JPH11251542A - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH11251542A
JPH11251542A JP10053459A JP5345998A JPH11251542A JP H11251542 A JPH11251542 A JP H11251542A JP 10053459 A JP10053459 A JP 10053459A JP 5345998 A JP5345998 A JP 5345998A JP H11251542 A JPH11251542 A JP H11251542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
word line
cell array
transistor
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10053459A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Asao
吉昭 浅尾
Atsuyoshi Satou
敦祥 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10053459A priority Critical patent/JPH11251542A/ja
Publication of JPH11251542A publication Critical patent/JPH11251542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハーフ・ピッチ型セル・アレーにおいて隣接す
る2本のワード線間寄生容量が従来よりも小さくし、選
択ワード線が容量結合によって隣りの非選択ワード線の
電位上昇を起こすことを抑制する。 【解決手段】ハーフ・ピッチ型セル・アレーを有する半
導体装置において、セル・アレーはワード線WLi 方向
に垂直方向に多分割されており、分割されたセル・アレ
ーのうち少なくとも1つのセル・アレーのレイアウトは
他のセル・アレーに対してビット線方向に1/4ピッチ
分ずれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係
り、特にダイナミック型メモリセルのアレイを内蔵する
MOS型の半導体集積回路に関するもので、例えばダイ
ナミック型半導体メモリ(DRAM)に使用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のハーフ・ピッチ型セル・
アレーを持つDRAMにおけるセル・アレーの一部のパ
ターンレイアウトの一例を模式的に示す。図5に示すセ
ル・アレー40は、それぞれ1個の電荷転送用MOSト
ランジスタと1個の電荷蓄積用キャパシタからなる1ト
ランジスタ・1キャパシタ型の複数のダイナミック型の
メモリセルが、セルトランジスタのドレインが共通に形
成された2個のセルを単位として行列状に配置されてい
る。
【0003】この場合、トレンチが密に配置されるよう
に、隣り合う列のセル配置が列方向における前記2個の
セルの配列ピッチの1/2だけずれて配置されている。
ここで、セルトランジスタの活性領域(SDG領域)を
41、キャパシタ部を42で示している。
【0004】そして、前記セル・アレー40における同
一行の複数のメモリセルのゲート電極に連なるように共
通に形成されたワード線WLi (WL0,WL1,WL2,W
L3,WL4,..)が行方向に配置されている。
【0005】また、前記セル・アレー40における同一
列の複数のメモリセルの前記共通に形成された各ドレイ
ンにコンタクトするように共通に形成されたビット線B
L、/BLが列方向に配置されている。ここで、ビット
線コンタクト部を43で示している。
【0006】そして、前記セル・アレー40の列方向の
一端側には、隣り合う一対のビット線毎に対応して接続
されたセンスアンプ(S/A)44が配置されている。
図6は、図5中のA−A線に沿う2個のメモリセル部分
を代表的に取り出してその断面構造の一例を概略的に示
している。
【0007】図6において、P型半導体基板(シリコン
基板)60の表層部にはN型導電層(Nウエル)61が
形成され、上記Nウエル61の表層部にP型導電層(P
ウエル)62が形成されている。
【0008】上記Pウエル62の表層部には、2個のメ
モリセルの各トランジスタ(セルトランジスタ)の共通
ドレインとなるN+ 型拡散領域63および上記2個のセ
ルの各ソースとなるN+ 型拡散領域64が形成されてい
る。
【0009】また、上記2個のソース用拡散領域64に
それぞれ隣接して前記Pウエル62およびNウエル61
に深い溝(ディープトレンチ)が形成され、前記トレン
チの内壁の下方部(前記Nウエル61からなるキャパシ
タ電極領域に接する面)にはキャパシタ絶縁膜(例えば
NO膜)65が形成され、前記トレンチ内壁の上方部お
よび素子分離領域には絶縁膜(例えば酸化膜)66が形
