JPH11243881A - 自動食材混合機 - Google Patents

自動食材混合機

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JPH11243881A
JPH11243881A JP10047994A JP4799498A JPH11243881A JP H11243881 A JPH11243881 A JP H11243881A JP 10047994 A JP10047994 A JP 10047994A JP 4799498 A JP4799498 A JP 4799498A JP H11243881 A JPH11243881 A JP H11243881A
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feeding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ご飯と酢とを混合容器内に投入して、該混合
容器を回転させることによってご飯と酢とを自動的に混
ぜ合わせるようにした自動酢合わせ機において、酢を計
量して供給する作業を自動化することで、該作業の手間
を省き、調理者の作業の軽減化を図ることを目的とす
る。 【解決手段】 酢を貯留する貯留タンク62と、この貯
留タンク62から混合容器2内に酢を供給する供給路6
3と、この供給路63を介して酢を貯留タンク62から
混合容器2内に送る送り手段64と、供給路63中に介
装された開閉弁65および流量計66とを備えてなる供
給装置61を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ご飯(食材)と、
酢(調味料)とを自動的に混合する自動酢合わせ機等の
自動食材混合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動食材混合機として、有底円筒状の混
合容器内に、ご飯と、合わせ酢とを入れ、混合容器を回
転させることによって、ご飯と酢とを自動的に混ぜ合わ
せるようにした自動酢合わせ機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自動酢合わ
せ機にあっては、合わせ酢を混合容器に投入するのは、
人手によって行っており、調理者がその都度ご飯の量に
応じた量の合わせ酢を計量カップで計量して混合容器内
に投入する作業は、ご飯と酢とを混合させる回数が多け
れば多い程、煩わしい、面倒な作業となると共に、人が
計量するため、合わせ酢の量に誤差が生じる等の問題が
ある。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、混
合容器に調味料を投入する作業の手間を省くと共に、混
合容器に正確な投入量の調味料を投入できる自動食材混
合機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、食材と調味料とを混合
容器2内に入れて自動的に混合するようにした自動食材
混合機において、調味料を自動的に供給する供給装置6
1を備えたことを特徴とする。また、供給装置61は、
調味料を貯留する貯留タンク62と、この貯留タンク6
2から混合容器2内に調味料を供給する供給路63と、
この供給路63を介して調味料を貯留タンク62から混
合容器2内に送る送り手段64と、供給路63中に介装
された開閉弁65および流量計66とを備えてなること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図5は、第1の実施の形態
に係る自動食材混合機としての自動酢合わせ機1を示し
ている。この自動酢合わせ機1は、ご飯(食材)と、合
わせ酢(調味料)とを混ぜ合わせて酢飯を作るものであ
って、ご飯を収容可能で且つ回転することにより収容し
たご飯と酢とを混合する混合容器2と、この混合容器2
の外周に着脱自在に取り付けられる回転環3と、この回
転環3を介して、混合容器2を回転環3の軸心まわりに
回転自在に支持する装置本体4と、混合容器2内に合わ
せ酢を供給する供給装置61とから主構成されている。
【0007】前記装置本体4には、この混合容器2に対
し回転環3を介して回転動力を伝える回転駆動手段5
と、混合容器2内へ強制的に風を流入して空気流通を行
