JPH11249586A - 表示器の支持構造 - Google Patents

表示器の支持構造

Info

Publication number
JPH11249586A
JPH11249586A JP5233598A JP5233598A JPH11249586A JP H11249586 A JPH11249586 A JP H11249586A JP 5233598 A JP5233598 A JP 5233598A JP 5233598 A JP5233598 A JP 5233598A JP H11249586 A JPH11249586 A JP H11249586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
main body
support
connector
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5233598A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kubota
実 久保田
Keizo Nishitani
啓三 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP5233598A priority Critical patent/JPH11249586A/ja
Publication of JPH11249586A publication Critical patent/JPH11249586A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守等において分解が容易にできる表示器の
支持構造を提供する。 【解決手段】 表示器本体31を表示器支持体20に支
軸39,40を介して前後方向に傾倒、起き上がり自在
に支持すると共に、表示器本体31を表示器支持体20
に他の支軸36を介して左右方向に首振り自在に支持し
た表示器30の支持構造において、支軸39及び他の支
軸36を中空の筒状にそれぞれ形成し、これら筒状の各
支軸36,39内に表示器本体31と表示器支持体20
との間に配索される配索材42の両端42a,42bに
接続されたコネクタ43,44をそれぞれ嵌め込む一
方、支軸39内のコネクタ44に表示器支持体20側の
配索材47の一端47aに接続された相手側コネクタ4
8を嵌脱自在にすると共に、他の支軸36内のコネクタ
43に表示器本体31側の配索材45の一端45aに接
続された他の相手側コネクタ46を嵌脱自在にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネルの中央部等に設けられ、表示器支持体に
対して前後方向に傾倒、起き上がり自在等にした表示器
の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の表示器の支持構造として、図
6,図7に示すものがある。この表示器の支持構造に用
いられる液晶ディスプレイ等の表示器本体1と該表示器
本体1を支軸2を介して回動自在に支持した表示器支持
体3は、被取付体としての自動車のインストルメントパ
ネル4の格納部5内に格納されていて、その使用時にイ
ンストルメントパネル4の開口部4aから水平状態で外
に引き出されて表示器本体1のみがさらに起き上がるよ
うになっている。
【0003】図6,図7に示すように、表示器本体1と
表示器支持体3とは、コネクタ6aとフィルム状のフレ
キシブルプリント配線基板(FPC)6等を介して接続
されている。また、表示器支持体3とインストルメント
パネル4の格納部5内のプリント基板7とはコネクタ8
a,8bとフィルム状のフレキシブルプリント配線基板
9等を介して接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の表示器の支持構造では、表示器本体1の保守点検等
において表示器本体1と表示器支持体3を分解する場
合、フレキシブルプリント配線基板6の表示器本体1側
の一端にはコネクタが設けられていないため、分解作業
が煩雑であった。また、図7の1点鎖線で示すように、
表示器本体1が水平状態にある時にフレキシブルプリン
ト配線基板6が外に露出して見栄えが悪いと共に、外乱
(異物の接触等)によりフレキシブルプリント配線基板
6が破損する虞があった。さらに、大型の液晶ディスプ
レイを用いた場合、上記フレキシブルプリント配線基板
6ではバックライト用の大電流回路が形成しにくかっ
