JPH11252201A - 通信装置および通信方法およびそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

通信装置および通信方法およびそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JPH11252201A
JPH11252201A JP10054698A JP5469898A JPH11252201A JP H11252201 A JPH11252201 A JP H11252201A JP 10054698 A JP10054698 A JP 10054698A JP 5469898 A JP5469898 A JP 5469898A JP H11252201 A JPH11252201 A JP H11252201A
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JP
Japan
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communication
communication device
program
denotes
reference numeral
Prior art date
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JP10054698A
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Shinji Fujino
信次 藤野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置および通信方法およびそのプログラ
ムを記憶した記憶媒体に関し,通信を切断することな
く,通信手段を変更して通信を継続することを目的とす
る。 【解決手段】 他の通信装置と通信を行うための複数の
通信プロトコルのプログラムにより構成される通信手段
と,通信プロトコルを切り換える通信制御手段とを備
え,通信制御手段により通信を継続した状態で通信手段
を変更できる構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,通信装置,および
通信方法およびそのプログラムを記憶した記憶媒体に関
するものである。
【0002】特に,携帯型パソコンと移動体通信装置を
使用して通信を行う場合に,通信を切断させることな
く,状況に応じて通信プロトコルを変更できる通信装置
および通信方法およびそのプログラムを記憶した記憶媒
体に関するものである。
【0003】また,通信中に,サーバから別の通信プロ
トコルの通信プログラムを受け取り,通信を中断させる
ことなくその通信プログラムにより通信を継続すること
のできる通信装置および通信方法およびそのプログラム
を記憶した記憶媒体に関するものである。
【0004】
【従来の技術】図10は本発明の従来の技術の説明図で
ある。図10において,110は端末装置であって,例
えば,携帯型パソコン等のコンピュータである。
【0005】111は第1アプリケーション手段であっ
て,通信を行うためのアプリケーションプログラムとC
PU等で構成されるものである。アプリケーションプロ
グラムとしては,例えばインターネットのWebブラウ
ザ等である。
【0006】211は第2アプリケーション手段であっ
て,通信プロトコルのプログラム(通信プログラム)と
CPU等により構成されるものである。例えば,電話回
線により通信を行うためのPPP(Point to
Pointプロトコルプログラム)等である。
【0007】112は第1通信手段である。113は第
1送受信手段であり,通信回線によりサーバ210と接
続をとって通信を行うものである。例えば,有線により
電話回線と接続するモデム,あるいは携帯電話,PH
S,自動車電話等の無線により電話回線と接続をとるデ
ータ通信アダプタ等である。
【0008】115は通信回線であり,電話回線,LA
N等の回線である。210はサーバである。211は第
2アプリケーション手段であって,通信を行うためのア
プリケーションプログラムとCPU等で構成されるもの
である。アプリケーションプログラムとしては,例え
ば,インタ−ネットのWebサーバ等である。
【0009】212は第2通信手段である。213は第
2送受信手段であって,電話回線もしくはLAN等の通
信回線と接続され,端末装置110と通信するものであ
