JPH11248032A - 高圧力減圧調節弁 - Google Patents

高圧力減圧調節弁

Info

Publication number
JPH11248032A
JPH11248032A JP8915598A JP8915598A JPH11248032A JP H11248032 A JPH11248032 A JP H11248032A JP 8915598 A JP8915598 A JP 8915598A JP 8915598 A JP8915598 A JP 8915598A JP H11248032 A JPH11248032 A JP H11248032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
square
square holes
fluid
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8915598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Katayama
正昭 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO KOSO KK
Original Assignee
TOKYO KOSO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO KOSO KK filed Critical TOKYO KOSO KK
Priority to JP8915598A priority Critical patent/JPH11248032A/ja
Publication of JPH11248032A publication Critical patent/JPH11248032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】キャビテーションが発生しないようにする。 【解決手段】弁座と着座可能な弁プラグとの間を通過し
た高圧力流体を所定以下の流速を保ちながら環状円板群
を通過させて減圧させる高圧力減圧装置において、環状
円板1組の2枚のうちの一方に放射状に断続的に穿設さ
れた角孔の列群13があり、これに対応して他方の環状
円板15には、該角孔の列群13の各角孔とは所要寸法
だけ半径方向にずれた位置に放射状に断続的に穿設され
た角孔の列群14があり、該角孔の寸法が角孔の列群1
3の各角孔の寸法に対応する寸法であることで、2枚1
組の環状円板15、15が重ね合せられたときに所要数
の直角の曲りをジグザグの流路が形成されるものであ
り、而かもジグザグの流路は、それぞれ高圧力減圧装置
の入口から出口まで独立している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧流体のための高圧
力減圧調節弁に関する。本明細書に於て、流体とは蒸気
を含む気体又は液体を意味する。
【0002】従来、高圧流体のための減圧調節弁は発明
考案されてきた。例えば、米国特許第3,813,07
9号、特公昭54−28973号、特公昭55−499
2号の如き、オリフイス孔付きの中空筒状の減圧用ケー
ジを同軸環状に密嵌合させて減圧のためのジグザグの流
路を放射状に形成させた高圧力減圧装置を弁体装着室内
に設けた減圧調節弁が発明されて居り、また、減圧のた
めのジグザグの流路を形成させるのに前記のように減圧
用ケージを用いる代りに、2枚で1組の環状円板の組み
合せでジグザグの流路を形成させたものを複数組積み重
ねてジグザグの流路を形成させるようにしたものも考案
されてはいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、これらの発
明考案のものは、未だキャビテーションの発生の虞ある
点で問題があった。また、前記の2枚で1組の環状円板
を積み重ねる考案のものは、2枚(2種類)で1組の環
状円板の組み合せたものの上部と下部に、隣接の環状円
板に対する遮断のために穴加工をしない仕切板(円板)
を配置する必要があり、流路間に仕切板を必要とするた
めに減圧装置への入口断面積の変化は図9に図示したよ
うに階段状となり液体を制御するのに不都合の虞がある
と云う問題点があった。本発明者は、この問題点を解決
すべく本発明を完成したのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、流体入口10と流体出口11との間の流
路の所要位置に存する減圧装置で、弁座4と該弁座に着
