JPH11251088A - 誘導結合プラズマ装置 - Google Patents

誘導結合プラズマ装置

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JPH11251088A
JPH11251088A JP10051685A JP5168598A JPH11251088A JP H11251088 A JPH11251088 A JP H11251088A JP 10051685 A JP10051685 A JP 10051685A JP 5168598 A JP5168598 A JP 5168598A JP H11251088 A JPH11251088 A JP H11251088A
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JP
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plasma
frequency
discharge tube
induction coil
gas
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康史 ▲榊▼原
Yasushi Sakakibara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマ形成条件が最適化され、エネルギ─効
率が高く、かつ処理速度の速い誘導結合型プラズマ装置
を得る。 【解決手段】石英製の放電管1Aの内部にガス導入部4
Aよりプラズマガスを導入し、放電管1Aの外側に巻装
された高周波誘導コイル2Aに高周波電流を通電して高
周波磁界を印加し、プラズマガスを熱プラズマ化するも
のにおいて、放電管1Aの内半径と高周波磁界の周波数
の平方根との積が所定範囲の値となるように、放電管1
Aの内半径を 8cmとし、MOSFETインバータ10よ
りなる高周波電源を用いて、高周波誘導コイル2Aに定
格周波数 450kHz の高周波電流を通電することとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波誘導結合を
用いて熱プラズマを発生させる誘導結合プラズマ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】誘導結合プラズマ装置は、放電管に同軸
に高周波誘導コイルを巻装し、高周波誘導コイルに高周
波電流を通電して放電管の内部に導入したガスをプラズ
マ化して用いる装置である。図6は、従来用いられてい
る誘導結合プラズマ装置の基本構成を示す断面図であ
る。図において、1は、内筒1aと外筒1bの二重構造
よりなる円筒状の放電管で、通常、電気絶縁性と耐熱性
を備えた石英ガラスにより構成されており、内筒1aと
外筒1bの間に冷却水を通流させて冷却する方法が一般
に用いられている。2は、放電管1と同軸状に巻かれた
高周波誘導コイルで、通常3〜4ターンの巻線よりな
る。3は、高周波誘導コイル2に高周波電流を供給する
高周波電源で、通常、出力周波数が数MHz の高周波電流
が用いられている。また、放電管1の上部には、放電管
1の内部にプラズマガスをそれぞれ周方向、径方向、軸
方向に吹き出す3個のノズルを備えたガス導入部4が備
えられている。また、本装置には放電管1を排気する図
示しない排気手段が備えられており、ガス導入部4より
導入するガスの流量と排気手段の排気速度を調整するこ
とにより放電管1の内部の圧力を調整することが可能で
ある。
【0003】本構成において、ガス導入部4を通して外
部のアルゴンガス供給源から放電管1の内部へとアルゴ
ンガスを導入し、高周波電源3の出力電流を高周波誘導
コイル2に通電すると、放電管1の内部へ導入されたア
ルゴンガスは、高周波誘導コイル2により形成される誘
導電磁界により放電し、プラズマ5が発生する。他のガ
ス、例えば、窒素、酸素などの放電しにくい2原子分子
ガスのプラズマを発生させる場合には、まず放電し易い
アルゴンプラズマを発生させ、そののちアルゴンガスを
当のガスへと徐々に置換させることにより、所望のガス
のプラズマへと移行させる方法を採ればよい。プラズマ
へのエネルギー供給は、高周波誘導コイル2により形成
される誘導電磁界によって行われる。このようにして得
られるプラズマは、一般的に誘導結合型プラズマと呼ば
れており、その温度、形状は、誘導電磁界の強さと形
状、およびガス流に依存し、圧力1気圧程度において、
凡そ10000Kの高温のプラズマが得られる。得られた熱
プラズマは、高温で、かつ化学的に活性であるとの特徴
を備えており、この特徴を活かして、材料の生成や有害
物の処理などに用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
