JPH11252533A

JPH11252533A - 情報表示装置

Info

Publication number: JPH11252533A
Application number: JP5345898A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Rokusha; 和彦六車; Hiroyuki Iga; 弘幸伊賀; Kimiyoshi Ban; 公善伴
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1998-03-05
Filing date: 1998-03-05
Publication date: 1999-09-17

Abstract

(57)【要約】【課題】この発明は、端末を有するユーザが多数の販売
店に存在する商品データを希望データに基づき収集でき
る情報表示装置を得る。【解決手段】第１のデータ供給手段100 からの第１のデ
ータ、第２のデータ供給手段110 からの第２のデータを
情報処理端末120 に供給する。端末120 の受信受信した
第１のデータはをフィルタリング部125 で、端末120 を
利用するユーザが必要とするデータを抽出保持し、制御
部128 の制御に基づき通信部126 は第２のデータ供給手
段110 から第２のデータを受信し、端末120 はユーザ入
力129 よりこの端末の所在地域を識別するための情報を
入力し、制御部128 の制御にしたがって記憶部127 に記
憶する。制御部128 の制御により記憶部127 からのデー
タに基づき、所定の構成の映像信号を作成してディスプ
レー131 に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えば放送局や
パッケージメディア等のデータ供給源から供給される商
品情報さらにこの商品情報に関連した関連情報に基づ
き、例えば各家庭に設置される端末から最適な販売店や
商品を選択できるようにした情報表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】この種の情報表示を行うサービスシステ
ムとしては、例えば特開平７−７３２４３号に開示され
た消費者の好みと電子買い物情報との関連で、その消費
者に最も適合した買い物情報を検索する自動相関システ
ムが知られている。このシステムでは、端末が、多数の
要約記録情報を備えた電子情報データベースを受信す
る。端末は、受信した要約記録情報から選択した第１の
記録情報に対する好悪を選定して第１の選択記録情報を
蓄積し、この蓄積情報を分析してさらに第１の検索情報
を分離する。そして、この第１の検索情報を用いて前記
要約記録情報から第２の選択記録情報を選定し、この第
２の選択記録情報を蓄積して個人専用の情報データベー
スを形成する。

【０００３】しかしこの様なシステムでは、特定の電子
買い物サービス提供者による情報提供に依存しているも
のであり、したがって広い見地からの情報収集や、より
広い情報収集を行うことは困難である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、ユーザがより一層利用しや
すい情報を取得できるようにした情報表示装置を提供す
ることを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は、入力された
情報から指定した情報を第１の記憶手段から抽出する第
１のデータ取得手段、端末の所在地域情報に応じて第２
の記憶手段から前記第１のデータに関連付けられた第２
のデータを取り込む第２のデータ取得手段、前記第１の
記憶手段から読み出した前記第１のデータと前記第２記
憶手段から読み出した第２のデータとを合成して表示す
る合成表示手段とを備えることを特徴とする。

【０００６】これにより、グローバルな情報から選択し
た第１のデータと、第１のデータの詳細を示す第２のデ
ータを自己を特定できる識別情報に関連付けて取得する
ことができる。このために、第２のデータが、よりユー
ザに適合する情報となり得るものである。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図１は、この発明の第１の実施
の形態を示す基本ブロック図であり、その情報処理端末
120 における処理の流れを図２に示すフローチャートで
説明する。

【０００８】図１において、情報供給源を構成する第１
のデータ供給手段100 は、特定の製品情報や、特定のジ
ャンルに関わる情報などの第１のデータを情報処理端末
120に供給する。同じく第２のデータ供給手段110 は、
情報処理端末120 が設置されている地域の販売店情報、
販売店における商品の価格情報などの第２のデータを情
報処理端末120 に供給する。

【０００９】情報処理端末120 は、第１のデータ供給手
段100 からの第１のデータを受信部121 において受信す
る。また、第2 のデータ供給手段110 と、通信部126 を
通じて情報のやり取りを行うことができる。