座可能な弁プラグ3との間を通過した高圧力流体を所定
以下の流速を保ちながら減圧させる高圧力減圧装置6を
含み、該高圧力減圧装置6は該減圧装置内の流路12を
流体が流れることによって、該流体の圧力水頭エネルギ
ーを損失させ、該圧力流体を所定の圧力まで減圧させる
ように、直角の曲りを有するジグザグの流路12を形成
するに当り、該流路12は、2枚で1組の環状円板1
5,15が重ね合せられることで形成されるように、該
環状円板1組の2枚のうちの一方に放射状に断続的に穿
設された角孔の列群13があり、これに対応して他方の
環状円板15には、該角孔の列群13の各角孔とは所要
寸法だけ半径方向にずれた位置に放射状に断続的に穿設
された角孔の列群14があり、該角孔の寸法が前記角孔
の列群13の各角孔の寸法に対応する寸法であること
で、2枚1組の環状円板15,15が重ね合せられたと
きに所要数の直角の曲りを有するジグザグの流路12が
形成されるものであり、而かも該ジグザグの流路12
は、それぞれ高圧力減圧装置6の流体流入口17から流
体流出口23まで独立しているものである構成となした
のである。
【0005】実用上は、前記の2枚で1組の環状円板1
5,15の一方のものと他方のものとが全く同一形状・
寸法の角孔の列群13,14を有するものであること
が、製作の点でも取扱いの点でも有利である。図3と図
7に図示のように、実用上は、前記角孔の列群を構成す
る複数個の角孔のうち環状円板15の内側の円端18、
外側の円端19に接するものは四角形の一辺を欠如した
形の角孔16となるものであるようにする。而して、前
記の四角形の一辺を欠如した形となる角孔16を含む角
孔の列群13は複数個あり、而かも該角孔の列群13と
次の列群13との間には、環状円板の内側又は外側の円
端に接する角孔を含まない角孔の列群14があり、これ
らの2種類の角孔の列群13,14が交互に環状円板1
5に配置・穿設されるのである。
【0006】前記の2枚で1組の環状円板15,15が
重ね合せられてジグザグの流路12が形成されるよう
に、一方の環状円板15における前記内側の円端18、
外側の円端19に接する角孔を含まない角孔の列群14
のある個所が、他方の環状円板15における前記内側の
円端18、外側の円端19に接する角孔が四角形の一辺
を欠如した形の角孔16を含む角孔の列群13のある個
所と一致するように、図4に図示の通り、2枚で1組の
環状円板15,15が重ね合わされるのである。
【0007】図4に図示のように、前記の四角形の一辺
を欠如した形となる角孔16を含む角孔の列群13と内
側の円端18、外側の円端19に接する角孔を含まない
角孔の列群14との間の平坦部20の大きさが、前記2
種類の角孔の列群13,14の各々を覆い盡すに充分な
大きさのものであって、該平坦部20が隣接の2枚で1
組の環状円板15の角孔のある個所に重なるのである。
【0008】前記高圧力減圧装置における前記複数個の
流路の穴の断面積は、弁座から弁プラグが離れる距離、
即ち、弁ストロークに正比例した、減圧装置への入口流
路面積を形成するように、その位置により、漸増又は漸
減する寸法となすものである。
【0009】高圧力流体を流速以下に保つように流路の
直角の曲りの数を決めるに際しては、前記高圧力減圧装
置を通過する流体が高速流となって飽和圧力以下になっ
てキャビテーションや異常騒音を発生させることがない
曲りの数とするのである。
【0010】流体が気体の場合のためには、前記高圧力
減圧装置における前記穴が、曲りを繰り返すごとに、流
路の断面積を漸次大ならしめるものである寸法となすの
である。
【0011】図3及び図4に図示の実施例のものは、気
体の流れが中心部より外側に向う場合のものであって、
流路12の深さを一定とし、流路幅を漸次大として流路
断面面積を漸次大とするのである。図示のように角孔の
幅を中心側より順次W,W,W,W,Wとす
るとき W/W=W/W=W/W=W/W=k
>1+α である。αの値は装置の使用状態に応じて規定する。
【0012】図7に図示の実施例のものは気体の流れが
外側より中心部に向う場合のものであって、流路12の
深さを一定としたとき、図7に図示のように、流路12
の流路断面積は中心部より外側に向うに従い漸次小なら
しめるように、角孔の幅を決める。図7に示すように、
角孔の幅を中心側より順次W,W,W,W,W
10とするとき W/W=W/W=W/W=W10/W
k′<1−β である。β値は装置の使用状態に応じて規定する。
【0013】
【作用】本発明における高圧力減圧装置6は、流体入口
10と流体出口11との間の流路の所要位置に存する減
圧装置で、弁座4と該弁座に着座可能な弁プラグ3との
