JPH05237365A - 塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法 - Google Patents

塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法

Info

Publication number
JPH05237365A
JPH05237365A JP4137492A JP4137492A JPH05237365A JP H05237365 A JPH05237365 A JP H05237365A JP 4137492 A JP4137492 A JP 4137492A JP 4137492 A JP4137492 A JP 4137492A JP H05237365 A JPH05237365 A JP H05237365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
chlorine
tube
silicone rubber
chlorite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4137492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yoshida
雅之 吉田
Masatada Sato
正忠 佐藤
Toshiaki Hoshino
俊明 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP4137492A priority Critical patent/JPH05237365A/ja
Publication of JPH05237365A publication Critical patent/JPH05237365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J7/00Apparatus for generating gases
    • B01J7/02Apparatus for generating gases by wet methods

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 酸が封入された易破損性の管と亜塩素酸塩溶
液又は次亜塩素酸塩溶液とを含有する密閉されたシリコ
ーンゴムチューブからなる塩素系ガス発生器具及びその
使用方法。 【効果】 食品製造・加工工場、レストラン、プール等
における食品、飲料水、貯蔵用水、洗浄用水等の防腐、
滅菌及び除臭目的に簡便に使用でき、優れた殺菌作用が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩素系ガス発生器具に
関し、さらに詳しくは飲料水、食品等の殺菌に有用な塩
素系ガス発生器具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
飲料水、食品等の殺菌を目的としては一般に次亜塩素酸
塩が用いられている。
【0003】しかしながら、次亜塩素酸塩は、血液その
他有機物の存在下では短時間で失活し、殺菌効果を失な
うため、有機物中で使用しても満足のいく殺菌効果が得
られないという問題点があった。
【0004】そこで、有機物中でも強力な殺菌効果が持
続し、かつ簡便に使用できる殺菌器具の開発が望まれて
いた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、亜塩素酸塩又は次亜塩素酸
塩から発生するガスが水中、空気中又は有機物中で持続
性のある殺菌作用を示すこと、さらに特定材質のゴムが
該ガスを透過させることから、本発明を完成させるに至
った。
【0006】すなわち、本発明は、酸が封入された易破
損性の管と亜塩素酸塩溶液又は次亜塩素酸塩溶液とを含
有する密閉されたシリコーンゴムチューブからなること
を特徴とする塩素系ガス発生器具を提供するものであ
る。
【0007】本発明は、さらに、上記シリコーンゴムチ
ューブを折り曲げることにより、易破損性管を破損させ
て酸と亜塩素酸塩又は次亜塩素酸塩とを反応せしめ、発
生する二酸化塩素ガス又は塩素ガスを該チューブ外へ透
過させることを特徴とする上記器具の使用方法を提供す
るものである。
【0008】図1、図2及び図3に本発明の塩素系ガス
発生器例の断面図を示す。すなわち、本発明の塩素系ガ
ス発生器具とは、シリコーンゴムチューブAの両端部が
栓B 1、キャップB2、熱融着部B3等により密閉されて
おり、該チューブの内部Cに酸が封入された易破損性の
管Dと亜塩素酸塩溶液又は次亜塩素酸塩溶液とを含有す
るものをいう。
【0009】本発明に使用されるシリコーンゴムチュー
ブは、亜塩素酸塩溶液、次亜塩素酸塩溶液は透過しない
が、本発明において発生する塩素系ガス(二酸化塩素又
は塩素)を透過させる性質を有するものである。シリコ
ーンゴムチューブの長さは、本発明の塩素系ガス発生器
具の使用目的等により異なるが10cm〜数m程度が好ま
しい。例えば、約800mlの水槽中の水を滅菌する場
合、20cm程度が適当である。
【0010】シリコーンゴムチューブの壁厚は、ガス透
過性、耐圧性及び耐久性を考慮して決められる。一般に
は1mm〜10mm程度であり、好ましくは4mm〜8mmであ
り、内径7mm、外径14mmのものが標準的に使用され
る。
【0011】なお、チューブの全部をシリコーンゴムと
する必要は必らずしもなく、所望量の塩素系ガスを透過
させるに必要なだけシリコーンゴムを使用し、残部をフ
ッ素ゴム等の酸、(次)亜塩素酸、二酸化塩素ガス、塩
素ガス等により劣化されにくい材質とすることもでき
る。
