JPH11245710A - 粘性流体ポンプのポンプブロック支持装置 - Google Patents

粘性流体ポンプのポンプブロック支持装置

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JPH11245710A
JPH11245710A JP6603698A JP6603698A JPH11245710A JP H11245710 A JPH11245710 A JP H11245710A JP 6603698 A JP6603698 A JP 6603698A JP 6603698 A JP6603698 A JP 6603698A JP H11245710 A JPH11245710 A JP H11245710A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャシフレーム上に搭載するポンプブロック
とホッパを接近させたり、ホッパの地上高さを低くする
こと、等の条件を満足するようなポンプブロックの支持
装置を提供する。 【解決手段】 シャシフレーム13の上面に上物支持用
フレーム20を設置する。該上物支持用フレームの後端
上面を後方へ下り勾配に切断して傾斜面20aを形成す
る。シャシフレーム13の後端面と上物支持用フレーム
20の後端面に、後方へ傾斜するサブフレーム21を固
定して、上面を上物支持用フレーム後端上面の傾斜面2
0aに合わせる。シャシフレーム後端部より前側には、
前方へ上り勾配に傾斜させたサブフレーム28を上記傾
斜面20aに合わせて設ける。上記サブフレーム21,
28及び傾斜面20a上にポンプブロックIのケーシン
グ1を搭載する。後方のサブフレーム21にホッパ支持
フレーム22を延長させてホッパ9を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘性流体ポンプ、特
に、ポンピングチューブをローラで絞ることによりホッ
パ内の粘性流体をポンピングチューブの一端から吸入し
て他端より吐出させるようにするスクイズ式粘性流体ポ
ンプのポンプブロックをシャシ上に搭載して支持するた
めのポンプブロック支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘性流体ポンプのうち、スクイズ式ポン
プは、図4に一例の概略を示す如く、円筒状に成形した
ケーシング1内に、両端にローラ2を各々回転自在に取
り付けた回転体3を組み込み、該回転体3の中心位置に
設けた軸4を、ケーシング1の外側に設置してある油圧
モータMに連結して、該油圧モータMにより軸4を介し
て回転体3を回転させることにより両端のローラ2が公
転するようにしてあり、又、上記ケーシング1内には、
回転体3の軸4を中心とする円弧面を形成するようにパ
ッド5を周壁に沿い設け、且つ中間部6aを上記パッド
5に沿わせてU字状に配置したポンピングチューブ6の
両端を、上記ケーシング1より外部へ突出させて、一端
の吸入側7を吸入管8を介してホッパ9の底部開口部1
0に接続すると共に、他端の吐出側11を輸送管12に
接続するようにしてポンプブロックIを構成し、上記回
転体3を回転させてローラ2とパッド5との間でポンピ
ングチューブ6を扁平状に圧潰して行くことによりホッ
パ9からの粘性流体の吸入、吐出が行われるようにして
ある。
【0003】従来、上記スクイズ式としてある粘性流体
ポンプのポンプブロックIを車両に搭載するに際してポ
ンプブロックIのケーシング1を横置きとする場合は、
図5に示す如く、シャシフレーム13の後端部上面にケ
ーシング1を水平状態に設置し、且つ該シャシフレーム
13の後方にホッパ支持フレーム14を延長させて、そ
の上にホッパ9を支持させる支持構造としている。図4
中、15は旋回フレーム、16は下段ブーム、17は中
段ブーム、18は上段ブーム、19は水タンクである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記スクイ
ズ式の粘性流体ポンプのポンプブロックIを車両に搭載
する場合には、吸入抵抗を小さくしてポンプ性能を良
くするためにポンプブロックIのケーシング1とホッパ
9とを出来るだけ接近させること、小型ミキサー車の
シュートとの関係からホッパ9の地上高さを低くするこ
と、ポンプブロックIのケーシング1の搭載角度は緩
やかにすること、車両の後輪位置からホッパ支持フレ
