JPH1125577A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

Info

Publication number
JPH1125577A
JPH1125577A JP17480097A JP17480097A JPH1125577A JP H1125577 A JPH1125577 A JP H1125577A JP 17480097 A JP17480097 A JP 17480097A JP 17480097 A JP17480097 A JP 17480097A JP H1125577 A JPH1125577 A JP H1125577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical pickup
optical disk
disk
pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17480097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukaya
泰浩 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP17480097A priority Critical patent/JPH1125577A/ja
Publication of JPH1125577A publication Critical patent/JPH1125577A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構成を大型化することなく、2枚の光デ
ィスクについて連続的な再生が行える再生装置を提供す
る。 【解決手段】 2枚の光ディスク101,102を同軸
状に信号読取面を対向させて保持し、これら光ディスク
101,102の間に光学ピックアップ13を配設す
る。光学ピックアップ13は、一方の光ディスク101
に向く状態と他方の光ディスク102に向く状態とに亘
って回動操作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに記録
された情報信号を再生する光ディスク再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光学記録媒体である光ディスクが
提案され、この光ディスクに記録された情報信号を再生
する光ディスク再生装置が提案されている。この光ディ
スク再生装置は、光ディスクを保持して回転操作する回
転操作機構と、この回転操作機構により回転操作される
光ディスクより情報信号の読出しを行う光学ピックアッ
プとを備えて構成されている。
【0003】このような光ディスク再生装置において、
回転操作機構は、スピンドルモータと、このスピンドル
モータの駆動軸に取付けられた円板状のディスクテーブ
ルとを備えて構成されている。この回転操作機構は、デ
ィスクテーブルにより、光ディスクの中央部分を保持し
て、このディスクテーブルとともに、光ディスクを回転
操作する。
【0004】光学ピックアップは、半導体レーザの如き
光源と、この光源より発せられた光束を光ディスクの信
号記録面上に集光させる対物レンズと、該信号記録面に
より反射された光束を検出する光検出器とを有して構成
されている。この光学ピックアップは、送り操作機構に
より、回転操作機構により保持された光ディスクの信号
記録領域の内外周に亘って移動操作されることにより、
この光ディスクの信号記録領域の全域について、情報信
号の読出しを行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光ディスク再生装置においては、2枚以上の光ディス
クについて連続的に再生を行う場合には、1枚の光ディ
スクの再生が終了したときに、回転操作機構により保持
されている再生の終了した光ディスクを次の光ディスク
に交換しなければならない。このような光ディスクの交
換は、特に、カートリッジに収納されない剥き出しのま
まの状態で取り扱われる光ディスクにおいては、煩雑、
かつ、光ディスクに傷を付ける虞れのある作業である。
【0006】一方、ディスクチェンジャ、あるいは、ジ
ュークボックスといわれる装置のように、複数の光ディ
スクを収納しておき、これら光ディスクより選択した光
ディスクについて再生動作を行う装置が提案されてい
る。このような装置においては、少なくとも同時に収納
されている光ディスクについては、連続的な再生動作を
