JPH11255502A - 二酸化塩素水簡易発生キット - Google Patents
二酸化塩素水簡易発生キットInfo
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- JPH11255502A JPH11255502A JP10073034A JP7303498A JPH11255502A JP H11255502 A JPH11255502 A JP H11255502A JP 10073034 A JP10073034 A JP 10073034A JP 7303498 A JP7303498 A JP 7303498A JP H11255502 A JPH11255502 A JP H11255502A
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Abstract
要とせず簡便に、且つ高濃度の二酸化塩素を発生させる
ことなく、しかも作業上安全である程度に低濃度の二酸
化塩素水を必要な量調製できる簡易発生キットを提供す
ること。 【解決手段】 このキットは、容器部分5aと蓋部分5
bとを有する蓋付きの運搬・保存容器5によって構成さ
れる。容器部分5a及び蓋部分5bは、円筒状の隔壁6
によって区画され、運搬・保存容器5の内部には亜塩素
酸貯留室1と酸貯留室3が形成される。貯留室1に亜塩
素酸塩溶液、酸貯留室3に塩酸溶液を充填し、蓋部分5
bを螺着して容器5を封止すれば、亜塩素酸塩溶液と塩
酸溶液との接触が確実に防止される。蓋部分5bを脱着
し、容器部分5aを逆さにして各原料液を適当な混合容
器に充填して混合すれば、二酸化塩素水が簡易に得られ
る。
Description
臭、脱色、防虫及び異臭味改善等の広範囲の用途に利用
される二酸化塩素水を簡便に調製し得るキットに係り、
更に詳しくは、食品加工、プール及び種々の環境殺菌に
用いられる滅菌剤水溶液として好適な低濃度の二酸化塩
素水を、誤操作少なく簡易且つ迅速に得ることができる
二酸化塩素水の簡易発生キットに関する。
ら、二酸化塩素は、殺菌、消毒、脱臭、脱色、防虫又は
異臭味改善等の用途に利用されており、それぞれの目的
に応じて種々の二酸化塩素の調製法が提案されている。
例えば、大規模スケールで二酸化塩素を大量に用いるパ
ルプ等の漂白においては、塩素酸塩に鉱酸を加えること
により、又はこれらに過酸化水素、亜硫酸ガス若しくは
メタノール等の還元性物質を更に加えることにより、二
酸化塩素を発生させる方法が知られている。しかし、こ
の方法では塩素酸塩を用いるので、二酸化塩素の調製に
際し塩素ガスが発生するという欠点がある。
としては、以下のような方法を列記することができる。
まず、肌着やワイシャツの漂白、飲料水の殺菌・消毒、
異臭味改善、工業廃水等の脱臭、脱色、農業ハウス内の
防虫、冷却塔のスライム防止、油井賦活等の中規模スケ
ールでの利用や生活関連用途では、亜塩素酸塩水溶液と
酸水溶液、又は亜塩素酸塩水溶液と塩素ガス(次亜塩素
酸塩と酸を含む)を反応させて二酸化塩素水を調製する
方法が実施されており、これ以外の中規模スケールでの
調製としては、亜塩素酸塩を利用した二酸化塩素発生装
置による方法も提案されている。
て、例えば、特公昭59−53206号及び特開平4−
46003号公報には、亜塩素酸塩水溶液にpH緩衝剤
等を添加したプレ活性化亜塩素酸塩水溶液(安定化二酸
化塩素と呼ばれることがある。)を用いる方法が開示さ
れている。また同様に二酸化塩素水を手軽に調製する方
法として、特開平5−237365号公報記載の方法が
公知であり、同公報には、シリコーンチューブ中に酸水
溶液を、及び易破損性管に亜塩素酸塩溶液を封入したも
のが開示されている。この方法では、シリコーンチュー