た。
【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、保守点検時等において分解を
容易に行うことができると共に、配索材の信頼性の向上
と意匠性の自由度を拡大することができる表示器の支持
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表示
器本体を表示器支持体に支軸を介して前後方向に傾倒、
起き上がり自在に支持すると共に、該表示器本体を前記
表示器支持体に他の支軸を介して左右方向に首振り自在
に支持した表示器の支持構造において、前記支軸及び前
記他の支軸を中空の筒状にそれぞれ形成し、これら筒状
の各支軸内に前記表示器本体と前記表示器支持体との間
に配索される配索材の両端に接続されたコネクタをそれ
ぞれ嵌め込む一方、前記支軸内のコネクタに前記表示器
支持体側の配索材の一端に接続された相手側コネクタを
嵌脱自在にすると共に、前記他の支軸内のコネクタに前
記表示器本体側の配索材の一端に接続された他の相手側
コネクタを嵌脱自在にしたことを特徴とする。
【0007】この表示器の支持構造では、保守点検時等
において、各コネクタに対して相手側コネクタを取り外
すことにより、表示器本体と表示器支持体が簡単に分解
される。また、各配索材が外部に露出することがないた
め、表示器本体の傾倒、起き上がり時及び首振り時に配
索材が外から見えることがなく、表示器本体の見栄えが
向上する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の表示器
の支持構造であって、前記支軸及び前記他の支軸を中空
の円筒状にそれぞれ形成し、これら円筒状の各支軸内に
円筒フード状にそれぞれ形成した前記各コネクタを摺動
自在に嵌め込んだことを特徴とする。
【0009】この表示器の支持構造では、表示器本体の
傾倒、起き上がり時及び首振り時に円筒状の各支軸に対
して各コネクタが摺動し、各コネクタ間の配索材が捩じ
れることがない。また、配索材の配索経路上に余分な配
索材収納スペースが不用となり、構造全体の小型化及び
構成部品の簡素化が図られる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の表示器
の支持構造であって、前記各配索材を複数の電線により
それぞれ構成したことを特徴とする。
【0011】この表示器の支持構造では、表示器支持体
側から表示器本体側へ大容量の電流や信号等が供給され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態の表示器の支持
構造が適用された液晶ディスプレイと該液晶ディスプレ
イを収納する可動トレーとの要部の拡大断面図、図2は
同液晶ディスプレイの起き上がり状態を示す斜視図、図
3は同液晶ディスプレイの起き上がり時の可動トレー部
分の断面図、図4は同可動トレーの格納時の斜視図、図
5は同可動トレーの水平引き出し時の斜視図である。
【0014】図2〜図5に示すように、自動車のインス
トルメントパネル(被取付体)10の中央の開口部10
aより該インストルメントパネル10の格納部11の内
外に可動トレー(表示器支持体)20を格納、引き出し
自在にしてある。また、この可動トレー20の上面20
aの中央の凹状の収納部21内には、液晶ディスプレイ
(表示器)30の表示器本体31を後述する支軸39,
40により前後方向Aに傾倒、起き上がり自在に支持し
てあると共に、後述する他の支軸36により左右方向B
に首振り自在に支持してある。
【0015】図3に示すように、インストルメントパネ
ル10は合成樹脂により成形してあり、その格納部11
は箱形になっている。この格納部11の両側壁11aの
略中央には長尺のガイドレール12をそれぞれ一体突出
形成してある。また、格納部11の底壁11bの前側中
央には矩形の孔部11cを形成してある。この孔部11
c内にはピニオン13を支軸13aを介して回動自在に
支持してある。このピニオン13は中間ギヤ14を介し
てモータ15の駆動ギヤ16に噛合している。さらに、
インストルメントパネル10の表面の開口部10aの横
には、モータ15を駆動/駆動停止させる操作スイッチ
17と、表示器本体31を傾倒、起き上がらせる後述す
るモータ28を駆動/駆動停止させる操作スイッチ18
をそれぞれ設けてある。
【0016】図2,図3,図5に示すように、可動トレ
ー20は合成樹脂により矩形の略偏平箱形になってい