行うことができる。しかしながら、このようなディスク
チェンジャは、装置構成が大型であり、携帯用として使
用できる程度に小型化されたものは提案されていない。
【0007】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、携帯用として使用できる程度に
装置構成の小型化が可能でありながら、2枚の光ディス
クについて連続的な再生が行えるようになされ、光ディ
スクの交換操作の煩雑さが軽減された光ディスク再生装
置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光ディスク再生装置は、第1及び第2
の光ディスクを互いに信号読み取り面を対向させた状態
で保持し、これら光ディスクの間に回動可能に支持した
光学ピックアップを配設し、この光学ピックアップに取
付けた欠歯部を有するピニオンギヤと第1または第2の
ラックギヤとの噛合により光学ピックアップを回動させ
て、各光ディスクについて連続的な再生を行うようにし
たものである。
【0009】本発明に係る光ディスク再生装置において
は、装置構成が大型化されることなく、光学ピックアッ
プが回動されることにより2枚の光ディスクについて連
続的な再生が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0011】本発明に係る光ディスク再生装置は、図1
に示すように、外筐体1を有して構成されている。この
外筐体1内には、メインシャーシ2が配設されるととも
に、後述する光学ピックアップやスピンドルモータの如
き機構部の制御を行う制御回路が内蔵されている。この
外筐体1は、両側の主面部分が、それぞれ第1及び第2
の蓋体3,4により開閉可能となされている。すなわ
ち、各蓋体3,4は、後縁部分をそれぞれ支軸5,6に
より外筐体1に対して回動可能に支持されている。第1
の蓋体3を開蓋するとメインシャーシ2の表面部が、ま
た、第2の蓋体4を開蓋すると該メインシャーシ2の裏
面部が、外方側に臨ませられるようになされている。
【0012】外筐体1の前面部分には、制御回路に対し
て種々の操作情報の入力を行うため、操作部7及び制御
回路に制御されて種々の情報を表示するための表示部8
が設けられている。
【0013】メインシャーシ2上には、図2に示すよう
に、光学ピックアップ13、回転操作機構を構成する第
1及び第2のスピンドルモータ12a,12bが配設さ
れている。これら光学ピックアップ13、第1及び第2
のスピンドルモータ12a,12bは、図3に示すよう
に、サブシャーシ17上に取付けられ、このサブシャー
シ17がメインシャーシ2に取付けられることにより、
このメインシャーシ2上に配設されている。サブシャー
シ17は、複数のダンパ取付け部18を有しており、こ
れらダンパ取付け部18に取付けられる図示しないダン
パを介して、メインシャーシ2に対して取り付けられて
いる。
【0014】第1及び第2のスピンドルモータ12a,
12bは、図2に示すように、それぞれメインシャーシ
2の略々中央部に取付けられ、それぞれの駆動軸10
a,10bをこのメインシャーシ2の主面部に垂直とし
ている。これらスピンドルモータ12a,12bは、駆
動軸10a,10bを互いに同軸状とし、これら駆動軸
10a,10bを互いに離反する方向に突出させてい
る。これら第1及び第2のスピンドルモータ12a,1
2bの駆動軸10a,10bの先端側には、それぞれに
対応して第1及び第2のディスクテーブル9a,9bが
取付けられている。これらディスクテーブル9a,9b
は、それぞれ略々円板状に構成され、周囲部に薄いフラ
ンジ部を有して構成されている。このフランジ部は、デ
ィスクテーブル9a,9bにおいてスピンドルモータ1
2a,12bの基端側に位置している。これらディスク
テーブル9a,9bには、第1及び第2の光ディスク1
01,102が対応して装着される。
【0015】これら光ディスク101,102は、ポリ
カーボネイトの如き透明合成樹脂材料よりなり直径が例
えば12cmまたは8cmのディスク基板と、このディ
スク基板の主面部に形成された信号記録層とを有して構
成されている。これら光ディスク101,102は、中
央部分にチャッキング孔103を有している。これら光
ディスク101,102は、ディスク基板を透して、信
号記録層に記録された情報信号を光学的手段により読み
出される。すなわち、これら光ディスク101,102
においては、ディスク基板側が信号読み取り面となる。
