JPH11249909A - マルチタスクos上でのプロセス再起動方法 - Google Patents

マルチタスクos上でのプロセス再起動方法

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JPH11249909A
JPH11249909A JP10047727A JP4772798A JPH11249909A JP H11249909 A JPH11249909 A JP H11249909A JP 10047727 A JP10047727 A JP 10047727A JP 4772798 A JP4772798 A JP 4772798A JP H11249909 A JPH11249909 A JP H11249909A
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JP
Japan
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processes
file
error
communication
message queue
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10047727A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Fujimoto
正義 藤本
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11249909A publication Critical patent/JPH11249909A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチタスク上で複数のプロセスが同時に動作
し、プロセス同士が通信を行っているシステムにおい
て、あるプロセスにエラーが発生した場合に、システム
全体に影響を与えることなくシステムを正常状態に戻す
ことにある。 【解決手段】プロセス間通信で使用するメッセージキュ
ーIDを格納するIDファイルと、プログラムを修正す
るために終了したプロセスへの送信データを一時格納す
るデータファイルとを設けることにより、エラーが発生
したプログラムのみを終了し、プログラム修正後再起動
を行うことが可能となり、システム全体に影響を与える
ことなくシステムを正常状態に戻すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチタスクOS
上で複数のプロセスが同時に動作し、プロセス同士が通
信を行っているシステムにおけるソフトウェア交換方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチタスクOS上で複数のプロセスが
同時に動作しているシステムにおいて、あるプロセスに
エラーが発生した際、全てのプロセスを終了させてか
ら、エラーが発生したプロセスの修正を行っていた。
【0003】しかし、このような方法ではシステム全体
に影響を及ぼしてしまう。このため、システム全体に与
える影響を最小限に抑えつつ、エラーの発生したプロセ
スを再起動させる技術として特開平6−4318号公報
に記載の技術がある。前述公報に記載の技術は、各プロ
セスよりも優先的に動作して各プロセス動作パターンを
監視し、エラーの発生したプロセスを終了再起動させる
ためのパターン監視プロセスを有し、予め決められてい
る処理の流れと異なるパターンで動作したプロセスを終
了再起動させて誤動作を防止することができるものであ
り、従って、システム全体に与える影響を最小限に抑え
ることを可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述公
報記載の技術では、マルチタスク上では複数のプロセス
が同時に通信を行っているにも関わらず、エラーが発生
したプロセスを強制的に再起動する為に、該プロセスと
通信を行っている他の正常なプロセスにも影響が出ると
いう問題があり、さらにエラーが発生したプロセスのプ
ログラム修正を行うためには全てのプロセス間の通信を
終了させ、システムを終了しなければならないと言う問
題があるので、結局システム全体に与える影響は大きい
ものであった。
【0005】本発明の目的は上記に鑑みて、マルチタス
ク上で複数のプロセスが同時に動作し、プロセス同士が
通信を行っているシステムにおいて、あるプロセスにエ
ラーが発生した場合、システム全体に影響を与えること
なくシステムを正常状態に戻すことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、マルチタスク上で複数のプロセスが同
時に動作し、プロセス同士が通信を行っているシステム
において、プロセス間通信で使用するメッセージキュー
ID(メッセージキューで通信を行うときに必要なI
D)をIDファイルに格納し、エラーが発生したプロセ
スを終了した場合、他のプロセスがエラーの発生したプ
ロセスに送信するデータをデータファイルに格納するこ
とを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1を参照
して説明する。
【0008】本発明は、図1に示すように1つの親プロ
セスとこの親プロセスから作成される複数の子プロセス
(子プロセスA〜Z)で構成され、プロセス間通信にメ
ッセージキューを用いている。
【0009】ここで、親プロセスとはシステム起動時に
最初に起動されるプロセスで、メッセージキューの作成
や子プロセスの作成・起動を行うものであり、子プロセ
スとは親プロセスから起動され、メッセージキューを用
いて親プロセスや他の子プロセスと通信を行うものであ
る。
【0010】本発明はさらに、プロセス間通信で使用す
るメッセージキューID(メッセージキューで通信を行
う際に必要なID)を格納するIDファイルと、エラー
