JPH11249916A - メモリ管理装置および記録媒体 - Google Patents

メモリ管理装置および記録媒体

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JPH11249916A
JPH11249916A JP10050269A JP5026998A JPH11249916A JP H11249916 A JPH11249916 A JP H11249916A JP 10050269 A JP10050269 A JP 10050269A JP 5026998 A JP5026998 A JP 5026998A JP H11249916 A JPH11249916 A JP H11249916A
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JP
Japan
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memory space
dedicated
shared
virtual machine
control
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JP10050269A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sugiyama
雅昭 杉山
Kenichiro Shimokawa
健一郎 下川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の仮想計算機のメモリ空間を
管理するメモリ管理装置および記録媒体に関し、複数の
仮想計算機が使用するメモリ空間を一部あるいは全部重
複して設定しその設定範囲内で専用メモリ空間および共
用メモリ空間の割り当てを動的に再設定を行い、複数の
仮想計算機間のメモリ空間を動的に拡縮を行うと共に共
用メモリ空間を介して通信可能にすることを目的とす
る。 【解決手段】 実計算機上の1つのメモリ空間上の制御
プログラムを格納する制御領域について、複数の仮想計
算機で相互に一部を重複あるいは全部を重複して設定、
および各仮想計算機が設定した範囲内で相互に重複しな
いで専用メモリ空間をそれぞれ設定する制御テーブル
と、実行時に制御テーブルの設定に従い実計算機上の1
つのメモリ空間について各仮想計算機が自己の専用メモ
リ空間および自己の共用メモリ空間をアクセスして実行
させる手段とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の仮想計算機
のメモリ空間を管理するメモリ管理装置および記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、(1)1つの実計算機上のメモリ
空間を、分割して複数の仮想計算機を動作させる際に、
仮想計算機Aと仮想計算機B間でデータ送信を行う場
合、外部記憶装置や通信装置を経由して行っていた。
【0003】(2)また、仮想計算機Aの配下のOS−
Aがメモリ空間を多量に消費する処理が動作中の場合、
ページング機構を使ってメモリ情報を追い出す必要があ
り、その時に、仮想計算機Bで、メモリ空間のあまり使
用しなかった場合でも、当該仮想計算機Bのメモリ空間
を転用できなかった。
【0004】(3)また、仮想計算機Aと仮想計算機B
の順で低位アドレスから順にメモリ空間を割り当てた場
合、仮想計算機Bが処理を終了した場合には、そのメモ
リ空間を仮想計算機Aに割り当ることはできたが、逆は
できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した(1)では、
1つの実計算機上のメモリ空間を、仮想計算機Aと仮想
計算機Bとに割り当てた場合、外部記憶装置や通信装置
経由でしか通信を行うことができなく、データ転送に時
間がかかると共にメモリ資源などが余分に必要となって
しまうという問題があった。
【0006】また、上述した(2)では、仮想計算機A
が多量にメモリ空間を消費し、一方、仮想計算機Bメモ
リ空間をあまり消費しなくても一時的に仮想計算機Aが
使用できず、メモリ空間が不足した仮想計算機Aでメモ
リ空間の割り当て待ちが生じてしまうという問題があっ
た。
【0007】また、上述した(3)では、仮想計算機A
が上位アドレスの仮想計算機Bのメモリ空間が空いたと
きに再設定して使用できたが、逆に上位アドレスの仮想
計算機Bが下位アドレスの仮想計算機Aのメモリ空間が
空いてもアドレスが負となってしまい使用できないとい
う問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題を解決するため、
複数の仮想計算機が使用するメモリ空間を一部あるいは
