JP4515314B2 - 計算機システムの構成再現方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フェイルオーバやサーバ統合等で、サーバや業務などを引き継ぐシステム構成の再現技術に関する。
障害や災害が発生してもビジネスを継続することは極めて重要であり、ITシステム(Information Technology)では、データを稼動可能な正/副の2つのサイトを用意し、平常時から副サイトへ業務データをバックアップし、災害時等には副サイトで業務を継続するディザスタリカバリシステムが知られている。
正サイトで障害や災害が発生したときには、副サイト側にバックアップされたデータで業務を開始するため、正サイトと同様に副サイトのサーバやネットワークを構成(再構成)する必要がある。このため、予め副サイト側の管理者が構成の設定手順をスクリプトなどで設定しておき、副サイトで業務を開始するリカバリ時には、上記スクリプトを実行して副サイトの再構成を行う手法が知られている(例えば、特許文献1)。
上記スクリプトには、管理者が予め手動で設定したサーバのプロセッサ定義、OSの設定情報、ストレージ装置の定義、ネットワークの定義などが含まれている。
米国特許第6636988号
しかしながら、上記のようなスクリプトを用いた場合でも、副サイトの再構成を開始してから業務を開始するまでに、半日ないし数日を要する場合があり、副サイトの再構成を迅速且つ容易に行うことができない、という問題があった。
すなわち、正サイト側では、データの容量の増大に応じて、データを格納するストレージ装置やボリュームを変更したり、サーバの処理負荷の変動に応じてサーバやプロセッサの変更したり、サーバやストレージ装置の変更に伴ってIP(Internet Protocol)ネットワークやSAN(Storage Area Network)の構成も変更している。このため、正サイトの構成変更を常時副サイトの上記スクリプトに反映させる必要がある。しかし、スクリプトの記述を手動により日々更新するためには、多大な労力を要し、管理コストが増大する、という問題がある。
また、副サイトでは、ストレージ装置やサーバ計算機が常時稼動しており、これらの計算機資源を用いて正サイトとは異なる業務を行い、正サイトと副サイトを無駄なく利用することが一般的に行われている。しかしながら、副サイトでリカバリを行う際に、副サイトで提供する業務を停止できない場合には、計算機資源が不足したり、ネットワークの定義(VLANのIDなど)が重複して、再構成が難しくなり、この結果、再構成に要する時間は増大してしまう。
また、近年、基板単位で計算機を変更可能なブレードサーバにより、ITシステムの構成をより柔軟に変更する技術が知られており、多数のサーバをブレードサーバに統合するサーバコンソリデーション(サーバ統合)が行われている。
このサーバ統合の際も、上記リカバリと同様に、旧システムの構成を新システムに再構成するには、手動による作業がほとんどであり、旧システムから新システムへ移行するには多大な時間を要する、という問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、現在の業務を実行する計算機システムを、異なる計算機システムで迅速に再構成して業務を迅速に再開する技術を提供することを目的とする。
本発明は、サーバ装置とストレージ装置を有し、単一または複数の業務を実行する第1の計算機システムと、サーバ装置とストレージ装置を有する第2の計算機システムとから構成され、前記第1の計算機システムで実行していた業務を前記第2の計算機システムで実行する方法であって、前記第1の計算機システムの第1の構成情報管理部は、前記第1の計算機システムで稼働する業務と前記第1の計算機システムのサーバ装置との対応である第1の対応関係を収集するステップと、前記第1の計算機システムのサーバ装置と前記第1の計算機システムのストレージ装置と、当該サーバ装置の第1のプロセッサ種別との対応である第2の対応関係を収集するステップと、前記第1の計算機システムのストレージ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置との対応である第3の対応関係を収集するステップと、前記第1の対応関係と、前記第2の対応関係と、前記第3の対応関係とを前記第1の計算機システムの構成情報として、前記第1の計算機システムのストレージ装置に格納するステップとを実行し、前記第1の計算機システムのストレージ装置は、前記第1の計算機システムの業務のデータと、前記第1の計算機システムの構成情報とを、前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写するステップを実行し、前記第2の計算機システムの第2の構成情報管理部は、前記第2の計算機システムで稼働する業務と第2の計算機システムのサーバ装置との対応である第4の対応関係を収集するステップと、前記第2の計算機システムのサーバ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置と、当該サーバ装置の第2のプロセッサ種別との対応である第5の対応関係を収集するステップと、前記第4の対応関係と、前記第5の対応関係とを前記第2の計算機システムの構成情報として前記第2の計算機システムのストレージ装置に格納するステップと、前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写された前記第1の計算機システムの構成情報に基づいて、前記第1の計算機システムで実行していた業務を実行する前記第2の計算機システムのサーバ装置を選択するステップと、前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てるステップと、前記割り当てたサーバ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置とを対応付けるステップとを実行し、前記サーバ装置を選択するステップでは、前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写された前記第1の計算機システムの構成情報のうち、前記第2の対応関係を参照し、前記第1の計算機システムで稼働する業務が使用していたサーバ装置の性能情報として、前記第1のプロセッサ種別を読み込み、前記第1のプロセッサ種別と前記第2のプロセッサ種別とを比較し、前記第1のプロセッサ種別と前記第2のプロセッサ種別とが同一の前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てるステップを実行する。
したがって、本発明は、第1の計算機システムでサーバ装置やストレージ装置等の構成が変更されていても、構成情報が第2の計算機システムへ複写されているため、第2の計算機システムでは構成情報の複製に基づいて第1の計算機システムを自動的に再現することができる。
第1の計算機システムの再現は、前記従来例のように人手を要することなく、自動的に行うことができるので、極めて迅速に第2の計算機システムの再構成を実現することができる。特に、ディザスタリカバリに適用した場合では、第2の計算機システムにおける第2の計算機システムの引き継ぎを極めて短時間で行うことができるため、業務の中断期間を大幅に短縮でき企業や組織に与える損失を最小限に食い止めることができるのである。
また、サーバ統合に適用した場合では、管理者は第1の計算機システムの構成情報で自動的に第2の計算機システムへサーバ統合を行うことができ、従来のサーバ統合に要していた多大な労力と時間を大幅に低減でき、新たな計算機システムの導入から稼動開始までの時間を大幅に短縮することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は第1の実施形態を示し、正サイト1の計算機システムのデータを副サイト2の計算機システムへ複写するディザスタリカバリに本発明を適用した例を示す。
正サイト1(第1の計算機システム)は複数のサーバ(サーバ装置)13を有し、ストレージ装置15に格納したデータにより所定の業務を提供する。そして、正サイト1のストレージ装置15はリモートコピー機能により、ストレージ間ネットワーク3を介して副サイト2のストレージ装置25へ、ストレージ装置15に格納されたデータを転送し、副サイト2のストレージ装置25にデータの複製を格納する。なお、ストレージ装置15のリモートコピー機能は、同期リモートコピー、あるいは、非同期リモートコピーでデータを転送する。なお、ストレージ装置15、25は、1つに限らず、複数のストレージ装置で構成することができる。
正サイト1の複数のサーバ13は、ネットワークスイッチ12を主体に構成されたIPネットワーク16を介して接続される。また、各サーバ13は、ファイバチャネルスイッチ14を主体に構成されたSAN(Storage Area Network)17を介してストレージ装置15に接続される。
IPネットワーク16には、正サイト1の構成を管理する管理サーバ11が接続される。管理サーバ11では、正サイト1のハードウェア構成、ソフトウェア構成及びネットワーク構成などの構成情報を取得し、管理する構成情報管理機構110が稼動する。構成情報管理機構110は、正サイト1の構成の変更が生じたときなど、所定のタイミングで正サイト1の上記構成情報を取得し、ストレージ装置15に予め設定された構成情報格納領域152に格納する。
なお、IPネットワーク16はSAN17やストレージ装置15にも接続され、管理サーバ11はIPネットワーク16を介して正サイト1の構成情報を収集し、ストレージ装置15の構成情報格納領域152に格納する。
所定の業務を提供するサーバ13は、ストレージ装置15に予め設定されたデータ格納領域151にSAN17を介してアクセスし、データ格納領域151に格納した業務のデータを参照または更新する。
ストレージ装置15は、リモートコピー機能を用いて、データ格納領域151と構成情報格納領域152の内容を、予め設定された副サイト2のストレージ装置25に複写する。ストレージ装置25は、予め設定されたデータ格納領域251に正サイト1のデータ格納領域151の複製を格納し、予め設定された構成情報格納領域252に正サイト1の構成情報格納領域152の複製を格納する。なお、正サイト1のサーバ13で実行する業務のアプリケーションや各サーバ13のOS等のブートイメージを所定のイメージ格納領域153に格納しておく。これにより、正サイト1で提供する業務に必要なソフトウェアが、リモートコピーにより、自動的に副サイト2のイメージ格納領域253へ転送することができる。