成され、前記トレンチ内には電荷蓄積層(例えばN型ポ
リシリコン)67が埋め込まれることによって、ディー
プトレンチ構造のキャパシタが形成されている。
【0010】なお、前記トレンチ内壁の絶縁膜66の上
端部の一部に開口部が形成され、前記電荷蓄積層67と
それに隣接するソース用拡散領域64とは連なってい
る。そして、前記Pウエル62を含む基板60の表面上
にはゲート絶縁膜68が形成されており、このゲート絶
縁膜68上には行方向に連続するワード線WLi-2、W
Li-1 、WLi 、WLi+1 が形成されている。これらの
ワード線WLi-2 、WLi-1 、WLi 、WLi+1 の各一
部は、前記セルトランジスタのドレイン・ソース領域間
のチャネル上に前記ゲート絶縁膜68を介して対向する
ゲート電極となっている。
【0011】ここで、図6に示す断面において、セルト
ランジスタのゲート電極を含むワード線WLi-1 、WL
i をアクティブワード線、キャパシタ部の上方(図面に
垂直方向の位置に存在するセルトランジスタのゲート電
極を含む)を通過するワード線WLi-2 、WLi+1 をパ
ッシングワード線と呼ぶ。
【0012】さらに、前記各ワード線上には層間絶縁膜
(例えばBPSG、PSGなど)69が形成され、この
層間絶縁膜69には前記共通ドレイン用拡散領域63に
連なるようにコンタクト孔が開口され、このコンタクト
孔には前記共通ドレイン用拡散領域63にコンタクトす
るコンタクトプラグ(例えばN型ポリシリコン)70が
埋め込み形成され、前記層間絶縁膜69上には前記コン
タクトプラグ70に接続されたビット線(金属配線)B
Lあるいは/BLが前記各ワード線に交差する方向に形
成されている。
【0013】図5に示した構成のセル・アレーにおいて
は、隣接する2本のワード線WLn、WLn+1 間にビッ
ト線コンタクト43が配置されており、ビット線コンタ
クト43は、ワード線(ゲート電極)に対して常にワー
ド線の片側だけに配置されている。
【0014】即ち、偶数アドレスのワード線(WL0,W
L2,WL4,..)に対してはビット線コンタクト43は左
側に配置されており、奇数アドレスのワード線(WL1,
WL3,WL5,..)に対してはビット線コンタクト70は
右側に配置されている。
【0015】ここで、隣接する2本のワード線WLi-1
、WLi 間およびワード線WLi 、WLi+1 間の寄生
容量に着目すると、図6中に示すように、ワード線WL
i-1 、WLi とビット線コンタクト70との間の寄生容
量Csが存在するので、ワード線間容量は、ビット線コ
ンタクト70の左右で異なる値を持つ。
【0016】ここで、任意のワード線WLi に着目した
時、図6中に示すように、ワード線WLi とビット線コ
ンタクト70との間の寄生容量Csを含むワード線WL
i-1、WLi 間の寄生容量の方が、寄生容量Csを含ま
ないワード線WLi 、WLi+1 間の寄生容量Caより大
きい。
【0017】換言すれば、隣接ワード線を対として着目
すると、奇数番目の隣接ワード線対(WL0-WL1 間、
WL2-WL3 間、WL4-WL5 間、…)よりも偶数番目
の隣接ワード線対(WL1-WL2 間、WL3-WL4 間、
WL5-WL6 間、…)のワード線間容量の方が大きくな
る。
【0018】これにより、ワード線間容量の大きい方の
隣接ワード線対では、選択ワード線が容量結合によって
隣りの非選択ワード線の電位を上昇させてしまう。つま
り、あるワード線(例えばWL1 )を選択すると、ビッ
ト線コンタクト70を介して容量結合している非選択ワ
ード線(WL2 )の電位が上昇し、この非選択ワード線
(WL2 )に接続されている非選択セル内の蓄積電荷が
損われることになる。
【0019】ところで、一般に、前記ワード線WLi
(WL0,WL1,WL2,WL3,WL4,..)を構成するポリ
・シリコン、WSi等は金属よりも高抵抗であり、これ
らの材料だけでワード線を構成した場合には信号伝達の
遅延が大きくなる。これを防止する目的で、前記セル・
アレー40上に金属配線を形成し、この金属配線を前記
ワード線WLi に電気的に接続するための接続構造(S
titch;スティッチあるいはタップなどと呼ばれ
る)を設けている。
【0020】図7は、上記スティッチを有する従来のハ
ーフ・ピッチ型セル・アレーを持つDRAMにおけるセ
ル・アレーの一部のパターンレイアウトの一例を示す。
図7に示すセル・アレーは、図5を参照して前述したセ
ル・アレーと比べて、セル・アレーをワード線方向に垂
直方向(列方向)に分割したセル・アレー50a、50
b、50c、…の各境界に前記したようなスティッチ
(構造を図8に示す)71が配設されている。
【0021】また、図7に示すセル・アレー50a、5
0b、50c、…においては、ポリ・シリコン、WSi
等からなる第1のワード線(ゲート配線)51も長さ方
向に分割されている。そして、分割された第1のワード
線51のそれぞれは、その中央部分で前記スティッチ7
1により接続されており、金属配線からなる連続した第
2のワード線WLi (WL0,WL1,WL2,WL3,WL
