JPH11248821A - フェイズドアレイ型超音波センサ - Google Patents

フェイズドアレイ型超音波センサ

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JPH11248821A
JPH11248821A JP6453798A JP6453798A JPH11248821A JP H11248821 A JPH11248821 A JP H11248821A JP 6453798 A JP6453798 A JP 6453798A JP 6453798 A JP6453798 A JP 6453798A JP H11248821 A JPH11248821 A JP H11248821A
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JP
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azimuth
receiver
array
virtual image
wave
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JP6453798A
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English (en)
Inventor
Yuichi Umemi
祐一 梅実
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 虚像の影響を排除するとともに、送波又は受
波ファンビームの形状を整えることにより、検出精度を
向上させる。 【解決手段】 送波器アレイ46と、送波器441,…
から各方位へ超音波Uを送信する超音波送信手段48
と、受波器521,…が一定間隔d1 で配設された受波
器アレイ54と、受波器121,…が一定間隔d2 で配
設された受波器アレイ14と、受波器121,…で変換
された電気信号の位相差に基づき受波器アレイ14,5
4の各方位に対するそれぞれの信号強度を算出する方位
算出手段16,56と、方位算出手段16,56で算出
された信号強度において受波器アレイ14,54間でピ
ークが一致する方位の信号強度を実像としピークが一致
しない方位の信号強度を虚像とする虚像検出手段18と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、超音波に
よって障害物を検出する障害物検出装置等に用いられ
る、クロスファンビーム方式のフェイズドアレイ型超音
波センサ関する。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図10は従来のフェイズドアレ
イ型超音波センサを示し、図8は全体を示すブロック
図、図9は送波器アレイ及び受波器アレイを示す斜視
図、図10は受信側を示すブロック図である。以下、こ
れらの図面に基づき説明する。
【0003】図8に示すように、従来のフェイズドアレ
イ型超音波センサ50は、電気信号を超音波Uに変換す
る送波器441〜44n’が一定間隔で直線状に配設さ
れた送波器アレイ46と、送波器441〜44n’に対
してそれぞれの電気信号の位相を変えることにより各方
位に超音波Uを送信する超音波送信手段48と、超音波
Uを電気信号に変換する受波器521〜52nが一定間
隔d1 で直線状に配設された受波器アレイ54と、各受
波器521〜52nで変換された電気信号の位相差に基
づき各方位に対する信号強度を算出する方位算出手段5
6とを備えたものである。
【0004】超音波送信手段48は、送波器441〜4
4n’のそれぞれに設けられた移相器(図示せず)を介
して、一定の位相差で順次ずらした複数の電気信号を、
送波器441〜44n’へ出力する。すると、送波器ア
レイ46は、その位相差に対応する方位へ超音波Uを送
信する。送波器アレイ46から送信された超音波Uは、
障害物等に当たって反射し、受波器アレイ54で受信さ
れる。
【0005】図9に示すように、送波器アレイ46と受
波器アレイ54とは、互いに直交する十字状に配置され
ている。送波器アレイ46から送信される超音波は、扇
状の指向性を有する送波ファンビーム46F’を形成す
る。受波器アレイ54で受信される超音波は、扇状の指
向性を有する受波ファンビーム54F’を形成する。送
波ファンビーム46F’は、図面において上下方向に自
在に振ることができる。受波ファンビーム54F’は、
図面において左右方向に自在に振ることができる。送波