が発生したプロセスを終了した場合、他のプロセスがエ
ラーの発生したプロセスに送信するデータを格納するデ
ータファイルとを有する。
【0011】次に、本発明の動作を図2のフローチャー
トを用いて説明する。
【0012】親プロセスは起動されるとメッセージキュ
ーの作成を行い、メッセージキューIDをIDファイル
に格納し(S1)、その後子プロセスを作成・起動する
(S2)。子プロセスは起動されるとIDファイルから
全てのメッセージキューIDを読み出し、メッセージキ
ューを用いて親プロセスや他の子プロセスと通信を開始
する(S3)。
【0013】子プロセスの中の1つ(例えば子プロセス
A)にエラーが発生した場合、システム管理者はコマン
ドを入力し子プロセスAに終了指示を与える(S4)。
子プロセスAは終了指示を受け取ると親プロセスにメッ
セージキューでプロセスA終了通知を送信し(S5)、
プロセスを終了する。親プロセスは子プロセスAからプ
ロセスA終了通知を受信すると、子プロセスA以外の子
プロセス(子プロセスB〜Z)にメッセージキューで子
プロセスA終了通知を送信する(S6)。子プロセスB
〜Zは親プロセスからプロセスA終了通知を受信する
と、子プロセスAへのデータの送信を中止し、送信する
データがある場合にはデータファイルに格納する(S
7)。
【0014】システム管理者は子プロセスAのプログラ
ムを修正後、コマンドを入力し子プロセスAの起動を行
う(S8)。子プロセスAは起動されるとIDファイル
からメッセージキューIDを読み出し他のプロセスとの
接続を開始し(S9)、データファイルからバッファ番
号の1から昇順にデータを読み出し、読み出した内容に
従って処理を実行し、データファイルのデータをクリア
し(S10)、その後親プロセスにメッセージキューで
プロセスA開始通知を送信する(S11)。親プロセス
は子プロセスAからプロセスA開始通知を受信すると、
子プロセスB〜ZにメッセージキューでプロセスA開始
通知を送信する(S12)。子プロセスB〜Zは親プロ
セスから子プロセスA開始通知を受信すると、子プロセ
スAへの送信を再開する(S13)。
【0015】本実施例ではプロセス間の通信をメッセー
ジキューで行っていたが、他にソケット通信を用いる方
法やシグナル通信を用いる方法がある。ソケット通信を
用いる方法では、ソケットIDが必要なのでIDファイ
ルにソケットIDを格納する。また、シグナル通信を用
いる方法では、プロセスIDが必要なのでIDファイル
にプロセスIDを格納する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ルチタスク上で複数のプロセスが同時に動作し、プロセ
ス同士が通信を行っているシステムにおいて、あるプロ
セスにエラーが発生した場合、該プロセスと他の正常な
プロセスとの通信を一時中断し、該プロセスのみを終了
しプログラムの修正後エラーが発生していたプロセスを
起動することにより、システム全体に影響を与えること
なくシステムを正常状態に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表すブロック図
【図2】本発明の動作を示すフローチャート
【符号の説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチタスク上で複数のプロセスが同時
    に動作し、プロセス同士が通信を行っているシステムに
    おいて、プロセス間通信で使用するメッセージキューI
    DをIDファイルに格納し、エラーの発生したプロセス
    を終了した際、他のプロセスが、エラーの発生した前記
    プロセスに送信するデータをデータファイルに格納する
    ことを特徴とするプロセス再起動方法。
  2. 【請求項2】 エラーの発生した前記プロセスは、修正
    後、前記IDファイルよりメッセージキューIDを読み
    出し、他のプロセスとの接続を開始し、前記データファ
    イルよりデータを読み出し、読み出した内容に従って処
    理を実行することを特徴とする請求項1に記載のプロセ
    ス再起動方法。
  3. 【請求項3】 プロセス間の通信方法がソケット通信で
    あり、前記IDファイルにソケットIDを格納したこと
    を特徴とする請求項1及び請求項2に記載のプロセス再
    起動方法。
  4. 【請求項4】 プロセス間の通信方法がシグナル通信で
    あり、前記IDファイルにプロセスIDを格納したこと
    を特徴とする請求項1及び請求項2に記載のプロセス再
    起動方法。
JP10047727A 1998-02-27 1998-02-27 マルチタスクos上でのプロセス再起動方法 Withdrawn JPH11249909A (ja)

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JPH11249909A true JPH11249909A (ja) 1999-09-17

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284924A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JP2013161437A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp プロセス管理ミドルウェア
KR20150095052A (ko) * 2014-02-12 2015-08-20 한국전자통신연구원 프로세스간 통신 방법
JP2021118960A (ja) * 2021-05-19 2021-08-12 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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Effective date: 20050510