全部重複して設定しその設定範囲内で専用メモリ空間お
よび共用メモリ空間の割り当てを動的に再設定を行い、
複数の仮想計算機間のメモリ空間を動的に拡縮を行うと
共に共用メモリ空間を介して通信可能にすることを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、制御テー
ブル1は、実計算機上の1つのメモリ空間3の各仮想計
算機へのメモリ割り当てを設定したものである。
【0010】制御手段2は、制御テーブル1をもとにメ
モリ空間2のメモリ割り当てなどを行うものであって、
制御領域CPにローディングされた制御プログラム(C
P)によって実行されるものである。
【0011】メモリ空間3は、実計算機上の1つのメモ
リ空間である。次に、動作を説明する。制御テーブル1
に実計算機上の1つのメモリ空間3上の制御プログラム
を格納する先頭の制御領域について、複数の仮想計算機
で相互に一部を重複あるいは全部を重複して設定、およ
び各仮想計算機が設定した範囲内で相互に重複しないで
専用メモリ空間をそれぞれ設定しておき、制御手段2が
実行時に制御テーブル1の設定に従い実計算機上の1つ
のメモリ空間3について各仮想計算機が自己の専用メモ
リ空間および自己の共用メモリ空間をアクセスして実行
させるようにしている。
【0012】また、制御テーブル1に実計算機上の1つ
のメモリ空間3上の先頭の制御領域に続いて設けたメモ
リ空間について、複数の仮想計算機で相互に一部を重複
あるいは全部を重複して設定、および各仮想計算機が設
定した範囲内で相互に重複しないで専用メモリ空間をそ
れぞれ設定しておき、制御手段2が実行時に制御テーブ
ル1の設定に従い実計算機上の1つのメモリ空間3につ
いて各仮想計算機が自己の専用メモリ空間および自己の
共用メモリ空間をアクセスして実行させるようにしてい
る。
【0013】これらの際に、専用メモリ空間ではない重
複した共用メモリ空間を介して仮想計算機が相互に通信
して実行するようにしている。また、専用メモリ空間で
はない重複した共用メモリ空間をブロックに分割してブ
ロック単位に専用、共用、未使用を管理テーブル4に設
定し、制御手段2が実行時に管理テーブル4の設定に従
い共用メモリ空間についてブロック単位に各仮想計算機
が自己の専用ブロックおよび自己の共用ブロックをアク
セスして実行させるようにしている。
【0014】従って、複数の仮想計算機が使用するメモ
リ空間を一部あるいは全部重複して設定しその設定範囲
内で専用メモリ空間および共用メモリ空間の割り当てを
動的に再設定を行うことにより、複数の仮想計算機間の
メモリ空間を動的に拡縮を行うと共に共用メモリ空間を
介して通信して処理を実行することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図1から図8を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、制御テーブル1は、実計算機上の1つの
メモリ空間3の各仮想計算機へのメモリ割り当てを設定
したものであって、図示のようにCP(制御空間)およ
びVM(仮想空間)についてそれぞれ(専用(専用メモ
リ空間)、使用可能(使用可能な空間)の範囲をそれぞ
れ設定したものである。例えばCP−A(仮想計算機C
P−A)は、 と設定、即ちCP(制御空間)では、使用可能なメモリ
空間がa−1(アドレス0K)からa−2(アドレス6
00K)であって、そのうち専用メモリ空間がa−1
(0K)からb−1(500k)であり、上段のメモリ
空間3上に示した通りである。
【0017】制御手段2は、制御テーブル1をもとにメ
モリ空間2のメモリ割り当てを行ったり、実行時に該当
する専用メモリ空間、共用メモリ空間をアクセスするよ
うに制御したりなどするものであり、制御領域CPにロ
ーディングされた制御プログラム(CP)によって実行
されるものである。
【0018】メモリ空間3は、実計算機上の1つのメモ
リ空間であって、図示のように制御テーブル1に従い各
仮想計算機に割り当て、処理を実行するためのものであ
る。ここで、仮想計算機AないしDについて、制御テー
ブル1に従い、専用メモリ空間、共用メモリ空間、準共
用メモリ空間を図示のように割り当てたものである。
【0019】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1の仮想計算機CP−A、CP−BのCP、V
Mを割り当るときの手順を詳細に説明する。図2は、本
発明の動作説明フローチャート(CP、VMのメモリ空
間割り当て)を示す。ここで、 ・CP−A、CP−Bは仮想計算機CP−A、CP−B ・(a−1:a−2)は、メモリ空間上のアドレス(a
−1)から(a−2) ・CPは制御空間 ・VMは仮想空間 をそれぞれ表す(以下同様)。
【0020】図2において、S1は、CP−Aが制御空