る。
【0010】図10の構成の動作を説明する。端末装置
110とサーバ210は,端末装置110の第1通信手
段112と第1送受信手段113およびサーバ210の
第2通信手段212と第2送受信手段213により通信
回線115により通信する。そして,端末装置110の
第1アプリケーション手段111とサーバ210の第2
アプリケーション手段により,通信を行う。例えば,イ
ンタ−ネットの場合,サーバ210側の保持するホーム
ページを端末装置110に送信し,端末装置110は第
1アプリケーション手段により情報を再現し,ディスプ
レイ(図示せず)に表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話,自動車電話
等の移動体通信装置と携帯型パソコン等を利用して通信
を行う場合,通信状態が,状況に応じて動的に変化す
る。例えば,静止している時と移動している時ではフェ
ージング等の影響により,あるいは移動速度によってエ
ラーの発生の仕方が異なる。あるいは移動体通信では有
限の電波帯域を使用するため,なるべく伝送効率の高い
通信をすることが望まれ,状況に応じて伝送効率の高い
通信方法に切り替えて通信を行う必要が生じる。このよ
うな時,従来の通信装置では,一度通信を切断し,別の
通信プロトコルの通信手段を使用して最初から通信をし
なおさなければならなかった。そのため,従来の通信装
置は特に無線で通信する場合に能率が悪く,通信を切断
することなく別の通信プロトコルに変更して通信できる
通信装置が望まれる。
【0012】本発明は,通信を切断することなく,通信
手段を変更して通信を継続できる通信装置および通信方
法およびそのプログラムを記憶した記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は,他の通信装置
と通信を行うための複数の通信プロトコルのプログラム
により構成される通信手段と,通信プロトコルを切り換
える通信制御手段とを備え,通信制御手段により通信を
継続した状態で通信手段を変更できる構成をもつ。
【0014】図1は,本発明の基本構成(1) を示す。図
1において,1は第1通信装置である。
【0015】2は第2通信装置であって,第1通信装置
1と通信回線30で結ばれているものである。11は第
1アプリケーション手段であって,通信する情報の情報
処理を行うものである。
【0016】12は第1通信制御手段であって,第1通
信装置の複数の通信手段を制御するものである。13は
切替え手段であって,第1通信手段14と第3通信手段
14を切り替えるものである。
【0017】14は第1通信手段であって,通信プロト
コルを実現する通信プログラム等により構成されるもの
である。15は第3通信手段であって,第1通信手段と
異なるプロトコルをもつものである。
【0018】16は第1送受信手段であって,通信回線
30を介して第2通信装置とデータの送受信を行うもの
である。18はバッファ手段であって,通信手段を切り
換えている間に発生したデータを一時保持するものであ
る。
【0019】21は第2アプリケーション手段であっ
て,通信する情報の情報処理を行うものである。22は
第2通信制御手段であって,第2通信装置の複数の通信
手段を制御するものである。
【0020】23は切替え手段であって,第2通信手段
と第4通信手段を切り換えるものである。24は第2通
信手段であって,第1通信装置の第1通信手段と通信接
続をする通信プロトコルをもつものである。
【0021】25は第4通信手段であって,第1通信装
置の第3通信手段15と通信接続する通信プロトコルを
もつものである。26は第2送受信手段であって,通信
回線30を介して第1通信装置とデータの送受信を行う
ものである。
【0022】28はバッファ手段であって,通信手段を
切り換えている間に発生したデータを一時保持するもの
である。図1の本発明の基本構成(1) の動作を説明す
る。
【0023】第1通信装置1と第2通信装置2はそれぞ
れ第1通信手段14および第1送受信手段16と第2通
信手段24および第2送受信手段26とを介して通信し
ているとする。第1通信手段14,第2通信手段24は
例えば,携帯電話等の移動体通信装置により通信するた
めの通信手段である。このように通信している途中にお
いて,通信を継続した状態で,より通信効率の良い通信
手段である第3通信手段(例えば,無線エージェント
(無線エージェントについては後述する))により通信
する必要が生じたとする。この時,第1通信制御手段1
