JPH11252518A - 字幕用副映像ユニット作成装置および記憶媒体 - Google Patents

字幕用副映像ユニット作成装置および記憶媒体

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JPH11252518A
JPH11252518A JP10309143A JP30914398A JPH11252518A JP H11252518 A JPH11252518 A JP H11252518A JP 10309143 A JP10309143 A JP 10309143A JP 30914398 A JP30914398 A JP 30914398A JP H11252518 A JPH11252518 A JP H11252518A
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JP
Japan
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image
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Withdrawn
Application number
JP10309143A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Nonomura
知之 野々村
Mitsuhiro Inoue
光啓 井上
Yasushi Kamisaka
靖 上坂
Masayuki Kozuka
雅之 小塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10309143A priority Critical patent/JPH11252518A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、字幕毎に字幕画像の大きさが異な
る場合であっても、個々の字幕画像の表示座標をユーザ
が指定する必要がなく、字幕用の副映像ユニットの作成
期間を大幅に短縮できる副映像ユニット作成装置及び副
映像ユニット作成プログラムの記憶媒体を提供する。 【解決手段】 表示位置計算部5は、生成された字幕画
像を配置すべき基準位置を示す表示属性を記憶する表示
属性ファイル11から表示属性を読み出し、ラスタライ
ズ部2により生成された字幕画像の表示位置を、読み出
した表示属性に従って、決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムストリー
ムに、動画ストリームと共にインターリーブされる字幕
用副映像ストリームの構成要素である副映像ユニット作
成装置であって、特に動画ストリームの再生動画に重畳
表示される字幕用の副映像ユニット作成装置及びプログ
ラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の記録媒体としてDVD(D
idital Versatile Disc)が普及してきている。DVDで
は、MPEG2と呼ばれる動画圧縮技術を応用したシス
テムストリームと呼ばれるデータが記録される。システ
ムストリームは、動画ストリーム、音声ストリーム、副
映像ストリームがインターリーブされてなる。
【0003】副映像ストリームは、動画ストリームの再
生画像に重畳表示される静止画像であり、例えば動画ス
トリームが映画である場合に、字幕表示に用いられる。
この場合、副映像ストリームは、字幕と同数の副映像ユ
ニットから構成される。副映像ユニットは、字幕を表す
静止画像と、静止画像の表示位置、字幕の表示開始時
刻、表示終了時刻を含む。
【0004】従来の副映像ユニットは、DVDオーサリ
ングシステムにより作成され、特開平7−288776
号公報「副映像処理システムおよび記録媒体」に開示さ
れている。この副映像処理システムは、テキストファイ
ルに記録されている字幕文字列を読み出し、読み出され
た字幕文字列を2値ラスタライズすることにより2値の
ビットマップを得、字幕用画像を作成する。さらに、副
映像処理システムは、生成された字幕用画像と、字幕用
画像の表示位置と、字幕の表示開始時刻と、表示終了時
刻とを合せた副映像ユニットを作成する。
【0005】このとき、字幕用画像の表示位置について
は、ユーザが、ディスプレイ上で字幕用画像の左上の
X、Y座標を、字幕毎に1つ1つ指定することにより副
映像ユニットを作成していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の字幕
用副映像処理システムでは、字幕用の副映像ユニットを
作成する場合、字幕の1つ1つについてディスプレイ上
での字幕の表示位置を指定する必要がある。このため、
映画等のように字幕が何千個も存在する場合には、座標
を指定する手間が膨大なものとなっていた。また、映画
用の字幕用画像は、慣習的に画面の下にセンタリングし
て表示され、また字幕の表示位置指定は字幕の表示領域
の左上の座標を指定する必要がある。そのため、字幕用
画像は台詞の長さによってその大きさがことなるので、
字幕の幅と高さに合わせて左上のX座標及びY座標をい
ちいちユーザが指定する必要があった。
【0007】本発明は、字幕毎に字幕画像の大きさが異
なる場合であっても、個々の字幕画像の表示位置を示す
座標をユーザが指定する必要がなく、字幕用の副映像ユ
ニットを作成する期間を大幅に短縮できる副映像ユニッ
ト作成装置及び副映像ユニット作成プログラムの記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の副映像ユニット作成装置は、字幕を配置すべき
基準位置を示す表示属性を記憶する属性記憶手段と、字
幕用の複数の文字列を記憶する文字列記憶手段と、文字
列記憶手段に記憶された文字列毎に字幕画像を生成する
字幕画像生成手段と、生成された字幕画像の表示位置を
表示属性に従って決定する表示位置決定手段と、字幕画
像と、決定された表示位置を示す表示位置データとを含
む副映像ユニットを生成する副映像ユニット生成手段と
を備えている。
【0009】前記字幕画像生成手段は矩形の字幕画像を
生成し、前記表示属性は字幕画像の上端、下端、左端、
右端の何れかを配置すべき位置を示すようにしてもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <ブロック図>図1は、本発明の第1実施形態における
副映像ユニット作成装置の機能ブロックを示す。同図の
各ブロックの機能は、ワークステーションなどの汎用コ
ンピュータすなわちCPU、メモリ、HDD、ディスプ
レイを備えるハードウェアにおいて、副映像ユニット作
成用のソフトウェアを実行することにより実現される。
【0011】同図の副映像ユニット作成装置100は、
テキスト読み込み部1、ラスタライズ部2、字幕用画像
ファイル記憶部3、表示属性読み込み部4、表示位置計
算部5、副映像ユニット生成部6、副映像ユニット記憶
部7を備え、HDDに記憶されたテキストファイル8、
タイムコードファイル9、アウトラインフォントファイ
ル10、表示属性ファイル11を用いて副映像ユニット
を作成する。
【0012】ここで、副映像ユニットは、動画ストリー
ムの再生動画に重畳表示される1つの字幕を表す静止画
像(以下、字幕画像と呼ぶ)と、その表示位置、表示開