う通気手段6とが設けられている。装置本体4は中空の
箱型に形成されており、その下部に基台8を備えてお
り、この基台8の下面には車輪9及び自在車輪10が設
けられていて、装置本体4が移動可能とされている。同
じく基台8の下面には、装置本体4の水平度を調整する
ための調整脚15が設けられている。また、基台8は前
方に突出し、この突出部分は、混合容器2で混合した酢
飯を移しかえるための受け容器11を載置可能な載置台
12とされている。
【0008】この載置台12は前後に2分割されてお
り、前部12aが後部12bにヒンジ13を介して上下
(前後)に揺動自在に取り付けられている。すなわち、
受け容器11を載置しない場合には前部12aを上方
(後方)に折り畳み、作業者の足等が接触することがな
いようにして厨房内の狭いスペースを有効に利用できる
ようにすると共に、装置1の据付け、移動等を容易に行
えるようにしている。そして、混合容器2から受け容器
11へと酢飯を移しかえる際には、前部12aを下方
(前方)に下ろすことで受け容器11を載置できるよう
にしてある。
【0009】載置台12の前端にはゴム、スポンジ等の
弾性材14を貼りつけており、この弾性材14により前
部12aを折り畳んだ際に装置本体4前面との接触で装
置本体4が傷つくのを防止し、また、前部12aを下方
に下ろした際に、作業者の足の接触で靴等が傷つかない
ようにしている。また、載置台前部12a及び装置本体
4の左右側部又は中央部にはフック及びチェーン等の掛
止具よりなるロック手段47が設けられていて、載置台
12を折り畳んだ際に、チェーン等をフックに掛け止め
ることで折り畳み状態を保持することができるようにな
っている。
【0010】なお、ロック手段47としては上記掛止具
に代えて載置台前部12aと装置本体4との双方又は一
方にマグネットを設け、該マグネットによって両者12
a,4を引っつけることで折り畳み状態を維持するよう
にしてもよい。装置本体4の前部中央には凹み16が形
成されており、この凹み16に混合容器2の底部が収容
可能されている。また、装置本体4前端面には複数の支
持ローラ17,18(図例では3個)が前後方向の軸心
廻りに回転自在に取り付けられている。これら支持ロー
ラ17,18は、回転環3の左右側部及び下部に対して
該回転環3の左右方向、下方及び前後方向の移動を規制
するように係合していて、回転環3の軸心を前後方向に
一致させるように、回転環3を支持している。
【0011】前記回転駆動手段5は、装置本体4の内部
に設けられた駆動モータ19を有し、該駆動モータ19
の駆動軸には、回転環3の下側を支持する前記支持ロー
ラ18が連結され、駆動モータ19の作動で下側の支持
ローラ18を回転させるとともに、摩擦伝動により回転
環3をその軸心廻りに回転させる得るようになってい
る。
【0012】なお、回転環3の左右側部を支持する支持
ローラ17は、前後方向の軸廻りに遊転するようになっ
ている。また、回転環3への摩擦伝動をより確実に行う
ために、回転環3の外周をゴム等で被覆したり、溶射等
を施して摩擦抵抗を担保するのが好ましい。混合容器2
は有底円筒状に形成されていて、その容器軸心(円筒形
の中心軸線)Y方向前側に開口部2aが位置するように
前記回転環3に連結されている。そして、混合容器2と
回転環3とを連結した状態では、前後方向の回転環3の
軸心Xに対して混合容器2の容器軸心Yが傾斜してい
る。
【0013】また、混合容器2の開口部2aには蓋体2
1が着脱自在に取付けられ、該蓋体21の内面側には長
さが異なる複数の攪拌部材22が突設されている。従っ
て、回転駆動手段5の駆動モータ19を駆動して支持ロ
ーラ18を回転させて回転環3を回転させることによ
り、混合容器2が開口部2aを順次斜め上方、斜め横
方,斜め下方,及び前記とは逆向きの斜め横方へ向ける
ように回転する。この回転によって、混合容器2内に収
容された飯の一部が持ち上げられた後に落下して下部に
残る飯との間でかき混ぜられ、更に、混合容器2の開口
部2aが斜め下方に向いたときには飯を前方に移動さ
せ、斜め上方に向いたときには飯を後方に移動させるよ
うになっており、飯と酢との混合を効率良く行うことが
できるようになっている。
【0014】なお、図例では攪拌部材22を棒状に形成
