車両に乳剤散布装置のみを装備
し、アスファルト乳剤を下層路面上に散布する乳剤散布
専用のアスファルトディストリビュータも知られている
(実公平1−11775号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な乳剤散布装置では、ノズル部分の構造上、ノズル内部
に乳剤が固着して目詰まりを起こし、正常な散布作業が
出来なくなるケースがあった。乳剤の固着原因として
は、主に以下の3点がある。 (1)乳剤の温度変化 ノズルから噴射される乳剤の適正温度は80℃である
が、何らかの原因で温度が低下すると粘性が増大して、
ノズル内部に固着する。 (2)乳剤の化学変化 乳剤は空気に触れると化学分解して、極めて高粘度のア
スファルト分に変化するようになっている。このため、
特にノズル先端部では、空気に触れて固化した乳剤が固
着しやすくなっている。 (3)ノズルチップの構造 乳剤を効率良く散布して少量散布を実現するために、ノ
ズルチップの穴径は小さく形成されている。このため、
粘性物質である乳剤は必然的に固着しやすくなってお
り、目詰まりを起こしやすくなっている。
【0004】従来、ノズルに取り付けた監視センサ等に
よってノズルの目詰まりを迅速に検出して、散布品質に
与える影響を極力小さくするようにしている。しかしな
がら、ノズルが目詰まりした場合には、作業を中断して
ノズルを分解洗浄するか、LPGガスバーナ等によりノ
ズルを加熱して固着乳剤を溶融する必要があり、いずれ
にしても手間がかかる。このため、作業の中断によって
生じる無駄な時間によって、予定された舗装作業に遅れ
が生じることになる上、舗装品質にも影響を与えるとい
った問題があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、ノズル内の
固着乳剤を短時間で簡便に除去でき、ノズルの目詰まり
による作業の中断や、無駄な時間の発生を解消して、作
業時間の短縮や、舗装品質の向上を可能にするアスファ
ルト乳剤散布機械を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明に係るアスファルト乳剤散布
機械は、走行車両に、アスファルト乳剤を噴射するノズ
ルが設けられてなるアスファルト乳剤散布機械におい
て、上記ノズルに圧縮空気を送り込んで、ノズル内の乳
剤を除去するようになっていることを特徴としている。
請求項2記載の発明では、請求項1記載のアスファルト
乳剤散布機械において、上記洗浄エア回路から上記ノズ
ルへの圧縮空気の送り込みが、上記ノズルからの乳剤の
噴射停止に連動してなされることを特徴としている。請
求項3記載のアスファルト乳剤散布機械では、走行車両
に、アスファルト乳剤を噴射するノズルが設けられてな
るアスファルト乳剤散布機械において、上記ノズルに、
上記乳剤を加熱溶融させるヒータを設けたことを特徴と
している。請求項4記載の発明では、請求項3記載のア
スファルト乳剤散布機械において、上記ノズルに温度感
知装置を設けたことを特徴としている。なお、請求項
1、2のいずれかに記載の構成と、請求項3、4のいず
れかに記載の構成とを併せ持つ構成も採用可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1ないし図9は本発明に
係るアスファルト乳剤散布機械の一実施例を示す。図1
および図2において、このアスファルト乳剤散布機械
は、アスファルト乳剤の散布とともにアスファルト合材
の敷均しを行うアスファルトフィニッシャであり、自走
式の走行車両1に、アスファルト合材を収容するホッパ
2と、アスファルト合材の送出し装置3と、左右、前後
(「左右」は図1中紙面奥行き方向、図2中上下方向)
に分けて伸縮自在に設けられた一対のスプレーバー4
A,4Bと、左右、前後に分けて伸縮自在に設けられた
一対のスクリード5A,5Bが設けられ、アスファルト
乳剤をスプレーバー4A,4Bで下層路面としての未舗
装の路盤6上に散布しながら、ホッパ2からアスファル
ト合材を路盤6の散布乳剤の上に送出し装置3で送り出
してスクリード5A,5Bで敷き均す構成となってい
る。
【0008】送出し装置3は、ホッパ2からアスファル
