JPH11245116A - パイプカッタ - Google Patents

パイプカッタ

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JPH11245116A
JPH11245116A JP6932398A JP6932398A JPH11245116A JP H11245116 A JPH11245116 A JP H11245116A JP 6932398 A JP6932398 A JP 6932398A JP 6932398 A JP6932398 A JP 6932398A JP H11245116 A JPH11245116 A JP H11245116A
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JP
Japan
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pipe
tension
links
link
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP6932398A
Other languages
English (en)
Inventor
Gunpei Yokoyama
郡平 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUIKEN Tech KK
Original Assignee
SUIKEN Tech KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプカッタの種類を少なくできると共に、
小型で、切断時間の短いパイプカッタを提供する。 【解決手段】 円弧状で互いに略等しい連結ピッチPの
リンクを多数連結して円環状に形成したパイプカッタ1
に関する。リンクには連結リンク2、テンションリンク
3および工具保持リンク4の3種類があり、連結リンク
2は、管の外周に沿って転動するローラ21を回転自在
に支持しており、テンションリンク3には、管の外周に
沿って転動するテンションローラ31と、該テンション
ローラ31を管の径方向に移動自在に支持するテンショ
ンローラ支持具と、該支持具を介してテンションローラ
31を管の外周面に押し付ける張力付与具とを設けてお
り、工具保持リンク4は、管の外周に沿って転動するロ
ーラ41を回転自在に支持すると共に、管を切削する切
削工具44を管の径方向に送り可能に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の水道管やガ
ス管などの切断に適したパイプカッタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術およびその欠点】水道管などのパイプを現
場で切断するパイプカッタは、一般に、複数種類のサイ
ズごとに用意する。しかし、配水管の呼び径はφ75から
φ1500まであり、ある程度兼用しても、数種類のサイズ
のパイプカッタを用意する必要があった。したがって、
コストアップの要因となったり、あるいは、近接した2
つの現場でも、パイプの外径が大きく異なっておれば、
2種類のパイプカッタを運搬して工事を行う必要がある
等、種々の不便を伴う原因となっている。
【0003】また、1台のパイプカッタで複数の呼び径
のパイプを切断すると、パイプカッタとパイプの外径と
の間に余分な隙間が生じ、そのため、パイプの呼び径に
対するパイプカッタの外径が大きくなる。したがって、
掘削面積が大きくなるなどの問題もある。
【0004】また、地中に埋設されたパイプは、土圧で
上下に若干偏平しており、また、パイプとパイプカッタ
との芯出しが難しく、そのため、パイプの切断時にバイ
トが空転する部分が生じるので、切断時間が長くなる。
【0005】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、その主たる目的は、パイプカッタの種類を少
なくできると共に、小型で、切断時間の短いパイプカッ
タを提供することである。
【0006】
【発明の原理】前記目的を達成するための本発明の構成
の説明に先立って本発明の原理について説明する。水道
管やガス管のダクタイル鋳鉄管は、小口径から大口径ま
で多数の呼び径があるが、該呼び径は50mmピッチで変化
している。一方、その管外径は(51.3mm+Δ)で変化して
おり、パイプの外周差は(51.3mm+Δ)・πで変化してい
る。したがって、(51.3mm+Δ)・π=161.6mm または8
0.8mmを1つのユニットとしたブロックを用意し、この
ブロックをリンクとしたチェーン状のパイプカッタを用
意すれば、リンクの数を変化させることにより種々の外
径のパイプを切断することができる。また、リンクのう
ちの1以上にテンションを付与するテンションリンクを
