JPH11253240A - 上下分離型机上棚における連結装置 - Google Patents

上下分離型机上棚における連結装置

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JPH11253240A
JPH11253240A JP5762698A JP5762698A JPH11253240A JP H11253240 A JPH11253240 A JP H11253240A JP 5762698 A JP5762698 A JP 5762698A JP 5762698 A JP5762698 A JP 5762698A JP H11253240 A JPH11253240 A JP H11253240A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下部棚の上位に上部棚を連結する際に、下部
棚に対する上部棚の高さを変更可能に連結することがで
きる上下分離型机上棚における連結装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ左右両側に側板を有する下部棚
4と上部棚5とを連結、分離が可能であり、机天板の後
方部位に載置する上下分離型机上棚であって、下部棚又
は上部棚の両側板7,15に側面視四角形状のスペーサ
ー部材20を水平横方向の枢軸21を中心に回転可能に
取付けるとともに、下部棚と上部棚の一方又は双方の両
側板に、下部棚と上部棚の両側板同士を接合した状態で
スペーサー部材を嵌合し得る凹部22,23を形成し、
凹部内にスペーサー部材を嵌合し且つ下部棚と上部棚の
両側板同士を接合した状態又はスペーサー部材を回転変
位させて下部棚と上部棚の両側板間に介在させた状態
で、上下の側板同士を連結板24又はスペーサー部材に
一体形成した連結部にて着脱可能に連結し、上部棚を下
部棚に対して高さ変更可能に支持してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下分離型机上棚
における連結装置に係わり、更に詳しくは机天板の後方
部位に載置し、下部棚と上部棚を連結した態様で使用す
る場合に上部棚を下部棚に対して高さ変更可能に支持す
ることが可能であり、又は上部棚を取り除いた下部棚の
みの態様で使用できる上下分離型机上棚における連結装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下部棚と上部棚とを連結、分離が
可能であり、机天板の後方部位に載置する上下分離型机
上棚は、既に提供されている。
【0003】従来の上下分離型机上棚は、下部棚と上部
棚とを連結した態様では、下部棚に対して上部棚の取付
位置は固定的であった。そのため、下部棚の棚板を外し
て形成される空間にパーソナルコンピューター(以下
「パソコン」と称する)を設置する際、上部棚の棚板が
特にデスクトップ型のパソコンのモニターに当たる等し
て邪魔になる場合があり、その場合には上部棚を分離し
て下部棚のみを使用していた。
【0004】通常、上下分離型机上棚において照明具
は、上部棚の棚板の前縁部に設けているが、前述のよう
に上部棚を取り外してしまうと、照明具が利用できなく
なるといった不都合があった。そのため、本出願人は、
照明具を下部棚に設けた構造の上下分離型机上棚を提
案、提供するに至ったが、デスクトップ型のパソコンを
机上に設置した場合に、上部棚を利用できなくなるの
で、書籍やファイル等の収納空間が極端に減少し、机上
棚本来の機能が半減するといった問題が解決されないま
ま内在していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、下部棚の上位に上部
棚を連結する際に、下部棚に対する上部棚の高さを変更
可能に連結することができる上下分離型机上棚における
連結装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、それぞれ左右両側に側板を有する下部棚と
上部棚とを連結、分離が可能であり、机天板の後方部位
に載置する上下分離型机上棚であって、前記下部棚又は
上部棚の両側板に側面視四角形状のスペーサー部材を水
平横方向の枢軸を中心に回転可能に取付けるとともに、
前記下部棚と上部棚の一方又は双方の両側板に、下部棚
と上部棚の両側板同士を接合した状態で前記スペーサー
部材を嵌合し得る凹部を形成し、該凹部内にスペーサー
部材を嵌合し且つ下部棚と上部棚の両側板同士を接合し
た状態又は前記スペーサー部材を回転変位させて下部棚
と上部棚の両側板間に介在させた状態で、上下の側板同