ブを折り曲げることにより、亜塩素酸塩溶液と酸水溶液
の反応を開始させて二酸化塩素水を調製し、環境殺菌を
実現する。また、実開平6−10996号公報には、果
物箱や魚箱等を運搬する際に滅菌や消臭を行う場合に二
酸化塩素を簡便に調製する方法として、粉末亜塩素酸塩
入り外袋とクエン酸水入りの易破断性内袋よりなり、内
袋を押し潰して破り外袋内容物と混ぜて反応させる方法
が開示されている。
塩素水の製造方法が提案されているが、例えば、鶏卵殺
菌やカット野菜の殺菌に好適であり、しかも作業上安全
である程度に低濃度な二酸化塩素水を1〜数100L程
度の量で簡便に得る方法は知られていなかった。また、
上述の鶏卵殺菌やカット野菜の殺菌を行う際には毎分数
Lの二酸化塩素水を使用するので、予め100〜400
L水槽に濃度1〜50mg/Lの二酸化塩素水を用意
し、殺菌に使用した量に応じて二酸化塩素水を追加する
ことが好ましく、この場合、追加する二酸化塩素水を製
造するに当たっては、水道水等に二酸化塩素水を定量ポ
ンプで一定量添加すること等が好ましい。更に、かかる
殺菌法において、追加する二酸化塩素水の製造に用いる
二酸化塩素としては、トリハロメタン生成の原因物質と
言われている遊離塩素及び結合塩素含有量が二酸化塩素
に対して5%以下、望ましくは1%以下である濃度0.
5〜2g/Lの二酸化塩素水を5〜20L調製すること
が特に望ましいが、これを実現できる簡便な方法が知ら
れていなかった。
水等の消毒に用いる場合には、できるだけ中性であるこ
とが要求されるが、従来の二酸化塩素の製造では、この
点が十分に考慮されているとは言い難かった。
いずれも微量ではあるが一時的に高濃度の二酸化塩素ガ
スが発生するので、作業者が直接取り扱うことは好まし
くない。また、酸と亜塩素酸塩の反応により二酸化塩素
を製造する場合は、反応速度が遅く収率が低いので、実
際の製造に当たっては、強酸性として加熱する必要があ
ることもあり、このような場合も、操作が煩雑であるば
かりか、作業者の直接的な取扱いが好ましくないのは言
うまでもない。
おいて、高濃度の二酸化塩素を発生させることなく簡易
に二酸化塩素水を得ることができ、しかも、遊離塩素等
の不純物の含有量が少なく、作業上安全である程度に低
濃度な二酸化塩素水を製造する方法は知られていなかっ
た。また、上述した従来法のうち、二酸化塩素水発生機
を用いる方法では、その運転に関する専門知識を必要と
するのみならず、高濃度の二酸化塩素水を取り扱う場合
にはこれに関する専門知識をも必要とするので、一般に
広く普及する程簡便な製造方法とは言えなかった。更
に、一旦二酸化塩素水を調製した後は、二酸化塩素が経
時的に濃度減少を起こすことも未解決であった。
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、所望の場所及び時に特別の技術及び操作を必要とせ
ず簡便に、且つ高濃度の二酸化塩素を発生させることな
く、しかも作業上安全である程度に低濃度の二酸化塩素
水を必要な量調製できる簡易発生キットを提供すること
にある。
を解決するために鋭意研究した結果、原料液である亜塩
素酸水溶液、次亜塩素酸塩水溶液、塩化ナトリウム水溶
液及び酸溶液等を予め調製し、これらの非接触を保った
状態で所定の容器に収容しておくことなどにより、高濃
度の二酸化塩素を発生することなく低濃度の二酸化塩素
水を簡便且つ必要量調製できることを想到し、本発明を
完成するに至った。
は、原料液たる亜塩素酸塩水溶液と塩化ナトリウム含有
酸溶液をそれぞれ充填した亜塩素酸塩貯留室及び塩化ナ
トリウム含有酸貯留室、又は原料液たる亜塩素酸塩水溶
液、塩化ナトリウム水溶液及び酸溶液をそれぞれ充填し
た亜塩素酸塩貯留室、塩化ナトリウム貯留室及び酸貯留
室、又は原料液たる亜塩素酸塩水溶液、次亜塩素酸塩水
