JPH11243745A - 結球野菜収穫機 - Google Patents

結球野菜収穫機

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Publication number
JPH11243745A
JPH11243745A JP5081598A JP5081598A JPH11243745A JP H11243745 A JPH11243745 A JP H11243745A JP 5081598 A JP5081598 A JP 5081598A JP 5081598 A JP5081598 A JP 5081598A JP H11243745 A JPH11243745 A JP H11243745A
Authority
JP
Japan
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ridge
diameter
head
cutting
diameter roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP5081598A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kanemitsu
幹雄 金光
Tomohiko Ota
智彦 太田
Keizo Kato
啓造 加藤
Kazumasa Miyamoto
一正 宮本
Minoru Hiramoto
実 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Sasaki Co Ltd
Original Assignee
Kubota Corp
Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Sasaki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Bio Oriented Technology Research Advancement Institution, Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd, Sasaki Co Ltd filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5081598A priority Critical patent/JPH11243745A/ja
Publication of JPH11243745A publication Critical patent/JPH11243745A/ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッター102 の切断位置を規制するとともに
畝幅に対する順応性及び畝追従性にすぐれた切断装置84
を備えた結球野菜収穫機を提供する。 【解決手段】 走行車体1と、結球野菜Aの根部Bを切
断する切断装置84と、根部Bを切断した結球野菜Aを搬
送する搬送装置20とを具備する。切断装置84は、カッタ
ー102 と、カッター102 に結球野菜Aを案内するガイド
ホイル115 と、カッター102 の切断位置を規制し結球野
菜Aを植栽した畝Dに沿って追従する畝追従駆動ローラ
132 とを有する。畝追従駆動ローラ132 は、結球野菜A
の根部Bを切断後の切り株C上を回転走行する小径ロー
ラ部133aと、この小径ローラ部133aの両端部にそれぞれ
軸方向に進退可能に設け両畝肩E上に所定の接地圧で接
地し両畝肩Eに沿って追従して回転走行する小径ローラ
部133aより大径の大径ローラ部133bと、を有する。大径
ローラ部133bは常時スプリング180 にて附勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は結球野菜収穫機に係
り、たとえば、白菜等の結球する葉菜類を収穫するもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の葉菜類、たとえば、白菜
を圃場から収穫する場合は、白菜の外葉が傷み易いこと
から、通常は人手によって白菜を1個ずつ傾けた状態
で、この白菜の根部すなわち、白菜の根及びこの根元の
外葉の4乃至5枚分を切断して除去し、これらの白菜を
圃場に並べ、この白菜の箱詰め時にはこの白菜を更に出
荷用に仕上げて箱詰めしている。
【0003】しかし、従来の白菜の収穫は、圃場からの
切り取り作業から出荷用に仕上げる仕上げ作業までは白
菜の1個づつを人手によって行われているため、作業能
率が悪く、過大な労力を必要とし、また、圃場から白菜
を切り取ってから、これらの白菜を圃場に並べて出荷用
の仕上げ作業に備えるため、白菜の外葉が傷み易いとと
もに、この白菜の外葉及びこの白菜の根部を切断した切
口部に泥土が付着して汚損し易く、商品価値を低下する
原因になり易い、という問題がある。
【0004】そこで、近年の農業従事者の高齢化等によ
り、作業能率の向上と労力の軽減及び白菜の外葉及びこ
の白菜の根部を切断した切口部に泥土が付着することを
防止する目的で、走行車体と、この走行車体の前方に設
けられ圃場に植栽された結球野菜を植栽状態でこの結球
野菜の根部を切断する切断装置と、この切断装置にて根
部を切断された結球野菜を植栽状態で挟持して搬送する
搬送装置と、前記走行車体上に設けられ前記搬送装置に
て搬送された結球野菜を出荷用に仕上げる仕上げ作業部
及びこの仕上げ作業部にて仕上げられた結球野菜を箱詰
めする箱詰め作業部と、を有する結球野菜収穫機が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の切断装置
は、結球野菜の根部を切断するカッターを回転自在に設
け、このカッターの前方に位置して結球野菜を植栽した
畝肩に倣って回転し結球野菜を前記カッターに案内する
ガイドホィルを回転自在に設け、前記カッターの後方に
位置して接地しこのカッターの切断位置を規制する駆動
ローラを回転自在に設け、この駆動ローラはカッターに
て切断された切り株上を回転走行する円筒状の小径ロー
ラ部及び小径ローラ部の両端部に一体に形成され畝肩上
面を回転走行する円筒状の大径ローラ部を有する構成が
採られている。
【0006】しかし、この切断装置の構成では、駆動ロ
ーラの小径ローラ部は、大径ローラ部が畝肩上面に接地
して回転走行することにより切り株上を回転走行させる
ために大径ローラ部より小径に形成されているものであ
るが、この小径ローラ部と大径ローラ部とは一体に形成
されているため、大径ローラ部が畝上面部の畝幅に対す
る順応性がなく、畝上面部の畝幅が狭いときは大径ロー
ラ部が両畝肩上面に十分に接地して回転走行し難くな
り、小径ローラ部が下がり過ぎて切り株に突き当たり、
カッターの切断位置が上方にずれることがあり、また、
畝上面部の畝幅が広いときは大径ローラ部が両畝肩上面
に十分に接地しても、この大径ローラ部が両畝肩に沿っ
て追従して回転走行し難いことがある、という問題があ
る。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、カッターの切断位置を規制するとともに畝幅
に対する順応性及び畝追従性にすぐれた切断装置を備え
た結球野菜収穫機を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の結球野菜
収穫機は、走行車体と、この走行車体の前方に設けられ
圃場に植栽された結球野菜を植栽状態でこの結球野菜の
根部を切断する切断装置と、前記走行車体に設けられ前
記切断装置にて根部を切断された結球野菜を植栽状態で
搬送する搬送装置と、を具備し、前記切断装置は、前記
結球野菜の根部を切断するカッターと、このカッターの
前方に位置して回転自在に設けられ前記結球野菜を植栽
した畝肩に倣って回転し前記結球野菜の姿勢を整えてこ
の結球野菜を前記カッターに案内するガイドホイルと、
前記カッターの後方に位置して回転自在に設けられこの
カッターの切断位置を規制するとともに前記結球野菜を
植栽した畝に沿って追従する畝追従駆動ローラと、を有
し、前記畝追従駆動ローラは、前記カッターにて結球野
菜の根部を切断後の切り株上を回転走行する小径ローラ
部と、この小径ローラ部の両端部にそれぞれ軸方向に進
退可能に設けられ両畝肩上に所定の接地圧で接地し両畝
肩に沿って追従して回転走行する前記小径ローラ部より
大径の大径ローラ部と、を有する、ものである。
【0009】そして、走行車体の走行で切断装置のガイ
ドホイルが畝肩に倣って回転しながら進行されると、こ
のガイドホイルにて畝上の結球野菜が姿勢を整えられて
植栽状態でカッターに案内され、このカッターにて結球
野菜の根部が切断される。
【0010】このとき、カッターは畝追従駆動ローラの
両端部の大径ローラ部が両畝肩上に所定の接地圧で接地
してカッターの切断位置を規制していることにより、こ
のカッターにて結球野菜の根部が適正位置から切断され
る。
【0011】また、畝追従駆動ローラの両端部の大径ロ
ーラ部が両畝肩に沿って追従して回転走行することによ
り、この畝追従駆動ローラの両端部の大径ローラ部にて
走行車体の走行とともに切断装置が畝に沿って追従して
進行され、この切断装置のガイドホイルが畝肩に倣って
回転しながら進行されるとともに、このガイドホイルか
らカッターに結球野菜が順次案内される。
【0012】このとき、畝追従駆動ローラの大径ローラ
