JPH11251529A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH11251529A
JPH11251529A JP5077098A JP5077098A JPH11251529A JP H11251529 A JPH11251529 A JP H11251529A JP 5077098 A JP5077098 A JP 5077098A JP 5077098 A JP5077098 A JP 5077098A JP H11251529 A JPH11251529 A JP H11251529A
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JP
Japan
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integrated circuit
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semiconductor integrated
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JP5077098A
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English (en)
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Shigenobu Seki
茂信 關
Kazuhiro Oda
和宏 小田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受注から納品までの保証可能なターンアラウ
ンドタイムをより短くできる半導体集積回路装置を提供
すること。 【解決手段】 半導体集積回路チップ1内に、バイパス
コンデンサおよび集積回路を構成するトランジスタとし
て利用可能な予備のMOSFETを集積したトランジス
タアレー8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路チ
ップ内に予備のトランジスタを有した半導体集積回路装
置に係わり、特に予備のトランジスタの利用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6(A)は従来の半導体集積回路装置
の概略的な構成を示す構成図、図6(B)は製品の受注
から納品までの流れを示す流れ図である。なお、図6
(A)にはこの発明を説明するための集積回路装置の一
例として通信用ICを示す。
【0003】図6(A)に示すように、通信用ICはチ
ップ101の外部からアナログ入力信号DAinを受け
る。アナログ入力信号DAinはチップ101内に設け
られたA/Dコンバータ102に入力され、ここでデジ
タル入力信号DDinに変換される。デジタル入力信号
DDinはCPU103に入力され、所望の処理が施さ
れた後、デジタル出力信号DDoutとして出力され
る。デジタル出力信号DDoutはチップ101内に設
けられたD/Aコンバータ104に入力され、ここでア
ナログ信号に変換される。変換されたアナログ信号はロ
ーパスフィルタ(LPF)105を介して、アナログ出
力信号DAoutとしてチップ101の外部に出力され
る。
【0004】このような通信用ICでは一般的に、図6
(B)に示すように、ユーザからの製品発注を受けてか
ら、ユーザの仕様等に関する要求に応じた製品の開発・
設計がスタートされる。
【0005】図6(B)には、一例として、CPU10
3、RAM106、ROM107は既存のものを利用
し、A/Dコンバータ102、D/Aコンバータ10
4、ローパスフィルタ105を新たに開発・設計する例
が示されている。
【0006】ユーザの要求に応じたA/Dコンバータ1
02、D/Aコンバータ104、ローパスフィルタ10
5の設計が完了した後、CPU103、RAM106、
ROM107、A/Dコンバータ102、D/Aコンバ
ータ104、ローパスフィルタ105をチップ101上
にレイアウトする(レイアウト設計)。チップ101上
へのレイアウトが完了した後、製品の開発・設計から製
品の評価へと移行する。製品の評価では動作の確認が行
われ、ユーザの要求を満足する動作が確認されれば(Y
ES)、製品の製造へと移行し、量産を開始し、ユーザ
に納品する。
【0007】製品の評価において、ユーザの要求を満足
する動作が確認できなかった場合(NO)、回路設計に
フィードバックされる。このように従来では製品の評価
において、ユーザの要求を満足する動作が確認できなか
った場合には、回路設計をやり直し、レイアウト設計を