設けることで、外径の多少のバラツキを吸収することが
できる。
【0007】すなわち、本発明のパイプカッタは、円弧
状で互いに略等しい連結ピッチのリンクを多数連結して
円環状に形成されたパイプカッタであって、各リンクに
は連結リンク、テンションリンクおよび工具保持リンク
の3種類があり、連結リンクは、管の外周に沿って転動
するローラを回転自在に支持しており、テンションリン
クには、管の外周に沿って転動するテンションローラ
と、該テンションローラを管の径方向に移動自在に支持
するテンションローラ支持具と、該支持具を介してテン
ションローラを管の外周面に押し付ける張力付与具とを
設けており、工具保持リンクには、管の外周に沿って転
動するローラが回転自在に支持されていると共に、管を
切削する切削工具が管の径方向に送り可能に支持されて
いる。
【0008】本発明のパイプカッタで管を切断するに
は、まず、各リンク同士を連結し、各ローラが管に接触
するようにして管の外周に巻き付ける。ついで、テンシ
ョンリンクの張力付与具によってテンションローラを管
に押し付ける。その後、切断工具を径方向に送りつつ、
パイプカッタを回転させることにより、切断工具によっ
て管を切断する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。図1において、パイプカッタ1
は、円弧状で互いに略等しい連結ピッチPの連結リンク
2、テンションリンク3および工具保持リンク4を各々
1以上連結して円環状に形成されている。リンク2〜4
の総数は、たとえばパイプ5の呼び径の1/50または
1/25に設定されている。
【0010】前記各リンク2〜4の端部同士は、連結ピ
ン6によって互いに連結されている。すなわち、図2〜
図4に示す各リンク2〜4には、雌型および雄型の被連
結部11,12が一体に形成されており、これらの被連
結部11,12の貫通孔14に図1の前記連結ピン6を
挿通して、前記被連結部11,12同士を連結ピン6に
より互いに連結する。
【0011】また、前記各リンク2〜4の外周には、大
径のスプロケットSを構成する多数の歯10が一定のピ
ッチで一体に形成されており、たとえば、図5(a)の
ように、駆動用リンクチェーンCを係合させて、図5
(b)のパイプカッタ1に駆動力を付加することができ
るようになっている。図2の連結リンク2には、一対の
ローラ21,21が回転自在に支持されており、また、
図3のテンションリンク3には、一対のテンションロー
ラ31,31が回転自在に支持されており、また、図4
の工具保持リンク4には、1個のローラ41が回転自在
に支持されている。前記図1の各ローラ21,31,4
1は、パイプ5の外周に沿って転動するもので、したが
って、前記駆動用リンクチェーンC(図5)からの駆動
力によりパイプカッタ1はパイプ5の回りを回転するこ
とができる。
【0012】図3の前記テンションリンク3には、摺動
筒部32が一体に形成され、該摺動筒部32がテンショ
ンローラ支持具33をパイプ5の径方向Rに摺動自在に
支持する。前記テンションローラ支持具33には操作ス
ピンドル(張力付与具)34がねじ込まれており、該操
作スピンドル34を正回転させることにより、テンショ
ンローラ支持具33が摺動筒部32内を径方向Rに進ん
で、テンションローラ31をパイプ5の外周面に押し付
ける。
【0013】図4の工具保持リンク4にはツールホルダ
42を径方向に案内する案内溝43が形成されている。
前記ツールホルダ42には、パイプ5を切削するバイト
(切削工具)44がボルトで固定されている。前記ツー
ルホルダ42には送りネジ45が螺合しており、該送り
ネジ45の端部に固定した送り用スプロケット46を1
歯正回転させることにより、バイト44を径方向に送る
ことができる。したがって、バイト44を送りつつ、前
述のように、図1のパイプカッタ1をパイプ5の回りに
回転させることで、パイプ5を切断することができる。
【0014】つぎに、前記パイプカッタ1の駆動装置に
ついて説明する。図5において、駆動装置7は、モータ
70を取り付けるギヤボックス71を備えている。該ギ
ヤボックス71には、固定用リンクチェーン72が取り
付けてあり、該固定用リンクチェーン72をパイプ5の
回りに締め付けることで、ギヤボックス71をパイプ5
に固定することができる。図5(b)の前記ギヤボック
ス71にはベベルギヤ73が収容されており、該ベベル
ギヤ73を介してモータ70の回転力により一対の駆動
用リンクチェーンCが回転され、この回転により図1の
スプロケットSと共にパイプカッタ1がパイプ5の回り
を回転する。この回転時に、図5(b)のドグ74に図
5(c)の送り用スプロケット46が蹴られて、送り用
スプロケット46が1歯ずつ回転し、これにより、図1
のバイト44を送ってパイプ5を切断する。
【0015】本パイプカッタ1は、図6の密閉ケース7
8内に収容して、不断水によるバルブ挿入工法等に用い
