JPH11247530A - 保管庫 - Google Patents
保管庫Info
- Publication number
- JPH11247530A JPH11247530A JP6030298A JP6030298A JPH11247530A JP H11247530 A JPH11247530 A JP H11247530A JP 6030298 A JP6030298 A JP 6030298A JP 6030298 A JP6030298 A JP 6030298A JP H11247530 A JPH11247530 A JP H11247530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- actuator
- engaging piece
- limit switch
- storage housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】保管庫ごと持ち去られることを検出する持ち去
り検出手段を備えた保管庫の提供を目的としている。 【解決手段】現金や貴金属等の有価品目を収納保管する
保管庫において、前記保管庫の設置面と一端を接触し挿
入穴を設けた係止片と、前記係止片の挿入穴にアクチュ
エータを挿入するリミットスイッチとを有した持ち去り
検出手段を備えたことを特徴とする保管庫。
り検出手段を備えた保管庫の提供を目的としている。 【解決手段】現金や貴金属等の有価品目を収納保管する
保管庫において、前記保管庫の設置面と一端を接触し挿
入穴を設けた係止片と、前記係止片の挿入穴にアクチュ
エータを挿入するリミットスイッチとを有した持ち去り
検出手段を備えたことを特徴とする保管庫。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金や貴金属等の
有価品目を収納保管する保管庫に関し、特に保管庫の持
ち去りを検出する持ち去り検出手段を備えた保管庫に関
する。
有価品目を収納保管する保管庫に関し、特に保管庫の持
ち去りを検出する持ち去り検出手段を備えた保管庫に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、事務所や店舗では、閉店時に
現金や貴金属等の高価な商品は保管庫に収納保管したり
して未然に犯罪を防ぐようにしているが、近年、例え重
量があったとしても現金や高価な商品を収納保管してい
る保管庫ごと持ち去る事件が増加している。
現金や貴金属等の高価な商品は保管庫に収納保管したり
して未然に犯罪を防ぐようにしているが、近年、例え重
量があったとしても現金や高価な商品を収納保管してい
る保管庫ごと持ち去る事件が増加している。
【0003】この為、前記保管庫を有する事務所や店舗
では、警備システムを導入し、保管庫を設置した領域に
侵入者が侵入すると異常を検出するようにしている。
では、警備システムを導入し、保管庫を設置した領域に
侵入者が侵入すると異常を検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、警備シ
ステムでは、侵入者センサを適切に配設しているが、顧
客が警備システムを導入後、レイアウト変更を行った
り、閉店時にダンボール箱等を警備領域内に一時保管す
る等して、保管庫を設置した警備領域が侵入センサの死
角となる場合があった。
ステムでは、侵入者センサを適切に配設しているが、顧
客が警備システムを導入後、レイアウト変更を行った
り、閉店時にダンボール箱等を警備領域内に一時保管す
る等して、保管庫を設置した警備領域が侵入センサの死
角となる場合があった。
【0005】また、警備システムは、保管庫と独立して
動作しており、保管庫自体が持ち去りを検出する手段を
備えた実用的な保管庫もなく、導入された警備システム
と結線することができなかった。
動作しており、保管庫自体が持ち去りを検出する手段を
備えた実用的な保管庫もなく、導入された警備システム
と結線することができなかった。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決する為に成
されたものであり、保管庫ごとの持ち去りを検出する持
ち去り検出手段を備えた保管庫を提供することを目的と
している。
されたものであり、保管庫ごとの持ち去りを検出する持
ち去り検出手段を備えた保管庫を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、現金や貴金属等の有価品目を収納保管す
る保管庫において、前記保管庫の設置面と一端を接触し
挿入穴を設けた係止片と前記係止片の挿入穴にアクチュ
エータを挿入するリミットスイッチとを有した持ち去り
検出手段を備えたことを特徴とした保管庫を提供する。
に、本発明は、現金や貴金属等の有価品目を収納保管す
る保管庫において、前記保管庫の設置面と一端を接触し
挿入穴を設けた係止片と前記係止片の挿入穴にアクチュ
エータを挿入するリミットスイッチとを有した持ち去り
検出手段を備えたことを特徴とした保管庫を提供する。
【0008】また、前記保管庫は前記係止片が挿入され
る貫通穴を有した保管庫を提供する。