2は,通信を切断することなく通信手段を第1通信手段
から第3通信手段15に切替える。また,第2通信装置
2は第1通信装置1の通信手段が第3通信手段15に切
り換えられたことにより,第2通信制御手段22は通信
手段を第2通信手段24から第4通信手段25に切替え
る。また,通信手段を切り替えている間に第1通信装置
1および第2通信装置2に発生したデータは,それぞれ
バッファ手段18およびバッファ手段28に保持する。
【0024】そして,第1通信装置1と第2通信装置2
はそれぞれの第3通信手段15と第4通信手段25とを
第1送受信手段16と第2送受信手段26により通信回
線30を介して通信する。そして,通信を中断している
間にそれぞれのバッファ手段18とバッファ手段28に
保持されていた発生データを,それぞれの相手側に送信
する。このようにして,始めから通信し直すことなく継
続的に通信を再開できる。
【0025】図2は,本発明の基本構成(2) であって,
他の通信装置と通信を行うための通信プロトコルにより
構成される第1通信手段と他の通信装置から異なる別の
通信プロトコルを含むプログラムを受け取って第3通信
手段とし,通信プロトコルを該別のプロトコルに切替え
る通信制御手段とを備え,通信を継続した状態で,他の
通信装置から通信プロトコルを含むプログラムを受け取
り,第1通信手段から第3通信手段に変更できる構成を
もつものである。
【0026】図2において,1は第1通信装置である。
2は第2通信装置である。
【0027】11は第1アプリケーション手段である。
12は第1通信制御手段である。13は切替え手段であ
る。
【0028】13’は通信プログラム受信手段であっ
て,第2通信装置2から通信手段として使用する通信プ
ログラムを送信してもらって受け取るものである。14
は第1通信手段である。
【0029】15は第3通信手段である。16は第1送
受信手段である。26は第2送受信手段である。
【0030】18はバッファ手段である。21は第2ア
プリケーション手段である。22は第2通信制御手段で
ある。
【0031】23は切替え手段である。23’は通信プ
ログラム送信手段であって,第2通信装置2に通信手段
として使用する通信プログラムを送信するものである。
【0032】24は第2通信手段である。25は第4通
信手段である。26は第2送受信手段である。
【0033】28はバッファ手段である。29は第3通
信プログラムである。図2の本発明の基本構成(2) の動
作を説明する。
【0034】第1通信装置1と第2通信装置2はそれぞ
れ第1通信手段14と第2通信手段24を介して通信し
ているとする。例えば,第1通信手段14,第2通信手
段24は電話回線と接続をとるためのPPPであり,第
1送受信手段16は移動体通信装置であり,第2通信装
置は固定装置であって,第2送受信手段は通信回線と接
続する固定装置の送受信装置であるとする。
【0035】第1通信装置と第2通信装置は,例えば,
PPPにより通信を開始したが,第2通信装置が高能率
の無線通信を行うことのできる第4通信手段(例えば無
線エージェント)を備えていることと,その通信プロト
コルを実現するため通信プログラム(第3通信プログラ
ム29)を配付する機能を備えていることから,第1通
信装置はその通信プログラムの送信要求をする。
【0036】第2通信装置2において,第2通信制御手
段22は第1通信装置1からの要求に従って,第3通信
プログラム29を送信する。第1通信制御手段12は第
2通信装置2から送られてきた第3通信プログラムを受
信し,保持する。そして,第1通信装置1において,第
1通信制御手段12は,通信を切断することなく,通信
手段を第3通信プログラムにより構成される第3通信手
段15に切り替える。また,第2通信装置においても,
第1通信装置の通信手段の切り替えに従って,通信を切
断することなく,通信手段を第4通信手段に切り替え
る。そして,第1通信装置と第2通信装置は通信を再開
する。第1通信装置および第2通信装置において,通信
手段の切り替えの間に発生したデータはそれぞれのバッ
ファ手段18とバッファ手段28に保持する。そして,
通信の再開によりそれぞれのバッファ手段に保持したデ
ータをそれぞれ相手側に送信し,通信を継続的に行うこ
とができる。
【0037】本発明によれば,通信途中での通信を切断
することなく通信プロトコルを動的に変更することがで
きるようになる。従って,移動体通信等において,通信
