JPH11242602A - 動的ワークエリア制御方式,それを用いた装置および動的ワークエリア制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

動的ワークエリア制御方式,それを用いた装置および動的ワークエリア制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH11242602A
JPH11242602A JP4332998A JP4332998A JPH11242602A JP H11242602 A JPH11242602 A JP H11242602A JP 4332998 A JP4332998 A JP 4332998A JP 4332998 A JP4332998 A JP 4332998A JP H11242602 A JPH11242602 A JP H11242602A
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JP
Japan
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task
work area
work
management
memory
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JP4332998A
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Yoko Jingu
葉子 神宮
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仮想アドレスを持たないシステムにおいて、同
じタスクを複数起動してもタスクからアクセスする固定
アドレスが重ならないようにする。 【解決手段】OSの管理するメモリ空間を制御してメモ
リを割り当てるメモリ管理部28と、発生した事象に対
して次に動作させる必要のあるタスクをスケジューリン
グし、ワークベースにセットされたワークエリア先頭ア
ドレスを旧動作タスクから新動作タスクに切替えて順次
実行させるタスク管理/スケジューラ26と、メモリ管
理部28からタスク生成時に通知されたワークエリアの
サイズと先頭アドレスをタスク管理/スケジューラ26
に備えられたタスク管理テーブルに格納するとともに、
タスク管理/スケジューラ26によって決定されたタス
クのワークエリア先頭アドレスをタスク管理テーブルか
ら読出し、決定されたタスクがアクセスするワークベー
スにセットするワーク管理部27とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータにお
ける動的ワークエリア制御方式,それを用いた装置およ
び動的ワークエリア制御プログラムを記録した記録媒体
に関し、特にリアルタイム/マルチタスクOSにおいて
同じタスクを複数起動する場合の動的ワークエリア制御
方式,それを用いた装置および動的ワークエリア制御プ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】発生したイベント(割り込み/例外)に
対してリアルタイムに反応し、管理するマルチタスクの
中から必要なタスクにディスパッチしていくリアルタイ
ム/マルチタスクOS(オペレーティングシステム)に
おいて、従来は、個々のタスクは固定にマッピングされ
たワークエリアを使用していた。その場合、図9に示す
ように、タスクとワークエリアは1対1で存在し、その
ワークエリアの先頭アドレスは固定として扱われてい
た。従って、同じタスクを複数生成することは可能で
も、ワークエリアが重なってしまい、正しい動作ができ
なかった。
【0003】その後、メモリ等の有効利用を考えて、ワ
ークエリアをタスク生成時にOSによって動的に確保
し、タスクに引き渡すように変わってきた。そして、タ
スク側のプログラムは、OSから通知された動的なワー
クエリアを使用するために、不特定な動的ワークエリア
の先頭アドレスをベースとしたワークエリアのアクセス
が必要となった。それを実現するために、図10に示す
ワークベースに先頭アドレスを格納し、タスクを構成す
るすべてのプロセス(関数)でこのワークベースの情報
を使って、動的に確保されたワークエリアを使用した。
しかし、この方法をとっても先頭アドレスを格納するエ
リアは固定アドレスになるので、図10に示すように、
同じタスクを複数生成することは可能でも、ワークエリ
アの先頭アドレスを入れるワークベースが重なってしま
うため、結果的に動作不正を惹起することになった。
【0004】一方、同じタスクを複数起動したときのワ
ークエリアの重なりを防止するためには、仮想アドレス
機能をサポートするCPUもあり、この場合は、上述の
ワークエリアが重なってしまうことによる動作不正は、
OSがCPUの機能を使用することによって解決が可能
となる。しかし、この仮想アドレスを前提としてタスク
を記述する場合は、図11に示すように、特定の仮想ア
ドレス空間にそのタスクに必要となるメモリが用意され
ていることを前提としてプログラム記述されることか
ら、結果的に仮想アドレス空間をマッピングによる固定