【0016】ディスクテーブル9a,9bは、光ディス
ク101,102のチャッキング孔103に嵌入される
と、このチャッキング孔103の周囲部にフランジ部を
当接させて、この光ディスク101,102を支持す
る。ディスクテーブル9a,9bの外周面部には、複数
のチャッキングボール11が、この外周面に対して出没
可能に配設されている。これらチャッキングボール11
は、ディスクテーブル9a,9bの外周側に突出する方
向に付勢されて取付けられている。ディスクテーブル9
a,9bがチャッキング孔103に嵌入されるとき、各
チャッキングボール11は、このチャッキング孔103
の内壁部によってディスクテーブル9a,9bの内方側
に押し込まれることにより、このチャッキング孔103
の内壁部を押圧する。このように、各チャッキングボー
ル11がチャッキング孔103の内壁部を押圧すること
により、光ディスク101,102は、ディスクテーブ
ル9a,9bに装着されて保持される。
【0017】このようにして第1のディスクテーブル9
aに保持された第1の光ディスク101と第2のディス
クテーブル9bに保持された第2の光ディスク102と
は、メインシャーシ2を介して、互いに信号読み取り面
同士を対向させる。そして、これら光ディスク101,
102は、それぞれスピンドルモータ12a,12bに
より、ディスクテーブル9a,9bとともに回転操作さ
れる。
【0018】光学ピックアップ13は、レーザダイオー
ドの如き光源と、この光源より発せられた光束を光ディ
スク101,102の信号記録面上に集光させる対物レ
ンズ14と、光検出器とを有して構成されている。光検
出器は、対物レンズ14より射出され光ディスク10
1,102の信号記録面上に集光されてこの信号記録面
により反射された光束を検出する。光源及び光検出器
は、光学フレーム内に収納されて配設されている。対物
レンズ14は、光学フレームに取付けられたアクチュエ
ータにより、この光学フレームに対して移動操作可能に
支持されている。
【0019】この光学ピックアップ13は、サブシャー
シ17に取付けられることにより、第1のディスクテー
ブル9aに装着された第1の光ディスク101と第2の
ディスクテーブル9bに装着された第1の光ディスク1
02との間に配設されている。この光学ピックアップ1
3は、スライドブロック15に対して回動支軸16を介
して回動可能に取付けられ、さらに、このスライドブロ
ック15がサブシャーシ17に取付けられたガイドシャ
フト21によりスライド可能に支持されていることによ
り、このサブシャーシ17に対して取り付けられてい
る。すなわち、この光学ピックアップ13は、スライド
ブロック15がサブシャーシ17に対してスライドされ
ることによって、各ディスクテーブル9a,9bに装着
された光ディスク101,102の信号記録領域の内外
周に亘って移動可能となされている。
【0020】スライドブロック15は、図4に示すよう
に、送り操作機構を構成する送りモータ36の駆動力を
スクリューシャフト22を介して伝達されて、ガイドシ
ャフト21に沿って移動操作される。スクリューシャフ
ト22は、外周面上に螺旋状の溝を有しており、この溝
にスライダブロック15の一部を係合させている。この
スクリューシャフト22は、サブシャーシ17により軸
回りに回転可能に支持されており、一端側に伝達ギヤ3
8が取付けられている。この伝達ギヤ38には、送りモ
ータ36の駆動軸に取付けられた駆動ギヤ37が噛合し
ている。
【0021】そして、光学ピックアップ13は、スライ
ダブロック15に対して回動支軸16を介して回動操作
されることにより、第1の光ディスク101より情報信
号の再生を行うためにこの第1の光ディスク101に対
物レンズ14を対向させる第1の位置と、第2の光ディ
スク102より情報信号の再生を行うためにこの第2の
光ディスク102に対物レンズ14を対向させる第2の
位置とに亘って、回動可能となされている。すなわち、
回動支軸16の軸線は、各光ディスク101,102の
主面部に平行となされている。
【0022】回動支軸16には、図5に示すように、略
々180°に亘る欠歯部35を有するピニオンギヤ19
が取付けられている。このピニオンギヤ19は、光学ピ
ックアップ13とともに回動する。このピニオンギヤ1
9は、外周縁部であって欠歯部35ではない部分は、ギ
ヤ歯が形成されたギヤ部となされている。
【0023】光学ピックアップ13とサブフレーム15
との間には、付勢手段となる引っ張りコイルバネ23が