中に回線状態が急激に変化した等で,通信プログラムを
変更する必要が生じても,通信を切断して始めから通信
をしなおすことなく通信を行うことができる。また,第
1通信装置にそのような通信手段がなくても,その通信
プログラムをもつ相手側の装置から送ってもらい,通信
することができる。その間,通信を切断する必要がない
ので,能率的に通信を行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施の形態1であ
って,第1通信装置と第2通信装置がインターネットに
より通信する場合を示すものである。
【0039】図3において,1は第1通信装置である。
2は第2通信装置である。
【0040】11は第1アプリケーション手段であり,
例えば,インタ−ネットのWebブラウザである。12
は第1通信制御手段である。
【0041】14は第1通信手段であって,PPP(P
Pプロトコルを実現する通信プログラム)により構成さ
れるものである。15は第3通信手段であって,無線エ
ージェントである。無線エージェントは,本出願人にお
いてすでに特許出願されているものであって,高能率に
無線通信を行うことができるものである(詳細は後述す
る)。
【0042】16は第1送受信手段であって,移動体通
信装置である。例えば,PHS,携帯電話,自動車電話
等の送受信手段である。21は第2アプリケーション手
段であり,例えば,インタ−ネットのWebサーバであ
る。
【0043】22は第2通信制御手段である。24は第
2通信手段であって,PPPである。25は第4通信手
段であって,無線エージェントである。
【0044】26は第2送受信手段であって,電話回線
に接続されるモデム等である。図3の構成の動作を説明
する。第1通信装置1と第2通信装置2はそれぞれ第1
通信手段(PPP)14と,第3通信手段(PPP)1
5により通信する。このように第1通信装置1と第2通
信装置2が通信している途中において,例えば,相手も
無線エージェントをもっていることが確認されたので高
性能に通信できる無線エージェントを使用して通信する
とする。
【0045】このような時,第1通信装置1と第2通信
装置2は通信接続を維持したまま(第1通信装置1と第
2通信装置2の間で通信回線の接続を維持しておく),
第1通信装置1において,第1通信制御手段12は第3
通信手段(無線エージェント)を起動して,通信手段を
第1通信手段(PPP)から第3通信手段(無線エージ
ェント)に切り換える。また,第2通信装置2におい
て,第2通信制御手段22は,第1通信装置において,
第3通信手段に通信手段が切り替えられたことにより第
4通信手段を起動し,通信手段を第4通信手段に通信手
段を切替える。そして,第1通信装置1と第2通信装置
2は第3通信手段(無線エージェント)と第4通信手段
(無線エージェント)を使用して通信を再開する。ま
た,通信手段の切替えの間に第1通信装置1および第2
通信装置2に発生したデータは,それぞれバッファ手段
18およびバッファ手段28に保持し,通信の再開によ
りそれぞれのデータを相手側に送信する。
【0046】以上のようにして,第1通信装置1と第2
通信装置2は,通信を切断することなく通信手段を変更
し,通信を再開できる。図4は,本発明の実施の形態2
であって,第2通信装置(サーバ)2が,無線エージェ
ントを保持し,そのプログラムをクライアントに送信す
る機能を有するものである。そして,第1通信装置(ク
ライアント)1は無線エージェントを持っていないもの
であり,第2通信装置から無線エージェントを送っても
らい,通信手段として第2通信装置と通信をする場合の
構成を示す。
【0047】図4において,1は第1通信装置である。
2は第2通信装置である。
【0048】11は第1アプリケーション手段であり,
例えば,インタ−ネットのWebブラウザである。12
は第1通信制御手段である。
【0049】14は第1通信手段であって,PPPであ
る。15は第3通信手段であって,無線エージェントで
ある。無線エージェントは,本出願人においてすでに特
許出願されているものであって,高性能に無線通信を行
うことができるものである(詳細は後述する)。
【0050】16は第1送受信手段であって,移動体通
信装置である。例えば,PHS,携帯電話,自動車電話
等の送受信手段である。21は第2アプリケーション手
段であり,例えば,インタ−ネットのWebサーバであ
る。
【0051】22は第2通信制御手段である。23は切
替え手段である。23’は通信プログラム送信手段であ