溶液及び酸溶液をそれぞれ充填した亜塩素酸塩貯留室、
次亜塩素酸塩貯留室及び酸貯留室、を備えた二酸化塩素
水簡易発生キットであって、上記各貯留室が独立してお
り、上記原料液同士の接触が防止されていることを特徴
とする。
は、亜塩素酸塩水溶液等の二酸化塩素水の製造原料を予
め調製し、これら原料液を独立した貯留室を有する容
器、即ち代表的には内部に隔壁で区画された貯留室を有
する容器に充填してキットを構成した。よって、このキ
ットを所望の場所に運搬し、隔壁を破損することなどに
より貯留室に充填されている原料液同士を混合すれば、
簡易に二酸化塩素水を得ることができる。また、この
際、原料液の濃度や配合比は、製造すべき二酸化塩素水
の濃度や量から逆算して予め調整されているため、製造
に際し特別な技量や知識を必要とすることもない。
水発生キットは、亜塩素酸塩等の二酸化塩素水の製造用
原料液を各別に充填する原料液貯留室を備えるが、各貯
留室は隔壁で区画等されているので、保存・運搬時には
原料液同士の接触が防止されており、製造時以外には二
酸化塩素発生反応が起こることはない。
素酸塩水溶液と酸水溶液の2液を用いる所謂2液法と、
亜塩素酸塩水溶液と次亜塩素酸水溶液と酸溶液の3液を
用いる所謂3液法とに大別されるが、本発明においては
いずれの方法も適用できる。従って、上述の原料液とし
て、2液法では、亜塩素酸塩水溶液と塩化ナトリウムを
含有する酸溶液との組み合わせ、及び亜塩素酸塩水溶液
と塩化ナトリウム水溶液と酸溶液との組み合わせを挙げ
ることができる。一方、3液法では、亜塩素酸塩水溶液
と次亜塩素酸塩水溶液と酸溶液との組み合わせを挙げる
ことができる。なお、二酸化塩素水の製造には、水が必
要な場合があり、濁りや着色されていない飲用水を好適
に使用できるが、水は現地でも調達できるのであまり問
題にはならない。
び3液法による二酸化塩素発生反応は、代表的にそれぞ
れ次の式及び式で表される。なお、式において、
次亜塩素酸ナトリウムは亜塩素酸ナトリウムの還元剤と
して作用する。 5NaClO2+4HCl=4ClO2+5NaCl+2H2O・・・ 2NaClO2+NaClO+2HCl=2ClO2+3NaCl+H2O・・・
料液(の組み合わせ)によって、貯留室に充填されてい
る所定の原料液を任意の発生場所で発生開始直前に混合
して反応させることにより、常温において、亜塩素酸塩
から高転換率、高純度及び高反応速度により、pHが1
〜6.5の二酸化塩素水を発生させることができる。ま
たこの際、所謂3液法を採用すれば、得られる二酸化塩
素水のpH値を特に好適とされている値、即ち5.5〜
6.5とすることも容易である。
に充填されている原料液は、それぞれその全量を一度に
混合し又は水中に添加することにより過不足なく反応す
るように調製されていることが特に好ましい。このよう
に全量を一度に使用すればよいことにしておけば、特別
の知識がなくても容易に二酸化塩素水を調製することが
でき便利であるばかりか、残液が生じないので経済的で
もある。
る二酸化塩素水の濃度及び量から決定することができ
る。代表的に濃度2g/Lの二酸化塩素水を10L得る
手順について、各原料の濃度及び充填量を明示して説明
すると、まず、2液法では、それぞれ100g/Lの塩
化ナトリウムが添加されている100g/Lの亜塩素酸
ソーダ350mlと120g/Lの塩酸溶液350ml
とを、予め水道水3〜5Lを充填しておいた10L蓋付
き容器に、亜塩素酸ソーダ溶液、塩酸溶液の順で添加
し、振盪して混合する。そして、その後に水道水を追加
して10Lとすればよい。一方、3液法では、100g
/Lの亜塩素酸ソーダ溶液303ml、41.5g/L
の次亜塩素酸ソーダ300ml及び45.3g/Lの塩
酸溶液を、予め水道水を3〜5L充填しておいた蓋付き