【００１０】この受信部121 は受信した第１のデータを
フィルタリング部125 に供給する（図２のステップ300
）。フィルタリング部125 は、入力された第１のデー
タから、所定のフィルタリング規則にしたがって、情報
処理端末120 を利用するユーザが必要とするデータを抽
出して（図２のステップ301 ）記憶部127 に供給し、抽
出された第１のデータを保存する（図２のステップ302
）。

【００１１】第１のデータが連続的に受信部121 に供給
される場合は、再び第１のデータの受信処理（図２のス
テップ300 ）に戻る。ここで、フィルタリング部125 に
おけるフィルタリング規則は、ユーザ入力部129 より入
力されるユーザからの入力（図２のステップ308 ）や、
その履歴に応じて制御部128 により制御され、フィルタ
リング条件を設定または変更することができる（図２の
ステップ309 ）。ここで、フィルタリング条件とは、入
力された情報から、抽出する／しない、の区別の他、抽
出する情報の優先度をも持つものとする。また履歴とし
ては、過去に選択した情報または情報の属するジャンル
に関してその選択頻度情報などを合わせたものである。

【００１２】一方、制御部128 の制御にしたがって通信
部126 は第２のデータ供給手段110に接続することがで
きる。情報処理端末120 には、ユーザ入力部129 より、
情報処理端末120 の所在地域を識別するための情報を入
力し、制御部128 の制御にしたがって、前記入力した所
在地域識別情報を記憶部127 に記憶しておくことができ
る。

【００１３】情報処理端末120 から情報供給サーバとさ
れる第２のデータ供給手段110 に、前記記憶部127 に記
憶した所在地域識別情報（自己を特定できる情報）を供
給することにより、この情報供給サーバは、情報処理端
末120 の所在地に応じた第２のデータを供給することが
できる（図２のステップ303 ）。

【００１４】ここで所在地識別情報とは、例えば情報処
理端末120 の設置場所の電話番号、郵便番号、または、
別途第２の情報供給手段110 にユーザ登録したユーザ識
別番号等であり、自己を特定できる情報である。第２の
情報供給手段110 から送られる、情報処理端末120 の所
在地に応じた前記第２のデータは、情報処理端末120の
通信部126 に入力される。通信部126 は、入力された第
２のデータを記憶部127 に保存する（図２のステップ30
5 ）と共に、関連付け部123 に供給する。制御部128 か
ら次の第２のデータの取り込みが指示された場合は、再
び第２のデータの情報取り込みに戻る（図２のステップ
303 ）。

【００１５】関連付け部123 は、記憶部127 に保存され
た前記抽出した第１のデータと、前記第２のデータの関
連関係を検査して（図２のステップ306 ）、関連情報を
記憶部127 に保存する（図３ステップ307 ）。

【００１６】次に具体的な使用時においては、次のよう
な処理が行われる。ユーザ入力部129 より記憶部127 に
保存された第１のデータ、第２のデータ、さらに第１の
データと第２のデータの関連情報についての表示指示が
入力されると（図２のステップ311 ）、制御部128 の制
御により表示部124 は記憶部127 から必要な情報を読み
出し、所定の構成の映像信号を作成してディスプレー13
1 に供給し、ディスプレー131 は、入力された映像信号
を画面に表示する（図２のステップ312 ）。

【００１７】ここでは、図２のステップ309 において設
定または変更されたフィルタリング条件を用い、保存し
た各情報をユーザのその時の嗜好に合わせて、分類、並
べ変え、さらに階層化が行なわれ、ディスプレー131 に
表示される。ここで表示された画面を見たユーザは、再
び別の階層もしくは別の分類の情報の表示の選択（図２
のステップ311 ）に戻る。ユーザはこの操作を繰り返す
ことにより、希望する最適情報を得ることができる。