始時刻及び表示終了時刻を示すデータとを含む。複数の
副映像ユニットは副映像ストリームを構成する。副映像
ストリームは、動画ストリーム、音声ストリームと共に
システムストリームにインターリーブされて、DVDな
どの記録媒体に記録される。
【0013】図1におけるテキストファイル8、タイム
コードファイル9、アウトラインフォントファイル10
は副映像ユニットの素材となるデータであり、表示属性
ファイル11は、字幕の表示位置を算出するための基準
となるデータである。まず、これらのファイル類から説
明する。テキストファイル8は、字幕用の複数の文字列
を記憶するテキストファイルであり、図2に示すよう
に、字幕番号に対応させて字幕用の文字列を記憶してい
る。
【0014】タイムコードファイル9は、図3に示すよ
うに字幕番号と、字幕表示開始時刻と、字幕表示終了時
刻とを対応させて記憶する。同図の字幕表示開始時刻お
よび字幕表示終了時刻は、「時間:分:秒:フレーム番
号」を表す。ここで、フレーム番号は、1秒間に表示さ
れるフレームのうち1つのフレームを特定する番号であ
り、例えば0〜29の何れかの値をとる。
【0015】アウトラインフォントファイル10は、個
々の文字の輪郭をベクター情報で表してアウトラインフ
ォント(ベクターフォントとも呼ばれる)を記憶する。
表示属性ファイル11は、字幕を配置すべき基準位置を
示す表示属性を記憶する。この表示属性は字幕画像(矩
形)の上端、下端、左端、右端の何れかを配置すべき位
置を示し、ユーザによって指定される。
【0016】表示属性の一例を図4(a)に示す。同図
の表示属性は、「表示位置(Y座標)」として”38
0”というY座標と、「アライメント(位置揃え)」と
して”上揃え”とを規定してる。「上揃え」は、横書き
の字幕をセンタリングして「表示位置」が示すY座標
に、字幕画像(矩形)の上端を配置させることを意味す
る。
【0017】表示属性の他の例を図4(b)に示す。同
図において、「下揃え」は、横書きの字幕画像をセンタ
リングして、「表示位置」が示すY座標”420”に、
字幕画像(矩形)の下端を配置させることを意味する。
次に、図1における各部について説明する。テキスト読
み込み部1は、テキストファイル8から字幕番号と字幕
用文字列とを順次読み込む。
【0018】ラスタライズ部2は、テキスト読み込み部
1によって読み込まれた字幕用文字列から字幕画像を生
成して字幕用画像ファイル記憶部3に出力し、同時にそ
の字幕画像のサイズ(縦と横の画素数)も出力する。具
体的には、ラスタライズ部2は、テキスト読み込み部2
によって読み込まれた字幕用文字列を、アウトラインフ
ォントを用いてラスタライズし、さらにラスタライズに
より得られたビットマップ画像をランレングス符号化に
よる圧縮を施して字幕画像を生成する。ここで、ラスタ
ライズという処理は、アウトラインフォントファイル1
0中から文字列中の各文字に対応するアウトラインフォ
ントを所定ドット数(例えば日本語のかなや漢字では縦
26ドット)のビットマップに展開してビットマップ画
像に描画することを意味する。本実施例では、ラスタラ
イズ部2は二値又は多値でラスタライズするものとし、
二値か多値かはユーザにより予め指定されるものとす
る。この二値か多値かは、字幕文字列を記述する言語、
あるいは文字の複雑さに応じて指定することが望まし
い。例えば日本語、中国語などの漢字のように画数の多
い複雑な文字の場合は多値でラスタライズする方が望ま
しい。
【0019】字幕用画像ファイル記憶部3は、ラスタラ
イズ部2により出力された字幕画像とその表示サイズと
を記憶する。表示属性読み込み部4は、表示属性ファイ
ル11から表示属性を読み込む。表示位置計算部5は、
表示属性読み込み部4に読み込まれた表示属性と、字幕
用画像ファイル記憶部3に記憶された字幕画像のサイズ
とに基づいて、字幕画像を表示すべき位置(字幕画像の
左上頂点を配置すべき座標)を計算する。
【0020】図4(a)に示したように「上揃え」が表
示属性に指定されている場合、表示位置計算部5は、字
幕画像の左上頂点を配置すべき座標(X_tl,Y_tl)を次
式により算出する。 X_tl=(DW−SW)/2 Y_tl=Y_1 ここで、DWは表示画面のX方向の画素数、SWは字幕
画像の横の画素数、Y_1は表示属性で指定で指定された
字幕画像上端を配置すべき位置を示すY座標である。例
えば字幕番号1の字幕画像が縦50画素横240画素で
あり、字幕番号2の字幕画像が縦25画素横190画素
である場合、図5(a)、(b)に示すように座標(X_
tl,Y_tl)が算出される。
【0021】図4(b)に示したように「下揃え」が表
示属性に指定されている場合、表示位置計算部5は、座
標(X_tl,Y_tl)を次式により算出する。 X_tl=(DW−SW)/2 Y_tl=Y_2−SH ここで、SHは字幕画像の縦の画素数、Y_2は表示属性
で指定された字幕画像下端を配置すべき位置を示すY座
標である。図4(b)によればY_2=420である。例
えば字幕番号1の字幕画像が縦50画素横240画素で
あり、字幕番号2の字幕画像が縦25画素横190画素
である場合、図6(a)、(b)に示すように座標(X_
tl,Y_tl)が算出される。
【0022】副映像ユニット生成部6は、タイムコード
ファイル9と字幕用画像ファイル記憶部3を参照して、
副映像ユニットを生成する。具体的には、タイムコード
ファイル9から、字幕番号と、字幕表示開始時刻、字幕
表示終了時刻を読み出し、読み出した字幕番号をキーと
して、字幕用画像ファイル記憶部3から該当する字幕画
像を読み出し、字幕画像、その表示位置を示すデータ、
表示開始時刻、表示終了時刻を含んだ副映像ユニットを
生成する。このとき、副映像ユニット生成部6は、表示
位置計算部5により計算された座標(X_tl,Y_tl)と当
該字幕画像のサイズとから、字幕画像の右下頂点を配置
すべき座標(X_br,Y_br)を算出し、左上頂点の座標
(X_tl,Y_tl)と右下頂点の座標(X_br,Y_br)との組
みを表示位置を示すデータとする。
【0023】副映像ユニット記憶部7は、副映像ユニッ
ト生成部6により生成された副映像ユニットを順次記憶
する。 <副映像ユニットのデータ構成>図7は、副映像ユニッ
ト生成部6により生成される副映像ユニットのデータ構
成を示す。同図において 副映像ユニット(SPU)30
は、副映像ユニットヘッダ(SPUH)31と、ピクセルデ
ータ(PXD)32と、副映像表示制御シーケンステーブ
ル(SP_DCSQ)33とから構成される。
【0024】副映像ユニットヘッダ(SPUH)31には副
映像ユニットのサイズ(バイト数)等を有する。ピクセ
ルデータ(PXD)32は、字幕用画像ファイル記憶部3
から読み出された字幕画像が設定される。副映像表示制
御シーケンステーブル(SP_DCSQ)33は、再生装置に
おいて副映像ユニットの表示開始、終了を制御するため
の複数の表示制御シーケンス(SP_DCSQ0…)からなる。
字幕用の副映像ユニットの場合は、SP_DCSQ33は、字
幕の表示開始を制御する表示制御シーケンスと、字幕の
表示終了を制御する表示制御シーケンスとを有する。
【0025】表示制御シーケンス(SP_DCSQ0)34は、
SP_DCSQ_STM35と、SP_NXT_DCSQ_SA36 と2つ以上の
表示制御コマンド(SP_DCCMD#1…)37から構成され