て、その上面20aの略中央の収納部21は平面矩形凹
状になっている。この収納部21は表示器本体31が前
方に傾倒した際に該表示器本体31を収納できる大きさ
に形成してあり、その後部中央には表示器本体支持用の
凹部21aを形成してある。また、可動トレー20の上
面20aの前側は液晶ディスプレイ30の表示機能等を
持つ操作スイッチ22aを一列にそれぞれ配置してあ
る。この各操作スイッチ22aは、図4,図5に示すよ
うに、可動トレー20のインストルメントパネル10へ
の格納時に開口部10aよりその内部に隠れるようにな
っている。さらに、可動トレー20の上面20aの前端
側は下方に傾斜したテーパ面20bになっていて、該テ
ーパ面20bに液晶ディスプレイ30の表示機能以外の
機能(例えば、空調装置やオーディオ機器の操作スイッ
チ機能)を持つ複数の操作スイッチ22bを一列にそれ
ぞれ配置してある。この各操作スイッチ22bは、図4
に示すように、可動トレー20のインストルメントパネ
ル10への格納時に開口部10aより外に露出するよう
になっている。
【0017】また、可動トレー20の両側面後部には、
インストルメントパネル10の格納部11の両側壁11
aの各ガイドレール12を挾持する前後上下各一対のロ
ーラ23,23を回動自在に支持してある。さらに、可
動トレー20の底面中央には、ピニオン13に噛合する
長尺のラック24を一体成形或いは接着等により突出形
成してある。これにより、モータ15の正逆駆動により
ピニオン13とラック24を介して可動トレー20はイ
ンストルメントパネル10の開口部10aから水平方向
に格納、引き出しされるようになっている。尚、可動ト
レー20の移動量、即ちモータ15の回動量は図示しな
い一対のリミットスイッチにより制御されるようになっ
ている。
【0018】また、図1,図3に示すように、可動トレ
ー20の収納部21の凹部21aの切欠部21bから該
可動トレー20の箱形の後部内には、金属製で一対のフ
レーム25,25を配置してある。この一対のフレーム
25,25の先端側の円形の各係合孔25aには含油金
属製で円筒状のブッシュ26a,26bをそれぞれ嵌め
込んである。さらに、一方のフレーム25のブッシュ2
6a寄りの位置には支軸27aを介してギヤ27を回動
自在に支持してある。このギヤ27はモータ28の駆動
ギヤ29に噛合している。尚、モータ28の回動量は図
示しない一対のリミットスイッチにより制御されるよう
になっている。
【0019】図1,図2に示すように、液晶ディスプレ
イ(表示器)30の表示器本体31は、金属板製で四角
枠状のフレーム32と、この枠状のフレーム32を正面
側を除いて覆う合成樹脂製のカバー33と、上記枠状の
フレーム32の正面側を覆うガラス製等で矩形板状の透
明板34と、この透明板34に積層される図示しない偏
向板とカラー液晶パネル及びバックライト等により構成
されていて、その外観形状は可動トレー20の凹状の収
納部21の形状に合わせて矩形板状になっている。
【0020】また、図1,図2に示すように、液晶ディ
スプレイ30の表示器本体31の底面31a側の中央、
即ち、四角枠状のフレーム32の底部32aの中央は、
底面側が開口した金属箱形の支持フレーム35の上壁中
央部に回動自在に支持してある。詳述すると、枠状のフ
レーム32の底部32aの中央には円形の係合孔32b
を形成してある。さらに、支持フレーム35の上壁中央
部にも円形の係合孔35aを形成してある。そして、枠
状のフレーム32の底部32aの係合孔32bと支持フ
レーム35の係合孔35aとに中空で円筒状の支軸(他
の支軸)36を環状の止め具37とリング38を介して
嵌め合わせてある。これにより、図2,図3に示すよう
に、表示器本体31は支軸36を介して可動トレー20
に対して左右方向Bに首振り自在になっている。
【0021】さらに、図1に示すように、支持フレーム
35の一側壁の円形の係合孔35bには可動トレー20
の他方のフレーム25のブッシュ26bに摺動自在に貫
通される中空で円筒状の支軸39を嵌合固定してあると
共に、該支持フレーム35の他側壁35cには可動トレ
ー20の一方のフレーム25のブッシュ26aに摺動自
在に貫通される中実で円柱状の支軸40を突出固定して
ある。この支軸40の先端部には、モータ28により駆
動されるギヤ27に噛合するギヤ41を固定してある。
そして、首振り用の中空で円筒状の支軸36内とチルト
アップ(回動)用の中空で円筒状の支軸39内に、表示
器本体31の底面31a側と可動トレー20の他方のフ
