JPH11254561A - ダブルフェーサの加圧装置 - Google Patents

ダブルフェーサの加圧装置

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JPH11254561A
JPH11254561A JP5958498A JP5958498A JPH11254561A JP H11254561 A JPH11254561 A JP H11254561A JP 5958498 A JP5958498 A JP 5958498A JP 5958498 A JP5958498 A JP 5958498A JP H11254561 A JPH11254561 A JP H11254561A
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JP
Japan
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double
plate
cardboard sheet
bending
distance
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JP5958498A
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Takashi Nitta
隆司 新田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルフェーサの加圧装置に関し、押さえ部
材による加圧力を段ボールシートに均一に作用させて段
ボールシートの製品品質を向上させる。 【解決手段】 段ボールシート5を加熱する熱板6に対
向するようにシート巾方向に沿って延設され、段ボール
シート5を加圧する押さえ部材21を備えるダブルフェ
ーサの加圧装置において、押さえ部材21から該熱板ま
での距離を計測する複数の距離センサ26と、押さえ部
材21を湾曲させる曲げ手段40とを備え、曲げ手段4
0が、距離センサ26からの計測信号に基づいて押さえ
部材21と熱板6との間の距離を一定にするように制御
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボールシートを
製造するコルゲートマシンに備えられる、ダブルフェー
サの加圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5,図6は、従来のダブルフェーサの
構造を説明するための図である。シングルフェーサ(図
示せず)で製造された片面段ボールシート1は、図5に
示すように、糊付装置2により中芯の段頂部に糊を塗布
された後、ライナ3と重ね合わされながらダブルフェー
サ4に導入される。そして、このダブルフェーサ4で、
片面段ボールシート1とライナ3とが加圧,加熱されて
貼合され、両面段ボールシート(単に、段ボールシート
ともいう)5が形成される。
【0003】なお、両面段ボールシート5には、複両面
段ボールシート,複々両面段ボールシート及びそれ以上
の層数からなる両面段ボールシートが含まれる。もちろ
ん、これらの複数層からなる両面段ボールシートをつく
る場合、ダブルフェーサ4に導入される段ボールシート
材料も図5に示すものとは異なるものになる。ここで、
ダブルフェーサ4について説明すると、その前半部は、
内部に蒸気が通され、片面段ボールシート1及びライナ
3(貼り合わされた後は両面段ボールシート5となる)
を加熱する熱板6と、この熱板6に対向するように設け
られ、片面段ボールシート1及びライナ3を加圧するウ
ェイトロール(押さえ部材)7を備える加圧装置7′
と、両面段ボールシート5を搬送する上ベルト8と、こ
の上ベルト8を駆動する上ドラム9とを備えて構成され
る。
【0004】そして、熱板6とベルト8との間に片面段
ボールシート1及びライナ3が挟まれ、ベルト8の背面
から加圧装置7′のウェイトロール7によって加圧され
るようになっている。一方、ダブルフェーサ4の後半部
には、熱板6に代えて下ベルト10が設けられており、
上ベルト8との間で両面段ボールシート5を挟んで搬送
するようになっている。この下ベルト10は、下ドラム
11に掛け渡されており、この下ドラム11によって駆
動されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱板6は、
図6に示すように、蒸気を封入しうるよう内部が空洞に
なっており、これを囲むように壁面が形成されている。
この熱板6の上面6aは片面段ボールシート1及びライ
ナ3(即ち、両面段ボールシート5)に接しているた
め、この両面段ボールシート5に熱を奪われて温度が低