間を通過した高圧力流体を所定以下の流速を保ちながら
減圧させる高圧力減圧装置6が構成され、該高圧力減圧
装置6は、該減圧装置6内の流路12を流体が流れるこ
とによって該流体の圧力水頭エネルギーを損失させ、該
圧力流体を所期の圧力に迄減圧させるように、直角の曲
りを有するジグザグの流路12を形成するに当り、該流
路12は、2枚で1組の環状円板15,15が重ね合せ
られることで形成されるように、該環状円板1組の2枚
のうちの一方に放射状に断続的に穿設された角孔の列群
13があり、これに対応して他方の環状円板15には、
該角孔の列群13の各角孔とは所要寸法だけ半径方向に
ずれた位置に放射状に断続的に穿設された角孔の列群1
4があり、該角孔の寸法が前記角孔の列群13の各角孔
の寸法に対応する寸法であることで、2枚1組の環状円
板15,15が重ね合せられたときに所要数の直角の曲
りを有するジグザグの流路12が形成されるものであ
り、而かも該ジグザグの流路12は、それぞれ高圧力減
圧装置6流体流入口17から流体流出口23まで独立し
ているものである構成となしたので、流体圧力が飽和圧
力以下になることが防止され、キャビテーションの発生
が適確に防止されるのである。
【0014】高圧力流体を所定の流速以下に保つように
流路の直角の曲りの数を決めるにおいて、前記高圧力減
圧装置6を通過する流体が曲り部(絞り部又はオリフィ
ス)を通過する時に発生する高圧流体によって流体圧力
が飽和圧力以下になるような現象を生じないように曲り
の数となすのは、前記の作用効果を充分ならしめるため
である。
【0015】前記の2枚で1組の環状円板15,15の
一方のものと他方のものとが全く同一形状・寸法の角孔
の列群13,14を有するものであるようにする、即ち
1種類の環状円板で良いようにすることが、製作の点で
も取扱いの点でも有利である。
【0016】前記の2枚で1組の環状円板15,15が
重ね合せられてジグザグの流路12が形成されるように
するのであって、この際一方の環状円板15における前
記内側の円端18、外側の円端19に接する角孔を含ま
ない角孔の列群14のある個所が、他方の環状円板15
における前記内側の円端18、外側の円端19に接する
角孔が四角形の一辺を欠如した形の角孔16を含む角孔
の列群13のある個所と一致するように、図4に図示の
通り、2枚で1組の環状円板15,15を重ね合わすの
である。図4に図示のように、前記の四角形の一辺を欠
如した形となる角孔16を含む角孔の列群13と内側の
円端18、外側の円端19に接する角孔を含まない角孔
の列群14との間の平坦部20の大きさが、前記2種類
の角孔の列群13,14の各々を覆い盡すに充分な大き
さのものであるようにしたので、該平坦部20の個所を
隣接の2枚で1組の環状円板15の角孔のある個所に重
ねることでジグザグの流路が形成される。図5と図6の
図中、假想線たる点線で表示してあるのは、2枚1組の
環状円板15,15の上部・下部に重ね合わされる環状
円板15,15である。
【0017】流体が気体の場合、気体の流れが中心部よ
り外側に向う場合のものを図示した図3と図4に図示の
ように、流路12の流路断面積を外側に向って漸次大な
らしめることで、中心部より外側に進む気体が、減圧さ
れるに従い漸次膨張することに対応させ得て、流速を常
に所定速度以下に保持させるのである。
【0018】図7に図示のように、該気体の流れが外側
より中心部に向う場合のものにおいても、流路12の流
路断面積を中心部に向って漸次大ならしめることで気体
が減圧されるに従い漸次膨張することに対応させ得るの
である。
【0019】
【実施例】図1は、本発明に係わる高圧力調節弁の縦断
面図である。図中、1は弁本体であって、該弁本体は、
流体の入口10及び流体の出口11を有し、その間に流
路が形成され、この弁本体1には、弁座4及び、外部か
らの力を弁軸5に加えることにより自由に上下できて弁
座4に着座可能な弁プラグ3を備える。該弁プラグ3に
は、図示のように、圧力バランス穴8が上下方向に穿設
され、圧力バランスシリンダ7には圧力バランスシール
リング9が弁プラグ3との間に装着される。2は弁蓋
(ボンネット)である。図1に図示されるように、上記
調節弁に弁プラグ3に外接する高圧力減圧装置6が設け
られる。図2において、21はトップエンドプレート、
22はボトムエンドプレートであって、これらのプレー
ト21,22は孰れも平坦な、即ち角孔の無い環状円板
で、前記環状円板15,15…を所要段重ねたものの上
部・下部に配置される。前記の四角形の一辺を欠如した
形の角孔16の該一辺は、図4と図5と図6に図示のよ