レーム25のブッシュ26b側との間に配索される複数
の被覆電線(配索材)42の両端42a,42bに接続
された合成樹脂製で円筒フード状の雌コネクタ(コネク
タ)43,44をそれぞれ摺動自在に嵌め込んである。
これら各雌コネクタ43,44は基端側に円板状の鍔部
43a,44aを有していて、その先端フード側を各支
軸36,39内に摺動自在に遊嵌してある。また、各雌
コネクタ43,44の先端フード内には各被覆電線42
の両端42a,42bを接続した図示しない複数の雄端
子をそれぞれ突設してある。
【0022】図1に示すように、首振り用の中空で円筒
状の支軸36内の雌コネクタ43には、表示器本体31
側の複数の被覆電線(配索材)45の一端45aに接続
された合成樹脂製で略円柱状の雄コネクタ(他の相手側
コネクタ)46を嵌脱(嵌合、離脱)自在にしてある。
この各被覆電線45の他端側は図示しないカラー液晶パ
ネルやバックライト等に接続されている。また、チルト
アップ用の中空で円筒状の支軸39内の雌コネクタ44
には、可動トレー20側の複数の被覆電線(配索材)4
7の一端47aに接続された合成樹脂製で略円柱状の雄
コネクタ(相手側コネクタ)48を嵌脱自在にしてあ
る。さらに、各雄コネクタ46,48は各被覆電線4
5,47の一端45a,47aを接続した図示しない複
数の雌端子を有していて、これら各雌端子は各雌コネク
タ43,44の各雄端子に嵌脱自在になっている。
【0023】以上実施形態の表示器の支持構造によれ
ば、図4に示す状態から可動トレー20をインストルメ
ントパネル10の開口部10aから引き出す場合には、
インストルメントパネル10の操作スイッチ17を操作
してモータ15を駆動させる。このモータ15の駆動に
よりピニオン13とラック24を介して可動トレー20
は、図5に示すように、インストルメントパネル10の
開口部10aから水平方向に所定ストローク引き出され
る。
【0024】そして、インストルメントパネル10の操
作スイッチ18を操作してモータ28を駆動させると、
図2,図3に示すように、液晶ディスプレイ30がギヤ
27とギヤ41を介して支軸39,40を中心に回転し
て起き上がる。また、支軸36を中心に手動で液晶ディ
スプレイ30が左右方向Bに首振りされ、その表示器本
体31の画面となる透明板34を見やすい位置に向ける
ことができる。
【0025】この際、図1に示すように、可動トレー2
0に対して液晶ディスプレイ30の表示器本体31を回
動自在に支持する円筒状の支軸39内及び首振り自在に
支持する円筒状の支軸36内に複数の被覆電線42の両
端42a,42bに接続の各雌コネクタ44及び43を
摺動自在に遊嵌させると共に、各雌コネクタ43,44
に表示器本体31側の複数の被覆電線45及び可動トレ
ー20側の複数の被覆電線47の各一端45a,47a
に接続された各雄コネクタ46,48をそれぞれ嵌合し
たので、各被覆電線42を箱形の支持フレーム35内で
それぞれ保護することができ、各被覆電線42,45,
47が外に露出することがない。その結果、表示器本体
31の傾倒、起き上がり時及び首振り時に各被覆電線4
2等が外から見えないため、液晶ディスプレイ30の表
示器本体31の見栄えをより一段と向上させることがで
き、表示器本体31の外観意匠上の設計自由度を拡大さ
せることができる。
【0026】また、表示器本体31の傾倒、起き上がり
時及び首振り時に円筒状の各支軸36,39に対して円
筒フード状の各雌コネクタ43,44を摺動させること
ができるため、各雌コネクタ43,44間の複数の被覆
電線42の捩じれの発生を確実に防ぐことができる。さ
らに、被覆電線42の配索経路上に余分な配索材収納ス
ペースが不用となって該被覆電線42の収納スペースを
可及的に小さくすることができ、構造全体の小型化及び
構成部品の簡素化を図ることができる。
【0027】さらに、可動トレー20と表示器本体31
とを接続する配索材として複数の被覆電線42,45,
47を用いたことにより、表示器本体31の図示しない
カラー液晶パネルやバックライト等が大型になっても各
被覆電線42,45,47を介して可動トレー20側よ
り表示器本体31側へ大容量の電流や信号等を供給する
ことができる。また、液晶ディスプレイ30の保守点検
等において、表示器本体31と可動トレー20を分解す
る場合には、例えば、首振り用の支軸36内の雌コネク
タ43に対して相手側の雄コネクタ46を取り外すと共
に、首振り用の支軸36の外周先端側にねじ止め等され
た止め具37を取り外すことにより、表示器本体31を