下する。一方、熱板6の下面6bは空気中に放熱するも
のの高温を維持しているので、熱板6の上面6aと下面
6bとの間に温度差を生じ、図6中、二点鎖線で示すよ
うに、熱板6は湾曲してしまうことになる。しかも、製
造する両面段ボールシート5のシート巾やマシン運転速
度などの条件によって熱板6からの熱の奪われ方が異な
り、その湾曲の度合い(曲げ度合)も異なったものとな
る。
【0006】一方、加圧装置7′のウェイトロール7
は、フレーム12に取り付けられたガイド部材13の溝
に上下方向へ移動可能に支持されており、その自重で片
面段ボールシート1及びライナ3(即ち、両面段ボール
シート5)を加圧するようになっているため、熱板6が
湾曲してウェイトロール7の下面と熱板6の上面6aと
の間の隙間のシート巾方向での距離分布が一様でなくな
ると、両面段ボールシート5を加圧するウェイトロール
7の加圧力のシート巾方向分布も一様でなくなる。
【0007】このため、過度にウェイトロール7による
加圧力がかかってしまって、片面段ボールシート1及び
ライナ3(即ち、両面段ボールシート5)を押し潰して
しまったり、逆にウェイトロール7による加圧力が不足
して片面段ボールシート1とライナ3との間に接着不良
が生じてしまい、両面段ボールシート5の製品品質を低
下させることになる。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、押さえ部材による加圧力が段ボールシートに
均一に作用するようにして、段ボールシートの製品品質
を向上させうるようにした、ダブルフェーサの加圧装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のダブルフェーサの加圧装置は、段ボールシー
トを加熱する熱板に対向するようにシート巾方向に沿っ
て延設され、該段ボールシートを加圧する押さえ部材を
備えるダブルフェーサの加圧装置において、該押さえ部
材から該熱板までの距離を計測する複数個の距離センサ
と、該押さえ部材を湾曲させる曲げ手段とを備え、該曲
げ手段が、該距離センサからの計測信号に基づいて該押
さえ部材と該熱板との間の距離を一定にするように制御
されることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明のダブルフェーサの
加圧装置は、請求項1記載の装置において、該曲げ手段
が、該押さえ部材の両側部にそれぞれ取り付けられる側
板と、上記の両側板間に介装され、端部を該側板に螺合
されるねじ付き軸とを備え、該ねじ付き軸を回転させて
該ねじ付き軸に螺合する該側板を軸方向へ駆動すること
で該両側板間距離を調整して該押さえ部材を湾曲調整す
ることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の本発明のダブルフェーサの
加圧装置は、請求項1記載の装置において、該押さえ部
材が、押さえ板と該押さえ板に沿って設けられた支持梁
とを備え、該曲げ手段が、該支持梁と、該押さえ板と該
支持梁との間に介装され、該押さえ板の中間部に螺合さ
れるねじ付き軸とを備え、該ねじ付き軸を回転させ、該
押さえ板を該支持梁から離隔させて該押さえ部材を湾曲
調整することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の実施の
形態について説明する。まず、本発明の第1実施形態に
かかるダブルフェーサの加圧装置について、図1,図2
を参照しながら説明する。第1実施形態にかかるダブル
フェーサは、従来技術(図5参照)で既に説明したダブ
ルフェーサと加圧装置が異なり、その他の構成は従来の
ものと同様であるため、ここでは説明を省略する。な
お、図1,図2では、従来技術で説明したダブルフェー
サと同様の部分には同じ符号を付している。
【0013】本実施形態にかかるダブルフェーサにおい
て特徴となる加圧装置は、図1,図2に示すように、両
面段ボールシート(単に、段ボールシートともいう)5
を加圧する複数の押さえ部材21と、押さえ部材21か
らの距離を計測する複数個の距離センサ26と、押さえ
部材21を湾曲させる曲げ手段40とを備えて構成され
る。
【0014】なお、両面段ボールシート5には、複両面
段ボールシート,複々両面段ボールシート及びそれ以上
の層数からなる両面段ボールシートが含まれる。もちろ
ん、これらの複数層からなる両面段ボールシートをつく
る場合、ダブルフェーサ4に導入される段ボールシート
材料も図5に示すものとは異なるものになる。ここで、
押さえ部材21は、その断面がコの字形に形成されてお
り、両面段ボールシート5を加熱する熱板6に対向する
ようにシート巾方向に沿って延設されている。この押さ
