JPH11256053A - 緑色樹脂組成物、感光性緑色樹脂組成物、緑色画像形成用感光液、着色画像の製造法及びカラーフィルターの製造法 - Google Patents

緑色樹脂組成物、感光性緑色樹脂組成物、緑色画像形成用感光液、着色画像の製造法及びカラーフィルターの製造法

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JPH11256053A
JPH11256053A JP13518798A JP13518798A JPH11256053A JP H11256053 A JPH11256053 A JP H11256053A JP 13518798 A JP13518798 A JP 13518798A JP 13518798 A JP13518798 A JP 13518798A JP H11256053 A JPH11256053 A JP H11256053A
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green
photosensitive
pigment
resin
resin composition
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JP13518798A
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English (en)
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Koji Yamazaki
浩二 山崎
Yoichi Kimura
陽一 木村
Tetsuya Okazaki
哲也 岡崎
Seigo Yokochi
精吾 横地
Shinya Kato
慎也 加藤
Tomohiro Nagoya
友宏 名児耶
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔料を分散した感光材料の問題点である光透
過率を向上させ、従来の技術の問題点を解消した緑色樹
脂組成物、光透過率を向上させた感光性緑色樹脂組成
物、光透過率を向上させた緑色画像形成用感光液、光透
過率を向上させた着色画像の製造法及び光透過率の優れ
た緑色画像を含むカラフィルターの製造法を提供する。 【解決手段】 緑色顔料とC.I.ピグメントイエロー13
8を樹脂に分散させてなる緑色樹脂組成物、緑色顔料、
C.I.ピグメントイエロー138、樹脂、光重合性不飽和
結合を分子内に1個以上含有するモノマー及び光開始剤
を含有してなる感光性緑色樹脂組成物、この感光性樹脂
組成物及び有機溶剤を含む緑色画像形成用感光液、前記
着色画像形成用材料からなる感光層を基板上に積層し、
露光現像する着色画像形成工程を含む着色画像の製造法
並びにこの着色画像の製造法により緑色画像を形成する
工程を含むことを特徴とするカラーフィルタの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緑色樹脂組成物、
感光性緑色樹脂組成物、緑色画像形成用感光液、着色画
像の製造法及びカラーフィルターの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示デバイス、センサー及び
色分解デバイスなどにカラーフィルターが多用されてい
る。このカラーフィルターの製造法としては、従来は、
染色可能な樹脂、例えば天然のゼラチンやカゼインをパ
ターニングし、そこに主に染料を用いて染色し、画素を
得るという方法が採られていた。しかし、この方法で得
た画素は、材料からの制約で耐熱性及び耐光性が低いと
いう問題があった。そこで、最近、耐熱性及び耐光性を
改良する目的で顔料を分散した感光材料を用いる方法が
注目され、多くの検討が行われるようになった。この方
法によれば製法も簡略化され、得られたカラーフィルタ
ーも安定で、寿命の長いものになることが知られてい
る。
【0003】しかし、染料と比較し、顔料を用いた場合
には、光の透過率が低いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1に記載の発明
は、顔料を分散した感光材料の問題点である光透過率を
向上させ、従来の技術の問題点を解消した緑色樹脂組成
物を提供するものである。請求項2又は3記載の発明
は、光透過率を向上させた感光性緑色樹脂組成物を提供
するものである。請求項4記載の発明は、光透過率を向
上させた緑色画像形成用感光液を提供するものである。
請求項5又は6は、光透過率を向上させた着色画像の製
造法を提供するものである。請求項7記載の発明は、光
透過率の優れた緑色画像を含むカラフィルターの製造法
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、緑色顔料とC.
I.ピグメントイエロー138を樹脂に分散させてなる緑
色樹脂組成物に関する。本発明は、また、緑色顔料、C.
I.ピグメントイエロー138、樹脂、光重合性不飽和結
合を分子内に1個以上含有するモノマー及び光開始剤を
含有してなる感光性緑色樹脂組成物に関する。本発明
は、また、この感光性緑色樹脂組成物において、樹脂
が、酸価20〜300で重量平均分子量1500〜20
0000の樹脂である感光性緑色樹脂組成物に関する。
本発明は、また、これらの感光性樹脂組成物及び有機溶
剤を含む緑色画像形成用感光液に関する。本発明は、ま
た、前記の感光性緑色樹脂組成物からなる感光層を基板
上に積層し、露光現像する着色画像形成工程を含む着色
画像の製造法に関する。本発明は、また、この着色画像
の製造法において、感光層が前記の緑色画像形成用感光
液から形成されるものである着色画像の製造法に関す
る。本発明は、また、これらの着色画像の製造法により
緑色画像を形成する工程を含むことを特徴とするカラー
フィルタの製造法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、顔料としては、
緑色顔料に黄色顔料が併用され、黄色顔料には、C.I.ピ
グメントイエロー138(カラーインデックス名)が必
須成分として使用される。
【0007】本発明における黄色顔料として、C.I.ピグ
メントイエロー138以外に、他の黄色顔料を使用する
ことができるが、その使用量としては、黄色顔料全体に
対して0〜90重量%とすることが好ましく、0〜50
重量%とすることがより好ましい。C.I.ピグメントイエ
ロー138以外の黄色顔料の使用量が多くなりすぎると
光透過率が低下する傾向がある。他の黄色顔料として
は、例えば、C.I.ピグメントイエロー20、24、8
3、93、109、110、117、125、139、