士を連結板又は前記スペーサー部材に一体形成した連結
部にて着脱可能に連結し、前記上部棚を下部棚に対して
高さ変更可能に支持してなる上下分離型机上棚における
連結装置を構成した。
【0007】具体的には、本発明の連結装置は、前記下
部棚と上部棚の双方の両側板に、側面視四角形状の凹部
を上下位置に対応させてそれぞれ形成し、前記下部棚又
は上部棚の一方の両側板に形成した凹部側面に縦長の連
結板の一端部を取付けるとともに、該側板から突出した
連結板の他端側中間部に、側面視長方形のスペーサー部
材を枢軸にて回転可能に取付け且つ枢軸の軸方向に前記
凹部外へ変位可能となし、更に該連結板の他端部を他方
の両側板に形成した凹部内に高さ変更可能且つ着脱可能
に取付けてなるものである。
【0008】また、本発明の連結装置は、前記下部棚と
上部棚の一方の両側板であって前後一側に寄せた位置
に、側面視四角形状の凹部を形成し、他方の両側板であ
って前記凹部よりも中央寄り位置に、周囲に鍔状の連結
部を一体形成したスペーサー部材を該連結部を利用して
回転可能に取付けるとともに、前記連結部を前記下部棚
と上部棚の両側板に着脱可能に取付けてなるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明の上下分離
型机上棚1を机2の天板3の後部寄り部位に載置した使
用例を示し、図1〜図5は本発明の第1実施形態、図6
〜図9は本発明の第2実施形態を示し、図中符号4は下
部棚、5は上部棚、6は連結装置をそれぞれ示してい
る。
【0010】先ず、本発明の第1実施形態に係る机上棚
1を図1〜図5に基づいて説明する。本発明の机上棚1
は、下部棚4と上部棚5とを連結、分離が可能なもので
あり、連結装置6にて上部棚5を下部棚4に対して高さ
変更可能に支持してなるものである。また、前記下部棚
4を机天板3に載置して固定する手段としては、従来と
同様に止金具を用いて行うなど、適宜な固定手段を採用
し得る。
【0011】前記下部棚4は、両側板7,7の後部間に
該側板7よりも上端が上方へ突出した下幕板8を設け、
左右中間位置の下幕板8に仕切板9を取付け、該仕切板
9と一方の側板7間には下棚板10を渡設するととも
に、該下棚板10の上面に複数の小仕切板11,…を取
付け、下棚板10の下面側に引出し12を設け、更に前
記仕切板9と他方の側板7間に着脱自在に中間棚板13
を取付けた構造を有している。尚、前記引出し12の側
位には、後述の灯具を点灯、消灯するためのスイッチ類
を備えたコントロールパネル14を設けている。
【0012】そして、前記下部棚4の各側板7の上端縁
は、略水平に形成されており、後述の上部棚5を接合状
態で載置できるようになっている。また、前記下幕板8
は、該下幕板8の板厚より若干大きな距離だけ背面を両
側板7,7の後端よりも前方に設定するとともに、上端
縁は前記仕切板9と側板7との間に設けた中間棚板13
の上方に対応する部分を上方へ湾曲させ、その他の部分
は直線若しくは波うった形状上方に湾曲した形状とな
し、少なくとも一部が側板7よりも上方へ突出するよう
に設定している。
【0013】前記上部棚5は、前記下部棚4の側板7,
7の間隔と同一であり且つ側板7と同一の板厚を有する
両側板15,15間の上下中間位置に上棚板16を固定
し、両側板15,15の後端部間であって該上棚板16
の後方に上幕板17を設け、更に前記上棚板16の上面
と上幕板17とに複数の小仕切板18,18を固定した
ものである。また、前記上棚板16の下面前縁に沿って
全長にわたって照明具19を前後スライド可能に設けて
いる。そして、前記上部棚5の各側板15の下端縁は、
前記下部棚4の側板7の上端縁に載置できる形状となっ
ている。
【0014】また、前記上幕板17は、背面を側板15
の後端と一致若しくは若干前方位置に設定し、その上端
部は上方に湾曲した形状であり、下端は直線状で側板1
5の下端よりも若干下方へ突出しても、側板15の下端
と面一でも良い。
【0015】そして、前記連結装置6は、前記下部棚4
の両側板7,7に側面視四角形状のスペーサー部材20
を水平横方向の枢軸21を中心に回転可能に取付けると
ともに、前記下部棚4と上部棚5の双方の両側板7,
7,15,15に、下部棚4と上部棚5の両側板7,1
5同士を接合した状態で前記スペーサー部材20を嵌合
し得る凹部22,23を形成し、該凹部22,23内に
スペーサー部材20を嵌合し且つ下部棚4と上部棚5の
両側板7,15同士を接合した状態(図4参照)又は前
記スペーサー部材20を回転変位させて下部棚4と上部
棚5の両側板7,15間に介在させた状態(図5参照)
で、上下の側板7,15同士を連結板24にて着脱可能