長所を持つ高周波誘導電磁界による誘導結合型プラズマ
を工業的に利用する場合には、装置のエネルギー効率が
高く、処理速度が速いことが必要である。従来の誘導結
合型プラズマ装置についてみると、熱損失としては、高
周波電源3における損失、高周波誘導コイル2における
ジュール損失、ならびにプラズマ5から放電管1への熱
の伝導による損失がある。高周波電源3としては、通
常、数 MHz以上の出力周波数で数十 kW 以上の大容量が
必要とされているので、電源素子として真空管が用いら
れている。このため高周波電源3の電力変換効率は凡そ
50 %程度と低く、損失が極めて大きい。したがって、
装置のエネルギー効率を向上させるには、高周波電源3
の損失を大幅に低減することが必要である。また、高周
波誘導コイル2におけるジュール損失は、プラズマ維持
に必要な磁界を保持するために通電する高周波電流値に
依存し、また、プラズマ5から放電管1への熱の伝導に
よる損失はプラズマ温度に依存しているので、これらの
損失を低減するためには装置の最適化が必要である。
【0005】つぎに、誘導結合型プラズマ装置の処理速
度を速くするにはプラズマ口径を大きくすることが必要
となる。しかしながら、従来の一般的な誘導結合型プラ
ズマ装置においては数 MHz以上の高い周波数の高周波を
用いているため、電磁界のプラズマへの浸透深さが浅
く、放電管の内半径を大きくしても、高温プラズマは表
面層部分に限定されるので、プラズマ領域を実効的に大
きくすることが困難で、処理速度を上げることができな
かった。したがって従来の装置では、微量元素の発光分
析装置として用いられている装置のごとく、放電管の内
半径は凡そ3 cm程度であり、材料の生成や有害物の処
理等に用いる際にも、大量処理して処理速度を上げるこ
とは困難であった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するためになされたもので、プラズマ形成の最適化
が計られ、従来よりエネルギー効率が高く、かつ処理速
度の速い誘導結合型プラズマ装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、電気絶縁性の放電管と、放電
管の外側に巻装された高周波誘導コイルと、放電管の一
端に組み込まれてガス導入口を備えてなり、ガス導入口
から放電管の内部へプラズマガスを導入し、高周波誘導
コイルに高周波電流を通電して前記プラズマガスを熱プ
ラズマ化する誘導結合プラズマ装置において、 (1)放電管の内半径a〔m〕と、高周波誘導コイルに
通電する高周波電流の周波数f〔Hz〕の平方根との積a
×(f)1/2 を、 40 乃至 80 の範囲の値として構成す
ることとする。
【0008】(2)さらに、上記の高周波電流の周波数
を 500 kHz以下として構成することとする。放電管内部
に保持したプラズマガスに放電管の外側より高周波磁界
を印加して得られるプラズマの特性は、図3(a)に表
示した放電管の内半径a〔m〕とプラズマへの高周波磁
界の浸透深さδ〔m〕との比a/δによって定まる。す
なわち、浸透深さδが小さく、したがってa/δが大き
い場合には、図3(b)に示した特性Aのごとく、高周
波誘導コイルからの注入電力はプラズマの外周表面に集
中し、プラズマ温度は外周部が最も高くなる。したがっ
て、プラズマの外周表面から放電管への熱伝導によるエ
ネルギー損失も大きくなるので、このエネルギー損失を
補って所望のプラズマ温度を維持するためには印加磁界
の強度を大きくすることが必要となる。浸透深さδが大
きくなり、a/δが小さくなると、プラズマの温度分布
は、図3(b)の特性Aから特性Bの分布へと移行し、
さらに浸透深さδが大きくなってa/δがより小さくな
ると、特性Cのごとく、高周波誘導コイルからの注入電
力はプラズマ全体に分散し、プラズマ温度は全体に低く
なる。プラズマに注入される電力はプラズマ自身の導電
率にも依存し、プラズマ温度が低いと導電率も小さいの
でプラズマへ電力が注入されにくくなる。このためプラ
ズマ温度を所望の温度とするには印加磁界の強度を大き
くすることが必要となる。したがって、効率的な誘導結
合プラズマ装置を得るには、a/δの値を適正な値に設
定することが必要である。
【0009】上記のプラズマへの磁界の浸透深さδ
〔m〕は、プラズマの導電率をσ〔S/m〕、印加磁界
の周波数をf〔Hz〕、真空の透磁率をμ〔H/m〕とす
れば、次式(1)により表示される。
【0010】
【数1】 δ = 2/((2πf) μσ)1/2 (1) したがって、プラズマの特性を決める放電管の内半径a
〔m〕とプラズマへの磁界の浸透深さδ〔m〕との比a
/δは、次式(2)のごとくとなる。
【0011】
【数2】 a/δ = a (πμfσ)1/2 (2) すなわち、放電管内部に保持したプラズマガスに放電管