10L容器に順次迅速に添加し、振盪して混合し、更に
水道水を追加して10Lとすればよい。
素酸塩としては、亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸カリウ
ム及び亜塩素酸カルシウム等のアルカリ又はアルカリ土
類金属の亜塩素酸塩等を挙げることができる。同様に次
亜塩素酸塩としては、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素
酸カリウム及び次亜塩素酸カルシウム等のアルカリ又は
アルカリ土類金属の亜塩素酸塩等を挙げることができ
る。更に、酸としては、クエン酸、酒石酸等の有機酸及
びリン酸、塩酸、硫酸のような鉱酸を挙げることができ
る。この中では効率上塩酸が最も好ましい。
流通している12.5重量%のものをそのまま使用する
ことが経済的に有利であるが、この濃度の次亜塩素酸ソ
ーダは不安定であり、濃度が変化し易く好ましくない。
特に気温が上昇する夏場においては塩素濃度が短期間で
低下することが予測される。従って、二酸化塩素濃度を
6重量/容積%以下とした次亜塩素酸ソーダを用いるこ
とが安定性の面からは好ましいと言える。一方、亜塩素
酸ソーダ溶液は安定性が高いので、濃度25重量%の市
販されているものを用いることができる。また、使用す
る酸水溶液の濃度は、上記の亜塩素酸塩の使用量、又は
亜塩素酸塩及び次亜塩素酸塩の使用量により決定でき
る。
うな原料液を充填するための貯留室やこれを有する容器
などについて説明する。貯留室は、代表的には硝子又は
プラスチック製の容器(例えば、保存容器)の内部に隔
壁を介して設けられるが、これに限定されるものではな
く、貯留室自体が独立した容器を構成してもよく、この
場合、本発明のキットはかかる貯留容器の集合体又は貯
留容器を収納したものと成り得る。
塩素酸塩水溶液及び次亜塩素酸水溶液を充填するものに
ついては遮光性を有することが好ましいが、酸溶液を充
填する貯留室又は貯留容器については特に限定されな
い。また、上記保存容器の材質としては、硝子又はプラ
スチックを用いることができるが、輸送、コスト及び取
り扱い等からはプラスチック製のものが好ましい。更
に、本発明のキットでは、貯留容器や保存容器を他の容
器に収納することも可能であり、このような収容容器と
しては、段ボールやプラスチックケース等の一般に使用
されるものを用いることができるが、特に輸送や保存に
耐えるものが好ましい。更にまた、かかる収納容器自体
を二酸化塩素水の製造の際に用いる原料液の混合容器と
して使用することも可能である。
せようとする二酸化塩素水の濃度や量に応じて、予め濃
度や量を調整した各種原料液を貯留室などに充填して成
るが、二酸化塩素水を製造する際には、このように充填
されている各種原料液同士の非接触状態を解除し、代表
的には各種原料液を混合し又は清水に希釈する。かかる
原料液の非接触状態を解除する手法としては、貯留室を
区画している隔壁を破損したり、貯留器自体を破損する
ことを挙げることができるが、以下に図面を参照して詳
細に説明する。
素水簡易発生キットの一実施形態を示す部分切欠斜視図
である。同図において、このキットは、所謂3液法によ
り二酸化塩素水を製造するものであり、それぞれ亜塩素
酸ソーダ溶液、次亜塩素酸ソーダ溶液及び塩酸溶液を充
填した円筒状ポリプロピレン製の亜塩素酸貯留器1、次
亜塩素酸貯留器2及び酸貯留器3を備え、これら円筒状
貯留器1〜3をダンボール又はプラスチック製の円筒状
収納容器4に3段重ねに収納して構成されている。
素酸ソーダ等の給排口1a〜3aが細口形式で形成され
ており、また、貯留器1及び2は褐色で着色されており
遮光性を有するが、貯留器3は透明である。本実施形態
では、収納容器4に蓋4aが装着されており、貯留器1
