JPH11250741A - 多層絶縁電線およびその製造方法 - Google Patents
多層絶縁電線およびその製造方法Info
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- JPH11250741A JPH11250741A JP6790298A JP6790298A JPH11250741A JP H11250741 A JPH11250741 A JP H11250741A JP 6790298 A JP6790298 A JP 6790298A JP 6790298 A JP6790298 A JP 6790298A JP H11250741 A JPH11250741 A JP H11250741A
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Abstract
縁電線とその製造方法とを提供する。 【解決手段】 導体上に架橋ポリエチレンの絶縁層を具
え、この絶縁層の外周に少なくとも1層のポリオレフィ
ン被覆層を有する多層絶縁電線において、絶縁層と被覆
層との間および各被覆層間の密着力を40g/mm2 以上
とする。絶縁層表面を60〜160℃に予熱してからポ
リオレフィン被覆層を形成すれば絶縁層とポリオレフィ
ン被覆層との密着力を高めることができる。
Description
製造方法に関するもので、特に絶縁層とその上に形成さ
れる被覆層との密着性が高い絶縁電線とその製造方法に
関するものである。
たときに磨耗程度を適時に検知できる電線として特願平
5-85382号記載のものが知られている。これは、図8に
示すように、中心から順に導体10、架橋ポリエチレンの
絶縁層11、非架橋ポリエチレンの検知層12および非架橋
ポリエチレンの耐磨耗層13を具えた電線である。検知層
12は黄色などに着色されそれ以外の層11,13 は黒色に構
成されている。樹木との接触により最外層の耐磨耗層13
が磨耗すると黄色の検知層12が露出することで磨耗程度
を表示することができる。
層を被覆し、一旦冷えた絶縁層上に検知層および耐磨耗
層を押し出し被覆することで製造されていた。
線は絶縁層11、検知層12および耐磨耗層13の各層間が十
分に接着していないと、布設後の温度変化により層間に
ずれが発生する。電線のような長尺体にポリエチレンを
被覆すると被覆後のポリエチレンは少なからず歪みを持
ち、通常数十度の外気温度でも歪みを緩和する方向へ収
縮する性質がある。各層間の密着力がこのポリエチレン
の収縮力よりも弱いと層間でずれが発生する。例えば、
導体と絶縁層、および検知層と耐磨耗層が十分に接着し
ていて絶縁層と検知層とが十分に接着していない場合、
図9に示すように、電線の端末部で検知層12と耐磨耗層
13とが一体に収縮して絶縁層11が露出する。その結果、
防水カバー(図示せず)と電線との間に隙間ができて雨
水が侵入し断線の原因となるという問題があった。
力を高めた絶縁電線とその製造方法とを提供することに
ある。
成するためになされたもので、その絶縁電線の特徴は、
導体上に架橋ポリエチレンの絶縁層を具え、この絶縁層
の外周に少なくとも1層のポリオレフィン被覆層を有す
る多層絶縁電線において、前記絶縁層と被覆層との間お
よび各被覆層間の密着力を40g/mm2 以上としたこと
にある。
て明らかなように、引抜力を単位面積当りに換算した数
値のことをいう。このような密着力を具えることで温度
変化に伴う層間のずれを抑制することができる。より好
ましい密着力は50g/mm2以上である。
な方法の第一の特徴は、連続押出または同時押出により
導体上にポリエチレンの絶縁層を形成すると共に絶縁層
の上に少なくとも1層のポリオレフィンの被覆層を形成
する工程と、この被覆形成工程の後に前記絶縁層を架橋
する工程とを具えることにある。
導体上にポリエチレンの絶縁層を被覆する工程と、前記
絶縁層上にポリオレフィンの被覆層を少なくとも1層形
成する工程と、前記絶縁層を架橋する工程とを具える多
層絶縁電線の製造方法において、前記ポリオレフィンの
被覆層を形成する工程の前に絶縁層の表面を60〜16
0℃に予熱する工程を具えることにある。
全ての層を連続または同時押出することで絶縁層および
各被覆層の層間を融着させ、十分な密着力を得ている。
この場合、絶縁層の架橋工程は全ての被覆層の押出し工
程の後に行う。すなわち、絶縁層材料に架橋剤を添加し
ておけばよい。
した後、ポリオレフィンの被覆層を形成する前に絶縁層
表面を所定温度に予熱し、絶縁層とポリオレフィンの被
覆層とが接着しやすいようにしている。この場合は、架