4,..)(図8中、75)は、その間欠的な位置で前記ス
ティッチ71に接続されている点が異なり、その他は同
じである。
【0022】なお、図7中には、金属配線からなる連続
した第2のワード線WLi と分割された第1のワード線
51の平面位置をずらして図示しているが、通常は、第
2のワード線WLi は第1のワード線51の上方に配置
されている。
【0023】図8は、図7のセル・アレー中で第1のワ
ード線を第2のワード線に電気的に接続するスティッチ
の一例を示す斜視図である。このスティッチは、第1の
ワード線上に形成された第1の層間絶縁膜(図示せず)
には前記分割された第1のワード線WLi の一部上に対
応して第1のコンタクトプラグ(例えばWの埋め込み)
72が形成されており、第1の層間絶縁膜上には前記第
1のコンタクトプラグ72に連なるように導電コンタク
トパターン(WあるいはWSi)73が形成されてお
り、さらに、導電コンタクトパターン73上に形成され
た第2の層間絶縁膜(図示せず)には前記導電コンタク
トパターン73の一部上に対応して第2のコンタクトプ
ラグ(例えばWの埋め込み)74が形成されており、第
2の層間絶縁膜上には前記第2のコンタクトプラグ74
に連なるように金属配線からなる第2のワード線75が
形成されたものである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ハーフ・ピッチ型セル・アレーを持つDRAMにおいて
は、ビット線コンタクトは、ワード線に対して常にワー
ド線の片側だけに接してので、ビット線コンタクトとの
間の容量が結合しているワード線の容量がビット線コン
タクトとの間の容量が結合していないワード線の容量よ
り大きい。このため、あるワード線を選択すると、ビッ
ト線コンタクトを介して容量結合している非選択ワード
線の電位が上昇し、非選択のセルの蓄積電荷が損われる
ことになるという問題があった。
【0025】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、ハーフ・ピッチ型セル・アレーにおいて隣接
する2本のワード線間寄生容量が従来よりも小さくな
り、選択ワード線が容量結合によって隣りの非選択ワー
ド線の電位上昇を起こすことを抑制し得るダイナミック
型半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明のダイナミック型
半導体記憶装置は、それぞれ1個の電荷転送用MOSト
ランジスタとトレンチ構造を持つ1個の電荷蓄積用キャ
パシタからなる1トランジスタ・1キャパシタ型の複数
のダイナミック型のメモリセルが、セルトランジスタの
ドレインが共通に形成された2個のセルを単位として行
列状に配置され、かつ、隣り合う列のセル配置が列方向
における前記2個のセルの配列ピッチの1/2だけずれ
て配置されたハーフ・ピッチ型のセル・アレーと、前記
セル・アレーの行方向に配置され、同一行の複数のメモ
リセルのゲート電極に連なるように形成されたワード線
と、前記セル・アレーの列方向に配置され、同一列の複
数のメモリセルの前記共通に形成された各ドレインにコ
ンタクトするように形成されたビット線とを具備し、前
記セル・アレーは前記ワード線方向に垂直方向に複数に
分割されており、前記分割されたセル・アレーのうち少
なくとも1つのセル・アレーのレイアウトは他のセル・
アレーに対してビット線方向に1/4ピッチ分ずれてい
ることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 <第1実施例>図1は、本発明の第1実施例に係るハー
フ・ピッチ型セル・アレーを持つDRAMにおけるセル
・アレーの一部のパターンレイアウトの一例を模式的に
示している。
【0028】図1に示すセル・アレー10a、10b
は、図5を参照して前述したようなセル・アレーをワー
ド線方向に垂直方向に2分割し、半分のセル・アレー1
0bをビット線方向に1/4ピッチ分ずらしたものであ
る。
【0029】即ち、上記セル・アレー10a、10b
は、それぞれ1個の電荷転送用MOSトランジスタと1
個の電荷蓄積用キャパシタからなる1トランジスタ・1
キャパシタ型の複数のダイナミック型のメモリセルが、
セルトランジスタのドレインが共通に形成された2個の
セルを単位として行列状に配置されている。
【0030】この場合、トレンチが密に配置されるよう
に、隣り合う列のセル配置が列方向における前記2個の
セルの配列ピッチの1/2だけずれて配置されている。
ここで、セルトランジスタの活性領域(SDG領域)を
11、キャパシタ部を12で示している。
【0031】そして、前記セル・アレー10a、10b
における同一行の複数のメモリセルのゲート電極に連な
るように形成されたワード線WLi (WL0,WL1,WL
2,WL3,WL4,..)が行方向に配置されている。
【0032】また、前記セル・アレー10a、10bに
おける同一列の複数のメモリセルの前記共通に形成され
た各ドレインにコンタクトするように共通に形成された
