JPH11252071A - 車載用情報収集システム - Google Patents

車載用情報収集システム

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JPH11252071A
JPH11252071A JP10064037A JP6403798A JPH11252071A JP H11252071 A JPH11252071 A JP H11252071A JP 10064037 A JP10064037 A JP 10064037A JP 6403798 A JP6403798 A JP 6403798A JP H11252071 A JPH11252071 A JP H11252071A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信料金を安くすることができる車載用情報
収集システムを提供すること。 【解決手段】 車載用情報収集システム1は、ナビゲー
ション装置10、移動体電話12と、通信制御部14
と、制御部20、料金エリア情報メモリ16、接続先情
報メモリ18を含んで構成される。制御部20は、ナビ
ゲーション装置10から取得する自車位置データ、料金
エリア情報メモリ16に格納された料金エリアテーブ
ル、接続先情報メモリ18に格納されたアクセスポイン
トデータに基づいて、自車が走行中の料金エリアが切り
替わったか否かを判定し、切り替わった場合には、切り
替わった後の料金エリアから回線接続を行った場合に最
も通信料金が安くなるアクセスポイントを選択し、現在
接続中の回線を一旦切断して、新たに選択されたアクセ
スポイントに対して回線の再接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信によっ
て各種の情報を収集する車載用情報収集システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、セルラーシステムや簡易型電
話システム(PHS)等の移動体電話が急速に普及して
いる。この急速な普及の要因は、容易に情報の送受信を
行うことが可能になるという利便性によるところが大き
い。
【0003】また、車外から各種の情報を収集すること
ができる車載用情報収集システムが実用化されている。
例えば、上述した移動体電話とナビゲーション装置等を
組み合わせて構成される車載用情報収集システムでは、
インターネットやパーソナルコンピュータ(パソコン)
通信によって交通情報や娯楽施設等に関する情報のデー
タを収集して、その情報を表示したり、ナビゲーション
装置による経路誘導に反映させたりといったことができ
る。
【0004】上述した移動体電話の通信(通話)料金
は、一般に、通信料金計算のために設定された複数のエ
リア(料金エリア)に基づいて、発信者が属する料金エ
リアと着信者が属する料金エリアの互いの位置関係によ
って決まる。例えば、都道府県を単位として料金エリア
が設定されている場合には、東京都の発信者が同じく東
京都の着信者に電話をかける場合には10円で17秒間
通話することができ、東京都の発信者が神奈川県の着信
者に電話をかける場合には10円で15秒間通話するこ
とができるといったように、発信者の料金エリアと着信
者の料金エリアとの位置関係によって通信料金は異なっ
たものになる。また、インターネットやパソコン通信の
接続業者(プロバイダ)は、各地に接続点(アクセスポ
イント)を設けていることが多い。このため、利用者
は、最適なアクセスポイントを選択して接続することに
よって、通信料金を安くすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した車
載用情報収集システムは、移動しながらデータの送受を
行うため、通信中に自車が属する料金エリアが切り替わ
ることがある。図6は、料金エリア、アクセスポイント
および自車位置の関係を示す図である。例えば、図6
(a)に示すように、自車が東京エリアにいるときは、
東京エリアのアクセスポイントに接続すれば通信料金は
最も安くなるが、図6(b)に示すように、神奈川エリ
アに移動した後、すなわち、料金エリアが切り替わった
後は、そのまま東京エリアのアクセスポイントに接続し
続けるよりも、神奈川エリアのアクセスポイントに接続
し直した方が通信料金は安くなる。しかし、従来の車載
用情報収集システムは、一旦あるアクセスポイントに接
続したら、そのアクセスポイントとの接続が継続される