間A(a−1:a−2)を設定する。これは、制御テー
ブル1を参照して、CP−Aが制御空間Aとして(a−
1:a−2)を図1の上段のメモリ空間3上に図示のよ
うに設定する。
【0021】S2は、CP−Aが専用空間(a−1:b
−1)を設定する。これは、制御テーブル1を参照し
て、CP−Aが専用空間して(a−1:b−1)を図1
の上段のメモリ空間3上に図示のように設定する。
【0022】S3は、CP−Bが制御空間B(b−1:
b−2)を設定する。これは、制御テーブル1を参照し
て、CP−Bが制御空間Bとして(b−1:b−2)を
図1の上段のメモリ空間3上に図示のように設定する。
【0023】S4は、CP−Bが専用空間(a−2:b
−2)を設定する。これは、制御テーブル1を参照し
て、CP−Bが専用空間して(b−1:b−2)を図1
の上段のメモリ空間3上に図示のように設定する。
【0024】S5は、CP−A、CP−Bを立ち上げ
る。以上によって、CP−A、CP−Bが制御空間にロ
ーディングされたそれぞれの制御プログラムが立ち上が
り、動作状態になる。
【0025】S6は、VM−Aの空間A(a−3:a−
4)を設定する。S7は、VM−Aの専用空間A(a−
3:b−3)を設定する。S8は、VM−Bの空間B
(b−3:b−4)を設定する。
【0026】S9は、VM−Bの専用空間A(a−4:
b−4)を設定する。S10は、VM−A、VM−Bを
立ち上げる。以上のS6ないしS10によって、図1の
上段のメモリ空間3上のVM−A(仮想計算機A)の使
用可能空間(a−3:a−4)を設定しそのうちの(a
−3:b−3)を専用空間として立ち上げる。同様に、
VM−B(仮想計算機B)について立ち上げる。
【0027】以上によって、図1の上段のメモリ空間3
上に模式的に記載したように、仮想計算機A、Bを制御
空間、VM空間についてそれぞれ重複させた部分を共用
メモリ空間、重複しない部分を専用メモリ空間として設
定してそれぞれ立ち上げることが可能となる。
【0028】図3は、本発明の動作説明フローチャート
(CPのブロック割当て)を示す。これは、CPの共用
の空ブロックを使用中ブロックにして専用ブロックにす
るときの手順を示す。
【0029】図3において、S11は、共用の空領域内
の管理テーブル4の排他を獲得する。これは、後述する
図4の共用の空き領域をブロック単位に使用/未使用を
管理する管理テーブル4の排他を獲得する。この管理テ
ーブル4は、例えば共用メモリ空間の所定の場所に設
け、共用メモリ空間を使用できる全ての仮想計算機から
アクセスできるものである。
【0030】S12は、空きブロックの検索を行う。こ
れは、S11で排他を獲得した図4の管理テーブル4中
で空きブロックの検索を行う。S13は、メモリの使用
する属性がいずれか判別する。ここでは、CP−A(仮
想計算機CP−A)あるいはCP−B(仮想計算機CP
−B)のいずれか判別する。CP−Aの場合には、S1
4で空きブロックに、CP−Aのメモリ使用状態の設定
(例えば図4の管理テーブル4にAを設定)し、S16
に進む。一方、CP−Bの場合には、S15で空きブロ
ックに、CP−Bのメモリ使用状態の設定(例えば図4
の管理テーブル4にBを設定)し、S16に進む。
【0031】S16は、共用の空き領域内の管理テーブ
ル4の排他開放する。以上によって、共用の空き領域内
の管理テーブルを参照して共用メモリ空間上の空きブロ
ックについて自己の仮想計算機ID(例えばCP−A)
を設定し、当該ブロックを自己が使用中として自己の専
用メモリ空間に組み込むことが可能となる。不要となっ
た場合には、使用中を未使用にして開放する。
【0032】図4は、本発明の動作説明図(CPのブロ
ック割当て)を示す。図4の(a)は、メモリ空間3を
示す。ここでは、(a−1:b−1)がCP−Aの専用
メモリ空間、(b−1:a−2)が共用メモリ空間であ
って共用の空きの領域であり、(a−2:b−2)がC
P−Bの専用メモリ空間である。
【0033】図4の(b)は、管理テーブル4を示す。
この管理ブロック4によって、(b−1:a−2)の共
用の空き領域について、ブロック単位にA使用中、B使
用中、空きブロックのいずれかとして管理するものであ
って、図示の状態では全て空き領域である(Fは空きブ
ロックを表す)。
【0034】図4の(c)は、管理テーブル4を示す。
この管理テーブル4中の各記号 ・A:CP−A使用中ブロック ・B:CP−AB用中ブロック ・F:空きブロック をそれぞれ表す。
【0035】図5は、本発明の動作説明図(共用メモリ
空間のブロック割当て)を示す。図5の(a)は、フロ
ーチャートを示す。図5の(a)において、S21は、
CP−Aが空きブロックを管理テーブル4で検索する。
【0036】S22は、メモリの使用する属性を判定す