〜3は、蓋4を外した後に収納容器4の上方からしか取
り出すことができず、このように取り出した順に原料液
を適当な混合容器に添加するだけで、二酸化塩素水を発
生させることができる構成となっており、従って、二酸
化塩素水の製造に特別な知識を必要としない。なお、貯
留器1〜3には、図示したように番号〜が付されて
おり、この番号順に原料液が適当な混合容器に添加され
るのであるが、この番号を確認すれば、貯留器1〜3の
収納容器4への収納順が誤っていても誤操作を行うこと
を回避できる。
他の実施形態を示す概略斜視図である。以下、上述した
部材・要素と実質的に同一の部材等には同一の符号を付
し、その説明を省略する。図2において、このキット
は、所謂2液法による製造に用いられるものであり、容
器部分5aと蓋部分5bとを有する蓋付きの有底円筒状
運搬・保存容器5によって構成されている。また、容器
部分5a及び蓋部分5bは、円筒状の隔壁6によって区
画されており、これにより運搬・保存容器5の内部に
は、亜塩素酸貯留室1と酸貯留室3が形成されている。
状隔壁6が嵌入可能な円筒溝7が設けられており、且つ
内周壁部にはネジ8が設けられ、容器部分5aの外周壁
部に設けられたネジ9と螺合可能な構成となっている。
よって、本実施形態のキットでは、亜塩素酸塩貯留室1
に亜塩素酸塩ソーダ溶液、酸貯留室3に塩酸溶液を充填
し、運搬保存容器5の容器部分5aに蓋部分5bを螺着
させて容器5を封止すれば、亜塩素酸塩ソーダ溶液と塩
酸溶液との接触が確実に防止される。封止後、そのまま
の状態で二酸化塩素発生場所に本キットを運搬し、蓋部
分5bを脱着し、容器部分5aを逆さにして各原料液を
適当な混合容器に充填して混合すれば、二酸化塩素水を
簡易に得ることができる。
他の実施形態を示す。同図において、このキットでは、
亜塩素酸塩ソーダ溶液及び次亜塩素酸塩ソーダ溶液はそ
れぞれ樹脂製の袋に封入されて亜塩素酸貯留器1及び次
亜塩素酸塩貯留器2を形成している。貯留器1及び2
は、運搬保存容器の一例であるボトル5の首部に架設さ
れた網10に載置され、ボトル5の上方に配置されてい
る。一方、ボトル5の下部は、酸貯留器3を形成し、こ
こには塩酸溶液が充填されている。
部分5bを螺着してボトル5を封止することにより保存
・運搬が可能な状態となるが、この際、リング状のスト
ッパー11によってネジ8とネジ9との螺合長さが規定
され、網10と蓋部分5bとの間に空間が形成されるの
で、貯留器1及び2は破損することなくボトル5の上部
に配置された状態となる。
トを所望の二酸化塩素水発生場所に運搬し、ストッパー
11を開環又は除去して蓋部分5bをネジ込むことなど
により下降させると、原料液を封入した樹脂袋である貯
留器1及び2は蓋部分5bと網10とによって挾持・押
圧されて破裂し、亜塩素酸ソーダ溶液と次亜塩素酸ソー
ダ溶液は、ボトル5の下部に充填されている塩酸溶液に
流下し、混合・反応して二酸化塩素水が製造されること
になる。この際、この混合液を他の容器に移して水で希
釈してもよいのは勿論のことである。このように、本実
施形態においても何らの知識無く簡単に二酸化塩素水を
製造することができる。
更に他の実施形態を示す。同図において、このキットで
は、易破裂性、例えばプラスチックフィルム製の隔壁
6’を介して容器5の上部に亜塩素酸貯留室1が設けら
れている。この貯留室1の側面には蛇腹13が設けられ
ており、且つ内部頂面には突起12が設けられている。
二酸化塩素水製造の際には、蛇腹13によって突起12
を下降させて隔壁6’を破裂させ、亜塩素酸ソーダを容
器5の下部に充填されている塩酸溶液に流下・混合し、
所要に応じて水を添加すればよい。
更に他の実施形態を示す概略断面図であり、図5(A)
は保存・運搬状態を示し、図5(B)はキットの使用時