る貫通穴を有した保管庫を提供する。
【0009】更に、前記検出手段は前記リミットスイッ
チが取り付けられるコの字状に形成された取付板を有し
た保管庫を提供する。
チが取り付けられるコの字状に形成された取付板を有し
た保管庫を提供する。
【0010】
【作用】本発明の保管庫は、犯罪者が保管庫を持ち去ろ
うとして保管庫を持ち上げた際、アクチュエータが下方
に動作し、リミットスイッチがオン動作からオフ動作す
る。これによって、保管庫の持ち去りを検出することが
できる。
うとして保管庫を持ち上げた際、アクチュエータが下方
に動作し、リミットスイッチがオン動作からオフ動作す
る。これによって、保管庫の持ち去りを検出することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る保管庫を参照して説明す
る。
る。
【0012】図1は、保管庫の外観図である。
【0013】1は、現金や貴金属等を収納保管する保管
庫である。2は、現金や貴金属を収納したり取り出した
りする際、開閉する扉である。3は、この扉2を施錠、
解錠するシリンダー錠である。4は、扉2を開閉する為
のハンドルであり、扉2が施錠されている場合、このハ
ンドル4は持ち上がらなくなっている。
庫である。2は、現金や貴金属を収納したり取り出した
りする際、開閉する扉である。3は、この扉2を施錠、
解錠するシリンダー錠である。4は、扉2を開閉する為
のハンドルであり、扉2が施錠されている場合、このハ
ンドル4は持ち上がらなくなっている。
【0014】図2は、保管庫1の側面の断面図である。
【0015】5は、保管庫1の底板であり、現金や貴金
属等の収納物は、この上に載置される。6は、底板5の
下部に設置された持ち去り検出手段である。
属等の収納物は、この上に載置される。6は、底板5の
下部に設置された持ち去り検出手段である。
【0016】図3は、持ち去り検出手段の外観図であ
る。
る。
【0017】61は、保管庫1に設けられた貫通穴であ
る。62は貫通穴61に挿入され、上部に所定数の挿入
穴62a、b、cを設けた係止片である。持ち去り検出
手段6が設置される場合、係止片62の他端は設置面と
接触する。
る。62は貫通穴61に挿入され、上部に所定数の挿入
穴62a、b、cを設けた係止片である。持ち去り検出
手段6が設置される場合、係止片62の他端は設置面と
接触する。
【0018】なお、貫通穴61はこの係止片62が許容
以上に倒れないように制限している。63は、貫通穴6
1の直径よりも長く形成されたストッパーであり、これ
により係止片62は、下方向に所定長以上下がらないよ
うになっている。
以上に倒れないように制限している。63は、貫通穴6
1の直径よりも長く形成されたストッパーであり、これ
により係止片62は、下方向に所定長以上下がらないよ
うになっている。
【0019】7は、保管庫1が持ち去られたか否かを検
出するリミットスイッチであり、71は、アクチュエー
タで、係止片6の挿入穴62a、b、cに挿入される。
ここで、アクチュエータ71は、挿入穴62bに挿入さ
れている。係止片62の一端が設置面に接触し、アクチ
ュエータ71が上方に押し上げられるように、適宜アク
チュエータ71が挿入される挿入穴a、b、cを選択す
る。
出するリミットスイッチであり、71は、アクチュエー
タで、係止片6の挿入穴62a、b、cに挿入される。
ここで、アクチュエータ71は、挿入穴62bに挿入さ
れている。係止片62の一端が設置面に接触し、アクチ
ュエータ71が上方に押し上げられるように、適宜アク
チュエータ71が挿入される挿入穴a、b、cを選択す
る。
【0020】8は、コの字状に形成され、リミットスイ
ッチ7を取り付ける取付け板である。上端部8aは、係
止片62が上部に所定長以上移動しないように制限する
ものである。8b、8cは取付け板8を固定する為のネ
ジが挿入されるネジ穴であり、水平方向に取付け板8
(リミットスイッチ7も含む)を移動できるよう長孔と
なっている。
ッチ7を取り付ける取付け板である。上端部8aは、係
止片62が上部に所定長以上移動しないように制限する
ものである。8b、8cは取付け板8を固定する為のネ
ジが挿入されるネジ穴であり、水平方向に取付け板8
(リミットスイッチ7も含む)を移動できるよう長孔と
なっている。
【0021】図4は、保管庫1が持ち去られる状態を示
した保管庫1の側面の断面図である。
した保管庫1の側面の断面図である。
【0022】図2、図3及び図4を参照して、本発明に
係る保管庫1の動作を説明する。図2は、持ち去り検出
手段6が設置された状態を示している。アクチュエータ
71は、矢印Aの如く、設置面と接触している係止片6
2により、上方向に押されている。従って、アクチュエ
ータ71はリミットスイッチ7と接触し、リミットスイ
ッチ7をオン動作させている。
係る保管庫1の動作を説明する。図2は、持ち去り検出
手段6が設置された状態を示している。アクチュエータ
71は、矢印Aの如く、設置面と接触している係止片6
2により、上方向に押されている。従って、アクチュエ
ータ71はリミットスイッチ7と接触し、リミットスイ
ッチ7をオン動作させている。