147、154など一般によく知られたものがを使用す
ることができる。
【0008】前記の緑色顔料としては、無機顔料と有機
顔料のいずれも使用することができるが、色調の豊富さ
等から有機顔料が好ましい。有機顔料としては、フタロ
シアニン系等、例えばカラーインデックス名でピグメン
トグリーン7、36、37等が挙げられる。
【0009】本発明において、緑色顔料と黄色顔料の配
合割合は、重量比で緑色顔料/黄色顔料が90/10〜
40/60とされることが好ましく、80/20〜50
/50とされることがさらに好ましい。
【0010】本発明に用いる緑色樹脂組成物に用いられ
る樹脂としては、着色画像形成材料としたときに、顔料
分散性を有するものであれば特に制限はなく、さらに成
膜性を有するものが好ましく、さらに、感光性を妨げ
ず、現像性を有するものが好ましい。このような樹脂と
しては、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系樹
脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等を
使用することができるが、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート等のア
クリル酸エステル又はメタアクリル酸エステル、スチレ
ン、スチレン誘導体、その他の重合性モノマーの単独重
合体又は共重合体、(メタ)アクリル酸(アクリル酸及
びメタクリル酸を意味する。以下同様)、イタコン酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モノアルキル
エステル、シトラコン酸、無水シトラコン酸、シトラコ
ン酸モノアルキルエステル等のカルボキシル基含有重合
性モノマーと(メタ)アクリル酸エステル、スチレン、
スチレン誘導体、その他の重合性モノマーとの共重合体
等が特に好ましい。
【0011】前記マレイン酸モノアルキルエステルとし
ては、アルキルの炭素数が1〜12のものが好ましく、
マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイ
ン酸モノn−プロピル、マレイン酸モノイソプロピル、
マレイン酸モノn−ブチル、マレイン酸モノn−ヘキシ
ル、マレイン酸モノn−オクチル、マレイン酸モノ2−
エチルヘキシル、マレイン酸モノn−ノニル、マレイン
酸モノn−ドデシル等が挙げられる。前記シトラコン酸
モノアルキルエステルとしては、アルキルの炭素数が1
〜12のものが好ましく、シトラコン酸モノメチル、シ
トラコン酸モノエチル、シトラコン酸モノn−プロピ
ル、シトラコン酸モノイソプロピル、シトラコン酸モノ
n−ブチル、シトラコン酸モノn−ヘキシル、シトラコ
ン酸モノn−オクチル、シトラコン酸モノ2−エチルヘ
キシル、シトラコン酸モノn−ノニル、シトラコン酸モ
ノn−ドデシル等が挙げられる。前記スチレン誘導体と
しては、α−メチルスチレン、m−又はp−メトキシス
チレン、p−ヒドロキシスチレン、2−メトキシ−4−
ヒドロキシスチレン、2−ヒドロキシ−4−メチルスチ
レン等が挙げられる。
【0012】また、前記の樹脂としては、光重合性不飽
和結合を有するものを使用してもよい。このような樹脂
の好ましい例としては、高酸価のカルボキシル基含有樹
脂にグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、α−エチルグリシジル
アクリレート、クロトニルグリシジルエーテル、イタコ
ン酸モノアルキルグリシジルエーテル等のオキシラン環
とエチレン性不飽和結合をそれぞれ1個有する化合物や
アリルアルコール、2−ブテン−4−オール、フルフリ
ルアルコール、オレイルアルコール、シンナミルアルコ
ール、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、N−メチロールアクリルア
ミド等の水酸基とエチレン性不飽和結合をそれぞれ1個
有する化合物(不飽和アルコール)を反応させた樹脂、
水酸基を有するカルボキシル基含有樹脂に遊離イソシア
ネート基含有不飽和化合物を反応させた樹脂、エポキシ
樹脂と不飽和カルボン酸との付加反応物に多塩基酸無水
物を反応させた樹脂、共役ジエン重合体や共役ジエン共
重合体と不飽和ジカルボン酸無水物との付加反応物に水
酸基含有重合性モノマーを反応させた樹脂などが挙げら
れる。
【0013】これらの樹脂の不飽和当量は、200〜3
000の範囲とすることが好ましく、230〜1000
の範囲とすることがより好ましく、特に、250〜75
0とすることが好ましい。不飽和当量が小さすぎると感
光材料の調整時特に、顔料を樹脂に分散させる時に一部
硬化する傾向があり、不飽和当量が大きすぎると、不飽
和基の導入による光重合性が十分に付与されない。な
お、ここでいう不飽和当量とは、不飽和結合一つあたり
の樹脂の分子量を意味している。
【0014】前記の樹脂は、それ自身光重合性を有する
場合、また、後述するような感光性緑色樹脂組成物のよ
うに組成物として感光性を付与された場合に、露光後ア
ルカリ現像性を有するという観点からは、酸価が20〜
300の範囲内であることが好ましく、さらに40〜2
00の範囲内であることが好ましく、特に60〜170
の範囲であることが好ましい。酸価が20未満ではアル
カリ現像性が低下する傾向があり、また、300を超え
るとアルカリ現像後の画像パターンの形状が不鮮明とな
る傾向がある。
【0015】また、前記の樹脂の重量平均分子量は1,
500〜200,000の範囲内であることが好まし
く、さらに5,000〜100,000の範囲内である
ことが好ましく、特に10,000〜50,000の範
囲内であることが好ましい。重量平均分子量が1,50
0未満では顔料の分散安定性が低下する傾向があり、ま
た、200,000を超えると感光液にしたときに粘度
が高くなり、塗布性、特に、スピンコートする際の塗布
性が低下する傾向がある。なお、本明細書において、重
量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィーによって測定し、標準ポリスチレンの検量線を用い
て換算した値である。
【0016】酸価が20〜300、重量平均分子量が
1,500〜200,000の樹脂としては、特に、下
記一般式(I)
【化1】 (ただし、式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、
2及びR3はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数
1〜12のアルキル基又は炭素数1〜12のアルコキシ