【００１８】また、ユーザが情報の選択の指示を行なう
（図２のステップ311 ）ことにより、選択されたジャン
ルに関するフィルタリング条件を再調整し、もし、この
情報がフィルタリング部125 により抽出されるべく設定
されていなければ、抽出されるべく設定を行なう（図２
のステップ309 、ステップ301 ）。また、図２のステッ
プ308 やステップ311 等の指示が入力されなくても、一
定期間以上アクセスのないジャンルに関する情報はフィ
ルタリング部125 での抽出を中止するべく、フィルタリ
ング条件を変更する（図２のステップ309 ）機能をもた
せてもよい。

【００１９】尚、この実施例にあっては、第２のデータ
供給源110 をその端末の存在する地域に対応して設定さ
れるように説明したが、例えば横浜に在住するユーザが
所有する端末に対応する第２のデータ供給源には、この
ユーザ居住する地域の販売店等の地域情報が存在する。
しかし、ユーザが居住地以外の地域である、例えば東京
の日本橋地域の販売店を希望するならば、端末110 にそ
の地域も指定地域の一つとして登録しておき、ユーザの
入力による地域指定に基づいて、例えば日本橋地域の販
売店に関するデータが第２のデータ供給源110 から端末
120 に伝送される。

【００２０】さらに、図３を用いてこの発明の具体的な
使用例を説明する。図３は第１のデータ供給手段が第１
のデータをテレビジョン放送に多重して供給するテレビ
ジョン放送局であり、第２のデータ供給手段が第２のデ
ータを公衆電話回線で端末と接続できる情報供給サーバ
の例を示している。

【００２１】図３において、第１のデータ供給手段100
はテレビジョン放送を送信する放送局設備、第２のデー
タ供給手段110 は情報供給サーバである。また、情報処
理端末120 は、第１、第２ののデータ供給手段の構成に
応じて一部構成を変形しているが、図１と同一の番号を
付した箇所は、図１と同一の動作をするものであり、説
明は省略する。

【００２２】テレビジョン番組送出部201 は、通常のテ
レビジョン番組を多重部203 に供給する。データ番組送
出部202 は、前記第１のデータからなるデータ番組を多
重部203 に供給する。多重部203 は、入力されたテレビ
ジョン番組の信号と第１のデータからなるデータ番組の
信号を多重し、テレビジョン信号として送信部204 に供
給する。送信部204 は、入力されたテレビジョン信号を
変調さらに増幅し、情報処理端末120 に供給する。

【００２３】ここで、第１のデータとしてはテレビジョ
ン番組を提供する広告主の希望する製品に関するJAN コ
ードのような簡潔で一般的なものでも良いが、ここで
は、より詳細な情報を含ませた拡張コードで説明する。
例えば広告主が製菓会社である場合には、宣伝したい菓
子についての名称、製品の画像、広告文、製品の販売エ
リア、製品識別コード、この製品についてのジャンルキ
ーワード、この情報の有効期限などを第１のデータとし
て与える。

【００２４】テレビジョン番組と多重する第１のデータ
とを連動させることにより、端末側では、例えばテレビ
ジョン番組を視聴中に、この番組に付帯する情報を取り
込むべくユーザから明示的に指示することができる。ま
た、この指示に応じて、フィルタリング部125 で行なう
フィルタリング規則を再調整して、取り込んだ情報と同
じキーワードを持つ情報は取り込むように変更すること
ができる。

【００２５】情報処理端末120 は、第１のデータが多重
されたテレビジョン信号を受信部221 において受信す
る。受信部221 は受信したテレビジョン放送信号を復
調、増幅するとともに、多重されたテレビジョン信号と
前記第１のデータとを分離し、テレビジョン信号を映像
処理部222 に、第１のデータをフィルタリング部125 に
それぞれ供給する。映像処理部222 は、入力されたテレ
ビジョン信号を表示用信号に変換し、映像信号加算部23
0 に供給する。

