JPH1124571A - 押印用ラベルおよびその連続体 - Google Patents

押印用ラベルおよびその連続体

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JPH1124571A
JPH1124571A JP18917297A JP18917297A JPH1124571A JP H1124571 A JPH1124571 A JP H1124571A JP 18917297 A JP18917297 A JP 18917297A JP 18917297 A JP18917297 A JP 18917297A JP H1124571 A JPH1124571 A JP H1124571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 預貯金通帳などに貼付され、権利者の印影を
施すための押印用ラベルであって、その押印部に施され
た印影が良好に視認できると共に、印影の正確な複写を
困難とならしめ、もって、印鑑の偽造あるいはその印版
の作成を困難とさせることにより、印影の偽造を防止す
る押印用ラベルおよびその連続体の提供。 【解決手段】 裏面に粘着剤5が施されてなるラベル基
体2の表面に、任意のカラーインキに墨インキを10〜
30%混合させてなる特殊インキにて、線数50〜65
線、濃度40〜60%のスクリーン印刷3で構成された
押印部4が施されてなる押印用ラベル1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は預貯金通帳などに貼
付され、権利者の印影を施すための押印用ラベルに関
し、さらに詳しくは、複写機や家庭用印刷機による当該
印影の偽造を防止するための押印用ラベルおよびその連
続体に関する。
【0002】
【従来の技術】預貯金通帳には必ず権利者の印影が施さ
れるが、最近では、この印影は通帳に貼付されている押
印用ラベルに施され、透明フィルムで保護されるのが通
常となっている。ところで、最近、複写機や家庭用印刷
機の進歩と普及により、このような印影を容易に偽造で
きるという問題が発生している。例えば、紛失した通帳
を用いて悪意の第三者が印影を偽造する場合、印影を複
写し、この複写印影を原稿として印鑑を偽造したり、あ
るいは、複写印影もしくは押印用ラベルそのものを原稿
とし、挨拶状や年賀状などを印刷する市販の家庭用印刷
機をもって印影の刷版をおこし、朱肉と同色のインキに
て、あたかも本物の印鑑を押したように印影を偽造する
ことなどもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題を解決する
ため、本発明は、預貯金通帳などに貼付され、権利者の
印影を施すための押印用ラベルであって、その押印部に
施された印影が良好に視認できると共に、印影の正確な
複写を困難とならしめ、もって、印鑑の偽造あるいはそ
の刷版の作成を困難とさせることにより、印影の偽造を
防止する押印用ラベルおよびその連続体の提供を課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はカラーインキ
に墨インキを所定の割合で混合した特殊インキにて、特
定範囲の濃度と線数のスクリーン印刷で構成された押印
部が施されてなる押印用ラベルであれば、上記課題を解
決できることを見い出し、本発明を想到した。
【0005】すなわち、本発明の押印用ラベルは、裏面
に粘着剤が施されてなるラベル基体の表面に、任意のカ
ラーインキに墨インキを10〜30%混合させてなる特
殊インキにて、線数50〜65線、濃度40〜60%の
スクリーン印刷で構成された押印部が施されてなる。
【0006】また、本発明の押印用ラベル連続体は、上
記押印用ラベルを剥離台紙上に多数連設させてなる。
【0007】以下、本発明の押印用ラベルおよびその連
続体の構成を詳述する。押印用ラベルのラベル基体およ
びその裏面に施される粘着剤は、従来のものと同様のも
ので、特に限定されるものではない。すなわち、ラベル
基体は紙、合成紙、合成フィルム、プラスチックシート
などが好適に利用でき、また、粘着剤も従来のタックラ
ベルなどに使用されているもので、通帳面に貼付された
後、容易に剥離しない程度に接着力を有するものが好適
である。なお、本発明の押印用ラベルは、通常、印影が
施された後、透明フィルムにて保護される。
【0008】押印部のスクリーンを印刷するための特殊
インキは、施された印影が良好に視認できると共に、印
影の正確な複写を困難とならしめる程度にスクリーンが
再現され、さらに、美麗なデザインや視覚効果のため、
藍色系、紅色系、茶色系、緑色系インキなどから選択さ
れたカラーインキを主体とするのが好適である。
【0009】本発明における特殊インキは、このカラー
インキに所定の割合で墨インキを含有させてなる。これ
は、悪意の第三者が、押印用ラベルそのものを原稿とし
て、家庭用印刷機を用いて印鑑の刷版をおこす場合、カ
ラーインキのみではスクリーン印刷に赤外線を吸収する
カーボンが存在しないため、刷版にはスクリーンが再現
されず、印影のみが再現されることにより偽造を容易に
するからである。
【0010】カラーインキ中の墨インキの含有率は10
〜30%程度であることが必要である。これは、30%
以上であると所定のスクリーン印刷の色彩を損ない、反
面、10%以下であると印影の正確な複写を困難とさせ
る程度にスクリーンが再現されないからである。なお、