に連結し、前記上部棚5を下部棚4に対して高さ変更可
能に支持してなるものである。ここで、下部棚4の側板
7に設けた凹部を符号22とし、上部棚5の側板15に
設けた凹部を符号23でそれぞれ表している。
【0016】更に詳しくは、前記下部棚4と上部棚5の
双方の両側板7,7,15,15の内面側に、側面視四
角形状の凹部22,23を上下位置に対応させてそれぞ
れ形成し、前記下部棚4の両側板7,7に形成した凹部
22,22側面に縦長の連結板24の一端部を取付ける
とともに、該側板7から上方へ突出した連結板24の他
端側中間部に、側面視長方形のスペーサー部材20を枢
軸21にて回転可能に取付け且つ枢軸21の軸方向に前
記凹部22外へ変位可能となし、更に該連結板24の他
端部を上部棚5の両側板15,15に形成した凹部2
3,23内に高さ変更可能且つ着脱可能に取付けてなる
のである。
【0017】そして、前記連結板24は、L字状の金具
であり、前記凹部22,23内に同時に嵌合できる縦長
長方形の垂直板24Aとその下端に折曲形成した凹部2
2の深さ程度の水平板24Bとからなり、下部棚4の凹
部22内に下部を埋没状態で嵌合するとともに、垂直板
24Aの下部を凹部22の側面にネジ止めし且つ水平板
24Bを凹部22の底面にネジ止めしている。ここで、
前記連結板24の垂直板24Aの上端部には上部棚5の
凹部23の側面にネジ止めするための取付孔25,25
を形成している。尚、前記凹部22,23内のネジ止め
対応箇所には、複数のオニメナット26,…を埋設して
いる。また、前記下部棚4の側板7より上方に突出した
連結板24には、水平横方向の枢軸21を突設してお
り、該枢軸21を中空のスペーサー部材20の一側面を
貫通させ、内部にコイルばね27を介在させて、該スペ
ーサー部材20を枢軸21の軸方向へ弾性変位可能とな
している。このスペーサー部材20の変位量は、前記凹
部22外へスペーサー部材20を引き出して回転できる
程度で良い。また、本実施形態では、スペーサー部材2
0を中空部材で構成したが、全体を中実部材で形成し、
前記枢軸21を装着する部分のみ枢軸21とコイルばね
27を収容できる空間を設けたものでも良いのである。
【0018】前記スペーサー部材20は、下部棚4と上
部棚5とを互いの側板7,15同士を接合した状態で、
前記凹部22,23に嵌合できる側面視長方形状であ
り、中間部には凹部22内から引き出すためのつまみ用
の切欠部28,28を形成し、また一端部には上部棚5
の凹部23内に連結板24をネジ止めするためのネジ2
9を挿通できる通孔30,30を形成している。また、
前記上部棚5の凹部23の側面であって上部と下部位置
にそれぞれオニメナット26,26を二対設けている。
【0019】前記連結装置6を用いて下部棚4に上部棚
5を連結するには、図4に示すように、前記スペーサー
部材20を連結板24に沿った向き、即ち長手方向を上
下に向けた状態に設定し、該スペーサー部材20の下部
を下部棚4の凹部22内に嵌合した状態で、上部棚5を
上方から下部棚4に載置すると、上部棚5の凹部23内
に前記連結板24の上部とスペーサー部材20の上部が
嵌合し且つ下部棚4の側板7,7と上部棚5の側板1
5,15同士が接合し、その状態でスペーサー部材20
の通孔30,30から挿通したネジ29,29を連結板
24の取付孔25,25を利用して上方のオニメナット
26,26に螺合して連結する。また、図5に示すよう
に、前記切欠部28,28に指を掛けてスペーサー部材
20を凹部22内から引き出し、90°回転させた後、
コイルばね27の弾性付勢力によって元の引き込んだ状
態に復帰させ、その状態で下部棚4に上部棚5を載置す
ると、前記連結板24の上端部が上部棚5の凹部23内
に嵌合するとともに、上部棚5の両側板15,15がそ
れぞれスペーサー部材20,20に載置し、その状態で
ネジ29,29を直接連結板24の取付孔25,25を
利用して下方のオニメナット26,26に螺合して連結
する。即ち、前記連結装置6を用いて下部棚4に対して
上部棚5を、図4に示したように両側板7,15同士が
接合した高さが低い状態に連結することができるととも
に、図5に示したように両側板7,15間にスペーサー
部材20が介在した高さが高い状態に連結することがで
きる。
【0020】尚、本実施形態では、前記連結板24を下
部棚4に取付けるとともに、該連結板24を介してスペ
ーサー部材20を下部棚4に回転可能に設けたが、この
関係を上下逆にして上部棚5に連結板24とスペーサー
部材20を取付けることが可能である。また、前記連結
板24をネジ29にて凹部23に連結する代わりに、前