ため、通信料金が高くなる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、通信料金を安くすることが
できる車載用情報収集システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の車載用情報収集システムは、複数の接
続先候補の中から最も通信料金が安い第1の接続先を選
択して移動体通信手段による回線接続を行い、車両の走
行に伴って、第1の接続先よりも通信料金が安い第2の
接続先が出現したときに、回線の接続対象を第1の接続
先から第2の接続先に切り替えており、車両位置が移動
した場合であっても常に最も安い通信料金で通信を行う
ことができる。
【0008】具体的には、自車位置検出手段によって検
出された自車位置に基づいて、複数の接続先候補の中か
ら最も通信料金が安い接続先を接続先選択手段によって
選択し、この選択された接続先に対して回線接続を行っ
て移動体通信手段による各種情報の通信を行う。そし
て、自車位置の移動に伴って、最も通信料金が安い接続
先が変更されたときに、接続先切替制御手段によって、
移動体通信手段によって接続状態が維持されている回線
の接続先を切り替える。自車位置の移動に伴って最も通
信料金が安い接続先が変更されたときに、その都度回線
の接続先を切り替えているため、同じ接続先を利用して
回線接続を行う場合に比べて、通信料金を安くすること
ができる。
【0009】特に、移動体通信手段の通信料金体系に関
する情報と複数の接続先候補に関する情報を格納してお
くことにより、走行中の自車位置に対応して、最も通信
料金が安い接続先を接続先選択手段によって選択するこ
とが可能になる。
【0010】また、接続先切替制御手段によって回線の
接続先を切り替える際に、現にこの回線を使って各種情
報の収集が行われている場合には、その収集動作が終わ
ってから接続先の切り替えを行うことが好ましい。通常
のデータ通信においては、データの送受信の途中で送受
信動作を中断すると、それまでに受信したデータが廃棄
されるようになっているが、各種動作の収集動作に対応
するデータ通信動作が終了した後に回線の接続先を切り
替えることにより、各種情報の再送の手間を省くことで
きる。
【0011】また、接続先切替制御手段によって回線の
接続先を切り替える際に、現にこの回線を使って各種情
報の収集が行われている場合には、通知手段によって、
接続先の切り替えタイミングであることを通知すること
が好ましい。この通知を受け取った利用者等によって、
現在の通信状態を維持して各種情報の収集を行うか、あ
るいは一旦通信を中断して、回線の接続先を切り替えた
後に再度各種情報の収集を行うかを適宜選択することが
でき、収集途中の情報量や経過時間、残り所要時間等に
応じて、実状に即した接続先の切り替えが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を適用した一実施形態の車
載用情報収集システムは、情報提供者によって用意され
た複数の接続点(アクセスポイント)のいずれかとの間
で回線を接続した状態において、自車の走行に伴って、
通信料金が異なる料金エリアに進入した際に、通信料金
が安くなるアクセスポイントを新たに選択して回線の接
続先を切り替えることに特徴がある。以下、一実施形態
の車載用情報収集システムについて図面を参照しながら
説明する。
【0013】図1は、本発明を適用した一実施形態の車
載用情報収集システムの全体構成を示す図である。同図
に示す車載用情報収集システム1は、自車位置の検出を
行うナビゲーション装置10と、情報提供者によって用
意されたアクセスポイントとの間の通信回線の接続を行
う移動体電話12と、移動体電話12による通信回線の
接続先となるアクセスポイントを切り替える通信制御部
14と、料金エリアに関する情報を格納する料金エリア
情報メモリ16と、各地に分散したアクセスポイントの
所在地等に関する情報を格納する接続先情報メモリ18
と、車載用情報収集システム1の全体を制御するととも
に通信料金が安くなるようにアクセスポイントを選択す
る制御部20と、利用者が操作指示を入力する操作部2
2と、所定の通知音を発するブザー24と、ナビゲーシ
ョン装置10から出力される画像と制御部20から送ら
れてくる画像を選択的に切り替える制御を行う表示制御
部26と、表示制御部26によって選択された画像を表
示するディスプレイ装置28とを含んで構成されてい
