JPH11248338A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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Publication number
JPH11248338A
JPH11248338A JP6621298A JP6621298A JPH11248338A JP H11248338 A JPH11248338 A JP H11248338A JP 6621298 A JP6621298 A JP 6621298A JP 6621298 A JP6621298 A JP 6621298A JP H11248338 A JPH11248338 A JP H11248338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
showcase
main body
opened
front face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6621298A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yano
賢司 矢野
Tetsuji Shinkai
徹二 新海
Akira Watanabe
明 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Denki Reiki KK
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Denki Reiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Denki Reiki KK filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP6621298A priority Critical patent/JPH11248338A/ja
Publication of JPH11248338A publication Critical patent/JPH11248338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショーケースの前面のガラス板を安全に開閉
することができ、かつ客がなんら不安感や不快感を抱く
ことなく商品を吟味することのできるショーケースを提
供する。 【解決手段】 前面に開閉可能なガラス板3を備えたシ
ョーケースにおいて、ガラス板3の上端をショーケース
本体1の前面上縁4にヒンジ結合5してガラス板3をシ
ョーケース本体1の前面とショーケース本体1内後部8
との間に回転可能に支持し、前面のガラス板3の下端を
ショーケース本体の前面とショーケース本体内後部とに
それぞれ保持するラッチ7、9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面に開閉可能な
ガラス板を備えたショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】対面型ショーケースの一つの種類とし
て、前面に開閉可能なガラス板、後面に開閉可能な扉を
備えたものが従来から使用されているが、この種の対面
型ショーケースは、通常は前面のガラス板は閉じ、客の
要求する商品を販売員が後面の扉を開いて取り出し客に
手渡すようにし、販売員の手が足りないときには前面の
ガラス板を開いた状態にし客が自ら商品を取り出すセル
フ販売に任せるようにすることができる。この種の対面
型ショーケースは又後面からのみならず広い前面からも
商品の補充、内部の清掃をすることができるという利点
をも有している。図4はその一例の側断面図で、ショー
ケース本体41の後面には例えば引戸式のガラス板から
なる扉42を備え、前面にはガラス板43が上端をショ
ーケース本体41の上縁にヒンジ44により固定されて
おり、前面のガラス板43を開くときには前方にガラス
板43を撥ね上げて破線で示すように本体41の上方に
保持するようになっている。この撥ね上げ操作の駆動機
構としては通常ガススプリングが使用されるが、ガスス
プリングは価格がかなり高く、また万一故障するとガラ
ス板が上方から落下する危険性があり、また例えばセル
フ販売とするときにはガラス板が丁度客の頭上近くに位
置することになり、客にとっては不安と共に煩わしさを
感じ、好ましいものではない。背面に開閉扉を設けず前
面のガラス板を開閉可能にして前面から販売員による販
売及びセルフ販売の両者を行う式のショーケースにおい
ても、上述の問題点は同様に存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ショ
ーケースの前面のガラス板を安価な構造で安全に開閉す
ることができ、かつ客がなんら不安感や不快感を抱くこ
となく商品を吟味することのできるショーケースを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によれば、前面に開閉可能なガラス板を備え
たショーケースにおいて、ガラス板の上端をショーケー
ス本体の前面上縁にヒンジ結合してガラス板をショーケ
ース本体の前面とショーケース本体内後部との間に回転
可能に支持し、前面のガラス板の下端をショーケース本
体の前面とショーケース本体内後部とにそれぞれ保持す
る保持機構を設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、前面のガラス
板の上端をショーケース本体の上縁にヒンジ部により固
定してヒンジ部を中心にガラス板がショーケース本体の
前面から本体内後部に至るまで回転し得るようにし、シ
ョーケース本体の前面と、ショーケース本体内後部の位
置にラッチを設け、前面のガラス板を閉めるときにはガ
ラス板の下端をショーケース本体前面のラッチに保持
し、前面のガラス板を開けるときにはガラス板の下端を
ショーケース本体内後部に設けたラッチに保持すること
ができる。
【0006】前面のガラス板は閉めた状態では通常のガ
ラス板のように透明でショーケース内部の陳列棚の商品
を透視することができるが、ガラス板を開けた状態、即
ちガラス板がショーケース本体内後部に位置するときに
は例えば偏光作用により客の視線方向には鏡面に変化し
てショーケースの陳列棚に置かれた商品が投影されるよ
うに偏光ミラーとして形成してもよい。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0008】図1は本発明を対面型ショーケースに適用
した実施例の側断面図で、1はショーケース本体、2は
その後面に設けた例えば引戸式の開閉扉、3は前面に設
けたガラス板である。ショーケース本体1の前面上縁4
にはヒンジ部として蝶番5が固定され、蝶番5にガラス
板3の上端が固定されている。ショーケース本体1の前
面下縁6には保持機構としてラッチ7が設けられ、ショ
ーケース本体1内の後部8の下方には保持機構としてラ
ッチ9が設けられている。10は商品の陳列棚である。