を示す。図5(A)において、亜塩素酸ソーダ容器、次
亜塩素酸ソーダ容器及び塩酸溶液はそれぞれ樹脂袋に封
入されて亜塩素酸貯留器1、次亜塩素酸貯留器2及び酸
貯留器3を形成している。これら貯留器1〜3は3段に
重ねられて内筒14に収納され、この内筒14はその開
口部側から噴出口15aを上方にしたシリンダ15に収
納されているが、更にシリンダ15の開口側にはキャッ
プ16が装着されている。
水製造時においては、キャップ16を除去し、内筒14
を引き抜いてシリンダ15にセットし、図示矢印Aの方
向に押し出すと、内筒14の先端の突起12により貯留
器1〜3が破損し、各原料液が噴出口15aから噴出さ
れるので、この噴出液を、所要に応じて水を充填した適
当な容器等に入れることにより反応が開始し、二酸化塩
素水が得られる。
する。
2g/Lの二酸化塩素水10Lを調製した。即ち、貯留
器1〜3を500ml容のポリプロピレン製細口ビンと
し、貯留器1及び2はビンの色を褐色にした。100g
/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液303ml、41.5g
/Lの次亜塩素酸ナトリウム溶液300ml及び45.
3g/Lの塩酸溶液300mlを貯留器1〜3に充填
し、番号〜を付して収納容器4に収納しキットを作
成した。
角形ビンに水道水8Lを入れ、貯留器1及び2の溶液全
量を付されている番号順に添加し、数分間放置した。次
いで、貯留器3中の溶液全量を添加した後、水道水を加
えて10Lの二酸化塩素水を得た。得られた二酸化塩素
水のpHは6.3であった。この二酸化塩素水中の二酸
化塩素濃度を、チオ硫酸ナトリウム標準液を用いたヨー
ド滴定法により、不純物としての塩素含有量と残留亜塩
素酸イオン含有量をアイータの方法(E.Macro
Aieta:J.AWWA p.64−70、198
4)で測定した結果を以下に示す。 二酸化塩素濃度=2058mg/L (収率92%) 塩素濃度= 2mg/L (二酸化塩素100に対して0.1) 亜塩素酸イオン濃度= 6mg/L (二酸化塩素100に対して0.3)
塩素水を調製した。即ち、100g/Lの亜塩素酸ナト
リウム溶液350mlを貯留室1に充填し、その外側の
貯留室2には120g/Lの塩酸溶液350mlを充填
し、蓋部分5bを容器部分5aに螺着してキットを作成
した。次に、10L容の不透明ポリプロピレン製角形ビ
ンに、蓋部分5bを脱着してキット溶液全量を一度に入
れて混合し、更に水道水を加えて10Lとし1時間放置
して二酸化塩素水を得た。得られた二酸化塩素水のpH
は1.65であった。この二酸化塩素水中の二酸化塩素
濃度を上記同様に測定し、得られた結果を以下に示す。 二酸化塩素濃度=1503mg/L (収率72%) 塩素濃度= 0mg/L (二酸化塩素100に対して0) 亜塩素酸イオン濃度= 0mg/L (二酸化塩素100に対して0)
Lの二酸化塩素水1Lを調製した。即ち、100g/L
の亜塩素酸ナトリウム溶液30ml及び41.5g/L
の次亜塩素酸ナトリウム溶液30mlをそれぞれ貯留袋
1及び2に封入して網10に載置し、ボトル5の下部に
は45.3g/Lの塩酸溶液30mlを水道水910m
lで希釈したものを充填し、蓋部分5bを容器部分5a
に螺着してキットを作成した。次に、ストッパー10を
除去し、蓋部分5bを回転させながら下降させ、貯留袋
1及び2を破裂させて亜塩素酸ナトリウム溶液と次亜塩
素酸ナトリウム溶液を塩酸に添加した。しかる後、容器
を転倒させて十分に混合し、二酸化塩素水を得た。この
二酸化塩素水のpHは6.2であった。二酸化塩素濃度
を上記同様に測定し、その結果を以下に示す。 二酸化塩素濃度=2080mg/L (収率93%) 塩素濃度= 3mg/L (二酸化塩素100に対して0.1) 亜塩素酸イオン濃度= 9mg/L (二酸化塩素100に対して0.4)