やり直してから、再び製品の評価に移行されるようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の製
品の受注から納品の流れにおいては、ユーザの要求を満
足する動作が確認できなかった場合、回路設計までフィ
ードバックされるのが通常である。このため、受注から
納品までの保証可能なターンアラウンドタイムには、ユ
ーザの要求を満足する動作が確認できなかった場合の設
計のやり直しの時間分を見込まなければならない、とい
う事情がある。
【0009】この発明は上記のような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、受注から納品ま
での保証可能なターンアラウンドタイムをより短くでき
る半導体集積回路装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る半導体集積回路装置では、半導体集積
回路チップ内に、バイパスコンデンサおよび集積回路を
構成するトランジスタとして利用可能な予備の半導体素
子を集積した回路ブロックを具備することを特徴として
いる。
【0011】上記半導体集積回路装置によれば、ユーザ
の要求を満足する動作が確認できなかった場合、回路設
計までフィードバックしなくても、バイパスコンデンサ
および集積回路を構成するトランジスタとして利用可能
な予備の半導体素子を使用して、回路を修正することが
できる。このため、回路設計までフィードバックせず
に、予備の半導体素子を使用しての回路の修正を施すだ
けで、再び製品の評価に移行することができる。即ち回
路設計までフィードバックさせずに済むために、受注か
ら納品までの保証可能なターンアラウンドタイムをより
短くすることができる。
【0012】また、以前に納品した製品に対して若干の
回路修正を加える程度で済む製品発注であれば、バイパ
スコンデンサおよび集積回路を構成するトランジスタと
して利用可能な予備の半導体素子を使用して回路修正を
加えることで、製品開発・設計を省略して受注から納品
に移行することも可能である。このようなケースにおい
ては、受注から納品までの保証可能なターンアラウンド
タイムは、さらに短縮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 [第1の実施形態]図1(A)はこの発明の第1の実施
形態に係る半導体集積回路装置の概略的な構成を示す構
成図、図1(B)はこの発明の第1の実施形態に係る製
品の受注から納品までの流れを示す流れ図である。な
お、図1(A)にはこの発明を説明するための集積回路
装置の一例として通信用ICを示す。
【0014】図1(A)に示すように、通信用ICはチ
ップ1の外部からアナログ入力信号DAinを受ける。
アナログ入力信号DAinはチップ1内に設けられたA
/Dコンバータ2に入力され、ここでデジタル入力信号
DDinに変換される。デジタル入力信号DDinはC
PU3に入力され、所望の処理が施された後、デジタル
出力信号DDoutとして出力される。デジタル出力信
号DDoutはチップ1内に設けられたD/Aコンバー
タ4に入力され、ここでアナログ信号に変換される。変
換されたアナログ信号はローパスフィルタ(LPF)5
を介して、アナログ出力信号DAoutとしてチップ1
の外部に出力される。
【0015】さらに第1の実施形態に係る半導体集積回
路装置では、上記マクロな回路ブロックに加えて、バイ
パスコンデンサおよび集積回路を構成するトランジスタ
として利用可能な予備のMOSFETが集積されている
トランジスタアレー8を有している。
【0016】次に、第1の実施形態に係る半導体集積回
路装置を利用した製品の受注から納品までの流れの一例
を説明する。まず、図1(B)に示すように、ユーザか
らの製品発注を受け、ユーザの仕様等に関する要求に応
じた製品の開発・設計がスタートされる。
【0017】この一例では、図1(B)に示すように、
CPU3、RAM6、ROM7には既存のものが利用さ
れ、A/Dコンバータ2、D/Aコンバータ4、ローパ
スフィルタ5を新たに開発・設計する。ユーザの要求に
応じたA/Dコンバータ2、D/Aコンバータ4、ロー
パスフィルタ5の設計が完了した後、CPU3、RAM
6、ROM7、A/Dコンバータ2、D/Aコンバータ
4、ローパスフィルタ5をチップ1上にレイアウトする
(レイアウト設計)。チップ1上へのレイアウトが完了
した後、製品の開発・設計から製品の評価へと移行す
る。製品の評価では動作の確認が行われ、ユーザの要求
を満足する動作が確認されれば(YES)、製品の製造
へと移行し、量産を開始し、ユーザに納品する。
【0018】もし、ユーザの要求を満足する動作が確認
されなければ(NO)、トランジスタアレー8に集積さ