アドレスへのアクセスとして記述されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術においては、同じタスクを複数起動したときにワ
ークエリアの重なりによる動作不正が生じるという問題
がある。また、ワークエリアの重なりを防止するため
に、仮想アドレス機能をサポートするCPUを使用する
ことも可能であるが、仮想アドレスをサポートしたCP
Uは高価なことから使用できるシステムとできないシス
テムが存在するため、使用するCPUによってタスクの
ワークエリアのアクセス記述を変更する必要があるとい
う問題がある。
【0006】本発明は、仮想アドレスを持たないシステ
ムにおいて、同じタスクを複数起動しても正常動作を可
能とするとともに、仮想アドレスをサポートしたCPU
/サポートしないCPU共通に同じタスクのプログラム
を使用可能として、プログラムの流用性,汎用性を向上
させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の動的ワー
クエリア制御方式は、コンピュータシステムにおけるリ
アルタイム/マルチタスクOSの動的ワークエリア制御
方式であって、仮想アドレスを持たないコンピュータシ
ステムにおいて同じタスクを複数起動した場合に、前記
タスク毎にワークエリアの先頭アドレスをOSで制御す
ることにより、前記タスクからアクセスする固定アドレ
スが重ならないようにすることを特徴とする。
【0008】本発明の第2の動的ワークエリア制御方式
は、OS内の各モジュールやタスクからの要求を受け、
OSの管理するメモリ空間を制御してメモリを割り当て
るメモリ管理部と、タスクの生成,起動をサービスする
とともに、発生した事象に対して次に動作させる必要の
あるタスクをスケジューリングし、ワークベースにセッ
トされた旧動作タスクのワークエリア先頭アドレスを新
動作タスクのワークエリア先頭アドレスに切り替えて順
次実行させていくタスク管理/スケジューラと、前記メ
モリ管理部からタスク生成時に通知されたサイズのワー
クエリアを確保し、確保したワークエリアの先頭アドレ
スを他のタスク管理情報と合わせて前記タスク管理/ス
ケジューラに備えられたタスク管理テーブルに格納する
とともに、前記タスク管理/スケジューラによって決定
されたタスクのワークエリア先頭アドレスを前記タスク
管理テーブルから読み出して、前記決定されたタスクが
アクセスするワークベースにセットするワーク管理部と
をOSに有することを特徴とする。
【0009】本発明の第3の動的ワークエリア制御方式
は、本発明の第2の動的ワークエリア制御方式におい
て、前記ワークベースを前記ワーク管理部に設けたこと
を特徴とする。
【0010】本発明の第4の動的ワークエリア制御方式
は、本発明の第2の動的ワークエリア制御方式におい
て、前記ワークベースをそれぞれのタスクに設け、前記
タスクに設けたワークベースを前記ワーク管理部に登録
することにより、前記ワーク管理部によりタスク毎のワ
ークエリアを制御することを特徴とする。
【0011】本発明のコンピュータは、本発明の第2の
動的ワークエリア制御方式を用いたことを特徴とする。
【0012】本発明のプリンタは、本発明の第2の動的
ワークエリア制御方式を用いたことを特徴とする。
【0013】本発明の記録媒体は、OS内の各モジュー
ルやタスクからの要求を受け、OSの管理するメモリ空
間を制御してメモリを割り当てるメモリ管理手段、タス
クの生成,起動をサービスするとともに、発生した事象
に対して次に動作させる必要のあるタスクをスケジュー
リングし、ワークベースにセットされた旧動作タスクの
ワークエリア先頭アドレスを新動作タスクのワークエリ
ア先頭アドレスに切り替えて順次実行させていくタスク
管理/スケジューラ手段、前記メモリ管理手段からタス
ク生成時に通知されたサイズのワークエリアを確保し、
確保したワークエリアの先頭アドレスを他のタスク管理
情報と合わせて前記タスク管理/スケジューラ手段に備
えられたタスク管理テーブルに格納するとともに、前記
タスク管理/スケジューラ手段によって決定されたタス
クのワークエリア先頭アドレスを前記タスク管理テーブ
ルから読み出して、前記決定されたタスクがアクセスす
るワークベースにセットするワーク管理手段、としてコ
ンピュータを機能させる動的ワークエリア制御プログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態が適用される
ハードウェアの構成の一例を示すブロック図であり、コ
ンピュータ1は、CPU11と、CPU11を動作させ
る命令コードを格納したROM12と、割り込みコント
ローラ13と、タイマコントローラ14と、メモリコン
トローラ15と、CPU動作に必要なRAM16と、パ
ネル18を制御するためのユーザI/Fコントローラ1
7と、LCD,LED,スイッチを備えたパネル18と
から構成されている。なお、このコンピュータ1の構成
はプリンタ等であってもよい。
【0016】図2は、図1のコンピュータにおいて動作
するOSの構成を示すブロック図であり、実行すべき処
理の最終決定権を持つニュークリアス21と、OS自身
