JP2676331B2 - パイプ切断機における案内装置 - Google Patents
パイプ切断機における案内装置Info
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Description
の工事現場で比較的口径の大きいパイプ等を切断するた
めに用いるパイプ切断機において、切り口の始端と終端
とを合致させるべくパイプ切断機の直進走行を可能なら
しめるパイプ切断機の案内装置に関するものである。
−9288号公報に開示されている。そのパイプ切断機
は、回転カッタ−を有する切断機本体と、切断機本体を
切断すべきパイプに設置するためにパイプを取り巻くよ
うに配備されるロ−ラ−付きチェ−ンと、チェ−ンテン
ション装置と、パイプ外周に嵌め付けられるガイドリン
グと、切断機の駆動軸とチェ−ン調整軸に取り付けられ
たブラケットに支持され、前記ガイドリングを両側から
挾むように当接するよう配置された2組のコロ対とから
成る。
がガイドリング側面にころがり接触するため、切断機本
体は進行方向左右に振れることなくガイドリングに倣っ
て直進走行する。その結果、切口の始端と終端とがずれ
て段が生ずる事態の発生が防止される訳である。
る案内装置は、切断機の一部の軸である駆動軸及びチエ
ン調整軸に一対のブラケットを各々すべり嵌合にて取付
け、その各々の取付面に直角に梁を固定し、その梁の長
手中心線上に長穴を設け、その各々の長穴にコロ軸を各
2本づつ平座金、ナットにて梁に直角に懸垂した状態に
固定し、その各コロ軸の中心線を延長させた交点と切断
するパイプの中心とが一致する位置でブラケットの取付
面上に設けた長穴の交点を締付ボルト、平座金、ナット
にて固定して2つのブラケットを連結し、各コロ軸にす
べり嵌合された2個のコロでガイドリングをはさむこと
を特徴としている。
イプ切断機における案内装置は、コロ軸を適正な角度に
維持して、コロのガイドリングに対する接触抵抗を少な
くするための構成が複雑であり、その分製造にコストと
手間がかかっていた。そこで本発明は、簡易な構成で低
コストにて供給でき、しかもガイドリングに対する接触
抵抗が少なく、切断機本体の完全な直進走行を実現して
精度の高い切断作業、及び溝切り作業を可能ならしめる
パイプ切断機の案内装置を提供することを課題とする。
を有していて、ロ−ラ−付きチェ−ンを介して切断すべ
きパイプの外周面に設置されて前記パイプの外周面に沿
って進行しながら切断動作を行なうパイプ切断機におい
て、切断機本体に配備された駆動軸の一端にブラケット
を回動可能に取り付け、前記ブラケットに、下端におい
て自由回転するコロを軸支する一対のコロ軸を取り付
け、前記コロ軸間の間隔は、前記各コロが前記パイプの
外周面に固定されるガイドリングを挾み且つその側面に
当接する間隔となし、前記コロ軸の少なくとも一方に、
切断機の進行方向前後に伸びて下端に自由回転するコロ
を備えたコロ取付ア−ムを設けて成るパイプ切断機にお
ける案内装置、を以て上記課題を解決した。コロ取付ア
−ムは、前記コロ軸に対し上下動可能で所望高さにて固
定可能に設置された円筒形スリ−ブに設けることが好ま
しい。
支されたコロを介し、ガイドリングに倣って直進する。
その際、コロ取付ア−ムに取り付けられた進行方向前後
一対のコロが常時パイプ外周面に当接するため、コロ軸
の軸線方向は常にパイプの半径方向と一致する。その結
果コロ軸のコロは、常にガイドリングに対し摩擦抵抗の
少ない適正な接触関係を維持し、以て精度の高いガイド
が可能となる。
る。図1は本発明に係る装置の使用状態を示す斜視図、
図2はその要部斜視図である。図中1は切断機本体で、
内部に歯車による減速機構及びクラッチ機構が組込まれ
ており、入力軸2に伝達された入力が、これらの機構を
介してカッタ−軸及び駆動軸4に伝達されるようになっ
ている。
し、エンジンやモ−タ−等からの動力によって回転駆動
されるようになっている。入力軸2の回転は、上記減速
機構を経てカッタ−軸及び駆動軸4に伝達されが、駆動
軸4の回転は低速で、カッタ−軸の回転はかなり高速と
なる。カッタ−軸にはパイプ31切断用のダイヤモンド
カッタ−と、パイプ外周面に溝32を形成するためのグ
ラインダ−とが取り付けられる。6はカッタ−及びグラ
インダ−のカバ−である。カバ−6には、冷却洗浄水供
給用のホ−ス接続具7が固定される。
て、各端部に原動車8が固定されている。また、両端に
回転自在に従動車9を軸支する従動軸10が駆動軸4と
平行に配置され、各原動車8と従動車9間に無端ベルト
11が巻き掛けられている。無端ベルト11は、下記ロ
−ラ−付きチェ−ン12に引張られることにより緊張
し、且つ、その下側がパイプ31の外周面に圧着状態と
なる。
回転するロ−ラ−13を備えたロ−ラ−軸14を連結し
ていくことによって形成され、その一端は、切断機本体
1の両側に配設された倒U字形ア−ム15、16の一方
の下端部に固定されている。また、ロ−ラ−付きチェ−
ン12の他端はパイプ31の下を通してパイプ外周面に
沿って反対側に回され、従動軸10に固定される。即
ち、最端部のロ−ラ−軸に、従動軸10にネジ込まれた
オネジ杆17がネジ込まれることにより従動軸10に連
結され、また従動軸10と駆動軸4は無端ベルト11で
連結される。かくしてロ−ラ−付きチェ−ン12がパイ
プ31に巻き付けられる。ロ−ラ−付きチェ−ン12の
パイプ31に対する締まり具合は、オネジ杆17のネジ
込み量を加減することにより調整することができる。ロ
−ラ−付きチェ−ン12を締めることにより、無端ベル
ト11はパイプ外周面に圧着状態となる。
動軸4に回動可能な状態に取り付けられている。従って
ア−ム15、16は、パイプ31に当接して回転するロ
−ラ−付きチェ−ン12末端のロ−ラ−のロ−ラ−軸1
4aと原動車8の駆動軸4とに跨がり、ア−ム15、1
6間に位置する切断機本体1をパイプ外周面から浮上さ
せて支持することになる。
けられたブラケットで、これに、下端においてコロ19