れた予備のMOSFFETを使用して、ユーザの要求を
満足する動作が可能なように、回路やその特性を修正/
調節する。
【0019】この予備のMOSFFETを使用した修正
/調節は、A/Dコンバータ2、D/Aコンバータ4、
ローパスフィルタ5の回路設計までフィードバックさせ
なくて良い。即ちA/Dコンバータ2、D/Aコンバー
タ4、ローパスフィルタ5回路を修正せずに、予備のM
OSFFETを使用して、ユーザの要求を満足する動作
を可能なように回路、またはその特性を修正/調節する
ためである。
【0020】予備のMOSFFETを使用した修正/調
節が完了した後、再度動作の確認を行い、ユーザの要求
を満足する動作が確認されれば(YES)、製品の製造
へと移行し、量産を開始し、ユーザに納品する。
【0021】なお、予備のMOSFFETは、回路やそ
の特性を修正/調節するために使用されるために、トラ
ンジスタばかりでなく、バイパスコンデンサとしても利
用される。このためにトランジスタアレー8にはバイパ
スコンデンサ等のコンデンサとしても使用できるMOS
FFETが集積される。さらにロジック回路を構成する
ために、Pチャネル型、Nチャネル型の双方が集積され
る。
【0022】以下、予備のMOSFFETを利用したバ
イパスコンデンサ、ロジック回路の例を説明する。図2
(A)はバイパスコンデンサの一回路例を示す回路図で
ある。
【0023】図2(A)に示すMOSFFET SQ1
はトランジスタアレー8に集積された予備のPチャネル
型MOSFET(以下予備のPMOSという)、同様に
MOSFFET SQ2はトランジスタアレー8に集積
された予備のNチャネル型MOSFET(以下予備のN
MOSという)である。
【0024】予備のPMOS SQ1のソースおよびゲ
ートはそれぞれ高電位電源VDDに接続され、そのドレ
インは回路内接地電位VSSに接続されている。また、
予備のNMOS SQ2のソースおよびゲートはそれぞ
れ回路内接地電位VSSに接続され、そのドレインは高
電位電源VDDに接続されている。
【0025】これにより予備のPMOS SQ1、予備
のNMOS SQ2はそれぞれ高電位電源VDDと回路
内接地電位VSSとの間に接続されたバイパスコンデン
サとして機能させることができる。
【0026】図2(B)はバイパスコンデンサの他の回
路例を示す回路図である。図2(B)に示すように、予
備のPMOS SQ1のソースおよびゲートはそれぞれ
基準電圧VREFに接続され、そのドレインは回路内接
地電位VSSに接続されている。
【0027】また、予備のNMOS SQ2のソースお
よびゲートはそれぞれ回路内接地電位VSSに接続さ
れ、そのドレインは基準電圧VREFに接続されてい
る。これにより予備のPMOS SQ1、予備のNMO
S SQ2はそれぞれ基準電圧VREFと回路内接地電
位VSSとの間に接続されたバイパスコンデンサとして
機能させることができる。
【0028】なお、基準電圧VREFを発生させる基準
電圧発生回路11は、図1(A)に示す装置において
は、例えばA/Dコンバータ4内に設けられる。図2
(C)はインバータの一回路例を示す回路図である。
【0029】図2(C)に示すように、予備のPMOS
SQ1のソースは高電位電源VDDに接続され、その
ドレインは予備のNMOS SQ2のドレインに接続さ
れている。予備のNMOS SQ2のソースは回路内接
地電位VSSに接続されている。
【0030】予備のPMOS SQ1、予備のNMOS
SQ2それぞれのゲートには入力信号INが供給さ
れ、出力信号OUTは予備のPMOS SQ1のドレイ
ンと、予備のNMOS SQ2のドレインとの相互接続
ノードから出力される。
【0031】これにより予備のPMOS SQ1、予備
のNMOS SQ2を利用してインバータを構成するこ
とができる。図2(D)はNANDゲートの一回路例を
示す回路図である。
【0032】図2(D)に示すように、予備のPMOS
SQ1のソースは高電位電源VDDに接続され、その
ドレインは予備のNMOS SQ2のドレインに接続さ
れている。予備のPMOS SQ3のソースは高電位電
源VDDに接続され、そのドレインは予備のNMOS
SQ2のドレインに接続されている。予備のNMOSS
Q2のソースは予備の予備のNMOS SQ4のドレイ
ンに接続され、そのソースは回路内接地電位VSSに接
続されている。
【0033】予備のPMOS SQ1、予備のNMOS
SQ2それぞれのゲートには第1の入力信号INAが
供給され、予備のPMOS SQ3、予備のNMOS
SQ4それぞれのゲートには第2の入力信号INBが供
給される。出力信号OUTは予備のPMOS SQ1、
SQ3それぞれのドレインと、予備のNMOS SQ2
のドレインとの相互接続ノードから出力される。