る。SP_DCSQ_STM35は、表示制御シーケンス34内に
含まれる表示制御コマンド37の実行開始時刻を示す。
SP_NXT_DCSQ_SA36は、次の表示制御シーケンスがある
場合はその先頭アドレスを副映像ユニットの先頭からの
バイト数で示す。
【0026】表示制御コマンド(SP_DCCMD#1…)37
は、再生装置において上記の実行開始時刻において実行
すべき複数の表示制御コマンドを有する。表示制御コマ
ンド(SP_DCCMD)は、複数種類存在し、ピクセルデータ
(字幕画像)32の表示開始を指示するコマンド、ピク
セルデータ(字幕画像)の表示位置(字幕画像の左上座
標と右上座標)を指定するコマンド、ピクセルデータ3
2の表示終了を指示するコマンドなどがある。 <動作説明>以上のように構成された本実施形態におけ
る副映像ユニット作成装置について、その動作を説明す
る。
【0027】テキスト読み込み部1、図2に示したテキ
ストファイルから、 字幕データを1つ読み込んでく
る。最初のデータは、字幕番号が1で、その文字列
は、”こんにちは\nいいおてんきですね”であるので、
それを読み込む。ここで、"\n"は改行を意味する。次に
ラスタライズ部2は、テキスト読み込み部1によって読
み込まれた字幕用文字列が、アウトラインフォントを用
いて二値又は多値でラスタライズし、字幕用画像ファイ
ルを生成する。
【0028】図8(a)にラスタライズの説明図を示
す。図8(a)は、アウトラインフォントの一部を拡大
表示したものである。(例えば、”口”という漢字の右
上部分のトメ)また、図8(a)中の黒丸”●”は、ア
ウトラインフォントの輪郭によって格子の全体が囲ま
れている領域を意味する。ラスタライズ部2は、ユーザ
により二値と指定されている場合には図8(b)のよう
に、多値と指定されている場合には図8(c)のように
ラスタライズを決定する。
【0029】図8(b)は、二値でラスタライズした結
果を示す。ラスタライズ部2は、アウトラインフォント
によって格子の全体が囲まれている領域(すなわち”
●”のついている格子)は"1"に、それ以外の格子は"0"
に値を設定する。図8(c)は、多値でラスタライズし
た結果を示す。同図では、階調値0〜4の5階調で多値
ラスタライズとしている。この場合、各格子内の値
は、アウトラインフォントによって囲まれる面積によっ
て決まる。そのため、ラスタライズ部2は、格子の全て
の領域がアウトラインフォントによって囲まれている領
域を階調値"4"に、全く囲まれていない領域を階調値"0"
に、部分的に囲まれている領域を中間階調値に設定す
る。アウトラインフォントによって半分だけ囲まれてい
る領域、例えば文字のトメの格子の値が"2"になる。デ
ィスプレイ 上で表示される場合は、値が"2"の格子につ
いては、値が"4"の格子の半分の輝度で表示される。そ
のため、二値ラスタライズを行った場合に比べて、字形
をより正確に表現できる。
【0030】ラスタライズ部2によって生成された字幕
用画像ファイルは、字幕用画像ファイル記憶部3に記憶
される。次に、表示位置計算部5は、表示属性読み込み
部4に読み込まれた表示属性と字幕用画像ファイル記憶
部3に記憶された字幕画像サイズとにしたがって、字幕
画像の表示位置として字幕画像の左上頂点を配置すべき
座標を計算する。
【0031】具体的な計算例を、図5(a)、(b)を
参照しながら説明する。図5(a)では、字幕番号1の
字幕画像は、横240画素を有し、画面の横方向にセンタ
リングされるので、字幕の表示領域の左上のX_tl座標は
以下のように計算される。 X_tl=(720 - 240) / 2 = 240 [dot] また、この例の場合、表示属性ファイル11には、字幕
のアライメントは"上揃え"、表示位置(Y座標)は38
0dotと指定されているため、字幕の 左上の座標が(X_t
l,Y_tl) = (240,380) と計算される。
【0032】また、図5(b)の場合、字幕番号2の字
幕画像は幅190画素を有し、画面の横方向にセンタリン
グ されるため、字幕の表示領域の左上のX座標は以下
のように計算される。 X_tl=(720 - 190) / 2 = 265 [dot] また、この例の場合、表示属性ファイル11には、字幕
のアライメントは"上揃え"、表示位置(Y座標)は38
0dotと指定されているため、字幕の 左上の座標が(x,
y) = (265,380) と計算される。
【0033】また、表示属性ファイル11に、アライメ
ントが"下揃え"、表示位置(Y座標)が420dotと指
定されている場合の計算例を図6(a),(b)を参照
しながら説明する。図6(a)の場合、字幕番号1の字
幕画像は、横240画素を有し、画面の横方向にセンタリ
ングされるため、字幕の左上の表示位置のX座標は図5
(a)と同様にX_tl=240となる。 また、Y座標につい
ては、表示属性ファイル中に記述されているアライメン
トが、”下揃え”であり、字幕用画像ファイルの高さが
図示されているように50dotであるため、Y_tl座標は以
下のように計算される。
【0034】Y_tl=420 - 50 = 370 [dot] また、図6(a)の場合、字幕番号2の字幕画像は、横
190画素を有し、字幕は画面の横方向にセンタリングさ
れるため、字幕の左上の表示位置のX座標は図5(b)
と同様にX_tl=265となる。また、Y座標については、
表示属性ファイル中に記述されているアライメント
が、”下揃え”であり、字幕用画像ファイルの高さが図
示されているように25dotであるため、Y_tl座標は以下
のように計算される。
【0035】Y_tl=420 - 25 = 395 映画用に字幕をつける場合に、動画ストリームの再生画
像には画面の上下に黒い領域がある場合とない場合があ
り、黒い領域が十分に広い場合は、字幕はその黒い領域
内に表示されることが多い。この場合には、表示属性フ
ァイル11には、図5(a)、(b)のようにアライメ
ントとして"上揃え"を用いることが望ましい。 また、
映像素材に画面の上下に黒い領域がない場合には、字幕
は映像の中、それも映像の鑑賞を妨げないためになるべ
く下に表示すべきである。この場合、図6(a)、
(b)のようにアライメントとして”下揃え”を用いる
ことが望ましい。
【0036】以上のように、表示位置計算部5により表
示位置が計算された後、副映像ユニット生成部6は、副
映像ユニットを生成する。図9は、図5(a)に対応す
る副映像ユニットの具体例を示す。副映像ユニット生成
部6は、副映像ユニットヘッダ(SPUH)31とピクセル
データ(PXD)32と副映像表示制御シーケンステーブ
ル(SP_DCSQ)33を生成する。通常の映画字幕のよう
に、ある時刻に表示開始され、数秒後に表示終了する場
合は、表示開始と、表示終了がそれぞれ1つの表示制御
シーケンスになるため、SP_DCSQ33は、表示制御シー
ケンス(SP_DCSQ0)44と表示制御シーケンス(SP_DCS
Q1)45の2つを有している。
【0037】表示制御シーケンス(SP_DCSQ0)44は、
SP_DCSQ_STM46、SP_NXT_DCSQ_SA47、SP_DCCMD(#1)
48、SP_DCCMD(#2)49、SP_DCCMD(#3)50、SP_DCCMD
(#4)51、SP_DCCMD(#5)52、SP_DCCMD(#6)53を含