【0023】犯罪者が、この保管庫1を持ち去ろうとす
る場合は、保管庫1を矢印Bの如く、上方に上げる。こ
れにより、持ち去り検出手段6の係止片62によって、
上方向に押し上げられていた。アクチュエータ71が矢
印Cの如く、保管庫1が持ち上がった分、即ち、設置面
と保管庫1との隙間分、下方に下がる。従って、アクチ
ュエータ71はリミットスイッチ7のスイッチを押下し
なくなり、リミットスイッチ7をオフ動作させる。この
オフ動作に基づき、図示しない警備システムの警報装置
に持ち去り検出信号を送出し、電話回線等を経由して遠
隔の警備センターへ異常信号を送出する。これにより、
警備会社にて適切な対応がとられる。
る場合は、保管庫1を矢印Bの如く、上方に上げる。こ
れにより、持ち去り検出手段6の係止片62によって、
上方向に押し上げられていた。アクチュエータ71が矢
印Cの如く、保管庫1が持ち上がった分、即ち、設置面
と保管庫1との隙間分、下方に下がる。従って、アクチ
ュエータ71はリミットスイッチ7のスイッチを押下し
なくなり、リミットスイッチ7をオフ動作させる。この
オフ動作に基づき、図示しない警備システムの警報装置
に持ち去り検出信号を送出し、電話回線等を経由して遠
隔の警備センターへ異常信号を送出する。これにより、
警備会社にて適切な対応がとられる。
【0024】また、持ち去り検出信号は、図示しない表
示駆動手段に送信し、ベル鳴動や、威嚇用のフラッシュ
ライト等を点灯することで、犯罪者の犯罪を抑止するよ
うにしてもよい。
示駆動手段に送信し、ベル鳴動や、威嚇用のフラッシュ
ライト等を点灯することで、犯罪者の犯罪を抑止するよ
うにしてもよい。
【0025】なお、本実施例においては、保管庫の語で
説明したが、金庫も含まれる。
説明したが、金庫も含まれる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、犯罪者が保管庫ごと持
ち去ろうとしても、リミットスイッチがオンからオフ動
作するので、警備センターへ信号送信でき、または、ベ
ル鳴動やフラッシュライトの点灯等の適切な対応が可能
となり、延いては犯罪を防止できる。
ち去ろうとしても、リミットスイッチがオンからオフ動
作するので、警備センターへ信号送信でき、または、ベ
ル鳴動やフラッシュライトの点灯等の適切な対応が可能
となり、延いては犯罪を防止できる。
【0027】
【図1】本発明に係る保管庫の外観図
【図2】本発明に係る保管庫側面の断面図
【図3】本発明に係る持ち去り検出手段の外観図
【図4】本発明に係る保管庫を持ち上げた状態を示す図
である。
である。
1・・・保管庫 2・・・扉 3・・・シリンダー錠 4・・・ハンドル 5・・・底板 6・・・持ち去り検出手段 61・・・貫通穴 62・・・係止片 63・・・ストッパー 7・・・リミットスイッチ 71・・・アクチュエータ 8・・・取付け板
Claims (3)
- 【請求項1】現金や貴金属等の有価品目を収納保管する
保管庫において、前記保管庫の設置面と一端を接触し挿
入穴を設けた係止片と前記係止片の挿入穴にアクチュエ
ータを挿入するリミットスイッチとを有した持ち去り検
出手段を備えたことを特徴とする保管庫。 - 【請求項2】前記保管庫は前記係止片が挿入される貫通
穴を有した請求項1記載の保管庫。 - 【請求項3】前記持ち去り検出手段は前記リミットスイ
ッチが取り付けられるコの字状に形成された取付板を有
した請求項1又は2記載の保管庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6030298A JPH11247530A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 保管庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6030298A JPH11247530A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 保管庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11247530A true JPH11247530A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13138245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6030298A Pending JPH11247530A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 保管庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11247530A (ja) |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP6030298A patent/JPH11247530A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060905 |