正サイト1が提供する業務のデータ及び正サイト1の構成情報の複製を保持する副サイト2(第2の計算機システム)は、正サイト1と同様に、ネットワークスイッチ22を含んで構成されたIPネットワーク26を介して複数のサーバ(サーバ装置)23と管理サーバ21を接続し、ファイバチャネルスイッチ24を含んで構成されたSAN27を介して各サーバ23とストレージ装置25を接続する。また、IPネットワーク26はファイバチャネルスイッチ24及びストレージ装置25にも接続され、管理サーバ21からSAN27及びストレージ装置25へアクセスすることができる。
管理サーバ21には、副サイト2の構成情報(ハードウェア構成、ソフトウェア構成、ネットワーク構成)を取得し、管理する構成情報管理機構210が稼動する。そして、構成情報管理機構210は、管理者などの指令に基づいてストレージ装置25の構成情報格納領域252に格納された正サイト1の構成情報を読み込んで、正サイト1の構成と業務を副サイト2に再構成する構成再現機能(プログラムモジュール)112を備えている。なお、管理者はIPネットワーク26に接続された端末などから管理サーバ21にアクセスする。
また、副サイト2では、サーバ23及びストレージ装置25が正サイト1とは異なる業務を提供することができる。
なお、ネットワークスイッチ12、22及びファイバチャネルスイッチ14、24は、1つに限らず、複数のネットワークスイッチ及びファイバチャネルスイッチで構成することができる。
図2は、正サイト1のサーバ13の構成を示すブロック図である。サーバ13には、プロセッサ132がアクセスするメモリ131と、プロセッサ132がIPネットワーク16にアクセスする際に、信号の変換を行うNIC(Network Interface Card)136と、プロセッサ132がSAN17にアクセスする際に信号の変換を行うFCA(Fiber Channel Adapter)133を備える。
FCA133は、グローバルユニークな識別子であるWWW(World Wide Name)を有し、通信機構135によりSAN17と通信を行う。NIC136は、グローバルユニークな識別子であるMAC(Media Access Control)137を有し、通信機構138によりIPネットワーク16と通信を行う。
なお、副サイト2のサーバ23もサーバ13同様の構成であるので、重複した説明を省略する。
図3は、正サイト1で提供される業務の一例を示すブロック図である。正サイト1では、後述する業務管理テーブル(図7)に定義された業務識別子により、IPネットワーク16のVLANグループと、SAN17のゾーンにより論理的に分割され、各業務間でアクセスが重複しないように設定される。図示の例では、正サイト1が5台のサーバ13−1〜13−5を有し、3つの業務グループに分割された例を示す。なお、サーバ全体を指すときにはサーバ13とし、個々のサーバを指すときにはサーバ13−1〜13−5とする。
ネットワークスイッチ12(IPネットワーク16)は、3つのVLANグループ(VLAN10、20、30)に分けられ、ファイバチャネルスイッチ14(SAN17)は3つのゾーン(ゾーン10、20、30)に分けられる。なお、VLANグループ及びゾーンの10〜20は、各グループまたはゾーンの識別子である。
業務1を提供する業務グループは、VLAN10、ゾーン10に割り当てられた2台のサーバ13−1、13−2により構成される。サーバ13−1及び13−2は、IPネットワーク16のVLAN10を介して図示しないクライアント計算機に接続され、各サーバ13−1、2で実行する業務1を提供する。
サーバ13−1及び13−2は、SAN17のゾーン10を介してストレージ装置15のデータ格納領域151にアクセスする。
ここで、データ格納領域151としては、ストレージ装置15に予め設定された論理ディスクLU0〜3、LU00、01が設定される。サーバ13−1及びサーバ13−2が所属するゾーン10には、論理ディスクLU0、1、3が割り当てられる。
業務2を提供する業務グループは、VLAN20、ゾーン20に割り当てられたサーバ13−3により構成される。サーバ13−3は、IPネットワーク16のVLAN20を介して図示しないクライアント計算機に接続され、各サーバ13−3で実行する業務2を提供する。
サーバ13−3は、SAN17のゾーン20を介してストレージ装置15のデータ格納領域151にアクセスする。業務2のデータ格納領域151としては、論理ディスクLU00が割り当てられる。
業務3を提供する業務グループは、VLAN30、ゾーン30に割り当てられた2台のサーバ13−4、13−5により構成される。サーバ13−4及び13−5は、IPネットワーク16のVLAN30を介して図示しないクライアント計算機に接続され、各サーバ13−4、5で実行する業務3を提供する。
サーバ13−4及び13−5は、SAN17のゾーン30を介してストレージ装置15のデータ格納領域151にアクセスする。業務2のデータ格納領域151としては、論理ディスクLU01が割り当てられる。
なお、構成情報格納領域152、イメージ格納領域153はそれぞれ所定の論理ディスクが割り当てられ、例えば、後述の図4に示す論理ディスクLU2等がこれらの格納領域として設定される。
図4は、上記図3に示した正サイト1の詳細な構成を示すブロック図である。図4では図1に示したネットワークスイッチ12が2台のネットワークスイッチ12−1(SW1)、12−2(SW2)で構成され、また、ストレージ装置15は2台のストレージ装置15−1(ST1)、15−2(ST2)で構成した例を示す。なお、ネットワークスイッチ全体を指すときにはネットワークスイッチ12とし、個々のネットワークスイッチを指すときにはネットワークスイッチ12−1、12−2とする。ストレージ装置15とストレージ装置15−1、15−2についてもネットワークスイッチ12と同様の表記とする。
まず、サーバ13−1(サーバ1)は、2つのNIC1、NIC2を有し、NIC1にはMACアドレスとしてMAC1が設定され、NIC2にはMAC2が設定されている。また、NIC1にはIPアドレスとしてIP1が設定され、NIC2にはIP2が設定される。
サーバ13−2〜5(サーバ2〜5)は、それぞれ一つのNIC3〜6を有し、各NIC3〜6にはMACアドレスとしてMAC3〜6が設定され、IPアドレスとしてIP3〜6が割り当てられる。業務1を提供するサーバ13−1、13−2のNIC1〜3は、ネットワークスイッチ12−1のVLAN10に属するポート1〜3に接続される。
業務2を提供するサーバ13−3のNIC4は、ネットワークスイッチ12−1のVLAN20に属するポート4に接続される。業務3を提供するサーバ13−4、13−5のNIC5、6は、ネットワークスイッチ12−1、12−2のVLAN30に属するポート5、7に接続される。
なお、ネットワークスイッチ12−1と12−2は、ポート6及び12が接続され相互にアクセス可能となっており、ネットワークスイッチ12−2のポート11には、正サイト1の構成を管理する管理サーバ11が接続される。
サーバ13−1(サーバ1)は、2つのFCA1、FCA2を有し、FCA1にはアドレスとしてWWN1が設定され、NIC2にはWWN2が設定されている。
サーバ13−2〜5は、それぞれ一つのFCA3〜6を有し、各FCA3〜6にはアドレスとしてWWN3〜6が設定される。
業務1を提供するサーバ13−1、13−2のFCA1〜3は、ファイバチャネルスイッチ14のゾーン10に属するポート1〜3に接続される。
業務2を提供するサーバ13−3のFCA4は、ファイバチャネルスイッチ14のゾーン20に属するポート4に接続される。業務3を提供するサーバ13−4、13−5のFCA5、6は、ファイバチャネルスイッチ14のゾーン30に属するポート5、6に接続される。
ファイバチャネルスイッチ14のポート7、8には、ストレージ装置15−1のポートP0、P1がそれぞれ接続され、ファイバチャネルスイッチ14のポート11、12にはストレージ装置15−2のポートP00、P01が接続される。
ストレージ装置15−1には、論理ディスクLU0〜3が設定され、ストレージ装置15−2には、論理ディスクLU00、01が設定されて、例えば、論理ディスクLU0、1、3及びLU00、01が図1に示したデータ格納領域151として設定され、論理ディスクLU2が構成情報格納領域152として設定される。なお、各論理ディスクLU0〜3、00、01は、後述するように設定されたパスによりアクセスするサーバ13−1〜13−5が設定される。
副サイト2のストレージ装置25は、例えば図4のように複数の論理ディスクLU10〜13及び20、21が設定され、ストレージ装置15−1、15−2のリモートコピーにより正サイト1の情報を保持する。ストレージ装置15−1、15−2のリモートコピーの設定としては、例えば、図4のように、ストレージ装置15−1が論理ディスクLU0〜3の内容を副サイト2のストレージ装置25の論理ディスクLU10〜13に複写し、ストレージ装置15−2が論理ディスクLU00、01の内容を副サイト2のストレージ装置25の論理ディスクLU20、21に複写する。この例では、論理ディスクLU0、1、3、00、01がデータ格納領域251に相当し、LU2が構成情報格納領域252に相当する。
図5は、管理サーバ11及び管理サーバ21の構成情報管理機構110、210の詳細を示すブロック図である。なお、正サイト1の構成情報管理機構110と副サイト2の構成情報管理機構210は同様の構成であり、実行する機能が異なるだけである。
正サイト1の構成情報管理機構110は、正サイト1の構成情報40を取得してストレージ装置15に格納する構成情報取得/格納機能111を主に機能させる。
構成情報取得/格納機能111は、所定のタイミングでサーバ13の構成、IPネットワーク16やSAN17の構成、ストレージ装置15の構成を取得して、ストレージ装置15の構成情報格納領域152に格納する。
構成情報40としては、サイトの識別子であるサイト識別子401と各テーブルを参照するためのテーブルポインタ402と、業務とサーバ13の対応関係等を示す業務管理テーブル41(図7)と、サーバ13の構成要素や使用状態を示すサーバ管理テーブル42(図8)と、ネットワークスイッチ12のポートに接続された機器やVLANとの対応関係を示すネットワークスイッチ管理テーブル43(図9)と、ファイバチャネルスイッチ14のポートに接続された機器とゾーニングの対応関係を示すストレージスイッチ管理テーブル44(図10)と、ストレージ装置15の論理ディスクにアクセスするサーバ13の対応関係を示すストレージ管理テーブル45(図11)とから構成される。なお、業務管理テーブル41は、管理者などにより設定することができる。
業務管理テーブル41は、サーバ識別子によりサーバ管理テーブル42に対応付けられており(403)、ネットワークスイッチ管理テーブル43、ストレージスイッチ管理テーブル44、ストレージ管理テーブル45はサーバ管理テーブル42対応付けられている(404)。