え部材21は、両側フレーム12上に設けられたガイド
部材20に形成された溝に上下方向へ摺動可能に支持さ
れている。
【0015】これらの押さえ部材21の両端部には、側
板21a,21bが取り付けられている。この一方の側
板21aには、軸(ねじ付き軸)22の一端に形成され
たねじ部22aが螺合され、他方の側板21bには、軸
22の他端が回転可能に貫通されている。このようにし
て、側板21a,21b間に軸22が介装されており、
側板21a,21bと軸22とから曲げ手段40が構成
される。
【0016】また、軸22の他端の側板21bを貫通し
た部分には、側板21bの外側で肩部22bが取り付け
られており、さらに、この肩部22bの外側に歯車23
が取り付けられている。また、側板21bの内側には、
カラー27が取り付けられており、カラー27と肩部2
2bとで側板21bを挟むようになっている。
【0017】また、側板21b上には、減速機付きモー
タ24が配設されており、この減速機付きモータ24の
軸に取り付けられた歯車25と軸22に取り付けられた
歯車23とが噛合しており、モータ24の出力回転を減
速しうるようになっている。そして、減速機付きモータ
24によって、歯車25,23を介して、軸22が回転
駆動されるようになっている。
【0018】このようにして軸22を回転させると、側
板21aとねじ部22aとの螺合部分を通じて、側板2
1aが軸22の軸方向へ駆動され、軸22の回転方向に
応じて、側板21aが側板21bに接近すると、押さえ
部材21の熱板6に対応する面21dを下に凸に湾曲さ
せることができるようになっている。
【0019】さらに、押さえ部材21の熱板6に対向す
る面21dには、複数箇所(ここでは3箇所)に穴21
cが形成されている。これらの穴21cは、少なくとも
シート巾方向の両端部及び中央部に形成される。また、
押さえ部材21には、これらの穴21cを通して押さえ
部材21と熱板6の上面との距離を計測しうるように複
数個(ここでは3個)の非接触式の距離センサ26(例
えば、うず電流式センサ)が取り付けられている。な
お、各距離センサ26の計測値は制御盤27へ送られる
ようになっている。
【0020】そして、制御盤27が、各距離センサ26
からの計測信号に基づいて減速機付きモータ24へ回転
指令を出し、軸22を回転させて、押さえ部材21と熱
板6との間の距離が一定になるように側板21a,21
bを離隔させ、押さえ部材21を湾曲させるようになっ
ている。第1実施形態にかかるダブルフェーサの加圧装
置は、上述のように構成されるため、以下のように動作
する。
【0021】つまり、押さえ部材21に設けられた距離
センサ26は、それぞれの位置で熱板6からの距離を計
測し、図1中、二点鎖線で示すように、熱板6が曲がる
と中央部の隙間が大きくなったことを検知する。この場
合、制御盤27は、減速機付きモータ24へ回転指令を
出して、減速機付きモータ24を駆動し、これにより、
歯車25,23を介して軸22を回転させて、図1中、
二点鎖線で示すように、側板21a,21bを内側に引
き込ませる。これにより、側板21a,21b間の間隔
を狭め、押さえ部材21に曲げモーメントを作用させ
て、図1中、二点鎖線で示すように、押さえ部材21を
下に凸に湾曲させる。このようにして、熱板6と押さえ
部材21との間の隙間が少なくともシート巾方向の端部
と中央部とで等しくなるように調整されることになる。
【0022】なお、このような制御盤27による軸22
を回転させる制御は、距離センサ26による各計測距離
が等しくなったところで停止する。また、マシン運転中
に条件が変わって熱板6の湾曲状態(曲げ状態)が変化
しても、上記のような動作が繰り返して行なわれ、常に
押さえ部材21と熱板6との間の隙間が同じになるよう
制御される。
【0023】したがって、第1実施形態にかかるダブル
フェーサの加圧装置によれば、熱板6と押さえ部材21
との間の隙間を少なくともシート巾方向の端部と中央部
とで等しくなるように調整することができ、押さえ部材
21による加圧力を片面段ボールシート1及びライナ
3、即ち両面段ボールシート5に均一に作用させること
ができる。このため、シート巾方向でのニップ圧の不均
一を大幅に改善することができ、これにより、両面段ボ
ールシート5の製品品質を向上させることができるとい
う利点がある。
【0024】次に、本発明の第2実施形態にかかるダブ
ルフェーサの加圧装置について、図3,図4を参照しな
がら説明する。第2実施形態にかかるダブルフェーサの
加圧装置は、図3,図4に示すように、両面段ボールシ
ート(単に、段ボールシートともいう)5を加圧する複
数の押さえ部材30と、押さえ部材30からの距離を計