ト合材を運び出すバーフィーダ3aと、バーフィーダ3
aによって運ばれてきたアスファルト合材を走行車両1
の幅方向(図1中紙面奥行き方向、図2中上下方向)に
広げて路盤6上に送り出すスプレッディングスクリュ
(送出し部)3bとから成る。スプレーバー4A,4B
とスクリード5A,5Bとは、上述したようにそれぞれ
左右の一対が、走行車両1の進行方向の前後に平行に位
置をずらして該車両1に支持され、該車両1の幅方向に
伸縮自在に設けられており、乳剤の散布幅とアスファル
ト合材の敷均し幅とを任意に調節することができるよう
になっている。図の走行車両1はクローラ式となってい
るが、車輪式のものもある。
【0009】各スプレーバー4A,4Bはダクト構造で
スプレッディングスクリュ3bの直前に設けられ、また
各スプレーバー4A,4Bの直前に同じく左右、前後に
分けて伸縮自在に設けられた一対のダクト構造の吸引装
置10A,10Bが設けられている。各吸引装置10
A,10Bは路盤6の水分を、該吸引装置10A,10
Bの下面に設けられた多数のノズル口から吸引して除去
するものであり、図示は略すが、可撓性の吸引ホースに
よってサイクロン式の気水分離器に接続され回収タンク
に連結されている。
【0010】各吸引装置10A,10Bは、各スプレー
バー4A,4Bと同様に、左右の一対が走行車両1の進
行方向の前後に位置をずらして該車両1に支持され、該
車両1の幅方向に伸縮自在に設けられている。各スプレ
ーバー4A,4Bと各吸引装置10A,10Bとは、互
いの外端を各スクリード5A,5Bのサイドプレート8
(図1では省略。図2参照)に連結されて走行車両1に
支持されており、スクリード5A,5Bの伸縮動作時
に、それに従って一緒に伸縮する構造となっている。ス
プレーバー4A,4B、スクリード5A,5B、吸引装
置10A,10Bは、それぞれ個別に伸縮するようにし
てもよい。
【0011】次に、各スプレーバー4A,4B等につい
てさらに詳細に説明する。図3および図4に示すよう
に、走行車両1には、左右方向に延在するとともに前後
方向における両端に下方に延出する支持板部11が設け
られた断面コ字状の支持部材12が、支持具12Aを介
して懸垂支持されて設けられており、この支持部材12
の両支持板部11には、それぞれ内側と外側とで対をな
す溝付きの支持ローラ13が、上記左右方向に適宣間隔
をあけて複数対配置され、かつ走行車両1の走行方向に
向けて両支持板部11に固定した支持軸12B,12B
に回転自在に支持され、走行車両1の左右方向に転動可
能になっている。そして、内側の各支持ローラ13が、
その溝に、走行車両1における左右方向に延在したスラ
イド部材14の上下の突条を係合させ該左右方向にのみ
略水平に移動自在となるようにスライド部材14を支持
しており、該スライド部材14の下部に、左右方向に延
在するスプレーバー4Aが連結片14Aを介して固定さ
れている。また、支持部材12の後側に設けた外側の支
持ローラ13が、走行車両1における左右方向に延在し
た後側のスライド部材15を該左右方向にのみ移動自在
となるように支持しており、支持部材12の前側に設け
た外側の支持ローラ13が、左右方向に延在した前側の
スライド部材16を該左右方向にのみ略水平に移動自在
となるように支持している。
【0012】後側のスライド部材15の下側には、前側
のスプレーバー4Aと長さ方向に平行させ、その後側に
位置をずらした状態でスプレーバー4Bが連結部材17
を介して固定されている。この後側のスプレーバー4B
には連結部材18が固定されており、該連結部材18と
前側のスライド部材16に固定された連結部材19との
間には、上部が開口した直方体状の回収ボックス(受け
部材)20が固定されている。これにより、後側のスラ
イド部材15、連結部材17、後側のスプレーバー4
B、連結部材18、回収ボックス20、連結部材19お
よび前側のスライド部材16は一体に構成されている。
各スプレーバー4A,4Bには、それぞれ、その長さ方
向に沿って噴出口の口径の異なる第1,第2のノズル4
0,41の対が、複数対、等間隔に配列されかつ下方に
噴出方向を向けた状態で取り付けられている。