ることもできる。すなわち、一対のパイプカッタ1を前
記駆動装置7の両側に取り付け、これらのパイプカッタ
1および駆動装置7を密閉ケース78内に収容すると共
に駆動シャフト75で駆動装置7のモータ70を密閉ケ
ース78外に設置することで、周知の工法を用いて、パ
イプ5の切断後にバルブを挿入することができる。
【0016】また、本パイプカッタ1は、手動カッタと
して用いることもできる。この一例を図7に示す。図7
において、回転用工具8には操作レバー80の下端にラ
チェットボックス81が固定されている。該ラチェット
ボックス81には、パイプカッタ1の歯10に一方向に
のみ係合するラチェット82が揺動自在に支持されてい
る。一方、前記ラチェットボックス81の下端部には、
歯10の内側に接触する一対のローラ83が設けてあ
る。したがって、図7(b)の操作レバー80と共に回
転用工具8を左側(切断方向)に回転させることによ
り、パイプカッタ1が回転してパイプ5を切削し、一
方、操作レバー80を右側(空回り方向)に回転させる
ことにより、回転用工具8のみが右側に空回りする。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パイプカッタを連結リンク、テンションリンクおよび工
具保持リンクの3種類のリンクに分割したので、リンク
の総数を呼び径の1/50または1/25となるように
設定しておけば、切断対象物の呼び径に応じてリンクの
総個数を増減させることにより、つまり、呼び径が50mm
変化するごとにリンクの数を1個または2個増減させる
ことにより、多種類の呼び径の管を切断することができ
る。また、本パイプカッタは各リンクを管に接近させて
巻き付けるから、パイプカッタと管の間に大きな隙間が
生じない。したがって、パイプカッタの小型化を図り得
るから、掘削面積や不断水工法用の密閉ケースが小さく
なる。しかも、工具保持リンクが回転する際には、工具
保持リンクと管の外周との隙間が略一定に保たれるの
で、管が上下に偏平していても、切断工具が空転しない
から、切断時間が短くなる。
【0018】また、各リンクにスプロケットを設けてお
けば、該スプロケットにローラチェーンを係合させて回
転駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイプカッタの一実施形態を示す正面
図である。
【図2】連結リンクを示す正面図、底面図および断面図
である。
【図3】テンションリンクを示す正面図、底面図および
断面図である。
【図4】工具保持リンクを示す正面図、底面図および断
面図である。
【図5】(a),(b)は駆動装置を示す正面図、側面
図、(c)はドグを示す平面図である。
【図6】本パイプカッタを用いた不断水工法を示す概略
断面図である。
【図7】手動カッタとしての用い方を示す回転用工具の
断面図である。
【符号の説明】
1:パイプカッタ 2:連結リンク 3:テンションリンク 4:工具保持リンク 21:ローラ 33:テンションローラ支持具 44:バイト(切削工具)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状で互いに略等しい連結ピッチのリ
    ンクを多数連結して円環状に形成されたパイプカッタで
    あって、 前記リンクには連結リンク、テンションリンクおよび工
    具保持リンクの3種類があり、 前記連結リンクは、管の外周に沿って転動するローラを
    回転自在に支持しており、 前記テンションリンクには、管の外周に沿って転動する
    テンションローラと、該テンションローラを管の径方向
    に移動自在に支持するテンションローラ支持具と、該支
    持具を介して前記テンションローラを管の外周面に押し
    付ける張力付与具とを設けており、 前記工具保持リンクには、管の外周に沿って転動するロ
    ーラが回転自在に支持されていると共に、管を切削する
    切削工具が管の径方向に送り可能に支持されているパイ
    プカッタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記各リンクには互いにピッチの等しい歯が一体に多数
    形成されて、これらの歯が前記各リンクが回転力を受け
    るスプロケットを構成しているパイプカッタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記リンクの総個数が管の呼び径の1/50または1/
    25に設定されているパイプカッタ。
JP6932398A 1998-03-03 1998-03-03 パイプカッタ Pending JPH11245116A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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