部が小径ローラ部の両端部にそれぞれ軸方向に進退可能
に設けられていることにより、この小径ローラ部の両端
部の大径ローラ部が両畝肩の肩幅に応じて進退して、こ
の両畝肩に沿って追従して回転走行する。
【0013】さらに、畝追従駆動ローラは両端部の大径
ローラ部が両畝肩上に所定の接地圧で接地して回転駆動
されることにより、この畝追従駆動ローラは畝土に入り
込んで沈下し過ぎることなく回転進行され、この畝追従
駆動ローラの小径ローラ部がカッターにて切断された切
り株上を回転走行される。
【0014】つぎに、根部を切断された結球野菜は植栽
状態のままで搬送装置にて搬送され、この結球野菜は搬
送装置の搬出端部から仕上げ作業部等に搬出される。そ
して、たとえば、この仕上げ作業部に搬出された結球野
菜は、この仕上げ作業部にて出荷用に仕上げられ、箱詰
め封函される。
【0015】請求項2記載の結球野菜収穫機は、請求項
1記載の結球野菜収穫機において、大径ローラ部は、小
径ローラ部の両端部に軸方向に進退可能にスプライン嵌
合され、小径ローラ部の両端近傍部に形成されたストッ
パーに当接する方向に向かって常時スプリングにて附勢
されている、ものである。
【0016】そして、小径ローラ部の両端部の大径ロー
ラ部が両畝肩の肩幅に沿って進退して順応し、畝上面部
の畝幅が広いときは大径ローラ部がスプリングに抗して
ストッパーから離間する方向の軸方向に進出されて両畝
肩上面に十分に接地して、この大径ローラ部が両畝肩に
沿って追従して回転走行する。
【0017】また、両畝肩の肩幅が狭いときはスプリン
グにて大径ローラ部がストッパーに向かって軸方向に後
退されて両畝肩上面に十分に接地して、この大径ローラ
部が両畝肩に沿って追従して回転走行する。
【0018】したがって、大径ローラ部がそれぞれ両畝
肩の肩幅に沿って進退する順応性により、この両端部の
大径ローラ部にて走行車体の走行とともに切断装置が畝
に沿って追従して進行され、この切断装置のガイドホイ
ルが畝肩に倣って回転しながら進行されるとともに、こ
のガイドホイルからカッターに結球野菜が順次案内され
る。
【0019】請求項3記載の結球野菜収穫機は、請求項
1または2記載の結球野菜収穫機において、大径ローラ
部は、小径ローラ部の両端部から外方に向かって拡開し
た円錐形状に形成されている、ものである。
【0020】そして、小径ローラ部の両端部の大径ロー
ラ部が外方に向かって拡開した円錐形状に形成されてい
ることにより、この両端部の大径ローラ部が両畝肩の肩
幅の土圧を受けて両畝肩の肩幅に沿って進退して更に順
応し易くなり、畝上面部の畝幅が広いときは大径ローラ
部がスプリングに抗してストッパーから離間する方向の
軸方向に進出されて両畝肩上面に十分に接地して、この
大径ローラ部が両畝肩に沿って追従して回転走行する。
【0021】また、両畝肩の肩幅が狭いときはスプリン
グにて大径ローラ部がストッパーに向かって軸方向に後
退されて両畝肩上面に十分に接地して、この大径ローラ
部が両畝肩に沿って追従して回転走行する。
【0022】請求項4記載の結球野菜収穫機は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の結球野菜収穫機において、
畝追従駆動ローラは、この畝追従駆動ローラを上下動し
て結球野菜の根部を切断するカッターの切断位置を調整
するローラ位置調整手段にて支持されている、ものであ
る。
【0023】そして、ローラ位置調整手段にて畝追従駆
動ローラを上下動調整し、この畝追従駆動ローラを所定
の位置に設定することにより、この畝追従駆動ローラに
てカッターが結球野菜の根部を切断する所定の位置に簡
単に調整されて設定され、かつ、この畝追従駆動ローラ
にてカッターの切断位置が規制される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】1は走行車体で、この走行車体1は、車体
本体2と、この車体本体2の下部に設けられ両側部に回
行自在の無限軌道帯3を有する走行体4と、前記車体本
体2に設けられエンジン5、タンク及びポンプ6、ミッ
ション7、油圧モータ8及び減速機9を備えた駆動機構
10と、を有し、前記ミッション7の出力軸11に前記走行
体4の両側部の無限軌道帯3をそれぞれ回行させる駆動
輪12がそれぞれ連動連結されている。
【0026】そして、前記ミッション7の出力軸11から
の出力により前記走行体4の両側の駆動輪12がそれぞれ
回転駆動されるとともに、この両側の駆動輪12にてそれ
ぞれの無限軌道帯3が回行され、走行車体1が直進走行
及び旋回走行されるようになっている。
【0027】また、前記車体本体2は、略矩形状に形成
された搭乗板13を有し、この搭乗板13は進行方向に対し
て左右方向の一側前部にオペレータ14が搭乗して前記駆
動機構10を制御する制御機器15を備えた運転席16が設け
られている。
【0028】また、前記搭乗板13は進行方向に対して左
右方向の他側前部に左右一対の取付片17がそれぞれ上方
に向かって一体に突設され、この左右の取付片17はそれ
ぞれ同じ高さ位置に取付部を有している。また、前記左
右の取付片17の後方にこの左右の取付片17に対向位置し
て前記搭乗板13に左右一対の支柱18がそれぞれ上方に向
かって一体に突設され、この左右の支柱18は前記左右の
取付片17の上端部より高い位置に突出され、この左右の
支柱18はそれぞれ同じ高さ位置に取付部を有している。
さらに、前記左右の取付片17の間の前方に位置して前記
搭乗板13に前側取付片19が上方に向かって一体に突設さ
れている。
【0029】つぎに、20は根部を切断された白菜等の結
球野菜Aを植栽状態で搬送する搬送装置で、この搬送装
置20は、前記結球野菜Aを植栽状態に挟持して後上方に
向かって搬送する挟持コンベヤ21と、この挟持コンベヤ
21の下方に位置してこの挟持コンベヤ21にて挟持して搬
送される前記植栽状態の結球野菜Aの下端部を載置して
搬送する載置コンベヤ22と、を有している。
【0030】前記挟持コンベヤ21は、左右方向の両側部
に離間して配設した前後方向のコンベヤフレーム23をそ
れぞれ有し、この両側部のコンベヤフレーム23の前端部
に上下方向の駆動軸24がそれぞれ回転自在に軸架され、
この両側部の駆動軸24に同径の駆動ローラ25がそれぞれ
固着されている。また、前記両側部のコンベヤフレーム
23の後端部に同径の従動ローラ26がそれぞれ回転自在に
軸架されている。
【0031】また、前記両側部のコンベヤフレーム23に
前記駆動ローラ25と前記従動ローラ26との間に位置して
前後方向に所定の間隔をおいて複数の上下方向の支軸27
がそれぞれ一体に立設され、この両側部の各支軸27にロ
ーラ支持アーム28がそれぞれ回動自在に軸架され、各ロ
ーラ支持アーム28の先端部に上下方向のローラ支軸29に
てテンションローラ30がそれぞれ回転自在に軸架されて
いる。
【0032】また、前記両側部の各支軸27にこの各支軸
27に軸架された前記ローラ支持アーム28をそれぞれ対向
する相手側に向かって回動附勢しそれぞれの先端部のテ
ンションローラ30を前記前後の駆動ローラ25の内周面と
前記従動ローラ26の内周面とを結ぶ線上よりも相手側に
向かって突出させるスプリング31がそれぞれ取り付けら
れている。
【0033】さらに、前記両側部のコンベヤフレーム23
の前後の駆動ローラ25と前記従動ローラ26との間に前記
各ローラ支持アーム28のテンションローラ30を介して一
対となる無端回行体32がそれぞれ回行自在に懸架されて
いる。そして、この一対の無端回行体32の対向する内側
回行部33はそれぞれのテンションローラ30にて略平行に
回行され、かつ、前端部の駆動ローラ25と前端部のテン
ションローラ30とにより前方に向かって拡開した搬入口
34として開口形成され、後端部の従動ローラ26と後端部
のテンションローラ30とにより後方に向かって拡開した
搬出口35として開口形成されている。
【0034】そして、前記一対の無端回行体32は互いに
反対方向に向かって回行され、かつ、その対向する内側
回行部33が同速で進行方向の後方に向かって回行移動さ
れ、前記搬入口34から植栽状態で搬入された結球野菜A
は前記一対の無端回行体32の対向する内側回行部33にて
植栽状態に挟持されて搬送されるようになっている。し
かして、前記一対の無端回行体32は外周面に前記結球野
菜Aを挟持した際にこの結球野菜Aの外葉を損傷しない
スポンジ等の弾性変形可能な材料をそれぞれ有してい
る。
【0035】また、前記両側部のコンベヤフレーム23の
前側部に前方に向かって支持アーム36がそれぞれ水平状
に一体に突設され、この両側部の支持アーム36の前端部
が前記両側部のコンベヤフレーム23の前端近傍部に立設
された上下方向の支柱37にて支持されているとともに、
この両側部の支持アーム36の前端部間に左右方向の取付
フレーム38が一体に固着されている。
【0036】また、前記取付フレーム38の左右方向の両
側端部に伝動ケース39がそれぞれ一体に取り付けられ、
この両側部の伝動ケース39間に動力中継軸40の両端部が
それぞれ回転自在に軸架されている。また、前記両側部
の伝動ケース39の後部に上下方向の回転軸41がそれぞれ
回転自在に軸架され、この両側部の回転軸41に前記動力
中継軸40の両端部がそれぞれ図示しない連動手段にて連
動連結されている。そして、前記一方側の回転軸41の回
転により前記連動手段及び前記動力中継軸40を介して前