を軸支する一対のコロ軸20、21が設置されている。
コロ軸20、21の間隔は、各コロ19がそれらの間に
位置することになるガイドリング22の側面に当接する
ような間隔に設定される。ガイドリング22はヒンジで
連結された2つの半円形部材で構成されていて、パイプ
31を取り巻いた後半円形部材の解放端同志をボルト止
めすることにより、パイプ31の所望位置に固定するこ
とができるようになっている。
外側)に、円筒形のスリ−ブ24が上下動可能に設置さ
れている。即ち、スリ−ブ24はブラケット18とコロ
19との間に配置され、蝶ネジ25を緩めたときに上下
動させることができ、それを締め付けることにより所望
の高さに固定することができるようになっている。スリ
−ブ24の前後側面、即ち、切断機本体1の進行方向前
後側面にコロ取付ア−ム26、27を設けてあり、各コ
ロ取付ア−ム26、27はその下端においてコロ28を
軸支している。スリ−ブ24の固定位置はパイプ31の
径に応じて変えることができ、以てコロ19のガイドリ
ング22側面への当接位置を調整することができるよう
になっている。
は、切断すべきパイプに設置して用いるが、設置に際し
ては先ず、切断すべき位置から所定距離の所にガイドリ
ング22を固定する。そして、2つのコロ19、19が
ガイドリング22の両側においてリング側面に接圧する
ようにして、切断機本体1及びこれに取り付けられた各
部をパイプ31上に載せ、ロ−ラ−付きチェ−ン12を
パイプ31に巻き付けて、解放端側端部のロ−ラ−軸1
4のメネジ部に、従動軸10にネジ込まれているオネジ
杆17をネジ込むことにより端部を連結する。かくして
無端ベルト11が緊張し、その下側がパイプ外周面に密
着すると共に、2つのコロ28、28が、パイプ31の
外周面に当接する。
タ−軸が高速回転してカッタ−による切断動作が始まる
と共に、グラインダ−による溝切り動作が始まる。一方
駆動軸4は低速回転駆動され、原動車8がゆっくりと回
転する。原動車8は、パイプ31に密着している無端ベ
ルト11をたぐるようにして回転する結果無端ベルト1
1上を前進し、切断機はゆっくりと前方に進み、切断及
び溝切り動作も徐々に進行する。その際切断機は、コロ
19、19を介してガイドリング22に倣って進むこと
になるので、切口は始端と終端とが一致した理想的なも
のとなる。
20にコロ取付ア−ム26、27を介して前後にコロ2
8、28を備えている。このコロ28、28は常時パイ
プ31外周面に圧接して自由回転するため、ブラケット
18が駆動軸4の回転並びに切断機の振動に伴って揺動
することが防止される。従って、コロ軸20、21の軸
線方向は常にガイドリング22の半径方向と一致するこ
とになり、コロ19、19は常にガイドリング22の側
面に適正に低摩擦にて接圧し続け、以て切断機の直進を
一層確実なものとする。
リングに接触して回転するコロのコロ軸に、パイプの外
周面に接圧して回転する前後一対のコロを設置してある
ために前記コロ軸の揺動がなく、以て切断機の直進走行
に対し安定した信頼性のあるガイドを可能ならしめるも
のであり、構成簡易で取扱いが容易であり、低コストに
て提供し得る効果がある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転カッタ−を有していて、ロ−ラ−付
きチェ−ンを介して切断すべきパイプの外周面に設置さ
れて前記パイプの外周面に沿って進行しながら切断動作
を行なうパイプ切断機において、切断機本体に配備され
た駆動軸の一端にブラケットを回動可能に取り付け、前
記ブラケットに、下端において自由回転するコロを軸支
する一対のコロ軸を取り付け、前記コロ軸間の間隔は、
前記各コロが前記パイプの外周面に固定されるガイドリ
ングを挾み且つその側面に当接する間隔となし、前記コ
ロ軸の少なくとも一方に、切断機の進行方向前後に伸び
て下端に自由回転するコロを備えたコロ取付ア−ムを設
けて成るパイプ切断機における案内装置。 - 【請求項2】 前記コロ取付ア−ムを、前記コロ軸に対
して上下動可能且つ所望高さにて固定可能に設置された
円筒形スリ−ブに設けた請求項1記載のパイプ切断機に
おける案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15389595A JP2676331B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | パイプ切断機における案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15389595A JP2676331B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | パイプ切断機における案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08323532A JPH08323532A (ja) | 1996-12-10 |
JP2676331B2 true JP2676331B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=15572463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15389595A Expired - Lifetime JP2676331B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | パイプ切断機における案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
1995
- 1995-05-29 JP JP15389595A patent/JP2676331B2/ja not_active Expired - Lifetime
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