上記構成情報取得/格納機能111は、正サイト1と副サイト2の管理サーバ11、21の双方で機能し、それぞれのサイトの上記構成情報40を取得し、各ストレージ装置15、25に格納する。なお、上記構成情報40を収集するタイミングは、サイトの構成が変更されたときや所定時間ごと等であり、あるいは、管理者の指示によるものである。
次に、構成情報管理機構110(210)の構成再現機能112は、本実施形態においては、副サイト2の管理サーバ21で機能する。
副サイト2の管理サーバ21で機能する構成再現機能112は、管理者などの指令に基づいて、ストレージ装置25に格納されたデータ格納領域251と構成情報格納領域252から正サイト1のデータと構成情報40を読み込んで、副サイト2で正サイト1の業務を再現するリストア処理を行う。
構成再現機能112は、副サイト2の構成情報と、副サイト2に保持した正サイト1の構成情報40に基づいて、副サイト2で再現する業務を選択する業務選択機能113と、業務を実行するサーバ23を選択するサーバ選択機能114と、IPネットワーク26のVLANグループの構成などを設定するネットワークスイッチ設定機能115と、SAN27のゾーニングを行うストレージスイッチ設定機能116と、ストレージ装置25の論理ディスクにアクセスするサーバ23との対応関係を設定するストレージ設定機能117から構成され、副サイト2の計算機資源(リソース)に応じて正サイト1の業務を再現する。
ここで、本第1実施形態における正サイト1と副サイト2の業務とサーバの関係の一例を図6に示す。
図6において、正サイト1では上述のように、サーバ13−1と13−2が業務1を提供し、サーバ13−3が業務2を提供し、サーバ13−4と13−5が業務3を提供している。
副サイト2には、5台のサーバ23−1〜23−5が存在し、サーバ23−1では業務11を提供し、サーバ23−3は業務12を提供し、サーバ23−5は業務13を提供しており、サーバ23−2とサーバ23−4がスタンバイとなっている。
正サイト1に障害が発生し、副サイト2で正サイト1の業務1〜3を引き継ぐ際、構成再現機能112は、副サイト2の計算機資源が十分ある場合には正サイト1の全ての業務1〜3を再現し、副サイト2の業務11〜13も継続する。一方、副サイト2の計算機資源が正サイト1と副サイト2の全ての業務を実行できない場合には、予め設定した業務の優先順位に応じて計算機資源の範囲内で正サイト1の業務を部分的に再現し、副サイト2の業務を部分的に提供する。
次に、正サイト1及び副サイト2の構成情報管理機構110(210)の構成情報取得/格納機能111が収集する構成情報40の詳細について以下に説明する。
図7は、図4の状態の正サイト1の業務管理テーブル41の一例を示す説明図である。
業務管理テーブル41は、サイト毎に割り当てた一意の識別子401と、業務毎に割り当てた一意の識別子411と、各業務毎に管理者などが設定したリカバリの優先度412と、各業務を実行するサーバの識別子413と、各業務毎に管理者などが設定したリカバリの条件414とから構成される。
優先度412は、業務1〜3を再現する順序を示すもので、優先度412の値が小さいものほど優先度は高くなる。サーバ識別子413は、業務を実行している全てのサーバ識別子が格納される。リカバリの条件414には、副サイト2で各業務を再現する際に、副サイト2の計算機資源が不足しているときに実行が不要であるか必須であるかを予め設定したものである。リカバリの条件414が必須の業務は、企業や組織の基幹業務などのようにサイト2で緊急に再現または実行すべき業務を示す。
一方、リカバリの条件414が不要に設定された業務は、緊急に再現(または実行)する必要はないが、計算機資源が十分となった時点で再現するものであり、例えば、月次報告や半期報告など現在停止しても企業活動や組織活動に大きな損害を与えない業務などである。
なお、副サイト2の構成情報管理機構110も図7の業務管理テーブル41を有しており、副サイト2で提供する業務について優先度やリカバリの条件414を設定しておく。
副サイト2の構成再現機能112は、正サイト1の業務を再現する際に、計算機資源が不足している場合には、副サイト2の業務管理テーブル41からリカバリの条件414が「不要」に設定された業務を停止して、計算機資源を確保する。その後、正サイト1の業務管理テーブル41を読み込んで、リカバリの条件414が「必須」のものを優先度に基づいて順次実行する。
図8は、図4の状態の主サイト1のサーバ管理テーブル42の一例を示す。
サーバ管理テーブル42は、サイト毎に割り当てた一意の識別子401と、サーバ毎に割り当てた一意のサーバ識別子421と、サーバを構成するプロセッサの種類等を示すプロセッサ種別422と、サーバが備えるメモリの容量を示すメモリ欄423と、サーバが備えるNICやFCAを示すデバイス欄424と、サーバのNICに割り当てられたIPアドレスをIPアドレス欄425と、サーバに割り当てられたストレージ装置の論理ディスクを格納するストレージ欄426と、サーバの現在の状態を示すステータス427から構成される。
プロセッサ種別422は、例えば、CPU1が32ビットプロセッサを示し、CPU2が64ビットプロセッサを示しており、周波数はプロセッサの内部周波数を示し、プロセッサの処理能力を類推可能なプロセッサの情報で構成される。プロセッサ種別としては、図示の他に、例えば、プロセッサの数や2次キャッシュの容量などを格納しても良い。
デバイス欄424は、IPネットワークとSANに関するデバイスの情報が格納され、NICの識別子とMACアドレス及びFCAの識別子とWWNがデバイス毎に格納される。IPアドレス欄425には、NICの識別子と、当該NICに割り当てられたIPアドレスが格納される。
ストレージ欄426には、当該サーバに割り当てられたストレージ装置の論理ディスクの番号と、当該論理ディスクにアクセスするFCAの識別子と、論理ディスクの容量が格納される。
そして、ステータス427には、当該サーバが業務に割り当てられているか否かを示す情報が格納される。「使用中」の場合には当該サーバが業務に割り当て済みを意味し、「未使用」の場合には当該サーバがスタンバイであることを示す。
図9は、図4の状態の主サイト1のネットワークスイッチ管理テーブル43の一例を示す。
ネットワークスイッチ管理テーブル43は、サイト毎に割り当てた一意の識別子401と、ネットワークスイッチ毎に割り当てた一意のネットワークスイッチ識別子431と、ネットワークスイッチのポート番号432と、ポート番号に割り当てられたMACアドレス433と、ポート番号に割り当てられたVLAN番号(または識別子)434と、当該ポート番号に接続された装置のMACアドレスを格納する接続機器435とから構成される。なお、本実施形態のネットワークスイッチは、各ポート番号にMACアドレス(図中PMAC)が割り当てられている。
この図において、ネットワークスイッチ識別子431のスイッチ1が図4のネットワークスイッチ12−1に相当し、スイッチ2がネットワークスイッチ12−2に相当する。
図10は、図4の状態の主サイト1のストレージスイッチ管理テーブル44の一例を示す。
ストレージスイッチ管理テーブル44は、サイト毎に割り当てた一意の識別子401と、ファイバチャネルスイッチ毎に割り当てた一意のファイバチャネルワークスイッチ識別子441と、ファイバチャネルスイッチのポート番号442と、ポート番号に割り当てられたWWN443と、ポート番号に割り当てられたゾーン番号444と、当該ポート番号に接続された装置のWWNを格納する接続機器445とから構成される。
図11は、図4の状態の主サイト1のストレージ管理テーブル45の一例を示す。
ストレージ管理テーブル45は、サイト毎に割り当てた一意の識別子401と、ストレージ装置毎に割り当てた一意のストレージ装置識別子451と、当該ストレージ装置にアクセスするサーバの識別子(WWN)を格納するサーバ識別子452と、当該サーバ識別子に割り当てられた論理ディスクの番号を示すディスク番号453と、当該論理ディスクの複製を格納するサイト識別子とサーバ識別子及び論理ディスク番号(ディスク番号)を格納するコピー先454とから構成される。例えば、図示のWWN1は、正サイト1のサーバ1(13−1)を示し、このサーバ1にはストレージ装置1(15−1)の論理ディスクLU0、LU1、LU3が割り当てられ、各論理ディスクの内容は、副サイト2(サイト識別子=2)のストレージ装置25(装置識別子=10)の論理ディスクLU10〜LU13に複写されることを示す。なお、コピー先454に格納される情報が、正サイト1のストレージ装置15と副サイト2のストレージ装置25の論理ディスクの対応関係を示す。
この図において、ストレージ装置識別子がストレージ1に対応するのが図4のストレージ装置15−1であり、ストレージ2に対応するのがストレージ装置15−2である。
このストレージ管理テーブル45は、正サイト1及び副サイト2で業務に割り当てられているストレージ装置の論理ディスクとサーバ13(23)の対応関係を示す。なお、正サイト1の構成情報40を格納する構成情報格納領域152として割り当てたストレージ装置15−2の論理ディスクLU2と、論理ディスクLU2の複写先である副サイト2のストレージ装置25の論理ディスクLU12は、予め設定したものとする。また、副サイト2では、図4において図示しない論理ディスクに副サイト2の構成情報40を格納するものとする。
以上、正サイト1の構成情報40を構成する業務管理テーブル41、サーバ管理テーブル42、ネットワークスイッチ管理テーブル43、ストレージスイッチ管理テーブル44、ストレージ管理テーブル45について説明したが、図示はしないが、副サイト2の構成情報管理機構110も同様のテーブルを備えている。
図12は、正サイト1及び副サイト2の管理サーバ11(21)の構成情報管理機構110で行われる構成情報取得/格納機能111処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、所定の周期(例えば、30分毎)で実行される。以下の説明では、正サイト1における例を説明する。
S1では、管理サーバ11(21)は、ストレージ装置15(25)に格納された構成情報40と現在のサイトの構成を比較して、構成情報が変化していれば構成情報40を更新するためにS2へ進み、変化がない場合にはそのまま処理を終了する。
S2では、各サーバ13から実行中の業務に関する情報を収集し、業務管理テーブル41を更新する。
次に、S3では、各サーバ13からサーバの識別子毎にプロセッサ種別422、メモリ423、デバイス424、IPアドレス425、割り当てられているストレージ装置426とステータス427を取得し、サーバ管理テーブル42を更新する。
S4では、ネットワークスイッチの識別子毎に、各ポートに割り当てられたVLAN番号434、接続機器435を取得してネットワークスイッチ管理テーブル43を更新する。