測する複数個の距離センサ26と、押さえ部材30を湾
曲させる曲げ手段41とを備えて構成され、上述の第1
実施形態の加圧装置とは曲げ手段41の構成が異なる。
なお、第1実施形態と同様に、両面段ボールシート5に
は、複両面段ボールシート,複々両面段ボールシート及
びそれ以上の層数からなる両面段ボールシートが含まれ
る。
【0025】ここで、押さえ部材30は、断面コの字型
の押さえ板31と、支持梁32とを備えて構成され、こ
れらの押さえ板31及び支持梁32の端面に側板33が
取り付けられて連結されている。この押さえ部材30
は、両側フレーム12上に設けられたガイド部材20に
形成された溝に上下方向へ摺動可能に支持されている。
そして、本加圧装置の曲げ手段41は、押さえ板31に
沿って設けられた支持梁32と、押さえ板31と支持梁
32との間に介装され、押さえ板31に螺合される軸
(ねじ付き軸)34とを備え、軸34を回転させ、押さ
え板31を支持梁32から離隔させて押さえ板31を下
方へ湾曲させるようになっている。
【0026】また、軸34は、支持梁32の中央部に回
転可能に支持されており、この軸34の一端には歯車3
7が取り付けられている。一方、軸34の他端の外周に
はねじが切られてねじ部34aが形成されている。この
ねじ部34aは、押さえ板31に取り付けられた雌ねじ
部31aに螺合している。さらに、支持梁32には減速
機付きモータ35が配設されており、この減速機付きモ
ータ35の軸には歯車36が取り付けられ、この歯車3
6が歯車37とが噛合して、減速するようになってい
る。そして、減速機付きモータ35によって、歯車3
6,37を介して軸34が駆動されるようになってい
る。
【0027】また、押さえ板31には、少なくとも中央
部及び両端部の複数箇所(ここでは3箇所)に穴31b
が形成されており、この穴31bを通して熱板6の上面
との距離を計測しうるように、上述の第1実施形態と同
様に、複数個(ここでは中央部と両端部の3個)の距離
センサ26が取り付けられている。なお、各距離センサ
26の計測値は制御盤38へ送られるようになってい
る。
【0028】そして、制御盤38が、各距離センサ26
からの計測信号に基づいて減速機付きモータ35へ回転
指令を出し、軸34を回転させて、押さえ部材30の押
さえ板31と熱板6との間の距離が一定になるように押
さえ部材30の押さえ板31と支持梁32とを離隔さ
せ、押さえ部材21を湾曲させるようになっている。第
2実施形態にかかるダブルフェーサの加圧装置は、上述
のように構成されるため、以下のように動作する。
【0029】つまり、押さえ部材30の押さえ板31に
設けられた距離センサ26は、それぞれの位置で熱板6
からの距離を計測しており、熱板6が曲がると中央部の
隙間が大きくなったことを検知する。この場合、制御盤
38は、減速機付きモータ35へ回転指令を出して、減
速機付きモータ35を駆動し、これにより、歯車36,
37を介して軸34を回転させる。これにより、軸34
のねじ部34aが押さえ板31及び支持梁32の間でジ
ャッキの原理で突っ張り、押さえ板31を湾曲させる。
なお、この際、支持部材32も曲がることになる。この
ようにして、熱板6と押さえ部材の押さえ板31との間
の隙間が、少なくともシート巾方向の端部と中央部とで
等しくなるように調整されることになる。
【0030】なお、このような制御盤38による軸34
を回転させる制御は、距離センサ26による各計測距離
が等しくなったところで停止する。また、マシン運転中
に条件が変わって熱板6の湾曲状態(曲げ状態)が変化
しても、上記のような動作が繰り返して行なわれ、常
に、押さえ部材30の押さえ板31と熱板6との間の隙
間が同じになるよう制御される。
【0031】したがって、第2実施形態にかかるダブル
フェーサの加圧装置によれば、基本的に上述の第1実施
形態で述べた効果と同様の効果が得られる。つまり、熱
板6と押さえ部材30の押さえ板31との間の隙間を少
なくともシート巾方向の端部と中央部とで等しくなるよ
うに調整することができ、押さえ部材30の押さえ板3
1による加圧力を片面段ボールシート1及びライナ3、
即ち両面段ボールシート5に均一に作用させることがで
きる。このため、シート巾方向でのニップ圧の不均一を
大幅に改善することができ、これにより、両面段ボール
シート5の製品品質を向上させることができるという利
点がある。
【0032】なお、上述の第1実施形態では曲げ手段4
0をねじ部22aを備える軸22と側板21a,21b
とを備えるものとして構成し、また、上述の第2実施形
態では曲げ手段41をねじ部34aを備える軸34と支
持梁32とを備えるものとして構成しているが、曲げ手
段はこれらに限られるものではなく、曲げ手段は押さえ