【0012】シリコーンゴムチューブの両端部は、内部
Cの収納物が濡出しないよう密閉される。密閉手段例を
以下に示す。図1に示すように、シリコーンゴム栓B1
の差し込み端をチューブ壁に食い込むようやや太くする
ことにより、密閉性が良好で、はずれにくいものとする
ことができる。
【0013】また、図2に示すように、シリコーンゴム
キャップB2をチューブ端にかぶせることにより密閉す
ることもできる。この場合、チューブ外壁に切り込み部
を設けておき、キャップ端を該切り込み部に食い込ませ
るようにしてもよいし、また、キャップにネジヤマを設
けておき、該キャップをチューブ外壁に食い込ませるよ
うにしてもよい。上記栓又はキャップはシリコーンゴム
からなることが好ましいが、フッ素ゴム、金属等の酸、
(次)亜塩素酸塩、塩素系ガス等により劣化しないもの
なら使用できる。
【0014】さらに、図3に示すように、シリコーンゴ
ムチューブAの端部を熱融着することにより密閉するこ
ともできる。
【0015】また、シリコーンゴムチューブAの両端の
密閉は、該両端(左右端)にそれぞれ異なる手段を施す
ことによって行なうこともできる。例えば、右端を図2
に示すキャップにより、一方左端を図3に示す熱融着に
より密閉してもよい。密閉手段は完全に密閉できるもの
であればよく、上記図1〜3に示すものには限定されな
い。
【0016】本発明に使用される易破損性の管Dとは、
折り曲げることにより容易に破損し又は亀裂を入れるこ
とができる管をいう。ただし、運搬、保存時等における
極く軽微な衝撃によって破損してしまうものは本発明に
は使用されない。
【0017】上記管は、両端が閉じられており、ガラ
ス、プラスチックその他の合成樹脂等からなるものであ
る。また、通常、薬剤を封入するのに使用されるアンプ
ルを管として本発明に使用してもよい。
【0018】管の大きさは、シリコーンゴムチューブの
長さの1/6〜1/3程度が好ましい。また、管の厚み
はその大きさや材質により異なるが0.2〜3mm、好ま
しくは0.5〜1.5mmが適している。管の一部が薄く
なっており、力を加えると破損する部位が決っているも
のでもよい。
【0019】上記管に封入すべき酸としては、特に限定
されないが、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸及び乳酸、コ
ハク酸、クエン酸等の有機酸から選ばれる1種又はこれ
らの酸の混合物を使用することが好ましい。これらの酸
は液状でも粉末状であってもよい。
【0020】本発明に使用される亜塩素酸塩又は次亜塩
素酸塩としては、亜塩素酸又は次亜塩素酸とナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム等のアルカ
リ土類金属及び銀、銅、鉛、ニッケル、水銀、カドミウ
ム等の金属との間で形成されるそれぞれの塩を挙げるこ
とができる。好ましくは、亜塩素酸塩としては、亜塩素
酸ナトリウム又は亜塩素酸カリウムであり、次亜塩素酸
塩としては、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸カリ
ウムである。亜塩素酸ナトリウムの濃度は、好ましくは
4〜30重量%(以下、単に%という)の範囲であり、
さらに好ましくは14〜18%である。
【0021】上記酸及び亜塩素酸塩は下記反応式(1)
に従い二酸化塩素ガスを発生させる。
【0022】 5NaClO2 + 3H+ + 3OH- → 5ClO2 + 5Na+ + 3H2O (1)
【0023】さらに、下記反応式(2)及び(3)に示
すように塩素酸イオン及び塩素イオンを発生させる。こ
のような分解反応も生じるため、強力な殺菌作用を示す
二酸化塩素の発生が促進されると考えられる。
【0024】3ClO2 - → 2ClO3 - + Cl- (2) ClO2 - → Cl- + 2O2 (3)
【0025】なお、亜塩素酸塩と反応すべき酸の濃度
は、例えば、硫酸の場合では10〜60%、さらに10
〜30%が好ましく、乳酸の場合では飽和溶液〜10
%、さらには30〜50%が好ましく、またクエン酸の
場合では粉末そのもの、さらには飽和溶液〜10%が好
ましい。
【0026】一方、上記酸と次亜塩素酸塩とは、例えば
下記反応式(4)に従い、塩素ガスを発生させる。
【0027】 NaClO + 2HCl → NaCl + H2O + Cl2 (4)
【0028】本発明の塩素系ガス発生器具は、例えば下
記の方法により製造される。まず、易破損性管D中に酸
を入れた後、その口を密閉する。この場合、ゴム栓等を
使用してもよいが、熱熔着させてもよい。上記酸が封入
された易破損性管を、端部の一方を閉じたシリコーンゴ
ムチューブAの内部Cに挿入する。さらに、上記シリコ
ーンチューブ内に亜塩素酸塩溶液又は次亜塩素酸塩溶液
を加える。最後にシリコーンゴムチューブAの端部の他
方を前記の手段等を用いて密閉する。
【0029】かくして得られる塩素系ガス発生器具は、
シリコーンゴムチューブを折り曲げることにより易破損
性の管を破損させ、酸と亜塩素酸塩又は次亜塩素酸塩と
を反応せしめて発生する二酸化塩素ガス又は塩素ガスを
上記チューブ外へ透過させて使用する。このことによ
り、シリコーンゴムチューブ外の液体、空気、粉状物等
の中に存在する有害微生物を殺菌することができる。
【0030】なお、本発明の塩素系ガス発生器具は、前
記易破損性管中に強酸が含まれる場合でも該強酸が器具
外へ濡出することはなく、十分な安全性が保持される。
また、輸送又は保存時においては、本器具を頑丈な箱、
容器等に収納しておくことが好ましい。
【0031】
【発明の効果】本発明の塩素系ガス発生器具は、食品製
造・加工工場、畜産場、レストラン、プール等における