可動トレー20側に回動自在に支持された支持フレーム
35より簡単に分解することができ、保守点検後は容易
に組み立てることができる。
【0028】尚、前記実施形態によれば、中空で円筒状
の支軸内に円筒フード状の雌コネクタを嵌合するように
したが、外周が円形で内部の中空が四角筒状の支軸内に
四角フード状の雌コネクタ等のコネクタを嵌合するよう
にしてもよい。また、配索材として被覆電線を用いた
が、光ファイバコード等を配索材としてもよい。さら
に、表示器は液晶ディスプレイに限らず、小型TV等で
もよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、表示器本体を表示器支持体に対して傾倒、起き
上がり自在にする支軸及び首振り自在にする他の支軸を
中空の筒状にそれぞれ形成し、これら筒状の各支軸内に
表示器本体と表示器支持体との間に配索される配索材の
両端に接続されたコネクタをそれぞれ嵌め込む一方、支
軸内のコネクタに表示器支持体側の配索材の一端に接続
された相手側コネクタを嵌脱自在にすると共に、他の支
軸内のコネクタに表示器本体側の配索材の一端に接続さ
れた他の相手側コネクタを嵌脱自在にしたので、保守点
検時等において、各コネクタに対して相手側コネクタを
取り外して、表示器本体と表示器支持体とを簡単に分解
することができる。また、各配索材が外部に露出するこ
とがないため、表示器本体の傾倒、起き上がり時及び首
振り時に各配索材が外から見えることがなく、表示器本
体の見栄えをより一段と向上させることができる。
【0030】請求項2の発明によれば、表示器本体を表
示器支持体に対して傾倒、起き上がり自在にする支軸及
び首振り自在にする他の支軸を中空の円筒状にそれぞれ
形成し、これら円筒状の各支軸内に円筒フード状にそれ
ぞれ形成した各コネクタを摺動自在に嵌め込んだので、
表示器本体の傾倒、起き上がり時及び首振り時に円筒状
の各支軸に対して各コネクタを摺動させることができ、
各コネクタ間の配索材の捩じれの発生を確実に防ぐこと
ができる。また、配索材の配索経路上に余分な配索材収
納スペースが不用となって該配索材の収納スペースを可
及的に小さくすることができ、構造全体の小型化及び構
成部品の簡素化を図ることができる。
【0031】請求項3の発明によれば、各配索材を複数
の電線によりそれぞれ構成したことにより、表示器支持
体側から表示器本体側へ大容量の電流や信号等を供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の表示器の支持構造が適用
された液晶ディスプレイと該液晶ディスプレイを収納す
る可動トレーとの要部の拡大断面図である。
【図2】上記液晶ディスプレイの起き上がり状態を示す
斜視図である。
【図3】上記液晶ディスプレイの起き上がり時の可動ト
レー部分の断面図である。
【図4】上記可動トレーの格納時の斜視図である。
【図5】上記可動トレーの水平引き出し時の斜視図であ
る。
【図6】従来の表示器の支持構造の表示器格納時の概略
説明図である。
【図7】上記従来の表示器の支持構造の表示器使用時の
概略説明図である。
【符号の説明】
20 可動トレー(表示器支持体) 30 液晶ディスプレイ(表示器) 31 表示器本体 36 他の支軸 39,40 支軸 42 被覆電線(配索材) 42a,42b 両端 43,44 雌コネクタ(コネクタ) 45,47 被覆電線(配索材) 45a,47a 一端 46,48 雄コネクタ(相手側コネクタ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器本体を表示器支持体に支軸を介し
    て前後方向に傾倒、起き上がり自在に支持すると共に、
    該表示器本体を前記表示器支持体に他の支軸を介して左
    右方向に首振り自在に支持した表示器の支持構造におい
    て、 前記支軸及び前記他の支軸を中空の筒状にそれぞれ形成
    し、これら筒状の各支軸内に前記表示器本体と前記表示
    器支持体との間に配索される配索材の両端に接続された
    コネクタをそれぞれ嵌め込む一方、前記支軸内のコネク
    タに前記表示器支持体側の配索材の一端に接続された相
    手側コネクタを嵌脱自在にすると共に、前記他の支軸内
    のコネクタに前記表示器本体側の配索材の一端に接続さ
    れた他の相手側コネクタを嵌脱自在にしたことを特徴と
    する表示器の支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示器の支持構造であっ