しているが、羽根板形状、櫛形状等にしてもよく、本数
についても適宜変更でき、また攪拌部材22を省略する
ことも可能である。混合容器2外周の複数箇所には取付
舌片24が突設され、回転環3の内周に前記取付舌片2
4に対応した取付舌片25が突設され、両取付舌片2
4,25には前後方向に貫通した挿通孔26,27が形
成され、両挿通孔26,27に挿通ピン28を前方から
後方へと挿通することで混合容器2を回転環3に連結す
るようにしている。また、挿通ピン28の前端側には前
記挿通孔26,27より大径の頭部が形成され、後端側
には割りピン,βピン等の抜止ピンが取付けられて挿通
孔26,27からの挿通ピン28の抜け止めがなされて
いる。
【0015】従って、挿通ピン28を挿脱し、回転環3
から混合容器2を前後に挿脱することで混合容器の着脱
が容易に行え、混合容器2の清掃時等のメンテナンス性
の向上が配慮されている。また、挿通ピン28の外径
は、取付舌片24,25の挿通孔26,27の径より小
径に形成されていて挿通ピン28と挿通孔26,27と
の間には隙間(遊び)が生じ、この遊びの分だけ回転環
3と混合容器2とが相対移動可能とされている。更に、
両取付舌片24,25はそれぞれ挿通ピン28上を前後
に若干移動できるようになっており、これにより回転環
3と混合容器2とは前後方向にも相対移動可能となって
いる。
【0016】したがって、混合容器2が回転によって生
じた回転環3径方向の遠心力が、混合容器2と回転環3
との間の径方向の連結の遊びにより吸収され、また、混
合容器2内の食材が前後移動することに伴って混合容器
2から前後方向(回転軸心X方向)に生じた力が、回転
環3と混合容器2との前後方向の連結の遊びによって吸
収されるようになっている。これにより、これらの力が
混合容器2から回転環3及び支持ローラ17,18に直
接的に伝達され難くなり、回転環3及び支持ローラ1
7,18の磨耗が防止され、ローラ17,18と回転環
3との間にガタつきを生じるようなことがほとんど無く
なり、円滑な回転を維持できるとともに、振動、音の発
生を防止している。
【0017】前記通気手段6は、装置本体4内の下部に
載置されていて混合容器2内へ流入させる風を起風する
ブロア(起風装置)32と、混合容器2の底面(後側
面)に回転軸心Xと同心状に形成されていて前記ブロア
32からの風を混合容器2内へ流入させるための送気用
開口(流入口)35と、混合容器2の蓋体21の略中央
に形成されていて混合容器2内を流通する空気を排出す
る排気用開口36とを有している。
【0018】前記ブロア32の吹出口32aは上方へ延
設された送風管34の下端に接続されており、この送風
管34の上部は、上端部で下方に折り返されると共に、
吹出口34a(上部側開口端部)が前方に延出されてお
り、この吹出口34aが、装置本体4の上部側前面に回
転軸心Xと同心状に形成された開口31に、輪状の口金
33を介して接続されている。
【0019】また、送気用開口35は、混合容器2の底
面から後方へ延伸した円筒状の送風短管35aによって
構成され、この短管35a内が送気用開口35とされて
いる。この送風短管35aの後端部を口金33の内側に
隙間をもって挿入することで、送風管34の吹出口34
aと送気用開口35とが連通され、また、連通した状態
で混合容器2側が回転できるようになっている。
【0020】前記排気用開口36には、混合容器2内へ
膨出して漏出防止材37が着脱自在に設けられており、
この漏出防止材37は、金網,パンチングメタル等の多
孔部材を略円錐形状に形成してなり、排気用開口36か
らの、混合容器2内外の空気流通を許容し、混合容器2
内のご飯等の漏出を阻止している。また、前記排気用開
口36の外側には所定間隔をおいて該開口36を覆う変
向板38が設けられていて、排気用開口36から前方に
風が吹き出すのを防止している。
【0021】前記送気用開口35内には、混合容器2内
に送る風の風向きを設定する変向部材41が設けられて
おり、この変向部材41は円筒形パイプ状を呈し、送風
短管35a内に配置されていて、その前端位置が混合容
器2の底面位置と略一致し、後端部が前記口金33に着
脱自在に内嵌固定されている。また、変向部材41の前
端側上部が前下方に傾斜した平板状となっていて、この
平板部分が変向板41aとされている。したがって、ブ