基を示す)及び下記一般式(II)
【化2】 (ただし、式中、R4及びR5は、それぞれ独立に水素原
子、炭素数1〜12のアルキル基又は光反応性不飽和結
合を有する基を示し、R6は水素原子又は炭素数1〜1
2のアルキル基を示す)で表される繰り返し単位を、一
般式(I)/一般式(II)が1/1〜5/1(モル比)
の比率で有する樹脂が顔料の分散安定性、光感度の点で
特に好ましい。
【0017】前記樹脂としては、次のものがさらに好ま
しい。すなわち、(i)一般式(II)において、R4
光反応不飽和結合を有する基、R5が水素原子、R6が水
素原子である繰り返し単位、(ii)一般式(II)におい
て、R4が光反応不飽和結合を有する基、R5が水素原子
又は光反応不飽和結合を有する基、R6が水素原子であ
る繰り返し単位、(iii)一般式(II)において、R4
光反応不飽和結合を有する基、R5が水素原子、炭素数
1〜12のアルキル基又は光反応不飽和結合を有する
基、R6が水素原子である繰り返し単位、(iv)一般式
(II)において、R4及びR5がそれぞれ独立に水素原子
又は光反応不飽和結合を有する基であり、これらのうち
少なくとも一方は光反応不飽和結合を有する基であり、
6が炭素数1〜12のアルキル基である繰り返し単位
を有するものであることが好ましい。
【0018】上記一般式(I)で表される繰り返し単位
及び一般式(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂
の製造法としては、例えば、一般式(I)で表される繰
り返し単位及び一般式(II)で表される繰り返し単位を
有する樹脂の前駆体に、不飽和アルコール(アリルアル
コール、2−ブテン−4−オール、フルフリルアルコー
ル、オレイルアルコール、シンナミルアルコール、2−
ヒドロキシアクリレート、2−ヒドロキシメタクリレー
ト、N−メチロールアクリルアミド等)をエステル化反
応させて製造する方法、一般式(I)で表される繰り返
し単位及び一般式(II)で表される繰り返し単位を有す
る樹脂の前駆体に、オキシラン環とエチレン性不飽和結
合をそれぞれ1個有する化合物(グリシジルメタクリレ
ート、グリシジルアクリレート、アリルグリシジルエー
テル、α−エチルグリシジルアクリレート、クロトニル
グリシジルエーテル、イタコン酸モノアルキルモノグリ
シジルエステル等)を付加反応させて製造する方法など
が挙げられる。
【0019】一般式(I)で表される繰り返し単位及び
一般式(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂の前
駆体としては、スチレン又はその誘導体と、マレイン酸
モノアルキルエステル(マレイン酸のハーフエステ
ル)、シトラコン酸モノアルキルエステル(シトラコン
酸のハーフエステル)とを共重合することにより得るこ
とができる。スチレン誘導体としては、例えば、α−メ
チルスチレン、m又はp−メトキシスチレン、p−ヒド
ロキシスチレン、2−メトキシ−4−ヒドロキシスチレ
ン、2−ヒドロキシ−4−メチルスチレン等が挙げられ
る。マレイン酸モノアルキルエステルとしては、例え
ば、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マ
レイン酸モノ−n−プロピル、マレイン酸モノ−イソプ
ロピル、マレイン酸モノ−n−ブチル、マレイン酸モノ
−n−ヘキシル、マレイン酸モノ−n−オクチル、マレ
イン酸モノ−2−エチルヘキシル、マレイン酸モノ−n
−ノニル、マレイン酸モノ−n−ドデシル等が挙げられ
る。シトラコン酸モノアルキルエステルとしては、例え
ば、シトラコン酸モノメチル、シトラコン酸モノエチ
ル、シトラコン酸モノ−n−プロピル、シトラコン酸モ
ノ−イソプロピル、シトラコン酸モノ−n−ブチル、シ
トラコン酸モノ−n−ヘキシル、シトラコン酸モノ−n
−オクチル、シトラコン酸モノ−2−エチルヘキシル、
シトラコン酸モノ−n−ノニル、シトラコン酸モノ−n
−ドデシル等が挙げられる。
【0020】また、本発明の緑色樹脂組成物に使用する
樹脂としては、前記した一般式(I)及び一般式(II)
で表される繰り返し単位を有する樹脂を使用するとき、
他の樹脂を併用してもよい。他の樹脂としては、前記し
た樹脂のうち前記した一般式(I)及び一般式(II)で
表される繰り返し単位を有する樹脂以外の樹脂が使用さ
れるが、さらに、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂、メラミン樹脂等を使用してもよい。他の樹脂は
樹脂の総量100重量部に対して、50重量部以下で使
用することが好ましい。
【0021】前記緑色樹脂組成物には、他に光重合性不
飽和結合を分子内に1個以上有するモノマー、光開始剤
等を含有させて感光性緑色樹脂組成物とすることがで
き、さらに有機溶剤を含有させて感光液とすることがで
きる。
【0022】前記着色画像形成用材料又は着色画像形成
用感光液に使用される光重合性不飽和結合を分子内に1
個以上有するモノマーのうち、光重合性不飽和結合を分
子内に1個有するモノマーとしては、メチルメタクリレ
ート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタ
クリレート等のアルキルメタクリレート、メチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート等のアルキルアクリレート、ベンジルメタクリ
レート等のアラルキルメタクリレート、ベンジルアクリ
レート等のアラルキルアクリレート、ブトキシエチルメ
タクリレート等のアルコキシアルキルメタクリレート、
ブトキシエチルアクリレート等のアルコキシアルキルア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート等のアミノアルキルメタクリレート、N,N−ジメ
チルアミノエチルアクリレート等のアミノアルキルアク
リレート、(ジエチレングリコールエチルエーテル)の
メタクリル酸エステル、(トリエチレングリコールブチ
ルエーテル)のメタクリル酸エステル、(ジプロピレン
グリコールメチルエーテル)のメタクリル酸エステル等
の(ポリアルキレングリコールアルキルエーテル)のメ
タクリル酸エステル、(ジエチレングリコールエチルエ
ーテル)のアクリル酸エステル、(トリエチレングリコ
ールブチルエーテル)のアクリル酸エステル、(ジプロ
ピレングリコールメチルエーテル)のアクリル酸エステ
ル等の(ポリアルキレングリコールアルキルエーテル)
のアクリル酸エステル、(ヘキサエチレングリコールフ
ェニルエーテル)のメタクリル酸エステル等の(ポリア
ルキレングリコールアリールエーテル)のメタクリル酸