記他方の回転軸41が連動回転され、かつ、この両回転軸
41は互いに反対方向に向かって回転されるようになって
いる。
【0037】また、前記両側部の伝動ケース39の前部に
上下方向の連動回転軸42がそれぞれ回転自在に軸架さ
れ、この連動回転軸42に固着されたスプロケット43と前
記回転軸41に固着されたスプロケット44との間に無端チ
ェーン45が回行自在に懸架されている。また、前記両側
部の伝動ケース39に軸架された前記連動回転軸42の下端
部にユニバーサルジョイント46を介してスプライン嵌合
した伸縮自在の第1の動力伝達軸47がそれぞれ連結さ
れ、この第1の動力伝達軸47の下端部にユニバーサルジ
ョイント48を介して前記一対の無端回行体32を掛け回し
た駆動ローラ25の駆動軸24がそれぞれ連結されている。
【0038】そして、前記両側部の伝動ケース39の前部
の連動回転軸42が連動回転されることにより、この両側
部の連動回転軸42にて前記第1の動力伝達軸47及び駆動
軸24を介して前記一対の駆動ローラ25がそれぞれ互いに
反対方向に向かって回転駆動され、この一対の駆動ロー
ラ25にて前記一対の無端回行体32が互いに反対方向に向
かって駆動回行され、かつ、この一対の無端回行体32の
内側回行部33が同方向の後方に向かって同速で回行され
るようになっている。
【0039】さらに、前記一方側の伝動ケース39にギヤ
ケース49が固定され、このギヤケース49は後方に向かっ
て回転自在に突出された連結軸50及びこの連結軸50に図
示しないギヤにより連動連結されかつ前記一方側の伝動
ケース39の回転軸41に図示しないギヤにより連動連結さ
れた連動軸51をそれぞれ有している。そして、前記連結
軸50が回転連動されることにより、この連結軸50にて連
動軸51を介して前記一方側の伝動ケース39の回転軸41が
回転されるようになっている。
【0040】また、前記ギヤケース49の連結軸50にユニ
バーサルジョイント52を介して伸縮自在の前後方向の第
1の回転伝動軸53の一端部が連結され、この第1の回転
伝動軸53の他端部がユニバーサルジョイント54を介して
ギヤケース55に設けられた回転軸56の一端部に連結さ
れ、このギヤケース55内に前記減速機9の回転軸57が回
転自在に突出され、この回転軸57に前記ギヤケース55の
回転軸56が図示しないギヤにより連動連結されている。
【0041】つぎに、前記載置コンベヤ22は、前記挟持
コンベヤ21のコンベヤフレーム23の下方に位置して配設
されたコンベヤフレーム58を有し、このコンベヤフレー
ム58は前記コンベヤフレーム23の下方に沿って後上方に
向かって傾斜した傾斜部58a及び傾斜部58a に連続し前
記コンベヤフレーム23の後端部から後方に向かって水平
状で前記搭乗板13上に延在した水平部58b をそれぞれ有
している。
【0042】また、前記コンベヤフレーム58は幅方向の
両側に配設した前側の上下方向の連結片59及びこの連結
片59の後方に位置して幅方向の両側に配設した後側の連
結フレーム60にて前記コンベヤフレーム23に連結されて
いる。前記連結フレーム60は前記コンベヤフレーム23の
前後方向の略中間部に連結された前側の上下方向の連結
片60a 及び前側の連結片60a の後方に位置してこの前側
の連結片60a と平行に設けられ前記コンベヤフレーム23
の後端部に連結された中間の上下方向の連結片60b をそ
れぞれ有している。
【0043】また、前記コンベヤフレーム58は前記挟持
コンベヤ21の搬入口34の後方の下方に位置して回転自在
に軸架された従動ローラ61と、前記水平部58b の後端部
に位置して回転自在に軸架された駆動ローラ62と、この
駆動ローラ62の前方で前記水平部58b の前端近傍部及び
前記従動ローラ61との間に所定の間隔をおいて配設され
た回転自在の複数のテンションローラ63と、を有してい
る。
【0044】また、前記コンベヤフレーム58は前記挟持
コンベヤ21の一対の無端回行体32の対向する内側回行部
33間の下方に位置して前記複数のテンションローラ63を
介して前記従動ローラ61と駆動ローラ62との間に回行自
在に懸架された平ベルト等にて形成された無端回行帯64
を有している。
【0045】そして、前記無端回行帯64は前記一対の無
端回行体32の対向する内側回行部33と同方向でかつ同速
で回行され、かつ、この一対の無端回行体32の対向する
内側回行部33にて挟持され植栽状態で搬送される結球野
菜Aの下端部を回行上部65に載置して搬送するようにな
っている。
【0046】また、前記コンベヤフレーム58の後端部の
一側部にギヤケース66が固定され、このギヤケース66に
前記駆動ローラ62の駆動軸67の一端部が回転自在に挿入
され、この駆動軸67の一端部に図示しないギヤを介して
連動連結された回転軸68が前記ギヤケース66に回転自在
に設けられ、この回転軸68にユニバーサルジョイント69
を介して伸縮自在の前後方向の第2の回転伝動軸70の一
端部が連結され、この第2の回転伝動軸70の他端部がユ
ニバーサルジョイント71を介して前記ギヤケース55の回
転軸56の他端部に連結されている。
【0047】さらに、前記連結フレーム60の前側の両連
結片60a の上端近傍部に支軸72にて前側のリンク片73の
上端部がそれぞれ回動自在に軸支され、この両側のリン
ク片73の下端部が支軸74にて前記両側の取付片17にそれ
ぞれ回動自在に軸支されている。また、前記連結フレー
ム60の中間の連結片60b の上端近傍部に支軸75にて後側
のリンク片76の上端部がそれぞれ回動自在に軸支され、
この両側のリンク片76の下端部が支軸77にて前記両側の
支柱18の上端部にそれぞれ回動自在に軸支されている。
【0048】そして、前記両側前後に配置された前側の
リンク片73と前記後側のリンク片76とは平行に配設さ
れ、この前側のリンク片73と後側のリンク片76とにより
平行リンク78が構成されている。
【0049】また、前記両側の取付片17の前方に位置し
てこの取付片17間に設けた前記前側取付片19にシリンダ
ー装置79の基端部が支軸80にて回動自在に軸支され、こ
のシリンダー装置79の伸縮自在のロッド81の先端部が支
軸82にて前記コンベヤフレーム23の後側下部に突設され
た突片83に回動自在に軸支されている。
【0050】そして、前記シリンダー装置79にて前記平
行リンク78を介して前記挟持コンベヤ21及び載置コンベ
ヤ22は収穫作業時は常時後上方に向かって結球野菜Aを
搬送する所定の傾斜角度で傾斜した状態に支持され、ま
た、この収穫作業時から方向転換する旋回時は前記シリ
ンダー装置79にて平行リンク78を介して前記挟持コンベ
ヤ21及び載置コンベヤ22は後上方に向かって引上げ回動
され、後述する切断装置が結球野菜Aより高い位置に引
き上げられるようになっている。
【0051】つぎに、84は圃場に植栽された植栽状態の
結球野菜Aの根部Bを切断する切断装置で、この切断装
置84は前記両側部の前側の連結片59及び前記挟持コンベ
ヤ21のコンベヤフレーム23の前端近傍部の両側に相対し
て平行にかつ水平状に固着された前後方向の固定フレー
ム85と、この両側の固定フレーム85の下方にこの固定フ
レーム85と平行に配置される可動フレーム86と、前記固
定フレーム85に前記可動フレーム86を平行に上下動可能
に取り付ける平行リンク87と、をそれぞれ有している。
【0052】また、前記可動フレーム86は前記両側の固
定フレーム85に対向して配置される前後方向の両側のフ
レーム部材88と、この両側のフレーム部材88の前後方向
の略中間部間に固着された左右方向の丸棒状の中間部材
89と、前記両側のフレーム部材88の後端部間に固着され
た左右方向の丸棒状の後端部材90と、を有し、前記両側
のフレーム部材88は前端上部に支持片91がそれぞれ一体
に突設されているとともに、その後端上部の支持片92が
それぞれ一体に突設されている。
【0053】また、前記両側の平行リンク87は第1のリ
ンク片93と、第2のリンク片94と、をそれぞれ有してい
る。そして、前記第1のリンク片93は上端部が支軸95に
て前記両側の固定フレーム85の前端部にそれぞれ回動自
在に軸支され、その下端部が支軸96にて前記両側のフレ
ーム部材88の前側の支持片91にそれぞれ回動自在に軸支
されている。
【0054】また、前記第2のリンク片94は前記第1の
リンク片93と平行に配設される一方のリンク片部94a 及
びこの一方のリンク片部94a に折曲部を介して一体の他
方のリンク片部94b を有して略L字形状に形成され、そ
の折曲部が支軸97にて前記両側の固定フレーム85の略中
間部にそれぞれ回動自在に軸支され、その下端部が支軸
98にて前記両側のフレーム部材88の後端部の支持片92に
それぞれ回動自在に軸支されている。
【0055】また、前記第1のリンク片93と前記第2の
リンク片94の一方のリンク片部94aとは平行にそれぞれ
回動自在に軸支され、この第1のリンク片93と前記第2
のリンク片94の一方のリンク片部94a と、前記両側の固
定フレーム85及び前記可動フレーム86の両側のフレーム
部材88とにより平行四辺形に形成されている。
【0056】また、前記両側のフレーム部材88の前端内
側部に略L字形状の支持アーム99がそれぞれ同一平面で
対向して前方に向かって一体に突設され、この両側の支
持アーム99の先端近傍部に設けられた軸受体100 に上下
方向の回転軸101 がそれぞれ回転自在に軸支され、この