る。
【0052】24は第2通信手段であって,PPP(プ
ロトコルを実現する通信プログラム)により構成される
ものである。25は第4通信手段てあって,無線エージ
ェントである。
【0053】26は第2送受信手段であって,電話回線
に接続されるモデム等である。291はRAプログラム
保持手段(送信用)である。図4の構成の動作を説明す
る。
【0054】最初,第1通信装置1と第2通信装置2は
それぞれ第1通信手段(PPP)14と,第3通信手段
(PPP)24を介して通信する。そして,第1通信装
置1は無線エージェントを保持していないので,第2通
信装置2から無線エージェントプログラムを送信しても
らう。第2通信装置2において,第2通信制御手段22
は,第1通信装置1からの無線エージェントの送信依頼
を受けたので無線エージェントプログラム(RAプログ
ラム保持手段291に保持するRAプログラム)を第1
通信装置1に送信する。
【0055】第1通信装置1は第2通信装置2から送信
される無線エージェントを受信して,自身のメモリにロ
ードし,第3通信手段とする。以後,第1通信装置1に
おいて,第1通信制御手段12は第2通信装置2から受
け取った無線エージェントプログラムを起動し,通信手
段を第3通信手段に切り替える。また,第2通信装置は
第1通信装置の通信手段が第3通信手段に切り替えられ
たことにより第4通信手段を起動し,通信手段を第4通
信手段に切り替える。そして,第1通信装置1と第2通
信装置2は無線エージェントを使用して通信を再開す
る。この通信手段の送受信および通信手段の切替えの間
に第1通信装置1および第2通信装置2に発生したデー
タは,それぞれバッファ手段18およびバッファ手段2
8に保持し,通信の再開によりそれぞれのデータを相手
側に送信する。このようにして第1通信装置1と第2通
信装置3は,通信を切断することなく通信手段を変更
し,継続的に通信をすることができる。
【0056】図5は本発明の実施の形態で使用する無線
エージェントの説明図である。図5 (a)は無線エージェ
ントの概要を示す。図5 (a)において,51は移動計算
機(クライアント)であって,前述の第1通信装置に相
当するものである。
【0057】52は固定計算機(サーバ)であって,前
述の第2通信装置に相当するものである。61は第1ア
プリケーション手段である。
【0058】62は無線エージェント(RA)であっ
て,前述の第3通信手段に相当するものである。71は
第2アプリケーション手段である。
【0059】72は無線エージェント(RA)であっ
て,前述の第4通信手段に相当するものである。85は
移動体通信装置であって,移動計算機51および電話回
線に接続されるものである。
【0060】86は無線区間であって,無線で通信する
区間である。87はネットワークであって,有線の電話
回線網である。88は回線接続装置であって,固定計算
機52と電話回線に接続されるものである。
【0061】図5 (a)の動作を説明する。移動計算機側
装置の無線エージェントRA(第3通信手段)62,固
定計算機側の無線エージェントRA(第4通信手段)7
2は,それぞれ移動計算機51と固定計算機52に常駐
し,それぞれ第1アプリケーション手段61と移動体通
信装置85の間,および第2アプリケーション手段71
と回線接続装置88の間に置かれる。移動計算機側の無
線エージェント62は第1アプリケーション手段61に
対しては固定計算機側の第2アプリケーション手段71
の代理として動作し,データの授受を行う。固定計算機
側の無線エージェント72は第2アプリケーション手段
71に対しては移動計算機側の第2アプリケーション手
段71の代理として動作し,データの授受を行う。
【0062】移動計算機と第1アプリケーション手段6
1と無線エージェント62および固定計算機の第2アプ
リケーション手段71と無線エージェント72の間の通
信はそれぞれTCP/IP(ソケット)で行われる。
【0063】移動計算機側の無線エージェント62は第
1アプリケーション手段61からデータを受け取り,無
線区間を経由して固定計算機側の無線エージェントに送
り,固定計算機側の無線エージェント72は第2アプリ
ケーション手段に受け取ったデータを送る。また,固定
計算機側の無線エージェント72は第2アプリケーショ
ン手段71からデータを受け取り,無線区間を経由して
移動計算機側の無線エージェント62に送り,移動計算
機側の無線エージェント62は第1アプリケーション手