エステル、(ヘキサエチレングリコールフェニルエーテ
ル)のアクリル酸エステル等の(ポリアルキレングリコ
ールアリールエーテル)のアクリル酸エステル、ジシク
ロペンタニルメタクリレート、ジシクロペンタニルアク
リレート、イソボルニルメタクリレート、メトキシ化シ
クロデカトリエンメタクリレート、イソボルニルアクリ
レート、メトキシ化シクロデカトリエンアクリレート、
グリセロールメタクリレート、グリセロールアクリレー
ト、ヘプタデカフロロデシルメタクリレート等のフッ素
化アルキルメタクリレート、ヘプタデカフロロデシルア
クリレート等のフッ素化アルキルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル
アクリレート等がある。
【0023】光重合性不飽和結合を分子内に1個以上有
するモノマーのうち、光重合性不飽和結合を分子内に2
個以上有するモノマーとしては、ビスフェノールAジメ
タクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、グリセロールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールジメタクリレート、テトラエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタ
クリレート、トリス(メタクリロキシエチル)イソシア
ヌレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタメタクリレート、ビスフェノール
Aジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、グリセロールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリ
ス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエ
リスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート等が挙げらる。
【0024】上記の光重合性不飽和結合を分子内に2個
以上有するモノマーとしては、さらに一般式(a)
【化3】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるビスフェノールAのアルキレンオキシド
付加物のジアクリレート、一般式(b)
【化4】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す)で示されるビスフェノールAのエピクロ
ルヒドリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物、ビ
スフェノールAジメタクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、
グリセロールジメタクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、一般式(c)
【化5】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるリン酸のアルキレンオキシド付加物のジ
アクリレート、一般式(d)
【化6】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す)で示されるフタル酸のエピクロリン変性
物とアクリル酸の付加エステル化物、ポリエチレングリ
コールのジアクリレート、ポリプロピレングリコールの
ジメタクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、一般式(e)
【化7】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20
の整数を示す)で示される1,6−ヘキサンジオールの
エピクロリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物
(アクイリル基を一分子中に2個有するもの)、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート、一般式(f)
【化8】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、3個のmはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるリン酸のアルキンオキシド付加物のトリ
アクリレート、一般式(g)
【化9】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m、m′及びm″はそれぞれ独立に、1〜20の整
数を示す)で示されるトリメチロールプロパンのアルキ
レンオキシド付加物のトリアクリレート、トリス(メタ
クリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート
などが挙げられる。これらのモノマーは、単独で又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。
【0025】前記光開始剤としては、例えば、ベンゾフ
ェノン、N,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミノ
ベンゾフェノン、4−メトキシ−4′−ジメチルアミノ
ベンゾフェノン、ベンジル、2,2−ジエトキシアセト
フェノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケター
ル、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、チオキサント
ン、2−クロロチオキサントン、1−ヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メ
チルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロパ
ン、t−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキ
ノン、2,3−ジクロロアントラキノン、3−クロル−
2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノ
ン、1,4−ナフトキノン、9,10−フェナントラキ
ノン、1,2−ベンゾアントラキノン、1,4−ジメチ
ルアントラキノン、2−フェニルアントラキノン、2−
(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾ
ール二量体等が挙げられる。これらの光開始剤は単独で
又は2種類以上を組み合わせて使用される。
【0026】前記有機溶剤としては、例えば、ケトン化
合物、アルキレングリコールエーテル化合物、、アルコ
ール化合物、芳香族化合物などが挙げられる。具体的に
は、ケトン化合物として、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、ジオキサン等があり、アルキレ
ングリコールエーテル化合物として、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、ブチゾレセロソルブ、メチルセ
ロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、プ
チルセロソルブアセテート、エチレングリコールモノプ
ロピルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテートエ等があり、ポリエチレン
グリコールアルキルエーテルアセテート化合物として
は、ジエチレングリコールメチルエーテルアセテート、
ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジエ
チレングリコールプロピルエーテルアセテート、ジエチ
レングリコールiso−プロピルエーテルアセテート、ジ
エチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチ
レングリコールtert−ブチルエーテルアセテート、トリ
エチレングリコールメチルエーテルアセテート、トリエ
チレングリコールエチルエーテルアセテート、トリエチ
レングリコールプロピルエーテルアセテート、トリエチ
レングリコールiso−プロピルエーテルアセテート、ト
リエチレングリコールブチルエーテルアセテート、トリ
エチレングリコールtert−ブチルエーテルアセテート等
があり、アルコール化合物として、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチ
ルアルコール、3−メチル−3−メトキシブタノール、
テトラヒドロフラン等があり、芳香族化合物として、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、N−メチル−2−ピロリ
ドン、N−ヒドロキシメチル−2−ピロリドン等があ
り、その他として、3−メチル−3−メトキシブチルア
セテート、酢酸エチル等の有機溶剤が挙げられる。これ
らは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。
【0027】感光性緑色樹脂組成物又は緑色画像形成用
感光液に使用される樹脂、顔料、光重合性不飽和結合を
分子内に1個以上有するモノマー及び光開始剤の配合割
合は、これらの総量に対して、(a)樹脂は、好ましく
は10〜85重量%、より好ましくは20〜60重量
%、25〜50重量%、(b)顔料は、好ましくは5〜
50重量%、より好ましくは10〜40重量%、特に好
ましくは15〜30重量%、(c)光重合性不飽和結合
を分子内に1個以上有するモノマーは、好ましくは2〜
50重量%、より好ましくは5〜40重量%、特に好ま
しくは10〜30重量%、(d)光開始剤は、好ましく
は0.01〜20重量%、より好ましくは2〜15重量
%、特に好ましくは5〜10重量%とされる。
【0028】前記感光性緑色樹脂組成物又は緑色画像形
成用感光液に樹脂が少なくなりすぎると顔料の分散安定
性が低下する傾向があり、多すぎると感光液にしたとき
の粘度が高くなり、塗布性、特にスピンコートする際の
塗布性が低下する傾向がある。また、顔料が少なくなり
すぎると画像の色濃度が低くなる傾向があり、多すぎる
と光感度が低下する傾向がある。また、光重合性不飽和
結合を分子内に1個以上有するモノマーが少なくなりす
ぎると光感度が低くなる傾向があり、多すぎると顔料の
分散安定性が低下する傾向がある。さらに、光開始剤少
なすぎると光感度が低くなる傾向があり、多すぎると密
着性が低下する傾向がある。
【0029】有機溶剤は、緑色画像形成用感光液中の樹
脂、顔料、光重合性不飽和結合を分子内に1個以上含有
するモノマー及び光開始剤を含む全固形分が5〜40重
量%の範囲になるように用いられることが好ましい。全
固形分が40重量%を超えると粘度が高くなり、塗布性
が悪くなる傾向がある。全固形分が5重量%未満である
と粘度が低くなり、塗布性が悪くなる傾向がある。
【0030】本発明における感光性緑色樹脂組成物又は
緑色画像形成用感光液には、暗反応を抑制するための熱
重合禁止剤(ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル、ピロガロール、t−ブチルカテコール
等)、基板との密着性を向上させるためのチタネートカ
ップリング剤(ビニル基、エポキシ基、アミノ基、メル
カプト基等を有したシランカップリング剤やイソプロピ
ルトリメタクリロイルチタネート、ジイソプロピルイソ
ステアロイル−4−アミノベンゾイルチタネート等)、
膜の平滑性を向上させるための界面活性剤(フッ素系、
シリコン系、炭化水素系等)及びその他、紫外線吸収
剤、酸化防止剤などの各種添加剤を必要に応じて適宜使
用することができる。
【0031】次に、本発明に用いる緑色樹脂組成物、感
光性緑色樹脂組成物及び着色画像形成用感光液の製造法
について説明する。顔料は樹脂及び有機溶剤並びに必要
に応じて分散剤と混合し、分散させる。このとき、混合
物は超音波分散機、三本ロール、ボールミル、サンドミ
ル、ビーズミル、ホモジナイザー、ニーダー等の分散・
混練装置を用いて混練することにより分散処理すること
が好ましい。このとき、顔料100重量部に対して樹脂
を少なくとも20重量部用いることが好ましい。樹脂が
少なすぎると顔料の分散安定性が低下する傾向がある。
有機溶剤は、分散時の顔料及ぴ樹脂の全量100重量部
に対して、分散時に少なくとも100重量部用いること
が好ましい。100重量部未満では分散時の粘度が高す
ぎて、特にボールミル、サンドミル、ピーズミルなどで
分散する場合には分散が困難になる可能性がある。以上
のようにして、緑色樹脂組成物を製造することができ
る。
【0032】感光性緑色樹脂組成物又は緑色画像形成用
感光液とするには、さらに、光重合性不飽和結合を分子
内に1個以上有するモノマー及び光開始剤を混合する
が、これらは、この分散処理の前に混合してもよく、分
散処理後に混合してもよい。樹脂は前記分散時に全量使
用せず、残りを後で、特に着色画像形成用感光液の製造
時に混合してもよい。各成分の使用量は最終的に前記し
た感光性緑色樹脂組成物又は緑色画像形成用感光液着色