S5では、ストレージスイッチの識別子毎に、各ポートに割り当てられたゾーン番号444、接続機器445を取得してストレージスイッチ管理テーブル44を更新する。
S6では、ストレージ装置15−1、15−2の識別子毎に、各ストレージ装置に割り当てられたサーバ13の識別子452と論理ディスクの番号453、コピー先454を取得してストレージ管理テーブル45を更新する。
上記各テーブルを更新した後、S7では各テーブルをストレージ装置15の構成情報格納領域152に書き込んで処理を終了する。
なお、ストレージ装置15の構成情報格納領域152に書き込んだ各テーブル(構成情報)は、ストレージ装置15のリモートコピー機能により所定のタイミングで、ストレージ間ネットワーク3を介して副サイト2のストレージ装置25に転送され、構成情報の複製が副サイト2に保持される。なお、構成情報の複製を行うタイミングは、例えば、構成情報に変化があったときなどである。
副サイト2でも上記構成情報取得/格納機能111が実行され、ストレージ装置25の所定の構成情報格納領域152で、副サイト2の構成情報40が更新される。
図13は、副サイト2の構成情報管理機構110で行われる構成再現機能112の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理者からの指令または正サイト1からの障害発生の通知等に基づいて実行される。本実施形態では、正サイト1から構成情報格納領域152を副サイト2にバックアップし、その後、正サイト1に障害が発生し、副サイト2が正サイト1の業務を引き継ぐ場合について説明する。
S11では、副サイト2の管理サーバ21が、ストレージ装置25の構成情報格納領域252(図4の論理ディスクLU12)から、正サイト1の構成情報40の複製を読み込む。
S12では、ストレージ装置25の所定の構成情報格納領域152から副サイト2の構成情報40を読み込む。そして、S13では、正サイト1と副サイト2の構成情報40のうち、業務管理テーブル41を結合する。この結果、図6に示す正サイト1と副サイト2の業務を結合した業務管理テーブル41’は、図14に示すように、2つのサイトで8つの業務を行う必要があることを示す。つまり、図6において、正サイト1の業務を引き継ぐ以前に副サイト2では業務11〜13を提供しており、業務を引き継ぐことで新たに3つの業務が加わることになる。
S14では、副サイト2のサーバ管理テーブル42を参照し、ステータス427が「未使用」のものが、新たに加わる業務(引き継ぐ業務)の数に相当するだけあるか否かを判定する。つまり、副サイト2にスタンバイとなっているサーバ23の数が、新たに加わる業務の数以上あるかを判定し、全ての業務を引き継ぐことが可能な数のサーバ23があれば、リソース(計算機資源)は十分であると判定してS15に進み、新たに加わる業務の数よりもスタンバイ(「未使用」)となっているサーバ23の数が少なければリソースが不足すると判定して、S20に進む。
本実施形態の場合、図6で示したように、正サイト1では5台のサーバ13で業務1〜3を提供しており、副サイト2では3台のサーバ23で3つの業務を提供し、さらに、2台のサーバ23(23−2、23−4)がスタンバイとなっている。副サイト2では、正サイト1の業務を引き継ぐために最低3台のサーバ23が必要となるが、副サイト2では、スタンバイとなっているサーバ23は2台であるため、リソース不足となる。
上記S14の判定でリソース不足と判定された場合のS20では、上記結合した業務管理テーブル41’を優先度順にソートし、S21では予め設定した優先度(例えば、3)よりも優先度が高い業務を選択する。なお、しきい値となる優先度は、予め副サイト2の管理者などが設定したものである。
そして、副サイト2で提供していた業務で、上記S21で選択されなかった業務を停止し、当該業務に割り当てていたサーバ23について、サーバ管理テーブル42のステータス427を「未使用」に更新し、業務に対する割り当てを解除する。
図14の業務管理テーブル41’の例では、上記S20、S21の結果、所定の優先度=3を超える業務として、正サイト1(サイト識別子=1)の業務1、2と副サイト2(サイト識別子=2)の業務11、12の合計4つの業務が選択される。そして、選択されなかった業務13は停止され、業務13に割り当てられていたサーバ5(23−5)は、サーバ管理テーブル42でステータス427を「未使用」に更新され、業務の割り当てから解除される。
S22では、S21で選択した所定の優先度を超える業務を実行するサーバ23があるか否かに基づいて、リソース不足を判断する。リソースが確保できる場合にはS15の処理へ進む一方、リソースが不足する場合にはS23に進む。
S23では、正サイト1と副サイト2の業務を優先度で絞り込んでも、2つのサイトの業務を副サイト2で実現できないため、業務管理テーブル41’からリカバリ条件(再現条件)414が「必須」の業務を優先して選択する。そして、副サイト2で提供していた業務で、リカバリ条件414が「不要」の業務を停止し、当該業務に割り当てていたサーバ23について、サーバ管理テーブル42のステータス427を「未使用」に更新し、業務に対する割り当てを解除する。なお、上記S20〜S23が、図5の業務選択機能113を構成する。
上記図14及び図6の例では、4つの業務が選択され、副サイト2には5台のサーバ23−1〜23−5があるので、S22でリソースが十分あると判定されてS15に進む。
次に、S15ではサーバ選択機能114を実行し、上記S13またはS23で選択した業務を副サイト2のサーバ23に割り当てる。
S15で行われるサーバ選択機能114の一例を、図15のフローチャートに基づいて説明する。S31では、サイト識別子を読み込んで、上記S13〜S23で選択した業務のうち正サイト1の業務を順次指定する。S32では当該業務が使用していたサーバの性能情報を読み込む。サイト識別子が1となる正サイト1の選択した業務のサーバ識別子を図14の業務管理テーブル41’から読み込んで、構成情報格納領域252から正サイト1のサーバ管理テーブル42を読み込み、サーバ識別子に対応するプロセッサ種別422、メモリ423、デバイス424を読み込む。
次に、S33〜S35では、副サイト2のサーバ管理テーブル42で、ステータス427が「未使用」のサーバ23(空きサーバ)を抽出してから、プロセッサ種別422、メモリ423、デバイス424を読み込む。
そして、S36では選択した業務が使用していたサーバと、副サイト2の空きサーバで性能情報(条件)が一致するサーバがあるか否かを判定する。条件が一致するサーバ23があればS38に進み、条件が一致するサーバ23がなければS37に進む。
S37では、選択した業務が正サイト1で使用していたサーバ13のプロセッサ種別422が同一で、最も近い性能情報を有する空きサーバを選択する。なお、この選択は空きサーバのうち上位から順に割り当てるようにしてもよい。
S38では、副サイト2の業務管理テーブル41に、上記S31で選択した正サイト1の業務を追加し、S39では選択した空きサーバのステータス427を「使用中」に更新する。
そして、管理サーバ21のサーバ選択機能114は、正サイト1の業務で使用していたソフトウェア(OS、アプリケーションなどのブートイメージ)の複製を、イメージ格納領域253から読み込んで、
上記S31〜S39の処理を、図14の業務管理テーブル41’で選択した正サイト1の全ての業務について順次行ってサーバ23を割り当ててから図13の処理のS16に戻る。
上記図14の業務管理テーブル41’における割り当てについて図16を参照しながら説明する。
所定の優先度を超える業務1、2及び11、12を選択した場合、副サイト2のサーバ管理テーブル42では、サーバ1(23−1)とサーバ3(23−3)のみがステータス427=使用中隣、他のサーバ2(23−2)、サーバ4(23−4)及びサーバ5(23−5)が空きサーバとなる。
副サイト2に引き継ぐことが決定された正サイト1の業務では、業務1はサーバ識別子1、2を使用しており、当該サーバ識別子1、2に対応するプロセッサ種別422は図8のサーバ管理テーブル42から「CPU1」と決定され、メモリ423はサーバ識別子2の「2GB」を要求するサーバの条件とする。図16の右側を副サイト2のサーバ管理テーブル42とすると、当該テーブルの上から下に向けてプロセッサ種別422を検索し、プロセッサ種別422が一致する副サイト2のサーバ識別子は3であることから、当該サーバ3(23−3)を業務1のサーバに割り当てて副サイト2の業務管理テーブル41に追加し、当該サーバ3のサーバ管理テーブル42を使用中に更新する。
次に、業務2について正サイト1で使用していたサーバ3がプロセッサ種別422=CPU2、メモリ423=4GBであることから、副サイト2のサーバ管理テーブル42から空きサーバのうちプロセッサ種別422=CPU2でメモリ423の大きいサーバ5(23−5)を選択して、業務2に割り当てて各管理テーブルを更新する。
以上の処理により、正サイト1と副サイト2のサーバの構成が異なり、双方のサイトで独立した業務を提供している場合であっても、副サイト2のリソースが許す範囲で必要最低限の業務を実行するように、引き継ぐ業務と空きサーバの生成及び割り当てが行われる。
上記サーバ選択機能S15が終了した後には、図13のS16に進んで、ネットワークスイッチ設定機能115を実行する。このネットワークスイッチ設定機能115の詳細について図17を参照しながら以下に説明する。
S41では、上記S13〜S23で選択した業務のうち正サイト1の業務を指定する。
S42では、副サイト2のサーバ23で正サイト1の業務を割り当てられたサーバを選択し、当該サーバ23が有するMACアドレスを図8のサーバ管理テーブル42のデバイス424から取得する。
S43では、副サイト2のネットワークスイッチ管理テーブル43(図9)から、S42で取得したMACアドレスが接続されているネットワークスイッチとポートを検索する。
S44では、副サイト2のネットワークスイッチ管理テーブル43から、引き継いだ正サイト1の業務が使用するVLAN番号のうち、副サイト2に割り当てられていないVLAN番号を求める。
S45では、S44で求めたVLAN番号をS43で検索したポートに割り当てる。そして、S46では、副サイト2のネットワークスイッチ管理テーブル43にS45で割り当てたVLAN番号を設定する。
S47では、S45で検索したポートが複数の異なるネットワークスイッチ12に接続されているかを判定し、複数のネットワークスイッチ12に接続されている場合には、S46で設定したVLAN番号を、検索したポートの経路に割り当てて、ネットワークスイッチ間で通信を行えるようにルーティング定義を設定し、副サイト2のネットワークスイッチ管理テーブル43を更新してから処理を終了する。
上記S41〜S48の処理は、副サイト2で新たに割り当てる全ての業務の全てのサーバ23について順次実行する。