記スペーサー部材20の周囲に鍔状の連結部を形成して
おき、該連結部を側板15又は側板7,15の両方にネ
ジ止めする構造でも良い。
【0021】次に、本発明の第2実施形態を図6〜図9
に基づいて説明する。本実施形態も基本的構造及び技術
的思想は第1実施形態と同様である。本実施形態の連結
装置6は、前記上部棚5の両側板15,15の内面側で
あって前後一側に寄せた位置に、側面視四角形状の凹部
31を形成し、下部棚4の両側板7,7であって前記凹
部31よりも中央寄り位置に、周囲に鍔状の連結部32
を一体形成したスペーサー部材33を該連結部32を利
用して水平横方向の枢軸34にて回転可能に取付けると
ともに、前記連結部32を前記下部棚4と上部棚5の両
側板7,15に着脱可能に取付けてなる構造である。
【0022】本実施形態の連結装置6は、上部棚5の側
板15の後部側に縦長四角形の凹部31を形成し、図7
に示すように該凹部31内に埋没状態で嵌合し得る側面
視長方形状のスペーサー部材33の一側面側の周囲に鍔
状の連結部32を一体形成するか若しくはスペーサー部
材33の一側面にそれよりも面積の広い連結板を取付け
てその周囲に突出した部分を前記連結部32としても良
い。そして、前記連結部32の一つのコーナー部を前記
枢軸34にて下部棚4の側板15であって凹部31の前
方側に枢着することにより、該枢軸34を中心として後
方回転させてスペーサー部材33が側板7の上端縁後部
に立起した状態と、90°前方回転させてスペーサー部
材33が側板7の上端縁中央部に倒伏した状態とを実現
できるようにしている。尚、前記スペーサー部材33は
正方形でも良いので、前述の「立起」と「倒伏」とは単
に回転状態を表しているに過ぎない。そして、図8に示
すように、前記スペーサー部材33を側板7の後部に立
起させた状態で、上部棚5を上方から下部棚4に載置す
ると、上部棚5の凹部31内に前記スペーサー部材33
が嵌合し且つ下部棚4の側板7,7と上部棚5の側板1
5,15同士が接合し、その状態で連結部32のコーナ
ー部を側板7,15にネジ35,…にて連結するのであ
る。また、図9に示すように、前記スペーサー部材33
を側板7の中央部に倒伏させた状態で、上部棚5の両側
板15,15をそれぞれスペーサー部材33,33に載
置し、その状態で連結部32のコーナー部を側板7,1
5にネジ35,…にて連結するのである。
【0023】尚、前記ネジ35,…にて連結部32を側
板7,15に連結するには、前記連結部32のコーナー
部にそれぞれ取付孔36,…を形成し、前記スペーサー
部材33の立起状態と倒伏状態においてそれぞれ取付孔
36,…に対応する側板7,15の位置に、オニメナッ
ト37,…を埋設している。
【0024】また、本実施形態では、前記凹部31は、
前記上部棚5の側板15に形成したが、下部棚4の側板
7に形成し、スペーサー部材33を上部棚5の側板7に
連結部32を介して回転可能に取付けても良い。更に、
前記凹部31は下方にのみ開放したものを例示したが、
後方へも開放していても良い。
【0025】また、本実施形態では、下部棚4と上部棚
5とを両側のそれぞれの側板7,15同士を連結装置6
にて連結したが、連結強度が不足する場合には、下部棚
4の下幕板8の上端部と上部棚5の上幕板17の下端部
を前後に重合し、それらを左右中央部において高さ変更
可能に連結することも可能である。
【0026】このように、本発明の机上棚1は、下部棚
4に対して上部棚5を連結、分離可能となし、しかも下
部棚4に対して上部棚5を高さ変更可能に連結したもの
であり、下部棚4と上部棚5とを互いの側板7,15同
士を接合連結して低い状態で使用する場合には、従来の
一体型の机上棚と同様に使用できるが、この際、机天板
3に図示しないパソコン等の電子機器を載置する場合に
は、前記中間棚板13を取り去って仕切板9と側板7と
の間に電子機器の本体部及びCRTディスプレイを収納
する空間を形成することができ、そしてCRTディスプ
レイが上部棚5の上棚板16に当たる場合には、下部棚
4と上部棚5とを互いの側板7,15間にスペーサー部
材20又は33を介在させて連結して高い状態に設定す
ることが可能である。また、下部棚4に対して上部棚5
を分離し、上部棚5及び連結装置6を取り除いて下部棚
4のみを使用することも可能であり、この場合も、机天
板3にパソコン等の電子機器を載置する場合には、前記
中間棚板13を取り除いてパソコンの本体部及びCRT
ディスプレイを収納する空間を確保できるのである。
【0027】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の上下分離型机上