部材を湾曲させうるものであれば良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2,3
記載の本発明のダブルフェーサの加圧装置によれば、熱
板と押さえ部材との間の隙間を少なくともシート巾方向
の端部と中央部とで等しくなるように調整することがで
き、押さえ部材による加圧力を段ボールシートに均一に
作用させることができる。このため、シート巾方向での
ニップ圧の不均一を大幅に改善することができ、これに
より、段ボールシートの製品品質を向上させることがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるダブルフェーサ
の加圧装置の全体構成を示す模式的正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかるダブルフェーサ
の加圧装置を示す模式図であって、図1のA−A矢視断
面図である。
【図3】本発明の第2実施形態にかかるダブルフェーサ
の加圧装置の全体構成を示す模式的正面図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかるダブルフェーサ
の加圧装置を示す模式図であって、図3のB−B矢視断
面図である。
【図5】従来のダブルフェーサの全体構成を示す模式図
である。
【図6】従来のダブルフェーサの加圧装置を示す模式的
断面図である。
【符号の説明】
1 片面段ボールシート 2 糊付装置 3 ライナ 4 ダブルフェーサ 5 両面段ボールシート(段ボールシート) 6 熱板 7 ウェイトロール(押さえ部材) 8 上ベルト 9 上ドラム 10 下ベルト 11 下ドラム 12 フレーム 13 ガイド部材 20 ガイド部材 21 押さえ部材 21a 側板(曲げ手段) 21b 側板(曲げ手段) 21c 穴 22 軸(ねじ付き軸,曲げ手段) 22a ねじ部 22b 肩部 23 歯車 24 減速機付モータ 25 歯車 26 距離センサ 27 カラー 30 押さえ部材 31 押さえ板 31a 雌ねじ部 31b 穴 32 支持梁(曲げ手段) 33 側板 34 軸(曲げ手段) 34a ねじ部 35 減速機付モータ 36 歯車 37 歯車 38 制御盤 40,41 曲げ手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールシートを加熱する熱板に対向す
    るようにシート巾方向に沿って延設され、該段ボールシ
    ートを加圧する押さえ部材を備えるダブルフェーサの加
    圧装置において、 該押さえ部材から該熱板までの距離を計測する複数個の
    距離センサと、 該押さえ部材を湾曲させる曲げ手段とを備え、 該曲げ手段が、該距離センサからの計測信号に基づいて
    該押さえ部材と該熱板との間の距離を一定にするように
    制御されることを特徴とする、ダブルフェーサの加圧装
    置。
  2. 【請求項2】 該曲げ手段が、 該押さえ部材の両側部にそれぞれ取り付けられる側板
    と、 上記の両側板間に介装され、端部を該側板に螺合される
    ねじ付き軸とを備え、 該ねじ付き軸を回転させて該ねじ付き軸に螺合する該側
    板を軸方向へ駆動することで該両側板間距離を調整して
    該押さえ部材を湾曲調整することを特徴とする、請求項
    1記載のダブルフェーサの加圧装置。
  3. 【請求項3】 該押さえ部材が、押さえ板と該押さえ板
    に沿って設けられた支持梁とを備え、 該曲げ手段が、該支持梁と、該押さえ板と該支持梁との
    間に介装され、該押さえ板の中間部に螺合されるねじ付
    き軸とを備え、 該ねじ付き軸を回転させ、該押さえ板を該支持梁から離
    隔させて該押さえ部材を湾曲調整することを特徴とす
    る、請求項1記載のダブルフェーサの加圧装置。
JP5958498A 1998-03-11 1998-03-11 ダブルフェーサの加圧装置 Withdrawn JPH11254561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104772966A (zh) * 2015-04-20 2015-07-15 博凯机械(上海)有限公司 一种双面机前置双重圆弧热板加热装置

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CN104772966A (zh) * 2015-04-20 2015-07-15 博凯机械(上海)有限公司 一种双面机前置双重圆弧热板加热装置

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