ーム14後端部下面への抜け出し角度を10度確保する
こと、という4つの条件を満たすようなポンプブロック
の支持構造とすることが理想とされているが、従来のポ
ンプブロック支持構造では、ポンプブロックIのケーシ
ング1がシャシフレーム13の後端部上面に搭載されて
いて、後方のホッパ9との距離が長く、ポンプブロック
Iのケーシング1とホッパ9を接近させることが困難で
あったり、又、ホッパ支持フレーム14がシャシフレー
ム13の後端に水平方向に延長されていてホッパ9の地
上高さを低くすることが困難であった。そのため、吸入
抵抗が大きくポンプ性能を充分に発揮させられなかった
り、オーバーハングされているホッパ9の自重がすべて
シャシフレーム13に伝えられるだけで、シャシフレー
ム上に設置される上物支持用フレームに荷重を伝達させ
ることができない、という問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記理想とされる条件
を出来るだけ達成できるようにした粘性流体ポンプのポ
ンプブロック支持装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、車両のシャシフレームの上面に上物支持
用フレームを設置して、該上物支持用フレームの後端部
上面を後方へ緩やかに下り勾配となるように切断して傾
斜面を形成し、且つ上記シャシフレームとその上面の上
物支持用フレームの各後端面に、後方へ緩やかな傾斜で
下り勾配となるようにしたサブフレームを、上記上物支
持用フレームの傾斜面に上面の高さを合わせるように取
り付けると共に、シャシフレームの後端部よりも前側
に、前方へ上り勾配となるようにしたサブフレームを上
記上物支持用フレームの傾斜面に上面の高さを合わせて
設置して、上記前方及び後方の各サブフレーム上にポン
プブロックのケーシングを緩やかに傾斜する姿勢で搭載
支持させ、更に、上記後方のサブフレームの後端より後
方へ延長させたホッパ支持フレーム上にポンプブロック
のホッパを搭載支持させ、後方のサブフレームにかかる
荷重をシャシフレームと上物支持用フレームで保持する
ようにした構成とし、又、シャシフレームとその上面の
上物支持用フレームの各後端面に取り付けるサブフレー
ムを、着脱できるようにした構成とする。
【0007】ポンプブロックは、シャシフレームとその
上面の上物支持用フレームの後端面に固定されているサ
ブフレーム上に搭載させて支持するようにしてあるの
で、ポンプブロックのケーシングをシャシフレームの後
端よりも後方へ張り出した状態で搭載させることができ
て、ポンプブロックとホッパを接近させることができ、
ポンプ性能を良くすることができ、又、上記サブフレー
ムにホッパ支持用フレームを延長させてホッパを支持し
ているので、オーバーハングされたホッパの荷重をシャ
シフレームと上物支持用フレームに伝えることができ
て、充分な強度で荷重を支持できる。又、上物支持用フ
レームの後端部上面を斜めに切断して傾斜面にし、この
傾斜面にサブフレームの上面を合わせるようにしている
ので、上物支持用フレームの後端部上面をカットしない
場合に比してサブフレームの取付高さを低くできて、ポ
ンプブロックの全高を低くできることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1及び図2(イ)(ロ)(ハ)は本発明
の実施の一形態を示すもので、図5に示した場合と同様
に、多段式のブーム16,17,18を有する車両のシ
ャシフレーム13上に、図4に示す如きスクイズ式粘性
流体ポンプのポンプブロックIのケーシング1を横置き
にして搭載し、且つ該ポンプブロックIのケーシング1
の搭載位置の後方に、ホッパ9を支持させるようにして
ある構成において、上記シャシフレーム13の上面に上
物支持用フレーム20を設置し、且つ該シャシフレーム
13の後端と上物支持用フレーム20の後端に取り付け
て後方へオーバーハングさせ且つ上面を後方へ緩やかな
下り勾配に傾斜させたサブフレーム21を利用して、ポ
ンプブロックIのケーシング1を傾斜させた姿勢で搭載
させて支持させるようにし、上記サブフレーム21の後
端に接続させて延長させたホッパ支持フレーム22上に
ホッパ9を支持させるようにする。
【0010】詳述すると、スクイズ式の粘性流体ポンプ
を搭載させようとする車両のシャシフレーム13の上面