前面のガラス板3が閉じられた状態では、図1aに示す
ようにガラス板3の下端はラッチ7に保持され、後面の
開閉扉2のみが開閉可能であり、販売員がこの開閉扉2
を開閉して商品の販売に当たる。販売員の手が足りなく
なりセルフ販売に切り換えるため前面のガラス板3を開
ける場合には、ガラス板3の把手11を持ってショーケ
ース本体内後部8に向け押し込むと、図1bに示すよう
にガラス板3は蝶番5の周りにショーケース本体1内後
部8に向け回動されるから、ラッチ9にガラス板3の下
端を掛けることによりガラス板3はショーケース本体1
内後部8に保持され、陳列棚10は開放され、商品は前
面から取り出すことができ、セルフ販売に対応し得る態
勢となる。
【0009】図2は保持機構としてのラッチの具体的な
構造の一例を示す側面図で、図1と同等部分には同符号
を付してある。ガラス板3の下端21の内側に二つの雄
型嵌合片22、23がそれぞれ外向きと内向きに固定さ
れ、ショーケース本体1の前面下縁6の内側に雄型嵌合
片22に対向するように雌型嵌合片24が設けられ、更
にショーケース本体1内の後部8の下方にもう一方の雄
型嵌合片23に対する雌型嵌合片25が設けられてい
る。ガラス板3が閉じられるときには雄型嵌合片22が
雌型嵌合片24内に押し込まれることによってガラス板
3はショーケース本体の前面に保持され、ガラス板3が
開けられるときには雄型嵌合片23が雌型嵌合片25内
に押し込まれることによってガラス板3はショーケース
本体内の後部8に保持される。
【0010】図3は保持機構の別の具体的な構造の例の
側面図で、磁気作用を利用したものである。ガラス板3
の下端31の内側にマグネット片32が固定され、ショ
ーケース本体1の前面下縁6の内側にマグネット片32
に対向するようにマグネット片33が設けられ、更にシ
ョーケース本体1内の後部8の下方にマグネット片34
が設けられている。ガラス板3が閉じられるときにはマ
グネット片32とマグネット片33とを吸着させること
によりガラス板3はショーケース本体の前面に保持さ
れ、ガラス板3が開けられるときにはマグネット片32
とマグネット片34とを吸着させることによりガラス板
3はショーケース本体内の後部8に保持される。
【0011】保持機構としては上述の例に限らず種々の
形式のものを使用することができる。
【0012】ガラス板3は偏光ガラスにより形成するこ
とにより、図1aの閉めた状態では客の視線方向にはガ
ラス板3は透明で商品をよく見ることができ、図1bの
開けた状態で客の視線方向にはガラス板3は非透明で鏡
面となり、陳列棚の商品が投影されてアピール感を高め
ることができる。また、後面の開閉扉2の陳列棚側をミ
ラーとして形成し、そこにも商品を投影することによっ
て商品のアピール感を更に高めることもできる。
【0013】以上対面型ショーケースの実施例について
説明したが、それに限らず、背面に開閉扉を有しない壁
面型のショーケースの前面ガラス板にも本発明は適用す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ショーケース本体の前
面のガラス板を開ける場合に、上方ではなくショーケー
ス本体内後部へ収納するものであるから、ガススプリン
グのような高価で万一故障の生じたときの危険性の高い
ものを使用する必要がなく、手動で簡単に開閉操作する
ことができ、特殊な駆動機構を必要とせず安価であり、
危険性も全くなく、客も不安感や不快感を抱くことがな
い。また、ガラス板に偏光作用を付すことによりガラス
板を鏡面化し、ガラス板を開けたとき商品をガラス板に
投影させ、商品のアピール感を高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の、aはガラス板を閉めた状
態、bはガラス板を開けた状態の側断面図である。
【図2】ガラス板の保持機構の一例の側面図である。
【図3】ガラス板の保持機構の別の例の側面図である。
【図4】従来の一例の側断面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース本体 2 後面の開閉扉 3 前面のガラス板 4 ショーケース本体の前面上縁 5 蝶番 6 ショーケース本体の前面下縁 7 ラッチ 8 ショーケース本体内の後部 9 ラッチ 10 陳列棚 11 把手 21 ガラス板の下端 22、23 雄型嵌合片 24、25 雌型嵌合片 31 ガラス板の下端 32、33、34 マグネット片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 明 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開閉可能なガラス板を備えたショ
    ーケースにおいて、ガラス板の上端をショーケース本体
    の前面上縁にヒンジ結合してガラス板をショーケース本
    体の前面とショーケース本体内後部との間に回転可能に
    支持し、ガラス板の下端をショーケース本体の前面とシ
    ョーケース本体内後部とにそれぞれ保持する保持機構を
    設けたことを特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 ガラス板を偏向ミラーとして形成し、ガ
    ラス板が閉じられた状態では透明であり、開けられた状
    態では鏡面になるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のショーケース。
JP6621298A 1998-03-02 1998-03-02 ショーケース Pending JPH11248338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6621298A JPH11248338A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 ショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6621298A JPH11248338A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 ショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11248338A true JPH11248338A (ja) 1999-09-14

Family

ID=13309304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6621298A Pending JPH11248338A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 ショーケース

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JP (1) JPH11248338A (ja)

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