る。専用ブロックの場合には、S23で共用メモリの空
きブロックに、専用メモリの属性(AあるいはB)を管
理テーブル4に設定してAあるいはB使用中とし、S2
4で割り当てたブロックに使用する計算機に対応したメ
モリに保護キー(AあるいはB)を設定する。これによ
り、空きブロックをAあるいはBの専用使用中のブロッ
クにする。一方、共用ブロックの場合には、S25で共
用メモリの空きブロックに、共用メモリの属性(K)を
管理テーブル4に設定してAおよびBが使用可能とし、
S26で割り当てたブロックに共用でアクセス可能なメ
モリに保護キー(AおよびB)を設定する。これによ
り、空きブロックをAおよびBの共用使用中のブロック
にする。
【0037】図5の(b)は、管理テーブル4の例を示
す。管理テーブル4中の記号 ・A:OS−Aで専用使用(仮想計算機Aで専用使用) ・B:OS−Bで専用使用(仮想計算機Bで専用使用) ・K:OS−A,Bで共用使用 ・F:空きブロック をそれぞれ表す。
【0038】図6は、本発明の動作説明図(共用メモリ
空間)を表す。図6の(a)は、仮想計算機Aのメモリ
空間(OS−Aのメモリ空間)を示す。ここでは、図示
のように、専用メモリ空間は(b−2:b−3)であ
り、共用メモリ空間(b−3:a−4)である。
【0039】図6の(b)は、仮想計算機Bのメモリ空
間(OS−Bのメモリ空間)を示す。ここでは、図示の
ように、専用メモリ空間は(a−4:b−4)であり、
共用メモリ空間(b−3:a−4)であって、図6の
(a)の仮想計算機Aと同一である。
【0040】図6の(c)は、図6の(a)、(b)の
共用メモリ空間のブロック単位に管理する管理テーブル
4の例を示す。この管理テーブル4中に設定する、記号
A、B、K、Fに対応して下記のように管理する。
【0041】・A:OS−Aが使用する専用ブロック ・B:OS−Bが使用する専用ブロック ・K:OS−A,Bが共用で使用するブロック ・F:空きブロック 図7は、本発明の動作説明フローチャート(メモリ空間
の再設定)を示す。これは、後述する図8の(a)の状
態(仮想計算機C、Dが動作)から図8の(b)の状態
(仮想計算機Dのみがが動作)にしたときのメモリ空間
の再設定の手順を示すものである。
【0042】図7において、S31は、CP−A、CP
−Bを立ち上げる。これは、既述した図2のS1ないし
S10の手順によって、CP−A、CP−Bを立ち上げ
る。S32は、VM−Cの空間C(c−1:c−2)を
設定する。
【0043】S33は、VM−Dの空間D(d−1:d
−2)を設定する。S34は、VM−Dの専用空間(c
−2:d−2)を設定する。S35は、VM−C、VM
−Dを立ち上げる。
【0044】S36は、VM−Cが終了時に、VM−C
の空間C(c−1:c−2)を解放する。S37は、V
M−Dの専用空間を再設定(d−1:d−2)する。こ
れは、後述する図8の(a)の状態から図8の(b)の
状態にVM−Dの専用空間を(d−1:d−2)に再設
定する。
【0045】以上によって、当初図8の(a)に示すよ
うに、仮想計算機Cのメモリ空間を全部含むように仮想
計算機Dのメモリ空間を設定し、仮想計算機Cがメモリ
空間(c−1:c−2)を専用メモリ空間として動作
し、仮想計算Dがメモリ空間(c−2:d−2)を専用
メモリ空間として動作し、仮想計算機Cが処理を終了し
て解放し、仮想計算機Dが単独で(d−1:d−2)を
専用メモリ空間に再設定して動作したものである。
【0046】図8は、本発明の動作説明図(メモリ空間
の再設定)を示す。図8の(a)は、仮想計算機Cが
(c−1:c−2)の専用メモリ空間として動作し、仮
想計算機Dが(c−2:d−2)の専用メモリ空間とし
て動作する状態を示す。
【0047】図8の(b)は、仮想計算機Cが(c−
1:c−2)の専用メモリ空間を解放し、仮想計算機D
が(d−1:d−2)の専用メモリ空間に再設定して動
作する状態を示す。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の仮想計算機が使用するメモリ空間を一部あるいは
全部重複して設定しその設定範囲内で専用メモリ空間お
よび共用メモリ空間の割り当てを動的に再設定を行う構
成を採用しているため、複数の仮想計算機間のメモリ空
間を動的に拡縮を行うと共に共用メモリ空間を介して通
信して処理を実行できる。これらにより、 (1) 複数の仮想計算機間で、共用メモリ空間を使用
してそれぞれの専用メモリ空間を拡大したり、縮小した
り動的に変更することが可能となる。
【0049】(2) 複数の仮想計算機間で、共用メモ
リ空間を介して相互に通信でき、高速かつ安価なデータ
通信が可能となる。 (3) 複数の仮想計算機にアドレスを割り当る際に、
低位アドレスに割り当てても当該低位アドレスの仮想計
算機が高位アドレスの仮想計算機との共用メモリ空間を