む。SP_DCSQ_STMにはタイムコードファイルの表示開始
時刻「00:00:00:00」の分以下を意味する"00 00 00"が
設定される。この時刻は、SP_DCCMD(#1)48からSP_D
CCMD(#6)53までの表示制御コマンドの実行を開始す
べきことを意味している。SP_NXT_DCSQ_SA47は、次の
表示制御シーケンス(SP_DCSQ1)45の先頭アドレスと
して、2076バイトが副映像ユニット生成部6によって出
力されている。
【0038】SP_DCCMD(#1)48として設定されてい
る"SET_COLOR 11 10 9 8"は、ピクセルデータ32中の
4色の画素である、強調ピクセル2、強調ピクセル1、
パターンピクセル、背景ピクセルで使用する色の番号
が、システムストリーム中のシステムストリーム管理情
報に記録されている16色の副映像表示色のパレットの
うち、11,10,9,8番の4色であることを示 している。
【0039】なお、16色の実際の色は、システムストリ
ーム内に含まれており、ラスタライズ部2によって生成
された字幕画像を用いて副映像ユニットを生成した場合
は、システムストリーム内に記録される色情報のうち、
輝度の変化を以下のように線形に変化させることによっ
て、高品位な文字表示を得ることができる。 ピクセルの種類 輝度値(0-255) パターンピクセル 255 強調ピクセル1 170 強調ピクセル2 85 背景ピクセル 0 SP_DCCMD(#2)49として設定される"SET_CONTR 16 16
16 1"は字幕画像と動画ストリームの再生動画との混合
比率を意味しており、背景ピクセルの画素は主映像が10
0%の混合比で出力されるので透明になり、強調ピクセル
2、強調ピクセル1およびパターンピクセルの画素は副
映像が100%の混合比で出力されるので、主映像の上に副
映像の字幕が重なってみえることになる。
【0040】SP_DCCMD(#3)50として設定される"SET
_DAREA 240 479 380 429"は、図5(a)に示した字幕
の表示位置の左上座標(X_tl,Y_tl)と右下座標(X_br,
Y_br)とを意味する。4つの引き数240 479 380 429
は、X_tl,X_br,Y_tl,Y_brを示す。SP_DCCMD(#4)51
として設定される"SET_DSPXA 000"は、ピクセルデータ
のうち実際に表示に使用されるデータがアドレス0から
始まること、すなわち全てのピクセルデータを表示に使
用することを意味している。
【0041】SP_DCCMD(#5)52として設定される"STA
_DSP"は、ピクセルデータの表示開始を指示するコマン
ドである。SP_DCCMD(#6)53として設定される"CMD_E
ND"は、表示制御シーケンスSP_DCSQ44が 、この制御
コマンドで終了することを意味する。また、表示制御シ
ーケンス(SP_DCSQ)45は、SP_DCSQ_STM54、SP_NXT
_DCSQ_SA55、SP_DCCMD(#1)56、SP_DCCMD(#2)57を
含む。
【0042】SP_DCSQ_STM54は、タイムコードファイ
ルで指定された字幕1の表示終了時刻00:00:05:00の分
以下を意味する"00 05 00"が設定される。この時刻にSP
_DCCMD(#1)56からSP_DCCMD(#2)57までの表示制
御コマンドを実行すべきことを意味する。SP_NXT_DCSQ_
SA55は、SP_DCSQ1がこの副映像ユニット中の最後の表
示制御シーケンスであるので、SP_DCSQ1自身の先頭アド
レス(2076バイト)が設定され、表示制御シーケンスが
存在しないことを意味している。
【0043】SP_DCCMD(#1)56として設定される"STP
_DSP"は、ピクセルデータの表示終了を指示する。SP_DC
CMD(#2)57として設定される"CMD_END"は、この表示
制御シーケンスの終了を意味する。このような副映像ユ
ニットが副映像ユニット生成部6により字幕毎に生成さ
れ、副映像ユニット記憶部7に格納される。副映像ユニ
ット記憶部7に格納された複数の副映像ユニットは順次
結合されて副映像ストリームを構成する。
【0044】以上のように本実施形態における副映像ユ
ニット作成装置によれば、字幕を配置すべき基準位置を
示す表示属性を表示属性ファイル11として記憶させて
おけば、字幕画像毎にその表示位置を示す左上座標を表
示属性に従って計算するので、字幕画像のサイズが異な
っていても、ユーザが字幕個別に左上座標を計算する必
要がなくなり、字幕用の副映像ユニットの作成期間を大
幅に短縮できる。 <第2実施形態>図10は、本発明の第2実施形態にお
ける副映像ユニット作成装置の機能ブロック図を示す。
【0045】同図では、第1実施形態の図1に比べて同
じ機能を有する構成要素には同じ符号を付してある。以
下図1に比べて同じ点は説明を省略し、異なる点を中心
に説明する。異なる点は、図1の表示属性ファイル1
1、テキストファイル8、テキスト読み込み部1、ラス
タライズ部2、字幕用画像ファイル記憶部3、表示位置
計算部5の代わりに、表示属性ファイル31、テキスト
ファイル28、テキスト読み込み部21、ラスタライズ
部22、字幕用画像ファイル記憶部23、表示位置計算
部25を備える点であり、字幕毎に複数の表示属性の任
意の表示属性をユーザ指定するように構成されている。
【0046】第1実施形態と異なる点について、まず、
表示属性ファイル31とテキストファイル28について
説明する。表示属性ファイル31は、第1実施形態の表
示属性ファイル11に対して、複数種類の表示属性を記
憶する点が異なる。図12に4つの表示属性を有する表
示属性ファイル31の内容例を示す。同図では、表示属
性として、第1横属性、第2横属性、第1縦属性、第2
縦属性の4つが記憶されている。このうち第1、第2横
属性はそれぞれ図4(a)、(b)に示した表示属性と
同じである。
【0047】第1縦属性は、「縦字幕表示位置(Y座
標)」と「縦左字幕表示位置(X座標)」とから表示位
置の基準が指定される。図13(a)に示すように、
「縦字幕表示位置(Y座標)」は縦書きの字幕の上端を
配置すべきY座標を示し、「縦左字幕表示位置(X座
標)」は縦書きの字幕の左端を配置すべきX座標を示
す。第2縦属性は、「縦字幕表示位置(Y座標)」と
「縦右字幕表示位置(X座標)」とから表示位置の基準
が指定される。図13(b)に示すように、「縦字幕表
示位置(Y座標)」は縦書きの字幕の上端を配置すべき
Y座標を示し、「縦右字幕表示位置(X座標)」は縦書
きの字幕の右端を配置すべきX座標を示す。
【0048】テキストファイル28は、複数の字幕用文
字列について、字幕番号と字幕用文字列と表示属性の指
定とを対応させて記憶する。ここで指定される表示属性
は、表示属性ファイル31に記憶されている第1、第2
横属性、第1、第2縦属性の何れかであり、ユーザによ
って字幕毎に任意に指定される。図11に、テキストフ
ァイル28の内容例を示す。例えば字幕番号1の字幕文
字列には第1横属性が指定されている。字幕番号2の字
幕文字列には第2縦属性が指定されている。
【0049】次に、図10において図1とは異なる各部
について説明する。テキスト読み込み部21は、テキス
トファイル28から字幕番号と字幕用文字列と表示属性
の指定とを順に読み込む。ラスタライズ部22は、テキ
スト読み込み部21に読み込まれた表示属性の指定に応