両側の回転軸101 の下端部に結球野菜Aの根部Bを切断
する一対のカッター102 がそれぞれ固着されている。
【0057】また、前記一対のカッター102 は円盤状に
それぞれ形成され、その外周縁部に切断刃103 をそれぞ
れ有し、この切断刃103 は対向して回転する内側縁部を
上下に重ね合わせ状態で摺動しつつ結球野菜Aの根部B
を両側から切断するようになっている。そして、前記一
対のカッター102 は前記載置コンベヤ22の無端回行帯64
の前方で、かつ、前記挟持コンベヤ21の搬入口34の下方
に配置されている。
【0058】また、前記一対のカッター102 の回転軸10
1 の上端部にユニバーサルジョイント104 を介してスプ
ライン嵌合した伸縮自在の第2の動力伝達軸105 の下端
部がそれぞれ連結され、この第2の動力伝達軸105 の上
端部がユニバーサルジョイント106 を介して前記両側の
回転軸41にそれぞれ連結されている。そして、前記両側
の回転軸41及び第2の動力伝達軸105 にて前記一対のカ
ッター102 は互いに反対方向の内側に向かってそれぞれ
回転されるようになっている。
【0059】また、前記両側の支持アーム99の先端部に
上下方向の取付軸107 がそれぞれ一体に突設され、この
両側の取付軸107 に回動アーム108 がそれぞれ水平方向
に回動自在に軸支されている。
【0060】前記両側の回動アーム108 は前記両側の取
付軸107 に軸支された軸支部109 と、この軸支部109 か
ら前方に向かって突出された前後方向の第1のアーム部
110と、前記軸支部109 から側方に向かって突出された
左右方向の第2のアーム部111 と、を有し、平面視略L
字形状に形成されている。
【0061】また、前記両側の回動アーム108 の第1の
アーム部110 の先端部に取付片112がそれぞれ前方に向
かって水平状に一体に突設され、この両側の取付片112
上に油圧モータ113 がそれぞれ固定され、この両側の油
圧モータ113 の上下方向の回転軸114 に結球野菜Aの姿
勢を両側から整えてこの結球野菜Aを前記一対のカッタ
ー102 間に案内する一対のガイドホイル115 がそれぞれ
固着されている。
【0062】前記一対のガイドホイル115 は円盤状にそ
れぞれ形成され、その上面部に結球野菜Aの下面部を載
置する載置面部116 を有するとともに、その下面部に中
心部に向かって下降傾斜し畝上面に沿って摺接回転する
円錐形状の接地面117 を有している。また、前記一対の
ガイドホイル115 は対向する内周部間に結球野菜Aの根
部Bを案内する所定の間隔118 が開口されている。
【0063】そして、前記両側の油圧モータ113 は前記
駆動機構10にてそれぞれ制御され、この駆動機構10から
の出力によって回転駆動されるとともに、その回転軸11
4 にて前記一対のガイドホイル115 は互いに反対方向の
内側に向かって同速で回転駆動されるようになってい
る。
【0064】さらに、前記両側の支持アーム99の基端部
に軸支体119 がそれぞれ固着され、この両側の軸支体11
9 に貫通された軸挿通孔120 に前後方向の調整杆121 が
それぞれ進退可能に挿通され、この両側の調整杆121 の
先端部に支軸122 にて前記両側の回動アーム108 の第2
のアーム部111 の先端部がそれぞれ回動自在に軸着され
ている。
【0065】また、前記両側の調整杆121 の先端部と前
記両側の軸支体119 との間に位置して前記両側の調整杆
121 にコイルスプリングからなる圧縮ばね123 が巻装さ
れ、この両側の調整杆121 の基端部に形成されたねじ軸
部124 に前記両側の軸支体119 の後側部に位置して前記
圧縮ばね123 に抗して前記両側の調整杆121 を進退調整
する調整ナット125 及びこの調整ナット125 を位置決め
するロックナット126がそれぞれ螺着されている。
【0066】そして、前記支持アーム99の取付軸107 、
この取付軸107 に回動自在に取り付けた回動アーム108
、支持アーム99の軸支体119 、この軸支体119 に進退
可能に挿通した調整杆121 、この調整杆121 に巻装され
た圧縮ばね123 、この圧縮ばね123 に抗して調整杆121
のねじ軸部124 に螺着した調整ナット125 及びロックナ
ット126 にて前記一対のガイドホイル115 の間の間隔11
8 を調整する間隔調整手段127 が構成されている。
【0067】さらに、前記可動フレーム86の中間部材89
の両側部に略L字形状の取付片128がそれぞれ後下方に
向かって一体に固着され、この両側の取付片128 の下端
部に支軸129 にて前後方向の回動アーム130 の後端部が
上下方向に回動自在に軸支されている。
【0068】また、前記両側の回動アーム130 の前端部
間にローラ支軸131 にて前記一対のカッター102 の切断
位置を規制するとともに結球野菜Aを植栽した畝Dの上
面部に沿って追従する畝追従駆動ローラ132 が回転自在
に軸架されている。
【0069】前記畝追従駆動ローラ132 は、前記カッタ
ー102 にて結球野菜Aの根部Bを切断後の切り株C上を
回転走行する畝幅方向の小径ローラ部133aと、この小径
ローラ部133aの両端部にそれぞれ軸方向に進退可能に設
けられ畝Dの両畝肩E上に所定の接地圧で接地して両畝
肩Eに沿って追従して回転走行する前記小径ローラ部13
3aより大径の大径ローラ部133bと、この両端部の大径ロ
ーラ部133bを前記小径ローラ部133aに向かってそれぞれ
常時附勢するスプリングとしてのコイルスプリング180
と、を有して構成されている。
【0070】前記小径ローラ部133aは、円筒状に形成さ
れ、その両端部にこの小径ローラ部133aより小径の軸方
向のスプラインシャフト181 がそれぞれ互いに反対方向
に向かって一体に突出され、この両端部のスプラインシ
ャフト181 の基端部と小径ローラ部133aの両端部との縮
径段部が前記大径ローラ部133bの縮径端部182 を当接す
るストッパー183 として形成されている。
【0071】また、前記両端部のスプラインシャフト18
1 は、その外周面に所定の間隔をおいて一体に形成され
た軸方向の断面略山形状の複数のスプライン突条184 を
それぞれ有している。また、前記両端部のスプラインシ
ャフト181 は、その外端部に一体に突出されスプライン
シャフト181 より小径の軸方向の前記ローラ支軸131を
それぞれ有し、この両端部のローラ支軸131 は前記両側
の回動アーム130 の前端部に軸受体185 にてそれぞれ回
転自在に軸架されている。
【0072】前記大径ローラ部133bは、前記小径ローラ
部133aの両端部から外方に向かって拡開した円錐形状に
形成され、その内部に前記小径ローラ部133aの両端部の
スプラインシャフト181 を軸方向にのみ進退可能すなわ
ち摺動可能で軸回り方向では回転不能に嵌合した嵌合孔
186aを有する軸方向の筒状の被嵌合部材186 が一体に固
定されている。この被嵌合部材186 は、その内周面に前
記スプラインシャフト181 の複数のスプライン突条184
をそれぞれ軸方向にのみ進退可能すなわち摺動可能に嵌
合した軸方向の断面略山形状の複数のスプライン凹溝18
7 をそれぞれ有している。
【0073】また、前記大径ローラ部133bには、その一
端部に前記縮径端部182 を形成した円板状の小径端面板
188 が一体に固定され、この小径端面板188 は前記被嵌
合部材186 の端面と同一形状で、前記スプラインシャフ
ト181 を嵌合した嵌合孔188a及び複数のスプライン凹部
189 をそれぞれ有している。
【0074】さらに、前記大径ローラ部133bには、その
他端部の拡径端部に円板状の大径端面板190 が一体に固
定され、この大径端面板190 の中心部に前記ローラ支軸
131を挿通した挿通孔191 が形成され、この挿通孔191
の開口縁部が前記スプラインシャフト181 の外端部に当
接されるようになっている。
【0075】前記コイルスプリング180 は、前記小径ロ
ーラ部133aの両端部の大径ローラ部133bの大径端面板19
0 とこの大径端面板190 に対向する前記回動アーム130
との間に位置して前記両側のローラ支軸131 の外周にそ
れぞれ巻回され、このコイルスプリング180 の一端部が
前記大径端面板190 に当接されているとともに、このコ
イルスプリング180 の他端部が前記回動アーム130 に当
接されている。
【0076】そして、前記小径ローラ部133aの両端部の
スプラインシャフト181 に前記大径ローラ部133bがそれ
ぞれ軸方向に進退可能にスプライン嵌合され、この大径
ローラ部133bは前記コイルスプリング180 にて前記大径
端面板190 を介して前記小径ローラ部133aの両端部のス
トッパー183 に向かってそれぞれ常時附勢され、この大
径ローラ部133bの前記縮径端部182 が前記小径ローラ部
133aの両端部のストッパー183 にそれぞれ当接され、こ
の大径ローラ部133bが小径ローラ部133aの両端部に連続
するようになっている。
【0077】しかして、前記大径ローラ部133bは前記小
径ローラ部133aの両端部から外方に向かって拡開し畝D
の両畝肩E上に所定の接地圧で接地する円弧状の接地面
192を有して円錐形状に形成され、この円弧状の接地面1
92 は畝Dの円弧状の両畝肩E上に沿って接地するとと
もに、この両畝肩Eに沿って追従して回転進行するよう
になっている。