ファンビーム46F’を上下方向に自在に振って超音波
を送信するとともに、受波ファンビーム54F’を左右
方向に自在に振って超音波を受信する方式を、クロスフ
ァンビーム方式という。
【0006】図10に示すように、方位算出手段54
は、フィルタ回路581〜58n、増幅回路601〜6
0n、A/D変換回路621〜62n、メモリ641〜
64n、演算回路66等によって構成されている。演算
回路66は、マイクロコンピュータである。演算回路6
6とメモリ641〜64nとは、バス68によって接続
されている。
【0007】飛来する超音波Uは、受波器521〜52
nに入射し、アナログ信号に変換される。このアナログ
信号は、フィルタ回路581〜58nでノイズ等が除去
され、増幅回路601〜60nで増幅された後、A/D
変換回路621〜62nでデジタル信号に変換される。
このデジタル信号は、メモリ641〜64nに受信デー
タとして格納される。演算回路66では、受波器521
〜52nごとの受信データの位相差に基づき超音波Uの
飛来方位を算出する。受信データは、特定周波数の超音
波波形である。受波器521〜52nごとの受信データ
に対して少しづつ位相をずらして加算することにより、
受波器アレイ54の受信感度の指向性をいろいろな方位
に変えることができる。したがって、受波器521,…
を機械的に回動することなく、広い範囲から飛来する超
音波Uに対して、その方位を検出することができる。こ
のような指向性制御方式をフェイズドアレイといい、そ
の原理は電波のアンテナ等にも利用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フェイズドアレイ型超音波センサ50では、次のような
問題があった。
【0009】(1)演算回路66でデータ処理を行う際
に、次の式で示される虚像が出現する。θ’を虚像出
現方位、θを本来指向性を高めた方位、λを超音波Uの
波長、dを受波器521〜52nの間隔とする。
【0010】 θ’=sin-1{sinθ±n・(λ/d)} ・・・
【0011】このような虚像の出現は、受信感度の指向
性を高めた方位(メインビーム)以外にも、指向性の高
くなる方位(サイドビーム)が生じることを示してお
り、検出精度を低下させる要因となる。
【0012】(2)図9に示すように、送波器アレイ4
6と受波器アレイ54とは十字状に直交している。この
ため、その交点において、送波器アレイ46又は受波器
アレイ54の少なくとも一方が分断される。このこと
は、送波ファンビーム46F’又は受波ファンビーム5
4F’が整った扇状にならないため、検出精度を低下さ
せる要因となる。
【0013】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、虚像の影響を
排除するとともに、送波又は受波ファンビームの形状を
整えることにより、検出精度を向上させたフェイズドア
レイ型超音波センサを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフェイズド
アレイ型超音波センサは、電気信号を超音波に変換する
複数の送波器が一定間隔で直線状に配設された送波器ア
レイと、前記複数の送波器に対してそれぞれの前記電気
信号の位相を変えることにより各方位に超音波を送信す
る超音波送信手段と、超音波を電気信号に変換する複数
の受波器が前記送波器アレイと交差することなく直角に
かつ互いに異なる一定間隔で二本の直線状に配設された
第一及び第二の受波器アレイと、前記各受波器で変換さ
れた電気信号の位相差に基づき前記第一及び第二の受波
器アレイの各方位に対するそれぞれの信号強度を算出す
る方位算出手段と、この方位算出手段で算出された信号
強度において前記第一及び第二の受波器アレイ間でピー
クが一致する方位の当該信号強度を実像としピークが一
致しない方位の当該信号強度を虚像とする虚像検出手段
とを備えたものである。
【0015】超音波送信手段は、複数の送波器へ、それ
ぞれ位相の異なる電気信号を出力する。すると、送波器
アレイは、その位相差に対応する方位へ超音波を送信す
る。ここで、送波器アレイから送信された超音波がある
物体に当たって反射したとする。その反射した超音波
は、第一及び第二の受波器アレイ超音波で受信される。
方位算出手段は、これらの受波器アレイで得られた受信
データに基づき、第一及び第二の受波器アレイについて
の各方位に対する信号強度を算出する。この信号強度に
は、メインビームの他にサイドビームも含まれている。
しかし、第一及び第二の受波器アレイ間では、受波器の