じて横字幕画像又は縦字幕画像を生成する。ここで横字
幕画像、縦字幕画像は、それぞれ字幕文字列を横方向、
縦方向に配置した字幕画像をいう。ラスタライズ部22
は、第1、第2横属性が指定されている場合は、字幕文
字列を横字幕画像にラスタライズし、第1、第2縦属性
が指定されている場合は、字幕文字列を縦字幕画像にラ
スタライズする。字幕文字列の配置が横縦2通りある以
外が第1実施形態のラスタライズ部2と同じである。
【0050】字幕用画像ファイル記憶部23は、ラスタ
ライズ部22により出力された字幕画像と、その表示サ
イズと、その字幕画像に対する表示属性の指定とを記憶
する。表示位置計算部25は、字幕用画像ファイル記憶
部23から字幕画像の表示サイズと、表示属性の指定と
を取出し、表示属性読み込み部4に読み込まれた表示属
性のうち指定された表示属性にしたがって、字幕画像を
表示すべき位置(字幕画像の左上頂点を配置すべき座
標)を計算する。
【0051】具体的には、表示位置計算部25は、指定
された表示属性が第1横属性である場合、及び第2横属
性である場合には、第1実施形態の表示位置計算部5と
同様なので省略する。指定された表示属性が第1縦属性
である場合、表示位置計算部25は、前記座標(X_tl,
Y_tl)を次式により算出する。 X_tl=X_3 Y_tl=Y_3 ここで、X_3は第1縦属性で指定された字幕画像左端を
配置すべき位置を示すX座標、Y_3は字幕画像の上端を
配置すべき位置を示すY座標である。
【0052】又、指定された表示属性が第2縦属性であ
る場合、表示位置計算部25は、字幕画像の左上頂点を
配置すべき座標(X_tl,Y_tl)を次式により算出し、 X_tl=X_4−SW Y_tl=Y_4 ここで、X_4は字幕画像の右端を配置すべき位置を示す
X座標、Y_4は字幕画像の上端を配置すべき位置を示す
Y座標、SWは字幕画像の横の画素数である。
【0053】以上のように構成された本実施形態におけ
る副映像ユニット作成装置200について、その動作を
説明する。まず、テキスト読み込み部21は、図11に
示したテ キストファイルから、字幕データを1つ読み
込んでくる。テキストファイルの最初のデータは、字幕
番号が1、その表示属性の指定が”第1横”、その文字
列が、”こんにちは\nいいおてんきですね”である(こ
こで"\n"は改行)。2つめのデータは、字幕番号が2、
その表示属性の指定が”第2縦”、その文字列が”いい
おてんきね”である。また、3つめ、4つめのデータも
同図の通りである。
【0054】テキスト読み込み部21によって読み込ま
れた字幕文字列は、ラスタライズ部22によってラスタ
ライズされ、指定された表示属性に応じた横字幕画像又
は縦字幕画像が生成され、字幕用画像ファイル記憶部2
3に記憶される。次に表示位置計算部25は、字幕用画
像ファイル記憶部23に記憶された字幕画像とそれに対
する表示属性の指定に応じて、字幕表示位置を計算す
る。
【0055】字幕表示位置の計算は、表示属性が第1、
第2横属性の場合は第1実施形態と同様なので、ここで
は第1、第2縦属性の場合について説明する。字幕表示
位置の計算の具体的な指定の例を図13(a)、(b)
を参照しながら 説明する。図13(a)は図11の字
幕番号4の字幕文字列に対応し、表示属性の指定が”第
1縦属性”であるので ラスタライズ部22は、文字列
「いいですね」を縦方向に配置してラスタライズするこ
とにより縦字幕画像を生成する。
【0056】さらに、表示位置計算部25は、表示属性
読み込み部4に読み出された第1縦属性を参照する。図
12に示したように、第1縦属性では縦字幕表示位置の
Y座標が120、縦左字幕表示位置のX座標が70であ
る。表示位置計算部25は、”第1縦属性”の場合は、
字幕画像を配置すべき座標(X_tl,Y_tl)として、第1縦
属性に規定された値をそのまま使用するので、(X_tl,Y_
tl) = (70,120)となる。
【0057】また、図13(b)は図11の字幕番号2
の字幕文字列に対応し、表示属性の指定が”第2縦属
性”であるので ラスタライズ部22は、文字列「いい
おてんきね」を縦方向に配置してラスタライズすること
により縦字幕画像を生成する。さらに、表示位置計算部
25は、表示属性読み込み部4に読み出された第2縦属
性を参照する。図12に示したように、第2縦属性では
縦字幕表示位置のY座標が120、縦右字幕表示位置の
X座標が650である。表示位置計算部25は、”第2
縦属性”の場合は、Y_tl座標として、第2縦属性に規定
された「字幕表示位置(Y座標)」をそのまま使用す
る。
【0058】また、第2縦属性に規定された「字幕表示
位置(X座標)」は、字幕の右端の座標と解釈される。
字幕の幅SWを25画素とすると、字幕の表示位置の左
上のX_tl座標は、次式により算出される。 X_tl=650 - 25 = 625 その結果、図13(b)のように、字幕画像を配置すべ
き座標は、(X_tl,Y_tl)= (625,120)となる。
【0059】なお、”第1縦属性”と、”第2縦属性”
における「縦左字幕表示位置(X座標)」が左端の位置
を、「縦右字幕表示位置(X座標)」が右端の位置を意
味するようにしているのは、ディスプレイの安全フレー
ムを考慮しているためである。DVDのデ ィスプレイ
として使用されるテレビでは、表示画像のうち画面の端
には表示されない領域が上下左右それぞれ10%程度あ
り、それ以外の領域を安全フレームと呼んでいる。仮
に、「縦右字幕表示位置(X座標)」を表示位置の左上
の座標として解釈したとすれば、複数行に渡る幅の長い
字幕を表示する場合に、安全フレームからはみ出して字
幕がディスプレイ上に表示されない可能性がある。その
ため、「縦右字幕表示位置(X座標)」は、字幕の表示
位置の右端を意味するものしている。これにより画面の
右の縦字幕画像が安全フレームからはみ出すことを防い
でいる。
【0060】なお、表示属性読み込み部4が、表示属性
ファイル11を読み込む代わりに、キーボード、マウス
等の入力部により字幕表示位置属性がユーザにより指定
する構成としてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明の副映像ユニット作成装置は、字
幕を配置すべき基準位置を示す表示属性を記憶する属性
記憶手段と、字幕用の複数の文字列を記憶する文字列記
憶手段と、文字列記憶手段に記憶された文字列毎に字幕
画像を生成する字幕画像生成手段と、生成された字幕画
像の表示位置を表示属性に従って決定する表示位置決定
手段と、字幕画像と、決定された表示位置を示す表示位
置データとを含む副映像ユニットを生成する副映像ユニ
ット生成手段とを備える。
【0062】また、前記字幕画像生成手段は矩形の字幕
画像を生成し、前記表示属性は字幕画像の上端、下端、
左端、右端の何れかを配置すべき位置を示すように構成
してもよい。また、前記字幕画像生成手段は、文字列を
横書きにした矩形の字幕画像を生成し、前記属性記憶手
段は、前記表示属性として、字幕画像の上端を配置すべ
き位置とセンタリングすべきこととを示す第1横属性
と、字幕画像の下端を配置すべき位置とセンタリングす
べきことを示す第2横属性との何れかを記憶し、前記表
示位置決定手段は、表示属性、字幕画像の縦横の画素
数、表示画面の縦横の画素数に基づいて、字幕画像の左
上頂点を配置すべき座標を算出するように構成してもよ