設けられている。この引っ張りコイルバネ23は、サブ
フレーム15上に設けられたバネ係止部25とピニオン
ギヤ19上に設けられたバネ係止ピン24との間に張架
されている。光学ピックアップ13が、図5に示すよう
に、第1の位置にあるとき、バネ係止ピン24は、この
バネ係止ピン24と回動支軸16の中心軸とを結ぶ直線
が、バネ係止部25と回動支軸16の中心軸とを結ぶ直
線に対して垂直となる位置にある。このとき、引っ張り
コイルバネ23は、バネ係止ピン24をバネ係止部25
の方向へ引くことにより、光学ピックアップ13を第1
の位置に位置決めしている。そして、光学ピックアップ
13が、図6に示すように、第1の位置より第2の位置
に向けて回動されるとき、バネ係止ピン24は、回動支
軸16よりもバネ係止部25から遠い側を通過する。光
学ピックアップ13が、図7に示すように、第2の位置
となったとき、バネ係止ピン24は、このバネ係止ピン
24と回動支軸16の中心軸とを結ぶ直線が、バネ係止
部25と回動支軸16の中心軸とを結ぶ直線に対して垂
直となる位置となる。このとき、引っ張りコイルバネ2
3は、バネ係止ピン24をバネ係止部25の方向へ引く
ことにより、光学ピックアップ13を第2の位置に位置
決めする。
【0024】すなわち、引っ張りコイルバネ23は、光
学ピックアップ13が第1の位置と第2の位置との中間
位置、すなわち、これら第1及び第2の位置より90°
回動された位置よりも第1の位置側にあるときには、こ
の光学ピックアップ13を第1の位置に向けて回動付勢
する。また、引っ張りコイルバネ23は、光学ピックア
ップ13が第1の位置と第2の位置との中間位置よりも
第2の位置側にあるときには、この光学ピックアップ1
3を第2の位置に向けて回動付勢する。
【0025】そして、外筐体1内には、各光ディスク1
01,102の外周縁部よりも外方側となる位置に、ピ
ニオンギヤ19に対して第1の光ディスク101側より
噛合する第1のラックギヤ26と、ピニオンギヤ19に
対して第2の光ディスク102側より噛合する第2のラ
ックギヤ27とが配設されている。
【0026】これら第1及び第2のラックギヤ26,2
7は、図4に示すように、外筐体1内に配設されたラッ
クギヤ支持板29よりピニオンギヤ19側、すなわち、
光ディスク101,102の中心側に向けて突設された
平行な一対の梁部に、互いに対向して形成されている。
このラックギヤ支持板29は、一対の支持スリット3
1,31を有し、これら支持スリット31,31に、外
筐体1内に配設された一対の支持ピン32,32を嵌入
係合させることにより、第1の光ディスク101側及び
第2の光ディスク102側とに亘って、各スピンドルモ
ータ12a,12bの駆動軸10a,10bに平行な方
向にスライド可能に支持されている。
【0027】このラックギヤ支持板29は、コイルバネ
28により、図5中矢印Aで示すように、第1の光ディ
スク101の方向に付勢され、該第1の光ディスク10
1側の位置に位置決めされている。このとき、第2のラ
ックギヤ27の延長線上には、ピニオンギヤ19の外周
縁部が位置している。すなわち、このとき、図5中矢印
Bで示すように、光学ピックアップ13が光ディスク1
01,102の外周縁部よりもさらに外方側にこの第2
のラックギヤ27に沿う方向に移動操作されると、図6
に示すように、ピニオンギヤ19は、第2のラックギヤ
27に噛合する。
【0028】光学ピックアップ13が第1の位置にある
とき、ピニオンギヤ19の歯部は、第2の光ディスク1
02側の180°に亘る範囲に位置している。したがっ
て、光学ピックアップ13が第1の位置にあり、ピニオ
ンギヤ19が第2のラックギヤ27に噛合した状態で光
学ピックアップ13が光ディスク101,102の外方
側に移動されると、この光学ピックアップ13は、図6
中矢印Cで示すように、90°の回動角度まで回動され
る。光学ピックアップ13が第1の位置より90°回動
されると、この光学ピックアップ13は、引っ張りコイ
ルバネ23の付勢力により、図7において矢印Dで示す
ように、第2の位置まで回動される。このとき、ピニオ
ンギヤ19の歯部は、第1の光ディスク101側の18
0°に亘る範囲に位置することこととなり、欠歯部35
を第2のラックギヤ27に対向させる。したがって、こ
のとき、図7中矢印Eで示すように、光学ピックアップ
13を光ディスク101,102の内周側に移動させる
ときには、ピニオンギヤ19の歯部が第2のラックギヤ
27に噛合することがない。
【0029】そして、このラックギヤ支持板29は、プ