画像形成用感光液における配合割合になるように前記緑
色樹脂組成物を製造時から調整される。
【0033】前記分散剤としては、ポリカルボン酸型高
分子界面活性剤、ポリスルホン酸型高分子界面活性剤等
のアニオン系分散剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレンブロックポリマー等のノニオン系分散剤、ア
ントラキノン系、ペリレン系、フタロシアニン系、キナ
クドリン系等の有機色素にカルボキシル基、スルホン酸
塩基、カルボン酸アミド基、水酸基等の置換基を導入し
た有機色素の誘導体などがある。顔料の分散性や分散安
定性が向上し、好ましい。これら顔料分散剤や有機色素
の誘導体は、顔料100重量部に対して50重量部以下
で用いることが好ましい。50重量部を超えると色度が
ずれる傾向がある。
【0034】前記の分散処理に際して、樹脂は、その全
量を分散処理時に顔料と共に用いてもよく、樹脂の一部
を分散処理後に加えてもよい。ただし、分散処理時に樹
脂は顔料100重量部に対して少なくとも20重量部用
いることが好ましい。20重量部未満では顔料の分散安
定性が低下する傾向がある。同様に有機溶剤もその全量
を分散処理時に顔料と共に用いてもよく、有機溶剤の一
部を分散処理後に加えてもよい。ただし、有機溶剤は、
分散処理時の顔料及び樹脂の全量100重量部に対し
て、分散処理時に少なくとも100重量部用いることが
好ましい。100重量部未満では分散処理時の粘度が高
すぎて、特にボールミル、サンドミル、ビーズミルなど
で分散する場合には分散が困難になる可能性がある。
【0035】本発明のカラーフィルターを製造する場合
には、赤、緑、青及び黒色等の着色画像に適した各顔料
系が用いられる。本発明の感光性着色樹脂組成物又は着
色画像形成用感光液をカラーフィルタの製造に使用する
場合には、赤、緑、青、黒色等の着色画像に適した各顔
料系が使用される。緑色顔料系は前記したものが使用さ
れるが、これ以外の顔料系としては次のものが使用され
る。
【0036】赤色の着色画像には、単一の赤色顔料系を
用いてもよく、黄色顔料系を赤色顔料系に混合して調色
を行ってもよい。赤色顔料系としては、例えば、カラー
インデックス名で、C.I.ピグメントレッド9、123、
155、168、177、180、217、220、2
24等が挙げられる。黄色顔料系としては、例えば、カ
ラーインデックス名で、C.I.ピグメントイエロー20、
24、83、93、109、110、117、125、
139、147、154等が挙げられる。これらの赤色
顔料系及び黄色顔料系は、それぞれ2種類以上を混合し
て使用することもできる。なお、赤色顔料系と黄色顔料
系を混合して使用する場合には、黄色顔料系を、赤色顔
料系と黄色顔料系の総量100重量部に対して、50重
量部以下で使用することが好ましい。
【0037】青色の着色画像には、単一の青色顔料系を
用いてもよく、紫色顔料系を青色顔料系に混合して調色
を行ってもよい。青色顔料系としては、例えば、カラー
インデックス名で、C.I.ピグメントブルー15、15:
3、15:4、15:6、22、60等が挙げられる。
紫色顔料系としては、例えば、カラーインデックス名
で、C.I.ピグメントバイオレツド19、23、29、3
7、50等が挙げられる。これらの青色顔料系及び紫色
顔料系は、それぞれ2種類以上を混合して使用すること
もできる。なお、青色顔料系と紫色顔料系を混合して使
用する場合には、紫色顔料系を、青色顔料系と紫色顔料
系の総量100重量部に対して、50重量部以下で使用
することが好ましい。
【0038】黒色の着色画像には、例えば、カーボンブ
ラック、黒鉛、チタンカーボン、黒鉄、二酸化マンガン
等の黒色顔料が使用される。
【0039】緑色顔料系以外の顔料系を利用したとき
の、着色樹脂組成物、感光性着色樹脂組成物及び着色画
像形成用感光液における配合、顔料以外の使用成分、組
成物又は感光液の調製方法等は、緑色樹脂組成物、感光
性緑色樹脂組成物及び緑色画像形成用感光液に準じて決
定される。
【0040】着色画像形成材料を用いて基板上へ感光層
を積層するには、着色画像形成感光液を基板に直接塗布
するか、あるいはその感光液を一旦支持体に塗布して成
膜した後、基板に積層するなどして行うことができる。
上記の基板としては、用途により選択されるが、例え
ば、白板ガラス、青板ガラス、シリカコート青板ガラス
等の透明ガラス板、ポリエステル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂製
シート、フィルム又は板、アルミニウム板、銅板、ニッ
ケル板、ステンレス板等の金属板、その他セラミック
板、光電変換素子を有する半導体基板などが挙げられ
る。これらの基板には予めクロム蒸着等によりブラック
マトリックスが形成されているものであってもよい。
【0041】感光液を基板に塗布する方法としては、ロ
ールコーター塗布、スピンコーター塗布、スプレー塗
布、ホエラー塗布、ディップコーター塗布、カーテンフ
ローコーター塗布、ワイヤーバーコーター塗布、グラビ
アコーター塗布、エアナイフコーター塗布などがある。
塗布後、50〜130℃の温度で1〜30分乾燥するこ
とが好ましい。このようにして着色画像形成材料からな
る膜を得ることができる。このようにして形成された感
光層の厚みは、用途によって適宜定まるが、0.1〜3
00μmの範囲とされることが好ましい。また、カラー
フィルターに用いる場合には、0.2〜5μmの範囲と
されることが好ましい。
【0042】また、支持体上に上記と同様にして感光層
を形成することができる。この感光層を前記の基板に積
層するには、基板に膜を重ねてローラを通して圧着する
方法がある。このとき、ローラを少し加熱することが好
ましい。また、圧着を減圧下に行うことが好ましい。支
持体は、基板に感光層を積層してから剥離することが好
ましい。支持体としては、ポリエチレンフィルム、アク
リル樹脂フィルム、ポリエステルフィルム等を用いるこ
とができる。
【0043】基板上に積層された感光層への露光は、そ
の感光層に活性光線を画像状に照射することにより行う
ことができる。これにより露光部の膜を硬化させること
ができる。露光に際し、その膜の表面にポリビニルアル
コール等の酸素遮断膜を0.5〜30μmの厚みで形成
し、その上から露光してもよい。活性光線の光源として
は、例えば、カーボンアーク灯、超高圧水銀灯、高圧水
銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ラ
ンプ、ラングステンランプ、可視光レーザーなどが好適
である。これらの光源を用いてフォトマスクを介したパ