橋工程はポリオレフィンの被覆層を形成する前に行って
も全ての被覆層(絶縁層も含む)を形成した後に行って
もよい。
も、架橋工程はシラン架橋方式が好ましい。シラン架橋
方式とすれば、架橋ポリエチレンの絶縁層表面が平滑に
なり、微視的に見た場合に隣接する層間との接触面積が
大きくなり、より高い密着力が得られるからである。
に加熱できる手段を選択することが重要で、輻射熱によ
り加熱することが好ましい。より具体的には赤外線ヒー
タで行うことが挙げられる。その他にはコイル状の電熱
ヒータを用いてもよい。予熱温度のより好ましい範囲は
80〜120℃である。
て非架橋ポリエチレンとすることが好適である。特に耐
磨耗性を考慮して高密度ポリエチレンとすることが望ま
しい。この被覆層の数は1層でも複数層でもよい。例え
ば被覆層を2層とし、内層側を黄色の検知層とし、外層
側を黒色の耐磨耗層とすれば樹木との接触による磨耗程
度を容易に検知できる電線を構成できる。この場合、検
知層も高密度ポリエチレンなどの耐磨耗材料で構成する
ことが最適である。
上にポリオレフィンの被覆層を複数層形成する場合、連
続押出または同時押出により複数層のポリオレフィン被
覆層を一括形成する方法と、ポリオレフィン被覆層を一
層ごとに独立して形成する方法とが利用できる。ポリオ
レフィン被覆層を一層ごとに形成する場合、そのうちの
一層を形成する前に、すぐ内周に位置するポリオレフィ
ンの被覆層の表面を60〜160℃に予熱しておく。こ
の予熱も前述の絶縁層の予熱と同様に80〜120℃が
より好ましい。この予熱により各被覆層間を融着させる
ことで高い密着力を得ることができる。
て実施の形態を説明する。導体上に形成される絶縁層お
よびポリエチレン被覆層の各層間の密着力を高めるに
は、接着剤を用いる方法と、各層を熱融着させる方
法との2つが考えられる。このうち、接着剤を用いる方
法では、ポリエチレンは結晶性であるため、ポリエチレ
ンの収縮力よりも高い層間密着力を得られる接着剤を探
し出すことは困難であると判断し、熱融着による方法を
検討してみた。
融状態であれば2層の分子は互いに入り混じり接着す
る。従って、架橋ポリエチレン絶縁層の押出と非架橋ポ
リエチレン被覆層の押出とを連続または同時に行うこと
で各層を融着できると考えた。絶縁層の架橋処理は絶縁
層と非架橋ポリエチレン被覆層の押出後に行えばよい。
一方、絶縁層を形成して架橋処理してから非架橋ポリエ
チレン被覆層を形成する場合、絶縁層の表面を熱融着で
きる温度にまで加熱しておけば、絶縁層と非架橋ポリエ
チレン被覆層とを融着できると考え、以下の試験を行っ
た。
縁層11を具え、その上に2層のポリオレフィン被覆層1
2,13 を有する絶縁電線を製造し、各層間の密着力と熱
収縮に伴う各層のずれの有無を調べてみた。
ものとした。絶縁層は架橋ポリエチレンとし、ポリオレ
フィン被覆層は非架橋ポリエチレンとする。また、ポリ
オレフィン被覆層の内層を黄色の検知層とし、外層を黒
色の耐摩耗層として、電線が樹木と接触して耐摩耗層が
摩耗したときに検知層が露出することで電線の張り替え
時期を検知できる電線とした。
が実施例で、が比較例である。実施例は全ての層を
連続(同時)押出する。実施例は各層を独立して押出
すと共に各層ごとに予熱を行う。実施例は絶縁層のみ
を独立して押出すと共に絶縁層の予熱を行なう。実施例
はの工程から予熱工程を除去している。また、架橋
処理はシラン架橋方式とした。
同時押出→絶縁層架橋処理 絶縁層押出→絶縁層架橋処理→絶縁層予熱→検知層押
出→検知層予熱→耐摩耗層押出 絶縁層押出→絶縁層架橋処理→絶縁層予熱→検知層+
耐摩耗層を連続または同時押出 絶縁層押出→絶縁層架橋処理→検知層+耐摩耗層を連
続または同時押出
タ,バーナ,電熱ヒータ,赤外線ヒータの4つで行って
各々の予熱の均一性を検討した。各加熱手段の構成を図
1に示す。温風ヒータは走行する予熱対象1の外周に複
数の温風ノズル2を配置し、このノズル2から温風を噴
射することで加熱を行う(図1A)。バーナは走行する
予熱対象1の外周を炎3で直接加熱する(図1B)。電
熱ヒータはコイル状のヒータ4を走行する予熱対象1と
同軸状に配置して加熱を行う(図1C)。さらに赤外線
ヒータは走行する予熱対象1を四方から赤外線ランプ5
の輻射熱で加熱する(図1D)。
線の端部において絶縁層11を露出しておき、この電線を
円筒状の引張治具20に差し込む。引張治具20の端面には
絶縁層の外径よりも若干大きな内径の開口部21が形成さ
れ、この開口部21から絶縁層11を露出させる。そして、
露出した絶縁層11を上方からチャック22で把持して固定