【００２６】第２のデータ供給手段110 である情報供給
サーバは、販売情報管理部211 、販売情報記憶部212 、
データ番組通信部213 、販売店選択部214 から構成され
る。販売情報管理部211 は、前記第２のデータを販売情
報記憶部212 に保存し、これを管理する。

【００２７】情報処理端末120 の通信部126 は、制御部
128 の制御に従って、情報供給サーバ110 のデータ番組
通信部213 に公衆電話回線を通じて接続される。データ
番組通信部213 は、まず情報処理端末120 から送られて
きた所在地識別情報を受信して販売店選択部214 に供給
する。販売店選択部214 は、情報処理端末120 の所在地
情報に応じて、販売店を選択し、販売情報管理部211 に
伝える。

【００２８】これにより、情報供給サーバ110 は、情報
処理端末120 からの第２のデータの供給要求にしたがっ
て、情報処理端末120 の所在地情報を商圏とする販売店
の販売情報をデータ番組通信部213 を通じて提供するこ
とができる。また販売店選択部214 に、情報処理端末12
0 から、個別の販売店選択指示を入力することにより、
ユーザが個別に販売店を指示して、販売情報を得ること
もできる。

【００２９】ここで、情報供給サーバ110 が供給する第
２のデータとしては、例えば情報処理端末120 が属する
地域を商圏とする販売店に関する情報である。即ち、販
売店の名称、この販売店の所在地を示す地図、営業時
間、販売店の外観図、営業時間、販売店識別コード、こ
の情報の有効期間等であり、また取り扱い商品の価格情
報としては、商品名、販売価格、商品イメージ、商品識
別コード、前記販売店を識別する販売店識別コード、こ
の情報の有効期間等である。

【００３０】情報供給サーバ110 又は情報処理端末120
は、この第２のデータの更新を販売店の有するPOS(Poin
t Of Sales) システムと連動させることとすれば、容易
に最新のデータを提供することができる。また、前記第
１のデータに含まれる製品識別コードと、前記第２のデ
ータに含まれる商品識別コードを例えば、JAN(JapanArt
icle Number) 等の共通のコードを用いることにすれ
ば、関連付け部123 における第１のデータと第２のデー
タの関連付けを容易に行なうことができる。

【００３１】ユーザ入力部129 より記憶部127 に保存さ
れた第１のデータ、第２のデータ、第１のデータと第２
のデータの関連情報についての表示指示が入力される
と、制御部128 の制御により、表示制御部124 は記憶部
127 から必要な情報を読み出し、所定の構成の映像信号
を作成して、映像信号加算部230 に供給する。映像信号
加算部230 は、入力されたテレビジョン放送の映像信号
と情報表示用の映像信号を加算、または、切替えて、デ
ィスプレー131 に供給する。

【００３２】以上のようなシステム構成によれば、製品
の情報等の比較的長期的、広域的な情報をテレビジョン
放送に多重して供給し、販売店の情報等の比較的短期
的、地域的な情報を、情報供給サーバから公衆電話回線
を用いて供給し、情報処理端末120 において、それらを
結合させ、ユーザの嗜好に合わせて、分類、取捨選択す
ることができ、ユーザは自分の必要とする情報を的確に
容易に入手することができる。

【００３３】図４は、図３で説明した情報サービスシス
テムにおいて、情報処理端末120 を操作して保存した各
種情報を表示させる場合の表示例を示したものである。
まず図４（ａ）は、情報の表示指示のユーザ入力により
表示される情報画面におけるオープニング画面である。
図４（ａ）において、402 、403 、および404 は" 店"
を示す。" 店" とは、情報処理端末の記憶部127 に保存
された、製品情報、販売店情報、それらの関連情報を表
示する際の、最上位の階層であり、特定のジャンルごと
に分類され、配置されるものである。ボタン401 は、"
店" の新規登録／登録内容の変更を行なうための設定画
面に移動するためのものである。また、ボタン405 、40
6 は表示されている" 店" を順方向または、逆方向にペ
ージ送りするためのものである。