ロア32によって起こされた風が送風管34の吹出口3
4a及び変向部材41の円筒内を通り、変向板41aに
沿って下向きに風向きが変えられて吹き出されるように
なっている。
【0022】そして、変向部材41から吹き出された強
制風は、混合容器2内の下部に残ったご飯に対して直接
的に吹きつけられ、そのあと混合容器2内を循環し、排
気用開口36から排出される。すなわち、混合容器2内
のご飯は、大部分が直接的な風の吹き付けによって冷却
され、効率良く短時間で冷却することが可能となってい
る。
【0023】また、下部に残ったご飯に対して風を吹き
つけるため、攪拌部材22の攪拌によって生じたご飯内
の隙間にも直接的に風を通すことができ、より一層冷却
効果を高めることができるようになる。なお、変向部材
41の変向板41aを軸心X廻りに回転させて位置調整
自在にしてやると、ご飯に直接的に吹きつける風量を容
器2内の飯の量や種類等に合わせて適宜調整可能とな
り、また容器2内の空気の流れを変えることもできるよ
うになる。また、風を混合容器2の下部に残ったご飯に
直接吹きつけないように上向き等に風向きを変更するこ
とも可能となる。
【0024】また、変更部材41は、口金33から取り
外すことで排気用開口35に対して着脱自在となること
から、変更部材41、装置本体4の洗浄等のメンテナン
スが容易で、混合容器2を装置本体4(回転環3)から
着脱する場合にも、先に変更部材41を混合容器2の内
側から抜き取ってやることで変更部材41が混合容器2
の着脱の障害とならないようにしている。また、取り外
すことで従来と同様の使用もできるようになっている。
【0025】前記供給装置61は、図1〜5に示すよう
に、酢を貯留する貯留タンク62と、この貯留タンク6
2から混合容器2内に酢を供給する供給路63と、この
供給路63を介して酢を貯留タンク62から混合容器2
内に送る送り手段64と、供給路63中に介装された開
閉弁65および流量計66とを備えてなる。貯留タンク
62は装置本体4の後方(又は側方)に配置され、送り
手段64はポンプから構成されていて貯留タンク62の
下部に配置され、その吸込口は貯留タンク62の下端部
に接続されており、送り手段64の吐出口には、ホース
67が接続されている。
【0026】装置本体4内には、酢を混合容器2内に送
る供給管68が設けられており、この供給管68は前記
ホース67と共に供給路63を構成する。この供給管6
8の一端側68aは、その管軸が回転環3の軸心Xに一
致するように、前記送気用開口35(変向部材41)及
び送風管34の吹出口34aの内側に配置されている。
この供給管68の一端側68aの開口端側は、変向部材
41から混合容器2内側に突出されており、その開口端
側には、ノズル69が設けられており、このノズル69
の噴射口は回転環3の軸心X方向に指向されていて、満
遍なくご飯に合わせ酢をかけることができるように構成
されている。
【0027】供給管68の他端側は装置本体4から背面
に突出されており、前記ホース67が接続されている。
前記供給管68の中間部分は送風管34から突出してい
ると共に、この中間部分に前記開閉弁65と流量計66
とが下流側から順に介装されている。開閉弁65は電磁
弁で構成されると共に、混合容器2駆動用のモータ19
(シャリ切り時間)やブロワ32(冷却時間)等を制御
する制御装置54のマイコンによって制御される。ま
た、流量計66は供給管68内を流れる酢の流量を検出
するものであり、その検出値は前記制御装置54のマイ
コンに入力される。
【0028】前記構成のものにあっては、混合容器2内
にご飯を入れ、運転ボタンを押すと、混合容器2が回転
すると共に、開閉弁65が開いてノズル69から混合容
器2内に酢が噴射される。これによって、ご飯が攪拌さ
れながら酢が供給され、ご飯に酢を満遍なく混ぜ合わせ
ることができる。そして、流量計66によって、混合容
器2内に投入したご飯の量に対応した量の酢が検出され
ると、開閉弁65が閉じられて、酢の供給が停止され
る。このようにして、所定量の合わせ酢が正確に且つ自
動的に供給されるようになっている。
【0029】なお、最初に運転するときに、開閉弁65
を開くとすぐに酢が噴出するように(また、酢の供給量
の誤差のないように)、予め供給路63内に酢を満たし
ておくのが好ましい。また、酢の供給量は、混合容器2