ターン露光や走査による直接描写などにより画像状に活
性光線が照射される。
【0044】上記の露光に続いて現像工程を行う。水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム等の無機アルカリ、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、テ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、トリエチ
ルアミン、n−ブチルアミン等の有機塩基、又は塩を含
む水溶液(アルカリ現像液)、有機溶剤等の現像液を吹
き付けるか、現像液に浸漬するなどして未露光部を除去
し、画像に対応した硬化膜の着色画像パターンを得るこ
とができる。現像後、さらに、着色画像パターンをより
強固に硬化させるため、ポストベークを行うことが好ま
しい。ポストベーク温度は、60〜280℃の温度が好
ましく、加熱時間は1〜60分間程度が好ましい。
【0045】このような着色画像形成工程により着色画
像が形成されるが、特に、カラーフィルターの製造法に
おいては、着色画像形成工程を緑色の画像形成形成工程
を含む異なる3〜4色の着色画像について繰り返し行う
ことが好ましい。たとえば、先にクロム蒸着などにより
形成したブラックマトリックス上に赤、緑、青の着色画
像が形成される。また、黒色の着色画像形成材料を用い
てブラックマトリックスを形成した後、赤、緑、青の着
色画像が形成される。さらに、赤、緑、青の着色画像を
形成した後に、これらの着色画像の間隙に黒色の画像形
成材料を用いてブラックマトリックスが形成される。
赤、緑、青の着色画像の形成の順序は任意である。着色
画像は各色について画素を形成するようにされる。
【0046】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらによって制限されるものではない。 (1)使用する樹脂:スチレン50モル%−マレイン酸
モノプロピルエステル20モル%−マレイン酸誘導体3
0モル%からなり、重量平均分子量が11000かつ酸
価65の共重合体(以下、共重合体Aという) (2)上記マレイン酸誘導体に基づく繰り返し単位は次
の構造を有するものである。
【化10】
【0047】実施例1 (1)緑色着色樹脂組成物の製造 樹脂として共重合体A40g及び顔料としてC.I.ピグメ
ントグリーン36を15g及びC.I.ピグメントイエロー
138を5g、ジエチレングリコールジメチルエーテル
200gに加えビーズミルを用いて2時間分散処理して
緑色着色樹脂組成物を得た。この緑色樹脂組成物、モノ
マーとしてトリメチロールプロパントリアクリレート3
2g、光開始剤としてベンゾフェノン6g及びN,N′
−テトラエチル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン2
g並びに有機溶剤であるジエチレングリコールジメチル
エーテル200gを加えて混合し、緑色の着色画像形成
用感光液を得た。
【0048】(2)着色画像の製造 この感光液を、ガラス基板(コーニング社製、商品名7
059)上にスピンコート法により塗布し、更に110
℃で5分間乾燥を行い、膜厚2.0μmの膜を形成し
た。得られた膜に、ネガマスクを通して超高圧水銀灯に
より画像状に700mJ/cm2の露光を行い、次いで、水酸
化カリウムを0.3重量%含む水溶液により現像を行っ
た。得られた緑色画素の反射率及び色度と透過曲線を表
1及び図1に示す。
【0049】実施例2 (1)緑色着色樹脂組成物の製造 樹脂として共重合体A30g、顔料としてC.I.ピグメン
トグリーン9を19g、C.I.ピグメントイエロー138
を6g及びC.I.ピグメントイエロー139を1g並びに
ジエチレングリコールジメチルエーテル200gをビー
ズミルを用いて2時間分散処理して緑色着色樹脂組成物
を得た。この緑色樹脂組成物、モノマーとしてペンタエ
リスリトールテトラクリレート32g、光開始剤として
ベンゾフェノン6g及びN,N′−テトラエチル−4,
4′−ジアミノベンゾフェノン2g並びに有機溶剤であ
るジエチレングリコールジメチルエーテル200gを加
えて混合し、緑色の着色画像形成用感光液を得た。
【0050】(2)着色画像の製造 この感光液を、ガラス基板(コーニング社製、商品名7
059)上にスピンコート法により塗布し、更に110
℃で5分間乾燥を行い、膜厚2.0μmの膜を形成し
た。得られた膜に、ネガマスクを通して超高圧水銀灯に
より画像状に100mJ/cm2の露光を行い、次いで、水酸
化カリウムを0.3重量%含む水溶液により現像を行っ
た。得られた緑色画素の反射率及び色度を表1に示す。
【0051】実施例3 (1)緑色着色樹脂組成物の製造 樹脂として共重合体A40g及び顔料としてC.I.ピグメ
ントグリーン9を12g、C.I.ピグメントイエロー13
8を5g及びC.I.ピグメントイエロー83を3g、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル200gに加え、ビ
ーズミルを用いて2時間分散処理して緑色着色樹脂組成
物を得た。この緑色樹脂組成物、モノマーとしてトリメ
チロールプロパントリアクリレート32g、光開始剤と
してベンゾフェノン6g及びN,N′−テトラエチル−
4,4′−ジアミノベンゾフェノン2g並びに有機溶剤
としてジエチレングリコールジメチルエーテル200g
に加え、これをビーズミルを用いて2時間分散した。
【0052】(2)着色画像の製造 得られた緑色感光液を、厚さ6μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルムに、グラビアコード法により塗布
し、100℃で12分間の乾燥により、膜厚20μmの
緑色画像形成材料を含む層を形成し、その上に厚さ40
μmのポリエチレンフィルムで被覆して感光性エレメン
トを得た。得られた感光性エレメントからポリエチレン
フィルムを剥がした後、実施例1で用いたものと同様の
ガラス基板上に、ラミネートした。ラミネート条件は、
ガラス基板温度40℃、ラミネートロール温度110
℃、ラミネート圧力3.5kgf/cm2、ラミネート速度
1.5m/minで行った。次に、ネガ型フォトマスクを通
して、ポリエチレンテレフタレートフィルムの上から超
高圧水銀灯により画素状に60mJ/cm2の露光を行い、次
いで、ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥がし、
実施例1と同様な方法及び条件で現像を行った。得られ
た緑色画素の反射率及び色度を表1に示す。
【0053】実施例4 (1)赤色の着色樹脂組成物及び感光液の製造 樹脂として共重合体A30g及び顔料としてC.I.ピグメ