酸化塩素水1Lを調製した。即ち、蛇腹付き貯留室1に
75g/Lの亜塩素酸ナトリウム溶液50ml、酸貯留
室3に90g/Lの塩酸溶液50mlを入れ、キットを
作成した。次に、蛇腹13を下方に押圧して突起12で
隔壁6’を破り、亜塩素酸ナトリウム溶液を塩酸溶液に
流下した。得られた混合液を3分間静置し、予め別途準
備しておいた容器に充填し、水道水で希釈して1Lの二
酸化塩素水を得た。この二酸化塩素水のpHは1.2で
あった。二酸化塩素濃度を上記同様に測定し、その結果
を以下に示す。 二酸化塩素濃度=1780mg/L (収率80%) 塩素濃度= 35mg/L (二酸化塩素100に対して2) 亜塩素酸イオン濃度= 6mg/L (二酸化塩素100に対して0.3)
酸化塩素水1Lを調製した。即ち、100g/Lの亜塩
素酸ナトリウム溶液30ml、濃度41.5g/Lの次
亜塩素酸ナトリウム溶液30ml、濃度45.3g/L
の塩酸溶液30mlを樹脂袋に封入し、貯留袋1〜3を
作成し、これらを内筒14に収納し、更にシリンダー1
5及びキャップ16を装着して、図5(A)に示す保存
・運搬状態とした。次に、キャップ16を除去し、内筒
14を抜き出して貯留袋1〜3がシリンダー15に収納
されている状態とした(図5(B)参照。)。そして、
内筒14をシリンダー15にセットし、図示矢印Aの方
向に押圧して内筒14の先端に設けた突起12で貯留袋
1〜3を順次破裂させながら、噴出口15aから予め水
道水910mlを満たしておいた容器に原料液を充填し
た。しかる後、容器を倒立及び正立させて十分に混合
し、二酸化塩素水を得た。pHは6.1であった。二酸
化塩素濃度を上記同様に測定し、その結果を以下に示
す。 二酸化塩素濃度=2090mg/L (収率93%) 塩素濃度= 4mg/L (二酸化塩素100に対して0.2) 亜塩素酸イオン濃度= 3mg/L (二酸化塩素100に対して0.1)
により詳細に説明してきたが、本発明はこれらに限定さ
れるものではなく、本発明の要旨の範囲にないにおいて
種々の変形実施が可能である。例えば、実施形態1〜5
のキットは貯留室や貯留器の個数を増減することによ
り、2液法及び3液法のいずれにも適用できる。また、
実施形態2のキットにおいて、容器5の内部は所謂2重
管形式になっているが、保存・運搬状態で原料液同士の
接触が防止されれば十分であり、容器5の内部が容器5
の軸を含む平面又はこれに平行な平面で2分割又は3分
割されているようなものであってもよい。更に、蓋部分
5bは容器5を封止できれば十分であり、容器部分5a
への装着方法は螺着に限定されるものではない。
塩素酸塩及び酸を封入した原料液貯留袋のいずれか2種
又は全部を網10に載置し、ボトル5の下部に原料液の
1種又は水を充填しておくことが可能である。更に、蓋
部分5bの底面に突起を設け、原料液貯留袋を破裂させ
易くしてもよい。更にまた、実施形態4でも実施形態3
と同様に、封入する原料液と容器下部に充填しておく原
料液及び/又は水の組み合わせは適宜変更できる。ま
た、実施形態5では、貯留袋をシリンダー15内に3段
重ねに直列に積み上げているが、貯留袋を2個として
(2液法対応)並列に収納し、これを2個の突起で破裂
させてもよいのは言うまでもない。
貯留器1〜3を一定の順でしか取り出せないようになっ
ていれば十分であり、貯留器1〜3を収容できる限り、
底部や側面には開口部が設けられていてもよい。また、
収納容器4の少なくとも内部形状を、倒立した截頭円錐
形とし、その勾配に合致する円錐台形状の貯留器1〜3
を当該収納容器の頂部側から貯留器1、2及び3の順で
3段重ねにしておけば、頂部側からしか貯留器を取り出
すことができないため、収納容器の底部が開封できるよ