内に投入するご飯の量に応じて自動的に又は手動で設定
変更可能とされる。また、酢の供給方法は、連続的又は
断続的であってもよい。
【0030】また、送り手段64としては、ポンプに代
えてインゼクタを採用し、このインゼクタによって酢を
混合容器2内に噴出供給するようにしてもよい。また、
送気用開口35の中途部に絞りを設けて送気用開口35
を流れる空気の流速を速くし、その絞りを設けた部分に
供給管68の排出部分を接続することによって、該絞り
部分を流れる空気によって酢を吸引して混合容器2内に
供給するようにしてもよい。また、貯留タンク62上部
に圧縮空気を送って、酢の上面に圧力を付与してもよ
い。
【0031】また、貯留タンク62及び送り手段64等
は装置本体4内に収納してもよい。装置本体4の上端面
には、ブロア32の空気吸引口32bに対して空気を取
り入れるための空気取入口42が形成されている。従っ
て、ブロア32の起動により、空気取入口42より外部
空気が装置本体4内に取り入れられると共に、該装置本
体4自体が送風管となって下方に空気が送られてブロア
32の空気吸引口32bに流入するようになっている。
なお、この空気取入口42には、エアフィルターが着
脱,交換自在に取付けられる。
【0032】これにより、ブロア32へは、厨房の床面
近くの埃等を含んだ空気を殆ど取り入れることがなく、
装置本体4上部側の清潔な空気が取り入れられるため、
混合容器2内のご飯の冷却がより衛生的に行われる。な
お、装置本体4下部の載置台12に受け容器11を載置
し、この受け容器11に酢合わせの終わった酢飯を移し
かえると、装置本体4の下部側は酢を含んだ空気が漂う
こととなるが、ブロア32への空気取入口42を装置上
部に設けていることからこのような空気を流入すること
も少なくなっている。
【0033】また、装置本体4内へ酢を含んだ空気を若
干取り入れた場合、装置本体4内部を送風管として空気
の流入が行われるため、装置本体4内に設けた装置(前
記駆動モータ19や、運転制御部、電装品)をカバー5
3、制御装置54のケース、電装品ボックス55で覆っ
て酢による酸性雰囲気から防護するのが好ましい。更
に、装置本体4の外部においても、前記支持ローラ1
7,18を酸性による腐食性の低いステンレス等の金属
製で形成することで、酸性による腐食性の高い樹脂製で
形成するのに比して耐久性が向上され、また、回転環3
との接触による磨耗も少なくなる。
【0034】前記空気取入口42の下方で、装置本体4
内の制御装置54、電装品ボックス55等より上方には
水受け部材43が設けられている。該水受け部材43
は、左右一方側及び後方側に若干傾斜した平板状で、そ
の後端部を上方へ折り曲げ形成しており、装置本体4内
の略左右幅に亘り、装置本体4の前後内壁との間に空気
の流通が可能な間隔をあけて設けられている。また、そ
の左右一端後部側にはドレン管44が接続されて装置本
体4外に水を排出できるようになっている。
【0035】このように水受け部材43を設けることに
よって、空気取入口42から取り入れた空気の結露によ
ってエアフィルターに付着した水滴が滴下した場合で
も、水受け部材43で受け止めて装置本体4外へ排出す
ることが可能で、装置本体4内の電装品、ブロア32等
に水がかかるのを防ぎ、故障、腐食等を防止している。
また、飯混合装置1の洗浄時等において装置本体4に水
をかけた場合も同様に、空気取入口42から浸入した水
が内部機器にかからないようにしている。
【0036】図1、図4に示すように、ブロア32の空
気吸引口32bには、該吸引口32bを開閉自在とする
開閉弁45が設けられており、この該開閉弁45は、前
記空気吸引口32bの全体を被覆可能な板状に形成され
るとともに、装置本体4外の操作レバー49の操作によ
って左右軸廻りに揺動し、吸引口32bを開閉するよう
になっている。
【0037】この開閉弁45の揺動でブロア32の吸引
する空気量を増減させて混合容器2内への送風の強弱を
調整できるようになっている。また、このように開閉弁
45をブロア32の空気吸引口32bを塞ぐかたちで設
けることで弁にかかる負荷が少なくなり、損傷防止を図
ることができる。図6は第2の実施の形態を示し、貯留
タンク62上に開閉弁65の開閉制御をする制御装置7
0を別途設けると共に、ホース67の、供給管68への