の外側より高周波磁界を印加して得られるプラズマの特
性は、放電管の内半径a〔m〕と、印加する高周波磁界
の周波数f〔Hz〕の平方根と、プラズマの導電率σ〔S
/m〕の平方根との積で決まることが分かる。
【0012】図4は、窒素をプラズマガスとして用い、
圧力を凡そ1気圧に保持し、高周波誘導コイルに周波数
450 kHzの高周波電流を通電して誘導結合プラズマを発
生させる場合のプラズマ維持最小磁界強度の放電管内半
径への依存性を示した特性図である。図中、縦軸がプラ
ズマ維持最小磁界強度であり、印加磁界の強度が特性線
の磁界強度より高ければプラズマを維持できるが、特性
線の磁界強度に満たない場合にはプラズマを維持するこ
とができない。図に見られるように、放電管の内半径が
小さくなるほどプラズマ維持最小磁界強度は上昇し、特
に内半径が6 cm より小さくなると急激に上昇してい
る。このようにプラズマ維持最小磁界強度が高くなる
と、高周波誘導コイルに大電流を流す必要があるためジ
ュール発熱損失が増大し、出力電流の大きな電源が必要
となる。したがって、本条件下においては、放電管の内
半径は、6cm以上であることが望ましいことがわか
る。
【0013】次に、図5は、上記と同様に窒素をプラズ
マガスとして用い、圧力を凡そ1気圧に保持し、高周波
誘導コイルに周波数 450 kHzの高周波電流を通電して 1
0000K、および 11000Kのプラズマを得るために必要な
印加磁界強度の放電管内半径への依存性を示した特性図
である。図に見られるように、放電管の内半径が小さく
なると必要な印加磁界強度が上昇し、とくに放電管の内
半径が6cm以下になると急激に上昇している。また、
図4に示したプラズマ維持最小磁界強度が放電管の内半
径の増加とともに減少していたのに対して、本図の所定
温度のプラズマを発生させるために必要な印加磁界強度
は、放電管の内半径が 12 cmを超えると増加の傾向にあ
り、とくにプラズマ温度が高くなるとその傾向は顕著で
ある。また、放電管の内半径が大きくなると、上記のよ
うに必要な印加磁界強度の上昇に対応して投入する高周
波電流を上昇させる必要があるばかりでなく、その外側
に巻装される高周波誘導コイルも相対的に大型となり、
導体長も長くなるので、ジュール発熱損失が増大し、エ
ネルギー効率が低下することとなる。
【0014】図4および図5に示したこれらの特性よ
り、窒素を凡そ1気圧に保持し、高周波誘導コイルに周
波数 450kHz の高周波電流を通電してプラズマを発生さ
せる条件下においては、放電管の内半径を6〜 12 cmと
すれば、最も効率的にプラズマが得られることがわか
る。すでに述べたように、この種のプラズマの特性は、
放電管の内半径a〔m〕と、印加する高周波磁界の周波
数f〔Hz〕の平方根と、プラズマの導電率σ〔S/m〕
の平方根との積で決まるので、熱プラズマの導電率σ
〔S/m〕が主としてプラズマ温度に依存し、圧力〔P
a〕やガスの種類による変化が小さいことを加味して算
出すれば、最も効率的にプラズマが得られる条件は
【0015】
【数3】a/δ ∝ a× (f)1/2 = (0.06 〜0.12) × (4.5 ×105)1/2 ≒ 40 〜 80 (3) となる。すなわち、上記の課題を解決するための手段の
(1)のごとく、放電管の内半径a〔m〕と、印加する
高周波磁界の周波数f〔Hz〕の平方根との積が、40 〜
80 の範囲の値となるように構成すれば、最適条件で熱
プラズマを得ることができることとなる。
【0016】さらに、課題を解決するための手段の
(2)のごとく、上記の高周波電流の周波数を 500 kHz
以下として構成すれば、高周波電源素子として半導体を
使用することが可能となり、例えば、MOSFET(Me
tal Oxide Semiconductor FieldTransistor)インバー
タを高周波電源として用いることができる。このインバ
ータは電力変換効率が95%以上と高いので、これを適
用すれば誘導結合型プラズマ装置のエネルギー効率も大
幅に上昇する。また、高周波電流の周波数を 500 kHZ以
下とすれば、最適条件でプラズマを形成するために必要
な放電管の内半径が6〜12cm以上と大口径化できるの
で、処理量の増大、処理速度の向上に効果的である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の誘導結合プラズ
マ装置の実施例の構成図である。誘導結合プラズマ装置
の本体部分の基本構成は図6に示した従来例と同様で、
放電管1Aは石英材料より形成されており、その内半径
は 8 cm である。放電管1Aの外側に巻装された高周波
誘導コイル2Aに高周波電流を供給する電源は、MOS
FETインバータ10と整合器11よりなる高周波電源
であり、定格出力周波数は 450kHz である。