【0078】つぎに、前記ローラ支軸131 の一端部にこ
のローラ支軸131 を回転駆動する油圧モータ134 の出力
軸(図示せず)が連結され、この油圧モータ134 は前記
駆動機構10にて制御され、この駆動機構10からの出力に
よって駆動され、この油圧モータ134 にて前記畝追従駆
動ローラ132 が進行方向に向かって回転駆動されるよう
になっている。
【0079】また、前記両側の回動アーム130 間に左右
方向の連動杆135 が挿通して軸架され、この連動杆135
の一端部に上下方向の作動杆136 の下端部が回動自在に
軸着され、この作動杆136 の上端部に支軸137 にて連結
具138 が上下方向に回動自在に軸着され、この連結具13
8 に前後方向の調節螺杆139 の一端部が抜け止めされた
状態で回動自在に取り付けられている。
【0080】また、前記調節螺杆139 の他端部側に位置
して前記可動フレーム86の一方側のフレーム部材88の後
端近傍部に支持枠140 が一体に立設され、この支持枠14
0 の上端部に両側の支軸141 にてブロック状の螺杆調整
体142 が回動自在に軸支されている。前記螺杆調整体14
2 はこの螺杆調整体142 に固着され前記調節螺杆139の
他端部を回動自在に螺合して挿通した前後方向のねじ筒
143 を有している。
【0081】また、前記螺杆調整体142 の後端部に位置
して前記ねじ筒143 から突出した前記調節螺杆139 にこ
の調節螺杆139 を回動操作する操作体144 が一体に固着
され、この操作体144 を回動操作することにより、この
調節螺杆139 がねじ筒143 に対して進退動されるように
なっている。
【0082】そして、前記両側の支軸129 を中心として
上下方向に回動可能な前記両側の回動アーム130 と、前
記連動杆135 と、前記作動杆136 と、前記支軸137 を中
心として回動自在の調節螺杆139 と、この調節螺杆139
を螺着したねじ筒143 を有する螺杆調整体142 と、前記
調節螺杆139 を回動操作する操作体144 と、により、前
記畝追従駆動ローラ132 を上下動し前記一対のカッター
102 の結球野菜Aの根部Bを切断する切断位置を調整す
るローラ位置調整手段145 が構成されている。
【0083】さらに、前記両側の平行リンク87において
前記第2のリンク片94の他方のリンク部94b の上端部と
前記両側の支柱37との間に前記両側の平行リンク87を介
して前記一対のカッター102 、一対のガイドホイル115
及び畝追従駆動ローラ132 を有する前記可動フレーム86
を所定の高さ位置に附勢保持する附勢手段146 が設けら
れている。
【0084】前記附勢手段146 は前記第2のリンク片94
の他方のリンク部94b の上端部と前記両側の支柱37との
間に張設されたコイルスプリングからなる引張りばね14
7 にて構成されている。そして、前記引張りばね147 と
前記両側の平行リンク87を介して設けられた前記一対の
カッター102 、一対のガイドホイル115 及び畝追従駆動
ローラ132 を有する前記可動フレーム86との重量バラン
スが保持され、この可動フレーム86が所定の高さ位置に
保持されるようになっている。
【0085】つぎに、前記搭乗板13は前記載置コンベヤ
22の搬出端部の周辺部及び前記運転席16の後方部のスペ
ースを仕上げ作業部148 として構成されている。この仕
上げ作業部148 は前記載置コンベヤ22の搬出端部の側端
部に位置して前記載置コンベヤ22の搬出端部に搬送され
た各結球野菜Aを取り上げて順次整列状に載置する第1
の作業台149 が設けられている。
【0086】前記第1の作業台149 は前記載置コンベヤ
22の搬出端部の側端部に位置して前記搭乗板13に立設さ
れた複数の支柱150 と、この各支柱150 にて前記載置コ
ンベヤ22の搬出端部の高さ位置と略同じ高さ位置に水平
状に支持され前記各結球野菜Aを整列状に載置する載置
板151 と、この載置板151 の側端部及び両端部に立設さ
れた一連の柵体152 と、を有している。
【0087】また、前記仕上げ作業部148 は前記第1の
作業台149 に隣接して前記搭乗板13の後端部に第2の作
業台153 が設けられている。この第2の作業台153 は前
記搭乗板13の後端部に立設された複数の支柱154 と、こ
の各支柱154 にて前記第1の作業台149 の載置板151 と
略同じ高さ位置に水平状に支持され前記載置板151 から
移し変えた各結球野菜Aを整列状に載置する載置板155
と、この載置板155 の後端部及び両側端部に立設された
一連の柵体156 と、前記載置板155 の前側部に配置され
る調整作業台157 と、を有している。
【0088】前記両側部の支柱154 の上部に支軸158 に
て支持片159 がそれぞれ上下方向に回動自在に軸支さ
れ、この両側の支持片159 の上端部に支軸160 にて前記
調整作業台157 が上下方向に回動自在に取り付けられ、
この調整作業台157 の両側端部に突設された取付片161
に前記載置板155 の両側端部に突設された係合突起162
に係脱自在に係合する係合凹部163 がそれぞれ形成され
ている。
【0089】そして、結球野菜Aを出荷用に仕上げる調
整作業時には、前記載置板155 の両側端部の係合突起16
2 に前記調整作業台157 の両側端部の取付片161 の係合
凹部163 をそれぞれ係合することにより、この調整作業
台157 は前記載置板155 の前側部にこの載置板155 と略
同一平面で水平状に配置されて両側の支持片159 にて支
持されるようになっている。
【0090】また、非作業時には、前記載置板155 の両
側端部の係合突起162 から前記調整作業台157 の両側端
部の取付片161 の係合凹部163 をそれぞれ外すことによ
り、両側の支持片159 が支軸158 を中心として下降回動
され、この両側の支持片159にて調整作業台157 が搭乗
板13上に下降されるようになっている。
【0091】さらに、前記仕上げ作業部148 は前記運転
席16の後方部に位置して前記搭乗板13の側端部に沿って
前記調整作業台157 にて出荷用に仕上げられた各結球野
菜Aをダンボール箱164 に箱詰め封函する第3の作業台
165 が設けられている。そして、この第3の作業台165
上から箱詰め封函されたダンボール箱164 が圃場脇また
は道路上等の所定の位置に搬出されるようになってい
る。なお、前記仕上げ作業部148 は空の多数のダンボー
ル箱164 を積載する空箱積載スペース166 を有してい
る。
【0092】つぎに、前記挟持コンベヤ21の搬入部の近
傍で前記無端回行体32上に位置して前記コンベヤフレー
ム23に支持フレーム167 が固定され、この支持フレーム
167に左右方向の取付フレーム168 が一体に固着され、
この取付フレーム168 の一端部に吊持フレーム169 が取
り付けられられている。また、前記吊持フレーム169の
下端部に形成されたホルダー170 に回動により進退自在
の複数のボルト171 にて左右方向の連結杆172 が左右方
向に位置調節自在に取り付けられている。
【0093】また、前記連結杆172 に支持板173 が一体
に固着され、この支持板173 の下端部に設けた車軸174
にて前記走行体4の一方側の無限軌道帯3の前方に位置
して走行するゲージ輪175 が回転自在に軸架されてい
る。
【0094】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0095】圃場に走行車体1を搬入し、この走行車体
1に設けた搬送装置20の前方の切断装置84を結球野菜A
を植栽した畝D上に配置し、かつ、この切断装置84の一
対のガイドホイル115 を畝肩Eに配置する。この際、走
行車体1の走行体4の両側の無限軌道帯3は畝Dの両側
部の畝溝上または一方の無限軌道帯3は結球野菜Aを収
穫した畝D上にかつ他方の無限軌道帯3は結球野菜Aを
収穫する畝D上に配置する。
【0096】また、畝Dに植栽した結球野菜Aの状況に
応じてローラ位置調整手段145 を作動して切断装置84の
畝追従駆動ローラ132 を上下動することにより、この畝
追従駆動ローラ132 にて一対のカッター102 が結球野菜
Aの根部Bを切断する所定の切断位置に調整されて規制
される。すなわち、ローラ位置調整手段145 の操作体14
4 を回動操作すると、この操作体144 にて調節螺杆139
が回動され、この調節螺杆139 が螺杆調整体142 のねじ
筒143 に対して進退動され、この調節螺杆139にて支軸1
37 及び連結具138 を介して作動杆136 が上下動され
る。
【0097】この際、螺杆調整体142 は支持枠140 の両
側の支軸141 を中心として回動され、この螺杆調整体14
2 のねじ筒143 に対して進退動される調節螺杆139 の先
端部にて支軸137 を介して回動しながら作動杆136 が上
下動される。
【0098】また、作動杆136 が上下動されると、この
作動杆136 にて連動杆135 を介して両側の回動アーム13
0 が中間部材89の両側の取付片128 の支軸129 を中心と
して上下に回動され、この両側の回動アーム130 間に軸
架した畝追従駆動ローラ132が上下動される。
【0099】そして、この畝追従駆動ローラ132 が上方
に移動されると、引張りばね147 に抗して平行リンク87
が支軸95,97を中心として回動され、この平行リンク87
にて可動フレーム86が下降され、この可動フレーム86に