食品、飲料水、貯蔵用水、洗浄用水などの防腐、滅菌、
除臭等の目的に簡便に使用でき、優れた殺菌作用が得ら
れるものである。しかも、上記殺菌の際にアルカリ性塩
である亜塩素酸塩溶液又は次亜塩素酸塩溶液にこれら対
象物を接触させることを要しないという利点を有する。
とくに、本発明は、食品製造・加工工場・畜産場等にお
ける使用、具体的には冷却槽におけるブロイラーの洗
浄、野菜及びカット野菜の洗浄、豆腐の水晒し用の水等
における防腐、滅菌及び除臭に適している。
【0032】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0033】参考例1(亜塩素酸と酸の併用による殺菌
効果) 容器中の普通ブイヨンに、50ppm から12,800pp
m までの濃度になるように、亜塩素酸ナトリウムをそれ
ぞれ加えた。これに、サルモネラ菌を一定量(106
胞/ml)ずつ接種し、37℃でインキュベイトし続け、
これを実験Aとした。一方、最終濃度0.5%となるよ
うに乳酸を加えた普通ブイヨン培地で上記実験Aと同様
に、亜塩素酸ナトリウムを50ppm から12800ppm
となるようにそれぞれ加え、これにサルモネラ菌(10
6細胞/ml)を接種し、実験Bとした。実験A及び実験
Bの各々の、菌接種時から、直後の液(0分)、10分
後、30分後、1時間後、2時間後および3時間後にそ
れぞれ、100μlを採取して、新鮮な培地(普通ブイ
ヨン)に移し、37℃でインキュベイトすることにより
それぞれの再増殖の度合を調べた。約24時間後の再増
殖の結果を培養液の透過度(濁度)により測定した。す
なわち、菌の増殖阻止を(−)とし、増殖の程度により
低い方から(±)、(+)、(++)、(+++)、の
4段階として、殺菌効果を評価した。結果を表1(実験
A)及び表2(実験B)に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表1に示すように、実験Aの乳酸無添加の
場合では殺菌効果は弱く、かすかに殺菌効果が認められ
る程度であるが、実験Bの乳酸添加の場合では乳酸無添
加(実験A)の場合に比較し、殺菌効果は著しく強いこ
とが示された。すなわち、乳酸無添加(実験A)の場合
では、殺菌するために亜塩素酸ナトリウムの濃度が12
800ppm において60分を要していたが、乳酸添加
(実験B)の場合では50ppm 、60分で同程度の殺菌
効果が得られた。
【0037】実施例1(二酸化塩素ガスによる殺菌作
用) 亜塩素酸に硫酸を添加して、発生する二酸化塩素ガスに
よる、サルモネラ菌に対する殺菌作用について検討し
た。サルモネラ菌(106細胞/ml)を生理食塩水中3
7℃でインキュベイトし、二酸化塩素ガスをそれぞれ表
3に示す濃度になるように通じ、以後経時的に180分
までインキュベイトし続けた。表3に示す時間ごとに培
養液(0.1ml)を採取して、新鮮な培地(普通ブイヨ
ン)に移し、再増殖について経時的に調べ、参考例1と
同様に殺菌作用を4段階で評価した。結果を表3に示
す。
【0038】
【表3】
【0039】表3から明らかなように、サルモネラ菌で
は、生理食塩水中では、二酸化塩素濃度0.375ppm
、30分から、また0.75ppm 、5分から殺菌効果
が認められた。緑膿菌に対しても、同様にして殺菌効果
を経時的に調べた結果、表4に示すように、二酸化塩素
濃度0.1875ppm 、120分間、また0.375pp
m 、5分間で強い殺菌効果が得られた。
【0040】
【表4】
【0041】メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSAに
ついて、同様の方法により発生した二酸化塩素ガスによ
る殺菌効果を経時的に調べた。表5に示すように、発生
した二酸化塩素ガスは、0.375ppm 、30分間、ま
た0.75ppm 、5分間で、完全にMRSA黄色ブドウ
球菌を殺菌することができた。結果を表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】実施例2(二酸化塩素ガスのシリコーンゴ
ムチューブ透過性) 図1に示すような器具を用いて、シリコーンゴムチュー
ブ(内径;8mm:外径;4mm:長さ;20cm)内に入っ
ている4mlの亜塩素酸ナトリウム水溶液(16%)と1
ml(6.4N)の硫酸とを、該硫酸を含むガラス管を上
記チューブを折り曲げることにより破損せしめ、混合し
た。発生した二酸化塩素ガスはシリコーンゴムチューブ
内に一たん貯まり、やがて、シリコーンゴムチューブを
透過して外側の蒸留水(800ml)中に吸収された。蒸
留水中に吸収された二酸化塩素の濃度を、チオ硫酸ナト
リウムを用いた滴定により、経時的に測定し、本発明器
具により発生した二酸化塩素ガスのシリコーンゴムチュ
ーブ透過性を調べた。結果を表6に示す。
【0044】
【表6】
【0045】シリコーンゴムチューブより最初に二酸化
塩素が透過して出てくるまでに上記破損時より7分30
秒を要した(黄色気体である二酸化塩素の移動の様子を
目視観察)が、それ以後は表6より明らかなように、二
酸化塩素濃度は120分まで直線的に増大し、定常状態
に至った。
【0046】実施例3(有機物の存在による二酸化塩素
消費量変化) 図2に示すような器具を用いて、シリコーンゴムチュー
ブ(内径;8mm:外径;14mm:長さ;20cm)内に入
っている4mlの亜塩素酸ナトリウム水溶液(16%)と
1ml(6.4N)の硫酸とを、該硫酸を含むガラス管を
上記チューブを折り曲げることにより破損せしめ、混合
した。発生した二酸化塩素ガスは一たんシリコーンゴム
チューブ内に貯まり、やがて、シリコーンゴムチューブ
を透過して外側の蒸留水(800ml)中に吸収される。
外側の蒸留水(800ml)中には、上記破損時より60