【0034】これにより予備のPMOS SQ1、SQ
3、予備のNMOS SQ2、SQ4を利用してNAN
Dゲートを構成することができる。このように第1の実
施形態に係る半導体集積回路装置によれば、製品の評価
において、ユーザの要求を満足する動作が確認できなか
った場合(NO)に、回路設計にフィードバックせず
に、トランジスタアレー8に集積された予備のMOSF
ETを使用して、回路やその特性を、ユーザの要求を満
足するように修正/調節することができる。このように
回路設計までフィードバックさせずに済むために、受注
から納品までの保証可能なターンアラウンドタイムをよ
り短くすることができる。
【0035】また、以前に納品した製品に対して若干の
回路修正を加える程度で済む製品発注であれば、トラン
ジスタアレー8に集積された予備のMOSFETを使用
して回路修正を加えれば、製品開発・設計を省略して受
注から納品に移行することもできる。このようなケース
においては、受注から納品までの保証可能なターンアラ
ウンドタイムは、さらに短縮できる。
【0036】[第2の実施形態]次に、トランジスタア
レー8の配置に関する一例を、第2の実施形態として説
明する。
【0037】図3(A)はマクロセルを配置したマザー
となる半導体集積回路装置の平面図、図3(B)は図3
(A)に示すマザーとなる半導体集積回路装置にトラン
ジスタアレー8を配置した第2の実施形態に係る半導体
集積回路装置の平面図である。
【0038】図3(A)に示すように、CPU3、RA
M6、ROM7、A/Dコンバータ2、D/Aコンバー
タ4、ローパスフィルタ5等のマクロセルを、チップ1
にレイアウトする。これらマクロセルはその形、その大
きさがまちまちである。このため、チップ1上にマクロ
セルをレイアウトした時には集積回路が形成されない領
域(デッドスペース)21が生ずるのが通常である。こ
のようにトランジスタアレー8を考慮せず、製品の機能
のみを考慮してマクロセルを配置し、マザーとなる半導
体集積回路装置22のレイアウトを完成させる。この
後、マザーとなる半導体集積回路装置22に生じたデッ
ドスペース21に、トランジスタアレー8を配置し、製
品としての半導体集積回路装置23のレイアウトを完成
させる。
【0039】このようにマザーとなる半導体集積回路装
置22のレイアウトを完成させた後、これに生じたデッ
ドスペース21に対してトランジスタアレー8を配置す
る。これにより、トランジスタアレー8を含む最終製品
23としてのチップ1は、マザーとなる半導体集積回路
装置22のチップ1と同じサイズにすることができる。
よって、この発明に係る半導体集積回路装置を、チップ
サイズの増加を伴うことなく、得ることができる。
【0040】また、この第2の実施形態では、マクロセ
ル間に生じたデッドスペース21にトランジスタアレー
8を配置する例を説明したが、マクロセル内において、
トランジスタ等の回路素子の配置した時にデッドスペー
スが生じた場合には、ここにトランジスタアレー8を配
置するようにしても良い。また、その両者それぞれ、も
しくは両者に跨ってトランジスタアレー8を配置するよ
うにしても良い。
【0041】[第3の実施形態]また、この発明に係る
半導体集積回路装置が具備するトランジスタアレー8
は、任意に接続可能な複数のMOSFETが集積され
る。
【0042】ところで、任意に接続可能な複数のMOS
FETが集積されるマクロセルとして、例えばユーザロ
ジックが存在する。図4はこの発明の第3の実施形態に
係るユーザロジックを有した半導体集積回路装置の平面
図である。
【0043】図4に示すように、チップ1には、CPU
3、RAM6、ROM7、A/Dコンバータ2、D/A
コンバータ4、ローパスフィルタ5に加えて、ユーザロ
ジック31がさらに配置されている。
【0044】ユーザロジック31は、ユーザの要求に応
じた機能の追加等に使われるブロックであり、この発明
に係るトランジスタアレー8とはその機能、あるいは目
的が異なる。このため、トランジスタアレー8は、ユー
ザブロック31とは別にさらに設けられる。
【0045】このようにユーザロジック31を有する半
導体集積回路装置においても、トランジスタアレー8を
さらに設けることにより、第1の実施形態と同様に、製
品の評価において、ユーザの要求を満足する動作が確認
できなかった場合に、回路設計にフィードバックせず
に、トランジスタアレー8に集積された予備のMOSF
ETを使用して、回路やその特性を、ユーザの要求を満
足するように修正/調節できる。よって、ユーザロジッ
ク31を有する半導体集積回路装置においても、回路設
計までフィードバックさせずに済むために、受注から納
品までの保証可能なターンアラウンドタイムをより短く
することができる等、第1の実施形態により説明した効