上記処理により、副サイト2に引き継がれた業務を実行するサーバ23は、当該サーバ23のデバイスが有するMACアドレスに基づいて、サーバ23が接続されているネットワークスイッチ12のポートを検出する。そして、ネットワークスイッチ管理テーブル43に基づいて検索したポートのVLAN番号(またはVLAN−ID)を求め、当該業務が正サイト1で使用していたVLAN番号が、副サイト2のIPネットワーク26のVLAN設定と重複しないようにVLAN番号を設定する。
なお、正サイト1と副サイト2のIPネットワーク16、26のVLAN番号またはVLAN−IDの設定が異なる場合には、正サイト1のVLAN番号をそのまま副サイト2で用いるようにしても良い。
上記S41〜S48の処理を、図14の業務管理テーブル41’で選択した正サイト1の全ての業務について順次行ってサーバ23を割り当ててから図13の処理のS16に戻る。
上記図14の業務管理テーブル41’における割り当てについて、上記S31〜S39の処理を行った場合は、次のようになる。
図14の業務管理テーブル41’で、正サイト1の業務1、2を引き継ぎ、副サイト2の業務11、12を継続する場合、業務1に割り当てられたサーバ23−4(図16参照)では、NIC5、6を有しており、これらのNIC5、6のMACアドレスから接続されているネットワークスイッチ22のポート番号を取得し、割り当てられたVLAN番号を取得する。
このNIC5、6のVLAN番号と、業務1が正サイト1で割り当てられていたVLAN番号10を比較して、重複していなければ正サイト1で業務1に割り当てられていたVLAN番号10を副サイト2のネットワークスイッチ22に設定する。一方、NIC5、6のVLAN番号と、業務1が正サイト1で割り当てられていたVLAN番号10が重複する場合には、重複しない新たなVLAN番号を取得してネットワークスイッチ22に設定する。
以上により、ネットワークスイッチ設定機能115は、正サイト1のIPネットワーク16の構成を再現する際に、VLAN番号が重複しないようにネットワークスイッチ22を設定し、正サイト1の業務1を引き継ぐサーバ23−4のIPネットワーク26の環境が、極力正サイト1の環境近づくように設定する。
上記ネットワークスイッチ設定機能S16が終了した後には、図13のS17に進んで、ストレージスイッチ設定機能116を実行する。このストレージスイッチ設定機能116の詳細について図18を参照しながら以下に説明する。
S51では、上記S13〜S23で選択した業務のうち正サイト1の業務を指定する。
S52では、副サイト2のサーバ23で正サイト1の業務を割り当てられたサーバを選択し、当該サーバ23が有するWWNを図8のサーバ管理テーブル42のデバイス424から取得する。
S53では、副サイト2のストレージスイッチ管理テーブル44(図10)から、S52で取得したWWNが接続されているファイバチャネルスイッチ14とポートを検索する。
S54では、副サイト2のストレージスイッチ管理テーブル44から、副サイト2へ引き継いだ正サイト1の業務が使用するゾーン番号のうち、副サイト2に割り当てられていないゾーン番号を求める。
S55では、S54で求めたゾーン番号をS53で検索したポートに割り当てる。そして、S56では、副サイト2のストレージスイッチ管理テーブル44にS55で割り当てたゾーン番号を設定し、更新する。
S57では、S55で検索したポートが複数の異なるファイバチャネルスイッチ14に接続されているかを判定し、複数のファイバチャネルスイッチ14に接続されている場合には、S56で設定したゾーン番号を、検索したポートの経路に割り当てて、副サイト2のストレージスイッチ管理テーブル44を更新してから処理を終了する。
上記S51〜S58の処理は、副サイト2で新たに割り当てる全ての業務の全てのサーバ23について順次実行する。
上記処理により、副サイト2に引き継がれた業務を実行するサーバ23は、当該サーバ23のデバイスが有するWWNに基づいて、サーバ23が接続されているファイバチャネルスイッチ14のポートを検出する。そして、ストレージスイッチ管理テーブル44に基づいて検索したポートのゾーン番号(またはゾーン識別子)を求め、当該業務が正サイト1で使用していたゾーン番号が、副サイト2のSAN27のゾーン番号と重複しないようにゾーン番号を設定する。
なお、正サイト1と副サイト2のSAN17、27のゾーン番号の設定が異なる場合には、正サイト1のゾーン番号をそのまま副サイト2で用いるようにしても良い。
上記図14の業務管理テーブル41’の割り当てで、上記S51〜S58の処理を行った場合は、次のようになる。
図14の業務管理テーブル41’で、正サイト1の業務1、2を引き継ぎ、副サイト2の業務11、12を継続する場合、業務1に割り当てられたサーバ23−4(図16参照)では図示しないFCAを有しており、こらFCAのWWNから接続されているSAN27のポート番号を取得し、割り当てられたゾーン番号を取得する。
このサーバ23−4のFCAのゾーン番号と、業務1が正サイト1で割り当てられていたゾーン番号10が重複していなければ、正サイト1で業務1に割り当てられていたゾーン番号10を副サイト2のファイバチャネルスイッチ24に設定する。一方、サーバ23−4のFCAに割り当てられたゾーン番号と、業務1が正サイト1で割り当てられていたゾーン番号10が重複する場合には、重複しない新たなゾーン番号を取得してファイバチャネルスイッチ24に設定する。
以上により、ストレージスイッチ設定機能115は、正サイト1のSAN17の構成を再現する際に、ゾーン番号が重複しないようにファイバチャネルスイッチ24を設定し、正サイト1の業務1を引き継ぐサーバ23−4のSAN27の環境が、極力正サイト1の環境近づくように設定する。
上記ストレージスイッチ設定機能S17が終了した後には、図13のS18に進んで、ストレージ設定機能117を実行する。このストレージ設定機能117の詳細について図19を参照しながら以下に説明する。
S61では、上記S13〜S23で選択した業務のうち正サイト1の業務を指定する。
S62では、副サイト2のサーバ23で正サイト1の業務を割り当てられたサーバを選択し、当該サーバ23が有するFCA133に割り当てられたWWNを、図8のサーバ管理テーブル42のデバイス424から取得する。
S63では、副サイト2にバックアップされた構成情報格納領域252(正サイト1の構成情報40の複製)から、正サイト1の業務管理テーブル41とストレージ管理テーブル45を読み込んで、S61で選択した業務が正サイト1で使用していた論理ディスクのコピー先454のサイト識別子と装置識別子を取得する。
そして、サイト識別子が副サイト2を示す場合(サイト識別子=2)は、装置識別子に対応するストレージ装置25を選択する。副サイト2のストレージ管理テーブル45で、選択したストレージ装置25についてサーバ識別子452の欄に上記S62で取得したWWNに設定する。なお、副サイト2のストレージ管理テーブル45に、上記選択したストレージ装置25が記載されていない場合には、新たなエントリを追加して装置識別子及びサーバ識別子を設定する。
S64では、上記S63で読み込んだ正サイト1のストレージ管理テーブル45(複製)から、S61で選択した業務が正サイト1で使用していた論理ディスクのコピー先454の装置識別子とディスク番号を取得する。
そして、S65では、S63で設定したサーバ識別子452に対応するディスク番号454に、上記S64で取得した全てのディスク番号を設定する。
上記S61〜S65の処理は、副サイト2で新たに割り当てる全ての業務の全てのサーバ23について順次実行する。
上記処理により、副サイト2に引き継がれた業務を実行するサーバ23には、正サイト1のデータをバックアップしたストレージ装置25の論理ディスクが割り当てられる。
上記ストレージ設定機能S18が終了した後には、図13のS19に進んで、上記S20〜S23及びS15〜S18の処理により副サイト2の再構成が完了したので、上記各テーブルに設定した情報(設定情報)を副サイト2の管理者に通知する。なお、この通知は、副サイト2のIPネットワーク26に接続された管理端末などに対して行われる。
上記図14の業務管理テーブル41’の割り当てで、上記S61〜S65の処理を行った場合は、次のようになる。
図14の業務管理テーブル41’で、正サイト1の業務1、2を引き継ぎ、副サイト2の業務11、12を継続する場合、業務1に割り当てられたサーバ23−4(図16参照)では、正サイト1で業務1のデータを格納する論理ディスクのコピー先であるストレージ装置25の論理ディスクLU10、11、13が割り当てられる(図11参照)。
以上のように、正サイト1の構成情報管理機構110は、所定の周期で正サイト1の構成を検出し、構成情報40を更新して構成情報格納領域152へ格納する。また、正サイト1のサーバ13で行われている業務のデータはデータ格納領域151に格納され、各サーバ13で実行するソフトウェアはブートイメージとしてイメージ格納領域153に格納される。そして、正サイト1のストレージ装置15は、リモートコピー機能により、正サイト1のデータ格納領域151、構成情報格納領域152、イメージ格納領域153は、それぞれ副サイト2のデータ格納領域251、構成情報格納領域252、イメージ格納領域253に複写される。
正サイト1に障害が発生すると、副サイト2では、管理者などにより管理サーバ21の構成情報管理機構210から構成再現機能112が起動される。
構成再現機能112は、副サイト2のリソースに十分な余裕がある場合には、正サイト1の全ての業務1〜3を引き継ぐ。一方、副サイト2側でも業務11〜13を提供しており、副サイト2のリソースに全ての正サイト1の業務を引き継ぐ余裕がない場合には、構成情報格納領域252から読み込んだ正サイト1の業務管理テーブル41と、副サイト2の業務管理テーブル41を結合し、優先度が所定値を超える業務についてのみ引き継ぐ。
さらに、優先度に基づく割り当てでもリソースに余裕がない場合には、上記結合した業務管理テーブル41’からリカバリ条件414が「必須」の業務を優先的に引き継ぐのである。このとき、副サイト2側の一部の業務を停止させて、副サイト2の空きリソースを確保する。そして、副サイト2の空きリソースに引き継ぐリソースを割り当てていく。これにより、副サイト2の限られたリソースで最適な再構成を実現できるのである。
業務を引き継ぐサーバ23には、正サイト1のデータ格納領域151の複製を保持するデータ格納領域251を割り当てる。そして、サーバ23をイメージ格納領域253のブートイメージで起動することで、正サイト1の業務を副サイト2で再開する。
なお、本実施例でリモートコピーによりデータやブートイメージの複製を行っているが必ずしもリモートコピーを使用する必要はない。例えば、別の手段として複製を行うサーバを用意し所定のデータやイメージを複製しても良い。また、構成情報をストレージ装置に格納しリモートコピーを使用し副サイト2へ複製しているが、別の手段としてサイト1の構成情報管理機構110からサイト2の構成情報管理機構210へサイト間を接続するネットワーク等を介して直接転送しても良い。