い。
【0063】上記の構成によれば、字幕画像の表示位置
は、字幕画像の上端、下端、左端、右端の何れかを配置
すべき位置を示す表示属性に従って決定されるので、ユ
ーザは、字幕文字列の長さに応じてサイズの異なる字幕
画像の表示位置を字幕毎に1つ1つ指定するという作業
から解放される。その結果、字幕作成の作業量を低減し
作成期間を大幅に短縮できるという効果がある。
【0064】また、前記字幕画像生成手段は、文字列を
縦書きにした矩形の字幕画像を生成し、前記属性記憶手
段は、前記表示属性として、字幕画像の左端を配置すべ
き位置と、上端を配置すべき位置とを示す第1縦属性
と、字幕画像の右端を配置すべき位置と上端を配置すべ
き位置とを示す第2縦属性との何れかを記憶し、前記表
示位置決定手段は、表示属性、字幕画像の縦横の画素
数、表示画面の縦横の画素数に基づいて、字幕画像の左
上頂点を配置すべき座標を算出するように構成してもよ
い。
【0065】この構成によれば、画面の左側又は右側に
縦方向に文字列を配置した字幕画像について、その表示
位置が表示属性に従って決定することができ、上記と同
様の効果がある。さらに、縦方向に文字列を配置した字
幕画像に対して、上端と左端の配置すべき位置を示す第
1縦属性では、画面左に字幕表示する場合に安全フレー
ムからはみ出して表示することを回避できる。同様に、
上端と右端の配置すべき位置をを示す第2縦属性では、
画面右に字幕表示する場合に安全フレームからはみ出し
て表示することを回避できる。
【0066】また、前記字幕画像生成手段は、アウトラ
インフォントを記憶するアウトラインフォント記憶部
と、文字列記憶手段から文字列を読み出す読み出し部
と、読み出された文字列に対応するアウトラインフォン
トを多値でラスタライズすることにより字幕画像を生成
するラスタライズ部とを備える構成としてもよい。この
構成によれば、副映像ユニット作成装置は、字幕用文字
列を多値でラスタライズすることにより字幕画像を生成
する。それゆえ、上記効果に加えて、文字の輪郭部分で
の急激な輝度変化によるフリッカーが軽減でき、日本語
や中国語に使用される漢字などの複雑は文字を有する言
語の字幕を生成する場合でも、字形表現の正確さを向上
させることができる。
【0067】また、本発明の副映像ユニット作成装置
は、字幕を配置すべき基準位置を示す第1横属性、第2
横属性、第1縦属性、第2縦属性のうち少なくとも2つ
を記憶する属性記憶手段と、字幕用の複数の文字列と文
字列毎の表示属性の指定とを含むテキストを記憶するテ
キスト記憶手段と、前記文字列から字幕画像を生成する
字幕画像生成手段と、生成された字幕画像の表示位置を
指定された表示属性に従って決定する表示位置決定手段
と、字幕画像と表示位置を示す表示位置データとを含む
副映像ユニットを生成する副映像ユニット生成手段とを
備え、前記第1横属性は字幕画像の上端を配置すべき位
置とセンタリングすべきこととを示し、第2横属性は字
幕画像の下端を配置すべき位置とセンタリングすべきこ
とを示し、第1縦属性は字幕画像の左端を配置すべき位
置と上端を配置すべき位置とを示し、第2縦属性は字幕
画像の右端を配置すべき位置と上端を配置すべき位置と
を示すように構成される。
【0068】この構成によれば、字幕毎に異なる表示属
性を与えることができるので、字幕の表示位置をシーン
毎に変更することや、台詞の話し手に応じて字幕の表示
位置を変更することがユーザ指定により可能になる。こ
のユーザ指定は、表示属性の指定であって、字幕の表示
位置を示す座標の指定ではないので、字幕作成の作業量
を低減し作成期間を大幅に短縮できるという効果があ
る。
【0069】また、上記目的を達成する副映像ユニット
作成プログラムの記憶媒体は、字幕用の複数の文字列を
記憶するファイルから文字列を順に読み出し、読み出し
た文字列から字幕画像を生成する字幕画像生成ステップ
と、字幕を配置すべき基準位置を示す表示属性を記憶す
るファイルから表示属性を読み出し、読み出した表示属
性にしたがって生成された字幕画像の表示位置を決定す
る表示位置決定ステップと、生成された字幕画像と、決
定された表示位置を示す表示位置データとを含む副映像
ユニットを生成する副映像ユニット生成ステップとをコ
ンピュータに実行させるよう構成される。
【0070】この構成によれば、字幕画像の表示位置
は、字幕画像の上端、下端、左端、右端の何れかを配置
すべき位置を示す表示属性に従って決定されるので、ユ
ーザは、字幕文字列の長さに応じてサイズの異なる字幕
画像の表示位置を字幕毎に1つ1つ指定するという作業
から解放される。その結果、字幕作成の作業量を低減し
作成期間を大幅に短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における副映像ユニット
作成装置の機能ブロックである。
【図2】テキストファイル内の字幕用文字列の一例を示
す。
【図3】タイムコードファイル9のタイムコードの一例
を示す。
【図4】(a)表示属性(第1横属性)例を示す。 (b)表示属性(第2横属性)例を示す。
【図5】(a)(b)共に字幕画像を第1横属性に従っ
て配置した表示画面を示す。
【図6】(a)(b)共に字幕画像を第2横属性に従っ
て配置した表示画面を示す。
【図7】副映像ユニットのデータ構成を示す。
【図8】(a)ラスタライズの説明図である。 (b)二値ラスタライズの説明図である。 (c)多値ラスタライズの説明図である。
【図9】副映像ユニットの具体的なデータ構成を示す。
【図10】本発明の第2実施形態における副映像ユニッ
ト作成装置の機能ブロック図を示す。
【図11】テキストファイル内の字幕用文字列の一例を
示す。
【図12】複数の表示属性を有する表示属性ファイルを
示す。
【図13】(a)表示属性(第1縦属性)例を示す。 (b)表示属性(第2縦属性)例を示す。
【符号の説明】
1 テキスト読み込み部 2 ラスタライズ部 3 字幕用画像ファイル記憶部 4 表示属性読み込み部 5 表示位置計算部 6 副映像ユニット生成部 7 副映像ユニット記憶部 8 テキストファイル 9 タイムコードファイル 10 アウトラインフォントファイル 11 表示属性ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/445 G09G 5/24 620L 5/91 H04N 5/91 E // G09G 5/00 530 5/24 620 (72)発明者 小塚 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副映像ユニット作成装置であって、 複数の副映像ユニットは副映像ストリームを構成し、 副映像ストリームは動画ストリームと共にシステムスト
    リームにインターリーブされ、 副映像ユニットは動画ストリームの再生動画に重畳表示
    される字幕画像を有し、 前記副映像ユニット作成装置は、 字幕を配置すべき基準位置を示す表示属性を記憶する属
    性記憶手段と、 字幕用の複数の文字列を記憶する文字列記憶手段と、 文字列記憶手段に記憶された文字列毎に字幕画像を生成
    する字幕画像生成手段と、 生成された字幕画像の表示位置を表示属性に従って決定
    する表示位置決定手段と、 字幕画像と、決定された表示位置を示す表示位置データ
    とを含む副映像ユニットを生成する副映像ユニット生成