【0013】各スプレーバー4A,4Bは、ダクト構造
をなしており、その内部が、図5に示すように、導入配
管23により乳剤タンク22と連結されている。そし
て、導入配管23に設けられたスプレーポンプ24で、
乳剤タンク22からフィルタ23Aを介して吸入された
アスファルト乳剤が、各スプレーバー4A,4Bの内部
に導入されることにより、各スプレーバー4A,4Bの
内部に連通する第1,第2のノズル40,41からアス
ファルト乳剤が噴出されるようになっている。なお、図
5では、スプレーバー4A、4Bに設けられたノズル4
0,41の一部を記載し、他を省略している。
【0014】各ノズル40,41は、それらの噴出口の
開閉を切り換える開閉バルブ40aまたは41aと接続
されている。これら開閉バルブ40a、41aはエア配
管42と接続され、エアコンプレッサ43の発生した空
気圧が、エアタンク44、エアフィルタ45、レギュレ
ータ46を介して上記エア配管42から作用されること
でノズル40または41(ノズル40または41への乳
剤の供給流路)を開閉する。また、異なるノズル40,
41は、互いに別の開閉バルブ40a、41aによって
開閉され、しかも、これら開閉バルブ40a、41a
は、開閉対象のノズル40,41の違いによって開閉動
作が逆になっているため、一方のノズル40または41
を開放している時には、他方のノズル40または41は
閉じられる。
【0015】スプレーポンプ24の下流側の導入配管2
3には圧力計47が接続され、導入配管23内の乳剤圧
力が計測される。導入配管23の下流側端末に接続され
た戻り配管47は乳剤タンク22に接続されている。こ
の戻り配管47の途中には、エアコンプレッサ43が発
生した空気圧によって開閉される切換バルブ48が接続
され、この切換バルブ48を開放すると、導入配管23
内の乳剤が乳剤タンク22方向へ流れ、導入配管23内
の乳剤圧力を調整できる。
【0016】導入配管23には、乳剤タンク22とフィ
ルタ23Aとの間に接続された洗浄エア回路49から圧
縮空気が導入可能になっている。洗浄エア回路49のバ
ルブ50を開放すると、エアコンプレッサ43の発生し
た圧縮空気が導入配管23に流入し、洗浄エア回路49
の接続位置から下流の導入配管23内に存在する乳剤
が、ノズル40,41または戻り配管47へ押し出され
て排出される。この洗浄エア回路49から導入される圧
縮空気により導入配管23内を洗浄する時には、バルブ
23Bを閉じて乳剤タンク22方向への圧縮空気の流入
を防止する。なお、洗浄エア回路49の途中には、チェ
ック弁49aが介在配置されているので、レギュレータ
46方向への乳剤の流入は防止されている。
【0017】また、レギュレータ46下流側から別途設
けられた洗浄エア回路51は、ノズル40,41に接続
され、途中に介在配置された開閉バルブ52、53が開
放されると、圧縮空気がノズル40,41に供給され
る。この圧縮空気がノズル40,41から噴射される
と、ノズル40,41内の乳剤が吹き飛ばされてノズル
40,41内部が洗浄される。
【0018】回収ボックス20に回収された乳剤は、回
収配管54を介して乳剤タンク22に戻される。すなわ
ち、回収配管54の途中には乳剤サクションポンプ55
が介在配置されており、この乳剤サクションポンプ55
の上流側に配置された開閉バルブ56が開放されると、
乳剤サクションポンプ55の吸引力によって、回収ボッ
クス20に回収された乳剤がこの回収ボックス20底部
から回収配管54に吸引され、フィルタ54aを介して
乳剤ポンプ22に戻される。なお、回収配管54に設け
られた切換バルブ56、57には、ドレン配管58また
は59が接続されており、必要に応じて回収配管54内
の乳剤を排出できるようになっている。
【0019】開閉バルブ40a、41a、切換バルブ4
8、57は、いずれもエア配管42を介して同一のレギ
ュレータ46と接続されているので、同時に開閉駆動さ
れるようになっている。一方、図5において、スプレー
ポンプ24を駆動する油圧モータ24a、および乳剤サ
クションポンプ55を駆動する油圧モータ55aは、い
ずれも油圧ポンプ61が発生する油圧によって駆動され