このように、第1の実施形態では、正サイト1のストレージ装置15のリモートコピー機能を利用して、データ、構成情報40、ブートイメージを副サイト2へ転送しておき、リカバリを行う際には、転送しておいた構成情報40の複製に基づいて、副サイト2で正サイト1の再現を迅速に行うことができる。
そして、正サイト1でサーバ13やストレージ装置15の構成や、IPネットワーク16、SAN17の構成が変更されていても、最新の構成情報40がストレージ装置15のリモートコピー機能により副サイト2へ転送されているため、副サイト2では構成再現機能112が常に最新の正サイト1の構成を再現することができるのである。この正サイト1の再現は、前記従来例のように人手を要することなく、自動的に行うことができるので、極めて迅速に副サイト2の再構成を実現することができる。特に、ディザスタリカバリに適用した場合では、副サイト2での正サイト1の引き継ぎを極めて短時間で行うことができるため、業務の中断期間を大幅に短縮でき企業や組織に与える損失を最小限に食い止めることができるのである。
<第2実施形態>
図20は、第2の実施形態を示し、本発明をサーバコンソリデーション(サーバ統合)に適用したシステム構成図である。
図20において、サイト1(図中5)とサイト2(図中6)の旧計算機システムを、新たな計算機システムであるサイト3に統合する例を示す。
サイト1とサイト2は、それぞれ前記第1実施形態の正サイト1と同様に構成され、サイト3は、副サイト2と同様に構成される。
サイト1は、業務1〜3を提供し、サイト2は業務10、11を提供する。サイト1とサイト2では、それぞれ構成情報取得/格納機能111により、ストレージ装置15に各サイトの構成情報40をそれぞれ更新する。そして、サイト1、2の各ストレージ装置15は、サイト3のストレージ装置25にリモートコピーを行って、前記第1実施形態と同様に、サイト1、2のデータ、構成情報40及びブートイメージの複製を、サイト3のストレージ装置25に格納し、更新する。
サーバ統合の開始は、サイト3管理サーバ21で構成情報管理機構210の構成再現機能112を起動し、複写されたサイト1の構成情報40と、サイト2の構成情報40に基づいて、サイト1、2をサイト3に再現する。
構成再現機能112は、サイト1の業務管理テーブル41と、サイト2の業務管理テーブル41を前記第1実施形態の業務管理テーブル41’のように結合し、前記第1実施形態と同様にして、サイト3のリソースの状態に応じて業務1〜3及び10、11を割り当てる。
この割り当ては、前記第1実施形態と同様であるので重複説明を省略するが、統合先のサイト3では業務が提供されておらず、サイト3で予め停止する業務がない点が前記第1実施形態と異なる。
新たなサイト3のリソースが十分にあれば、サイト1、2の全ての業務をサイト3で引き継ぎ、サイト3のリソースが不足した場合には、業務管理テーブル41’の優先度の順に業務を割り当てる。さらに、リソースが不足した場合には、結合した業務管理テーブル41’のリカバリ条件414が必須のものを優先的に抽出してサイト3に引き継ぐ。
以上の処理により、旧計算機システムであるサイト1、2のデータ、構成情報40及びブートイメージを、ストレージ装置15のリモートコピーによりサイト3のストレージ装置25へ転送が完了した時点から、サイト3でサイト1、2を再現する統合を行うことができる。
なお、本実施例でリモートコピーによりデータやブートイメージの複製を行っているが必ずしもリモートコピーを使用する必要はない。例えば、別の手段として複製を行うサーバを用意し所定のデータやイメージを複製しても良い。
サーバ統合の際も、前記第1実施形態と同様にして、管理者はサイト1、2の構成を詳細に知る必要はなく、サイト3の構成再現機能112により自動的にサーバ統合を行うことができる。このため、従来のサーバ統合に要していた多大な労力と時間を大幅に低減でき、新たな計算機システムの導入から稼動開始までの時間を大幅に短縮することが可能となる。
<第3実施形態>
図21〜図25は、第3の実施形態を示し、前記第1実施形態の業務選択機能113にサーバ分割機能を加えたもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
本第3実施形態では、構成再現機能112の業務選択機能113が、副サイト2のリソースが不足し、リカバリ条件414が「必須」の業務を割り当てられないときにはたときには、サーバを論理分割により複数の仮想サーバを生成し、あるいはサーバに複数の仮想計算機を生成することで、リカバリ条件414が必須の業務を副サイト2に割り当て、最小限の業務を確保する。
図21は、前記第1実施形態の図13に示したフローチャートのS20〜S23の業務選択機能113をサブルーチンとし、新たにサーバ分割機能を付加したものである。
S20〜23は前記第1実施形態の図13と同様であり、副サイト2の管理サーバ21では、ストレージ装置25から正サイト1の業務管理テーブル41を読み込んで、副サイト2の業務管理テーブル41と結合し、図14で示した業務管理テーブル41’を生成する。
そして、上記図13のS14の判定でリソース不足と判定されているので、上記結合した業務管理テーブル41’を優先度順にソートし、S21では予め設定した優先度(例えば、3)よりも優先度が高い業務を選択する。
S22では、優先度に基づいて選択した業務を実行するリソースの有無を判定し、リソースが不足していればS23へ進んでリカバリ条件414が「必須」の業務を優先して選択する。
一方、リソースが十分であれば、上記S21で選択されなかった業務を停止し、当該業務に割り当てていたサーバ23について、サーバ管理テーブル42のステータス427を「未使用」に更新し、業務に対する割り当てを解除する。その後、サブルーチンを終了し、図13のS15(サーバ選択機能)に進む。
次に、S24では、リカバリ条件414が「必須」の業務を実行するのに十分なリソースが副サイト2にあるか否かを判定する。十分なリソースがあればリカバリ条件414が「不要」の業務を停止し、当該業務に割り当てていたサーバ23について、サーバ管理テーブル42のステータス427を「未使用」に更新し、業務に対する割り当てを解除する。その後、サブルーチンを終了する。
一方、リソースが不足してリカバリ条件414が「必須」の業務を割り当てられない場合にはS25に進んでサーバの分割を行う。S25のサーバ分割によりリソースを確保した後に、サブルーチンを終了する。
図22は、図21のS25で行われるサーバ分割機能のフローチャートである。
サーバ分割を行うに当たり、リカバリ条件414が「不要」の業務を停止し、当該業務に割り当てていたサーバ23について、サーバ管理テーブル42のステータス427を「未使用」に更新し、業務に対する割り当てを解除する。
そして、S251では、サーバ管理テーブル42からステータス427が「未使用」の空きサーバを検索し、論理分割(LPAR:Logical PARtitioning)を行うためにプロセッサを分割可能なサーバ23を選択する。つまり、空きサーバについて、複数のプロセッサを備えているかを検索し、複数のプロセッサ(またはプロセッサコア)を備えたサーバ23を論理分割を行うサーバ23として選択する。
S252では、プロセッサの数に応じて論理区画を設定し、プロセッサの分割(論理分割)を行う。なお、論理区画の数は、プロセッサの数に応じて予め設定したもので、4プロセッサ以下では論理区画=2、8プロセッサでは論理区画=4等に設定する。
S253では、図23で示すように、上記S252で生成した論理区画にサーバ23(物理計算機)のNIC136やFCA133等のデバイスをそれぞれ割り当て、論理サーバ1、2を生成する。図23では、分割機構233(ミドルウェアなど)が4つのプロセッサ231を2つの論理区画に分け、さらにメモリ232と、NIC136やFCA133を2分割して論理サーバ1(2301)、論理サーバ2(2302)を生成した場合を示す。
S254では、上記S253で生成した論理サーバ1、2をサーバ管理テーブル42に加えた後、リカバリ条件414が必須の業務をサーバ23及び論理サーバ2301、2302に割り当てる。
物理計算機23に論理サーバ2301、2302を生成した場合のサーバ管理テーブル42の一部を図25に示す。
図25において、図23の物理計算機23をサーバ識別子=1とし、論理サーバ(図中論理計算機)2301、2302のサーバ識別子を2、3とする。論理サーバを生成すると、サーバ識別子=1の物理計算機のステータスを「使用中」に変更する。そして、サーバ識別子=2、3を加え、それぞれ物理計算機の半数のプロセッサ、メモリ、デバイス、ストレージを割り当て、これら論理サーバに業務を割り当てた時点でサーバ識別子=2、3のステータス427を「使用中」に変更する。
論理分割が終了した後には、S255で、リソースが不足しているかを再度判定する。この判定は、S251で論理分割が可能なサーバ23がなかったときなどである。リソースが不足していればS256に進んで仮想計算機(Virtual Machine)の生成を行う。
S256ではサーバ管理テーブル42からステータス427が「未使用」の空きサーバを検索し、仮想計算機を生成可能なサーバ23を選択する。つまり、空きサーバについて、複数のOSを稼動可能な性能を有するプロセッサを備えているかを検索し、プロセッサ種別422から、予め設定した性能を満足するサーバ23を選択する。なお、この選択はプロセッサの駆動周波数やメモリの容量にしきい値を設け、このしきい値を超えるプロセッサを有するサーバ23を選択するようにしても良い。
S257では、上記選択したサーバ23にホストOSを起動し、プロセッサの性能に応じた所定数(例えば、2つ)のゲストOSを起動して仮想計算機を生成する。
S258では、図24で示すように、上記S257で生成した仮想計算機(図中論理サーバ)2301、2302にサーバ23(物理計算機)のNIC136やFCA133等のデバイスをそれぞれ割り当て、論理サーバ1、2を生成する。図24では、仮想計算機機構234上で2つの仮想計算機(論理サーバ)を稼動する例を示し、仮想計算機機構234が、メモリ232と、NIC136やFCA133を論理サーバ1(2301)、論理サーバ2(2302)に割り当てる。
S259では、上記S258で生成した論理サーバ1、2を上記論理分割と同様にしてサーバ管理テーブル42に加えた後、リカバリ条件414が必須の業務をサーバ23及び論理サーバ2301、2302に割り当てる。
以上のように、論理分割や仮想計算機を副サイト2のサーバ23に適用することで、リソースが不足している状態であっても、必要最低限の業務を引き継ぐことが可能となる。