分、120分、180分及び240分後に、有機物とし
て牛乳と人の血漿との等量混合液をそれぞれ0.4ml
(全体量は800mlの0.05%にあたる)を添加し
た。蒸留水中に吸収された二酸化塩素の濃度に対する有
機物の影響を、チオ硫酸ナトリウムを用いた滴定により
経時的に測定し、チオ硫酸ナトリウム消費量とそのとき
の二酸化塩素ガスの量を調べた。結果を表7に示す。
【0047】
【表7】
【0048】表7より明らかなように、二酸化塩素量は
有機物(牛乳等)無添加の場合(表6)とほぼ同様の増
加を示し、有機物の影響による二酸化塩素の濃度低下は
ほとんどみられなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塩素系ガス発生器の一例を示す断面図
である。
【図2】本発明の塩素系ガス発生器の一例を示す断面図
である。
【図3】本発明の塩素系ガス発生器の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
A :シリコーンゴムチューブ B1:シリコーンゴム栓 B2:シリコーンゴムキャップ B3:シリコーンゴムチューブ熱融着部 C :シリコーンゴムチューブ内部 D :易破損性管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸が封入された易破損性の管と亜塩素酸
    塩溶液又は次亜塩素酸塩溶液とを含有する密閉されたシ
    リコーンゴムチューブからなることを特徴とする塩素系
    ガス発生器具。
  2. 【請求項2】 酸が硫酸、硝酸、塩酸、乳酸、コハク酸
    及びクエン酸から選ばれる請求項1記載の塩素系ガス発
    生器具。
  3. 【請求項3】 シリコーンゴムチューブを折り曲げるこ
    とにより易破損性の管を破損させて酸と亜塩素酸塩又は
    次亜塩素酸塩とを反応せしめ、発生する二酸化塩素ガス
    又は塩素ガスを該チューブ外へ透過させることを特徴と
    する請求項1記載の塩素系ガス発生器具の使用方法。
JP4137492A 1992-02-27 1992-02-27 塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法 Pending JPH05237365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4137492A JPH05237365A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4137492A JPH05237365A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05237365A true JPH05237365A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12606645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4137492A Pending JPH05237365A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05237365A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996024388A1 (en) * 1995-02-08 1996-08-15 Brown, Beryl, Lea Reducing odors from animal discharges
WO2006022103A1 (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Ckd Corporation ボルト抜け落ち防止構造、及び保持リング
JP2007051071A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Hokko Chem Ind Co Ltd トリオルガノクロロシランの製造方法
JP2011230956A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Taiko Pharmaceutical Co Ltd スティック状の二酸化塩素発生装置
JP2012036072A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Cleancare Inc 用時二酸化塩素発生剤の製品形状ならびに成分組成
JP2012111673A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Cleancare Inc 可視光応答性二酸化塩素発生剤の組成ならびに当該組成による二酸化塩素徐放製品
WO2012128022A1 (ja) * 2011-03-23 2012-09-27 大幸薬品株式会社 二酸化塩素発生装置
JP2013244994A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Sj-Corporation インジケータ構造

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996024388A1 (en) * 1995-02-08 1996-08-15 Brown, Beryl, Lea Reducing odors from animal discharges
WO2006022103A1 (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Ckd Corporation ボルト抜け落ち防止構造、及び保持リング