る。これら油圧モータ24a、55aに油圧を供給する
油圧配管62、63には、比例制御弁64を介して油圧
ポンプ61の油圧が供給されるようになっており、スプ
レーポンプ24による乳剤の圧送能力(供給量または供
給圧)と、乳剤サクションポンプ55による乳剤の吸引
能力(吸引量または吸引力)とは一定の定数を以て比例
関係にある。スプレーポンプ24の油圧モータ24aに
は、エンコーダ67を取り付けて回転数制御を行ってい
る。なお、図5中、符号65は、油圧ポンプ61を駆動
するエンジン、符号66は、エンジン65の電源となる
発電機である。
【0020】乳剤タンク22にはヒータ31が取り付け
られ、乳剤の溶融状態が維持されている。また、第1、
第2のノズル40,41にもヒータ32または33が取
り付けられ、乳剤が固化しないノズル温度が常時維持さ
れている。このため、第1、第2のノズル40,41で
は、内部での乳剤の固着が防止されている。各第1、第
2のノズル40,41に取り付けた目詰まり監視センサ
34は、第1、第2のノズル40,41内に固着した乳
剤を検出するものである。図5中、符号35はセンサア
ンプでり、目詰まり監視センサ34に電力を供給する。
【0021】次に、第1のノズル40近傍の具体的構成
を図6を参照して説明する。図6において、図示しない
導入配管23からスプレーバー4Aへ供給された乳剤
は、開閉バルブ40aを介して第1のノズル40に供給
され、その供給圧により下方に噴射される。開閉バルブ
40aは、エアシリンダ40cと、このエアシリンダ4
0cによって弁座40dに対して進退動されるポペット
40eとを備えている。上記ポペット40eは、穴40
fを介してスプレーバー4Aから乳剤が流入される乳剤
流入部40g内を昇降移動するため、このポペット40
eと上記弁座40dとの間の隙間が調整されることで、
第1のノズル40への乳剤の供給量や供給圧が調整され
る。通常時には、エアシリンダ40cのシリンダボディ
40h内に収納したスプリング40iによって、エアシ
リンダ40cのピストン40jが図6中下方に付勢され
るため、ピストンロッド40kを介して上記ピストン4
0jに連結されたポペット40eも図6中下方に付勢さ
れて弁座40dに圧接され、第1のノズル40への乳剤
の供給が規制される(図6中実線の位置)。エア配管4
2から上記シリンダボディ40h内に供給された圧縮空
気の空気圧によってピストン40jが図6中上方へ押し
上げられるとポペット40eも上昇して、弁座40dと
の間に隙間が形成され、この隙間を介して第1のノズル
40へ乳剤が供給され、第1のノズル40下端のスプレ
ーノズル40nから噴射される。なお、図6中、符号4
0lはスクレーパであり、ピストンロッド40kに付着
した乳剤を除去するためのものである。
【0022】図7に示すように、第1のノズル40のノ
ズルボディ40bには、乳剤固着によるノズル40の目
詰まりを監視する目詰まり監視センサ34と、ヒータ3
2とが互いに対向させて取り付けられ、洗浄エア回路5
1端末に設けられたチェックバルブ51aと、温度感知
装置としてのヒータ温度調節熱電対40oとが対向させ
て取り付けられている。図8に示すように、ヒータ32
の通電過熱は、ヒータ温度調節熱電対40oのノズル温
度検出データに基づいて、温度調節器68に接続された
スイッチ69によりオン、オフされ、これにより、第1
のノズル40の温度が乳剤の噴射に適した温度(75℃
前後)に安定に維持される。なお、第1のノズル40の
温度制御は、ヒータ32のオン、オフ制御に限定され
ず、比例回路等を用いてリアルタイムに行うようにして
も良い。
【0023】図9は、ヒータ32による第1のノズル4
0の加熱時間に対するノズル表面温度の上昇曲線を示
す。図9において、測定位置はノズルボディ40bの
ヒータ32近傍、測定位置はスプレーノズル40n近
傍、測定位置はヒータ温度調節熱電対40o近傍であ
る。この図9から、ヒータ32の通電後、約30分で第
1のノズル40全体が75℃近くに達することが判る。
ところで、固化した乳剤は、50℃以上で溶融すること
が判っている。このため、第1のノズル40が75℃前
後に維持されていれば、乳剤が第1のノズル40内に固