ランジャ30により、図8中矢印Fで示すように、コイ
ルバネ28の付勢力に抗して、第2の光ディスク102
の方向に移動操作される。このプランジャ30の駆動軸
33は、ラックギヤ支持板29の係合部34に係合して
いる。プランジャ30が作動したとき、ラックギヤ支持
板29は、第2の光ディスク102側の位置に位置決め
される。このとき、第1のラックギヤ26の延長線上に
は、ピニオンギヤ19の外周縁部が位置している。すな
わち、このとき、光学ピックアップ13が光ディスク1
01,102の外周縁部よりもさらに外方側にこの第2
のラックギヤ27に沿う方向に移動操作されると、図8
に示すように、ピニオンギヤ19は、第1のラックギヤ
26に噛合する。
【0030】光学ピックアップ13が第2の位置にある
とき、ピニオンギヤ19の歯部は、第1の光ディスク1
01側の180°に亘る範囲に位置している。したがっ
て、光学ピックアップ13が第2の位置にあり、ピニオ
ンギヤ19が第1のラックギヤ26に噛合した状態で、
図8中矢印Gで示すように、光学ピックアップ13が光
ディスク101,102の外方側に移動されると、この
光学ピックアップ13は、図8中矢印Hで示すように、
90°の回動角度まで回動される。光学ピックアップ1
3が第2の位置より90°回動されると、この光学ピッ
クアップ13は、引っ張りコイルバネ23の付勢力によ
り、第1の位置まで回動される。このとき、ピニオンギ
ヤ19の歯部は、図5に示すように、第2の光ディスク
102側の180°に亘る範囲に位置することこととな
り、欠歯部35を第1のラックギヤ26に対向させる。
したがって、このとき、光学ピックアップ13を光ディ
スク101,102の内周側に移動させるときには、ピ
ニオンギヤ19の歯部が第1のラックギヤ26に噛合す
ることがない。
【0031】この光ディスク再生装置においては、この
ように、光学ピックアップ13が第1の位置にあるとき
にはラックギヤ支持板29を第1の光ディスク101側
の位置とし、光学ピックアップ13が第2の位置にある
ときにはラックギヤ支持板29を第2の光ディスク10
2側の位置として、この光学ピックアップ13を光ディ
スク101,102の外周縁部よりも外方側まで移動操
作することにより、この光学ピックアップ13を、第1
の位置より第2の位置へ、または、第2の位置より第1
の位置へ回動操作することができる。したがって、この
光ディスク再生装置においては、一つの光学ピックアッ
プ13を用いて、各光ディスク101,102について
連続的な再生を行うことができる。また、この光ディス
ク再生装置においては、一方の光ディスクの再生を行っ
ているときに、他方の光ディスクを交換することもでき
る。
【0032】そして、この光ディスク再生装置において
は、光学ピックアップ13を回動させる動作を、この光
学ピックアップ13が各光ディスク101,102の外
周縁部よりも外側に位置するときに行っているため、外
筐体1の厚みの増加を抑えることができる。
【0033】また、この光ディスク再生装置において
は、第1及び第2のラックギヤ26,27の方向を光学
ピックアップ13が各光ディスク101,102の信号
記録領域の内外周に亘って移動操作される方向に一致さ
せているため、これらラックギヤ26,27のいずれか
にピニオンギヤ19を噛合させて光学ピックアップ13
を移動させること、すなわち、光学ピックアップ13の
回動操作を、送りモータ36の駆動力によって行うこと
ができる。
【0034】なお、本発明に係る光ディスク再生装置
は、上述した実施の形態に限定されることなく、例え
ば、図9に示すように、1個のスピンドルモータ12を
用い、このスピンドルモータ12の一本の駆動軸を両端
側に延長して、この駆動軸の一端側10a及び他端側1
0bにそれぞれディスクテーブル9a,9bを取付けて
構成してもよい。
【0035】さらに、この光ディスク再生装置は、第1
及び第2の光ディスクとして同種の光ディスクを用い
ず、図10に示すように、互いに異なる種類の光ディス
クを第1及び第2の光ディスクとして用いることとして
構成してもよい。この図10に示す実施の形態において
は、第1の光ディスク101は、直径が例えば12cm
または8cmの光ディスクであり、第2の光ディスク1
04は、カートリッジ105に収納されてディスクカー
トリッジを構成している光ディスクである。この第2の
光ディスク104は、直径が例えば64mmである。こ
の第2の光ディスク104は、カートリッジ105に形