を初期化するスタートアップルーチン22と、CPUか
ら通知される割り込みや例外の発生を受けてそれぞれの
処理に必要なハンドラを起動する割り込み/例外管理部
23と、タイマコントローラを使用してOS内の時間を
管理する時計管理部24と、タスク間の通信を行うため
のイベントフラグ等の処理を行う同期通信制御部25
と、タスクの生成,起動をサービスし、さらに、発生し
た事象に対して動作させる必要のあるタスクをスケジュ
ーリングして順次実行させていくタスク管理/スケジュ
ーラ26と、タスクを実行させるためにタスクが使用す
るワークエリアの制御を行い、タスク生成時およびタス
ク起動時にタスクが適切なワークエリアを使用できるよ
うサービスを行うワーク管理部27と、OS内の各モジ
ュールやタスクからの要求を受け、OSの管理するメモ
リ空間を制御してメモリを割り当てるメモリ管理部28
とから構成される。なお、3は図1の割り込みコントロ
ーラ13から発生する割り込みを処理する割り込みハン
ドラ,4はCPU11内で発生する例外を処理する例外
ハンドラ,5はOS管理下で動作させる処理単位であり
必要な処理が記述されたタスクである。
【0017】OS2は、発生した外部事象にリアルタイ
ム対応して、マルチに管理するタスクの中から動作させ
るタスクを判別して動作権を渡し、システムの円滑な運
用を制御する。さらに、今回発明の、ワーク管理部27
をOS2内に備えて、タスク5の使用するワークエリア
の管理を行う。
【0018】図3は、本発明の実施の形態の動作を示す
フローチャートである。図4は、本発明の第1の実施の
形態におけるタスクとワークエリアの対応を示す図であ
る。図5は、タスク管理テーブルの詳細を示す図で、こ
のタスク管理テーブルはタスク管理/スケジューラ26
に備えられている。図6は、タスクからワークエリアへ
のアクセス記述例を示す図である。
【0019】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図1〜図6を用いて詳細に説明する。
【0020】図1に示す構成のシステムにおいて、ユー
ザによるオペレーションパネルの操作、タイマによる一
定時間毎の割り込み、外部割り込み要因とつながった割
り込みコントローラ13からの割り込み等の様々な外部
要因に対し、CPU11は適切な処理を行っていく必要
がある。これを実現するために、CPU11上で動作す
るソフトウェアは、図2に示すリアルタイムマルチタス
クのOS2によって制御される。
【0021】OS2は、割り込みハンドラ3や例外ハン
ドラ4により発生した事象を処理するタスク5を複数管
理し、発生した様々な事象に対して必要なタスクを判断
して実行させる。それぞれのタスク5が動作する時にワ
ークエリアを使用するが、このワークエリアの制御が今
回の発明である。
【0022】OS2は、図2に示すように、ワーク管理
部27を備え、タスク5の使用するワークエリアを管理
する。ワーク管理部27は、タスク生成時に、それぞれ
のタスク5で使用するワークエリアの領域を準備し、準
備したタスク5のワークエリアをアクセスするために必
要なワークエリアの先頭アドレスを、図5に示す、タス
ク5を制御するための情報を格納しているタスク管理テ
ーブルの中に保存する。
【0023】また、ワーク管理部27は、図4に示すよ
うに、システム内でユニークに定義された固定アドレス
のワークベースを備えている。そして、ワーク管理部2
7は、タスク起動時やタスク切り換え時に動作させるタ
スク5の使用するワークエリアの先頭アドレスを、先に
保存したタスク管理/スケジューラ26に備えられてい
るタスク管理テーブルから取り出してこのワークベース
にセットする。すなわち、常に動作中のタスクの使用す
るワークエリア先頭アドレスがワークベースに格納され
ていることになり、タスク5から見ると、固定のワーク
ベースをベースにワークエリア参照を行うことにより、
適切なワークエリアアクセスが保証されることになる。
【0024】このワークベースは、システム設計段階で
定義し、すべてのタスク5に使用するものとして記述さ
れたプログラムコードは、この固定アドレスのワークベ
ースを使用した、ワークエリアのアクセスでプログラム
を記述する。
【0025】なお、図6には一例としてタスク5からワ
ークエリアへのC言語でのアクセス記述例を示してい
る。これにより、タスク5は、動的に用意されたワーク
エリアの場所や動的確保の実現方法を意識することなく
必要な処理を記述できる。
【0026】次に、図3のフローチャートにより、タス
ク生成,起動時の動作を説明する。
【0027】タスク生成処理においてはさまざまな処理
が行われるが、本発明のタスク生成処理は、メモリ管理
部28から動的に確保したワークエリアの先頭アドレス
をタスク管理テーブルに格納する処理である。
【0028】まず、ワーク管理部27は、メモリ管理部
28より、生成時に要求されたサイズのワークエリアを
確保する(図3のステップS11)。
【0029】そして、ワーク管理部27は、確保したエ
リアの先頭アドレスを他のタスク管理情報と合わせて、
図5に示すように、タスク管理/スケジューラ26に備
えられたタスク管理テーブルに格納する(ステップS1