に、車両に搭載する各種上物の支持用のフレーム20を
設置し、該上物支持用のフレーム20の後端側に、左右
方向に配して左右両端に脚部24を備えたアウトリガー
装置のフレーム23を組み付けて支持させるようにして
ある構成において、図2(ハ)に一部を拡大して示す如
く、上記上物支持用フレーム20の後端部上面を、後方
へ下り勾配となるように緩やかに傾斜するように斜めに
切断して傾斜面20aに形成し、該上面を傾斜面20a
とした上物支持用フレーム20の後端面と上記シャシフ
レーム13の後端面に、1枚の接続用プレート25を溶
接等にて固定して、該シャシフレーム13の後端部と上
物支持用フレーム20の後端部とを一体構造とする。一
方、後端側を緩やかな下り勾配となるよう傾斜させたサ
ブフレーム21の前端面を垂直な面となるよう切断し
て、該垂直切断面に溶接等にて固定した接続用プレート
26を、上記接続用プレート25にボルト27で着脱自
在に取り付けることにより、サブフレーム21を後方へ
オーバーハングさせてシャシフレーム13と上物支持用
フレーム20に支持させるようにすると共に、該サブフ
レーム21の上面を上物支持用フレーム20後端上面の
傾斜面20aに合わせて面一の傾斜面となるようにす
る。
【0011】又、上記シャシフレーム13の後端部より
も前側に、前方へ上り勾配となるような緩やかな傾斜で
平面形状がコ字状のサブフレーム28を配して、上記ア
ウトリガー装置のフレーム23の上面及び上物支持用フ
レーム20の上面に固定すると共に、該前方のサブフレ
ーム28の傾斜面を、上記サブフレーム21、上物支持
用フレーム20後端上面の傾斜面20aと面一となるよ
うにする。
【0012】更に、上記前方と後方の各サブフレーム2
8と21及び上物支持用フレーム20の後端上面の傾斜
面20a上に、ポンプブロックIのケーシング1を載置
させ、上記前方のサブフレーム28のブラケット29及
び後方のサブフレーム21のブラケット30を介してポ
ンプブロックIのケーシング1をサブフレーム21,2
8に固定し、該ポンプブロックIのケーシング1が緩や
かに傾斜した姿勢で且つシャシフレーム13の後端より
も後方へ張り出した姿勢で搭載支持させるようにし、
又、上記後方のサブフレーム21の後端より後方へ延長
するように水平状態に取り付けたホッパ支持フレーム2
2上に、ホッパ9を、その後端部をオーバーハング限界
に合わせて搭載支持させて、該ホッパ9の自重をサブフ
レーム21を介してシャシフレーム13と上物支持用フ
レーム20で保持させるようにし、ホッパ9の中心位置
の底部の開口に接続させた吸入管8を緩やかに傾斜した
姿勢のケーシング1のポンピングチューブ6の吸入側7
に接続させると共に、ポンピングチューブ6の吐出側1
1を輸送管12に接続し、ホッパ9内の粘性流体をポン
ピングチューブ6で吸入して吐出させるようにする。
【0013】なお、図中、31は多段のブームを折りた
たんで格納したときに最上段のブームをシャシ上に支持
させるようにするブーム支持材であり、その他図5に示
したものと同じものには同じ符号が付してある。
【0014】本発明の粘性流体ポンプのポンプブロック
支持装置は、上記構成としてあるので、スクイズ式の粘
性流体ポンプのケーシング1を横置きするようにしてポ
ンプブロックIを搭載するときは、ケーシング1の下面
側を、上物支持用フレーム20の後端上面の傾斜面20
aとこの傾斜面20aと一致させてあるサブフレーム2
1及び28の上面に載置させて固定する。これによりポ
ンプブロックIのケーシング1の中央部分がシャシフレ
ーム13の後端付近となるように後方へ張り出し且つ緩
やかに傾斜した姿勢で搭載支持することができ、一方、
ホッパ9はオーバーハング限界に配置されているので、
ポンプブロックIのケーシング1とホッパ9とを接近さ
せることができて、吸入管8の長さを短かくすることが
でき、ポンプ性能を良くすることができ、且つポンプブ
ロックIのケーシング1が緩やかな傾斜角度で搭載され
ることから、ケーシング1内のポンピングチューブ6の
吸入側7が緩やかな傾斜で下がっているのに対しホッパ
9の底部に接続した吸入管8の先端はやや上向きとなる
ので、ポンピングチューブ6の吸入側7と吸入管8との
接続をほぼ直線状に行うこともできて、吸入性を向上さ
せることができる。しかも、ポンプブロックIのケーシ
ング1は緩やかな傾斜であるため、ポンピングチューブ
6の吸入力に支障を来たすことはない。