ビット線BLあるいは/BLが列方向に配置されてい
る。ここで、ビット線コンタクト部を13で示してい
る。なお、図1中のメモリセル部分の断面構造は、例え
ば図6を参照して前述したような断面構造と同様であ
る。
【0033】そして、前記セル・アレー10a、10b
の列方向の一端側には、隣り合う一対のビット線毎に対
応して接続されたセンスアンプ(S/A)14が配置さ
れている。
【0034】図2は、図1の一部を取り出して上面から
一部透視してパターンレイアウトの一例を示している。
図2において、11はメモリセル領域のセルトランジス
タの活性領域(SDG領域)であり、ドレイン領域D、
ソース領域S、ドレイン・ソース領域間のチャネル領域
を含み、ほぼ方形である。
【0035】12はメモリセル領域のキャパシタ部であ
り、ほぼ方形のディープトレンチの内壁部に形成された
絶縁膜12aと、トレンチ内部で前記絶縁膜12aの開
口部を介して前記ソース領域Sに連なる電荷蓄積層12
bと、プレート電極(図示せず)を有する。
【0036】15は、基板表層部でメモリセル領域の相
互間の領域に選択的に形成されている素子分離領域であ
る。WLi-2 、WLi-1 、WLi 、WLi+1 は前記セル
トランジスタのチャネル領域上にゲート絶縁膜(図示せ
ず)を介して対向するゲート電極部Gを含むワード線で
あり、行方向に配置されている。
【0037】13は列方向に配置されたビット線(図示
せず)が前記ドレイン領域Dにコンタクトしているビッ
ト線コンタクト部である。なお、前記ビット線コンタク
ト部13を共有する2個のセルトランジスタの各SDG
領域11のパータンは、平面的に直線状に配置されてお
り、各SDG領域11は、中央部から一端側の領域に第
1のMOSトランジスタを構成する第1のドレイン・チ
ャネル・ソース領域が直線状に形成されている。そし
て、上記中央部から他端側の領域に第2のMOSトラン
ジスタを構成する第2のドレイン・チャネル・ソース領
域が直線状に形成されており、上記中央部が上記第1、
第2のMOSトランジスタに共通のドレイン領域Dとな
っている。
【0038】図1に示したセル・アレー10a、10b
は、隣接する2本のワード線の間にビット線コンタクト
13が配置されているが、ビット線コンタクトのうち半
数はWLi に対して右側、残りの半数は左側に接するよ
うになっており、隣接する2本のワード線間に存在する
ビット線コンタクト13は図5を参照して前述した従来
例のセル・アレー40と比べて半数しかない。
【0039】これにより、図6中に示したような隣接す
る2本のワード線WLi-1 、WLi間の寄生容量とワー
ド線WLi 、WLi+1 間の寄生容量は等しくなり、結果
として、隣接する2本のワード線間寄生容量は図5を参
照して前述した従来例のセル・アレーにおけるそれと比
べて小さくなる。
【0040】従って、本実施例では、選択ワード線が容
量結合によって隣りの非選択ワード線の電位上昇を起こ
させにくい構造となっている。なお、上記第1実施例で
は、セル・アレーをワード線方向に垂直方向(列方向)
に2分割したが、3分割以上に多分割した場合にも、分
割された少なくとも1つのセル・アレーのレイアウトを
他のセル・アレーに対してビット線方向に1/4ピッチ
分ずらすことによって、ワード線に対して左右に隣接す
るビット線コンタクトの数の不均衡を是正するように構
成することによって、任意の隣接する2本のワード線間
の寄生容量を小さくすることが可能になる。
【0041】また、上記第1実施例では、セル・アレー
を分割した境界でトレンチ間距離が縮小されてトレンチ
素子分離等のデザイン・ルールが破綻するおそれがある
場合には、それを回避するために境界にはデザイン・ル
ールを満足させる距離が必要になってくる。この点を考
慮した第2実施例を以下に述べる。
【0042】<第2実施例>図3は、第2実施例に係る
ハーフ・ピッチ型セル・アレーを持つDRAMにおける
セル・アレーの一部のパターンレイアウトの一例を模式
的に示している。
【0043】図3に示すセル・アレーは、図1を参照し
て前述したセル・アレーと比べて、セル・アレーをワー
ド線方向に垂直方向(列方向)に複数に分割したセル・
アレー10a、10bの境界で素子分離のデザイン・ル
ールを破綻させないために必要とする空間に、図8を参
照して前述したようなスティッチ71が配設されている
点が異なり、その他は同じである。
【0044】このような配置により、前記第1実施例と
同様に選択ワード線が容量結合により隣りの非選択ワー
ド線の電位上昇を起こさせにくい構造を実現できるとと
もに、セル・アレーをワード線方向に垂直方向に分割す
ることに伴うチップ・サイズの増加を回避することがで
きる。
【0045】<第3実施例>図4は、第3実施例に係る
ハーフ・ピッチ型セル・アレーを持つDRAMにおける
セル・アレーの一部のパターンレイアウトの一例を模式
的に示している。
【0046】図4に示すセル・アレーは、図7を参照し
て前述した従来例のセル・アレーと比べて、分割された
第1のワード線(ゲート配線)31はスティッチ部71