JPWO2006022103A1 (ja) * 2004-08-23 2008-05-08 シーケーディ株式会社 ボルト抜け落ち防止構造、及び保持リング
CN100455830C (zh) * 2004-08-23 2009-01-28 喜开理株式会社 螺栓脱落防止构造以及保持环
JP2007051071A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Hokko Chem Ind Co Ltd トリオルガノクロロシランの製造方法
JP2011230956A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Taiko Pharmaceutical Co Ltd スティック状の二酸化塩素発生装置
JP2012036072A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Cleancare Inc 用時二酸化塩素発生剤の製品形状ならびに成分組成
JP2012111673A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Cleancare Inc 可視光応答性二酸化塩素発生剤の組成ならびに当該組成による二酸化塩素徐放製品
WO2012128022A1 (ja) * 2011-03-23 2012-09-27 大幸薬品株式会社 二酸化塩素発生装置
JP6052508B2 (ja) * 2011-03-23 2016-12-27 大幸薬品株式会社 二酸化塩素発生装置
US9533272B2 (en) 2011-03-23 2017-01-03 Taiko Pharmaceutical Co., Ltd. Chlorine dioxide generator
US10112831B2 (en) 2011-03-23 2018-10-30 Taiko Pharmaceutical Co., Ltd. Chlorine dioxide generator
JP2013244994A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Sj-Corporation インジケータ構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4084747A (en) Germ killing composition and method
USRE31779E (en) Germ-killing composition and method
ES2725548T3 (es) Procedimiento para la producción de una disolución de dióxido de cloro acuosa estable
US5389384A (en) Sterilizing or disinfecting composition
US20050220667A1 (en) Apparatus and method for generation of chlorine dioxide gas
WO2014064782A1 (ja) 二酸化塩素ガス発生剤パックならびにその製造方法および保存方法
JP5662244B2 (ja) 二酸化塩素ガス発生剤パックならびにその製造方法および保存方法
WO2005097214A1 (en) Apparatus and method for generation of chlorine dioxide gas
US20150119245A1 (en) Method for Producing Shelf Stable Hypochlorous Acid Solutions
US20150044144A1 (en) Disinfectant solution
CN101375685B (zh) 一种消毒液及其生产方法
JPH05237365A (ja) 塩素系ガス発生器具及び該器具の使用方法
WO2015136478A1 (en) Stable chlorine dioxide composition and method of preparation
Jones Jr et al. Sporicidal activity of peracetic acid and β-propiolactone at subzero temperatures
US5575945A (en) Chemical treatment system for producing odor and taste-free potable water
KR20210082627A (ko) 순수한 이산화염소 수용액의 제조방법 및 그 제조장치
JPS6143322B2 (ja)
KR101550308B1 (ko) 살균정도를 확인할 수 있는 살균소독제 제조방법 및 이를 통한 살균소독제
JPH10182105A (ja) 二酸化塩素水調製キット
WO2012037047A1 (en) Methods, compositions, and devices for managing chlorine dioxide release
GB1571975A (en) Disinfecting and sterilising process
WO2019083182A1 (ko) 이산화염소 소스 제조방법 및 그 제조장치
JPH11157805A (ja) 二酸化塩素水製造キット、二酸化塩素水前駆体組成物及び二酸化塩素水の製造方法
CN208732613U (zh) 一种触发式二氧化氯发生器
CN210083995U (zh) 一种延长酸性氧化电位水保质期的储存装置