棚における連結装置は、回転可能なスペーサー部材を有
し、下部棚に対して上部棚を連結する場合に、スペーサ
ー部材を前記下部棚と上部棚の一方又は双方の両側板に
形成した凹部に埋没状態で嵌合し、上下の側板同士を接
合状態で連結した高さが低い態様と、スペーサー部材を
上下の側板間に介在させた状態で連結した高さが高い態
様とを実現でき、しかもその態様変更はスペーサー部材
を回転させてネジ止め等によって付け替えるだけの簡単
な作業で行うことができるのである。そして、デスクト
ップ型のパソコンを机上に設置する場合にも上部棚が邪
魔にならないように高い状態に連結すれば、上部棚を利
用することができるので、書籍やファイル等を収容する
ための空間が減少することがなく、机上棚本来の機能を
利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上下分離型机上棚の下部棚と上部棚と
を連結して使用する態様を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す要部の分解斜視図
である。
【図3】同じく要部の縦断面図である。
【図4】同じく上部棚の高さが低い連結態様を示す要部
側面図である。
【図5】同じく上部棚の高さが高い連結態様を示す要部
側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す要部の分解斜視図
である。
【図7】同じく要部の縦断面図である。
【図8】同じく上部棚の高さが低い連結態様を示す要部
側面図である。
【図9】同じく上部棚の高さが高い連結態様を示す要部
側面図である。
【符号の説明】
1 机上棚 2 机 3 天板 4 下部棚 5 上部棚 6 連結装置 7 側板 8 下幕板 9 仕切板 10 下棚板 11 小仕切板 12 引出し 13 中間棚板 14 コントロールパネル 15 側板 16 上棚板 17 上幕板 18 小仕切板 19 照明具 20 スペーサー部材 21 枢軸 22 凹部 23 凹部 24 連結板 25 取付孔 26 オニメナット 27 コイルばね 28 切欠部 29 ネジ 30 通孔 31 凹部 32 連結部 33 スペーサー部材 34 枢軸 35 ネジ 36 取付孔 37 オニメナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ左右両側に側板を有する下部棚
    と上部棚とを連結、分離が可能であり、机天板の後方部
    位に載置する上下分離型机上棚であって、前記下部棚又
    は上部棚の両側板に側面視四角形状のスペーサー部材を
    水平横方向の枢軸を中心に回転可能に取付けるととも
    に、前記下部棚と上部棚の一方又は双方の両側板に、下
    部棚と上部棚の両側板同士を接合した状態で前記スペー
    サー部材を嵌合し得る凹部を形成し、該凹部内にスペー
    サー部材を嵌合し且つ下部棚と上部棚の両側板同士を接
    合した状態又は前記スペーサー部材を回転変位させて下
    部棚と上部棚の両側板間に介在させた状態で、上下の側
    板同士を連結板又は前記スペーサー部材に一体形成した
    連結部にて着脱可能に連結し、前記上部棚を下部棚に対
    して高さ変更可能に支持してなることを特徴とする上下
    分離型机上棚における連結装置。
  2. 【請求項2】 前記下部棚と上部棚の双方の両側板に、
    側面視四角形状の凹部を上下位置に対応させてそれぞれ
    形成し、前記下部棚又は上部棚の一方の両側板に形成し
    た凹部側面に縦長の連結板の一端部を取付けるととも
    に、該側板から突出した連結板の他端側中間部に、側面
    視長方形のスペーサー部材を枢軸にて回転可能に取付け
    且つ枢軸の軸方向に前記凹部外へ変位可能となし、更に
    該連結板の他端部を他方の両側板に形成した凹部内に高
    さ変更可能且つ着脱可能に取付けてなる請求項1記載の
    上下分離型机上棚における連結装置。
  3. 【請求項3】 前記下部棚と上部棚の一方の両側板であ
    って前後一側に寄せた位置に、側面視四角形状の凹部を
    形成し、他方の両側板であって前記凹部よりも中央寄り
    位置に、周囲に鍔状の連結部を一体形成したスペーサー
    部材を該連結部を利用して回転可能に取付けるととも
    に、前記連結部を前記下部棚と上部棚の両側板に着脱可
    能に取付けてなる請求項1記載の上下分離型机上棚にお
    ける連結装置。
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