接続部分67aに開閉弁65と流量計66とを設けたも
のである。また、貯留タンク62は透明又は半透明の材
料によって形成されると共に、前面側に貯留タンク62
内の内容量を外部から視認するための目盛り71が設け
られている。
【0038】その他の構成は前記第1の実施の形態と略
同様である。なお、前記制御装置70は装置本体4内の
制御装置54と連動させてもよいし、装置本体4の運転
開始ボタンとは別個のスタートボタンを設けてもよい。
図7は第2の実施の形態を示し、貯留タンク62及び送
り装置64を装置本体4上に設けたものである。また、
貯留タンク62には前記第2の実施の形態と同様の目盛
り71が設けられている。
【0039】この実施の形態のものにあっては、ホース
67の、送り手段64への接続側に、操作レバー73の
手動操作によって開閉自在な手動開閉弁72が設けられ
ており、目盛り71をみながら酢を供給できるように構
成されている。また、この実施の形態のものにあって
は、貯留タンク62が装置本体4上に設けられているの
で、送り手段64を介さずに貯留タンク62からホース
67へと酢を流すためのバイパス流路及び切替え弁を設
けることで、自然落下によって、酢を混合容器2に送る
こともできる。
【0040】その他の構成は前記第1の実施の形態と略
同様である。なお、操作レバー73は装置本体4の正面
側から操作できる範囲に設けられる。本発明の自動食材
混合装置は、ご飯と酢との混合は勿論、混ぜご飯、スパ
ゲッティ、ポテト、マカロニ、サラダ等を作る過程での
混合処理や冷却処理にも使用可能である。また、装置の
動作パターンとして、ご飯の混合動作と冷却動作を同時
に行う場合のほか、混合動作のみ、冷却動作のみを単独
で行うことも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、食材と調味料とを混合
容器2内に入れて自動的に混合するようにした自動食材
混合機において、調味料を自動的に供給する供給装置6
1を備えることによって、調味料を計量して混合容器2
に投入するという手間が省け、調理者の作業が大幅に軽
減される。
【0042】また、供給装置61は、調味料を貯留する
貯留タンク62と、この貯留タンク62から混合容器2
内に調味料を供給する供給路63と、この供給路63を
介して調味料を貯留タンク62から混合容器2内に送る
送り手段64と、供給路63中に介装された開閉弁65
および流量計66とを備えて構成することによって、食
材の量に応じた正確な量の調味料を自動的に供給でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る自動食材混合機の側面
断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る混合容器等の側面図で
ある。
【図3】第1の実施の形態に係る混合容器等の側面図で
ある。
【図4】第1の実施の形態に係る自動食材混合機の正面
図である。
【図5】第1の実施の形態に係る自動食材混合機の分解
斜視図である。
【図6】第2の実施の形態に係る自動食材混合機の斜視
図である。
【図7】第3の実施の形態に係る自動食材混合機の斜視
図である。
【符号の説明】
2 混合容器 61 供給装置 62 貯留タンク 63 供給路 64 送り手段 65 開閉弁 66 流量計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材と調味料とを混合容器(2)内に入
    れて自動的に混合するようにした自動食材混合機におい
    て、 調味料を自動的に供給する供給装置(61)を備えたこ
    とを特徴とする自動食材混合機。
  2. 【請求項2】 供給装置(61)は、調味料を貯留する
    貯留タンク(62)と、この貯留タンク(62)から混
    合容器(2)内に調味料を供給する供給路(63)と、
    この供給路(63)を介して調味料を貯留タンク(6
    2)から混合容器(2)内に送る送り手段(64)と、
    供給路(63)中に介装された開閉弁(65)および流
    量計(66)とを備えてなることを特徴とする請求項1
    記載の自動食材混合機。
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