連設した一対のカッター102及び一対のガイドホイル115
がそれぞれ下降される。そして、一対のガイドホイル1
15 の接地面117 が畝Dの両畝肩E上に所定の接地圧で
接地され、この一対のガイドホイル115 と畝追従駆動ロ
ーラ132 とにより、一対のカッター102 が結球野菜Aの
根部Bを切断する所定の切断位置に位置規制される。
【0100】また、畝追従駆動ローラ132 が下方に移動
されると、引張りばね147 の引っ張り力により平行リン
ク87が支軸95,97を中心として回動され、この平行リン
ク87にて可動フレーム86が上昇され、この可動フレーム
86に連設した一対のカッター102 及び一対のガイドホイ
ル115 がそれぞれ上昇される。そして、一対のガイドホ
イル115 の接地面117 が畝Dの両畝肩E上に所定の接地
圧で接地され、この一対のガイドホイル115 と畝追従駆
動ローラ132 とにより、一対のカッター102 が結球野菜
Aの根部Bを切断する所定の位置に位置規制される。
【0101】したがって、畝Dに植栽した結球野菜Aの
成長状況に応じてローラ位置調整手段145 を作動するこ
とにより、畝追従駆動ローラ132 が上下動されるととも
に、この畝追従駆動ローラ132 にて一対のカッター102
が結球野菜Aの根部Bを切断する適正位置に位置規制さ
れる。
【0102】この際、操作体144 を有する調節螺杆139
は螺杆調整体142 のねじ筒143 に回動により進退可能に
螺合されているので、このねじ筒143 に対して操作体14
4 にて調節螺杆139 を回動調整することにより、畝追従
駆動ローラ132 の上下動が微調整され、この畝追従駆動
ローラ132 にて一対のカッター102 が結球野菜Aの根部
Bを切断する適正位置に確実に位置規制される。
【0103】また、畝Dに植栽した結球野菜Aの成長状
況に応じてローラ位置調整手段145の一対のガイドホイ
ル115 の間隔118 を調整する必要がある場合には、一対
のガイドホイル115 の調整杆121 のロックナット126 を
それぞれ弛緩するとともに、調整ナット125 をそれぞれ
回動操作することにより、圧縮ばね123 にて附勢されて
いる調整杆121 がそれぞれ前後方向に進退動される。
【0104】そして、この調整杆121 にて支持アーム99
の取付軸107 を中心として回動アーム108 がそれぞれ開
閉回動されるとともに、この回動アーム108 の先端部の
ガイドホイル115 が開閉回動され、この一対のガイドホ
イル115 の間隔118 が結球野菜Aの姿勢を整えてこの結
球野菜Aを一対のカッター102 に案内する適正な間隔11
8 に調整される。
【0105】すなわち、調整ナット125 をそれぞれ弛緩
回動すると、調整杆121 が圧縮ばね123 にて前方に向か
ってそれぞれ進出され、この調整杆121 の先端部にて回
動アーム108 の第2のアーム部111 がそれぞれ押動さ
れ、この回動アーム108 の第1のアーム部110 が支持ア
ーム99の取付軸107 を中心としてそれぞれ閉方向に回動
され、この第1のアーム部110 の先端部のガイドホイル
115 がそれぞれ閉方向に回動される。したがって、一対
のガイドホイル115 間は比較的狭い間隔118 に調整され
る。
【0106】また、調整ナット125 をそれぞれ締め付け
回動すると、調整杆121 が圧縮ばね123 を圧縮しながら
それぞれ後退され、この調整杆121 の先端部にて回動ア
ーム108 の第2のアーム部111 がそれぞれ牽引され、こ
の回動アーム108 の第1のアーム部110 が支持アーム99
の取付軸107 を中心としてそれぞれ開方向に回動され、
この第1のアーム部110 の先端部のガイドホイル115 が
それぞれ開方向に回動される。したがって、一対のガイ
ドホイル115 間は比較的広い間隔118 に調整される。
【0107】つぎに、駆動機構10からの出力が走行体
4、挟持コンベヤ21、載置コンベヤ22、一対のカッター
102 、一対のガイドホイル115 の油圧モータ113 及び畝
追従駆動ローラ132 の油圧モータ134 にそれぞれ出力さ
れると、走行体4の無限軌道帯3が回行されて走行車体
1が進行され、挟持コンベヤ21の一対の無端回行体32が
それぞれ互いに反対方向に向かって同速で回行され、か
つ、その対向する内側回行部33が後方に向かって同速で
回行され、載置コンベヤ22の無端回行帯64が前記対向す
る内側回行部33と同速で後方に向かって回行され、一対
のガイドホイル115 がそれぞれ互いに反対方向で同速で
内側に向かって回転され、さらに、畝追従駆動ローラ13
2 が走行車体1の進行方向に向かって回転駆動される
が、このとき、大径ローラ部133bは小径ローラ部133aに
スプライン嵌合されていることにより、大径ローラ部13
3b及び小径ローラ部133aは一体となって回転駆動され
る。
【0108】そして、一対のガイドホイル115 が畝肩E
に倣って回転しながら進行され、この一対のガイドホイ
ル115 にて畝D上に植栽された植栽状態での各結球野菜
Aはこの各結球野菜Aの根部Bが一対のガイドホイル11
5 間の間隔118 を通過しながら姿勢を整えられて植栽状
態のままで一対のカッター102 間に順次案内され、この
一対のカッター102 のそれぞれの切断刃103 にて植栽状
態の各結球野菜Aの根部B、すなわち、各結球野菜Aの
根及び外葉の複数枚の下端部からなる根部Bが適正位置
から順次切断される。
【0109】この際、一対のガイドホイル115 間の間隔
118 より結球野菜Aの根部Bが大きい場合には、この結
球野菜Aの根部Bにて一対のガイドホイル115 をそれぞ
れ圧縮ばね123 に抗して押し開きながら結球野菜Aが一
対のカッター102 に案内される。
【0110】また、一対のカッター102 は畝追従駆動ロ
ーラ132 の両側部の大径ローラ部133bが両畝肩E上に所
定の接地圧で接地して一対のカッター102 の切断位置が
規制されていることにより、この一対のカッター102 に
て結球野菜Aの根部Bが適正位置から順次確実に切断さ
れる。
【0111】また、畝追従駆動ローラ132 の両端部の大
径ローラ部133bが両畝肩Eに沿って追従して回転駆動さ
れることにより、この畝追従駆動ローラ132 の両端部の
大径ローラ部133bにて走行車体1の走行とともに切断装
置84の畝追従駆動ローラ132が畝Dに沿って追従して進
行され、この切断装置84の一対のガイドホイル115 が両
畝肩Eに倣って回転しながら進行されるとともに、この
一対のガイドホイル115 から一対のカッター102 に結球
野菜Aが順次案内される。
【0112】このとき、畝追従駆動ローラ132 の両端部
の大径ローラ部133bが小径ローラ部133aの両端部にそれ
ぞれ軸方向に進退可能に設けられていることにより、こ
の小径ローラ部133aの両端部の大径ローラ部133bが両畝
肩Eの肩幅に応じて進退して、この両畝肩Eに沿って追
従して回転走行する。
【0113】すなわち、大径ローラ部133bは、小径ロー
ラ部133aの両端部に軸方向に進退可能にスプライン嵌合
され、小径ローラ部133aの両端近傍部に形成されたスト
ッパー183 に当接する方向に向かって常時コイルスプリ
ング180 にて附勢されていることにより、小径ローラ部
133aの両端部の大径ローラ部133bが両畝肩Eの肩幅に沿
って進退して順応し、畝上面部の畝幅が広いときは両端
部の大径ローラ部133bがコイルスプリング180 に抗して
ストッパー183 から離間する方向の軸方向に進出されて
両畝肩E上面に十分に接地して、この両端部の大径ロー
ラ部133bが両畝肩Eに沿って追従して回転走行する。
【0114】また、両畝肩Eの肩幅が狭いときはコイル
スプリング180 にて両端部の大径ローラ部133bがストッ
パー183 に向かって軸方向に後退されて両畝肩E上面に
十分に接地して、この両端部の大径ローラ部133bが両畝
肩Eに沿って追従して回転走行する。
【0115】このとき、大径ローラ部133bは、小径ロー
ラ部133aの両端部から外方に向かって拡開した円錐形状
に形成されていることにより、この両端部の大径ローラ
部133bが両畝肩Eの肩幅の土圧を受けて両畝肩Eの肩幅
に沿って進退して更に順応し易くなり、畝上面部の畝幅
が広いときは大径ローラ部133bがコイルスプリング180
に抗してストッパー183 から離間する方向の軸方向に進
出されて両畝肩E上面に十分に接地して、この大径ロー
ラ部133bが両畝肩Eに沿って追従して回転走行する。
【0116】したがって、両端部の大径ローラ部133bが
それぞれ両畝肩Eの肩幅に沿って進退する順応性によ
り、この両端部の大径ローラ部133bにて走行車体1の走
行とともに切断装置84の畝追従駆動ローラ132 が畝Dに
沿って追従して進行され、この切断装置84の一対のガイ
ドホイル115 が畝肩Eに倣って回転しながら進行される
とともに、この一対のガイドホイル115 から一対のカッ
ター102 に結球野菜Aが順次案内される。
【0117】さらに、畝追従駆動ローラ132 は両端部の
大径ローラ部133bが両畝肩E上に所定の接地圧で接地し
て回転駆動されることにより、この畝追従駆動ローラ13
2 は畝土に入り込んで沈下し過ぎることなく回転進行さ
れるとともに、この畝追従駆動ローラ132 の小径ローラ
部133aが一対のカッター102 にて切断された切り株C上
を回転走行される。すなわち、畝追従駆動ローラ132 は