【0018】本構成においては、ガス導入部4Aから放
電管1Aの内部へとプラズマガスを導入し、高周波誘導
コイル2Aに周波数 450kHz の高周波電流を供給して高
周波磁界を印加し、得られたプラズマ5Aを放電管1A
の図中下端から外部へ放出させて使用される。したがっ
て、放電管1Aの内部のプラズマガスの圧力は、ほぼ1
気圧である。
【0019】本構成の放電管の内半径a〔m〕と印加す
る高周波磁界の周波数f〔Hz〕の平方根との積は約 63
で、この値は前述の熱プラズマを得るための最適条件の
数値範囲にあり、最適化された熱プラズマが得られるこ
ととなる。また、本構成では、放電管の内半径が8cmと
従来の3cmに比べて大きくなり、面積は約7倍と大幅に
上昇しているので、形成された熱プラズマを材料の生成
や有害物の処理等に用いる際の処理量が大幅に増大し、
早い速度で処理することが可能となる。
【0020】図2は、本実施例の構成の誘導結合プラズ
マ装置におけるエネルギー収支の測定結果を従来例と比
較して示した特性図で、(a)は本実施例の特性、
(b)は従来例の特性である。周波数4MHz の真空管型
電源を用いた従来例では、電源の電力変換効率が極めて
低いので、電源と高周波誘導コイルでの損失が 65 %に
も達し、プラズマに投入されるエネルギーはわずか 35
%に制限される。これに対して、周波数 450kHz のMO
SFETインバータ10を使用した本実施例の構成にお
いては、電源の電力変換効率が高く、電源と高周波誘導
コイルでの損失は 15 %に止まり、プラズマに投入され
るエネルギーは注入エネルギーの 85 %に達している。
【0021】
【発明の効果】上述のように、本発明においては、電気
絶縁性の放電管と、放電管の外側に巻装された高周波誘
導コイルと、放電管の一端に組み込まれてガス導入口を
備えてなり、ガス導入口から放電管の内部へプラズマガ
スを導入し、高周波誘導コイルに高周波電流を通電して
前記プラズマガスを熱プラズマ化する誘導結合プラズマ
装置において、 (1)放電管の内半径a〔m〕と、高周波誘導コイルに
通電する高周波電流の周波数f〔Hz〕の平方根との積a
×(f)1/2 を、 40 乃至 80 の範囲の値として構成す
ることとしたので、装置の最適化が図られ、エネルギー
効率が高く、かつ処理速度の速い誘導結合型プラズマ装
置が得られることとなった。
【0022】(2)さらに、上記の高周波電流の周波数
を 500 kHz以下として構成することとすれば、高周波電
源の電力変換効率を大幅に向上させることが可能となる
ので、エネルギー効率が高く、かつ処理速度の速い誘導
結合型プラズマ装置としてより好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導結合プラズマ装置の実施例の構成
【図2】本実施例の構成の誘導結合プラズマ装置におけ
るエネルギー収支の測定結果を従来例と比較して示した
特性図
【図3】放電管内のプラズマガスに高周波磁界を印加し
て得られる熱プラズマの特性図
【図4】凡そ1気圧の窒素に、周波数 450Hzの高周波
磁界を印加して得られる熱プラズマのプラズマ維持最小
磁界強度の放電管内半径への依存性を示した特性図
【図5】凡そ1気圧の窒素に、周波数 450Hzの高周波
磁界を印加して 10000、11000Kの熱プラズマを得るた
めに必要な印加磁界強度の放電管内半径への依存性を示
した特性図
【図6】従来の誘導結合プラズマ装置の基本構成を示す
断面図
【符号の説明】
1A 放電管 2A 高周波誘導コイル 4A ガス導入部 5A プラズマ 10 MOSFETインバータ 11 整合器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性の放電管と、放電管の外側に巻
    装された高周波誘導コイルと、放電管の一端に組み込ま
    れてガス導入口を備えてなり、ガス導入口から放電管の
    内部へプラズマガスを導入し、高周波誘導コイルに高周
    波電流を通電して前記プラズマガスを熱プラズマ化する
    誘導結合プラズマ装置において、 放電管の内半径a〔m〕と高周波誘導コイルに通電する
    高周波電流の周波数f〔Hz〕の平方根との積a×(f)
    1/2 が、 40 乃至 80 の範囲にあることを特徴とする誘
    導結合プラズマ装置。
  2. 【請求項2】前記の高周波電流の周波数が 500 kHz以下
    であることを特徴とする請求項1に記載の誘導結合プラ
    ズマ装置。
JP10051685A 1998-03-04 1998-03-04 誘導結合プラズマ装置 Withdrawn JPH11251088A (ja)

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