ントレッド177を21g及びC.I.ピグメントイエロー
139を4g、ジエチレングリコールジメチルエーテル
200gに加えビーズミルを用いて2時間分散処理して
赤色の着色樹脂組成物を作製した。これに、モノマーと
してペンタエリスリトールテトラクリレート32g、光
開始剤としてベンゾフェノン6g及びN,N′−テトラ
エチル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン2g並びに
有機溶剤であるジエチレングリコールジメチルエーテル
200gを加えて混合し、赤色の着色画像形成用感光液
を得た。
【0054】(2)青色の着色樹脂組成物及び感光液の
製造 樹脂として共重合体A30g及び顔料としてC.I.ピグメ
ントブルー15−6を17g及びC.I.ピグメントバイオ
レット23を1g、ジエチレングリコールジメチルエー
テル200gに加えビーズミルを用いて2時間分散処理
して青色の着色樹脂組成物を作製した。これに、モノマ
ーとしてペンタエリスリトールテトラクリレート34
g、光開始剤としてベンゾフェノン6g及びN,N′−
テトラエチル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン2g
並びに有機溶剤であるジエチレングリコールジメチルエ
ーテル200gを加えて混合し、青色の着色画像形成用
感光液を得た。
【0055】(3)カラーフィルターの製造 クロムによりブラックマトリクスを形成したガラス基板
上に、実施例1と同様な方法及び条件で緑色の画像パタ
ーンを形成した後、180℃で10分間加熱を行った。
次いで、前記の赤色の画像形成用感光液を用い実施例1
と同様な方法及び条件で、緑色画素パターンの隣に、赤
色の画像パターンを形成した後、180℃10分間加熱
を行った。次いで、前記の青色の画像形成用感光液を用
い実施例1と同様な方法及び条件で赤色画像パターンの
隣に青色画像パターンを形成した後、180℃で10分
間加熱を行った。以上より、一つの画素が、30μm×
100μmの緑、赤及び青の三色から成るモザイク状に
並んだカラーフィルターを作成した。
【0056】比較例1 黄色顔料としてC.I.ピグメントイエロー138の代わり
にC.I.ピグメントイエロー83を用いた以外、実施例1
と同様な方法及び条件で緑色感光液を配合し、また実施
例1と同様な方法及び条件で緑色の画像パターンを形成
し、その反射率及び色度と透過曲線測定した。その結果
を表1及び図1に示す。
【0057】比較例2 黄色顔料をC.I.ピグメントイエロー138の代わりにC.
I.ピグメントイエロー139を用いた以外、実施例1と
同様な方法及び条件で緑色感光液を配合し、また実施例
1と同様な方法及び条件で緑色の画像パターンを形成
し、その反射率及び色度を測定した。その結果を表1に
示す。
【0058】
【表1】
【0059】反射率及び色度はカラーテクノシステム
(株)製分光色彩計JP7200Fを用いて測定した。測
定値のY、x及びyは、CIE標準表色系となっている
XYZ(Yxy)表色系に基づくY値、x値及びy値で
あり、Y値は反射率で、x及びyは色度である。
【0060】表1から、黄色顔料にC.I.ピグメントイエ
ロー138を用いることにより色度のYの値が大きくい
ろ純度が良いことか分かる(実施例1〜3)。これに対
してC.I.ピグメントイエロー138を用いない場合(比
較例1、2)では色度のYの値が低く光透過率も良くな
いことが認められる。また、図1は、緑色画素の透過曲
線を示し、曲線1は、実施例1の緑色画素の透過曲線、
曲線2は比較例1の緑色画素の透過曲線を示す。図1か
ら明らかなように、実施例1は比較例1に比較して光透
過性が優れる。このように従来になく光透過率の高い緑
色感光液及び感光性エレメントを用いて作製したカラー
フィルター(実施例4)が、光学特性に優れ、画像表示
素子として有効であることを確認した。
【0061】
【発明の効果】請求項1における緑色樹脂組成物は、請
求項2又は3記載における感光性緑色樹脂組成物、請求
項4における緑色画像形成用感光液に基づく緑色画像は
光透過率に優れる。請求項5又は6における着色画像の
製造法によれば、光透過率が優れる緑色画像を得ること
ができる。請求項7における製造法により、光透過率が
優れる緑色画素を有するカラーフィルタが製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】緑色画素光透過曲線をしめすグラフ
【符号の説明】
1…実施例1で作製した緑色画素光透過曲線 2…比較例1で作製した緑色画素光透過曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横地 精吾 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 加藤 慎也 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 名児耶 友宏 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緑色顔料とC.I.ピグメントイエロー13
    8を樹脂に分散させてなる緑色樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 緑色顔料、C.I.ピグメントイエロー13
    8、樹脂、光重合性不飽和結合を分子内に1個以上含有
    するモノマー及び光開始剤を含有してなる感光性緑色樹
    脂組成物。
  3. 【請求項3】 樹脂が、酸価20〜300で重量平均分
    子量1500〜200000の樹脂である請求項2記載
    の感光性緑色樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の感光性樹脂組成物
    及び有機溶剤を含む緑色画像形成用感光液。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の着色画像形成用材
    料からなる感光層を基板上に積層し、露光現像する着色
    画像形成工程を含む着色画像の製造法。
  6. 【請求項6】 感光層が請求項5記載の感光液から形成
    されるものである請求項5記載の着色画像の製造法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の着色画像の製造
    法により緑色画像を形成する工程を含むことを特徴とす
    るカラーフィルタの製造法。
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