<第4実施形態>
図26〜図28は、第4の実施形態を示し、前記第1実施形態のストレージ設定機能117で、ストレージ装置25のリマッピング機能を利用して、副サイト2のサーバ23に割り当てる論理ディスク番号を仮想ディスク番号に置き換えて、正サイト1と同一の論理ディスク番号を割り当てるようにしたものであり、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
正サイト1のサーバ13上で稼動するアプリケーションの中には、アプリケーションが割り当てられた論理ディスクを固定するものがある。このようなアプリケーションをブートイメージに含めて副サイト2に複写した場合、リカバリの際には副サイト2に正サイト1と同様の論理ディスク番号がなければアプリケーションが機能しない場合がある。
ここで、ストレージ装置15、25では、セキュリティ機能の一つとして、割り当てられた論理ディスク番号(以下、物理ディスク番号とする)に対して任意の仮想ディスク番号を割り当てて、サーバ13、23に仮想ディスク番号で認識させるリマッピング機能を有している。
図26は、主サイト2のストレージ管理テーブル45の一例を示す。この例では、正サイト1に2つのストレージ装置(ストレージ識別子=1、2)があり、物理ディスク番号(4532)LU5〜7、10、11、17、21、22の論理ディスクが存在するものとする。
業務1を実行するサーバ識別子=WWN1のサーバ13は仮想ディスク番号(4531)=0、1、3の論理ディスクが割り当てられる。
副サイト2のストレージ装置25も同様に構成され、リマッピング機能により各物理ディスク番号4532に任意の仮想ディスク番号4531を割り当てることができる。
このリマッピング機能は、図28で示すように、ストレージ装置15、25のセキュリティ機能1501のディスクマッピング機構1502で実行され、ディスクマッピング機構1502は、ストレージ装置内の物理ディスク番号1506と、割り当てた仮想ディスク番号1505と、仮想ディスク番号1505に割り当てたサーバ識別子1504からなるディスクマッピングテーブル1503を有し、ストレージ装置内の仮想ディスク番号1505と物理ディスク番号1506及びサーバ識別子を管理する。
図27は、副サイト2で行われるリマッピング機能を用いたストレージ設定機能117の一例を示し、S61〜S64は、前記第1実施形態の図19のストレージ設定機能と同様である。
S61では、前記第1実施形態の図13に示したS13〜S23で選択した業務のうち正サイト1の業務を指定する。
S62では、副サイト2のサーバ23で正サイト1の業務を割り当てられたサーバを選択し、当該サーバ23が有するFCA133に割り当てられたWWNを、副サイト2のサーバ管理テーブル42のデバイス424から取得する。
S63では、副サイト2にバックアップされた構成情報格納領域252(正サイト1の構成情報40の複製)から、正サイト1の業務管理テーブル41とストレージ管理テーブル45を読み込んで、S61で選択した業務が正サイト1で使用していた論理ディスクのコピー先454のサイト識別子と装置識別子を取得する。
そして、サイト識別子が副サイト2を示す場合(サイト識別子=2)は、装置識別子に対応するストレージ装置25を選択する。副サイト2のストレージ管理テーブル45で、選択したストレージ装置25についてサーバ識別子452の欄に上記S62で取得したWWNを設定する。なお、副サイト2のストレージ管理テーブル45に、上記選択したストレージ装置25が記載されていない場合には、新たなエントリを追加して装置識別子及びサーバ識別子を設定する。
S64では、上記S63で読み込んだ正サイト1のストレージ管理テーブル45(複製)から、S61で選択した業務が正サイト1で使用していた論理ディスクのコピー先454の装置識別子とディスク番号を取得する。
そして、S65Aでは、S63で設定したサーバ識別子452に対応する物理ディスク番号4532に、上記S64で取得した全てのディスク番号を仮想ディスク番号4531に設定する。そして、管理サーバ21は、ストレージ装置25に対してストレージ管理テーブル45に設定した仮想ディスク番号4531と、物理ディスク番号4532及びサーバ識別子の対応関係となるよう指令する。
上記S61〜S65Aの処理は、副サイト2で新たに割り当てる全ての業務の全てのサーバ23について順次実行する。
これにより、正サイト1の業務1を実行するサーバ13のアプリケーションが、論理ディスク番号=0、1、3にアクセスしていた場合、副サイト2でリカバリを行う際には、仮想ディスク番号(論理ディスク番号)=0、1、3のコピー先の物理ディスク番号4532に、正サイト1でサーバ13−1がアクセスしていた仮想ディスク番号4531を設定し、この仮想ディスク番号4531に正サイト1の業務1を引き継ぐサーバ23の識別子を設定する。
これにより、アプリケーションがアクセスする論理ディスク番号を固定していた場合でも、副サイト2のストレージ装置25が正サイト1と同様の論理ディスク番号となるように仮想ディスク番号1505を割り当てることができるので、サーバ23からは見かけ上、正サイト1と同一の環境でサーバ23上のアプリケーションがストレージ装置25にアクセスすることができ、アプリケーションの種別にかかわらず、容易かつ迅速にリカバリを行うことができるのである。
なお、上記第1、第2、第4実施形態では、正サイト1と副サイト2の業務管理テーブル41を結合し、優先度やリカバリ条件414に基づいて両サイトの業務を実行する例を示したが、正サイト1の業務を優先的に引き継ぐようにしても良い。
また、図1において正サイト1と副サイト2の管理サーバ11、21をIPネットワーク等で接続し、管理サーバ11から管理サーバ21が障害を検知したときに、管理サーバ21が構成再現機能112を起動するようにしても良い。
また、上記各実施形態では、正サイト1と副サイト2に設けた管理サーバ11、21で構成情報管理機構110、210を稼動させたが、図示はしないが、任意のサーバ13、23で構成情報管理機構110、210を稼動させてもよい。
以上のように、本発明では、コピー元の計算機システムからコピー先の計算機システムへ、データに加えて計算機システムの構成情報を転送しておくことで、コピー先の計算機システムで、コピー元の計算機システムを迅速に再現することができるので、ディザスタリカバリやサーバ統合に適用することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、ディザスタリカバリシステムのブロック図。 サーバの構成を示すブロック図。 正サイト1の業務と計算機システムの関係を示すブロック図。 正サイト1の計算機システム及び副サイト2のストレージ装置の関係を示すブロック図。 正副サイトの構成情報管理機構を示すブロック図。 正サイト1と副サイト2の業務の関係を示すブロック図。 構成情報管理機構の業務管理テーブルの一例を示す説明図。 構成情報管理機構のサーバ管理テーブルの一例を示す説明図。 構成情報管理機構のネットワークスイッチ管理テーブルの一例を示す説明図。 構成情報管理機構のストレージスイッチ管理テーブルの一例を示す説明図。 構成情報管理機構のストレージ管理テーブルの一例を示す説明図。 構成情報管理機構の構成情報取得/格納機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 構成情報管理機構の構成再現機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 正サイトと副サイトの業務管理テーブルを結合したテーブルの一例を示す説明図。 構成情報管理機構のサーバ選択機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 サーバの選択の様子を示す説明図。 構成情報管理機構のネットワークスイッチ設定機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 構成情報管理機構のストレージスイッチ設定機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 構成情報管理機構のストレージ設定機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態を示し、サーバ統合を行う計算機システムと業務の関係を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態を示し構成情報管理機構の業務選択機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 同じく、第3の実施形態を示し業務選択機能のサーバ分割機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 同じく、第3の実施形態を示し論理分割の一例を示すサーバのブロック図。 同じく、第3の実施形態を示し仮想計算機の一例を示すサーバのブロック図。 同じく、第3の実施形態を示し構成情報管理機構のサーバ管理テーブルの一例を示す説明図。 本発明の第4の実施形態を示し、構成情報管理機構のストレージ管理テーブル一例を示す説明図。 同じく、第4の実施形態を示し構成情報管理機構のストレージ設定機能で行われる処理の一例を示すフローチャート。 同じく、第4の実施形態を示しストレージ装置のセキュリティ機能の一例を示すブロック図。
符号の説明
1 正サイト
2 副サイト
3 ストレージ間ネットワーク
11、21 管理サーバ
12、22 ネットワークスイッチ
13、23 サーバ
14、24 ファイバチャネルスイッチ
15、25 ストレージ装置
110、210 構成情報管理機構
151、251 データ格納領域
152、252 構成情報格納領域
153、253 イメージ格納領域

Claims (16)

  1. サーバ装置とストレージ装置を有し、単一または複数の業務を実行する第1の計算機システムと、サーバ装置とストレージ装置を有する第2の計算機システムとから構成され、前記第1の計算機システムで実行していた業務を前記第2の計算機システムで実行する方法であって、
    前記第1の計算機システムの第1の構成情報管理部は、
    前記第1の計算機システムで稼働する業務と前記第1の計算機システムのサーバ装置との対応である第1の対応関係を収集するステップと、
    前記第1の計算機システムのサーバ装置と前記第1の計算機システムのストレージ装置と、当該サーバ装置の第1のプロセッサ種別との対応である第2の対応関係を収集するステップと、
    前記第1の計算機システムのストレージ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置との対応である第3の対応関係を収集するステップと、