し、引張治具20を下方に引っ張って絶縁層11と検知層と
の界面で剥離が起こる際の引抜力を測定する。電線にお
ける検知層および耐摩耗層13の長さは50mmとした。
抜力の異なる電線(2mのサンプル)に通電ヒートサイ
クルを加える又は屋外に放置して熱収縮現象の発生状況
を調査することで評価した。
が高く、そのばらつきが少ない電線を製造できることが
確認できた。全ての層を連続または同時に押し出すこと
で、各層は互いに融着し、熱収縮に伴うずれの発生がな
いほど高い密着力が得られていた。
予熱する場合には何度に加熱すれば最適かを調べるため
に予熱温度を変えて引抜力の変化を調べてみた。その結
果を図3に示す。図3の結果と熱収縮に伴うずれ発生の
有無の結果を併せて検討すると、引抜力が710N以上
であれば各層のずれが発生しないことがわかった。従っ
て、予熱温度が60℃以上であればしきい値となる71
0N以上の引抜力が得られることがわかる。逆に160
℃を超えると予熱される絶縁層または検知層が膨張し、
検知層または耐摩耗層の押出ニップルで擦れて絶縁層ま
たは検知層の表面が凹凸になって引抜力も飽和する。た
だし、より引抜力のばらつきを小さくするには80〜1
20℃に予熱することが適切である。なお、実施例の
方法では、検知層と耐摩耗層は連続または同時押出によ
り融着されて高い密着力を有していた。また、実施例
の方法では、絶縁層と検知層の各々に予熱を施している
ため、予熱温度の最適な電線の各層は高い密着力を有し
ていた。
も可能だが、電熱ヒータと赤外線ヒータによる加熱が温
度分布を均一にできて最適であることがわかった。温風
ヒータでは外気温の影響を受け易く、予熱対象の昇温が
若干難しい。また、バーナーでは炎の当り方や風による
炎の揺らぎにより均一に予熱することが難しいことがあ
る。従って、温風ヒータやバーナーの場合は、予熱箇所
の周囲を囲って外気温や風の影響を最小限に抑えること
が望ましい。
を用いて実施例の方法により得られた電線の引抜力を
図4に、同単位面積当りの引抜力を図5に、電熱ヒータ
を用いて実施例の方法により得られた電線の引抜力を
図6に、同単位面積当りの引抜力を図7に示す。
抜力の基準値となる710Nを確実に越えていることが
わかる(図6,7)。一方、バーナーによる予熱を行っ
たものは、710Nを下回っているものが見られる(図
4,5)。この基準値となる710Nを単位面積当りの
引抜力に換算すると51.25g/mm2 となる。また、
このグラフには「X±3δ」の幅も併記した。Xは引抜
力の平均値、δは標準偏差であり、「X±3δ」中に全
サンプルの99.7%が入ることになる。この「X±3
δ」の幅から明らかなように、バーナーによる予熱を行
った場合は引抜力のばらつきが大きい(図4,5)。こ
れに対し、電熱ヒータによる予熱では引抜力のばらつき
が小さいことがわかる(図6,7)。
は、絶縁層と検知層との間で収縮に伴うずれが起こるも
のを製作できなかった。ただし、引抜力が1130N
(単位面積当りの引抜力が47.1g/mm2 )のものは
収縮が発生していないことが確認できている。従って、
収縮による各層のずれが生じる単位面積当りの引抜力の
しきい値は40g/mm2 程度と推測される。
力が極端に低く、密着力のばらつきも非常に大きいこと
がわかった。これは一旦冷えた絶縁層の上に検知層を形
成するため、絶縁層を検知層と融着することができない
ためと考えられる。
よれば、絶縁層およびポリオレフィン被覆層の各層の密
着力を高くすることで、温度変化に伴う各層間のずれを
抑制することができる。また、本発明絶縁電線の製造方
法によれば、絶縁層およびポリオレフィン被覆層の各層
の密着力が高くかつばらつきが少ない絶縁電線を容易に
製造することができる。
温風ヒータ、(B)はバーナ、(C)は電熱コイル、
(D)は赤外線ヒータの説明図である。
ある。
フである。
引抜力を示すグラフである。
示すグラフである。
線の引抜力を示すグラフである。
示すグラフである。
絶縁電線の斜視図である。
5 赤外線ランプ 10 導体 11 絶縁層 12 検知層 13 耐摩耗層 20
引張治具 21 開口部 22 チャック
Claims (9)
- 【請求項1】 導体上に架橋ポリエチレンの絶縁層を具
え、この絶縁層の外周に少なくとも1層のポリオレフィ
ン被覆層を有する多層絶縁電線において、 前記絶縁層と被覆層との間および各被覆層間の密着力が
40g/mm2 以上であることを特徴とする多層絶縁電
線。 - 【請求項2】 連続押出または同時押出により導体上に
ポリエチレンの絶縁層を形成すると共に絶縁層の上に少
なくとも1層のポリオレフィンの被覆層を形成する工程