    て、 前記支軸及び前記他の支軸を中空の円筒状にそれぞれ形
    成し、これら円筒状の各支軸内に円筒フード状にそれぞ
    れ形成した前記各コネクタを摺動自在に嵌め込んだこと
    を特徴とする表示器の支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表示器の支持構造であっ
    て、 前記各配索材を複数の電線によりそれぞれ構成したこと
    を特徴とする表示器の支持構造。
JP5233598A 1998-03-04 1998-03-04 表示器の支持構造 Pending JPH11249586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5233598A JPH11249586A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 表示器の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5233598A JPH11249586A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 表示器の支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11249586A true JPH11249586A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12911937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5233598A Pending JPH11249586A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 表示器の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11249586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108962005A (zh) * 2018-08-01 2018-12-07 刘清跃 一种建筑用安全提示牌

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108962005A (zh) * 2018-08-01 2018-12-07 刘清跃 一种建筑用安全提示牌
CN108962005B (zh) * 2018-08-01 2020-08-18 中国核工业中原建设有限公司 一种建筑用安全提示牌

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007059401A5 (ja)
AU2004229057B2 (en) Liquid crystal display device and gaming machine
JP2013233295A (ja) パチンコ機
US20050225667A1 (en) Imaging apparatus
JP2006062501A (ja) ヘッドアップディスプレイ
JPH11249586A (ja) 表示器の支持構造
JP4445880B2 (ja) リールユニット
JP2008055926A (ja) 車載用表示装置の昇降機構
JPH1185043A (ja) 表示器の支持構造
JPH1178713A (ja) 筐体のヒンジ部構造
JPH11249585A (ja) 表示器の支持構造
JP6227502B2 (ja) 遊技機
JP2004229956A (ja) 遊技機
JP4713404B2 (ja) 表示ユニットの取付構造
JP4194033B2 (ja) 弾球遊技機
CN216602308U (zh) 一种便于使用的五金制品用销售架
CN218922204U (zh) 陈列柜
JP2005131328A (ja) 弾球遊技機
JP2008279053A (ja) 遊技機
JPH1033749A (ja) 遊戯機用リールユニット
JP2023079354A (ja) 電飾装置およびこれを備えた遊技機
JP4265886B2 (ja) パチンコ機
JP4530810B2 (ja) 液晶表示装置および遊技機
JP2003144748A (ja) コントローラ及びゲーム機
JP2008272516A (ja) 弾球遊技機