段に受け取ったデータを送る。
【0064】各無線エージェントは,この間に与えられ
た状況に応じて自律的に動作し,無線特有の不確実性を
排除して通信する。図5 (b)は無線エージェントの接続
シーケンスを示す。
【0065】図5(b) のシーケンスに従って,移動計算
機51と固定計算機52は無線エージェントにより通信
を行う。なお無線エージェントの詳細は特開平9−23
1149号公報で説明されている。
【0066】図6は本発明の第1通信装置の実施の形態
であって,携帯型コンピュータと移動体通信装置により
通信する場合の構成である。図6において,91は移動
体通信装置であって,携帯電話機,PHSあるいは自動
車電話等である。
【0067】92は携帯型コンピュータであって,ノー
トパソコン等である。93はCPUである。94は補助
記憶装置である。
【0068】95は内蔵されているアプリケーションプ
ログラムである。96はPPPプログラムである。97
は無線エージェント(RA)である(携帯型コンピュー
タ92に内蔵されている状態を示す)。
【0069】98はバッファ領域である。99はメモリ
カードであって,移動体通信装置91と携帯型コンピュ
ータ92を接続して使用するためのプログラムを保持す
るものであり,本発明の第1通信制御手段となる第1制
御プログラムを格納するものである。
【0070】100はデータ通信アダプタであって,移
動体通信装置91と携帯型コンピュータ92を接続して
データ通信を行うための接続装置である。110は移動
体通信用プログラムである。
【0071】111は第1通信制御プログラムである。
なお,図6 (a)の記憶媒体99はメモリカードして携帯
型コンピュータ92に挿入し,メモリの一部として使用
するものを例として示しているが,図6 (b)のように第
1通信制御プログラムはフロッピーディスク,CDRO
M等の記憶媒体に格納し,それぞれのドライバを介して
携帯型コンピュータ92にロードして使用するようにし
ても良い。
【0072】図6 (b)は記憶媒体を示すものである。9
1は移動体通信装置である。92は携帯型コンピュータ
である。
【0073】105は記憶媒体であり,フロッピーディ
スク,CDROM等であり,移動体通信装置のプログラ
ムと本発明の第1通信制御プログラムを保持するもので
ある。なお,図6 (b)では移動体通信装置用プログラム
と第1通信制御用プログラムを同一記憶媒体に記憶状態
を示しているが,別々の記憶媒体に記憶しても良い。
【0074】120はドライブ装置であって,記憶媒体
105の内容を携帯型コンピュータ92にロードするも
のである。図6 (b)の構成において,記憶媒体105に
保持されている移動体通信用プログラムおよび第1通信
制御プログラムが携帯型コンピュータ92にロードさ
れ,移動体通信装置91による通信および,本発明の通
信手段の切替え制御を行う。
【0075】図7は本発明の第2通信装置の実施の形態
である。図7において,2は第2通信装置であって,サ
ーバである。
【0076】141は電話回線網である。143は回線
接続装置である。151はドライブ装置であって,記憶
媒体152のドライブである。
【0077】152は記憶媒体であって,フロッピーデ
ィスク等の磁気ディクス,CDROM等の記憶媒体であ
り,移動体通信用プログラム,本発明の第4通信制御プ
ログラムを格納するものである。
【0078】153は磁気ディスク装置である。154
はディスプレイである。155はプリンタである。
【0079】161は入出力装置のインタフェースであ
る。162はCPUである。163は主記憶装置であ
る。
【0080】164は補助記憶装置である。164’は
バッファ領域であって,第2バッファ手段となる領域で
ある。165は無線エージェントプログラムであって,
クライアントに送信するプログラムである。
【0081】166は第2アプリケーションプログラム
である。167はPPプロトコルのプログラムである。
168は無線エージェントプログラムであって,第4通
信制御プログラムとなるプログラムである。
【0082】図8,図9は本発明の第1通信制御プログ
ラムおよび第2通信制御プログラムのフローチャートで
ある。第1通信制御プログラムのフローチャートを図示
の番号に従って説明する。
【0083】S1 ユーザによる接続操作をする。 S2 送信データバッファリングを開始する(通信を中
断している時に発生した送信データを第1バッファ手段
に保持する動作を開始する)。