着することは無い。また、第1のノズル40全体に75
℃以上の温度を維持できれば、外気温が低い場合であっ
ても乳剤の固着を完全に防止することができ、第1のノ
ズル40の目詰まりを防止できる。
【0024】開閉バルブ52(図5参照)を開放する
と、7kg/cm2程度の圧縮空気がノズルボディ40
b内の乳剤流路40m(図6参照)を通って、第1のノ
ズル40下端のスプレーノズル40nから噴射され、乳
剤流路40mおよびスプレーノズル40n内の乳剤が吹
き飛ばされて除去される。これにより、第1のノズル4
0内部が洗浄され、乳剤の固着による目詰まりが防止さ
れる。
【0025】第1のノズル40と第2のノズル41とで
は、スプレーノズルの内径が異なり、ヒータ33(図5
参照)による第2のノズル41の温度調整が、ヒータ3
2と異なる。その他には、第1、第2のノズル40,4
1の構成には、根本的な相違点は無い。第1、第2のノ
ズル40,41は、各スプレーバー4A,4Bに、それ
ぞれ複数並列に取り付けている。図1から図4に示すよ
うに、回収ボックス20は、前側のスプレーバー4Aに
対して設けられており、該スプレーバー4Aが後側のス
プレーバー4Bに対し長さ方向において重なり合う部分
にある前側のスプレーバー4Aの第1,第2のノズル4
0,41に対向して配置されることにより、該重なり合
う部分にある第1,第2のノズル40,41から噴出さ
れるアスファルト乳剤を受けるようになっている。ここ
で、この回収ボックス20は、後側のスプレーバー4B
と同じ長さとされ、走行車両1における幅方向(左右方
向)の位置を、該スプレーバー4Bのそれと一致させた
状態で上記のように後側のスプレーバー4Bに固定され
ている。これにより、各スプレーバー4A,4B同士の
相対移動位置に拘わらず、常に、前側のスプレーバー4
Aの、後側のスプレーバー4Bに重なり合う部分にある
各ノズル40,41から噴出されるアスファルト乳剤を
受けるようになっている。
【0026】このアスファルトフィニッシャにおいて
は、作業時には、開閉バルブ40a、41aによって全
ての一方のノズル40を開状態とするとともに、全ての
他方のノズル41を閉状態としておき、送出し装置3
と、スプレーポンプ24、乳剤サクションポンプ55と
を作動させると共に、走行車両1を前進走行させると、
スプレーポンプ24により乳剤タンク22からアスファ
ルト乳剤が吸引され、導入配管23を通して各スプレー
バー4A,4Bに供給される。そして、スプレーバー4
A,4Bの一方のノズル40からアスファルト乳剤が路
盤6上に散布されると共に、ホッパ2からバーフィーダ
3aにより走行車両1の後方に送り出されたアスファル
ト合材が、スプレッディングスクリュ3bにより、散布
されたアスファルト乳剤の上に広げられ、スクリュ5
A,5Bにより敷き均されて、路盤6上にアスファルト
舗装が施工される。この際、必要舗装幅に応じて、スク
リード5A,5Bが走行車両1の幅方向に伸縮される
と、スプレーバー4A,4Bもスクリード5A,5Bと
一緒に同方向に伸縮され、アスファルト乳剤の散布幅が
変更調節される。
【0027】上記において、上記散布幅の調節により、
前側のスプレーバー4Aの、後側のスプレーバー4Bに
対する重なり合う部分がある第1のノズル40から噴出
されるアスファルト乳剤は、回収ボックス20に受けら
れ、乳剤サクションポンプ55により回収配管54を経
て乳剤タンク22に戻される。上記において、各スプレ
ーバー4A,4Bに供給されたアスファルト乳剤は、複
数の同口径の一方のノズル40のみから、その噴出口
(スプレーノズル40n)の口径に応じた噴射量で路盤
6に散布されることになるが、舗装条件の変更等に応じ
て、上記の状態からアスファルト乳剤の噴射量を変更す
る場合には、開閉バルブ40aによって全ての第1のノ
ズル40を閉状態とするとともに、全ての第2のノズル
41を開状態として、スプレーポンプ24でアスファル
ト乳剤を各スプレーバー4A,4Bに供給させると、第
1のノズル40とは口径の異なる複数の同口径の第2の
ノズル41のみからその噴出口の口径に応じた噴射量で
アスファルト乳剤が路盤6に散布されることになる。
【0028】このように、このアスファルトフィニッシ