うに、2枚1組の環状円板15,15が重ね合せられた
ときに高圧力減圧装置6の流体流入口17又は流体流出
口23を形成する個所となるものである。図示のよう
に、この流体流入口17と流体流出口23を形成する個
所となる一辺を備えた角孔16と16は1個の列群13
に配設・穿設される。これにより、ジグザグの流路12
が、それぞれ流体流入口17から流体流出口23まで独
立しているものとなるのである。
【0020】流体が気体の場合は、減圧するに従い体積
が増えるのであり、流速を所定以下にするために、流路
面積を漸次増やす必要がある。図3と図4に図示のもの
は、その具体例で、流路断面積は外側方向へなるに従い
大きくなしている。流路断面積の拡大は、深さを一定に
して流路の巾を漸次大とする方法と流路巾を一定として
深さを漸次大とする方法とがある。図3と図4に図示し
た実施例は前者である。実施例たる図4の断面図たる図
5と図6では流路方向を示す矢印は中心部より外側に向
っているが、この流路方向とは逆の方向になっている図
7の実施例のものでも本発明の作用効果には変りはな
い。
【0021】
【発明の効果】本発明装置は、前記のようにして、高圧
力減圧装置を通過する流体は、一般弁やオリフィスを通
過する時に発生する高速流によって流体圧力が飽和圧力
以下になるような現象は全くないため、キャビテーショ
ンの発生もなく、気体の減圧騒音も発生しない、静かな
減圧が可能となったのである。而して、キャビテーショ
ンが発生しないので弁座、弁プラグ並びに弁内部の流体
通路などが損傷されないので長期間安定して使用するこ
とができると云う大きな特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高圧力減圧調節弁の一実施例の縦
断面図、
【図2】同上における高圧力減圧装置の拡大縦断面図、
【図3】同上の高圧力減圧装置を構成する環状円板の拡
大平面図、
【図4】同上の環状円板の2枚を重ね合わせたものの平
面図、
【図5】同上のA−A′線横断面図、
【図6】図4のもののB−B′線横断面図、
【図7】本発明の別の実施例のものの環状円板の平面
図、
【図8】本発明による弁座とプラグの距離に対する流路
面積の変化の状態を示すグラフ図、
【図9】従来技術による弁座とプラグの距離に対する流
路面積の変化の状態を示すグラフ図、
【符号の説明】
1 弁本体 2 ボンネット(弁蓋) 3 弁プラグ 4 弁座 5 弁軸 6 高圧力減圧装置 7 圧力バランスシリンダ 8 圧力バランス穴 9 圧力バランスシーリング 10 流体入口 11 流体出口 12 流路 13,14 角孔の列群 15 環状円板 16 四角形の一辺を欠如した形の角孔 17 流体(気体)の流路への流体流入口 18 内側円端 19 外側円端 20 平坦部 21 トップエンドプレート 22 ボトムエンドプレート 23 流体(気体)の流路からの流体流出口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体入口と流体出口との間の流路の所要
    位置に存する減圧装置で、弁座と弁座に着座可能な弁プ
    ラグとの間を通過した高圧力流体を所定以下の流速を保
    ちながら減圧させる高圧力減圧装置を含み、該高圧力減
    圧装置は、該減圧装置内の流路を流体が流れることによ
    って、該流体の圧力水頭エネルギーを損失させ、該圧力
    流体を所定の圧力まで減圧させるように、直角の曲りを
    有するジグザグの流路を形成するに当り、該流路は、2
    枚で1組の環状円板が重ね合せられることで形成される
    ように、該環状円板1組の2枚のうちの一方に放射状に
    断続的に穿設された角孔の列群があり、これに対応して
    他方の環状円板には、該角孔の列群の各角孔とは所要寸
    法だけ半径方向にずれた位置に放射状に断続的に穿設さ
    れた角孔の列群があり、該角孔の寸法が前記角孔の列群
    の各角孔の寸法に対応する寸法であることで、2枚1組
    の環状円板が重ね合せられたときに所要数の直角の曲り
    を有するジグザグの流路が形成されるものであり、而か
    も該ジグザグの流路は、それぞれ高圧力減圧装置の入口
    から出口まで独立しているものであることを特徴とする
    高圧力減圧調節弁。
  2. 【請求項2】 前記の2枚で1組の環状円板の一方のも
    のと他方のものとが全く同一の角孔の列群を有するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の高圧力減圧調
    節弁。