果を得ることができる。
【0046】[第4の実施形態]図5はこの発明の第4
の実施形態に係る半導体集積回路装置の平面図である。
A/Dコンバータ2、D/Aコンバータ4、ローパスフ
ィルタ5等はアナログ回路であるのに対し、CPU3、
RAM6、ROM7等はデジタル回路である。
【0047】このようにアナログ回路とデジタル回路と
が混載される半導体集積回路装置では、図5に示すよう
に、アナログ回路を形成するアナログブロック41、デ
ジタル回路を形成するデジタルブロック42に、チップ
1内で分けることがある。
【0048】また、アナログブロック41とデジタルブ
ロック42とは、電気的なノイズによる相互干渉を防ぐ
ために、様々な手法で電気的に分離される。例えばアナ
ログブロック41とデジタルブロック42とをチップ1
内で別々のウェルにする等である。
【0049】このようにアナログブロック41とデジタ
ルブロック42とに分けた場合、トランジスタアレー8
はアナログブロック41に配置する。これにより、トラ
ンジスタアレー8に集積された予備のMOSFETを、
A/Dコンバータ2、D/Aコンバータ4、ローパスフ
ィルタ5等のアナログ回路に接続しても、トランジスタ
アレー8を介して、アナログブロック41とデジタルブ
ロック42とが相互干渉することを抑制することができ
る。よって、この発明に係る半導体集積回路装置の信頼
性を、より向上させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
受注から納品までの保証可能なターンアラウンドタイム
をより短くできる半導体集積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)はこの発明の第1の実施形態に係る
半導体集積回路装置の概略的な構成を示す構成図、図1
(B)はこの発明の第1の実施形態に係る製品の受注か
ら納品までの流れを示す流れ図。
【図2】図2(A)はバイパスコンデンサの一回路例を
示す回路図、図2(B)はバイパスコンデンサの他の回
路例を示す回路図、図2(C)はインバータの一回路例
を示す回路図、図2(D)はNANDゲートの一回路例
を示す回路図。
【図3】図3(A)はマザーとなる半導体集積回路装置
の平面図、図3(B)は図3(A)に示すマザーとなる
半導体集積回路装置にトランジスタアレーを配置した第
2の実施形態に係る半導体集積回路装置の平面図。
【図4】図4はこの発明の第3の実施形態に係る半導体
集積回路装置の平面図。
【図5】図5はこの発明の第4の実施形態に係る半導体
集積回路装置の平面図。
【図6】図6(A)は従来の半導体集積回路装置の概略
的な構成を示す構成図、図6(B)は従来の製品の受注
から納品までの流れを示す流れ図。
【符号の説明】
1…チップ、 2…A/Dコンバータ、 3…CPU、 4…D/Aコンバータ、 5…ローパスフィルタ、 6…RAM、 7…ROM、 8…トランジスタアレー、 21…デッドスペース、 22…マザー、 23…最終製品、 31…ユーザロジック、 41…アナログブロック、 42…デジタルブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路チップ内に、バイパスコ
    ンデンサおよび集積回路を構成するトランジスタとして
    利用可能な予備の半導体素子を集積した回路ブロックを
    具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記回路ブロックは半導体集積回路チッ
    プのうち、アナログ系集積回路が配置される部分に配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体集
    積回路装置。
JP5077098A 1998-03-03 1998-03-03 半導体集積回路装置 Pending JPH11251529A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003224246A (ja) * 2002-09-30 2003-08-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体表示装置の受注システム
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US9960116B2 (en) 2008-09-25 2018-05-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and manufacturing method thereof

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