と、 この被覆形成工程の後に前記絶縁層を架橋する工程とを
具えることを特徴とする多層絶縁電線の製造方法。 - 【請求項3】 導体上にポリエチレンの絶縁層を被覆す
る工程と、前記絶縁層上にポリオレフィンの被覆層を少
なくとも1層形成する工程と、前記絶縁層を架橋する工
程とを具える多層絶縁電線の製造方法において、 前記ポリオレフィンの被覆層を形成する工程の前に絶縁
層の表面を60〜160℃に予熱する工程を具えること
を特徴とする多層絶縁電線の製造方法。 - 【請求項4】 予熱する工程の加熱を輻射熱により行う
ことを特徴とする請求項3記載の多層絶縁電線の製造方
法。 - 【請求項5】 予熱する工程の加熱をコイル状の電熱ヒ
ータまたは赤外線ヒータで行うことを特徴とする請求項
3記載の多層絶縁電線の製造方法。 - 【請求項6】 ポリオレフィンの被覆層が非架橋ポリエ
チレンであることを特徴とする請求項3記載の多層絶縁
電線の製造方法。 - 【請求項7】 ポリオレフィンの被覆層を形成する工程
は連続押出または同時押出でポリオレフィンの被覆層を
複数層形成することを特徴とする請求項3記載の多層絶
縁電線の製造方法。 - 【請求項8】 ポリオレフィンの被覆層を形成する工程
は同被覆層を複数層形成し、そのうちの一層を形成する
前に、すぐ内周に位置するポリオレフィンの被覆層の表
面を60〜160℃に予熱する工程を含むことを特徴と
する請求項3記載の多層絶縁電線の製造方法。 - 【請求項9】 絶縁層を架橋する工程はポリオレフィン
の被覆層を形成する工程の前に行うことを特徴とする請
求項3記載の多層絶縁電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06790298A JP3446199B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 多層絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06790298A JP3446199B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 多層絶縁電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11250741A true JPH11250741A (ja) | 1999-09-17 |
JP3446199B2 JP3446199B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=13358302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06790298A Expired - Lifetime JP3446199B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 多層絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3446199B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008126375A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | 絶縁電線の製造方法及びその製造装置 |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP06790298A patent/JP3446199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008126375A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | 絶縁電線の製造方法及びその製造装置 |
JP5441686B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2014-03-12 | 古河電気工業株式会社 | 絶縁電線の製造方法及びその製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3446199B2 (ja) | 2003-09-16 |
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Legal Events
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