【００３４】ボタン407 は、一段前の階層に戻るための
ボタンである。それぞれのボタンは例えばカーソル制御
を伴うリモコン操作により、ユーザ入力により選択さ
れ、決定指示がなされるものである。決定指示がなされ
ると、それぞれの機能に対応する処理を行う。ボタン40
5 、406 、407 は図４（ｂ）〜（ｅ）にも同じく表示さ
れるが、図４（ａ）と同じ機能を持つ。但し、図４
（ａ）は最上位の階層であるので、ボタン407 は、情報
表示指示のキャンセルとなる。

【００３５】カーソル408 は、ユーザ入力によってボタ
ン401 、405 、406 、407 、または次の階層の画面を表
示する。図４（ｂ）は、図４（ａ）において "店" であ
るスーパーマーケットを選択した場合の表示例である。
410 は、" 店" 内の売場を選択するための画面で、410
1、4102、4103、4104、4105、4106はそれぞれの売場を
示しカーソル411 により選択できる。例えばユーザか
ら、カーソル411 により売り場4103の「赤ちゃん用品」
を選択する決定が指示されると、この売り場のさらに詳
細情報である画面が図４（ｃ）のように表示される。

【００３６】図４（ｃ）で4201、4202、4203、4204、42
05を商品棚と呼ぶことにする。商品棚では商品群ごとに
商品が並べられ、カーソル421 を用いて選択することが
できる。またボタン422 は、商品棚を削除するためのボ
タンで、不要な商品棚があれば、このボタンを選択決定
すれば、商品棚の削除を行うことができる。ここで、削
除が指定されると、図２のステップ309 におけるフィル
タリング条件の再設定が行われ、削除した商品群が抽出
されないよう、もしくは並べ替え時の順位を下げるよう
に設定される。ここまでが、第１のデータを用いた広域
（製品）情報の表示である。

【００３７】今、図４（ｃ）でユーザ入力にしたがって
カーソル421 で商品棚4201を選択決定したとすると、図
５（ａ）の画面が表示される。図５（ａ）は商品棚" お
むつ" に並べられた商品と、その商品を販売している販
売店、販売価格を示す。これは、第１のデータの広域
（製品）情報と第２のデータの地域（販売店・価格）情
報とが関連付けられた結果である。

【００３８】図５（ａ）において431 、432 は商品名と
その商品のメーカーを示す。4312、4315、4322、4324は
その商品を扱っている販売店名を示し、4311、4314、43
21、4323は各販売店における販売価格を示す。また、43
13は、その商品に対する販売店からの付加情報を示す。
4325〜4328は販売価格情報の更新日（新規の場合は登録
日）を示す。433 はカーソルで、リモコンの決定ボタン
を押すことによって図５（ｂ）に示すようにユーザ選択
した商品を購入することもできる。ここで商品および販
売価格を表示する場合、ユーザの嗜好に合わせて、例え
ば選択する頻度の高い商品の順、価格の安い順等とす
る。

【００３９】また、各店、各売り場、各商品棚等の表示
は、テキストであれ、アイコンであれ、それぞれの持つ
量に応じて大きさが変わる等の表示の工夫をすることに
よって、ユーザが直感的に操作できるようになる。これ
らの選択操作を繰り返すことにより、どの商品をどの店
で購入すると価格がいくらであるかを容易に知ることが
できる。

【００４０】図６は、図４（ａ）において登録ボタン40
1 を選択決定した場合に表示される" 店" の登録画面例
である。501 、502 、503 、504 、505 、506 、507 、
508はそれぞれ登録できる店名を示す。ここで、既に登
録されているスーパーマーケット501 、ゴルフショップ
506 、そしてカーショップ507 は、他の登録していない
店と区別できるよう表示の色が変わっている。また、図
４（ａ）と同様にボタン405 、ボタン406 は、表示され
ている画面を順方向または、逆方向にページ送りするた
めのもので、ボタン407 は一段前の階層に戻るためのボ
タンである。このボタン405 、406 、407 は図６（ｂ）
にもあるが、同様の機能を持つ。