ャでは、エア配管42を介して作用される空気圧を変更
して開閉バルブ40aを駆動することで、噴出口の口径
の違いにより噴射量が異なる二種類の第1,第2のノズ
ル40,41の開閉を簡便に切り換えて、アスファルト
乳剤の噴射量を変更することができ、よって、ノズルを
噴射量の異なる種類のものに交換するという煩雑な作業
を伴うことなく、容易にアスファルト乳剤の噴射量を変
更することができる。なお、以上においては、噴射量の
異なる二種類の第1,第2のノズル40,41を切り換
える場合を例にとり説明したが、噴射量の異なる三種類
以上のノズルを切り換える場合も開閉バルブを増やすこ
とで対応可能である。
【0029】また、ヒータ32によって第1、第2のノ
ズル40,41に75℃前後の温度が維持されるので、
第1、第2のノズル40,41内部に乳剤が固着する心
配は無く、乳剤の散布作業を常に安定に行うことができ
る。このため、乳剤散布作業の完了停止時や、使用する
ノズル40,41の切り換えにより一方のノズル40ま
たは41からの乳剤の噴射を停止した時であっても、第
1、第2のノズル40,41内では乳剤が固着しない。
したがって、乳剤噴射を停止後に再開した時には、ノズ
ル40,41に目的の乳剤散布量が確実に得られ、目詰
まりや、散布量の低下等の不都合を防止できる。この結
果、ノズル40,41の目詰まりによる作業停止時間が
無くなり、舗装に係る作業時間を短縮できるとともに、
乳剤の散布を途中で中止すること無く連続的に行うこと
が可能になり、舗装品質を向上できるといった優れた効
果が得られる。
【0030】しかも、このアスファルトフィニッシャで
は、ノズル40,41からの乳剤噴射停止に連動して、
開閉バルブ52、53を開放して洗浄エア回路51の圧
縮空気をノズル40,41から噴射してノズル40,4
1内の乳剤を除去するので、乳剤噴射停止時に万一ノズ
ル40,41の温度が低下しても、ノズル40,41内
に乳剤が固着して目詰まりを起こすといった不都合を確
実に防止できる。ヒータ32または33の加熱によっ
て、ノズル40,41内の残留乳剤はノズル40,41
に固着せず溶融状態になっているので、洗浄エア回路5
1からの圧縮空気によって洗浄は容易になされる。この
洗浄エア回路51の圧縮空気によるノズル40,41の
洗浄は、スプレーバー4A、4B毎に個別に行われる。
使用するノズル40,41の切り換え時には、乳剤の噴
射が停止されたノズル40または41に、乳剤噴射停止
後、速やかに洗浄エア回路51の圧縮空気が導入され洗
浄が行われる。この圧縮空気によるノズル40,41内
の洗浄は、使用するノズル40,41を切り換える度に
実行されるので、ノズル40,41切り換えが頻繁に行
われても、ノズル40,41の目詰まりを確実に防止で
きる。
【0031】舗装作業を完了してアスファルトフィニッ
シャの全ての作動部の作動を停止する際には、全てのノ
ズル40,41内を圧縮空気によって洗浄して乳剤を除
去するため、停止中にノズル40,41内に乳剤が固着
することは無く、目詰まりが確実に防止される。また、
図5に示すように、バルブ50を開放して、洗浄エア回
路49から圧縮空気を導入配管23に導入すると、導入
配管23内の乳剤が除去され、洗浄されるので、アスフ
ァルトフィニッシャの再起動時には、乳剤タンク22か
ら目的温度、目的粘度の乳剤が速やかにノズル40,4
1に供給され、散布作業開始までの準備時間を短縮でき
る。なお、乳剤用の全ての配管は、アスファルトフィニ
ッシャ内にて所定の温度に加熱され、乳剤の固着が防止
される。再起動されたアスファルトフィニッシャでは、
準備時間が経過して乳剤散布作業を開始した後、さらに
所定時間を経過した後に、戻り配管47や回収配管54
に乳剤が流入する。したがって、戻り配管47や回収配
管54は、乳剤が流入されるまでに、乳剤溶融温度以上
に加熱されており、使用に不都合は生じない。
【0032】なお、戻り配管47や回収配管54も、洗
浄エア回路を接続して洗浄可能に構成することも可能で
ある。上記実施例においては、後側のスプレーバー4B
に回収ボックス20を設けて、前側のスプレーバー4A
からのアスファルト乳剤の余剰分を回収するように構成