を中心として平面的にみて楔(くさび)型に曲がるよう
に配線されている点が異なり、その他は同じである。
【0047】即ち、図4に示すセル・アレーは、それぞ
れ1個の電荷転送用MOSトランジスタと1個の電荷蓄
積用キャパシタからなる1トランジスタ・1キャパシタ
型の複数のダイナミック型のメモリセルが、セルトラン
ジスタのドレインが共通に形成された2個のセルを単位
として行列状に配置されている。
【0048】この場合、トレンチが密に配置されるよう
に、隣り合う列のセル配置が列方向における前記2個の
セルの配列ピッチの1/2だけずれて配置されている。
ここで、セルトランジスタの活性領域(SDG領域)を
11、キャパシタ部を12で示している。
【0049】そして、前記セル・アレーにおける同一行
の複数のメモリセルのゲート電極に連なるように例えば
ポリ・シリコン、WSi等により形成された第1のワー
ド線(ゲート配線)31が行方向に配置されており、こ
の第1のワード線WLi は長さ方向に複数に分割されて
いる。
【0050】また、前記第1のワード線31の上方部で
層間絶縁膜(図示せず)上にはワード線抵抗低減用の金
属配線からなる第2のワード線WLi (WL0,WL1,W
L2,WL3,WL4,..)が行方向に連続的に配置されてい
る。
【0051】そして、前記分割されたセル・アレー50
a、50b、50c、…の各境界部には、例えば図8に
示したようなスティッチ71が選択的に配設されること
により、前記分割された各第1のワード線31(図8中
のWLi に対応する)および前記連続的に配置された第
2のワード線WLi (図8中の75に対応する)が上下
方向に接続されている。
【0052】この場合、前記分割された第1のワード線
31は、前記スティッチ部71を中心として平面的にみ
て楔型に曲がるようなパターンで配線されている。即
ち、ある行の一部と隣りの行の一部とがビット線方向に
沿って連なるような、L 字型およびそれを180度回転
させた逆L 字型の水平部分が連なるようなパターンで配
線されている。
【0053】また、前記セル・アレー30a、30b、
30c、…における同一列の複数のメモリセルの前記共
通に形成された各ドレインにコンタクトするように共通
に形成されたビット線BLあるいは/BLが列方向に配
置されている。ここで、ビット線コンタクト部を13で
示している。
【0054】なお、図4中のメモリセル部分の断面構造
は、例えば図6を参照して前述したような断面構造と同
様である。この場合、前記ゲート配線31が図6中のW
Li-2 、WLi-1 、WLi 、WLi+1 に対応する。
【0055】そして、前記セル・アレー30a、30
b、30c、…の列方向の一端側には、隣り合う一対の
ビット線毎に対応して接続されたセンスアンプ(S/
A)14が配置されている。
【0056】上述したように第1のワード線31を楔型
に配線することによって、任意のワード線31に対し
て、ビット線コンタクト13のうち半数はワード線WL
i の右側、残りの半数はワード線31の左側に隣接する
ようになる。
【0057】従って、隣接する2本のワード線間寄生容
量は等しくなり、結果として、図7を参照して前述した
従来例のセル・アレーにおけるそれと比べて小さくな
る。なお、本発明は、センスアンプ14とビット線対B
L、/BLとの配置関係は、図1〜図4に示したような
折り返しビット線方式に限らず、オープンビット線方式
であってもよい。
【0058】また、ビット線コンタクト部13を共有す
る2個のセルトランジスタの活性領域11のパータン
は、図1〜図4に示すように平面的に直線状に配置され
る場合とか、列方向に平行に配置される場合に限らず、
列方向に対して斜めに横切る方向に配置してもよい。
【0059】
【発明の効果】上述したように本発明のダイナミック型
半導体記憶装置によれば、ハーフ・ピッチ型セル・アレ
ーにおいて隣接する2本のワード線間寄生容量が従来よ
りも小さくなり、選択ワード線が容量結合によって隣り
の非選択ワード線の電位上昇を起こすことを抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るハーフ・ピッチ型セ
ル・アレーを持つDRAMにおけるセル・アレーの一部
のパターンレイアウトの一例を模式的に示す平面図。
【図2】図1の一部を取り出して上面から一部透視して
パターンレイアウトの一例を示す図。
【図3】本発明の第2実施例に係るハーフ・ピッチ型セ
ル・アレーを持つDRAMにおけるセル・アレーの一部
のパターンレイアウトの一例を模式的に示す平面図。
【図4】本発明の第3実施例に係るハーフ・ピッチ型セ
ル・アレーを持つDRAMにおけるセル・アレーの一部
のパターンレイアウトの一例を模式的に示す平面図。
【図5】従来のハーフ・ピッチ型セル・アレーを持つD
RAMにおけるセル・アレーの一部のパターンレイアウ
トの一例を模式的に示す平面図。
【図6】図5中のA−A線に沿う2個のメモリセル部分
の断面構造の一例を概略的に示す図。
【図7】従来のハーフ・ピッチ型セル・アレーを持つD