成された透孔を介して、第2のスピンドルモータ12c
の駆動軸に取付けられた第2のディスクテーブル9cに
より中心部分を保持される。また、この第2の光ディス
ク104は、カートリッジ105に形成された透孔を介
して、光学ピックアップ13により、情報信号の読み取
りをなされる。
【0036】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光ディスク
再生装置においては、装置構成を大型化することなく、
光学ピックアップを回動させることにより2枚の光ディ
スクについて連続的な再生を行うことができる。
【0037】すなわち、本発明は、携帯用として使用で
きる程度に装置構成の小型化が可能でありながら、2枚
の光ディスクについて連続的な再生が行えるようになさ
れ、光ディスクの交換操作の煩雑さが軽減された光ディ
スク再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク再生装置の構成を示す
斜視図である。
【図2】上記光ディスク再生装置の構成を示す側面図で
ある。
【図3】上記光ディスク再生装置の構成を示す平面図で
ある。
【図4】上記光ディスク再生装置の要部の構成を示す分
解斜視図である。
【図5】上記光ディスク再生装置の要部の構成を示す側
面図である。
【図6】上記光ディスク再生装置の要部における正方向
の反転動作の開始を示す側面図である。
【図7】上記光ディスク再生装置の要部における正方向
の反転動作の完了を示す側面図である。
【図8】上記光ディスク再生装置の要部における逆方向
の反転動作の開始を示す側面図である。
【図9】本発明に係る光ディスク再生装置の構成の他の
実施の形態の要部を示す側面図である。
【図10】本発明に係る光ディスク再生装置の構成のさ
らに他の実施の形態の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
12a 第1のスピンドルモータ、12b 第2のスピ
ンドルモータ、13光学ピックアップ、14 対物レン
ズ、19 ピニオンギヤ、23 引っ張りコイルバネ、
26 第1のラックギヤ、27 第2のラックギヤ、3
5 欠歯部、101 第1の光ディスク、102 第2
の光ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の光ディスクを互いに信号
    読み取り面を対向させた状態で保持し、それぞれを回転
    操作する回転操作機構と、 光源とこの光源より発せられた光束を光ディスクの信号
    記録面上に集光させる対物レンズとを有し、上記各光デ
    ィスクの間に配設され、第1の光ディスクより情報信号
    の再生を行うためにこの第1の光ディスクに該対物レン
    ズを対向させる第1の位置と第2の光ディスクより情報
    信号の再生を行うためにこの第2の光ディスクに該対物
    レンズを対向させる第2の位置とに亘って回動可能に支
    持されるとともに、送り操作機構により各光ディスクの
    信号記録領域の内外周に亘って移動操作される光学ピッ
    クアップと、 上記光学ピックアップに取付けられ、この光学ピックア
    ップが第1の位置と第2の位置との中間位置よりも第1
    の位置側にあるときにはこの光学ピックアップを第1の
    位置に向けて回動付勢するとともに、光学ピックアップ
    が第1の位置と第2の位置との中間位置よりも第2の位
    置側にあるときにはこの光学ピックアップを第2の位置
    に向けて回動付勢する付勢手段と、 上記光学ピックアップの回動軸に同軸状となされてこの
    光学ピックアップに取付けられ、欠歯部を有するピニオ
    ンギヤと、 上記ピニオンギヤに対して上記第1の光ディスク側より
    噛合する第1のラックギヤと、 上記ピニオンギヤに対して上記第2の光ディスク側より
    噛合する第2のラックギヤとを備え、 上記ピニオンギヤを上記第1のラックギヤに噛合させて
    光学ピックアップをこの第1のラックギヤに沿って移動
    させることにより該ピニオンギヤの欠歯部が該第1のラ
    ックギヤに対向する位置まで該光学ピックアップを回動
    させる動作と、該ピニオンギヤを上記第2のラックギヤ
    に噛合させて光学ピックアップをこの第2のラックギヤ
    に沿って移動させることにより該ピニオンギヤの欠歯部
    が該第2のラックギヤに対向する位置まで該光学ピック
    アップを回動させる動作とを用いて、上記各光ディスク