【0084】S3 PPPにより電話回線と接続する。 S4 対応サーバ(無線エージェント)であることの通
知が,サーバ装置からくる。
【0085】S5 対応サーバであるか(無線エージェ
ントはあるか)判定する。対応サーバであればS6の処
理を行い,なければS20の処理を行う。 S6 対応できること(無線エージェントがあること)
をサーバ装置に通知する。
【0086】S7 サーバ装置から無線エージェントの
最新バージョン情報を受信する。 S8 最新バージョンの無線エージェント(RA)を保
持しているか判定する。保持していればS12の処理を
行い,保持していなければS9の処理を行う。
【0087】S9 最新バージョンの無線エージェント
(RA)を保持していないので,サーバ装置に配送要求
をする。 S10 最新バージョンの無線エージェント(RA)を
受信する。
【0088】S11 最新バージョンの無線エージェン
ト(RA)を格納する。 S12 無線エージェント(RA)を起動する。 S13 通信手段の切替え信号をサーバ装置に送信す
る。
【0089】S14 サーバ装置から通信手段を切替え
て良いかの確認通知を受信する。 S15 確認通知は受信したか判定する。受信していれ
ばS16の処理を行い,受信していなければS14へ戻
る。
【0090】S16 ドライバ(通信手段)を無線エー
ジェントに切り換える。 S17 PPPによる通信を終了する。 S18 バッファデータ(バッファ手段に保持されてる
データ)に保持されているデータを送信する。
【0091】S19 バッファリング(送信データをバ
ッファ手段に保持する動作)を解除する。 S20 無線エージェント(RA)による接続を継続す
る。
【0092】S25 S5の判定で対応サーバ(無線エ
ージェント)がない場合には,バッファ手段に保持され
ているデータをサーバ装置に送信する。 S26 バッファリングを解除する。
【0093】S27 PPP接続を継続する。 次に第2通信制御プログラムのフローチャートを説明す
る。 S31 送信データのバッファリングを開始する。
【0094】S32 PPP接続をする。 S33 対応サーバである(無線エージェントがある)
を第1通信装置(クライアント)に通知する。
【0095】S34 クライアントから対応できる(無
線エージェントがある)という通知があればそれを受信
する。 S35 クライアントからの応答があるかないかを判定
する。あればS36の処理を行い,なければS48の処
理を行う。
【0096】S36 最新バージョン情報をクライアン
トに送信する。 S37 クライアントから無線エージェント(RA)配
送要求があれば,それを受信する。
【0097】S38 クライアントからの無線エージェ
ント(RA)配送要求があるか判定する。あればS39
の処理を行い,なければS40の処理を行う。 S39 無線エージェント(RA)配送要求があったの
で,最新バージョンの無線エージェント(RA)をクラ
イアントに配送する。
【0098】S40 クライアントから通信手段の切替
え信号があればそれを受信する。 S41 切替え信号の受信の有無を判定する。切替え信
号の受信があればS42の処理を行い,なければS40
で受信をする。
【0099】 S42 無線エージェント(RA)を起動する。 S43 無線エージェント(RA)起動の確認を通知す
る。 S44 ドライバ(通信手段)を無線エージェントに切
替える。
【0100】S45 PPPを終了する。 S46 バッファデータ(バッファ手段に保持したデー
タ)を送出する。 S47 バッファリングを解除する。
【0101】S48 RA接続を継続する。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば,通信途中での通信を切
断することなく通信プロトコルを動的に変更することが
できるようになる。そのため,移動体通信等において,
通信中に回線状態が急激に変化した等で,通信プログラ
ム(プロトコル等)を変更する必要が生じても,通信を
切断して始めから通信をしなおすことなく通信を行うこ
とができる。また,第1通信装置にそのような通信手段
がなくても,その通信プログラムをもつ相手側の装置か
ら送ってもらい,通信することができる。その間,通信
を切断する必要がなく,継続的に通信を行うことができ
るので能率的に通信を行うことができる。また,常に最
新の通信プログラム(プロトコル)を使用できるので保
守が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成(1) を示す図である。