RAMにおけるセル・アレーの一部のパターンレイアウ
トの他の例を示す平面図。
【図8】ハーフ・ピッチ型セル・アレー中でゲート配線
を金属配線(ワード線)に電気的に接続する接続構造
(スティッチ)の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
10a、10b…セルアレイ、 11…MOSトランジスタの活性領域、 12…キャパシタ部、 13…ビット線コンタクト部、 14…センスアンプ、 WLi …ワード線、 BL、/BL…ビット線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ1個の電荷転送用MOSトラン
    ジスタとトレンチ構造を持つ1個の電荷蓄積用キャパシ
    タからなる1トランジスタ・1キャパシタ型の複数のダ
    イナミック型のメモリセルが、セルトランジスタのドイ
    ンが共通に形成された2個のセルを単位として行列状に
    配置され、かつ、隣り合う列のセル配置が列方向におけ
    る前記2個のセルの配列ピッチの1/2だけずれて配置
    されたハーフ・ピッチ型のセル・アレーと、 前記セル・アレーの行方向に配置され、同一行の複数の
    メモリセルのゲート電極に連なるように形成されたワー
    ド線と、 前記セル・アレーの列方向に配置され、同一列のセルト
    ランジスタの前記共通に形成された各ドレインにコンタ
    クトするように形成されたビット線とを具備し、 前記セル・アレーは前記ワード線方向に垂直方向に複数
    に分割されており、前記分割されたセル・アレーのうち
    少なくとも1つのセル・アレーのレイアウトは他のセル
    ・アレーに対してビット線方向に1/4ピッチ分ずれて
    いる ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイナミック型半導体記
    憶装置において、 前記ワード線の上方部に配置されたワード線抵抗低減用
    の金属配線と、 前記分割されたセル・アレーの境界部において前記ワー
    ド線と金属配線とを上下方向に接続する接続部とをさら
    に具備することを特徴とするダイナミック型半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のダイナミック型
    半導体記憶装置において、 前記メモリセルとビット線とのコンタクト部は、前記ワ
    ード線の両側に等しい数が隣接して存在することを特徴
    とするダイナミック型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 それぞれ1個の電荷転送用MOSトラン
    ジスタとトレンチ構造を持つ1個の電荷蓄積用キャパシ
    タからなる1トランジスタ・1キャパシタ型の複数のダ
    イナミック型のメモリセルが、セルトランジスタのドイ
    ンが共通に形成された2個のセルを単位として行列状に
    配置され、かつ、隣り合う列のセル配置が列方向のセル
    間隔の1/2だけずれて配置されたハーフ・ピッチ型の
    セル・アレーと、 前記セル・アレーの行方向に配置され、同一行の複数の
    メモリセルのゲート電極に連なるように形成され、長さ
    方向に分割された第1のワード線と、 前記セル・アレーの列方向に配置され、同一列のセルト
    ランジスタの前記共通に形成された各ドレインにコンタ
    クトするように形成されたビット線前記第1のワード線
    の上方部で行方向に連続的に配置されたワード線抵抗低
    減用の金属配線からなる第2のワード線と、 前記分割されたセル・アレーの境界部に選択的に設けら
    れ、前記分割された第1のワード線および前記連続的に
    配置された第2のワード線を上下方向に接続する接続部
    とを具備し、 前記第1のワード線は、前記接続部を中心として平面的
    にみて楔型に曲がるように配線されていることを特徴と
    するダイナミック型半導体記憶装置。
JP10053459A 1998-03-05 1998-03-05 ダイナミック型半導体記憶装置 Pending JPH11251542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10053459A JPH11251542A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 ダイナミック型半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10053459A JPH11251542A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 ダイナミック型半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11251542A true