【００４１】さて、ユーザ入力にしたがってカーソル50
9 を移動して、リモコンの決定ボタンと削除ボタンを使
って、お店の登録と削除をする。カーソル509 を移動し
て登録すると、図６（ｂ）のように、選択した店の売り
場を選択する画面が表示される。図６（ｂ）は、図６
（ａ）でスーパーマーケットを選択した場合の売り場選
択画面の表示例である。ここでは売り場として531 、53
2 、533 、534 、535 、536 、537 、538 、539 、540
、541 が選択できる。

【００４２】選択したい売り場については、カーソルを
操作してそれぞれの売り場に対応するチェックボックス
511 、512 、513 、514 、515 、516 、517 、518 、51
9 、520 、521 に選択マークとして黒印をつける。逆に
選択したくない売り場については、カーソルを操作し、
それぞれの売り場に対応するチェックボックス511 、51
2 、513 、514 、515 、516 、517 、518 、519 、520
、521 に選択マークとして黒印を外し、白印とする。

【００４３】チェックボックスへの選択作業が終了した
後で、リモコンの決定ボタンを押すと、図６（ｃ）の登
録内容の確認画面が表示される。画像560 は、図６
（ｂ）で選択した売り場のリストである。ユーザは内容
を確認し、確認内容でよければカーソル564 を操作して
登録確定ボタン561 を選択、修正したければカーソル56
4を操作して前画面後退ボタン563 を選択、登録そのも
のを取り止めければ、カーソル564 を操作して登録中止
ボタン562 を選択し、それを決定する。

【００４４】ここで説明した、店、および売り場の選択
作業は、図２のステップ308 に対応し、選択された内容
に応じてステップ309 においてフィルタリング条件の設
定・変更が行われる。

【００４５】この様にしてユーザは自分の嗜好に合った
店を形成することが出来る。但し、ここで形成した店の
形は初期設定であって、各情報へのユーザのアクセス頻
度、ユーザからの直接の登録操作等から、よりユーザの
嗜好を満たすように変化していく。

【００４６】図７は、この発明の第２の実施の形態を示
す基本ブロック図であり、図８は図７の情報処理端末12
0 におけるデータ処理を示すフローチャートである。以
下、図７、図８を参照して、第２の実施例を説明する。
図１と図２の第１の実施例と同じ部分には同じ図番を振
りその説明は省略する。

【００４７】放送局600 はケーブルＴＶ局であり、第１
の実施例の放送局100 の機能（全国放送番組と全国情報
の送出）と、その地域に密接したローカル放送番組とロ
ーカル情報の送出機能を持っている。したがって、第１
の実施例の通信部126 はあっても良いが不可欠な機能で
はないので、図７では削除してある。

【００４８】受信部601 は全国チャネルと地域チャネル
の両方を同時に受信できるいわゆるダブルチューナ機能
を持っている。したがって第１の実施例で行ったサーバ
接続（販売店情報、価格情報の取り込み指示と所在地情
報の送出）303 は不要で、図８に示されるステップ304
、700 、305 の連続ループ動作によって、通信費と通
信インフラが不要にもかかわらず、多量な情報がプッシ
ュ型で得られる利点がある。

【００４９】ケーブルＴＶ局600 が全国チャネルにロー
カル情報を多重しても良く、この場合受信部601 はシン
グルチューナでもよい。受信部601 はシングルチューナ
でも放送番組をディスプレイ131 に表示していない時
に、地域チャネルの情報を受信するようにすれば、ケー
ブルＴＶ局が全国チャネルにローカル情報を多重しなく
てもよい。

【００５０】また、特に、複数のＣＡＴＶ局を統括運営
するいわゆるＭＳＯの場合、端末の所在地情報を契約し
ているＣＡＴＶ局あるいはＭＳＯに知らせたり登録する
ことが必要な時は、通信部126 のような上り回線を使っ
ても良い。また、通信部126のような上り回線を使って
独自なサービスを行っているサービス会社に電話線接続
しても良い。