この墨インキ含有率は、選択色によっても多少異なる
が、好ましくは15〜25%、さらに好ましくは20%
前後である。
【0011】この特殊インキによるスクリーン印刷は、
印影が再現される範囲内で、如何なる濃度調整を行って
も必ずスクリーンが再現するような特定範囲のスクリー
ン線数と濃度を採用する。すなわち、スクリーン線数を
50線以下とするとスクリーン印刷が粗くなり過ぎて、
施された印影が良好に視認できず、反面、65線以上と
なると、濃度調整によってはスクリーンが再現されない
場合がある。したがって、所期の目的を達成するには線
数を50〜65線に設定するのが適当である。一方、ス
クリーン濃度は、上記スクリーン線数の条件下で40〜
60%となるように設定する。これは40%以下では濃
度調整によってはスクリーンが再現されない場合があ
り、反面、60%を超えるとスクリーン印刷が濃くなり
過ぎ、施された印影が良好に視認できなくなるからであ
る。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の押印用ラベルおよび
その連続体をその実施例を挙げ説明する。なお、ここに
おいて、図1は押印部に印影が施された状態の本発明の
押印用ラベルの平面図、図2は図1のX−X線断面図、
図3は本発明の押印用ラベル連続体の一実施例の概略的
斜視図、図4は本発明の押印用ラベル連続体の別の実施
例の概略的斜視図である。
【0013】図1および図2は、その押印部4に既に印
影Sが施された状態の押印用ラベル1の基本構成を示し
ている。すなわち、押印用ラベル1は、ラベル基体2の
裏面に粘着剤5が施され、一方、その表面には所定の印
刷と共に本発明の特殊インキをもってスクリーン印刷3
にて押印部4が施されてなる。なお、本実施例ではスク
リーン印刷はラベル基体の所定部に施されており、部分
的な押印部が形成されているが、本発明はこれに限定さ
れず、ラベル基体表面の全面に施してもよい。また、ス
クリーン印刷は網点の他、万線、地紋などの印刷でもよ
い。
【0014】本発明の押印用ラベルは、通常、長尺の剥
離台紙上に多数が連設され、連続体の構成で使用される
ので、その使用面において好適である。例えば、図3に
示す押印用ラベル連続体11は、個々の押印用ラベル1
がその裏面の粘着剤を介し、所定の間隔をもって剥離台
紙6上に連設されてなり、使用者は剥離台紙6から個々
に押印用ラベル1を剥離し、所望の通帳の押印位置に貼
付する。なお、本発明の押印用ラベル連続体は、本実施
例に限定されず、例えば、図4に示すように、多数の押
印用ラベル1が所定の間隔をもって連設されず、長尺の
ラベル基体2に切取線Mを介して区画形成され、長尺の
剥離台紙6上に連設されたような形態であっても構わな
い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の押印用ラ
ベルはカラーインキに墨インキを所定の割合で混合した
特殊インキにて、特定範囲の濃度と線数のスクリーン印
刷で構成された押印部が施されてなるため、押印部に施
された印影が良好に視認できると共に、印影の正確な複
写を困難とならしめ、もって、印鑑の偽造あるいはその
印版の作成を困難とさせることにより、印影の偽造を防
止するといった効果を奏する。また、本発明の押印用ラ
ベル連続体は剥離台紙上に連設されているため、その使
用面において好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】押印部に印影が施された状態の本発明の押印用
ラベルの平面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】本発明の押印用ラベル連続体の一実施例の概略
的斜視図。
【図4】本発明の押印用ラベル連続体の別の実施例の概
略的斜視図。
【符号の説明】
1 押印用ラベル 11 押印用ラベル連続体 2 ラベル基体 3 スクリーン印刷 4 押印部 5 粘着剤 6 剥離台紙 S 印影

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に粘着剤が施されてなるラベル基体
    の表面に、任意のカラーインキに墨インキを10〜30
    %混合させてなる特殊インキにて、線数50〜65線、
    濃度40〜60%のスクリーン印刷で構成された押印部
    が施されてなる押印用ラベル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の押印用ラベルを剥離台紙
    上に多数連設させてなる押印用ラベル連続体。
JP18917297A 1997-06-30 1997-06-30 押印用ラベルおよびその連続体 Expired - Fee Related JP3634118B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108735080A (zh) * 2017-04-20 2018-11-02 蒂萨斯克里博斯有限责任公司 具有两个首次打开指示的密封标签

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CN108735080A (zh) * 2017-04-20 2018-11-02 蒂萨斯克里博斯有限责任公司 具有两个首次打开指示的密封标签

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