されているが、前側のスプレーバー4Aに回収ボックス
20を設けて、後側のスプレーバー4Bからのアスファ
ルト乳剤の余剰分を回収するようにしてもよい。また、
アスファルト乳剤の散布を行うものであれば、アスファ
ルトフィニッシャ以外の、例えば、リペーバやリミキサ
等の敷均し機械にも実施することができ、勿論、アスフ
ァルト乳剤の散布専用機械にも実施することができる。
また、上記実施の形態では、口径の異なる複数種類のノ
ズルを選択使用して乳剤を散布する構成を示したが、本
発明は、同一口径の複数のノズルから乳剤を散布する構
成や、一つのノズルから乳剤を散布する構成等、各種構
成のアスファルト乳剤散布機械に適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアス
ファルト乳剤散布機械においては、ノズルに導入した圧
縮空気によってノズル内の乳剤を吹き飛ばして洗浄する
こと、および/または、乳剤の溶融状態を維持できるノ
ズル温度を確保することにより、ノズル内への乳剤の固
着による目詰まりを確実に防止できるので、目詰まりに
よって中断すること無く連続的に乳剤を散布することが
可能になり、作業時間の短縮や、舗装品質の向上が可能
になるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアスファルト乳剤散布機械の一
実施例を示す側面図である。
【図2】 図1のアスファルト乳剤散布機械の平面図で
ある。
【図3】 スプレーバーを示す斜視図である。
【図4】 スプレーバーおよび回収装置を示す断面図で
ある。
【図5】 アスファルト乳剤の散布および回収系統を示
す配管図である。
【図6】 第1のノズル近傍を示す断面図である。
【図7】 第1のノズルのノズルボディを示す平断面図
である。
【図8】 ノズルの温度を調整する電気系統を示す電気
回路図である。
【図9】 図8の電気系統による第1のノズルの加熱開
始後の温度上昇曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1 走行車両 32、33 ヒータ 40,41 ノズル 40o 温度感知装置(ヒータ温度調節熱電対) 51 洗浄エア回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和良 群馬県群馬郡群馬町大字棟高730番地 株 式会社新潟鉄工所高崎工場内 (72)発明者 和田 学 群馬県群馬郡群馬町大字棟高730番地 株 式会社新潟鉄工所高崎工場内 (72)発明者 羽山 高義 東京都中央区京橋1−19−11 日本鋪道株 式会社内 (72)発明者 斉藤 徹 東京都中央区京橋1−19−11 日本鋪道株 式会社内 (72)発明者 田中 智彦 東京都中央区京橋1−19−11 日本鋪道株 式会社内 (72)発明者 中野 等 東京都中央区京橋1−19−11 日本鋪道株 式会社内 (72)発明者 宮崎 一郎 埼玉県大宮市三橋6丁目70番 ニッポメッ クス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両に、アスファルト乳剤を噴射す
    るノズルが設けられてなるアスファルト乳剤散布機械に
    おいて、 上記ノズルに圧縮空気を送り込んで、ノズル内の乳剤を
    除去するようになっていることを特徴とするアスファル
    ト乳剤散布機械。
  2. 【請求項2】 上記洗浄エア回路から上記ノズルへの圧
    縮空気の送り込みが、上記ノズルからの乳剤の噴射停止
    に連動してなされることを特徴とする請求項1記載のア
    スファルト乳剤散布機械。
  3. 【請求項3】 走行車両に、アスファルト乳剤を噴射す
    るノズルが設けられてなるアスファルト乳剤散布機械に
    おいて、 上記ノズルに、上記乳剤を加熱溶融させるヒータを設け
    たことを特徴とするアスファルト乳剤散布機械。
  4. 【請求項4】 上記ノズルに温度感知装置を設けたこと
    を特徴とする請求項3記載のアスファルト乳剤散布機
    械。
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