一定間隔が異なることにより、式によりサイドビーム
が異なる方位に出現する。そこで、虚像検出手段は、第
一及び第二の受波器アレイのそれぞれの信号強度におい
て、ピークが一致する方位の信号強度は実像であり、ピ
ークが一致しない方位の信号強度は虚像であると判断で
きる。
【0016】また、送波器アレイと第一及び第二の受波
器アレイとは、交差することなく直角に配置されてい
る。そのため、送波器アレイ及び受波器アレイは、クロ
スファンビーム方式として動作可能であるにもかかわら
ず、従来技術と異なりいずれかが分断されることがな
い。したがって、送波ファンビーム及び受波ファンビー
ムの形状は整った扇状となる。
【0017】更に、前記虚像検出手段は、同一方位に対
する前記第一及び第二の受波器アレイの前記信号強度の
積を求め、この積の大きい方位の当該信号強度を実像と
し当該積の小さい方位の当該信号強度を虚像とするもの
としてもよい。この場合は、第一及び第二の受波器アレ
イのそれぞれの信号強度において、ピークが一致する部
分はより大きく、ピークが一致しない部分はより小さく
強調される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明に係るフェ
イズドアレイ型超音波センサの一実施形態を示し、図1
は全体を示すブロック図、図2は送波器アレイ及び受波
器アレイを示す斜視図、図3は受信側を示すブロック
図、図4は受波器アレイを示す斜視図である。以下、こ
れらの図面に基づき説明する。ただし、図8乃至図10
と同一部分は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0019】図1に示すように、フェイズドアレイ型超
音波センサ10は、電気信号を超音波Uに変換する送波
器441〜44n’が一定間隔で直線状に配設された送
波器アレイ46と、送波器441〜44n’に対してそ
れぞれの電気信号の位相を変えることにより各方位に超
音波Uを送信する超音波送信手段48と、超音波Uを電
気信号に変換する受波器521〜52nが一定間隔d1
で直線状に配設された受波器アレイ54と、超音波Uを
電気信号に変換する受波器121〜12mが一定間隔d
2 (d2 >d1 )で直線状に配設された受波器アレイ1
4と、各受波器121〜12m,521〜52nで変換
された電気信号の位相差に基づき受波器アレイ14,5
4の各方位に対するそれぞれの信号強度を算出する方位
算出手段16,56と、方位算出手段16,56で算出
された信号強度において受波器アレイ14,54間でピ
ークが一致する方位の信号強度を実像としピークが一致
しない方位の信号強度を虚像とする虚像検出手段18と
を備えている。
【0020】図2に示すように、受波器アレイ14,5
4は、送波器アレイ46と交差することなく直角に、か
つ互いに平行な二本の直線状に配設されている。すなわ
ち、受波器アレイ14,54と送波器アレイ46とは、
図面において横T字状に配置されている。これにより、
受波器アレイ14,54及び送波器アレイ46は、いず
れも途中で分断されていないので、受波ファンビーム5
4F及び送波ファンビーム46Fのどちらも整った扇状
になる。
【0021】図3に示すように、方位算出手段16は、
方位算出手段56と同じ構成であり、フィルタ回路20
1〜20m、増幅回路221〜22m、A/D変換回路
241〜24m、メモリ261〜26m、演算回路28
等によって構成されている。演算回路28は、マイクロ
コンピュータである。演算回路28とメモリ261〜2
6mとは、バス30によって接続されている。虚像検出
手段18は、例えばマイクロコンピュータであり、演算
回路28,66とバス321,322によって接続され
ている。
【0022】図4に示すように、受波器521〜52n
の受波面521a〜52naは、全て同一方向(受波器
アレイ54に垂直な方向)を向いている。この方向に、
受波器121〜52mの受波面121a〜12maも合
わせている。受波器アレイ14,54は、検出精度を上
げるために、できるだけ近接して配置されている。受波
器121から受波器12mまでの長さ(受波器アレイ1
4の開口長)と、受波器521から受波器52nまでの
長さ(受波器アレイ54の開口長)とはほぼ等しい。
【0023】図5乃至図7は、フェイズドアレイ型超音
波センサ10の動作の一例を示すものである。以下、図
1乃至図7に基づき、フェイズドアレイ型超音波センサ
10の動作を説明する。
【0024】本例におけるフェイズドアレイ型超音波セ