【００５１】図９はこの発明の第３の実施の形態の構成
を示す基本ブロック図であり、図１０は図９の情報処理
端末120 におけるデータ処理を示すフローチャートであ
る。この実施例では、第１のコードの供給手段として、
CD-ROMやDVD-ROM 等のパッケージメディアを用いる。こ
の様なパッケージメディアを用いることにより、情報処
理端末120 は第１のコードとして大容量のデータを扱う
ことができる。

【００５２】以下、図９、図１０を参照して第３の実施
例を説明する。図１と図３の第１の実施例と同じ部分に
は同じ図番を振り、その説明は省略する。パッケージメ
ディア700 はCD-ROMやDVD-ROM 等の電子記憶媒体であ
り、第１の実施例の放送局100 が提供する特定の製品情
報や、特定のジャンルに関わる情報等の第１のデータを
記憶させておく。第１のデータは、販売価格情報等に比
べて比較的長期的、広域的な情報であるので、CD-ROMや
DVD-ROM 等の記憶メディアに保存して提供しても問題は
無い。

【００５３】また、第１の実施例の情報供給サーバ110
が提供する第２のデータのうち比較的長期的な情報であ
る、販売店に関する情報をこのメディアに保存して提供
することもできるが、ここでは第１のデータのみを提供
するものとして説明する。

【００５４】情報処理端末120 はメディア制御部701 に
よりパッケージメディア700 を制御し、制御部128 によ
りデータの読込みを指示されると、パッケージメディア
700から第１のデータを読込み、フィルタリング部125
に供給する（図１０のステップ900 ）。

【００５５】この実施例の場合、フィルタリング部125
により抽出された第１のデータは、パッケージメディア
として情報処理端末120 に直接接続されているため、記
憶部702 に第１のデータを保存しておく必要はない。但
し、第１のデータと情報供給サーバ110 から供給される
第２のデータとの関連付け情報は、記憶部702 に保存し
ておく必要がある。

【００５６】また、情報供給サーバ110 から供給される
データは、前記第２のデータだけでなく、例えば新製品
情報等の第１のデータに含まれるもののうち、新しいも
の等を含んでいてもよい。この場合、情報供給サーバ11
0 から供給された第１のデータは、記憶部702 に保存し
ておく。

【００５７】図１０のステップ311 において、情報の表
示指示が入力されると、制御部128は、必要に応じて記
憶部702 に保存された関連付け情報、第２のデータの読
み出しと、パッケージメディア700 に保存された第１の
データの読み出しとを切り替えて、表示制御部703 への
第１のデータ、第２のデータ、第１のデータと第２のデ
ータの関連付け情報の供給を指示する。表示制御部703
は、入力されたデータから、所定の構成の映像信号を作
成して、ディスプレー131 に供給して情報を表示させ
る。

【００５８】以上のような構成によれば、CD-ROMやDVD-
ROM 等のパッケージメディアを用いて、第１のコードと
して大容量のデータを供給することができ、第１、第２
の実施例のような通信路を用いてのデータ供給で必要な
データ取り込み時間が大幅に短縮できる。但し、既に述
べたように最新の情報は情報供給サーバ110 を用いて補
間してやる等の処理を行ったり、パッケージメディアそ
のものを更新する等の情報更新のための処置が必要であ
る。パッケージメディアから得られる情報には、放送番
組または通信データに関連するコードが含まれていても
よい。そして関連する放送番組や通信が開始されたとき
に、当該メディアから得られた商品情報が映像として得
られるようになっていてもよい。

【００５９】尚、実施例ではJAN コードを例にとった
が、ヨーロッパではEAN コード、アメリカではUPC コー
ド、また書籍ではISBN等が利用できる。もちろん、以上
で述べた第１、第２、第３の実施例は、それらの構成の
全部または一部を組み合わせて構成してもよいことは勿
論のことである。