小径ローラ部133aにて切り株Cを避けながら回転進行さ
れ、切り株Cにて押し上げられることなく回転進行さ
れ、したがって、切り株Cにて一対のカッター102 の切
断位置が変動することを防止される。
【0118】また、一対のガイドホイル115 と畝追従駆
動ローラ132 とにより一対のカッター102 の切断位置が
規制されているが、この一対のガイドホイル115 と畝追
従駆動ローラ132 またはその一方が畝D上の凹凸等の表
面変化により上下動した際には、引張りばね147 の弾性
力及び平行リンク87の回動により可動フレーム86が固定
フレーム85に対して平行に上下動して畝D上の表面変化
に追従し、したがって、可動フレーム86の一対のガイド
ホイル115 と畝追従駆動ローラ132 とにより一対のカッ
ター102 の切断位置が常に適正位置に規制される。
【0119】また、走行車体1により搬送装置20が上下
動した際には、引張りばね147 が伸長されるとともに平
行リンク87が回動され、この平行リンク87により可動フ
レーム86が上下動されることがなく、したがって、搬送
装置20が上下動してもこの搬送装置20の上下動に可動フ
レーム86が追従して上下動されることがなく、この可動
フレーム86の一対のガイドホイル115 と畝追従駆動ロー
ラ132 とにより一対のカッター102 の切断位置が常に適
正位置に規制され、この一対のカッター102 にて結球野
菜Aの根部Bが適正位置から確実に切断される。
【0120】つぎに、一対のカッター102 間に植栽状態
で結球野菜Aの根部Bが案内されると、この結球野菜A
が挟持コンベヤ21の一対の無端回行体32の搬入口34に搬
入され、この結球野菜Aが一対の無端回行体32の対向す
る内側回行部33にて植栽状態のままで順次挟持される。
【0121】また、この結球野菜Aの根部Bが一対のカ
ッター102 にて順次切断されるとともに、この根部Bが
切断された結球野菜Aは一対の無端回行体32の対向する
内側回行部33にて植栽状態で挟持されたまま後上方に向
かって順次搬送され、この結球野菜Aの根部Bが切断さ
れた下端部すなわち切口部が載置コンベヤ22の無端回行
帯64の回行上部65の搬入部に順次搬入載置される。
【0122】そして、この挟持コンベヤ21の一対の無端
回行体32の対向する内側回行部33と載置コンベヤ22の無
端回行帯64の回行上部65とにより、各結球野菜Aが植栽
状態で仕上げ作業部148 に向かって順次搬送される。こ
の際、各結球野菜Aは植栽状態で一対の無端回行体32の
対向する内側回行部33にて挟持され、かつ、この各結球
野菜Aの切口部が載置コンベヤ22の無端回行帯64の回行
上部65にて支持されて搬送されることにより、各結球野
菜Aは落下したり、大きく傾いたり、外葉を傷めること
なく整然と搬送される。
【0123】また、各結球野菜Aが一対の無端回行体32
の対向する内側回行部33の搬出端部に搬送され、かつ、
載置コンベヤ22の無端回行帯64の回行上部65の水平部58
b に搬送されると、これらの各結球野菜Aは回行上部65
の水平部58b 及び仕上げ作業部148 の第1の作業台149
に向き合って待機する作業者によって順次取り上げら
れ、これらの各結球野菜Aは第1の作業台149 の載置板
151 上に順次整列状に載置される。
【0124】この際、第1の作業台149 の載置板151 上
には各結球野菜Aは順次整列状に載置され、載置板151
上に各結球野菜Aの相互を積み重ねることがないように
しているため、各結球野菜Aの外葉を傷めることが防止
される。
【0125】また、第1の作業台149 の載置板151 上に
所定数の結球野菜Aが整列載置されると、この第1の作
業台149 の載置板151 上の各結球野菜Aは仕上げ作業部
148の第2の作業台153 の載置板155 上に順次移し変え
られて整列載置される。そして、この載置板155 上の各
結球野菜Aは第2の作業台153 の調整作業台157 上に移
動され、これらの各結球野菜Aは調整作業台157 上で不
要な外葉等が除去されて出荷用に順次仕上げられる。
【0126】さらに、仕上げ作業部148 の第3の作業台
165 上でダンボール箱164 内に第2の作業台153 の調整
作業台157 上で出荷用に仕上げられた所定個数の結球野
菜Aが箱詰めされるとともに、封函される。そして、所
定個数の結球野菜Aが箱詰め封函したダンボール箱164
は第3の作業台165 上から圃場または道路脇に順次搬出
される。
【0127】つぎに、往路行程から復路行程に方向転換
する場合には、シリンダー装置79を作動してこのシリン
ダー装置79のロッド81を伸長すると、このロッド81にて
挟持コンベヤ21のコンベヤフレーム23が押動されるとと
もに、このコンベヤフレーム23が前後の支軸74,77を中
心として回動される平行リンク78にて後上方に向かって
持ち上げ回動される。
【0128】また、このコンベヤフレーム23が持ち上げ
回動されることにより、このコンベヤフレーム23にてこ
のコンベヤフレーム23に連結した載置コンベヤ22のコン
ベヤフレーム58及び切断装置84がそれぞれ後上方に向か
って持ち上げ回動される。そして、切断装置84の一対の
カッター102 、一対のガイドホイル115 及び畝追従駆動
ローラ132 がそれぞれ畝D上の所定の高さ位置に持ち上
げられる。
【0129】また、制御機器15を作動して走行体4にて
走行車体1を旋回することにより、この走行車体1にて
切断装置84を設けた搬送装置20が持ち上げられた状態の
ままで往路行程から復路行程に方向転換される。
【0130】また、シリンダー装置79を作動してこのシ
リンダー装置79のロッド81を収縮すると、このロッド81
にて挟持コンベヤ21のコンベヤフレーム23が牽引される
とともに、このコンベヤフレーム23が前後の支軸74,77
を中心として回動される平行リンク78にて前下方に向か
って下降回動される。
【0131】そして、この搬送装置20が結球野菜Aを搬
送する状態に復帰されるとともに、この搬送装置20にて
切断装置84の一対のカッター102 、一対のガイドホイル
115及び畝追従駆動ローラ132 がそれぞれ畝D上の所定
の作業位置に復帰される。そうして、復路行程では、前
記往路行程の場合と同様に畝D上の各結球野菜Aが順次
植栽状態のままで根部Bを切断されて搬送され、仕上げ
作業部で出荷用に仕上げられて箱詰め封函される。
【0132】このように、走行車体1を往路行程と復路
行程とを順次繰り返すことにより、圃場の各列の畝Dに
植栽状態の各結球野菜Aが順次植栽状態のままで根部B
を切断されて搬送され、仕上げ作業部148 で出荷用に仕
上げられて順次箱詰め封函され、これらの各ダンボール
箱164 は圃場または道路脇等に搬出される。
【0133】前記実施の形態では、往復行程により収穫
作業を行なう場合について説明したが、これに限らず、
ワンウェイ行程または回り行程により収穫作業を行なう
ようにしてもよい。
【0134】つぎに、前記無端回行帯64は、挟持コンベ
ヤ21の一対の無端回行体32の対向する内側回行部33と同
速で回行する場合について説明したが、これに限らず、
無端回行帯64は、一対の無端回行体32の対向する内側回
行部33より僅かに速い速度で回行するようにするとよ
い。
【0135】このように構成することにより、無端回行
帯64の回行上部65上に根部Bを切断した切口部を載置し
て一対の無端回行体32の対向する内側回行部33により挟
持されて搬送される結球野菜Aは、無端回行帯64の回行
速度に応じて僅かに先行して傾斜した状態で搬送され
る。
【0136】そして、この結球野菜Aが一対の無端回行
体32の対向する内側回行部33の後端部の搬出口において
挟持が解除されるとともに、この結球野菜Aは、無端回
行帯64の回行上部65上に倒れ、この回行上部65上にはそ
の切口部を搬送方向の前側に向け、かつ、その切口部と
反対側の結球野菜Aの上端部を搬送方向の後側に向けた
状態に載置されて搬送される。
【0137】したがって、無端回行帯64の回行上部65上
から結球野菜Aを取り出す結球野菜Aの取出し位置に
は、各結球野菜Aは常に同じ向きで順次整然と搬送さ
れ、これらの結球野菜Aを無端回行帯64の回行上部65上
から取り出して第1の作業台149上に同じ向きに簡単に
載置され、この第1の作業台149 上の仕上げ作業が容易
に行われる。
【0138】また、前記実施の形態では、畝追従駆動ロ
ーラ132 は、小径ローラ部133aの両端部の大径ローラ部
133bは、円弧状の接地面192 を有して円錐形状に形成す
る場合について説明したが、これに限らず、小径ローラ
部133aの両端部の大径ローラ部133bは、小径ローラ部13
3aの両端部から外方に向かって順次拡開したテーパー状
の接地面192 を有して円錐形状に形成するようにしても
よく、テーパー状の接地面192 の拡開端部にこの拡開端
部より更に大きくテーパー状に拡開した円錐形状の接地
面192 を形成して全体的に円錐形状に形成するようにし
てもよく、さらに、大径ローラ部133bは、順次拡開する
円錐形状の複数の分割ローラ部材を順次連結して全体的
に円錐形状に形成するようにしてもよい。
【0139】しかして、各実施の形態において、小径ロ
ーラ部133aの両端部の大径ローラ部133bは、全体的に円
錐形状に形成し、両畝肩Eの肩上部及び肩下部に所定の
接地圧に接地し、すなわち、この両畝肩Eの上下部を抱
え込む状態で所定の接地圧に接地してこの両畝肩Eに沿