2)。
【0030】次に、タスクを動作させる条件はいろいろ
あるが、その条件が満たされた場合にタスク起動処理が
行われることになる。タスク管理/スケジューラ26に
よって次に動作させるタスクが決定され、ワークベース
にセットされた旧動作タスクのワークエリア先頭アドレ
スから、新動作タスクのワークエリア先頭アドレスに切
り替えられる。本発明のタスク起動処理は、タスクを動
作可能な状態に遷移させる前に、タスク管理テーブルに
格納しておいたタスクワークエリア先頭アドレスをワー
クベースにセットする処理である。
【0031】まず、タスク管理/スケジューラ26は、
次に動作させるタスクを動作条件と照らし合わせて決定
する(ステップS21)。
【0032】そして、ワーク管理部27は、動作すると
決定されたタスクのワークエリア先頭アドレスをタスク
管理テーブルから読み出して、ワーク管理部27に備え
られたワークベースにセットする(ステップS22)。
【0033】その後、タスク管理/スケジューラ26に
よってタスクは動作可能な状態に遷移される(ステップ
S23)。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態について
図7を用いて説明する。図7は、本発明の第2の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【0035】以上説明した本発明の第1の実施の形態に
おいてはOS2側、詳しくはOS2のワーク管理部27
にワークベースを用意していたのに対し、本実施の形態
においては、タスク5側でワークベースを用意してOS
2のワーク管理部27に登録し、その後は前述の本発明
の第1の実施の形態と同様に、OS2の管理下で、タス
ク生成/切り替え時に実行権を与えるタスクのワークエ
リア先頭アドレスを格納していく。
【0036】これは、個々のタスク5がシステムで定義
された固定アドレスを使用することなく、タスク設計の
範囲で定義した固定アドレスを使用することとなるが、
同じタスクを複数起動した場合に、ワークベースが競合
するのを回避することが、OS2のワーク管理部27に
よって実現される。
【0037】以上説明したように、固定アドレスが重な
らない制御を実現することにより、その対象が物理的な
動的メモリでも、仮想メモリでも、タスク側に意識させ
ることなく、OSでその違いを吸収することができる。
【0038】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0039】図8は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示すブロック図であり、コンピュータ1と、記録媒体
6とから構成される。コンピュータ1の構成は、図1と
基本的に同じである。記録媒体6は、動的ワークエリア
制御プログラムを記録している。この記録媒体6は、磁
気ディスク,光記録ディスク,半導体メモリその他の記
録媒体であってもよい。動的ワークエリア制御プログラ
ムは、記録媒体6からコンピュータ1に読み込まれ、本
発明の第1または第2の実施の形態と同様の動作を制御
する。
【0040】
【発明の効果】上述したように、本発明の第1の効果
は、仮想アドレスを持たないシステムにおいても、タス
クからアクセスする固定アドレスが重ならないようにO
Sで管理するようにしたため、同じタスクを複数起動し
ても正常動作させることが可能となったことである。
【0041】本発明の第2の効果は、仮想アドレスをサ
ポートしたCPU/仮想アドレスをサポートしないCP
Uによる違いはOSで吸収するようにしたため、タスク
側の記述は同じものが使用可能となることから、プログ
ラムの流用性,汎用性が向上したことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が適用されるハードウェア
の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1のコンピュータにおいて動作するOSの構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるタスクとワ
ークエリアの対応を示す図である。
【図5】タスク管理テーブルの詳細を示す図である。
【図6】タスクからワークエリアへのアクセス記述例を
示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】従来のタスクとワークエリアの対応を示す図で
ある。
【図10】従来のワークベースを介したタスクとワーク
エリアの対応を示す図である。
【図11】仮想アドレスを持った従来のタスクとワーク
エリアの対応を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 11 CPU 12 ROM 13 割り込みコントローラ 14 タイマコントローラ 15 メモリコントローラ 16 RAM 17 ユーザI/Fコントローラ 18 パネル 2 OS 21 ニュークリアス 22 スタートアップルーチン 23 割り込み/例外管理部 24 時計管理部 25 同期通信制御部 26 タスク管理/スケジューラ 27 ワーク管理部 28 メモリ管理部 3 割り込みハンドラ 4 例外ハンドラ 5 タスク 6 記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにおけるリアルタ
    イム/マルチタスクOSの動的ワークエリア制御方式で
    あって、 仮想アドレスを持たないコンピュータシステムにおいて
    同じタスクを複数起動した場合に、前記タスク毎にワー
    クエリアの先頭アドレスをOSで制御することにより、
    前記タスクからアクセスする固定アドレスが重ならない
    ようにすることを特徴とする動的ワークエリア制御方
    式。
  2. 【請求項2】 OS内の各モジュールやタスクからの要
    求を受け、OSの管理するメモリ空間を制御してメモリ
    を割り当てるメモリ管理部と、 タスクの生成,起動をサービスするとともに、発生した
    事象に対して次に動作させる必要のあるタスクをスケジ
    ューリングし、ワークベースにセットされた旧動作タス
    クのワークエリア先頭アドレスを新動作タスクのワーク
    エリア先頭アドレスに切り替えて順次実行させていくタ
    スク管理/スケジューラと、 前記メモリ管理部からタスク生成時に通知されたサイズ
    のワークエリアを確保し、確保したワークエリアの先頭
    アドレスを他のタスク管理情報と合わせて前記タスク管
    理/スケジューラに備えられたタスク管理テーブルに格
    納するとともに、前記タスク管理/スケジューラによっ
    て決定されたタスクのワークエリア先頭アドレスを前記
    タスク管理テーブルから読み出して、前記決定されたタ
    スクがアクセスするワークベースにセットするワーク管
    理部とをOSに有することを特徴とする動的ワークエリ
    ア制御方式。
  3. 【請求項3】 前記ワークベースを前記ワーク管理部に
    設けたことを特徴とする請求項2記載の動的ワークエリ
    ア制御方式。
  4. 【請求項4】 前記ワークベースをそれぞれのタスクに
    設け、前記タスクに設けたワークベースを前記ワーク管
    理部に登録することにより、前記ワーク管理部によりタ
    スク毎のワークエリアを制御することを特徴とする請求
    項2記載の動的ワークエリア制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の動的ワークエリア制御方
    式を用いたことを特徴とするコンピュータ。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の動的ワークエリア制御方
    式を用いたことを特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 OS内の各モジュールやタスクからの要
    求を受け、OSの管理するメモリ空間を制御してメモリ
    を割り当てるメモリ管理手段、 タスクの生成,起動をサービスするとともに、発生した
    事象に対して次に動作させる必要のあるタスクをスケジ
    ューリングし、ワークベースにセットされた旧動作タス
    クのワークエリア先頭アドレスを新動作タスクのワーク
    エリア先頭アドレスに切り替えて順次実行させていくタ
    スク管理/スケジューラ手段、 前記メモリ管理手段からタスク生成時に通知されたサイ
    ズのワークエリアを確保し、確保したワークエリアの先
    頭アドレスを他のタスク管理情報と合わせて前記タスク
    管理/スケジューラ手段に備えられたタスク管理テーブ
    ルに格納するとともに、前記タスク管理/スケジューラ
    手段によって決定されたタスクのワークエリア先頭アド
    レスを前記タスク管理テーブルから読み出して、前記決
    定されたタスクがアクセスするワークベースにセットす
    るワーク管理手段、 としてコンピュータを機能させる動的ワークエリア制御
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
JP4332998A 1998-02-25 1998-02-25 動的ワークエリア制御方式,それを用いた装置および動的ワークエリア制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11242602A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210038A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Aplix Corp ユーザスレッドの実装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210038A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Aplix Corp ユーザスレッドの実装方法

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