  3. 【請求項3】 前記角孔の列群を構成する複数個の角孔
    のうち環状円板の内側・外側の円端に接するものは四角
    形の一辺を欠如した形となる角孔であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の高圧力減圧調節弁。
  4. 【請求項4】 前記四角形の一辺を欠如した形となる角
    孔を含む角孔の列群は複数個あり、而かも該角孔の列群
    と次の列群との間には、環状円板の内側又は外側の円端
    に接する角孔を含まない角孔の列群があり、これらの2
    種類の角孔の列群が交互に環状円板に配設されるもので
    あることを特徴とする請求項3に記載の高圧力減圧調節
    弁。
  5. 【請求項5】 前記の2枚で1組の環状円板が重ね合せ
    られてジグザグの流路が形成されるように、一方の環状
    円板における環状円板の内側・外側の円端に接する角孔
    を含まない角孔の列群のある個所が、他方の環状円板に
    おける環状円板の内側・外側の円端に接する角孔が四角
    形の一辺を欠如した形となるものを含む角孔の列群のあ
    る個所と一致するように、2枚で1組の環状円板が重ね
    合わされるものであることを特徴とする請求項2又は3
    又は4に記載の高圧力減圧調節弁。
  6. 【請求項6】 前記の四角形の一辺を欠如した形となる
    角孔を含む角孔の列群と環状円板の内側・外側の円端に
    接する角孔を含まない角孔の列群との間の平坦部の大き
    さが、前記2種類の角孔の列群の各々を覆い盡すに充分
    な大きさのものであって、該平坦部が隣接の2枚で1組
    の環状円板の角孔のある個所に重なるものであることを
    特徴とする請求項4又は5に記載の高圧力減圧調節弁。
  7. 【請求項7】 前記高圧力減圧装置における前記複数個
    の流路の穴の断面積は、弁座から弁プラグが離れる距
    離、即ち、弁ストロークに正比例した、減圧装置への入
    口流路面積を形成するように、その位置により、漸増又
    は漸減する寸法となすものであることを特徴とする請求
    項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の高圧力減
    圧調節弁。
  8. 【請求項8】 高圧力流体を流速以下に保つように流路
    の直角の曲りの数を決めるに際しては、前記高圧力減圧
    装置を通過する流体が高速流となって飽和圧力以下にな
    ってキャビテーションや異常騒音を発生させることがな
    い曲りの数としたことを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4又は5又は6に記載の高圧力減圧調節弁。
  9. 【請求項9】 流体が気体の場合のために、前記高圧力
    減圧装置における前記穴が、曲りを繰り返すごとに、流
    路の断面積を漸次大ならしめるものである寸法となした
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6に記載の高圧力減圧調節弁。
JP8915598A 1998-02-27 1998-02-27 高圧力減圧調節弁 Pending JPH11248032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8915598A JPH11248032A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 高圧力減圧調節弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8915598A JPH11248032A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 高圧力減圧調節弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11248032A true JPH11248032A (ja) 1999-09-14

Family

ID=13962968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8915598A Pending JPH11248032A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 高圧力減圧調節弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11248032A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005090555A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Tokyo Kousou Kk 減圧調節弁