る。
【0014】ナビゲーション装置10は、車両位置を検
出するためのGPS受信機等を含んで構成されており、
目的地までの経路誘導を行ったり、所定の時間間隔で自
車位置の経度・緯度を検出してこの自車位置の経度・緯
度を自車位置データとして制御部20に送る。
【0015】移動体電話12は、自車近傍の地上局を介
して通信料金が最も安くなるアクセスポイントとの間で
通信回線を接続し、この通信回線を介して情報提供者と
の間で各種のデータの送受信を行う。通信制御手段14
は、制御部20の指示に従って、移動体電話12によっ
て回線接続を行うアクセスポイントの切り替え制御を行
う。
【0016】料金エリア情報メモリ16と接続先情報メ
モリ18には、通信料金が最も安くなるアクセスポイン
トを選択するために必要な情報が格納されている。具体
的には、料金エリア情報メモリ16は、料金エリアに関
する情報である料金エリアテーブルを格納しており、ま
た、接続先情報メモリ18は、接続先となるアクセスポ
イントに関する情報であるアクセスポイントデータを格
納している。料金エリアテーブル、アクセスポイントデ
ータの詳細については後述する。
【0017】制御部20は、ナビゲーション装置10か
ら送られてくる自車位置データと、料金エリアテーブル
16に格納された料金エリアテーブルと、接続先情報メ
モリ18に格納されたアクセスポイントデータとに基づ
いて、通信料金が最も安くなるアクセスポイントを選択
し、この選択されたアクセスポイントの情報(電話番
号)を通信制御部14に送る。また、制御部20は、実
際にデータの送受信を行っているときに、アクセスポイ
ントを切り替えるタイミングが到来した場合には、ブザ
ー24を鳴らして利用者にその旨を伝える。また、制御
部20は、移動体電話12によって受信したデータに画
像データが含まれている場合には、それを抽出して表示
制御部26に送って、ディスプレイ装置28にその内容
を表示する。
【0018】操作部22は、利用者が各種の指示入力を
行うものであり、データを送受信中にこの通信を中断し
て強制的に接続先となるアクセスポイントを切り替える
指示を行う「接続先切替」キーを備えている。
【0019】上述したナビゲーション装置10が自車位
置検出手段に、移動体電話12が移動体通信手段に、料
金エリア情報メモリ16が料金情報格納手段に、接続先
情報メモリ18が接続先情報格納手段に、制御部20が
接続先選択手段に、通信制御部14および制御部20が
接続先切替制御手段に、制御部20およびブザー24が
通知手段にそれぞれ対応している。
【0020】本実施形態の車載用情報収集システム1は
このような構成を有しており、次にその動作を説明す
る。
【0021】まず、本実施形態における移動体電話シス
テムの料金体系について説明する。図2は、移動体電話
システムの料金体系の一例を示す図である。同図に示す
ように、本実施形態の移動体電話システムの料金体系は
都道府県単位に設定されており、発信者が同一県内の着
信者に電話をかける場合(例えば東京エリアの発信者か
ら東京エリアの着信者にかける場合)には、10円で1
7秒間通信することができる。また、発信者が隣接県の
着信者にかける場合(例えば東京都の発信者が神奈川県
の着信者にかける場合)には、10円で15秒間通信す
ることができる。発信者が同一県や隣接県以外の都道府
県の着信者にかける場合(例えば東京都の発信者が福島
の着信者にかける場合)には、10円で11秒間通信す
ることができる。
【0022】すなわち、図2に示す料金体系の下では、
最も安い通信料金で通信することができるのが着信者が
発信者と同一の料金エリアにいる場合であり、次に安い
通信料金で通信することができるのが着信者が隣接する
料金エリアにいる場合であり、いちばん高い通信料金で
通信することとなるのが着信者が同一の料金エリアまた
は隣接する料金エリア以外の料金エリアにいる場合であ
る。したがって、通信料金を安くするためには、自車位
置およびアクセスポイントの場所と料金エリアとの関係
を考慮する必要がある。
【0023】図3は、いずれかのアクセスポイントとの
間で回線を接続した状態で、車両が走行して他の料金エ
リアに進入したときに、通信料金が最も安くなるように
アクセスポイントを切り替える動作手順を示す流れ図で
ある。なお、現在、通信料金が最も安くなるいずれかの
アクセスポイントとの間で回線が接続されており、この
接続状態を維持しながら車両が走行しているものとす
る。