    手段とを備えることを特徴とする副映像ユニット作成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記字幕画像生成手段は矩形の字幕画像を生成し、 前記表示属性は字幕画像の上端、下端、左端、右端の何
    れかを配置すべき位置を示すことを特徴とする副映像ユ
    ニット作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記字幕画像生成手段は、文字列を横書きにした矩形の
    字幕画像を生成し、 前記属性記憶手段は、前記表示属性として、字幕画像の
    上端を配置すべき位置とセンタリングすべきこととを示
    す第1横属性と、字幕画像の下端を配置すべき位置とセ
    ンタリングすべきことを示す第2横属性との何れかを記
    憶し、 前記表示位置決定手段は、表示属性、字幕画像の縦横の
    画素数、表示画面の縦横の画素数に基づいて、字幕画像
    の左上頂点を配置すべき座標を算出することを特徴とす
    る副映像ユニット作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記表示位置決定手段は、表示属性が第1横属性である
    場合、字幕画像の左上頂点を配置すべき座標(X_tl,Y_
    tl)を次式により算出し、 X_tl=(DW−SW)/2 Y_tl=Y_1 ここで、DWは表示画面のX方向の画素数、SWは字幕
    画像の横の画素数、Y_1は第1横属性で指定された字幕
    画像上端を配置すべき位置を示すY座標であることを特
    徴とする副映像ユニット作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記表示位置決定手段は、表示属性が第2横属性である
    場合、字幕画像の左上頂点を配置すべき座標(X_tl,Y_
    tl)を次式により算出し、 X_tl=(DW−SW)/2 Y_tl=Y_2−SH ここで、DWは表示画面のX方向の画素数、SWは字幕
    画像の横の画素数、SHは字幕画像の縦の画素数、Y_2
    は第2横属性で指定された字幕画像下端を配置すべき位
    置を示すY座標であることを特徴とする副映像ユニット
    作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記字幕画像生成手段は、 アウトラインフォントを記憶するアウトラインフォント
    記憶部と、 文字列記憶手段から文字列を読み出す読み出し部と、 読み出された文字列に対応するアウトラインフォントを
    多値でラスタライズすることにより字幕画像を生成する
    ラスタライズ部とを備えることを特徴とする副映像ユニ
    ット作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記字幕画像生成手段は、文字列を縦書きにした矩形の
    字幕画像を生成し、 前記属性記憶手段は、前記表示属性として、字幕画像の
    左端を配置すべき位置と上端を配置すべき位置とを示す
    第1縦属性と、字幕画像の右端を配置すべき位置と上端
    を配置すべき位置とを示す第2縦属性との何れかを記憶
    し、 前記表示位置決定手段は、表示属性、字幕画像の縦横の
    画素数、表示画面の縦横の画素数に基づいて、字幕画像
    の左上頂点を配置すべき座標を算出することを特徴とす
    る副映像ユニット作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記表示位置決定手段は、表示属性が第1縦属性である
    場合、字幕画像の左上頂点を配置すべき座標(X_tl,Y_
    tl)を次式により算出し、 X_tl=X_3 Y_tl=Y_3 ここで、X_3は字幕画像の左端を配置すべき位置を示す
    X座標、Y_3は字幕画像の上端を配置すべき位置を示す
    Y座標であることを特徴とする副映像ユニット作成装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の副映像ユニット作成装置
    であって、 前記表示位置決定手段は、表示属性が第2縦属性である
    場合、字幕画像の左上頂点を配置すべき座標(X_tl,Y_
    tl)を次式により算出し、 X_tl=X_4−DW Y_tl=Y_4 ここで、X_4は字幕画像の右端を配置すべき位置を示す
    X座標、Y_4は字幕画像の上端を配置すべき位置を示す
    Y座標、DWは字幕画像の横の画素数であることを特徴
    とする副映像ユニット作成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の副映像ユニット作成装
    置であって、 前記字幕画像生成手段は、 アウトラインフォントを記憶するアウトラインフォント
    記憶部と、 文字列記憶手段から文字列を読み出す読み出し部と、 読み出された文字列に対応するアウトラインフォントを
    多値でラスタライズすることにより字幕画像を生成する
    ラスタライズ部とを備えることを特徴とする副映像ユニ
    ット作成装置。
  11. 【請求項11】 副映像ユニット作成装置であって、 複数の副映像ユニットは副映像ストリームを構成し、 副映像ストリームは動画ストリームと共にシステムスト
    リームにインターリーブされ、 副映像ユニットは動画ストリームの再生動画に重畳表示
    される字幕画像を有し、 前記副映像ユニット作成装置は、 字幕を配置すべき基準位置を示す第1横属性、第2横属
    性、第1縦属性、第2縦属性のうち少なくとも2つを記
    憶する属性記憶手段と、 字幕用の複数の文字列と文字列毎の表示属性の指定とを
    含むテキストを記憶するテキスト記憶手段と、 前記文字列から字幕画像を生成する字幕画像生成手段
    と、 生成された字幕画像の表示位置を指定された表示属性に
    従って決定する表示位置決定手段と、 字幕画像と表示位置を示す表示位置データとを含む副映
    像ユニットを生成する副映像ユニット生成手段とを備
    え、 前記第1横属性は字幕画像の上端を配置すべき位置とセ
    ンタリングすべきこととを示し、第2横属性は字幕画像
    の下端を配置すべき位置とセンタリングすべきことを示
    し、第1縦属性は字幕画像の左端を配置すべき位置と上
    端を配置すべき位置とを示し、第2縦属性は字幕画像の
    右端を配置すべき位置と上端を配置すべき位置とを示す
    ことを特徴とする副映像ユニット作成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の副映像ユニット作成
    装置であって、 前記字幕画像生成手段は、文字列に第1又は第2横属性
    が指定されている場合、当該文字列から横書きの字幕画
    像を生成し、文字列に第1又は第2縦属性が指定されて
    いる場合、当該文字列から縦書きの字幕画像を生成する
    ことを特徴とする副映像ユニット作成装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の副映像ユニット作成
    装置であって、 前記表示位置決定手段は、 表示属性が第1横属性である場合、字幕画像の左上頂点