専用メモリ空間に再設定して柔軟にメモリ空間の拡張を
行うことが可能となった。
【0050】(4) 共用メモリ空間内でブロック単位
に各仮想計算機が使用中ブロックに設定して専用使用
し、専用使用できるメモリ空間を動的に拡張することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(CP、VM
のメモリ割当て)である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(CPのブロ
ック割当て)である。
【図4】本発明の動作説明図(CPのブロック割当て)
である。
【図5】本発明の動作説明図(共用メモリ空間のブロッ
ク割当て)である。
【図6】本発明の動作説明図(共用メモリ空間)であ
る。
【図7】本発明の動作説明フローチャート(メモリ空間
の再設定)である。
【図8】本発明の動作説明図(メモリ空間の再設定)で
ある。
【符号の説明】
1:制御テーブル 2:制御手段 3:メモリ空間 4:管理テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の仮想計算機のメモリ空間を管理する
    メモリ管理装置において、 実計算機上の1つのメモリ空間上の制御プログラムを格
    納する制御領域について、複数の仮想計算機で相互に一
    部を重複あるいは全部を重複して設定、および各仮想計
    算機が設定した範囲内で相互に重複しないで専用メモリ
    空間をそれぞれ設定する制御テーブルと、 実行時に上記制御テーブルの設定に従い実計算機上の1
    つのメモリ空間について各仮想計算機が自己の専用メモ
    リ空間および自己の共用メモリ空間をアクセスして実行
    させる手段とを備えたことを特徴とするメモリ管理装
    置。
  2. 【請求項2】複数の仮想計算機のメモリ空間を管理する
    メモリ管理装置において、 実計算機上の1つのメモリ空間上の制御領域に続いて設
    けたメモリ空間について、複数の仮想計算機で相互に一
    部を重複あるいは全部を重複して設定、および各仮想計
    算機が設定した範囲内で相互に重複しないで専用メモリ
    空間をそれぞれ設定する制御テーブルと、 実行時に上記制御テーブルの設定に従い実計算機上の1
    つのメモリ空間について各仮想計算機が自己の専用メモ
    リ空間および自己の共用メモリ空間をアクセスして実行
    させる手段とを備えたことを特徴とするメモリ管理装
    置。
  3. 【請求項3】上記専用メモリ空間ではない重複した共用
    メモリ空間を介して仮想計算機が相互に通信して実行す
    ることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のメ
    モリ管理装置。
  4. 【請求項4】上記専用メモリ空間ではない重複した共用
    メモリ空間をブロックに分割してブロック単位に専用、
    共用、未使用を設定する、当該共用メモリ空間に設けた
    管理テーブルと、 実行時に上記管理テーブルの設定に従い共用メモリ空間
    についてブロック単位に各仮想計算機が自己の専用ブロ
    ックおよび自己の共用ブロックをアクセスして実行させ
    る手段とを備えたことを特徴とするメモリ管理装置。
  5. 【請求項5】実計算機上の1つのメモリ空間上の制御プ
    ログラムを格納する制御領域について、複数の仮想計算
    機で相互に一部を重複あるいは全部を重複して設定、お
    よび各仮想計算機が設定した範囲内で相互に重複しない
    で専用メモリ空間を制御テーブルに設定する手段と、 実行時に上記制御テーブルの設定に従い実計算機上の1
    つのメモリ空間について各仮想計算機が自己の専用メモ
    リ空間および自己の共用メモリ空間をアクセスして実行
    させる手段として機能させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】実計算機上の1つのメモリ空間上の制御領
    域に続いて設けたメモリ空間について、複数の仮想計算
    機で相互に一部を重複あるいは全部を重複して設定、お
    よび各仮想計算機が設定した範囲内で相互に重複しない
    で専用メモリ空間を制御テーブルに設定する手段と、 実行時に上記制御テーブルの設定に従い実計算機上の1
    つのメモリ空間について各仮想計算機が自己の専用メモ
    リ空間および自己の共用メモリ空間をアクセスして実行
    させる手段として機能させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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