【0024】制御部20は、ナビゲーション装置10か
ら自車位置データ(経度・緯度)を取得すると(ステッ
プ100)、この自車位置データと料金エリア情報メモ
リ16に格納されている料金エリアテーブルに基づいて
自車が走行中の料金エリアを特定する(ステップ10
1)。
【0025】図4は、料金エリア情報メモリ16に格納
されている料金エリアテーブルの一例を示す図である。
同図に示すように料金エリアテーブルは、料金エリアを
識別するための「料金エリア識別」と、料金エリアを多
角形の領域で構成した場合におけるこの多角形の「各頂
点の経度・緯度」と、この料金エリアに隣接している料
金エリアを示す「隣接エリア識別」とから構成されてい
る。上述したように、料金エリアは都道府県単位に設定
されているため、料金エリアの領域と都道府県の領域は
一致する。したがって、同図に示すように、料金エリア
識別が「01」は東京都、「02」は神奈川県といった
ように料金エリア識別と各都道府県は1対1に対応して
いる。また、例えば、東京都は、神奈川県、埼玉県、千
葉県、山梨県と隣接しているので、同図に示すように、
料金エリア識別「01(東京)」に対応する隣接エリア
識別には、東京都と隣接している県の料金エリア識別で
ある「02(神奈川)」、「03(埼玉)」、「04
(千葉)」、「05(山梨)」の4つの料金エリア識別
が含まれている。
【0026】制御部20は、この料金エリアテーブルの
各料金エリアに対応した「各頂点の経度・緯度」を検索
することによって、自車が走行中の料金エリアと、この
料金エリアに隣接している他の料金エリアを特定するこ
とができる。
【0027】次に、制御部20は、自車が現在走行中の
料金エリアと直前に走行していた料金エリアとを比較し
て、自車が走行している料金エリアが切り替わったか否
かを判定する(ステップ102)。例えば、今まで東京
エリアを走行していたが神奈川エリアに進入した場合に
は、料金エリア識別が「01(東京)」の料金エリアか
ら「02(神奈川)」の料金エリアに切り替わる。料金
エリアが切り替わっていない場合には、制御部20は、
再び自車位置データの取得(ステップ100)以降の動
作を繰り返す。
【0028】また、料金エリアが切り替わった場合に
は、制御部20は、切り替わった後の料金エリアから発
信した場合に通信料金が最も安くなるアクセスポイント
を選択する(ステップ103〜108)。
【0029】まず、制御部20は、接続先情報メモリ1
8に格納されたアクセスポイントデータに基づいて、最
も安い通信料金で通信することができる1または複数の
アクセスポイント(同一県内のアクセスポイント)があ
るか否かを判定する(ステップ103)。
【0030】図5は、接続先情報メモリ18に格納され
ているアクセスポイントデータの一例を示す図である。
同図に示すように、接続先情報メモリ18に格納された
アクセスポイントデータは、各料金エリアに対応した
「料金エリア識別」と、この料金エリアにあるアクセス
ポイントの「接続先電話番号」とから構成されている。
制御部20は、このアクセスポイントデータの「料金エ
リア識別」を検索して、自車が現在走行中の料金エリア
にアクセスポイントがあるか否かを判定する。例えば、
自車の現在位置が東京エリアである場合には、自車が走
行中の東京エリアの料金エリア識別「01」に対応する
接続先電話番号があるかどうかが確かめられる。
【0031】自車が走行中の料金エリア内に1あるいは
複数のアクセスポイントがある場合には、制御部20
は、これらのアクセスポイントの中に自車と現在接続中
のアクセスポイントが含まれているか否かを判定し(ス
テップ104)、現在接続中のアクセスポイントが含ま
れている場合には、新たなアクセスポイントを選択せず
に、再び自車位置データの取得(ステップ100)以降
の動作を繰り返す。また、現在接続中のアクセスポイン
トが含まれていない場合には、自車が現在走行中の料金
エリア内のいずれかのアクセスポイントを新たな接続先
として選択する(ステップ105)。
【0032】また、自車が走行中の料金エリア内にアク
セスポイントがない場合(ステップ103で否定判断さ
れた場合)には、制御部20は、図5に示すアクセスポ
イントデータに基づいて、次に安い通信料金で通信する
ことができるアクセスポイントがあるか否か、すなわ
ち、自車が走行中の料金エリアに隣接している料金エリ
ア内にアクセスポイントがあるか否かを判定する(ステ
ップ106)。具体的には、制御部20は、図4に示し