    を配置すべき座標(X_tl,Y_tl)を次式により算出し、 X_tl=(DW−SW)/2 Y_tl=Y_1 ここで、DWは表示画面のX方向の画素数、SWは字幕
    画像の横の画素数、Y_1は第1横属性で指定された字幕
    画像上端を配置すべき位置を示すY座標であり、 表示属性が第2横属性である場合、前記座標(X_tl,Y_
    tl)を次式により算出し、 X_tl=(DW−SW)/2 Y_tl=Y_2−SH ここで、SHは字幕画像の縦の画素数、Y_2は第2横属
    性で指定された字幕画像下端を配置すべき位置を示すY
    座標であり、 表示属性が第1縦属性である場合、前記座標(X_tl,Y_
    tl)を次式により算出し、 X_tl=X_3 Y_tl=Y_3 ここで、X_3は第1縦属性で指定された字幕画像左端を
    配置すべき位置を示すX座標、Y_3は字幕画像の上端を
    配置すべき位置を示すY座標であり、 表示属性が第2縦属性である場合、字幕画像の左上頂点
    を配置すべき座標(X_tl,Y_tl)を次式により算出し、 X_tl=X_4−SW Y_tl=Y_4 ここで、X_4は字幕画像の右端を配置すべき位置を示す
    X座標、Y_4は字幕画像の上端を配置すべき位置を示す
    Y座標であることを特徴とする副映像ユニット作成装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の副映像ユニット作成
    装置であって、 前記字幕画像生成手段は、 アウトラインフォントを記憶するアウトラインフォント
    記憶部と、 テキスト記憶手段から文字列と表示属性の指定を読み出
    す読み出し部と、 読み出された表示属性が第1又は第2横属性であるか第
    1又は第2縦属性であるかを判定することにより、文字
    の並び方向を横書きとすべきか縦書きとすべきかを判定
    する判定部と、 読み出された文字列を判定された文字の並び方向に配列
    するように、文字列に対応するアウトラインフォントを
    多値でラスタライズすることにより字幕画像を生成する
    ラスタライズ部とを備えることを特徴とする副映像ユニ
    ット作成装置。
  15. 【請求項15】 副映像ユニット作成プログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 複数の副映像ユニットは副映像ストリームを構成し、 副映像ストリームは動画ストリームと共にシステムスト
    リームにインターリーブされ、 副映像ユニットは動画ストリームの再生動画に重畳表示
    される字幕画像を有し、 前記副映像ユニット作成プログラムは、 字幕用の複数の文字列を記憶するファイルから文字列を
    順に読み出し、読み出した文字列から字幕画像を生成す
    る字幕画像生成ステップと、 字幕を配置すべき基準位置を示す表示属性を記憶するフ
    ァイルから表示属性を読み出し、読み出した表示属性に
    したがって生成された字幕画像の表示位置を決定する表
    示位置決定ステップと、 生成された字幕画像と、決定された表示位置を示す表示
    位置データとを含む副映像ユニットを生成する副映像ユ
    ニット生成ステップとをコンピュータに実行させること
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体であって、 前記字幕画像生成ステップは矩形の字幕画像を生成し、 前記表示属性は字幕画像の上端、下端、左端、右端の何
    れかを配置すべき位置を示すことを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体であって、 前記字幕画像生成ステップは、文字列を横書きにした矩
    形の字幕画像を生成し、 前記表示属性は、字幕画像の上端を配置すべき位置とセ
    ンタリングすべきこととを示す第1横属性と、字幕画像
    の下端を配置すべき位置とセンタリングすべきことを示
    す第2横属性との何れかであり、 前記表示位置決定ステップは、表示属性、字幕画像の縦
    横の画素数、表示画面の縦横の画素数に基づいて、字幕
    画像の左上頂点を配置すべき座標を算出することを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体であって、 前記字幕画像生成ステップは、文字列を縦書きにした矩
    形の字幕画像を生成し、 前記表示属性は、字幕画像の左端を配置すべき位置と上
    端を配置すべき位置とを示す第1縦属性と、字幕画像の
    右端を配置すべき位置と上端を配置すべき位置とを示す
    第2縦属性との何れかであり、 前記表示位置決定ステップは、表示属性、字幕画像の縦
    横の画素数、表示画面の縦横の画素数に基づいて、字幕
    画像の左上頂点を配置すべき座標を算出することを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 副映像ユニット作成プログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 複数の副映像ユニットは副映像ストリームを構成し、 副映像ストリームは動画ストリームと共にシステムスト
    リームにインターリーブされ、 副映像ユニットは動画ストリームの再生動画に重畳表示
    される字幕画像を有し、 前記副映像ユニット作成プログラムは、 字幕用の複数の文字列と文字列毎の表示属性の指定とを
    記憶する文字列ファイルから文字列を順に読み出し、読
    み出した文字列から字幕画像を生成する字幕画像生成ス
    テップと、 表示属性を記憶する属性ファイルから文字列に対応する
    表示属性を読み出し、その表示属性にしたがって生成さ
    れた字幕画像の表示位置を決定する表示位置決定ステッ
    プと、 字幕画像と表示位置を示す表示位置データとを含む副映
    像ユニットを生成する副映像ユニット生成ステップとを
    コンピュータに実行させ、 前記属性ファイルは、表示属性として、字幕を配置すべ
    き基準位置を示す第1横属性、第2横属性、第1縦属
    性、第2縦属性のうち少なくとも2つを記憶し、 第1横属性は字幕画像の上端を配置すべき位置とセンタ
    リングすべきこととを示し、第2横属性は字幕画像の下
    端を配置すべき位置とセンタリングすべきことを示し、
    第1縦属性は字幕画像の左端を配置すべき位置と上端を
    配置すべき位置とを示し、第2縦属性は字幕画像の右端
    を配置すべき位置と上端を配置すべき位置とを示すこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体であって、 前記字幕画像生成ステップは、文字列に第1又は第2横
    属性が指定されている場合、当該文字列から横書きの字
    幕画像を生成し、文字列に第1又は第2縦属性が指定さ
    れている場合、当該文字列から縦書きの字幕画像を生成
    することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
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