US7271347B2 (en) 2004-12-21 2007-09-18 Nitto Denko Corporation Wired circuit board
KR101216338B1 (ko) 2012-08-10 2013-01-09 메쪼 발스톤 주식회사 광역 유량 제어가 가능한 컨트롤 밸브용 안티 캐비테이션 장치
KR101238501B1 (ko) 2012-07-26 2013-03-18 메쪼 발스톤 주식회사 컨트롤 밸브용 소음 저감 장치
KR102482270B1 (ko) * 2022-10-11 2022-12-28 브이아이브이인터내셔날 주식회사 유체감압장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005090555A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Tokyo Kousou Kk 減圧調節弁
US7271347B2 (en) 2004-12-21 2007-09-18 Nitto Denko Corporation Wired circuit board
KR101238501B1 (ko) 2012-07-26 2013-03-18 메쪼 발스톤 주식회사 컨트롤 밸브용 소음 저감 장치
KR101216338B1 (ko) 2012-08-10 2013-01-09 메쪼 발스톤 주식회사 광역 유량 제어가 가능한 컨트롤 밸브용 안티 캐비테이션 장치
KR102482270B1 (ko) * 2022-10-11 2022-12-28 브이아이브이인터내셔날 주식회사 유체감압장치
WO2024080430A1 (ko) * 2022-10-11 2024-04-18 브이아이브이인터내셔날 주식회사 유체감압장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10527177B2 (en) Control plate in a valve
KR100280893B1 (ko) 밸브의 유체흐름 제어장치
JP4187928B2 (ja) 直線的流量特性を有する流体減圧装置
US3941350A (en) Quieting means for a fluid flow control device using vortical flow patterns
JP5606087B2 (ja) 流量制御弁
JP4676615B2 (ja) 流体減圧装置
US3856049A (en) Multiple stage restrictor
US4068683A (en) High energy loss device
US3899001A (en) Multi-path valve structure
USRE29714E (en) Fluid flow restrictor
KR101233653B1 (ko) 유동 유체의 감압 및 감속장치
JP4879285B2 (ja) 反発性ダイヤフラムを備える弁
JPS6132224Y2 (ja)
US4456033A (en) Perforated sheet stock flow restrictor
JP7177793B2 (ja) 高コンダクタンスバルブのための制御プレート
JPH08320003A (ja) 流体流量制御装置
JPS622075A (ja) ガスおよび液流体の制御機器
MX2008011600A (es) Valvula de diafragma de tipo oscilante.
KR20010038853A (ko) 유체의 속도 및 압력 강하 제어용 저항장치
JPH11248032A (ja) 高圧力減圧調節弁
US4008737A (en) Multi-path valve structure with means providing smooth flow patterns
JPH11248033A (ja) 高圧力減圧調節弁
JPH0348387B2 (ja)
US20190338856A1 (en) Control plate for a high conductance valve
JP7207414B2 (ja) 制御弁