た料金エリアテーブルの「隣接エリア識別」に基づい
て、自車が現在走行中の料金エリアに隣接する料金エリ
アを特定し、さらに、図5に示したアクセスポイントデ
ータの「料金エリア識別」を検索して、特定した隣接す
る料金エリアにアクセスポイントがあるか否かを判断す
る。
【0033】自車が走行中の料金エリアに隣接している
料金エリア内に1または複数のアクセスポイントがある
場合には、制御部20は、これらのアクセスポイントの
中に現在接続中のアクセスポイントが含まれているか否
かを判定し(ステップ107)、現在接続中のアクセス
ポイントが含まれている場合には、新たなアクセスポイ
ントを選択せずに、再び自車位置データの取得(ステッ
プ100)以降の動作を繰り返す。また、現在接続中の
アクセスポイントが含まれていない場合には、自車が走
行中の料金エリアに隣接している料金エリア内のいずれ
かのアクセスポイントを新たな接続先として選択する
(ステップ108)。
【0034】また、自車が走行中の料金エリアに隣接し
ている料金エリア内にアクセスポイントがない場合(ス
テップ106で否定判断された場合)には、制御部20
は、新たなアクセスポイントを選択せずに、再び自車位
置データの取得(ステップ100)以降の動作を繰り返
す。
【0035】このようにして新たなアクセスポイントが
選択されると、次に、制御部20は、現在接続中の回線
を介してデータ通信中か否かを判定する(ステップ10
9)。データ通信中でない場合には、制御部20は、通
信制御部14に対して、図5に示したアクセスポイント
データから特定した新たなアクセスポイントの電話番号
データを送って、回線の接続先となるアクセスポイント
を切り替える指示を送る。通信制御部14は、この指示
に従って移動体電話12を制御し、現在接続中の回線を
一旦切断するとともに、新たなアクセスポイントに対し
て回線接続を行う(ステップ112)。
【0036】また、例えば画像データ等の各種データを
ダウンロード中であってデータ通信を行っている場合
(ステップ109で肯定判断された場合)には、制御部
20は、ブザー24を鳴らし(ステップ110)、利用
者が操作部22の「接続先切替」キーを押下してアクセ
スポイントを切り替える指示をしたか否かを判定する
(ステップ111)。アクセスポイントの切り替えが指
示された場合には、制御部20は、通信制御部14に対
して新たなアクセスポイントに切り替える指示を出し、
現在行っているデータ通信を中止して一旦回線を切断
し、通信制御部14の制御によって新たなアクセスポイ
ントに対する回線接続を行う(ステップ112)。
【0037】また、利用者によってアクセスポイントの
切り替えが指示されない場合(ステップ111で否定判
断された場合)には、制御部20は、データ通信中であ
るか否かの判定処理(ステップ109)を繰り返し、デ
ータ通信が終了するのを待って新たなアクセスポイント
に切り替えて、回線の再接続を行う(ステップ11
2)。
【0038】このように、車載用情報収集システム1
は、自車が走行している料金エリアが切り替わった際
に、まず、自車が現在走行中の料金エリア内にアクセス
ポイントがあるか否かを判定し、アクセスポイントがあ
る場合には、現在接続している回線を切断するととも
に、新たに選択したアクセスポイントを接続先として回
線の再接続を行う。また、現在走行中の料金エリア内に
アクセスポイントがない場合には、さらに、隣接する料
金エリアにアクセスポイントがあるか否かを判定する。
すなわち、新たなアクセスポイントを選択する場合に
は、まず、最も安い通信料金で通信することができるア
クセスポイントを検索し、ない場合には次に安い通信料
金で通信することができるアクセスポイントを検索す
る。したがって、回線を接続した状態で走行していると
きに、走行途中で通信料金が最も安くなるアクセスポイ
ントを自動的に選択して回線の再接続を行うことによ
り、常に最も通信料金が安くなるアクセスポイントを介
してデータ通信を行うことができる。
【0039】また、通信料金が最も安くなるアクセスポ
イントの中に、その時点で回線接続を行っているアクセ
スポイントが含まれている場合には、新たなアクセスポ
イントを選択して接続し直すことなく、そのまま回線の
接続状態を維持する。このため、不必要に回線を接続し
て、再度同じアクセスポイントあるいは同じ通信料金と
なる新たなアクセスポイントに対して回線接続を行うと
いった無駄がなく、アクセスポイントの切り替えを必要