【図2】本発明の基本構成(2) を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2を示す図である。
【図5】本発明で使用する無線エージェントの説明図で
ある。
【図6】本発明の第1通信装置の実施の形態を示す図で
ある。
【図7】本発明の第2通信装置の実施の形態を示す図で
ある。
【図8】本発明の通信制御プログラムのフローチャート
である。
【図9】本発明の通信制御プログラムのフローチャート
である。
【図10】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1:第1通信装置 2:第2通信装置 11:第1アプリケーション手段 12:第1通信制御手段 14:第1通信手段 15:第3通信手段 16:第1送受信手段 18:バッファ手段 21:第2アプリケーション手段 22:第2通信制御手段 24:第2通信手段 25:第4通信手段 26:第2送受信手段 28:バッファ手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の通信装置と通信を行うための複数の
    通信プロトコルのプログラムにより構成される通信手段
    と,通信プロトコルを切り換える通信制御手段とを備
    え,通信制御手段により通信を継続した状態で通信手段
    を変更できることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 他の通信装置と通信を行うための通信プ
    ロトコルにより構成される第1通信手段と他の通信装置
    から異なる別の通信プロトコルを含むプログラムを受け
    取って第3通信手段とし,通信プロトコルを該別のプロ
    トコルに切替える通信制御手段とを備え,通信を継続し
    た状態で,他の通信装置から通信プロトコルを含むプロ
    グラムを受け取り,第1通信手段から第3通信手段に変
    更できることを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 他の通信装置と通信を行うための複数の
    通信手段と,通信手段を切り換える通信制御手段とを備
    え,通信プロトコルを含む通信プログラムを他の通信装
    置に送信し,通信制御手段は送信した通信プログラムと
    同じ通信プロトコルの通信手段に通信手段を変更し,変
    更した通信手段により他の通信装置と通信を継続するこ
    とを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 通信装置は通信プロトコルの通信プログ
    ラムにより構成される複数の通信手段と通信手段を切り
    替える通信制御手段とを備え,通信を切断することなく
    状況に応じて別の通信プロトコルの通信手段を変更する
    ことを特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】 通信装置は通信プロトコルの通信プログ
    ラムにより構成される複数の通信手段と通信手段を切り
    替える通信制御手段と,他の通信装置に送信する通信プ
    ロトコルを含む通信プログラムとを備え,他の通信装置
    からの要求により通信プログラムを含む通信プログラム
    を他の通装置に送信し,通信制御手段により,自身の通
    信手段を送信した通信プログラムの通信プロトコルト同
    じ通信手段に通信手段を変更し,通信を継続することを
    特徴とする通信方法。
  6. 【請求項6】 他の通信装置と通信を行うための複数の
    通信プロトコルを備えた通信装置において使用する通信
    プログラムであって,通信プロトコルを切り換える通信
    制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332066B1 (ko) * 2000-03-31 2002-04-10 허성재 동적 바인딩을 위한 전송 프로토콜 선택 장치 및 그 방법
JP2004120650A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Toshiba Corp ソフトウェア無線機及び信号処理方法

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