って追従して回転走行するようにするとよい。
【0140】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、畝追従駆動ロ
ーラは、カッターにて結球野菜の根部を切断後の切り株
上を回転走行する小径ローラ部と、この小径ローラ部の
両端部にそれぞれ軸方向に進退可能に設けられ両畝肩上
に所定の接地圧で接地し両畝肩に沿って追従して回転走
行する小径ローラ部より大径の大径ローラ部と、を有す
るので、この畝追従駆動ローラの両端部の大径ローラ部
にてカッターの結球野菜の根部を切断する切断位置を確
実に規制できるとともに、この両端部の大径ローラ部が
両畝肩に沿って追従して回転走行することにより、走行
車体の走行とともに切断装置を畝に沿って確実に追従進
行でき、この切断装置のガイドホイルを畝肩に倣って回
転させながら進行でき、このガイドホイルから案内され
た結球野菜の根部をカッターにて所定の位置から確実に
切断することができる。
【0141】また、畝追従駆動ローラの大径ローラ部を
小径ローラ部の両端部にそれぞれ軸方向に進退可能に設
けたので、この小径ローラ部の両端部の大径ローラ部を
両畝肩の肩幅に応じて進退させてこの両畝肩に沿って確
実に追従させて回転走行でき、この畝追従駆動ローラを
有する切断装置のガイドホイルにて結球野菜を押し倒し
たり損傷することを防止でき、カッターにて切断する結
球野菜の根部の切断位置が大きくずれることを防止でき
る。
【0142】また、畝追従駆動ローラの両端部の両畝肩
上に所定の接地圧で接地して回転駆動される大径ローラ
部を、小径ローラ部より大径に形成したので、この小径
ローラ部はカッターにて切断された切り株上を容易に回
転走行でき、この小径ローラ部が切り株に当接して切り
株にて押し上げられカッターの切断位置がずれることを
防止できる。さらに、畝追従駆動ローラは両端部の大径
ローラ部が両畝肩上に所定の接地圧で接地して回転駆動
されることにより、この畝追従駆動ローラが畝土に入り
込んで沈下し過ぎることを防止できる。
【0143】したがって、カッターの切断位置を規制す
るとともに畝幅に対する順応性及び畝追従性にすぐれた
切断装置を備えた結球野菜収穫機を提供することができ
る。
【0144】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、大径ローラ部は小径ローラ部の両端部に
軸方向に進退可能にスプライン嵌合され、小径ローラ部
の両端近傍部に形成されたストッパーに当接する方向に
向かって常時スプリングにて附勢したので、小径ローラ
部の両端部の大径ローラ部が両畝肩の肩幅に応じて進退
し、畝の肩幅が広いときは大径ローラ部が土圧を受けて
スプリングに抗してストッパーから離間する方向の軸方
向に移動されて両畝肩に沿って追従回転でき、両肩幅が
狭いときはスプリングにて大径ローラ部がストッパーに
向かって軸方向に確実に移動されて両畝肩に沿って追従
回転できる。
【0145】したがって、大径ローラ部がそれぞれ両畝
肩の肩幅に沿って進退する順応性により、この両端部の
大径ローラ部にて走行車体の走行とともに切断装置を畝
に沿って追従して進行でき、この切断装置のガイドホイ
ルが畝肩に倣って回転しながら進行してカッターに結球
野菜を確実に案内できる。
【0146】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加え、大径ローラ部は、小径ローラ部
の両端部から外方に向かって拡開した円錐形状に形成し
たので、この両端部の大径ローラ部が両畝肩を抱える状
態に接地でき、この両端部の大径ローラ部が両畝肩の肩
幅の土圧を受けて両畝肩の肩幅に沿って進退して更に肩
幅に対して順応し易くなり、畝上面部の畝幅が広いとき
は大径ローラ部がスプリングに抗してストッパーから離
間する方向の軸方向に確実に移動されて両畝肩に沿って
追従回転でき、両畝肩の肩幅が狭いときはスプリングに
て大径ローラ部がストッパーに向かって軸方向に確実に
移動されて両畝肩に沿って追従回転できる。
【0147】請求項4の発明によれば、請求項1乃至3
のいずれかの発明の効果に加え、畝追従駆動ローラは、
この畝追従駆動ローラを上下動して結球野菜の根部を切
断するカッターの切断位置を調整するローラ位置調整手
段にて支持したので、このローラ位置調整手段にて畝追
従駆動ローラを上下動調整することによりこの畝追従駆
動ローラにてカッターの結球野菜の根部を切断する切断
位置を簡単に調整することができ、かつ、この畝追従駆
動ローラにてカッターの切断位置を確実に規制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す結球野菜収穫機の
分解斜視図である。
【図2】同上結球野菜収穫機の側面図である。
【図3】同上切断装置の拡大平面図である。
【図4】同上側面面図である。
【図5】同上切断装置の畝追従駆動ローラの一部を切欠
した拡大平面図である。
【図6】同上分解斜視図である。
【図7】同上結球野菜収穫機の平面図である。
【図8】同上搬送装置の拡大平面図である。
【図9】同上切断作業時の拡大正面図である。
【図10】同上第2の作業台の側面図である。
【図11】同上切断装置を有する搬送装置を持ち上げた
状態を示す結球野菜収穫機の側面図である。
【図12】同上結球野菜収穫機の全体の説明斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車体 20 搬送装置 84 切断装置 102 カッター 115 ガイドホイル 132 畝追従駆動ローラ 133a 小径ローラ部 133b 大径ローラ部 145 ローラ位置調整手段 180 スプリング 183 ストッパー A 結球野菜 B 結球野菜の根部 C 切り株 D 畝 E 畝肩
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 智彦 埼玉県大宮市日進町一丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 加藤 啓造 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 宮本 一正 長野県小県郡丸子町大字塩川5155番地 松 山株式会社内 (72)発明者 平本 実 長野県小県郡丸子町大字塩川5155番地 松 山株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体と、この走行車体の前方に設け
    られ圃場に植栽された結球野菜を植栽状態でこの結球野
    菜の根部を切断する切断装置と、前記走行車体に設けら
    れ前記切断装置にて根部を切断された結球野菜を植栽状
    態で搬送する搬送装置と、を具備し、 前記切断装置は、前記結球野菜の根部を切断するカッタ
    ーと、このカッターの前方に位置して回転自在に設けら
    れ前記結球野菜を植栽した畝肩に倣って回転し前記結球
    野菜の姿勢を整えてこの結球野菜を前記カッターに案内
    するガイドホイルと、前記カッターの後方に位置して回
    転自在に設けられこのカッターの切断位置を規制すると
    ともに前記結球野菜を植栽した畝に沿って追従する畝追
    従駆動ローラと、を有し、 前記畝追従駆動ローラは、前記カッターにて結球野菜の
    根部を切断後の切り株上を回転走行する小径ローラ部
    と、この小径ローラ部の両端部にそれぞれ軸方向に進退
    可能に設けられ両畝肩上に所定の接地圧で接地し両畝肩
    に沿って追従して回転走行する前記小径ローラ部より大
    径の大径ローラ部と、を有する、 ことを特徴とする結球野菜収穫機。
  2. 【請求項2】 大径ローラ部は、小径ローラ部の両端部
    に軸方向に進退可能にスプライン嵌合され、小径ローラ
    部の両端近傍部に形成されたストッパーに当接する方向
    に向かって常時スプリングにて附勢されている、 ことを特徴とする請求項1記載の結球野菜収穫機。
  3. 【請求項3】 大径ローラ部は、小径ローラ部の両端部
    から外方に向かって拡開した円錐形状に形成されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1または2記載の結球野菜収穫
    機。
  4. 【請求項4】 畝追従駆動ローラは、この畝追従駆動ロ
    ーラを上下動して結球野菜の根部を切断するカッターの
    切断位置を調整するローラ位置調整手段にて支持されて
    いる、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の結
    球野菜収穫機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102433543B1 (ko) * 2021-10-29 2022-08-18 순천대학교 산학협력단 두둑의 경사를 추종하며 배추를 수확하는 배추수확기

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KR102433543B1 (ko) * 2021-10-29 2022-08-18 순천대학교 산학협력단 두둑의 경사를 추종하며 배추를 수확하는 배추수확기

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