最小限に抑えることができる。
【0040】また、料金エリアが切り替わったときに、
現在接続中の回線を介してデータ通信を行っている場合
には、直ちに新たなアクセスポイントに対して回線の接
続を切り替えるのではなく、回線を接続し直した方が通
信料金が安くなるアクセスポイントが存在する旨をブザ
ー音によって利用者に知らせ、利用者が新たなアクセス
ポイントへの接続回線切り替えを指示した場合にのみ、
回線の再接続を行っている。例えば、長時間にわたって
データを受信中である場合等においては、その時点でア
クセスポイントを切り替えて、それまでに受信したデー
タを破棄して再びデータを最初から受信するよりも、そ
のままの状態でデータ受信を継続した方が、結果的に通
信料金を安くすることができるので好ましい。反対に、
大容量のデータ受信を開始した直後にそのままの通信状
態を継続すると、通信料金が割高になるため、一旦通信
を中止して、新たに設定されたアクセスポイントに接続
し直した方が好ましい。このように、現在よりも安い料
金でデータの送受信ができるアクセスポイントが存在す
る旨を利用者に知らせ、利用者からの指示に応じて適宜
アクセスポイントの変更を行うことにより、実状に即し
た適切なアクセスポイントの切り替えが可能になる。
【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、車両が
走行する料金エリアが変わるタイミングで新たなアクセ
スポイントを探すようにしたが、ナビゲーション装置に
よる経路誘導が行われる場合には、自車の走行経路があ
らかじめわかっているため、次の料金エリアに進入する
前に(例えば1km程度手前にさしかかったときに)、
切り替え先となるアクセスポイントを探し、次の料金エ
リアに進入した際に実際にアクセスポイントを切り替え
て、回線の再接続を行うようにしてもよい。
【0042】また、上述した実施形態では、図2に示し
た料金体系を用いて回線接続を行うアクセスポイントを
選択する動作を説明したが、料金体系は他にも様々なも
のが考えられる。例えば、図2に示した料金体系におい
ては、都道府県単位で料金エリアを設定したが、関東地
方や東北地方といったように、広域の単位で料金エリア
を設定してもよく、また、反対に市町村単位で料金エリ
アを設定してもよい。また、図2に示した料金体系にお
ける通信料金は、発信者と着信先との位置関係によって
決まり、時間帯とは無関係であったが、例えば、昼間、
夜間、深夜で通信料金が異なるような料金体系にしても
よい。また、図2に示した料金体系における通信料金
は、発信者が属する料金エリアと着信先となるアクセス
ポイントが存在する料金エリアとの位置関係によって決
まったが、発信者とアクセスポイントとの間の距離に応
じて通信料金が決まる料金体系であってもよい。
【0043】また、上述した実施形態では、異なる料金
エリアに進入してアクセスポイントを切り替える際にデ
ータの送受信を行っている場合には、アクセスポイント
の切り替えタイミングであることを利用者にブザー音で
知らせたが、ディスプレイ装置28に所定のメッセージ
を表示して知らせるようにしてもよい。
【0044】また、上述した実施形態では、車載用情報
収集システム1に移動体電話12を接続しておいて、い
ずれかのアクセスポイントとの間で回線を接続する場合
を説明したが、使用する移動体通信手段としては移動体
電話12に限らず、移動体電話12以外の他の通信装置
を用いるようにしてもよい。また、情報提供者から収集
する各種の情報としては、ディスプレイ装置28に表示
する画像データ等の他に、各種の車載用装置用に配信さ
れる設定データ等が考えられる。この場合には、収集し
た設定データを図示しない入出力インタフェースを介し
て外部の車載用装置に送る必要がある。
【0045】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、複数
の接続先候補の中から最も通信料金が安い接続先を選択
して移動体通信手段による回線接続を行い、車両の走行
に伴って、通信料金が安い別の接続先が出現したとき
に、回線の接続対象をこの通信料金が安い接続先に切り
替えるため、車両位置が移動した場合であっても、常に
最も安い通信料金で通信を行うことができる。特に、移
動体通信手段の通信料金体系に関する情報と複数の接続
先候補に関する情報を格納しておくことにより、走行中
の自車位置に対応して、最も通信料金が安い接続先を接