【0015】又、前方及び後方のサブフレーム28及び
21は、上物支持用フレーム20の後端上面に形成した
傾斜面20aに高さを合わせて取り付けてあるので、上
物支持用フレーム20の後端部上面を切り取らないでサ
ブフレーム28と21を傾斜させる場合に比してサブフ
レーム28と21の傾斜する上面のレベルを下げること
ができ、これに伴いポンプブロックIの搭載高さを下げ
ることができて、ホッパ9の設置位置も下げることがで
き、ホッパ9の地上高さを低くすることができることに
なる。
【0016】更に、後方へオーバーハングしているサブ
フレーム21とこれと一体のホッパ支持フレーム22
は、シャシフレーム13のみならず、上物支持用フレー
ム20にも荷重を保持させるようにしてあることから、
ホッパ支持フレーム22上に搭載するホッパ9の荷重を
安定して支持することができる。因に、シャシフレーム
13のみに支持させたのでは、シャシフレーム13の構
造上耐えられないおそれがある。
【0017】本発明のポンプブロック支持装置において
は、ポンプブロックIのケーシング1を搭載支持するサ
ブフレーム21がシャシフレーム13及び上物支持用フ
レーム20の後端面から取り外すことができるので、ポ
ンプブロックIのケーシング1を前側のサブフレーム2
8のブラケット29から取り外すことにより、ポンプブ
ロックIのケーシング1をサブフレーム21と一体のま
ま簡単にシャシフレーム13及び上物支持用フレーム2
0から取り外すことができ、又、サブフレーム21をシ
ャシフレーム13及び上物支持用フレーム20から取り
外せることから、ホッパ9をも取り外すことができる。
これによりトラックシャシとポンプブロックIとを切り
離した状態で移動することも可能である。
【0018】次に、図3は本発明の他の実施の形態を示
すもので、上述した実施の形態と同様な構成において、
ポンプブロックIの円筒状ケーシング1の直径よりも大
きい径のケーシング1として搭載するようにしたもので
ある。
【0019】図3に示す如く、ケーシング1の直径を大
きくしたポンプブロックIを搭載支持する場合は、ポン
ピングチューブ6の吸入側と吐出側の対峙間隔が広くな
る関係でホッパ9の位置が外側へずれるため、シャシフ
レーム13及び上物支持用フレーム20の各後端面に取
り付けた後方へ下り勾配となるサブフレーム21の後端
部を左右方向に広くした形状とすると共に、前方へ上り
勾配となるサブフレーム28の左右方向の幅寸法を大き
くした形状にし、且つ上記サブフレーム21の後端に延
長して設けられたホッパ支持フレーム22上にホッパ9
を搭載支持するようにしたものである。
【0020】この実施の形態のように、サブフレーム2
1,28の寸法を大きくすることにより、ケーシング1
の径の大きいポンプブロックIでも容易に搭載させるこ
とができる。
【0021】なお、上記各実施の形態では、シャシフレ
ーム13及び上物支持用フレーム20の各後端面に、サ
ブフレーム21を後方へ延長するように着脱自在に取り
付けた場合を示したが、シャシフレーム13及び上物支
持用フレーム20の後端面にサブフレーム21を直接溶
接等で固定するようにしてもよいこと、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の粘性流体ポン
プのポンプブロック支持装置によれば、シャシフレーム
及び上物支持用フレームの各後端面に、後方へ下り勾配
となるように緩やかに傾斜させたサブフレームを後方へ
延長させるように取り付け、且つ上記シャシフレームの
後端部よりも前側に、前方へ上り勾配となるように緩や
かに傾斜させてサブフレームを取り付け、該前方のサブ
フレームと上記後方のサブフレームの傾斜面を、シャシ
フレーム上面の上物支持用フレーム後端上面に形成した
後方への下り勾配となる傾斜面に合わせるようにして、
上記前方及び後方のサブフレーム及び上物支持用フレー
ム後端部上面に、ポンプブロックのケーシングを傾斜し
た姿勢で且つケーシングがシャシフレームの後端よりも
後方へ張り出すような姿勢で搭載支持させ、更に、後方
へオーバーハングさせたサブフレームの後端に後方へ延
長させたホッパ支持フレームにホッパを搭載支持させ
て、該ホッパの荷重をサブフレームを介してシャシフレ
ームと上物支持用フレームで保持するようにし、更に
又、シャシフレーム及び上物支持用フレームの各後端面
とサブフレームとを着脱自在に連結した構成としてある