ンサ10は、障害物検出装置を構成している。まず、図
1に示すように、超音波送信手段48は、超音波Uを発
生させるための信号を送波器441〜44n’へ出力す
る。送波器アレイ46から発生した超音波Uは、図示し
ない障害物で反射して受波器121〜12m,521〜
52nに入射する。
【0025】続いて、図3に示すように、受波器121
〜12m,521〜52nに入射した超音波Uは、電気
信号に変換され受信データとしてメモリ261〜26
m,641〜64nに格納される。受信データは、特定
周波数の超音波波形である。演算回路28,66では、
受波器121〜12m,521〜52nごとの受信デー
タに対して少しづつ位相をずらして加算することによ
り、受波器アレイ14,54の受信感度の指向性をいろ
いろな方位に変えることができる。
【0026】その結果、図5に示すような、受波器アレ
イ14,54毎に、各方位θに対する受信強度Wのグラ
フが得られる。図6のグラフでは、前述の式に基づ
き、受波器アレイ14のメインビーム14Mの両側にサ
イドビーム14S1 ,14S2が発生し、受波器アレイ
54のメインビーム54Mの両側にサイドビーム54S
1 ,54S2 が発生している。ただし、メインビーム1
4M,54Mは同じ方位に出現するが、一定間隔d1
2 の差によって、サイドビーム14S1 ,14S2
サイドビーム54S1 ,54S2 とは異なる方位に出現
する。図5のグラフの受信強度Wとは、メインビーム1
4M,54Mの信号強度を‘1’とした場合の、各方位
の信号強度である。
【0027】続いて、虚像検出手段18が次のように動
作する。まず、方位算出手段16,56で算出された信
号強度Wのしきい値以下の部分を、ノイズとみなして以
後の計算の対象から除外する。一方、超音波送信器から
超音波を送信してから受波器121,…で超音波Uを受
信するまでの時間Δt(受信データに含まれている)に
基づき、障害物までの距離Lを算出する。距離Lは、音
速をCとすると、L=C・Δt/2で求められる。続い
て、左右方向を方位θ、奥行き方向を障害物までの距離
L、高さ方向を信号強度Wとして、受波器アレイ14,
54毎に、三次元マップを作成する。図6〔A〕が受波
器アレイ54の三次元マップであり、図6〔B〕が受波
器アレイ14の三次元マップである。図6では、信号強
度Wの最大値を‘1’としている。図6〔A〕ではメイ
ンビーム54M及びサイドビーム54Sが発生し、図6
〔B〕ではメインビーム14M及びサイドビーム14S
が発生している。続いて、図6〔A〕,〔B〕の同一方
位θ及び距離Lにおける信号強度W同士の積を求める。
その結果が、図7に示す三次元マップである。図7から
明らかなように、メインビーム14M,54M同士は同
一方位θ及び距離Lに出現するので強め合い、サイドビ
ーム14S,54Sは異なる方位θに出現するので弱め
あう。したがって、サイドビーム14S,54Sすなわ
ち虚像を明確に除外できるので、障害物の検出精度を高
めることができる。
【0028】また、一定間隔d1 ,d2 は、超音波Uの
波長をλとすると、d2 >d1 ≧λ/2としてもよい。
なぜなら、d2 ,d1 <λ/2としなくても虚像を的確
に排除できるからである。そして、その分一定間隔
1 ,d2 を大きくとることにより、受波器アレイ1
4,54の開口長を大きくできるので、指向性を鋭くで
きる。さらに、一定間隔d1 ,d2 は、受波器アレイ1
4,54によるサイドビーム同士ができるだけ重ならな
いような値に設定することが好ましい。そのような一定
間隔d1 ,d2 の最適値は、使用する超音波Uの周波数
によっても異なる。
【0029】実験によれば、40kHz の周波数の超音波U
に対して、一定間隔d1 を8.5 mm、一定間隔d2 を13.0
mm、個数nを8、個数mを7とすると、良好な結果が得
られた。同じく実験によれば、一定間隔d1 は、好まし
くは超音波Uの波長λであり、一定間隔d2 は好ましく
は波長λの1.50〜1.55倍、最も好ましくは波長λの1.53
倍であった。
【0030】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施形態に限定されるものではない。例えば、図6
〔A〕,〔B〕の同一方位θ及び距離Lにおける信号強
度W同士の和を求めたり積の累乗を求めたりしてもよ
い。方位算出手段16,56は、受波器アレイ14,5
4に対応させて二個設けているが、どちらか一個のみに
して受波器アレイ14,54に切り換え接続できる構成
にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1乃至3記載のフェイズドアレイ
型超音波センサによれば、受波器の一定間隔が異なる第
一及び第二の受波器アレイを用いたことにより、これら
の受波器アレイで得られる二つの受信データ間では異な
る方位にサイドビームが出現する。そこで、二つの受信
データ間で同一方位に対するピークの一致・不一致を検
出することにより、容易かつ正確に虚像を排除できる。
しかも、送波器アレイと第一及び第二の受波器アレイと
を交差させることなく直角に配置したことにより、送波
ファンビーム及び受波ファンビームの形状を整えること
ができるので、検出精度を向上できる。
【0032】請求項2記載のフェイズドアレイ型超音波
センサによれば、同一方位に対する第一及び第二の受波
器アレイの信号強度の積を求め、この積の大小で虚像を
判断するようにしたことにより、実像及び虚像を強調で
きるので、単純な処理にもかかわらずより正確に虚像を
排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフェイズドアレイ型超音波センサ
の一実施形態の全体を示すブロック図である。
【図2】図1のフェイズドアレイ型超音波センサにおけ
る送波器アレイ及び受波器アレイを示す斜視図である。
【図3】図1のフェイズドアレイ型超音波センサの受信
側を示すブロック図である。
【図4】図1のフェイズドアレイ型超音波センサにおけ
る受波器アレイを示す斜視図である。
【図5】図1のフェイズドアレイ型超音波センサにおけ
る、受波器アレイの各方位に対する受信強度のグラフで
ある。
【図6】図1のフェイズドアレイ型超音波センサにおけ
る、方位及び障害物までの距離に対する受波器アレイの
信号強度を示す三次元マップであり、図6〔A〕が第一
の受波器アレイであり、図6〔B〕が第二の受波器アレ
イである。
【図7】図6〔A〕,〔B〕の同一方位及び距離におけ
る信号強度同士の積を求めた結果を示す三次元マップで
ある。
【図8】従来のフェイズドアレイ型超音波センサの全体
を示すブロック図である。
【図9】図8のフェイズドアレイ型超音波センサにおけ
る、送波器アレイ及び受波器アレイを示す斜視図であ
る。
【図10】図8のフェイズドアレイ型超音波センサの受
信側を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 フェイズドアレイ型超音波センサ 121〜12m,521〜52n 受波器 14,54 受波器アレイ 16,56 方位算出手段 18 虚像検出手段 441〜44n’ 送波器 46 送波器アレイ 48 超音波送信手段 d1 受波器521〜52nの一定間隔 d2 受波器121〜12mの一定間隔 U 超音波

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を超音波に変換する複数の送波
    器が、一定間隔で直線状に配設された送波器アレイと、 前記複数の送波器に対してそれぞれの前記電気信号の位
    相を変えることにより、各方位に超音波を送信する超音
    波送信手段と、 超音波を電気信号に変換する複数の受波器が、前記送波
    器アレイと交差することなく直角に、かつ互いに異なる
    一定間隔で二本の直線状に配設された第一及び第二の受
    波器アレイと、 前記各受波器で変換された電気信号の位相差に基づき、
    前記第一及び第二の受波器アレイの各方位に対するそれ
    ぞれの信号強度を算出する方位算出手段と、 この方位算出手段で算出された信号強度において前記第
    一及び第二の受波器アレイ間でピークが一致する方位の
    当該信号強度を実像とし、ピークが一致しない方位の当
    該信号強度を虚像とする虚像検出手段と、 を備えたフェイズドアレイ型超音波センサ。
  2. 【請求項2】 前記虚像検出手段は、同一方位に対する
    前記第一及び第二の受波器アレイの前記信号強度の積を
    求め、この積の大きい方位の当該信号強度を実像とし当
    該積の小さい方位の当該信号強度を虚像とする、請求項
    1記載のフェイズドアレイ型超音波センサ。
  3. 【請求項3】 前記第一の受波器アレイの一定間隔が前
    記超音波の波長にほぼ等しく、前記第二の受波器アレイ
    の一定間隔が前記超音波の波長の約1.50〜1.55倍であ
    る、請求項1又は2記載のフェイズドアレイ型超音波セ
    ンサ。
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