JPH11251542A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12943456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10053459A Pending JPH11251542A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 ダイナミック型半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11251542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019226448A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-28 Micron Technology, Inc. Semiconductor memory device having plural chips connected by hybrid bonding method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019226448A1 (en) * 2018-05-22 2019-11-28 Micron Technology, Inc. Semiconductor memory device having plural chips connected by hybrid bonding method
US10600772B2 (en) 2018-05-22 2020-03-24 Micron Technology, Inc. Semiconductor memory device having plural chips connected by hybrid bonding method
CN112119495A (zh) * 2018-05-22 2020-12-22 美光科技公司 具有通过混合接合方法连接的多个芯片的半导体存储器装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8415741B2 (en) High voltage vertical channel transistors
US5292678A (en) Forming a bit line configuration for semiconductor memory
US8519462B2 (en) 6F2 DRAM cell
US8036021B2 (en) Semiconductor memory device
US5936271A (en) Unit cell layout and transfer gate design for high density DRAMs having a trench capacitor with signal electrode composed of three differently doped polysilicon layers
US9318159B2 (en) Semiconductor device
KR20030041817A (ko) 반도체기억장치
TWI231598B (en) Semiconductor memory device with efficiently laid-out internal interconnection lines
KR100869555B1 (ko) 반도체기억장치
US8508982B2 (en) Semiconductor device
US6911687B1 (en) Buried bit line-field isolation defined active semiconductor areas
US20120134195A1 (en) Memory Device and Manufacturing Method Thereof
KR101037501B1 (ko) 고집적 반도체 기억 장치
US6774424B2 (en) Synchronous dynamic random access memory (SDRAM) structure
JPH11251542A (ja) ダイナミック型半導体記憶装置
US8467220B2 (en) DRAM device and manufacturing method thereof
JPH11251541A (ja) ダイナミック型半導体記憶装置
JP2748867B2 (ja) 半導体記憶装置
JPS63104464A (ja) 半導体メモリ及びその製造方法
US20050270864A1 (en) Memory cell arrangement having dual memory cells
JPH07161831A (ja) 半導体記憶装置
JPH04348071A (ja) 半導体メモリ
KR19980030794A (ko) 증가된 셀 노드 캐패시턴스를 갖는 반도체 메모리장치
JPH04367267A (ja) トレンチキャパシタを備えたdramメモリセル