【００６０】

【発明の効果】以上のようにこの発明に、ユーザの嗜好
に適合する情報を得られることは勿論のこと、当該嗜好
と、当該ユーザの所在地との関連付けを行い、ユーザが
より一層利用しやすい情報を取得できるようにした情報
表示装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１の実施の形態の全体構成を示し
たブロック図。

【図２】この発明の第１の実施の形態におけるデータ処
理を説明するためのフローチャート。

【図３】この発明の第１の実施の形態のより詳細な構成
を示したブロック図。

【図４】この発明の第１の実の形態における情報表示画
面例を示す図。

【図５】同じくこの発明の第１の実施の形態における情
報表示画面例を示す図。

【図６】同じくこの発明の第１の実施の形態における情
報表示画面例を示す図。

【図７】この発明の第２の実施の形態の全体構成を示し
たブロック図。

【図８】この発明の第２の実施の形態例におけるデータ
処理を説明するためのフローチャート。

【図９】この発明の第３の実施の形態の全体構成を示し
たブロック図。

【図１０】この発明の第３の実施の形態におけるデータ
処理を説明するためのフローチャート。

【符号の説明】

100 …第１のデータ供給手段、110 …第２のデータ供給
手段、120 …情報処理端末、121 …受信部、123 …関連
付け部、124 …表示制御部、125 …フィルタリング部、
126 …通信部、127 …記憶部、128 …制御部、129 …ユ
ーザ入力部、131 …ディスプレー。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号ＦＩＨ０４Ｎ 7/08 Ｇ０６Ｆ 15/403 ３４０Ａ 7/081 Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｌ 7/16 7/08 Ｚ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】入力された情報から指定した情報を第１
の記憶手段から抽出する第１のデータ取得手段と、端末の所在地域情報に応じて第２の記憶手段から前記第
１のデータに関連付けられた第２のデータを取り込む第
２のデータ取得手段と、前記第１の記憶手段から読み出した前記第１のデータと
前記第２記憶手段から読み出した第２のデータとを合成
して表示する合成表示手段とを具備したことを特徴とす
る情報表示装置。
【請求項２】前記入力された情報は放送局からの情報
であり、前記第２のデータ取得手段は電話回線に接続さ
れていることを特徴とする請求項１記載の情報表示装
置。
【請求項３】前記入力された情報は、パッケージメデ
ィアからの情報であることを特徴とする請求項１記載の
情報表示装置。
【請求項４】前記所在地域情報は、電話番号、または
郵便番号であることを特徴とする請求項１乃至３のいず
れかに記載の情報表示装置。
【請求項５】前記第１のデータから所定のデータを抽
出するための第１のフィルタ手段および前記第２のデー
タから所定のデータを抽出するための第２のフィルタ手
段のうち、少なくともいずれか１つを備えたことを特徴
とする請求項１乃至３のいずれかに記載の情報表示装
置。
【請求項６】前記第１のデータは、商品の諸元情報、
画像情報も含むことを特徴とする請求項１乃至３のいず
れかに記載の情報表示装置。
【請求項７】前記第２のデータは、商品の販売店、販
売価格の情報を含むことを特徴とする請求項１乃至３の
いずれかに記載の情報表示装置。
【請求項８】前記合成表示手段は、前記第２のデータ
内の価格の安い順または所在地域に近い順または過去に
表示した頻度順に並べて合成することを特徴とする請求
項１乃至３のいずれかに記載の情報表示装置。
【請求項９】前記第１のデータには商品名およびこの
商品名が属するジヤンル情報が含まれており、前記ジャ
ンル情報に対応して前記商品名を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているジャンル情報を表示する
ジャンル表示手段とを有し、前記ジャンル表示手段は前記記憶手段に記憶されている
ジャンルに属する商品名の数に応じた領域を用いてジャ
ンル情報を表示することを特徴とする請求項１乃至３の
いずれかに記載の情報表示装置。