    前記第1の対応関係と、前記第2の対応関係と、前記第3の対応関係とを前記第1の計算機システムの構成情報として、前記第1の計算機システムのストレージ装置に格納するステップとを実行し、
    前記第1の計算機システムのストレージ装置は、
    前記第1の計算機システムの業務のデータと、前記第1の計算機システムの構成情報とを、前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写するステップを実行し、
    前記第2の計算機システムの第2の構成情報管理部は、
    前記第2の計算機システムで稼働する業務と第2の計算機システムのサーバ装置との対応である第4の対応関係を収集するステップと、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置と、当該サーバ装置の第2のプロセッサ種別との対応である第5の対応関係を収集するステップと、
    前記第4の対応関係と、前記第5の対応関係とを前記第2の計算機システムの構成情報として前記第2の計算機システムのストレージ装置に格納するステップと、
    前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写された前記第1の計算機システムの構成情報に基づいて、前記第1の計算機システムで実行していた業務を実行する前記第2の計算機システムのサーバ装置を選択するステップと、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てるステップと、
    前記割り当てたサーバ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置とを対応付けるステップとを実行し、
    前記サーバ装置を選択するステップでは、
    前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写された前記第1の計算機システムの構成情報のうち、前記第2の対応関係を参照し、前記第1の計算機システムで稼働する業務が使用していたサーバ装置の性能情報として、前記第1のプロセッサ種別を読み込み、
    前記第1のプロセッサ種別と前記第2のプロセッサ種別とを比較し、
    前記第1のプロセッサ種別と前記第2のプロセッサ種別とが同一の前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てるステップを実行することを特徴とする計算機システムの構成再現方法。
  2. 前記第1及び第2の計算機システムは、それぞれネットワーク装置を有し、
    前記構成情報として第1の計算機システムのストレージ装置に格納するステップは、
    前記第1の計算機システムで実行される業務と、業務が属する仮想ネットワーク識別子との対応関係を収集し、前記構成情報として前記ストレージ装置に格納するステップを含み、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第2の計算機システムに複写された前記構成情報に基づいて、前記業務に割り当てたサーバ装置を前記仮想ネットワークに属するようネットワーク装置を設定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  3. 前記ネットワーク装置を設定するステップは、
    前記第1の計算機システムのネットワーク装置の仮想ネットワーク識別子と、前記第2の計算機システムのネットワーク装置の仮想ネットワーク識別子が重複していた場合には、前記第2の計算機システムで重複しない新たな仮想ネットワーク識別子を求めてネットワーク装置の設定を行うことを特徴とする請求項2に記載の計算機システムの構成再現方法。
  4. 前記構成情報として第1の計算機システムのストレージ装置に格納するステップは、
    前記第1の計算機システムのサーバ装置の種別を示す情報を収集し、前記構成情報として前記ストレージ装置に格納するステップを含み、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第2の計算機システムに複写された前記構成情報前記に含まれた前記サーバ装置の種別に基づいて、前記第2の計算機システムで前記第1の計算機システムと同一のサーバ装置を割り当てるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  5. 前記第1の計算機システムの業務のデータと、前記構成情報を第2の計算機システムに複写するステップは、
    前記第1の計算機システムの構成の変更があったときに、前記構成情報を前記第2の計算機システムに複写することを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  6. 前記第1及び第2の計算機システムは、前記サーバ装置とストレージ装置とを接続するストレージスイッチをそれぞれ有し、
    前記構成情報として第1の計算機システムのストレージ装置に格納するステップは、
    前記第1の計算機システムで実行される業務と、当該業務が属するストレージスイッチのゾーン識別子との対応関係を収集し、構成情報として前記ストレージ装置に格納するステップを含み、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第2の計算機システムに複写された前記構成情報に基づいて、前記業務に割り当てたサーバ装置を前記ゾーンに属するようストレージスイッチを設定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  7. 前記ストレージスイッチを設定するステップは、
    前記第1の計算機システムのストレージスイッチのゾーン識別子と、前記第2の計算機システムのストレージスイッチのゾーン識別子が重複していた場合には、前記第2の計算機システムで重複しない新たなゾーン識別子を求めて前記ストレージスイッチの設定を行うことを特徴とする請求項6に記載の計算機システムの構成再現方法。
  8. 前記第1の対応関係は、業務毎に予め設定された優先順位を含み、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第1の計算機システムの全ての業務を前記第2の計算機システムのサーバ装置に割り当てることができない場合には、前記優先順位の高い業務を優先してサーバ装置に割り当てるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  9. 前記第1の対応関係は、業務毎に実行が必須か否かを示す再現条件を予め設定され、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第1の計算機システムの全ての業務を前記第2の計算機システムのサーバ装置に割り当てることができない場合には、前記再現機能が必須の業務を優先してサーバ装置に割り当てるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  10. 前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記再現条件が必須に設定された全ての業務が前記第2の計算機システムのサーバ装置に割り当てることができない場合には、前記第2の計算機システムのサーバ装置を分割して論理的なサーバを生成し、当該生成したサーバを含んで前記業務に割り当てることを特徴とする請求項9に記載の計算機システムの構成再現方法。
  11. 前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第1の計算機システムに障害が発生したときに行われることを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  12. 前記第1の計算機システムは、複数の計算機システムを含み、
    前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第1の計算機システムを構成する複数の計算機システムを、第2の計算機システムに統合するように、前記第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  13. 前記第1の計算機システムの業務のデータと、前記構成情報を第2の計算機システムに複写するステップは、
    前記第1の計算機システムのサーバ装置で実行するソフトウェアのイメージを含んで複写することを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  14. 前記第2の計算機システムのサーバ装置に第1の計算機システムの業務を割り当てるステップは、
    前記第2の対応関係に基づいて、第2の計算機システムのサーバにストレージ装置の仮想ディスク番号を割り当てるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  15. 前記第1の計算機システムの第1の構成情報管理部が第2の対応関係を収集するステップでは、前記第1の計算機システムのサーバ装置と前記第1の計算機システムのストレージ装置との対応、前記サーバ装置の第1のプロセッサ種別に加えて、当該サーバ装置の第1のプロセッサ性能、前記サーバ装置の第1のメモリ情報及び前記サーバ装置の第1のデバイス情報を収集し、
    前記第2の計算機システムの第2の構成情報管理部が第5の対応関係を収集するステップでは、前記第2の計算機システムのサーバ装置と前記第2の計算機システムのストレージ装置の対応、前記サーバ装置の第2のプロセッサ種別に加えて、当該サーバ装置の第2のプロセッサ性能、前記サーバ装置の第2のメモリ情報及び前記サーバ装置の第2のデバイス情報を収集することを特徴とする請求項1に記載の計算機システムの構成再現方法。
  16. 前記第2の計算機システムの第2の構成情報管理部において前記サーバ装置を選択するステップでは、更に、
    前記第2の計算機システムのストレージ装置に複写された第1の計算機システムの構成情報のうち、前記第2の対応関係を参照して前記第1のプロセッサ性能、前記第1のメモリ情報、及び前記第1のデバイス情報を読み込み、
    前記第2のプロセッサ性能、前記第2のメモリ情報及び第2のデバイス情報を含む第1の性能情報と、前記第1のプロセッサ性能、前記第1のメモリ情報及び前記第1のデバイス情報とを含む第2の性能情報とを比較し、
    前記性能情報が近い第2の計算機システムのサーバ装置に前記第1の計算機システムの業務を割り当てること
    を特徴とする請求項15に記載の計算機システムの構成再現方法。
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