ので、次の如き優れた効果を奏し得る。 (1) ポンプブロックのケーシングがシャシフレームの後
端面よりも後方へ張り出すようにして搭載できるため、
ポンプブロックのケーシングとホッパとを接近させるこ
とができて、吸入管を短かくすることができてポンプ性
能を改善することができる。 (2) (1) の如くポンプブロックのケーシングを後方へず
らして搭載できることから、車両の前方でブームを使用
した粘性流体の打設作業において、ポンプブロックをカ
ウンターウエイトとして活用することができる。 (3) 緩やかな傾斜角度でポンプブロックのケーシングが
搭載されるので、ポンプブロックのケーシングの搭載角
を緩やかにするという条件を満たすことができると共
に、ホッパ底部に接続した吸入管とポンピングチューブ
との接続部を屈曲させることなく、ほぼ直線状に接続さ
せることができる。 (4) シャシフレーム上面の上物支持用フレームの後端上
面を斜めに切断して傾斜面を形成し、この傾斜面に高さ
を合わせて前方及び後方のサブフレームの上面を定め、
その上にポンプブロックのケーシングを載せるようにす
るので、ポンプブロックの搭載高さを、上物支持用フレ
ーム後端上面を切り取った分だけ低くすることができる
ことと、ポンプブロックのケーシングを後方へ緩やかに
傾斜するように搭載することからもホッパの地上高さを
より低くすることができ、更に、車両の後輪部から後方
のホッパ支持フレーム下面への抜け出し角度を確保でき
る。 (5) シャシフレーム及び上物支持用フレームの各後端面
に、後方のサブフレームを着脱自在に取り付けることに
より、後方へオーバーハングに取り付けられるサブフレ
ームを簡単に取り外すことができて、ポンプブロックや
ホッパを切り離した状態で車両の移動をさせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘性流体ポンプのポンプブロック支持
装置を採用したブーム付車両の側面図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示すもので、(イ)は
ポンプブロック搭載部の概略側面図、(ロ)は(イ)の
概略平面図、(ハ)は(イ)のA部拡大図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示すもので、図2
(ロ)に対応する概略平面図である。
【図4】スクイズ式の粘性流体ポンプの概略平面図であ
る。
【図5】従来のスクイズ式粘性流体ポンプを搭載したブ
ーム付車両の概略側面図である。
【符号の説明】
I ポンプブロック 1 ケーシング 9 ホッパ 13 シャシフレーム 20 上物支持用フレーム 21 サブフレーム 22 ホッパ支持フレーム 25,26 接続用プレート 28 サブフレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシャシフレームの上面に上物支持
    用フレームを設置して、該上物支持用フレームの後端部
    上面を後方へ緩やかに下り勾配となるように切断して傾
    斜面を形成し、且つ上記シャシフレームとその上面の上
    物支持用フレームの各後端面に、後方へ緩やかな傾斜で
    下り勾配となるようにしたサブフレームを、上記上物支
    持用フレームの傾斜面に上面の高さを合わせるように取
    り付けると共に、シャシフレームの後端部よりも前側
    に、前方へ上り勾配となるようにしたサブフレームを上
    記上物支持用フレームの傾斜面に上面の高さを合わせて
    設置して、上記前方及び後方の各サブフレーム上にポン
    プブロックのケーシングを緩やかに傾斜する姿勢で搭載
    支持させ、更に、上記後方のサブフレームの後端より後
    方へ延長させたホッパ支持フレーム上にポンプブロック
    のホッパを搭載支持させ、後方のサブフレームにかかる
    荷重をシャシフレームと上物支持用フレームで保持する
    ようにしたことを特徴とする粘性流体ポンプのポンプブ
    ロック支持装置。
  2. 【請求項2】 シャシフレームとその上面の上物支持用
    フレームの各後端面に取り付けるサブフレームを、着脱
    できるようにした請求項1記載の粘性流体ポンプのポン
    プブロック支持装置。
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