続先選択手段によって選択することが可能になる。
【0046】また、回線の接続先を切り替える際に、現
にこの回線を使って各種情報の収集が行われている場合
には、その収集動作が終わってから接続先の切り替えを
行うことにより、各種情報の再送の手間を省くことでき
る。あるいは、接続先の切り替えタイミングであること
を通知することにより、この通知を受け取った利用者等
の指示に応じて適宜接続先に切り替えを行うことによ
り、実状に即した接続先の切り替えが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態の車載用情報収集
システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態における移動体電話システムの料金
体系の一例を示す図である。
【図3】走行している料金エリアが切り替わったときに
アクセスポイントを切り替える場合の動作手順を示す流
れ図である。
【図4】料金エリアテーブルの一例を示す図である。
【図5】アクセスポイントデータの一例を示す図であ
る。
【図6】料金エリアとアクセスポイントと自車位置との
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 車載用情報収集システム 10 ナビゲーション装置 12 移動体電話 14 通信制御部 16 料金エリア情報メモリ 18 接続先情報メモリ 20 制御部 22 操作部 24 ブザー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信手段によって各種の情報を収
    集する車載用情報収集システムであって、複数の接続先
    候補の中から最も通信料金が安い第1の接続先を選択し
    て前記移動体通信手段による回線接続を行い、回線が接
    続された状態で自車位置が移動して、前記第1の接続先
    よりも通信料金が安い第2の接続先が出現したときに、
    回線の接続対象を前記第1の接続先から前記第2の接続
    先に切り替えることを特徴とする車載用情報収集システ
    ム。
  2. 【請求項2】 自車位置を検出する自車位置検出手段
    と、 前記自車位置検出手段によって検出された自車位置に基
    づいて、複数の接続先候補の中から最も通信料金が安い
    接続先を選択する接続先選択手段と、 前記接続先選択手段によって選択された接続先に対して
    回線接続を行って、各種の情報の通信を行う移動体通信
    手段と、 自車位置の移動に伴って、前記接続先選択手段によって
    選択される最も通信料金が安い接続先が変更されたとき
    に、前記移動体通信手段によって接続状態が維持されて
    いる回線の接続先を切り替える接続先切替制御手段と、 を備えることを特徴とする車載用情報収集システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記移動体通信手段の通信料金体系に関する情報を格納
    する料金情報格納手段と、前記複数の接続先候補に関す
    る情報を格納する接続先情報格納手段とをさらに備えて
    おり、 前記接続先選択手段は、前記料金情報格納手段および前
    記接続先情報格納手段に格納された各種情報に基づい
    て、前記自車位置検出手段によって検出された自車位置
    において最も通信料金が安くなる前記接続先の選択を行
    うことを特徴とする車載用情報収集システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記接続先切替制御手段は、回線の接続先の切り替えを
    行うタイミングにおいて、切り替え前の回線を介した各
    種情報の収集が行われている場合には、各種情報の収集
    動作が終了した後に、前記接続先の切り替えを行うこと
    を特徴とする車載用情報収集システム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記接続先切替制御手段によって回線の接続先の切り替
    えを行うタイミングにおいて、切り替え前の回線を介し
    た各種情報の収集が行われている場合に、接続先の切り
    替えタイミングであることを通知する通知手段をさらに
    備えることを特徴とする車載用情報収集システム。
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