うな場合であっても、貯留器1〜3の使用順を誤ること
を回避できる。
ば、原料液である亜塩素酸水溶液等を予め調製し、これ
らの非接触を保った状態で所定の容器に収容しておくこ
となどとしたため、所望の場所及び時に特別の技術及び
操作を必要とせず簡便に、且つ高濃度の二酸化塩素を発
生させることなく、しかも作業上安全である程度に低濃
度の二酸化塩素水を必要な量調製できる簡易発生キット
を提供できる。
形態を示す部分切欠斜視図である。
概略斜視図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
概略断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 原料液たる亜塩素酸塩水溶液と塩化ナト
リウム含有酸溶液をそれぞれ充填した亜塩素酸塩貯留室
及び塩化ナトリウム含有酸貯留室、又は原料液たる亜塩
素酸塩水溶液、塩化ナトリウム水溶液及び酸溶液をそれ
ぞれ充填した亜塩素酸塩貯留室、塩化ナトリウム貯留室
及び酸貯留室、又は原料液たる亜塩素酸塩水溶液、次亜
塩素酸塩水溶液及び酸溶液をそれぞれ充填した亜塩素酸
塩貯留室、次亜塩素酸塩貯留室及び酸貯留室、を備えた
二酸化塩素水簡易発生キットであって、 上記各貯留室が独立しており、上記原料液同士の接触が
防止されていることを特徴とする二酸化塩素水簡易発生
キット。 - 【請求項2】 全体として蓋付きの有底筒状容器を形成
し、この有底筒状容器の軸方向に隔壁が延在することに
より上記各貯留室が区画されており、上記蓋は上記各貯
留室に充填されている原料液同士の接触を回避する状態
で上記有底筒状容器の開口部を封止することを特徴とす
る請求項1記載の二酸化塩素水簡易発生キット。 - 【請求項3】 上記貯留室が隔壁で区画されて形成され
ており、この隔壁は内部に設けられた突起により破損可
能であることを特徴とする請求項1記載の二酸化塩素水
簡易発生キット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10073034A JPH11255502A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 二酸化塩素水簡易発生キット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10073034A JPH11255502A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 二酸化塩素水簡易発生キット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11255502A true JPH11255502A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13506671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10073034A Pending JPH11255502A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 二酸化塩素水簡易発生キット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11255502A (ja) |
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- 1998-03-09 JP JP10073034A patent/JPH11255502A/ja active Pending
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