    について連続的な再生を行うことを特徴とする光ディス
    ク再生装置。
  2. 【請求項2】 光学ピックアップを回動させる動作は、
    この光学ピックアップが各光ディスクの信号記録領域の
    最外周よりも外側に位置するときに行われることを特徴
    とする請求項1記載の光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のラックギヤの方向は、光
    学ピックアップが各光ディスクの信号記録領域の内外周
    に亘って送り操作機構によって移動操作される方向に一
    致しており、これらラックギヤのいずれかにピニオンギ
    ヤが噛合した状態での光学ピックアップの移動は、該送
    り操作機構によって行われることを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク再生装置。
JP17480097A 1997-06-30 1997-06-30 光ディスク再生装置 Withdrawn JPH1125577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17480097A JPH1125577A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 光ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17480097A JPH1125577A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 光ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125577A true JPH1125577A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15984894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17480097A Withdrawn JPH1125577A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 光ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1125577A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5870367A (en) Disc recording and/or reproducing apparatus
JP3856604B2 (ja) ディスク収納装置
JP3428030B2 (ja) ディスク記録及び/又は再生装置
JPH0927184A (ja) ディスクプレーヤ装置
JPH1125577A (ja) 光ディスク再生装置
JP2959187B2 (ja) ディスクローディング装置
JP3011847B2 (ja) 光ディスクローディング機構
JP3031007B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0644663A (ja) ローディング装置
JPH07334911A (ja) ディスクプレイヤ
JP3916347B2 (ja) ディスク移送装置
JP3565029B2 (ja) ディスクチェンジャー装置
JP2787977B2 (ja) ディスクチェンジャー
JP4151145B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
JP3620536B2 (ja) フロントパネル
JP2944379B2 (ja) 光ディスクプレーヤ
JPH09128926A (ja) ディスクプレーヤ装置及びディスクカートリッジ
JPH0927186A (ja) ディスクプレーヤ装置
JPH10149605A (ja) ディスクストッカ装置
JPH0821205B2 (ja) 光学ディスクプレーヤ
JPH04351784A (ja) ディスク記録及び/又は再生装置
JPH05250798A (ja) 情報記録再生装置
JPH1173744A (ja) 光ディスク記録及び/又は再生装置
JPH0982008A (ja) ディスク装置
JPH0927185A (ja) ディスクプレーヤ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907